JP2709432B2 - 三脚型自在継手 - Google Patents
三脚型自在継手Info
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- JP2709432B2 JP2709432B2 JP4272551A JP27255192A JP2709432B2 JP 2709432 B2 JP2709432 B2 JP 2709432B2 JP 4272551 A JP4272551 A JP 4272551A JP 27255192 A JP27255192 A JP 27255192A JP 2709432 B2 JP2709432 B2 JP 2709432B2
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- axis
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- joint portion
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D3/205—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
- F16D3/2055—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D2003/2026—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints with trunnion rings, i.e. with tripod joints having rollers supported by a ring on the trunnion
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S464/00—Rotary shafts, gudgeons, housings, and flexible couplings for rotary shafts
- Y10S464/904—Homokinetic coupling
- Y10S464/905—Torque transmitted via radially extending pin
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外側継手部分と内側
継手部分とからなり、外側継手部分は周方向に配設され
た3個の軸に平行な凹部を有し、内側継手部材は周方向
に配設された3個の軸頸を有し、該軸頸が外側継手部分
の凹部内に係合し、軸頸上でローラ組立体が支承してあ
り、該組立体が夫々ローラ支持手段と転動する1個のロ
ーラとを含み、ローラ組立体と外側継手部分との間に支
持手段が設けてあるような三脚型自在継手に関する。
継手部分とからなり、外側継手部分は周方向に配設され
た3個の軸に平行な凹部を有し、内側継手部材は周方向
に配設された3個の軸頸を有し、該軸頸が外側継手部分
の凹部内に係合し、軸頸上でローラ組立体が支承してあ
り、該組立体が夫々ローラ支持手段と転動する1個のロ
ーラとを含み、ローラ組立体と外側継手部分との間に支
持手段が設けてあるような三脚型自在継手に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の三脚型自在継手は公知である。
一例としてドイツ国特許第2831044号を図15に
示せば、501は外側継手部分、502は内側継手部
分、503は外側継手部分の凹所508中に突き出して
いる軸頸、504は軸頸に摺動可能に嵌合されている内
側案内リング、505は中間部材、506はニードル軸
受、507はローラ、509は凹所508の両側の相対
するガイド溝を夫々表わし、内側案内リング504と中
間部材505とは球状接触面510により摺動可能であ
る。
一例としてドイツ国特許第2831044号を図15に
示せば、501は外側継手部分、502は内側継手部
分、503は外側継手部分の凹所508中に突き出して
いる軸頸、504は軸頸に摺動可能に嵌合されている内
側案内リング、505は中間部材、506はニードル軸
受、507はローラ、509は凹所508の両側の相対
するガイド溝を夫々表わし、内側案内リング504と中
間部材505とは球状接触面510により摺動可能であ
る。
【0003】又別の例としてドイツ特許第371696
2号を図16に示せば、601は外側継手部分、602
は内側継手部分、603は外側継手部分の空所607中
にある軸頸、604は内側案内リング、605はロー
ラ、608はガイド溝を夫々表わし、内側案内リング6
04とローラ605は内側案内リングの球状外周面60
9を介して回動及び摺動自在に接触している。又内側案
内リング604は軸頸603に軸受606を介して取り
付けられている。
2号を図16に示せば、601は外側継手部分、602
は内側継手部分、603は外側継手部分の空所607中
にある軸頸、604は内側案内リング、605はロー
ラ、608はガイド溝を夫々表わし、内側案内リング6
04とローラ605は内側案内リングの球状外周面60
9を介して回動及び摺動自在に接触している。又内側案
内リング604は軸頸603に軸受606を介して取り
付けられている。
【0004】これらの公知の三脚型自在継手においては
屈曲して回転しているとき、各部品間に摩擦力が働ら
き、屈曲角度が大きくなるほど大きな振動、即ち周期的
な力が発生して駆動部材へ伝達される。
屈曲して回転しているとき、各部品間に摩擦力が働ら
き、屈曲角度が大きくなるほど大きな振動、即ち周期的
な力が発生して駆動部材へ伝達される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特に
3つの特別に指摘した構造の種類を含む三脚型の継手を
改良し、屈曲して回転しているときでもローラの案内摩
擦を小さくし、継手の振動の発生を減らすことである。
3つの特別に指摘した構造の種類を含む三脚型の継手を
改良し、屈曲して回転しているときでもローラの案内摩
擦を小さくし、継手の振動の発生を減らすことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来の三脚型自在継手を
改良して振動発生等を防ぐために、ローラが外側継手部
分の案内溝内に係合させることや、ローラと外側継手部
分間の案内突部や案内溝を設けることが考えられたが、
それだけでは不充分であるので本発明ではローラ組立体
を種々の手段で弾性的に支持することが考えられた。
改良して振動発生等を防ぐために、ローラが外側継手部
分の案内溝内に係合させることや、ローラと外側継手部
分間の案内突部や案内溝を設けることが考えられたが、
それだけでは不充分であるので本発明ではローラ組立体
を種々の手段で弾性的に支持することが考えられた。
【0007】
【実施例】図1、図2、図3には本発明が適用されうる
様々の形態の三脚型自在継手が示されている。図1に実
質的に環状の内側継手部分11と周方向で配設したその径
向き円筒形軸頸12、そして1個の外側継手部分13と周方
向で配設したその凹部14を認めることができ、この場合
軸頸は凹部内に係合し、軸頸上にはなお詳しく説明する
ローラ組立体が設けてあり、そのうち1個のローラ組立
体が断面図で示してある。ローラ組立体は内面が内部円
筒形、外面が外部球形の内輪15を各1個有する。内輪15
は軸頸12に対し相対的に軸頸の軸線を基準に軸方向に振
動することができる。内輪15上で保持されたローラ支持
体16が内部球形凹部でもって揺動可能に内輪15の外部球
形外面に嵌着してある。ローラ支持体16上でニードル軸
受17を介しローラ18が回転可能に保持してある。ニード
ル軸受とローラは詳細にはローラ支持体16の半径方向内
側にある1個の肩部19と各1個の半径方向外側にある円
板20及び1個の止め輪21とにより保持される。外部球形
ローラ18はトルクに依存してそれぞれ凹部14内に設けた
軌道22の一つの上を転動する。ローラ組立体の半径方向
内側で軌道は両半片に各1個の肩部24を有する。ローラ
支持体19はローラ組立体の半径方向外側では支持面25で
支えることができる。この支持面は凹部14の各半片側で
半径方向拡張部26により軸頸の軸線を基準に軸線近傍の
範囲に限定してある。
様々の形態の三脚型自在継手が示されている。図1に実
質的に環状の内側継手部分11と周方向で配設したその径
向き円筒形軸頸12、そして1個の外側継手部分13と周方
向で配設したその凹部14を認めることができ、この場合
軸頸は凹部内に係合し、軸頸上にはなお詳しく説明する
ローラ組立体が設けてあり、そのうち1個のローラ組立
体が断面図で示してある。ローラ組立体は内面が内部円
筒形、外面が外部球形の内輪15を各1個有する。内輪15
は軸頸12に対し相対的に軸頸の軸線を基準に軸方向に振
動することができる。内輪15上で保持されたローラ支持
体16が内部球形凹部でもって揺動可能に内輪15の外部球
形外面に嵌着してある。ローラ支持体16上でニードル軸
受17を介しローラ18が回転可能に保持してある。ニード
ル軸受とローラは詳細にはローラ支持体16の半径方向内
側にある1個の肩部19と各1個の半径方向外側にある円
板20及び1個の止め輪21とにより保持される。外部球形
ローラ18はトルクに依存してそれぞれ凹部14内に設けた
軌道22の一つの上を転動する。ローラ組立体の半径方向
内側で軌道は両半片に各1個の肩部24を有する。ローラ
支持体19はローラ組立体の半径方向外側では支持面25で
支えることができる。この支持面は凹部14の各半片側で
半径方向拡張部26により軸頸の軸線を基準に軸線近傍の
範囲に限定してある。
【0008】図2には実質的に環状の内側継手部分31と
周方向で配設してこれに半径方向で取り付けた外部球形
軸頸32を認めることができ、該軸頸は周方向で配設した
凹部34を有する外側継手部分33に挿入してある。軸頸と
凹部との間に以下詳しく説明するローラ組立体が設けて
あり、そのうち1個のローラ組立体が断面図で示してあ
る。これが各1個のローラ支持体36を含み、該支持体は
内部円筒形内穴を有し、従って軸頸32上を相対的に軸頸
の軸線を基準に軸方向に摺動可能、又軸頸の軸線を基準
に揺動可能に保持してある。ローラ支持体36上でニード
ル軸受37を介しローラ38が保持してある。ニードル軸受
37とローラ38はローラ支持体上で一方で半径方向内側に
ある肩部39を介し、そして各1個の外側にある円板40及
び止め輪41を介し保持してある。凹部34の両半片はそれ
ぞれ内部円筒形軌道42を有し、該軌道に半径方向内側に
ある肩部44が反対側で続き又外側にある支持面45が続
き、該支持面はトルクが導入されるとローラ支持体44に
当接することができる。
周方向で配設してこれに半径方向で取り付けた外部球形
軸頸32を認めることができ、該軸頸は周方向で配設した
凹部34を有する外側継手部分33に挿入してある。軸頸と
凹部との間に以下詳しく説明するローラ組立体が設けて
あり、そのうち1個のローラ組立体が断面図で示してあ
る。これが各1個のローラ支持体36を含み、該支持体は
内部円筒形内穴を有し、従って軸頸32上を相対的に軸頸
の軸線を基準に軸方向に摺動可能、又軸頸の軸線を基準
に揺動可能に保持してある。ローラ支持体36上でニード
ル軸受37を介しローラ38が保持してある。ニードル軸受
37とローラ38はローラ支持体上で一方で半径方向内側に
ある肩部39を介し、そして各1個の外側にある円板40及
び止め輪41を介し保持してある。凹部34の両半片はそれ
ぞれ内部円筒形軌道42を有し、該軌道に半径方向内側に
ある肩部44が反対側で続き又外側にある支持面45が続
き、該支持面はトルクが導入されるとローラ支持体44に
当接することができる。
【0009】図3には実質的に環状の内側継手部分51と
その周方向に配設した半径方向の軸頸52、そして外側継
手部分53とその周方向に配設した軌道54を認めることが
でき、該軌道内に軸頸が係合する。軸頸と凹部との間に
は以下説明するトルクを伝達するローラ組立体が設けて
あり、そのうち1個のローラ組立体が断面図で示してあ
る。円筒形軸頸52上でそれぞれニードル軸受57を介し内
ローラ56が回転可能に支承してあり、これが球形外面を
有する。内ローラ56上で内部円筒形内面を有するローラ
58が軸頸の軸線を基準に軸方向に相対摺動可能、又軸頸
の軸線を基準に揺動可能に保持してある。ローラは凹部
54の両半片に設けた軌道62内を移動する。ニードル軸受
57と内ローラ56は円板60及び止め輪61を介し軸方向で軸
頸上で固定してある。
その周方向に配設した半径方向の軸頸52、そして外側継
手部分53とその周方向に配設した軌道54を認めることが
でき、該軌道内に軸頸が係合する。軸頸と凹部との間に
は以下説明するトルクを伝達するローラ組立体が設けて
あり、そのうち1個のローラ組立体が断面図で示してあ
る。円筒形軸頸52上でそれぞれニードル軸受57を介し内
ローラ56が回転可能に支承してあり、これが球形外面を
有する。内ローラ56上で内部円筒形内面を有するローラ
58が軸頸の軸線を基準に軸方向に相対摺動可能、又軸頸
の軸線を基準に揺動可能に保持してある。ローラは凹部
54の両半片に設けた軌道62内を移動する。ニードル軸受
57と内ローラ56は円板60及び止め輪61を介し軸方向で軸
頸上で固定してある。
【0010】図4〜図8は図1ないし図3に示す継手に
適用して案内溝等により振動を抑制しようとした例を示
している。図4の(a)にはローラ71が溝72内に係合し
た状態が平面図で示してあり、図4の(b)、(c)に
はローラ及び溝の異なる実施態様が示してある。溝係合
深さS1は、ローラに対し溝案内範囲の長さをF1 、ロー
ラ半径R1 、図示の如く、半径同志のなす角をθとした
とき、S1 =R1 (1−cos θ)という関係にある。この
発明ではF1 の長さが少なくとも半径R1 の半分の大き
さとする。即ちF1 =R1 sin θであるから、F1 ≧R
1 /2のためには、sinθ≧1/2 であり、θ>30°と
なり、ローラは少なくとも30°(全体では60°)の
角度で溝内に係合しなければならない。
適用して案内溝等により振動を抑制しようとした例を示
している。図4の(a)にはローラ71が溝72内に係合し
た状態が平面図で示してあり、図4の(b)、(c)に
はローラ及び溝の異なる実施態様が示してある。溝係合
深さS1は、ローラに対し溝案内範囲の長さをF1 、ロー
ラ半径R1 、図示の如く、半径同志のなす角をθとした
とき、S1 =R1 (1−cos θ)という関係にある。この
発明ではF1 の長さが少なくとも半径R1 の半分の大き
さとする。即ちF1 =R1 sin θであるから、F1 ≧R
1 /2のためには、sinθ≧1/2 であり、θ>30°と
なり、ローラは少なくとも30°(全体では60°)の
角度で溝内に係合しなければならない。
【0011】ローラ71の走行面73は溝底で溝72と接触し
ている。ローラ71の両方の表面74、75はわずかな遊隙で
溝の側面76、77の間を走っている。図4の(b)、
(c)に示されているように、溝72の側面76、77を丸く
し、ローラ71の上下の表面74、75を実質的に平にするか
(図の(b)の場合)、あるいは溝72の側面76、77を実
質的に平らにし、ローラ71の端面74、75を走行面73に向
かって丸くしておく(図4の(c)の場合)。そして何
れの場合も、丸みの部分以外の平らな案内範囲の深さ
は溝の深さS1 の半分かそれ以下とする。かつ丸みの部
分の半径R2 はR2 ≧R1 とする。
ている。ローラ71の両方の表面74、75はわずかな遊隙で
溝の側面76、77の間を走っている。図4の(b)、
(c)に示されているように、溝72の側面76、77を丸く
し、ローラ71の上下の表面74、75を実質的に平にするか
(図の(b)の場合)、あるいは溝72の側面76、77を実
質的に平らにし、ローラ71の端面74、75を走行面73に向
かって丸くしておく(図4の(c)の場合)。そして何
れの場合も、丸みの部分以外の平らな案内範囲の深さ
は溝の深さS1 の半分かそれ以下とする。かつ丸みの部
分の半径R2 はR2 ≧R1 とする。
【0012】さらに平らな方の部材、即ち(b)の場合
のローラ71の表面74、75、(c)の場合の溝72の側面7
6、77の隅角部に丸みを持たし、その丸みの半径R3 は
R3 ≦0.05R1 とする。このような関係にすること
は振動の抑制に都合のよいものである。図5ではローラ
78に周方向環状溝79が設けてあり、これが円筒形走行面
83を形成し、外側継手部分の案内突部80に設けた軌道84
上を走行する。走行面83の両側に案内カラー81、82が形
成してあり、該カラーは外側継手部分に対し──ローラ
軸線を基準に──半径方向遊隙を有し、又内側にあるそ
の側面は案内突部80の当該側面に対し──ローラ軸線を
基準に──軸方向遊隙を有する。
のローラ71の表面74、75、(c)の場合の溝72の側面7
6、77の隅角部に丸みを持たし、その丸みの半径R3 は
R3 ≦0.05R1 とする。このような関係にすること
は振動の抑制に都合のよいものである。図5ではローラ
78に周方向環状溝79が設けてあり、これが円筒形走行面
83を形成し、外側継手部分の案内突部80に設けた軌道84
上を走行する。走行面83の両側に案内カラー81、82が形
成してあり、該カラーは外側継手部分に対し──ローラ
軸線を基準に──半径方向遊隙を有し、又内側にあるそ
の側面は案内突部80の当該側面に対し──ローラ軸線を
基準に──軸方向遊隙を有する。
【0013】図6に示すローラ88は円筒形走行面89を有
し、該走行面でローラは外側継手部分の軌道94上を転動
し、更に端面側案内カラー91を有し、該カラーは──ロ
ーラ軸線を基準に──軸方向及び半径方向遊隙を有して
環状溝92内に係合し、環状溝92は外側継手部分に成形し
た薄板部品93により形成される。図7に示すローラ98は
2つの円筒形走行面範囲99,100とその間にある案内カラ
ー101 とを有する。後者は──ローラ軸線を基準に──
半径方向及び軸方向に遊隙を有し外側継手部分の長手溝
102 内に係合する。ローラは長手溝102 で分割された軌
道104 上を走行する。
し、該走行面でローラは外側継手部分の軌道94上を転動
し、更に端面側案内カラー91を有し、該カラーは──ロ
ーラ軸線を基準に──軸方向及び半径方向遊隙を有して
環状溝92内に係合し、環状溝92は外側継手部分に成形し
た薄板部品93により形成される。図7に示すローラ98は
2つの円筒形走行面範囲99,100とその間にある案内カラ
ー101 とを有する。後者は──ローラ軸線を基準に──
半径方向及び軸方向に遊隙を有し外側継手部分の長手溝
102 内に係合する。ローラは長手溝102 で分割された軌
道104 上を走行する。
【0014】図8では前述のものとは逆にしてあり、ロ
ーラ108 が2つの円筒形走行面範囲109, 110を有し、そ
の間に環状溝111 があり、外側継手部分の案内突部112
が──ローラ軸線を基準に──軸方向及び半径方向遊隙
を有して環状溝内に係合する。ローラは案内突部で分割
された軌道114 上を走行する。後続の図9〜図34の実施
態様は、必ずしもそれに限定するものではないが図2に
示す構造様式の継手の部分的断面図を示している。案内
手段がローラ支持体に設けてあるかぎり図1と図2に示
した種類の継手の場合に適用を行うことができ、案内手
段がローラ自体に設けてあるかぎりやはり図3の構造態
様に適用が可能である。
ーラ108 が2つの円筒形走行面範囲109, 110を有し、そ
の間に環状溝111 があり、外側継手部分の案内突部112
が──ローラ軸線を基準に──軸方向及び半径方向遊隙
を有して環状溝内に係合する。ローラは案内突部で分割
された軌道114 上を走行する。後続の図9〜図34の実施
態様は、必ずしもそれに限定するものではないが図2に
示す構造様式の継手の部分的断面図を示している。案内
手段がローラ支持体に設けてあるかぎり図1と図2に示
した種類の継手の場合に適用を行うことができ、案内手
段がローラ自体に設けてあるかぎりやはり図3の構造態
様に適用が可能である。
【0015】図4〜図8に示す案内突部、案内溝等を用
いたものでは必ずしも充分ではない。図9以下に本発明
を示すが、本発明と図4〜図8に示される改良を組み合
わせればさらに効果が増大することも考えられる。 図9
以下に示す本発明の説明では、図2に示す構造様式の継
手についてなされているが、それに限定されるものでは
ない。
いたものでは必ずしも充分ではない。図9以下に本発明
を示すが、本発明と図4〜図8に示される改良を組み合
わせればさらに効果が増大することも考えられる。 図9
以下に示す本発明の説明では、図2に示す構造様式の継
手についてなされているが、それに限定されるものでは
ない。
【0016】図9は本発明の第1の発明の側断面図、図
10はローラ組立体の平面図を示している。図9に示し
た環状の内側継手部分221 に3個の周方向に配設した軸
頸222 の一つと球形軸頸端を認めることができる。内側
継手部分221 は軸頸に対応して周方向に配設した3個の
外向き開口凹部224 の一つを有する外側継手部分223 内
に係合する。凹部は薄板からなるスリーブ部品225 を外
側継手部分223 に嵌着して外部から閉覆してある。球形
軸頸端と凹部との間に設けてあるローラ組立体226 は1
個の内部円筒形ローラ支持体227 とそのうえでニードル
軸受228 により回転可能に保持された1個のローラ229
とを含む。ローラ支持体227 は純粋に環状円筒形であ
る。ローラ239 は──継手の軸線を基準に──半径方向
内側の、──ローラ軸線を基準に──半径方向外向きの
カラー231 を有し、こうしてローラ組立体の入れ子式部
品が互いに相対的に保持される。半径方向外側の外向き
環状肩部232 でもってローラ229 が案内溝233 内に係合
し、該溝に対しローラは──ローラ軸線を基準に──半
径方向遊隙と僅かな軸方向遊隙を有する。軸頸からロー
ラ支持体227 へと半径方向外側に伝達される力に対し、
ローラ支持体227 は弾性中間円板230 を介し凹部224 の
底で直接支えられ、他方半径方向内側でローラ組立体の
支持はローラ229 の環状肩部232 により案内溝233 に対
し行われる。
10はローラ組立体の平面図を示している。図9に示し
た環状の内側継手部分221 に3個の周方向に配設した軸
頸222 の一つと球形軸頸端を認めることができる。内側
継手部分221 は軸頸に対応して周方向に配設した3個の
外向き開口凹部224 の一つを有する外側継手部分223 内
に係合する。凹部は薄板からなるスリーブ部品225 を外
側継手部分223 に嵌着して外部から閉覆してある。球形
軸頸端と凹部との間に設けてあるローラ組立体226 は1
個の内部円筒形ローラ支持体227 とそのうえでニードル
軸受228 により回転可能に保持された1個のローラ229
とを含む。ローラ支持体227 は純粋に環状円筒形であ
る。ローラ239 は──継手の軸線を基準に──半径方向
内側の、──ローラ軸線を基準に──半径方向外向きの
カラー231 を有し、こうしてローラ組立体の入れ子式部
品が互いに相対的に保持される。半径方向外側の外向き
環状肩部232 でもってローラ229 が案内溝233 内に係合
し、該溝に対しローラは──ローラ軸線を基準に──半
径方向遊隙と僅かな軸方向遊隙を有する。軸頸からロー
ラ支持体227 へと半径方向外側に伝達される力に対し、
ローラ支持体227 は弾性中間円板230 を介し凹部224 の
底で直接支えられ、他方半径方向内側でローラ組立体の
支持はローラ229 の環状肩部232 により案内溝233 に対
し行われる。
【0017】図11は第2の発明の側断面図、図12に
はローラ組立体の平面図である。図11に示した実質的
に環状の内側継手部分241 に3個の周方向に配設した軸
頸242 の一つを認めることができ、これが部分球形軸頸
端を備えている。内側継手部分は軸頸に対応して周方向
に配設した3個の凹部244 の一つを有する外側継手部分
243 内に挿入してある。球形軸頸端と凹部との間にロー
ラ組立体246 が設けてある。外側継手部分内に、凹部24
4 の範囲で部分的に軸方向で溝を付けてスリーブ245 が
挿入してあり、該スリーブはローラ組立体246 用に──
継手の軸線を基準に──半径方向ホルダを形成する。こ
れがローラ支持体247 を含み、これが内部円筒形凹部を
有し、該凹部内で部分球形軸頸が──ローラ軸線を基準
に──軸方向に変位可能、又揺動可能に案内してある。
ローラ支持体247 上でニードル軸受248 を介し実質的に
内部円筒形及び外部円筒形ローラ249 が支承してある。
これは外側継手部分243 又は薄板スリーブ245 に対し─
─継手の軸線を基準に──僅かな半径方向遊隙を有し、
ローラ支持体252 は半径方向外側では肩部249で、そし
て半径方向内側ではスリーブ245 の縁で、そして──横
に延びた軸線Qを中心とした傾動運動に対し──中央の
案内レール255 で支えてある。この発明では薄板スリー
ブ245 によってローラ組立体では弾性的に支持され、振
動が抑制されている。
はローラ組立体の平面図である。図11に示した実質的
に環状の内側継手部分241 に3個の周方向に配設した軸
頸242 の一つを認めることができ、これが部分球形軸頸
端を備えている。内側継手部分は軸頸に対応して周方向
に配設した3個の凹部244 の一つを有する外側継手部分
243 内に挿入してある。球形軸頸端と凹部との間にロー
ラ組立体246 が設けてある。外側継手部分内に、凹部24
4 の範囲で部分的に軸方向で溝を付けてスリーブ245 が
挿入してあり、該スリーブはローラ組立体246 用に──
継手の軸線を基準に──半径方向ホルダを形成する。こ
れがローラ支持体247 を含み、これが内部円筒形凹部を
有し、該凹部内で部分球形軸頸が──ローラ軸線を基準
に──軸方向に変位可能、又揺動可能に案内してある。
ローラ支持体247 上でニードル軸受248 を介し実質的に
内部円筒形及び外部円筒形ローラ249 が支承してある。
これは外側継手部分243 又は薄板スリーブ245 に対し─
─継手の軸線を基準に──僅かな半径方向遊隙を有し、
ローラ支持体252 は半径方向外側では肩部249で、そし
て半径方向内側ではスリーブ245 の縁で、そして──横
に延びた軸線Qを中心とした傾動運動に対し──中央の
案内レール255 で支えてある。この発明では薄板スリー
ブ245 によってローラ組立体では弾性的に支持され、振
動が抑制されている。
【0018】図13は第3発明の側断面図、図14はロ
ーラ組立体の平面図である。図13には3個の周方向で
配設した軸頸362 の一つを有する内側継手部分361が示
してある。内側継手部分は実質的に環状形状の外側継手
部分363 内に係合し、それぞれ軸頸が係合する3個の周
方向で配設した凹部364 の一つが示してある。球形軸頸
端と凹部364 に設けた軌道373 との間に、以下説明する
ローラ組立体366 が設けてある。これはローラ支持体36
7 からなり、これが内部円筒形凹部を有し、該凹部内で
軸頸362 の球形端が半径方向に摺動可能、揺動可能に案
内してある。ローラ支持体上でニードル軸受368 を介し
ローラ369 が回転可能に保持してあり、軸受とローラは
円板371 及び止め輪370 を介し案内肩部372 に対し固定
してある。これは半径方向外向きの摺動に対し凹部364
の肩部376 で、そしてローラを横切る軸線Qを中心とす
る傾動モーメントに対し案内レール375 で支えてある。
半径方向内側ではローラ支持体367 はばね378 を介し環
状内側継手部分361 の支持肩部379 で直接支えてある。
ーラ組立体の平面図である。図13には3個の周方向で
配設した軸頸362 の一つを有する内側継手部分361が示
してある。内側継手部分は実質的に環状形状の外側継手
部分363 内に係合し、それぞれ軸頸が係合する3個の周
方向で配設した凹部364 の一つが示してある。球形軸頸
端と凹部364 に設けた軌道373 との間に、以下説明する
ローラ組立体366 が設けてある。これはローラ支持体36
7 からなり、これが内部円筒形凹部を有し、該凹部内で
軸頸362 の球形端が半径方向に摺動可能、揺動可能に案
内してある。ローラ支持体上でニードル軸受368 を介し
ローラ369 が回転可能に保持してあり、軸受とローラは
円板371 及び止め輪370 を介し案内肩部372 に対し固定
してある。これは半径方向外向きの摺動に対し凹部364
の肩部376 で、そしてローラを横切る軸線Qを中心とす
る傾動モーメントに対し案内レール375 で支えてある。
半径方向内側ではローラ支持体367 はばね378 を介し環
状内側継手部分361 の支持肩部379 で直接支えてある。
【0019】
【効果】本発明は前記の如き構成であって、屈曲して回
転しても振動の発生を抑制する三脚型自在継手を得たも
のである。
転しても振動の発生を抑制する三脚型自在継手を得たも
のである。
【図1】三脚型自在継手の第一構造様式を示す。
【図2】三脚型自在継手の第二構造様式を示す。
【図3】三脚型自在継手の第三構造様式を示す。
【図4】案内溝内に係合したローラの二つの施態態様を
示す。
示す。
【図5】案内溝内に係合したローラの各種実施態様を示
す。
す。
【図6】案内溝内に係合したローラの各種実施態様を示
す。
す。
【図7】案内溝内に係合したローラの各種実施態様を示
す。
す。
【図8】案内溝内に係合したローラの各種実施態様を示
す。
す。
【図9】
本発明のみ発明の側断面図を示す。
【図10】
ローラ組立体の平面図を示す。
【図11】
第2発明の側断面図を示す。
【図12】
ローラ組立体の平面図を示す。
【図13】
第3発明の側断面図を示す。
【図14】
ローラ組立体の平面図を示す。
【図15】
公知例の側断面図を示す。
【図16】
別の公知例の側断面図を示す。
11 内側継手部分 12 軸頸 13 外側継手部分 14 凹部 15 内輪 16 ローラ支持体 17 軸受 18 ローラ 19 ローラ支持体 20 円板 21 止め輪 22 軌道 221 内側継手部分 222 軸頸 223 外側継手部分 224 開口凹部 225 スリーブ部品 226 ローラ組立体 227 ローラ支持体 228 ニードル軸受 229 ローラ 230 弾性中間円板 231 カラー 232 肩部 233 案内溝 241 内側継手部分 242 軸頸 243 外側継手部分 244 凹部 245 薄板スリーブ 246 ローラ組立体 247 ローラ支持体 248 ニードル軸受 249 ローラ 361 内側継手部分 362 軸頸 363 外側継手部分 364 凹部 366 ローラ組立体 367 ローラ支持体 368 ニードル軸受 370 止め輪 371 円板 372 案内局部 373 軌道 375 案内レール 376 案内肩部 378 ばね 379 支持肩部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・シュヴェルツラー ドイツ連邦共和国 グラットバッハ、エ ンツリンガー・ベルク 43 (72)発明者 ミカエル・リクス ドイツ連邦共和国 バート・フィルベ ル、フリードリッヒ・エベルト・シュト ラーセ 10 (72)発明者 ノルベルト・ホフマン ドイツ連邦共和国 ロトガウ 6、シュ レズィーンシュトラーセ 3 (72)発明者 フリートヘルム・ヨーン ドイツ連邦共和国 ハナウ・シュタイン ハイム、メッレンゼーシュトラーセ 33 ツェー (72)発明者 ハンス・ヴォルムスベーハー ドイツ連邦共和国 ドライアイヒ、ブレ スラウアー・シュトラーセ 40 (72)発明者 ディーター・ブルガルト ドイツ連邦共和国 ヴィースバデン・ビ ーブリッヒ、ディルテイシュトラーセ 6 (56)参考文献 特開 昭58−191323(JP,A) 特開 昭62−233522(JP,A) 特開 昭61−290234(JP,A) 特開 平1−145425(JP,A) 実開 昭55−66216(JP,U) 実開 平1−6424(JP,U) 実公 平2−23855(JP,Y2)
Claims (3)
- 【請求項1】 外側継手部分と内側継手部分とからな
り、外側継手部分は3個の周方向で配設した継手軸に平
行な凹部を有し、該凹部が周方向で対向した軌道を形成
しており、内側継手部分は横断面で見て星形をなし、3
個の周方向で配設された軸頸を有し、該軸頸が外側継手
部分の凹部内に係合しており、さらに軸頸上でローラ組
立体が支承されており、該組立体がそれぞれローラ支持
手段と軌道上を直接転動する1個のローラとを含み、少
なくとも後者が各軸頸に対し相対的に軸頸の軸線に対し
軸方向に摺動可能、又軸頸の軸線に対し角運動可能、揺
動可能に配置してあり、ローラ組立体と外側継手部分と
の間に支持手段が設けてあり、該手段が継手の軸線と平
行な軸線を中心にローラ組立体に作用する傾動モーメン
トと、継手の軸線から垂直にはなれた軸線を中心として
ローラ組立体に作用する傾動モーメントを吸収するよう
になった三脚型自在継手において、ローラ(229)はその案内肩部(232)が外側継手
部分(223)内の案内溝(233)に係合しており、
かつローラ支持体(227)は弾性中間円板(230)
を介して外側継手部分の凹部(224)に直接支えられ
ていることを 特徴とする三脚型自在継手。 - 【請求項2】 外側継手部分と内側継手部分とからな
り、外側継手部分は3個の周方向で配設した継手軸に平
行な凹部を有し、該凹部が周方向で対向した軌道を形成
しており、内側継手部分は横断面でみて星形をなし、3
個の周方向で配設した軸頸を有し、該軸頸が外側継手部
分の凹部内に係合しており、さらに軸頸上でローラ組立
体が支承されており、該組立体がそれぞれローラ支持手
段と軌道上を直接転動する1個のローラとを含み、少な
くとも後者が各軸頸に対し相対的に軸頸の軸線に対し軸
方向に摺動可能、又軸頸の軸線に対し角運動可能、揺動
可能に配置してあり、ローラ組立体と外側継手部分との
間に支持手段が設けてあり、該手段が継手の軸線と平行
な軸線を中心にローラ組立体に作用する傾動モーメント
と、継手の軸線から垂直にはなれた軸線を中心としてロ
ーラ組立体に作用する傾動モーメントを吸収するように
なった三脚型自在継手において、外側継手部分(243)内に、ローラ組立体(246)
の半径方向ホルダを形成するスリーブ(245)が、挿
入されていることを 特徴とする三脚型自在継手。 - 【請求項3】 外側継手部分を有し、これが3個の周方
向で配設した軸平行な凹部を有し、該凹部が周方向で対
向した軌道を形成しており、更に横断面で見て星形の内
側継手部分を有し、これが3個の周方向で配設した軸頸
を有し、該軸頸が外側継手部分の凹部内に係合し、軸頸
上でローラ組立体が支承してあり、該組立体がそれぞれ
ローラ支持手段と軌道上を直接転動する1個のローラと
を含み、少なくとも後者が各軸頸に対し相対的に軸頸の
軸線に対し軸方向に摺動可能、又軸頸の軸線に対し角運
動可能、揺動可能に配置してあり、ローラ組立体と外側
継手部分との間に支持手段が設けてあり、該手段が継手
の軸線と平行な軸線を中心にローラ組立体に作用する傾
動モーメントと、継手の軸線から垂直に離間した軸線を
中心としてローラ組立体に作用する傾動モーメントを吸
収するようになった三脚型自在継手において、 傾動モーメントに対しローラ組立体(366) を支持するた
め、一継手の軸線を基準に一半径方向外側からローラ組
立体に作用し且つ外側継手部分(363) と一体に又は強固
に結合した第一支持手段と、一継手の軸線を基準に一半
径方向内側からローラ組立体に作用し且つばね手段(37
8) としてそれ自身内側継手部分(361) で支えられた第
二支持手段が設けてあることを特徴とする三脚型自在継
手。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4130963A DE4130963C2 (de) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | Tripodegelenk |
DE41-30-963-4 | 1991-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215143A JPH05215143A (ja) | 1993-08-24 |
JP2709432B2 true JP2709432B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=6440833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4272551A Expired - Fee Related JP2709432B2 (ja) | 1991-09-18 | 1992-09-17 | 三脚型自在継手 |
Country Status (4)
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---|---|
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EP (1) | EP0532992A3 (ja) |
JP (1) | JP2709432B2 (ja) |
DE (1) | DE4130963C2 (ja) |
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