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JP2739670B2 - 車両用スーパーロック装置 - Google Patents

車両用スーパーロック装置

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JP2739670B2
JP2739670B2 JP24736492A JP24736492A JP2739670B2 JP 2739670 B2 JP2739670 B2 JP 2739670B2 JP 24736492 A JP24736492 A JP 24736492A JP 24736492 A JP24736492 A JP 24736492A JP 2739670 B2 JP2739670 B2 JP 2739670B2
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Japan
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gear
lock
arc
super
rod
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JP24736492A
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ウイリアム オヘア ポール
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用スーパーロック
装置に関するものである。車両用扉のロック機構のロッ
クレバーは、その窓ガラスの隙間から、金属細棒を突っ
込んで操作すると、アンロック位置に回動出来るので、
盗難されることがあるから、前記ロックレバーに付属機
構を取付けて、金属細棒の操作では、アンロック位置に
回動出来ないようにしたものを、スーパーロック装置
(ダブルロック装置と呼ぶ人もいる)という。
【0002】
【従来技術】従来から、スーパーロック装置は公知であ
る。例えば、USP4、978、154号明細書には、
図1のように、モータaにより回転する螺杆bと、ロッ
クレバーcと、軸dと、軸dに係合させてあるスーパー
ロックレバーeと、一つの脚fがロックレバーcに係合
し、別の脚gが筒部材hに係合している回転体iと、シ
ルノブで動くレバーjとからなる構造について記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記図1の公知例は、
筒部材hと螺杆bが「ロストモーション」で接続されて
いるとされているが、ロックレバーcのロック、アンロ
ックの切替えがモータaで行なえるのかどうか不明であ
る。本発明は、一個のモータで、ロック、アンロックの
切替えを行なえるようになすとともに、スーパーロック
の施錠キャンセルまでも出来得るようにしたものであ
り、かつ、従来周知のロック装置を僅かに構造変更した
だけで、簡単に取付けることができるスーパーロック機
構としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、モー
タ1により回転する回転軸5と、該回転軸5に取付けら
れたウオーム歯車7および歯車8と、前記ウオーム歯車
7と係合して前記ウオーム歯車7の回転により回転する
扇型ウオーム車9と、該扇型ウオーム車9の回転でロッ
ク位置とアンロック位置との間回動変位するロックレバ
ー14と、該ロックレバー14に一部が軸着されていて
該ロックレバー14と連動する係合凹部33を有するス
ーパーロック杆19と、前記歯車8と噛合い前記歯車8
の回転で上下動する上下動体35により上下動させられ
前記係合凹部33に係合して前記ロックレバー14をロ
ック位置のまま動かなくするコマ34とからなる車両用
スーパーロック装置、および、モータ1により回転する
回転軸5と、該回転軸5に取付けられたウオーム歯車7
および歯車8と、外周に形成した円弧歯車13が前記ウ
オーム歯車7と係合して前記ウオーム歯車7の回転によ
り揺動回転する扇型ウオーム車9と、該扇型ウオーム車
9の基部10に軸止された出力軸11および該扇型ウオ
ーム車9の前記出力軸11と前記円弧歯車13の間に形
成した前記出力軸11を中心とする円弧長孔16と、前
記出力軸11に固定され先端部に設けたボス15を前記
円弧長孔16に係合させ前記扇型ウオーム車9の揺動回
転によりロック位置とアンロック位置との間回動変位す
るロックレバー14と、前記ボス15に基部20が軸着
され側部先側の下面に係合凹部33を形成したスーパー
ロック杆19と、該スーパーロック杆19に取付けられ
先端係合部27がバネ26の弾力で常時側方に突出する
ように付勢された係合杆23と、前記歯車8と噛合うラ
ックギヤ38を有し前記歯車8の回転で上下動する上下
動体35と、該上下動体35の上面に載置され上動して
前記係合凹部33に係合しかつ前記先端係合部27が係
合すると上動したまま下動はしなくなるコマ34とから
なる車両用スーパーロック装置、および、前記におい
て、前記コマ34は常時縮小するバネ37により上下動
体35の上面に取付けた車両用スーパーロック装置、お
よび、前記において、前記円弧長孔16と前記ボス15
の関係は、前記ボス15がアンロック位置のときは前記
円弧長孔16の内端に前記ボス15が接合するが、前記
ボス15がロック位置のときは前記円弧長孔16の内端
と前記ボス15とは接合せず両者間に隙間46を形成し
た車両用スーパーロック装置、および、前記において、
前記円弧長孔16と前記円弧歯車13との間に、円弧溝
17を形成し、該円弧溝17に前記係合杆23の突起2
8を係合させた車両用スーパーロック装置、および、前
記において、前記スーパーロック杆19には左右方向の
グローブ22を形成し、該グローブ22に前記係合杆2
3を係合させた車両用スーパーロック装置としたもので
ある。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1はモータ、2はモータ1の駆動軸、3は該駆動軸2に
固定されている駆動歯車、4は該駆動歯車3と噛合う受
動歯車、5は該受動歯車4を固定した回転軸で、該回転
軸5の一端はケース6に対して軸止され、前記回転軸5
の他端もケース6に対して軸止されている。該回転軸5
の一端部と他端部の中間位置には、ウオーム歯車7が固
着され、且つ、該回転軸5の他端部には、歯車8が固着
される。9は扇形ウオーム車で、基部10は出力軸11
が固着され、円弧部12には、前記ウオーム歯車7に噛
合う円弧歯車13に形成される。
【0006】前記出力軸11にはロックレバー14が固
着される(図12)。図12のロックレバー14は短冊
型であるが、ロックレバー14はL型とかその他種々の
型に形成される。ロックレバー14の先端部(下端部)
には、ボス15を一体的に取付けて表側に突出させ、該
ボス15を扇形ウオーム車9に形成した出力軸11を中
心とする円弧長孔16に係合させる(図15)。円弧長
孔16は、出力軸11と円弧歯車13との中間位置に設
けられる。円弧長孔16と円弧歯車13の間には、円弧
長孔16と平行の円弧溝17(円弧孔でもよい)が設け
られている。
【0007】前記ボス15は、円弧長孔16より表側に
突き出し(図4〜14は正面図である)、その突出端1
8に(図15)、スーパーロック杆19の基部20を軸
着する。該スーパーロック杆19は、前記回転軸5と平
行方向に長く形成され、下側21にはスーパーロック杆
19の長さ方向にグローブ22を形成し、グローブ22
に係合杆23を嵌合させる。係合杆23にはその長さ方
向に長い長孔24を形成し、該長孔24の基部側に、ス
ーパーロック杆19側から突出する突起25を係合さ
せ、突起25以外の部分には突張バネ26を係合させ
る。したがって、係合杆23は突張バネ26の弾力で、
常時、先端側がグローブ22より突き出るように付勢さ
れる。27は係合杆23の先端係合部で、先端係合部2
7は突張バネ26の弾力で、係合杆23が突起25に当
って停止するまで突き出す。前記係合杆23の基部側
は、前記円弧溝17に臨み、係合杆23から突出す突起
28が、前記円弧溝17内に係合する。
【0008】前記スーパーロック杆19の先端の上部に
は、伸張するバネ29で下動する押え体30が設けら
れ、押え体30により前記スーパーロック杆19を弾力
的に常時下方に押圧する。31はスーパーロック杆19
の先端側から横に突出するピンで、ピン31は、ケース
6側に形成した棚32上に当接する。棚32は僅かの円
弧面に形成されている。スーパーロック杆19の先端の
下面側には、係合凹部33が形成される。該係合凹部3
3にコマ34が下側から係合するとスーパーロック杆1
9は左右方向に動かなくなり、スーパーロック杆19に
ボス15を介して係合しているロックレバー14も動か
なくなるから、所謂スーパーロックされ、針金等でロッ
クレバー14を動かして盗難しようとしても、扉は開か
ない。
【0009】コマ34は前記歯車8の回転で上下動する
上下動体35の上面に重合されており、上下動体35の
上面側に凹部36を形成し、凹部36内に常に縮小しよ
うとする縮小コイルバネ37を固定し、該縮小コイルバ
ネ37の上端にコマ34を固定して、縮小コイルバネ3
7の弾力で常時上下動体35の上面側に弾着させてあ
る。上下動体35には前記歯車8が係合する上下方向の
ラックギヤ38が形成され、歯車8が回転すると、上下
動体35は上下動する。係合杆23は、グローブ22に
沿ってb方向に移動して、先端係合部27がグローブ2
2より突出すと、コマ34の側面に形成した溝39に係
合する。40は上下動体35を上下動させる案内溝、4
1はコマ34の上部係合部である。図では、前記ラック
ギヤ38が上動すると、前記ラックギヤ38は先端係合
部27及びスーパーロック杆19の下側21と衝突する
位置にあるが、互いは衝突しないように、前後方向に位
置がずれて設けられている。
【0010】図13のように、ロックレバー14には、
その下端部に回動方向に長い移動接点42が設けられ、
移動接点42の一端側はアンロック位置用接点43とロ
ック位置用接点44に選択接触し、移動接点42の他端
側は共通接点45に接触している。
【0011】図11はアンロック位置であるが、アンロ
ック位置で、前記上下動体35が上動すると、コマ34
の上部係合部41は、係合凹部33には係合せず、係合
凹部33の先の部分の下面に衝突するので、そのままで
はコマ34は係合しないが、そのときは図14のように
スーパーロック杆19全体を上動させ、アンロック位置
からロック位置に変位すると、コマ34の上部係合部4
1は係合凹部33に臨んで両者は係合する。前記バネ2
9と押え体30はこのときスーパーロック杆19を下動
させる。
【0012】なお、図12のように、前記扇形ウオーム
車9の円弧長孔16とロックレバー14のボス15の関
係位置は、扇形ウオーム車9が図12のように、センタ
ー位置のとき、ロックレバー14がアンロック位置で
は、そのボス15は円弧長孔16の右端に接触するが、
ロックレバー14がロック位置では、そのボス15は仮
線位置のように円弧長孔16の左端に接触せず、円弧長
孔16の左端には僅かの隙間46が形成されている。
【0013】図16には、スーパーロック状態に検知す
るスイッチ47を示す。図7、8のスーパーロック状態
ではコマ34の上部係合部41が、スーパーロック杆1
9の係合凹部33に嵌り込むが、すると、スイッチ47
を押圧してONにする。しかして、スーパーロックの必
要が無くなったときは、キー操作すると、スイッチ47
がOFFになる迄モータ1に通電し、通常のロック位置
にする。
【0014】図2と図3は、上記のものを取付けること
ができる通常のロック装置で、48は車体側に取付けて
あるストライカ、49は扉側に取付けられているロック
装置本体、50はラッチ、51はラチェット、52はオ
ープンレバー、53は上下動杆、54はラチェットの突
起、55は上下動杆53の当接部55であり、図2で
は、アンロック状態で、扉内外のハンドルを開扉操作し
た場合であり、オープンレバー52は矢印方向に回転
し、上下動杆53は下降して、その当接部55でラチェ
ット51のラチェットの突起54を下動させるから、ラ
チェット51の爪はラッチ50から離れてラッチ50を
逆転させ開扉する。
【0015】図3は、ロックレバー14がロック位置に
回動しており、この状態で、オープンレバー52を回転
させて上下動杆53を回動させても、当接部55はラチ
ェットの突起54に当たらず空振りであり、ラッチ50
とストライカ48の係合はされたままだから、扉は開か
ない。
【0016】しかして、いたずらで、針金等をさし込ん
で、ロックレバー14を回動させると、ロックレバー1
4は図2のアンロック状態に変位するので盗難が可能に
なるが、前記のスーパーロック装置は、これを防止す
る。
【0017】
【作用】次に作用を述べる。 (図4と図12の作用)併せて図13も参照されたい。
図4の状態は、アンロック状態である。ロックレバー1
4は図12の位置にあり、ロックレバー14の下端の接
点42は、共通接点45とアンロック位置用接点43に
接触している。この状態は、アンロック状態であるか
ら、図2のように、オープンレバー52を開扉操作する
と、当接部55で突起54を押し下げ、ラチェット51
をラッチ50から離脱させて開扉する。
【0018】(図7、8と図12の作用)図4の状態
で、キー施錠操作すると、モータ1に通電して、駆動軸
2を回転させ、駆動歯車3と受動歯車4を介して回転軸
5を回転させ、回転軸5のウオーム歯車7を回転させ
て、ウオーム歯車7と噛合う円弧歯車13により扇形ウ
オーム車9をb方向に揺動させる(図7)。扇形ウオー
ム車9がb方向に揺動すると、円弧長孔16の右端でボ
ス15を押すから、ロックレバー14の位置をアンロッ
ク位置よりロック位置に変位させる。
【0019】他方、歯車8も回転するから、図7のよう
に歯車8と噛合うラックギヤ38の作用により案内溝4
0に嵌合している上下動体35を上動させ、また、コマ
34も一緒に上動させる。しかし、最初のうちは、コマ
34が上動しても、うまく係合凹部33に命中しないか
ら、図14のように、スーパーロック杆19を持ち上げ
てしまうが、扇形ウオーム車9のb方向の揺動が完了す
ると、コマ34の上部係合部41は係合凹部33に完全
に命中する位置になり、下方から嵌まり込み、同時に、
突張バネ26の弾力で飛び出す係合杆23の先端係合部
27がコマ34の溝39に係合するので、スーパーロッ
ク杆19はコマ34の係合により動かなくなり、スーパ
ーロック杆19にボス15により係合しているロックレ
バー14は、外部から、針金等の操作でアンロック位置
に回動させようとしても動かず、所謂スーパーロック
(又はダブルロック)される。
【0020】図7のスーパーロック後は、扇形ウオーム
車9はセンタ復帰バネの作用で図8の位置になる。セン
タ復帰バネの作用により、扇形ウオーム車9が図8の位
置になると、本実施例の構造では、回転軸5を扇形ウオ
ーム車9の円弧歯車13により戻し回転させ、逆転する
歯車8により、上下動体35を下動させるが、コマ34
と上下動体35は別体構造であるから、コマ34を残し
て上下動体35のみが下動し、扇形ウオーム車9のセン
タ復帰を円滑に行なえる。このとき、ボス15と円弧長
孔16の左端との間には隙間46が形成される。
【0021】(図9、10の作用)図9、10は、スー
パーロック キャンセルの状態を図示している。スーパ
ーロックをキャンセルしないと、アンロックにすること
はできない。スーパーロックをキャンセルするときは、
車内等任意の位置に設けたスイッチを操作すると、前記
モータ1に通電して、駆動軸2、駆動歯車3、受動歯車
4、回転軸5を介してウオーム歯車7を回転させ、ウオ
ーム歯車7と噛合う円弧歯車13により扇形ウオーム車
9を少しだけa方向に回転させる。好適には約6°がよ
い。しかして、ボス15と円弧長孔16の左端との間に
は隙間46が形成されているので、その隙間46分だ
け、扇形ウオーム車9が回転すると、ロックレバー14
はロック位置のまま動かず、したがって、スーパーロッ
ク杆19も動かないが、係合杆23だけは、その右端の
突起28が円弧溝17の左端に当接し、扇形ウオーム車
9の約6°のa方向の動きにより突起28を押すので、
係合杆23はa方向に移動して、その先端係合部27は
コマ34の溝39より抜ける。
【0022】先端係合部27がコマ34の溝39より抜
けると、縮小バネ37の縮小作用でコマ34は下降し、
スーパーロック杆19は自由となり、キャンセルされ
る。図は、センタ復帰バネにより、扇形ウオーム車9が
センタに戻った状態を示す。
【0023】(図11の作用)図10のロック位置にあ
るロックレバー14を、モータ1の回転により、アンロ
ック位置にする場合である。実施例では、扇形ウオーム
車9を約32°a方向に揺動させるものである。キー操
作により、モータ1に通電すると、駆動軸2、駆動歯車
3、受動歯車4、回転軸5、ウオーム歯車7を介して扇
形ウオーム車9を揺動させ、円弧長孔16の左端でボス
15をa方向に移動させて、ロックレバー14をアンロ
ック位置にする。
【0024】
【発明の効果】前記のように、図1の公知例は、筒部材
hと螺杆bが「ロストモーション」で接続されていると
されているが、ロックレバーcのロック、アンロックの
切替えがモータaで行なえるのかどうか不明である。
【0025】しかるに、本発明は、モータ1により回転
する回転軸5と、該回転軸5に取付けられたウオーム歯
車7および歯車8と、前記ウオーム歯車7と係合して前
記ウオーム歯車7の回転により回転する扇型ウオーム車
9と、該扇型ウオーム車9の回転でロック位置とアンロ
ック位置との間回動変位するロックレバー14と、該ロ
ックレバー14に一部が軸着されていて該ロックレバー
14と連動する係合凹部33を有するスーパーロック杆
19と、前記歯車8と噛合い前記歯車8の回転で上下動
する上下動体35により上下動させられ前記係合凹部3
3に係合して前記ロックレバー14をロック位置のまま
動かなくするコマ34とからなる車両用スーパーロック
装置としたから、 a.一個のモータ1で回転する回転軸5に取付けたウオ
ーム歯車7で扇型ウオーム車9を回転させることによ
り、ロックレバー14をロック位置とアンロック位置と
の間回動変位させるとともに、スーパーロック杆19も
移動させることができ、 b.また、前記モータ1で回転する回転軸5に取付けた
歯車8により、コマ34を上動させて、スーパーロック
杆19の係合凹部33にコマ34を係合させることによ
り、前記ロックレバー14をロック位置のまま動かなく
してスーパーロックすることができる。 c.前記のように、一つの回転軸5に取付けたウオーム
歯車7と歯車8で、ロックレバー14のロック位置とア
ンロック位置との切替えと、スーパーロックの施錠がで
きるので、機構が簡単である。
【0026】また、モータ1により回転する回転軸5
と、該回転軸5に取付けられたウオーム歯車7および歯
車8と、外周に形成した円弧歯車13が前記ウオーム歯
車7と係合して前記ウオーム歯車7の回転により揺動回
転する扇型ウオーム車9と、該扇型ウオーム車9の基部
10に軸止された出力軸11および該扇型ウオーム車9
の前記出力軸11と前記円弧歯車13の間に形成した前
記出力軸11を中心とする円弧長孔16と、前記出力軸
11に固定され先端部に設けたボス15を前記円弧長孔
16に係合させ前記扇型ウオーム車9の揺動回転により
ロック位置とアンロック位置との間回動変位するロック
レバー14と、前記ボス15に基部20が軸着され側部
先側の下面に係合凹部33を形成したスーパーロック杆
19と、該スーパーロック杆19に取付けられ先端係合
部27がバネ26の弾力で常時側方に突出するように付
勢された係合杆23と、前記歯車8と噛合うラックギヤ
38を有し前記歯車8の回転で上下動する上下動体35
と、該上下動体35の上面に載置され上動して前記係合
凹部33に係合しかつ前記先端係合部27が係合すると
上動したまま下動はしなくなるコマ34とからなる車両
用スーパーロック装置としたから、 d.扇型ウオーム車9の基部1の出力軸11を中心とす
る円弧長孔16に、ロックレバー14の先端部に設けた
ボス15を係合させ、そのボス15に側部先側の下面に
係合凹部33を形成したスーパーロック杆19を軸着し
たので、簡単な構成でロックレバー14とスーパーロッ
ク杆19を連動させうる。 e.コマ34の側面に形成した溝に、バネ26の弾力で
常時側方に突出するように付勢された係合杆23の先端
係合部27が係合するようにしたので、前記コマ34は
上動したまま下がらなくできるから、完全なスーパーロ
ックになる。
【0027】また、前記において、前記コマ34は常時
縮小するバネ37により上下動体35の上面に取付けた
車両用スーパーロック装置としたから、扇型ウオーム車
9がセンター復帰するとき、回転軸5を逆転させても、
コマ34を残して上下動体35だけを下動でき、扇型ウ
オーム車9のセンター復帰が容易にできる。
【0028】また、前記において、前記円弧長孔16と
前記ボス15の関係は、前記ボス15がアンロック位置
のときは前記円弧長孔16の内端に前記ボス15が接合
するが、前記ボス15がロック位置のときは前記円弧長
孔16の内端と前記ボス15とは接合せず、両者間に隙
間46を形成した車両用スーパーロック装置としたか
ら、前記隙間46を利用して、スーパーロックを解除
し、普通のロックにすることができる。
【0029】また、前記において、前記円弧長孔16と
前記円弧歯車13との間に、円弧溝17を形成し、該円
弧溝17に前記係合杆23の突起28を係合させた車両
用スーパーロック装置としたから、隙間46を利用し
て、スーパーロックを解除し、普通のロックにすること
ができる。
【0030】また、前記において、前記スーパーロック
杆19には左右方向のグローブ22を形成し、該グロー
ブ22に前記係合杆23を係合させた車両用スーパーロ
ック装置としたから、係合杆23の取付も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知例図。
【図2】 アンロック状態図。
【図3】 ロック状態図。
【図4】 本発明のアンロック状態図。
【図5】 スーパーロック杆の正面図。
【図6】 係合杆の正面図。
【図7】 スーパーロックストロークの正面図。
【図8】 スーパーロック完了の正面図。
【図9】 スーパーロックキャンセルの正面図。
【図10】ロック状態正面図。
【図11】ロック解除の正面図。
【図12】ロックレバーと扇形ウオーム車の正面図。
【図13】ロックレバーと接点機構の正面図。
【図14】スーパーロック完了前の正面図。
【図15】要部断面図。
【図16】スイッチの側面図。
【符号の説明】
1…モータ、2…駆動軸、3…駆動歯車、4…受動歯
車、5…回転軸、6…ケース、7…ウオーム歯車、8…
歯車、9…扇形ウオーム車、10…基部、11…出力
軸、12…円弧部、13…円弧歯車、14…ロックレバ
ー、15…ボス、16…円弧長孔、17…円弧溝、18
…突出端、19…スーパーロック杆、20…基部、21
…下側、22…グローブ、23…係合杆、24…長孔、
25…突起、26…伸張バネ、27…先端係合部、28
…突起、29…バネ、30…押え体、31…ピン、32
…棚、33…係合凹部、34…コマ、35…上下動体、
36…凹部、37…縮小コイルバネ、38…ラックギ
ヤ、39…溝、40…案内溝、41…上部係合部、42
…移動接点、43…アンロック位置用接点、44…ロッ
ク位置用接点、45…共通接点、46…隙間、47…ス
イッチ、48…ストライカ、49…ロック装置本体、5
0…ラッチ、51…ラチェット、52…オープンレバ
ー、53…上下動杆、54…突起、55…当接部、56
…センタ復帰バネ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ1により回転する回転軸5と、該
    回転軸5に取付けられたウオーム歯車7および歯車8
    と、前記ウオーム歯車7と係合して前記ウオーム歯車7
    の回転により回転する扇型ウオーム車9と、該扇型ウオ
    ーム車9の回転でロック位置とアンロック位置との間回
    動変位するロックレバー14と、該ロックレバー14に
    一部が軸着されていて該ロックレバー14と連動する係
    合凹部33を有するスーパーロック杆19と、前記歯車
    8と噛合い前記歯車8の回転で上下動する上下動体35
    により上下動させられ前記係合凹部33に係合して前記
    ロックレバー14をロック位置のまま動かなくするコマ
    34とからなる車両用スーパーロック装置。
  2. 【請求項2】 モータ1により回転する回転軸5と、該
    回転軸5に取付けられたウオーム歯車7および歯車8
    と、外周に形成した円弧歯車13が前記ウオーム歯車7
    と係合して前記ウオーム歯車7の回転により揺動回転す
    る扇型ウオーム車9と、該扇型ウオーム車9の基部10
    に軸止された出力軸11および該扇型ウオーム車9の前
    記出力軸11と前記円弧歯車13の間に形成した前記出
    力軸11を中心とする円弧長孔16と、前記出力軸11
    に固定され先端部に設けたボス15を前記円弧長孔16
    に係合させ前記扇型ウオーム車9の揺動回転によりロッ
    ク位置とアンロック位置との間回動変位するロックレバ
    ー14と、前記ボス15に基部20が軸着され側部先側
    の下面に係合凹部33を形成したスーパーロック杆19
    と、該スーパーロック杆19に取付けられ先端係合部2
    7がバネ26の弾力で常時側方に突出するように付勢さ
    れた係合杆23と、前記歯車8と噛合うラックギヤ38
    を有し前記歯車8の回転で上下動する上下動体35と、
    該上下動体35の上面に載置され上動して前記係合凹部
    33に係合しかつ前記先端係合部27が係合すると上動
    したまま下動はしなくなるコマ34とからなる車両用ス
    ーパーロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記コマ34は常時
    縮小するバネ37により上下動体35の上面に取付けた
    車両用スーパーロック装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記円弧長孔16と
    前記ボス15の関係は、前記ボス15がアンロック位置
    のときは前記円弧長孔16の内端に前記ボス15が接合
    するが、前記ボス15がロック位置のときは前記円弧長
    孔16の内端と前記ボス15とは接合せず両者間に隙間
    46を形成した車両用スーパーロック装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記円弧長孔16と
    前記円弧歯車13との間に、円弧溝17を形成し、該円
    弧溝17に前記係合杆23の突起28を係合させた車両
    用スーパーロック装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、前記スーパーロック
    杆19には左右方向のグローブ22を形成し、該グロー
    ブ22に前記係合杆23を係合させた車両用スーパーロ
    ック装置。
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