[go: up one dir, main page]

JP2708730B2 - 圧縮機の冷却力調整装置 - Google Patents

圧縮機の冷却力調整装置

Info

Publication number
JP2708730B2
JP2708730B2 JP7277913A JP27791395A JP2708730B2 JP 2708730 B2 JP2708730 B2 JP 2708730B2 JP 7277913 A JP7277913 A JP 7277913A JP 27791395 A JP27791395 A JP 27791395A JP 2708730 B2 JP2708730 B2 JP 2708730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
vibrator
temperature
cooling power
adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7277913A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09126146A (ja
Inventor
ヒョン−コーク リー
キョン−ベ パーク
Original Assignee
エルジー電子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルジー電子株式会社 filed Critical エルジー電子株式会社
Priority to JP7277913A priority Critical patent/JP2708730B2/ja
Publication of JPH09126146A publication Critical patent/JPH09126146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2708730B2 publication Critical patent/JP2708730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮機の冷却力を調
整する冷却力調整装置に関し、特に冷凍機や空調機等の
温度調節のために圧縮機の運転を変化させる場合におい
て、電源をオン・オフせずに圧縮機への印加電圧自体を
調節することにより、圧縮機を継続運転しながら冷却力
を調整可能した圧縮機の冷却力調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍機や空調機等の温度調節のた
めに圧縮機の運転を変化させる必要がある場合に、1つ
の方式として、電源をオン・オフして圧縮機を駆動制御
する方式を行っていた。これは、圧縮機が誘導電動機で
駆動しているので、その回転速度を可変することが困難
なためである。
【0003】この方式では、設定された温度に達すると
電源をオフして圧縮機を一旦停止し、さらに一定時間経
過後、設定された温度から外れると再び電源をオンして
圧縮機を運転して設定温度になるように電源のオン・オ
フを制御していた。又、他の方式としてインバータを使
用して圧縮機の動作周波数を可変して温度を調整する方
式がある。この方式では設定温度に達すると周波数を低
く変化させて圧縮機の回転が遅くなるように制御してい
た。
【0004】この方式では、検出温度が設定温度から外
れている場合には周波数を高く設定し、圧縮機の回転数
を上昇させて設定温度に達するように調整する。このよ
うに設定温度付近で温度変化に応じて周波数を可変して
圧縮機の動作を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電源のオン・
オフ制御方式は、圧縮機を駆動するモータが駆動と停止
を反復するために、圧縮機から騒音が発生し、モータの
寿命を縮め、かつ温度が急激に変化する、等の問題を生
じていた。一方、インバータにより圧縮機の回転周波数
を制御する方式は、インバータ自身の値段が高価であ
り、経済的な面において問題があった。
【0006】本発明の目的は、上述のいずれの方式にも
含まれず、圧縮機に印加される電圧を調節して圧縮機を
運転することにより冷却力を向上させることにあり、そ
の結果、従来の圧縮機の騒音やモータの寿命等の問題を
解消した冷却力調整装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、振動子が振動
することによって前記振動子と一体的に連結されたピス
トンの動作によりシリンダ内部の冷媒吸入量を制御して
冷却力を調整する圧縮機において、入力交流電源の電圧
を可変して多数個の2次側端子を通じて出力する変圧手
段と、熱交換機の実際温度と冷却設定温度とを比較し比
較結果を出力する比較手段と、前記比較手段からの比較
結果に基づき前記変圧手段の前記2次側端子電圧を選択
し前記圧縮機への印加電圧を調節する印加電圧調節手段
と、を備えることを特徴とする。
【0008】また、前記印加電圧調節手段は、前記変圧
手段の2次側端子電圧を前記比較手段の制御により各々
切り換える多数個のトライアックで構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は線型圧縮機の要部断面構成
図であり、図2は本発明の圧縮機の冷却力調整装置のブ
ロック図である。図1において、圧縮機30内には振動
子等が設けられる。振動子1は矢印で示すように上下運
動(振動)することにより、振動子1と連結されている
ピストン2も振動する。ピストン2の振動の結果、シリ
ンダ3内部の冷媒吸入量を制御し冷却力を制御する。4
は流入パイプであり、5は流出パイプである。
【0010】図2において、冷却力調整装置は、前記圧
縮機30の冷却力により周辺温度を降下させる熱交換機
40と、入力交流電源(AC60Hz,100/220
V)を可変して多数個の2次側端子を通じて出力する電
源部10と、電源部10の変圧器Tの2次側端子(TM
1,TM2,TM3)を選択して選択された電圧により
振動子1を駆動する電圧を調節する印加電圧調節器20
と、温度感知センサ50で検出した熱交換器40の実際
温度と設定温度を比較する比較器60とで構成される。
なお、適切には上記印加電圧調節器20は、電源部10
の変圧器Tの2次側端子電圧を、比較器60の制御によ
り各々切り換える多数個のトライアックで構成されてい
る。
【0011】このような構成において、印加電圧調節器
20から印加されて電圧により振動子1が振動すると、
振動子と一体的に連結されたピストン2がシリンダ3内
部で振動する。この振動子1の振動変位“X”は印加電
圧を調整して可変することができる。即ち、印加電圧調
節器20からの印加電圧を上昇させると振動変位“X”
は増大し、それによりシリンダ内部に吸入される冷媒量
が増大して冷却力が大きくなり、一方、印加電圧を下降
させると振動変位“X”が減少して吸入される冷媒量が
減少して冷却力が小さくなる。このように線型圧縮機は
印加電圧を可変して冷媒量を調整するので冷却力を調整
することができる。
【0012】ところで、上述のように印加電圧調節器2
0から圧縮機30に印加される印加電圧は、入力交流電
圧ACを可変する変圧器T及び印加電圧調節器20を通
じて圧縮機30に印加される。即ち、変圧器Tの2次側
端子は多数個の端子(TM1,TM2,TM3)になっ
ており、各2次側端子の出力電圧は各々異なっている。
印加電圧調節器20は変圧器Tの2次側端子が多数個の
端子(TM1,TM2,TM3)の中から1つの端子と
連結されるように、トライアック(SW1,SW2,S
W3)の中の1つを駆動し、圧縮機30への印加電圧を
調節する。
【0013】そして、熱交換機40の実際温度を温度感
知センサ50が検出し、比較器60が温度感知センサ5
0にて検出した温度と設定温度を比較し、比較結果によ
り印加電圧調節器20の内部のトライアック(SW1,
SW2,SW3)中の該当するものを選択し、そのゲー
ト側に電圧を印加してトライアックを駆動する。即ち、
温度感知センサ50の検出温度が設定温度よりも低い場
合は、端子TM1に圧縮機30が連結されるようにトラ
イアックSW1を駆動し、冷却力が上昇されるようにす
る。また、温度感知センサ50の検出温度が設定温度よ
りも高い場合は、端子TM3に圧縮機30が連結される
ようにトライアックSW3を駆動し、冷却力が下降され
るようにする。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば圧
縮機に入力される電圧を可変するように変圧器の2次端
子に設置した多数個の出力端子を制御することにより、
圧縮機の騒音を除去することができ、モータの寿命を延
長することもでき、温度の急激な変化を防止するように
圧縮機を制御することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】線型圧縮機の要部断面構成図である。
【図2】発明の圧縮機の冷却力調整装置のブロック図で
ある。
【符号の説明】 1…振動子 2…ピストン 3…シリンダ 4…流入パイプ 5…流出パイプ 10…電源部 20…印加電圧調節器 30…圧縮機 40…熱交換機 50…温度感知センサ 60…比較器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動子と一体的に連結され前記振動子が
    振動することによりピストン動作してシリンダ内の冷媒
    吸入量を調整するピストンと、前記振動子に印加する電
    圧を可変するために2次側に複数の切換手段を設けた変
    圧器と、周辺温度を調整する熱交換機と、前記熱交換機
    の実際温度を検出する温度感知センサと、前記温度感知
    センサからの実際温度と予め設定した冷却設定温度とを
    比較し比較結果を出力する比較手段と、を少なくとも備
    えた圧縮機の冷却力調整装置において、前記比較手段は、前記変圧器から前記振動子への印加電
    圧を上昇させて前記振動子の振動変位を増大させ、その
    結果前記冷媒吸入量を増大させ、印加電圧を下降させて
    前記振動変位を減少させ、その結果冷媒吸入量を減少さ
    せる、ように前記変圧器の切換手段を切り換える ことを
    特徴とする圧縮機の冷却力調整装置。
JP7277913A 1995-10-25 1995-10-25 圧縮機の冷却力調整装置 Expired - Fee Related JP2708730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7277913A JP2708730B2 (ja) 1995-10-25 1995-10-25 圧縮機の冷却力調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7277913A JP2708730B2 (ja) 1995-10-25 1995-10-25 圧縮機の冷却力調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09126146A JPH09126146A (ja) 1997-05-13
JP2708730B2 true JP2708730B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=17590048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7277913A Expired - Fee Related JP2708730B2 (ja) 1995-10-25 1995-10-25 圧縮機の冷却力調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2708730B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100498302B1 (ko) 2000-12-27 2005-07-01 엘지전자 주식회사 리니어 컴프레샤의 용량가변형 모터

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119631A (ja) * 1988-10-28 1990-05-07 Isuzu Motors Ltd 電動機構付ターボチャージャの制御装置
JPH02191882A (ja) * 1989-01-20 1990-07-27 Hitachi Ltd 圧縮機の容量制御装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09126146A (ja) 1997-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2755469B2 (ja) 空気調和機
KR100764795B1 (ko) 냉장고용 용량 가변형 왕복동식 압축기의 구동장치 및 방법
JP2708730B2 (ja) 圧縮機の冷却力調整装置
KR0159617B1 (ko) 압축기의 모터제어장치 및 그 방법
US5628202A (en) Cooling power controller for compressor
JPH0835711A (ja) インバータ付き空気調和機およびその制御方法
CN1078698C (zh) 振动压缩机的冷冻能力调节装置
EP0774830B1 (en) Apparatus for controlling a compressor in a cooling system
JP3297356B2 (ja) 空気調和機
KR0177691B1 (ko) 인버터 공기조화기의 압축기 운전 제어방법
KR100451225B1 (ko) 왕복동식 압축기를 이용한 냉장고의 운전제어방법
KR100393807B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
JPH07167480A (ja) 空気調和機
KR100762128B1 (ko) 히트펌프의 압축기 운전제어장치 및 방법
JP3465732B2 (ja) ブラシレスモータの制御方法
KR100371197B1 (ko) 왕복동식 압축기를 이용한 냉장고의 운전제어방법
KR100374842B1 (ko) 왕복동식 압축기를 이용한 냉장고의 운전제어방법
JPH0735079A (ja) パッケージ形スクリュー圧縮機
JPH04358780A (ja) 油圧による駆動方法
KR100371194B1 (ko) 왕복동식 압축기를 이용한 냉장고의 운전제어방법
KR100371196B1 (ko) 왕복동식 압축기를 이용한 냉장고의 운전제어방법
KR100690664B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어방법
KR20030075739A (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어방법
KR20040055241A (ko) 왕복동식 압축기의 스트로크 제어방법
KR100386280B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970909

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071017

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees