JP2712233B2 - レーザ光源 - Google Patents
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/10—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
- H01S3/106—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity
- H01S3/108—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity using non-linear optical devices, e.g. exhibiting Brillouin or Raman scattering
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Description
【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明はレーザ光源に対し、特に電気的変調信号によ
つて光強度を変調された出力レーザ光を発生し得るよう
にしたものである。
つて光強度を変調された出力レーザ光を発生し得るよう
にしたものである。
B 発明の概要 本発明はレーザ光源において、レーザ媒質から得られ
る基本波レーザ光及び変調用レーザ光の和周波を有する
出力レーザ光を得るようにしたことにより、実用上歪な
く光強度を変調してなる出力レーザ光を得ることができ
る。
る基本波レーザ光及び変調用レーザ光の和周波を有する
出力レーザ光を得るようにしたことにより、実用上歪な
く光強度を変調してなる出力レーザ光を得ることができ
る。
C 従来の技術 光情報伝送装置、例えば光記録再生装置においては、
光記録媒体に光情報を記録する際に、光記録媒体を照射
するレーザ光として、記録すべき情報によつて変調され
たレーザ光を用いるようになされている。
光記録媒体に光情報を記録する際に、光記録媒体を照射
するレーザ光として、記録すべき情報によつて変調され
たレーザ光を用いるようになされている。
ところでかかるレーザ光源としてできるだけ単波長の
レーザ光を使用すれば、その分伝送し得る情報量を増大
できると考えられることに基づいて、例えば緑色ないし
青色程度の単波長の出力レーザ光を非線形光学結晶素子
の第2高調波発生機能を利用して得るようにしたレーザ
光源が考えられている。
レーザ光を使用すれば、その分伝送し得る情報量を増大
できると考えられることに基づいて、例えば緑色ないし
青色程度の単波長の出力レーザ光を非線形光学結晶素子
の第2高調波発生機能を利用して得るようにしたレーザ
光源が考えられている。
因に半導体レーザによつて励起される固体レーザ(例
えばYAG)から例えば900〔nm〕程度の波長の基本波レー
ザ光を得、この基本波レーザ光を、第2高調波レーザ光
と位相整合するように非線形光学結晶素子に供給すれ
ば、450〔nm〕程度の波長を有する緑色ないし青色領域
の出力レーザ光を得ることができる。
えばYAG)から例えば900〔nm〕程度の波長の基本波レー
ザ光を得、この基本波レーザ光を、第2高調波レーザ光
と位相整合するように非線形光学結晶素子に供給すれ
ば、450〔nm〕程度の波長を有する緑色ないし青色領域
の出力レーザ光を得ることができる。
ここで半導体レーザのレーザ光を直接非線形光学結晶
素子に供給する手法も提案されているが、実際上、光学
的特性が良好でかつ効率良くレーザ光を発生できるよう
な半導体レーザを得ることができないために、実用化に
は困難性がある。これに対してレーザ媒質として固体レ
ーザを用いれば、半導体レーザとしてそれ程光学的特性
が良好なものを使用しなくても、実用上十分な光学的特
性及び効率の出力レーザ光を固体レーザから発生させる
ことができる。
素子に供給する手法も提案されているが、実際上、光学
的特性が良好でかつ効率良くレーザ光を発生できるよう
な半導体レーザを得ることができないために、実用化に
は困難性がある。これに対してレーザ媒質として固体レ
ーザを用いれば、半導体レーザとしてそれ程光学的特性
が良好なものを使用しなくても、実用上十分な光学的特
性及び効率の出力レーザ光を固体レーザから発生させる
ことができる。
このように、半導体レーザによつて励起される固体レ
ーザのレーザ光を供給することにより、非線形光学結晶
素子から第2高調波でなる単波長の出力レーザ光を得る
構成において、半導体レーザの駆動電流を電気的変調信
号によつて変調すれば、非線形光学結晶素子の出力レー
ザ光の光強度を変調信号に応じて変化させることがで
き、かくして実用上光情報として伝送し得る出力レーザ
光を得ることができると考えられる。
ーザのレーザ光を供給することにより、非線形光学結晶
素子から第2高調波でなる単波長の出力レーザ光を得る
構成において、半導体レーザの駆動電流を電気的変調信
号によつて変調すれば、非線形光学結晶素子の出力レー
ザ光の光強度を変調信号に応じて変化させることがで
き、かくして実用上光情報として伝送し得る出力レーザ
光を得ることができると考えられる。
D 発明が解決しようとする問題点 ところがこのようにした場合、固体レーザの蛍光寿命
が長いために、実用上変調信号として使用し得る周波数
範囲が制限される問題がある。
が長いために、実用上変調信号として使用し得る周波数
範囲が制限される問題がある。
例えば固体レーザとしてNd:YAGを用いた場合、その蛍
光寿命(すなわち固体レーザをパルス状励起光によつて
励起した後発生したレーザ光が消滅するまでの時間)は
約200〔μs〕程度の時定数をもち、従つて変調信号が
この時定数以上の周波数成分をもつている場合には固体
レーザのレーザ光が変調信号に応答し得なくなる。
光寿命(すなわち固体レーザをパルス状励起光によつて
励起した後発生したレーザ光が消滅するまでの時間)は
約200〔μs〕程度の時定数をもち、従つて変調信号が
この時定数以上の周波数成分をもつている場合には固体
レーザのレーザ光が変調信号に応答し得なくなる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、非線形
光学結晶素子に対する励起源として、蛍光寿命に基づい
て決まる応答時定数が大きなレーザ媒体を用いても、こ
れにより変調信号の周波数が制限されないようにしたレ
ーザ光源を提案しようとするものである。
光学結晶素子に対する励起源として、蛍光寿命に基づい
て決まる応答時定数が大きなレーザ媒体を用いても、こ
れにより変調信号の周波数が制限されないようにしたレ
ーザ光源を提案しようとするものである。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、励起
光源14からの励起レーザ光LA1を入射面16Aに入射するこ
とによつて励起されるレーザ媒質16において発生された
基本波レーザ光LA2を、非線形光学結晶素子11を通して
出力ミラー17及びレーザ媒質16の入射面16A間に共振さ
せる共振器CAVと、変調信号S2を発生する変調信号形成
回路21と、変調信号S2に応じて変調用レーザ光LA3を発
生する変調用レーザ22と、共振器CAVの出力ミラー17の
外側の位置に設けられ、出力ミラー17の光軸と一致する
反射光軸を有する変調光入射用ハーフミラー18とを具
え、変調用レーザ22の変調用レーザ光LA3を変調光用ハ
ーフミラー18を介して当該変調用レーザ光LA3を出力ミ
ラー17の反射光軸に沿つて共振器CAVに入射させ、これ
により非線形光学結晶素子11において基本レーザ光LA2
の第1の周波数と、変調用レーザ光LA3の第2の周波数
との和の第3の周波数を有する和周波レーザ光LA4を発
生させ、当該和周波レーザ光LA4を出力ミラー17及び変
調光用ハーフミラー18を順次介して変調出力レーザ光LA
5として出力するようにする。
光源14からの励起レーザ光LA1を入射面16Aに入射するこ
とによつて励起されるレーザ媒質16において発生された
基本波レーザ光LA2を、非線形光学結晶素子11を通して
出力ミラー17及びレーザ媒質16の入射面16A間に共振さ
せる共振器CAVと、変調信号S2を発生する変調信号形成
回路21と、変調信号S2に応じて変調用レーザ光LA3を発
生する変調用レーザ22と、共振器CAVの出力ミラー17の
外側の位置に設けられ、出力ミラー17の光軸と一致する
反射光軸を有する変調光入射用ハーフミラー18とを具
え、変調用レーザ22の変調用レーザ光LA3を変調光用ハ
ーフミラー18を介して当該変調用レーザ光LA3を出力ミ
ラー17の反射光軸に沿つて共振器CAVに入射させ、これ
により非線形光学結晶素子11において基本レーザ光LA2
の第1の周波数と、変調用レーザ光LA3の第2の周波数
との和の第3の周波数を有する和周波レーザ光LA4を発
生させ、当該和周波レーザ光LA4を出力ミラー17及び変
調光用ハーフミラー18を順次介して変調出力レーザ光LA
5として出力するようにする。
F 作用 非線形光学結晶素子11において基本波レーザ光LA2と
変調用レーザ光LA3の和周波の波長を有する出力レーザ
光LA5を形成するようにしたことにより、変調用レーザ
光LA3として、光学的特性が良好ではあるがパワーが小
さい発光素子(例えば半導体レーザ)を使用し得、これ
により全体として実用上光学的変調特性が良好でかつ効
率良く出力レーザ光LA5を送出し得るようなレーザ光源
を容易に得ることができる。
変調用レーザ光LA3の和周波の波長を有する出力レーザ
光LA5を形成するようにしたことにより、変調用レーザ
光LA3として、光学的特性が良好ではあるがパワーが小
さい発光素子(例えば半導体レーザ)を使用し得、これ
により全体として実用上光学的変調特性が良好でかつ効
率良く出力レーザ光LA5を送出し得るようなレーザ光源
を容易に得ることができる。
G 実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例 第1図において、1は全体としてレーザ光源を示し、
波長変換手段として非線形光学結晶素子11を有し、その
基本波レーザ光供給源12として励起回路13の励起信号S1
によつて励起される励起光源用半導体レーザ14から射出
されるレーザ光LA1を集光レンズ系15を通つて例えばNd:
YAGでなる固体レーザで構成されたレーザ媒質16の入射
面16Aを照射することによつてレーザ媒質16を励起する
ようになされている。
波長変換手段として非線形光学結晶素子11を有し、その
基本波レーザ光供給源12として励起回路13の励起信号S1
によつて励起される励起光源用半導体レーザ14から射出
されるレーザ光LA1を集光レンズ系15を通つて例えばNd:
YAGでなる固体レーザで構成されたレーザ媒質16の入射
面16Aを照射することによつてレーザ媒質16を励起する
ようになされている。
かくしてレーザ媒質16においてコヒーレンシが良く、
しかもパワーが比較的大きい基本波レーザ光LA2が発生
され、これが非線形光学結晶素子11を通つて出力ミラー
17の入射面17Aに射出する。
しかもパワーが比較的大きい基本波レーザ光LA2が発生
され、これが非線形光学結晶素子11を通つて出力ミラー
17の入射面17Aに射出する。
ここで出力ミラー17の入射面17A及びレーザ媒質16の
入射面16Aは、基本波レーザ光LA2を反射するような反射
特性を有し、かくして基本波レーザ光LA2は、入射面16A
及び17A間を繰り返し共振動作し、これにより、入射面1
6A及び17A間に共振器CAVが形成される。
入射面16Aは、基本波レーザ光LA2を反射するような反射
特性を有し、かくして基本波レーザ光LA2は、入射面16A
及び17A間を繰り返し共振動作し、これにより、入射面1
6A及び17A間に共振器CAVが形成される。
出力ミラー17の射出面17Bの外側における共振器CAVの
光軸上には、ハーフミラー18が設けられ、変調信号形成
回路21の変調信号S2によつて駆動される変調用半導体レ
ーザ22において発生される変調用レーザ光LA3がハーフ
ミラー18において反射されて出力ミラー17の射出面17
B、入射面17Aを通つて共振器CAVの光軸上を非線形光学
結晶素子11に供給される。
光軸上には、ハーフミラー18が設けられ、変調信号形成
回路21の変調信号S2によつて駆動される変調用半導体レ
ーザ22において発生される変調用レーザ光LA3がハーフ
ミラー18において反射されて出力ミラー17の射出面17
B、入射面17Aを通つて共振器CAVの光軸上を非線形光学
結晶素子11に供給される。
このようにして非線形光学結晶素子11には、基本波レ
ーザ光LA2と、変調用レーザ光LA3とでなる互いに異なる
周波数を有する2つのレーザ光が通るが、非線形光学結
晶素子11はこれら2つのレーザ光LA2及びLA3に対して位
相整合条件を満足する光学特性を有し、かくして非線形
光学結晶素子11において基本波レーザ光LA2の周波数w1
と変調用レーザ光LA3の周波数w2との和の周波数として w3=w1+w2 ……(1) で表される周波数w3の和周波レーザ光LA4を発生する。
ーザ光LA2と、変調用レーザ光LA3とでなる互いに異なる
周波数を有する2つのレーザ光が通るが、非線形光学結
晶素子11はこれら2つのレーザ光LA2及びLA3に対して位
相整合条件を満足する光学特性を有し、かくして非線形
光学結晶素子11において基本波レーザ光LA2の周波数w1
と変調用レーザ光LA3の周波数w2との和の周波数として w3=w1+w2 ……(1) で表される周波数w3の和周波レーザ光LA4を発生する。
この和周波レーザ光LA4は出力ミラー17を通り、さら
にハーフミラー18を通つて出力レーザ光LA5として送出
される。
にハーフミラー18を通つて出力レーザ光LA5として送出
される。
以上の構成において、出力レーザ光LA5のパワーPW3は
次式 P(W3)∝deff・E(W1)・E(W2) ……(2) のように、基本波レーザ光LA2の電場の強さE(W1)と、変
調用レーザ光LA3の電場の強さE(W2)との積に比例する。
ここでdeffは変換定数である。
次式 P(W3)∝deff・E(W1)・E(W2) ……(2) のように、基本波レーザ光LA2の電場の強さE(W1)と、変
調用レーザ光LA3の電場の強さE(W2)との積に比例する。
ここでdeffは変換定数である。
かくして(2)式に基づいて出力レーザ光LA5は、変
調用レーザ光LA3の光強度、従つて変調信号S2に応じて
パワーが変化し、その結果変調信号S2の情報をもつ光情
報を送出することができる。
調用レーザ光LA3の光強度、従つて変調信号S2に応じて
パワーが変化し、その結果変調信号S2の情報をもつ光情
報を送出することができる。
かくするにつき、変調用半導体レーザ22は、直流から
数〔GHz〕程度に亘る広帯域な応答特性をもつており、
これに応じて出力レーザ光LA5として変調信号S2の情報
を実用上高い忠実度で伝送し得る光情報を得ることがで
きる。
数〔GHz〕程度に亘る広帯域な応答特性をもつており、
これに応じて出力レーザ光LA5として変調信号S2の情報
を実用上高い忠実度で伝送し得る光情報を得ることがで
きる。
以上の構成によれば、レーザ媒質16に対する励起用レ
ーザ光LA1の光強度を変化させる必要はないので、レー
ザ媒質16として例えばNd:YAGのように200〔μs〕程度
に大きい時定数を呈するような蛍光寿命をもつものを用
いたとしても、出力レーザ光LA5として当該時定数によ
る悪影響を受けないようにし得る。
ーザ光LA1の光強度を変化させる必要はないので、レー
ザ媒質16として例えばNd:YAGのように200〔μs〕程度
に大きい時定数を呈するような蛍光寿命をもつものを用
いたとしても、出力レーザ光LA5として当該時定数によ
る悪影響を受けないようにし得る。
これに加えて上述の構成によれば、変調用半導体レー
ザ22として、主として光学的特性を重視して光学的特性
ができるだけ良好なものを選定するようにしさえすれ
ば、パワーとしてそれ程大きなものを選定する必要をな
くし得る(例えば数10〔mW〕程度のものを選定すれば良
い)。
ザ22として、主として光学的特性を重視して光学的特性
ができるだけ良好なものを選定するようにしさえすれ
ば、パワーとしてそれ程大きなものを選定する必要をな
くし得る(例えば数10〔mW〕程度のものを選定すれば良
い)。
これに対して基本波レーザ光LA2を発生する基本波レ
ーザ光供給源12として、主としてパワーを重視して光学
的特性としては実用上コヒーレンシを満足し得る程度の
ものを選定すれば良い。その結果出力レーザ光LA5とし
て光学的特性がほぼ変調用半導体レーザ22によつて決ま
る良好な光学的特性を有し、かつパワーが主として基本
波レーザ光供給源12のレーザ媒質16によつて決まる十分
大きなパワーをもつことになり、その結果変調信号に対
する応答性が良好でかつパワーが大きな出力レーザ光を
容易に発生することができる。
ーザ光供給源12として、主としてパワーを重視して光学
的特性としては実用上コヒーレンシを満足し得る程度の
ものを選定すれば良い。その結果出力レーザ光LA5とし
て光学的特性がほぼ変調用半導体レーザ22によつて決ま
る良好な光学的特性を有し、かつパワーが主として基本
波レーザ光供給源12のレーザ媒質16によつて決まる十分
大きなパワーをもつことになり、その結果変調信号に対
する応答性が良好でかつパワーが大きな出力レーザ光を
容易に発生することができる。
(G3)他の実施例 (1)上述の実施例においては、基本波レーザ光供給源
12のレーザ媒質16として、Nd:YAGでなる固体レーザを用
いた場合について述べたが、これに代え、その他の固体
レーザを用いたり、例えば気体レーザ等の他のレーザを
用いるようにしても良く、要はコヒーレントな光源でか
つパワーが比較的大きなレーザ媒質を用いるようにすれ
ば良い。この場合レーザ媒質16の励起光源は、半導体レ
ーザ14に限らず例えばフラツシユランプ等の他の手段を
用いるようにしても良い。
12のレーザ媒質16として、Nd:YAGでなる固体レーザを用
いた場合について述べたが、これに代え、その他の固体
レーザを用いたり、例えば気体レーザ等の他のレーザを
用いるようにしても良く、要はコヒーレントな光源でか
つパワーが比較的大きなレーザ媒質を用いるようにすれ
ば良い。この場合レーザ媒質16の励起光源は、半導体レ
ーザ14に限らず例えばフラツシユランプ等の他の手段を
用いるようにしても良い。
(3)上述の実施例においては、出力レーザ光LA5とし
て変調信号形成回路21から得られる変調信号S2を用いた
場合について述べたが、変調信号S2として別途出力レー
ザ光LA5のパワーを検出する出力レーザ光パワー検出手
段を設け、その検出信号を変調信号S2として変調用半導
体レーザ22にフイードバツクすることにより、出力レー
ザ光LA5のパワーを一定値に制御する(すなわち自動パ
ワー制御(APC)をする)場合にも本発明を適用し得
る。
て変調信号形成回路21から得られる変調信号S2を用いた
場合について述べたが、変調信号S2として別途出力レー
ザ光LA5のパワーを検出する出力レーザ光パワー検出手
段を設け、その検出信号を変調信号S2として変調用半導
体レーザ22にフイードバツクすることにより、出力レー
ザ光LA5のパワーを一定値に制御する(すなわち自動パ
ワー制御(APC)をする)場合にも本発明を適用し得
る。
H 発明の効果 上述のように本発明によれば、非線形光学結晶素子の
和周波レーザ光発生作用を利用して変調用レーザ光によ
つて変調出力レーザ光に伝送情報を変調できるようにす
るための手段として、共振器の出力ミラーの外側に、そ
の光軸に沿う反射光軸を有する変調光入射用ハーフミラ
ーを設け、この変調光入射用ハーフミラーを介して変調
用レーザ光を共振器に導入すると共に、変調出力レーザ
光を導出するようにしたことにより、共振器の共振動作
に構造的な変更による影響を与えないようにしながら、
変調されたレーザ光を発生させることができ、その結果
忠実度が大きくかつパワーが大きな変調出力レーザ光を
得ることができる。
和周波レーザ光発生作用を利用して変調用レーザ光によ
つて変調出力レーザ光に伝送情報を変調できるようにす
るための手段として、共振器の出力ミラーの外側に、そ
の光軸に沿う反射光軸を有する変調光入射用ハーフミラ
ーを設け、この変調光入射用ハーフミラーを介して変調
用レーザ光を共振器に導入すると共に、変調出力レーザ
光を導出するようにしたことにより、共振器の共振動作
に構造的な変更による影響を与えないようにしながら、
変調されたレーザ光を発生させることができ、その結果
忠実度が大きくかつパワーが大きな変調出力レーザ光を
得ることができる。
第1図は本発明によるレーザ光源の一実施例を示す略線
的系統図である。 1……レーザ光源、11……非線形光源結晶素子、12……
基本波レーザ光供給源、13……励起回路、14……励起光
源用半導体レーザ、16……レーザ媒質、18……ハーフミ
ラー、21……変調信号形成回路、22……変調用半導体レ
ーザ。
的系統図である。 1……レーザ光源、11……非線形光源結晶素子、12……
基本波レーザ光供給源、13……励起回路、14……励起光
源用半導体レーザ、16……レーザ媒質、18……ハーフミ
ラー、21……変調信号形成回路、22……変調用半導体レ
ーザ。
Claims (1)
- 【請求項1】励起光源からの励起レーザ光を入射面に入
射することによつて励起されるレーザ媒質において発生
された基本波レーザ光を、非線形光学結晶素子を通して
出力ミラー及び上記レーザ媒質の入射面間に共振させる
共振器と、 変調信号を発生する変調信号形成回路と、 上記変調信号に応じて変調用レーザ光を発生する変調用
レーザと、 上記共振器の上記出力ミラーの外側の位置に設けられ、
上記出力ミラーの光軸と一致する反射光軸を有する変調
光入射用ハーフミラーと を具え、上記変調用レーザの上記変調用レーザ光を上記
変調光入射用ハーフミラーを介して上記出力ミラーの反
射光軸に沿つて上記共振器に入射させ、これにより上記
非線形光学結晶素子において上記基本波レーザ光の第1
の周波数と、上記変調用レーザ光の第2の周波数との和
の第3の周波数を有する和周波レーザ光を発生させ、当
該和周波レーザ光を上記出力ミラー及び上記変調光入射
用ハーフミラーを順次介して変調出力レーザ光として出
力する ことを特徴とするレーザ光源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63040401A JP2712233B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | レーザ光源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63040401A JP2712233B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | レーザ光源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01214082A JPH01214082A (ja) | 1989-08-28 |
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