JP2703742B2 - インキ装置からインキを除去する装置 - Google Patents
インキ装置からインキを除去する装置Info
- Publication number
- JP2703742B2 JP2703742B2 JP7176463A JP17646395A JP2703742B2 JP 2703742 B2 JP2703742 B2 JP 2703742B2 JP 7176463 A JP7176463 A JP 7176463A JP 17646395 A JP17646395 A JP 17646395A JP 2703742 B2 JP2703742 B2 JP 2703742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- roller
- ink fountain
- cleaning liquid
- inking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/20—Ink-removing or collecting devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F35/00—Cleaning arrangements or devices
- B41F35/04—Cleaning arrangements or devices for inking rollers
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機、有利には
オフセット印刷機のインキ装置からインキを除去する装
置に関する。
オフセット印刷機のインキ装置からインキを除去する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の装置は、例えばドイツ
連邦共和国特許第712437号明細書に基づき公知で
ある。クリーニング液のために上流側でローラに配属さ
れた容器と、かき取り装置として働くドクタブレードと
は、それぞれインキ装置における構成要素として使用可
能である。
連邦共和国特許第712437号明細書に基づき公知で
ある。クリーニング液のために上流側でローラに配属さ
れた容器と、かき取り装置として働くドクタブレードと
は、それぞれインキ装置における構成要素として使用可
能である。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公告第1130
453号明細書からは、印刷機の、インキを案内するロ
ーラをクリーニングするための装置が公知であり、この
装置では、弾性的な刃とみなされるドクタブレードが使
用されている。この弾性的な刃は、円弧状にプレロード
をかけられて、インキを案内するローラの外周に当て付
けられている。
453号明細書からは、印刷機の、インキを案内するロ
ーラをクリーニングするための装置が公知であり、この
装置では、弾性的な刃とみなされるドクタブレードが使
用されている。この弾性的な刃は、円弧状にプレロード
をかけられて、インキを案内するローラの外周に当て付
けられている。
【0004】インキ装置からインキを部分的に除去する
方法が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第364029
5号明細書から公知である。これによると、ローラ列
(着けローラ、練りローラ、中間ローラ)の一部が、印
刷中にこれらのローラ列から離反され、次いで洗浄され
再び当接される。
方法が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第364029
5号明細書から公知である。これによると、ローラ列
(着けローラ、練りローラ、中間ローラ)の一部が、印
刷中にこれらのローラ列から離反され、次いで洗浄され
再び当接される。
【0005】ヨーロッパ特許第0324118号明細書
により公知の印刷ユニットには、当接若しくは離反可能
なインキ減量装置が配属されている。このインキ減量装
置は、少なくとも1つのローラと、ドクタと、インキ捕
集パンとして使用されるドクタパンとから成っている。
インキ減量装置のローラは、引き続きインキ・湿し水の
供給が行われている状態で、有利には胴抜き時に、イン
キを案内する胴に当て付けられ、紙の代わりに、インキ
・湿し水混合物を、インキを案内する胴から取り除く。
により公知の印刷ユニットには、当接若しくは離反可能
なインキ減量装置が配属されている。このインキ減量装
置は、少なくとも1つのローラと、ドクタと、インキ捕
集パンとして使用されるドクタパンとから成っている。
インキ減量装置のローラは、引き続きインキ・湿し水の
供給が行われている状態で、有利には胴抜き時に、イン
キを案内する胴に当て付けられ、紙の代わりに、インキ
・湿し水混合物を、インキを案内する胴から取り除く。
【0006】米国特許第5165342号明細書から
は、インキの除去のためにチャンバ型ドクタを使用す
る、フレキソ印刷装置のための装置が公知である。
は、インキの除去のためにチャンバ型ドクタを使用す
る、フレキソ印刷装置のための装置が公知である。
【0007】これらの手段の欠点は、ローラ列における
インキの除去に限られるという点である。
インキの除去に限られるという点である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置を改良して、ローラ列からだけでな
く、選択的にはインキつぼからもインキを除去すること
ができ、クリーニング時間を著しく短縮できるような装
置を提供することである。
で述べた形式の装置を改良して、ローラ列からだけでな
く、選択的にはインキつぼからもインキを除去すること
ができ、クリーニング時間を著しく短縮できるような装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、インキつぼ上に、該インキつぼを
閉鎖するインキつぼカバーが解離可能に配置されてい
て、下流側の引渡しローラに、インキ・クリーニング液
エマルションをかき落とすための、当接・離反可能なチ
ャンバ型ドクタが配属されており、インキつぼ及びチャ
ンバ型ドクタが、容器に接続された、クリーニング液を
供給するための導管システムに、及びインキ・クリーニ
ング液混合物を除去するための導管システムにそれぞれ
連結されているようにした。
に本発明の構成では、インキつぼ上に、該インキつぼを
閉鎖するインキつぼカバーが解離可能に配置されてい
て、下流側の引渡しローラに、インキ・クリーニング液
エマルションをかき落とすための、当接・離反可能なチ
ャンバ型ドクタが配属されており、インキつぼ及びチャ
ンバ型ドクタが、容器に接続された、クリーニング液を
供給するための導管システムに、及びインキ・クリーニ
ング液混合物を除去するための導管システムにそれぞれ
連結されているようにした。
【0010】
【発明の効果】本発明により、インキつぼ及びその後方
に配置されたローラ列からインキを除去することが可能
となる。湿し装置、特に水着けローラは、版胴に当接し
ているか、又は版胴から離反していてよく、例えば、水
着けローラと、版胴回転方向で見て第1のインキ着けロ
ーラとの間のブリッジローラを介してインキ装置に連結
されていてよい。水元ローラや調量ローラのように、水
着けローラに湿し水を供給するローラは、有利にはクリ
ーニングプロセス中に、水着けローラから離反されてい
る。水元ローラがもはや湿し水に接触していないか、も
しくは湿し手段容器(ウォーターボックス)が空である
場合には、離反する必要はない。これにより、インキ装
置のほかに湿し装置もクリーニングすることができる。
吹付け装置は、ローラ列内に下流側にもしくは上流側に
配置されていてよい。さらにこの手段は、塗布剤として
のインキの使用にのみ限定されるものではない。それど
ころか、同様にラッカも塗布剤としてふさわしい。有利
なクリーニング液もしくは混合物としては、植物オイ
ル、天然オイル、表面張力を減少させる乳化剤、並びに
水がふさわしい。インキ装置からのインキの除去は、任
意に繰り返すことのできる洗浄サイクルで行われると有
利である。
に配置されたローラ列からインキを除去することが可能
となる。湿し装置、特に水着けローラは、版胴に当接し
ているか、又は版胴から離反していてよく、例えば、水
着けローラと、版胴回転方向で見て第1のインキ着けロ
ーラとの間のブリッジローラを介してインキ装置に連結
されていてよい。水元ローラや調量ローラのように、水
着けローラに湿し水を供給するローラは、有利にはクリ
ーニングプロセス中に、水着けローラから離反されてい
る。水元ローラがもはや湿し水に接触していないか、も
しくは湿し手段容器(ウォーターボックス)が空である
場合には、離反する必要はない。これにより、インキ装
置のほかに湿し装置もクリーニングすることができる。
吹付け装置は、ローラ列内に下流側にもしくは上流側に
配置されていてよい。さらにこの手段は、塗布剤として
のインキの使用にのみ限定されるものではない。それど
ころか、同様にラッカも塗布剤としてふさわしい。有利
なクリーニング液もしくは混合物としては、植物オイ
ル、天然オイル、表面張力を減少させる乳化剤、並びに
水がふさわしい。インキ装置からのインキの除去は、任
意に繰り返すことのできる洗浄サイクルで行われると有
利である。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
説明する。
【0012】オフセット印刷機の印刷ユニットには、内
部に印刷インキを有したインキつぼ1が配置されてい
る。このインキつぼ1には、インキつぼローラ3が組み
込まれている。さらにインキつぼ1は、このインキつぼ
を閉鎖するためのインキつぼカバー2を有している。こ
のインキつぼカバー2は、解離可能にインキつぼ1と結
合されており、さらにインキを供給するための装置(図
示しない)と連結されていてよい。インキつぼカバー2
は、導管を介して、クリーニング液を収容する貯蔵容器
12と接続されている。インキつぼ1の底部には、少な
くとも1つの流出開口部が設けられていて、この流出開
口部は導管システムを介して、汚水(インキ・クリーニ
ング液混合物)を収容する捕集容器13に接続されてい
る。インキつぼローラ3にはインキ移しローラ4が隣接
していて、下流側でこのインキ移しローラ4の後方に、
複数の引渡しローラ6が配置されている。これらの引渡
しローラ6は4つのインキ着けローラ7に接続してい
て、これらのインキ着けローラ7は版胴9に当接してい
る。インキつぼローラ3と、インキ移しローラ4と、引
渡しローラ6と、インキ着けローラ7とは、1つのイン
キ装置ローラ列5を形成する。このインキ装置ローラ列
5には、湿し装置8が対応していて、この湿し装置8
は、この実施例では組み込まれた湿し装置として示され
ている。この湿し装置8において、水着けローラ16
が、ブリッジローラを介して第1のインキ着けローラ7
と連結されている。インキ装置ローラ列5には、導管シ
ステムを介して貯蔵容器12に接続されている吹付け装
置10が配属されている。(版胴の回転方向で見て)第
3と第4のインキ着けローラ7を橋渡しするように、下
流側にインキ練りローラ15が配置されている。インキ
練りローラ15には、チャンバ型ドクタ11が配属され
ていて、このチャンバ型ドクタの、作業ドクタブレード
と閉鎖ドクタブレードとから形成されるドクタブレード
は、インキ練りローラ15の外周に当て付けられる。チ
ャンバ型ドクタ11は、フレーム側で旋回支承部に配置
されていて、インキ練りローラ15に当て付け可能であ
る。チャンバ型ドクタ11は、クリーニング液のため
の、上方で供給する供給部を有していて、この供給部は
貯蔵容器12に連結している。チャンバ型ドクタ11の
下面に、流出させるための2つの液体流出部が、側方部
分の領域で配置されていて、この流出部は導管システム
を介して捕集容器13に連結されている。インキつぼカ
バー2を有するインキつぼ1と、チャンバ型ドクタ11
とには、クリーニング液を、制御弁14を使用して貯蔵
容器12に供給するための単一の導管システム及び、汚
水(インキ・クリーニング液混合物)の、捕集容器13
への単一の戻し導管が設けられている。
部に印刷インキを有したインキつぼ1が配置されてい
る。このインキつぼ1には、インキつぼローラ3が組み
込まれている。さらにインキつぼ1は、このインキつぼ
を閉鎖するためのインキつぼカバー2を有している。こ
のインキつぼカバー2は、解離可能にインキつぼ1と結
合されており、さらにインキを供給するための装置(図
示しない)と連結されていてよい。インキつぼカバー2
は、導管を介して、クリーニング液を収容する貯蔵容器
12と接続されている。インキつぼ1の底部には、少な
くとも1つの流出開口部が設けられていて、この流出開
口部は導管システムを介して、汚水(インキ・クリーニ
ング液混合物)を収容する捕集容器13に接続されてい
る。インキつぼローラ3にはインキ移しローラ4が隣接
していて、下流側でこのインキ移しローラ4の後方に、
複数の引渡しローラ6が配置されている。これらの引渡
しローラ6は4つのインキ着けローラ7に接続してい
て、これらのインキ着けローラ7は版胴9に当接してい
る。インキつぼローラ3と、インキ移しローラ4と、引
渡しローラ6と、インキ着けローラ7とは、1つのイン
キ装置ローラ列5を形成する。このインキ装置ローラ列
5には、湿し装置8が対応していて、この湿し装置8
は、この実施例では組み込まれた湿し装置として示され
ている。この湿し装置8において、水着けローラ16
が、ブリッジローラを介して第1のインキ着けローラ7
と連結されている。インキ装置ローラ列5には、導管シ
ステムを介して貯蔵容器12に接続されている吹付け装
置10が配属されている。(版胴の回転方向で見て)第
3と第4のインキ着けローラ7を橋渡しするように、下
流側にインキ練りローラ15が配置されている。インキ
練りローラ15には、チャンバ型ドクタ11が配属され
ていて、このチャンバ型ドクタの、作業ドクタブレード
と閉鎖ドクタブレードとから形成されるドクタブレード
は、インキ練りローラ15の外周に当て付けられる。チ
ャンバ型ドクタ11は、フレーム側で旋回支承部に配置
されていて、インキ練りローラ15に当て付け可能であ
る。チャンバ型ドクタ11は、クリーニング液のため
の、上方で供給する供給部を有していて、この供給部は
貯蔵容器12に連結している。チャンバ型ドクタ11の
下面に、流出させるための2つの液体流出部が、側方部
分の領域で配置されていて、この流出部は導管システム
を介して捕集容器13に連結されている。インキつぼカ
バー2を有するインキつぼ1と、チャンバ型ドクタ11
とには、クリーニング液を、制御弁14を使用して貯蔵
容器12に供給するための単一の導管システム及び、汚
水(インキ・クリーニング液混合物)の、捕集容器13
への単一の戻し導管が設けられている。
【0013】作用形式:インキつぼ1は、インキつぼカ
バー2によって閉鎖されている。クリーニング液は、貯
蔵容器12から導管システムを介して圧力下でインキつ
ぼ1にポンプ供給される。クリーニングしたい媒体に関
連して、クリーニング液は、熱せられた状態でも供給さ
れ得る。クリーニング液によってインキは溶かされ、乳
化して、流動的なインキ・クリーニング液混合物とな
り、この混合物は導管システムを介して捕集容器13に
戻し案内される。クリーニング液が、高圧下で供給され
て、インキを案内する部分(インキつぼ1及びインキつ
ぼローラ3)に衝突すると、クリーニング効果はより短
い時間で得られる。このクリーニング過程と並行して、
インキつぼローラ3は回転運動させられ、そのローラ表
面がクリーニングされる。インキつぼ1がインキシフタ
を有している場合には、このインキシフタは、インキつ
ぼローラ3からエマルション(インキ・クリーニング液
混合物)をかき落とす。
バー2によって閉鎖されている。クリーニング液は、貯
蔵容器12から導管システムを介して圧力下でインキつ
ぼ1にポンプ供給される。クリーニングしたい媒体に関
連して、クリーニング液は、熱せられた状態でも供給さ
れ得る。クリーニング液によってインキは溶かされ、乳
化して、流動的なインキ・クリーニング液混合物とな
り、この混合物は導管システムを介して捕集容器13に
戻し案内される。クリーニング液が、高圧下で供給され
て、インキを案内する部分(インキつぼ1及びインキつ
ぼローラ3)に衝突すると、クリーニング効果はより短
い時間で得られる。このクリーニング過程と並行して、
インキつぼローラ3は回転運動させられ、そのローラ表
面がクリーニングされる。インキつぼ1がインキシフタ
を有している場合には、このインキシフタは、インキつ
ぼローラ3からエマルション(インキ・クリーニング液
混合物)をかき落とす。
【0014】インキつぼローラ3は第1実施例では、隣
接するインキ移しローラ4から連結解除されてよく、こ
の場合、インキ移しローラ4はその後方に配置された、
インキ装置ローラ列5の引渡しローラ6に接触したまま
である。
接するインキ移しローラ4から連結解除されてよく、こ
の場合、インキ移しローラ4はその後方に配置された、
インキ装置ローラ列5の引渡しローラ6に接触したまま
である。
【0015】第2実施例では、インキつぼローラ3は、
インキ移しローラ4及びその後方に配置された引渡しロ
ーラ6に、インキ移しローラ4が伝動装置技術的な手段
によってその位置を変化させることによって連結されて
よい。これにより、インキ移しローラ4は、インキつぼ
ローラ3及び、インキ装置ローラ列5の、隣接する第1
の引渡しローラ6と接触している。吹付け装置10は上
流側で、インキ装置ローラ列5の1つの引渡しローラ6
に配属されていて、貯蔵容器12からクリーニング液を
供給されている。吹付け装置10によってクリーニング
液が引渡しローラ6に吹付けられ、インキ装置ローラ列
5は回転運動され、下流側で後方に配置されたインキ練
りローラ15では、インキ・クリーニング液混合物が、
チャンバ型ドクタ11の作業ドクタブレードによってか
き落とされ、チャンバ内に集められ、捕集容器13に戻
しポンプ供給される。捕集容器13には、エマルション
を分離するための分離器及び又はフィルタ又は蒸留装置
が設けられている。処理されたクリーニング液は貯蔵容
器12に供給され、分離されたインキは捕集容器13か
ら取り出され、廃棄される。付加的に、クリーニング液
がチャンバ型ドクタ11に供給されると、これにより特
に、かき落とされたインキ・クリーニング液混合物を流
動的に形成できると同時に、インキ練りローラ15にお
けるクリーニングプロセスを吹付け噴流によって促進で
きる。インキつぼローラ3とインキ移しローラ4とが、
その後方に配置された引渡しローラ6とインキ着けロー
ラ7とに連結されている場合には、インキ装置ローラ列
5全体がクリーニングされる。インキ移しローラ4が、
インキつぼローラ3から連結解除されている場合には、
インキつぼ1及びインキつぼローラ3は別個にクリーニ
ングされる。インキ移しローラ4が、下流側で後方に配
置された引渡しローラ6及びインキ着けローラ7に連結
されている場合には、このローラ列も同様に別個にクリ
ーニングされる。
インキ移しローラ4及びその後方に配置された引渡しロ
ーラ6に、インキ移しローラ4が伝動装置技術的な手段
によってその位置を変化させることによって連結されて
よい。これにより、インキ移しローラ4は、インキつぼ
ローラ3及び、インキ装置ローラ列5の、隣接する第1
の引渡しローラ6と接触している。吹付け装置10は上
流側で、インキ装置ローラ列5の1つの引渡しローラ6
に配属されていて、貯蔵容器12からクリーニング液を
供給されている。吹付け装置10によってクリーニング
液が引渡しローラ6に吹付けられ、インキ装置ローラ列
5は回転運動され、下流側で後方に配置されたインキ練
りローラ15では、インキ・クリーニング液混合物が、
チャンバ型ドクタ11の作業ドクタブレードによってか
き落とされ、チャンバ内に集められ、捕集容器13に戻
しポンプ供給される。捕集容器13には、エマルション
を分離するための分離器及び又はフィルタ又は蒸留装置
が設けられている。処理されたクリーニング液は貯蔵容
器12に供給され、分離されたインキは捕集容器13か
ら取り出され、廃棄される。付加的に、クリーニング液
がチャンバ型ドクタ11に供給されると、これにより特
に、かき落とされたインキ・クリーニング液混合物を流
動的に形成できると同時に、インキ練りローラ15にお
けるクリーニングプロセスを吹付け噴流によって促進で
きる。インキつぼローラ3とインキ移しローラ4とが、
その後方に配置された引渡しローラ6とインキ着けロー
ラ7とに連結されている場合には、インキ装置ローラ列
5全体がクリーニングされる。インキ移しローラ4が、
インキつぼローラ3から連結解除されている場合には、
インキつぼ1及びインキつぼローラ3は別個にクリーニ
ングされる。インキ移しローラ4が、下流側で後方に配
置された引渡しローラ6及びインキ着けローラ7に連結
されている場合には、このローラ列も同様に別個にクリ
ーニングされる。
【0016】別の実施例では、インキ移しローラ4とイ
ンキつぼローラ3とが、その後方に配置された引渡しロ
ーラ6に連結されている場合に、クリーニングは、吹付
け装置によらず、インキつぼに供給されたクリーニング
手段を介してのみ行われる。
ンキつぼローラ3とが、その後方に配置された引渡しロ
ーラ6に連結されている場合に、クリーニングは、吹付
け装置によらず、インキつぼに供給されたクリーニング
手段を介してのみ行われる。
【図1】組み込まれた湿し装置を有するインキ装置の概
略的な平面図である。
略的な平面図である。
1 インキつぼ、 2 インキつぼカバー、 3 イン
キつぼローラ、 4インキ移しローラ、 5 インキ装
置ローラ、 6 引渡しローラ、 7 インキ着けロー
ラ、 8 湿し装置、 9 版胴、 10 吹付け装
置、 11 チャンバ型ドクタ、 12 貯蔵容器、
13 捕集容器、 14 制御弁、 15 インキ練り
ローラ、 16 水着けローラ
キつぼローラ、 4インキ移しローラ、 5 インキ装
置ローラ、 6 引渡しローラ、 7 インキ着けロー
ラ、 8 湿し装置、 9 版胴、 10 吹付け装
置、 11 チャンバ型ドクタ、 12 貯蔵容器、
13 捕集容器、 14 制御弁、 15 インキ練り
ローラ、 16 水着けローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルコ ベルマン ドイツ連邦共和国ロートガウ エルベシ ュトラーセ 8 (72)発明者 クラウス ヴォルフ ドイツ連邦共和国オッペンヴァイラー ビルケンフェルトシュトラーセ 8 (56)参考文献 特開 平5−220938(JP,A) 特開 昭61−108558(JP,A) 実開 平4−11649(JP,U)
Claims (6)
- 【請求項1】 インキつぼと、インキつぼローラと、イ
ンキ移しローラと、その後方に配置されたインキ装置ロ
ーラ列とを有する輪転印刷機のインキ装置からインキを
除去する装置において、インキつぼ(1)上に、該イン
キつぼ(1)を閉鎖するインキつぼカバー(2)が解離
可能に配置されていて、下流側の引渡しローラ(6)
に、インキ・クリーニング液エマルションをかき落とす
ための、当接・離反可能なチャンバ型ドクタ(11)が
配属されており、インキつぼ(1)及びチャンバ型ドク
タ(11)が、容器(12,13)に接続された、クリ
ーニング液を供給するための導管システムに、及びイン
キ・クリーニング液混合物を除去するための導管システ
ムにそれぞれ連結されていることを特徴とする、インキ
装置からインキを除去する装置。 - 【請求項2】 インキ装置ローラ列(5)に吹付け装置
(10)が配属されていて、該吹付け装置(10)は、
クリーニング液供給のための導管システム及び容器(1
2)と接続されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 インキつぼローラ(3)と、インキ移し
ローラ(4)と、後方に配置されたインキ装置ローラ列
(5)とが、インキを除去するために連結されている、
請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 インキつぼローラ(3)とインキ移しロ
ーラ(4)とが互いに連結解除されていて、この場合イ
ンキ移しローラ(4)は、その後方に配置されたインキ
装置ローラ列(5)と接触している、請求項2記載の装
置。 - 【請求項5】 チャンバ型ドクタ(11)が、クリーニ
ング液のために供給部を有していて、この場合クリーニ
ング液は高圧下でチャンバ型ドクタに供給される、請求
項1記載の装置。 - 【請求項6】 クリーニング液が、高圧下でインキつぼ
(1)及びインキつぼローラ(3)に供給される、請求
項1記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4424581A DE4424581C1 (de) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | Vorrichtung zum Entfernen von Farbe aus einem Farbwerk |
DE4424581.5 | 1994-07-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300628A JPH08300628A (ja) | 1996-11-19 |
JP2703742B2 true JP2703742B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=6522955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7176463A Expired - Fee Related JP2703742B2 (ja) | 1994-07-13 | 1995-07-12 | インキ装置からインキを除去する装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0692381B1 (ja) |
JP (1) | JP2703742B2 (ja) |
AT (1) | ATE163157T1 (ja) |
DE (2) | DE4424581C1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29616686U1 (de) * | 1996-09-25 | 1996-11-14 | MAN Roland Druckmaschinen AG, 63075 Offenbach | Einrichtung zum Beschichten von Bedruckstoffen mit einer Flüssigkeit |
DE1159136T1 (de) * | 1999-03-03 | 2002-07-04 | James F. Price | Schraubenloses farbwerk für eine druckmaschine |
US6588337B1 (en) * | 2000-04-28 | 2003-07-08 | Baldwin Graphic Systems, Inc. | Method and apparatus for automatically cleaning both the blanket cylinder and the ink rollers of a printing press |
JP4824192B2 (ja) * | 2000-05-17 | 2011-11-30 | 株式会社小森コーポレーション | 印刷機のインキ除去方法 |
DE10153968A1 (de) * | 2001-11-06 | 2003-05-22 | Baldwin Germany Gmbh | Druckmaschinenwalzen-Reinigungsverfahren und -vorrichtung |
JP4786325B2 (ja) * | 2004-12-21 | 2011-10-05 | ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト | 印刷機のアニロックス式インキ装置を洗浄する方法 |
WO2007120150A1 (en) * | 2006-04-19 | 2007-10-25 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing press color replacement and cleaning system |
DE102007008817B4 (de) * | 2007-02-22 | 2009-07-23 | Technotrans Ag | Lackversorgungsvorrichtung für die Lackwerke einer Druckmaschine |
DE102020120997A1 (de) | 2020-08-10 | 2022-02-10 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zum Betreiben eines Druckwerks einer Druckmaschine sowie Druckwerk |
DE102020120996A1 (de) | 2020-08-10 | 2022-02-10 | Koenig & Bauer Ag | Druckwerk mit einem Formzylinder und einem den Formzylinder im Betrieb einfärbenden Farbwerk |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE712437C (de) * | 1937-11-10 | 1941-10-18 | Gustav Foerster | Vorrichtung zum Reinigen des Farbwerkes von Druckmaschinen |
DE1130453B (de) * | 1959-06-06 | 1962-05-30 | William Gegenheimer Co Inc | Vorrichtung zum Reinigen von Farbe fuehrenden Walzen an Druckmaschinen |
DD236053A1 (de) * | 1985-04-12 | 1986-05-28 | Polygraph Leipzig | Einrichtung zum aufbringen und dosieren von reinigungsfluessigkeit |
DD257990A1 (de) * | 1986-04-21 | 1988-07-06 | Polygraph Leipzig | Verfahren zum teilweisen entfernen von farbe aus dem farbwerk |
DE3800570A1 (de) * | 1988-01-12 | 1989-07-20 | Heidelberger Druckmasch Ag | Druckwerk fuer rotationsdruckmaschinen |
US5165342A (en) * | 1991-08-02 | 1992-11-24 | The Langston Corporation | Evacuation system for inking chamber |
DE9113480U1 (de) * | 1991-10-30 | 1992-01-02 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Farbkasten für Druckmaschinen |
-
1994
- 1994-07-13 DE DE4424581A patent/DE4424581C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-02 AT AT95108499T patent/ATE163157T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-06-02 DE DE59501430T patent/DE59501430D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-02 EP EP95108499A patent/EP0692381B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-12 JP JP7176463A patent/JP2703742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4424581C1 (de) | 1995-10-19 |
EP0692381A3 (de) | 1996-09-04 |
EP0692381A2 (de) | 1996-01-17 |
JPH08300628A (ja) | 1996-11-19 |
EP0692381B1 (de) | 1998-02-11 |
ATE163157T1 (de) | 1998-02-15 |
DE59501430D1 (de) | 1998-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2018193A (en) | Inking mechanism and method | |
US5575211A (en) | Washing Arrangement for rotary printer | |
JP3363215B2 (ja) | 印刷機におけるインキ装置を洗浄するための装置 | |
JP2703742B2 (ja) | インキ装置からインキを除去する装置 | |
EP1097813B1 (de) | Bogenrotationsdruckmaschine mit Druckeinheiten für den Mehrfarbendruck und wenigstens einer Beschichtungseinheit | |
JPS608232B2 (ja) | 印刷機に於ける胴を洗浄する装置 | |
US5768993A (en) | Inking system for offset printers | |
JPH05138873A (ja) | 印刷機の胴を洗浄するための装置 | |
JP4248040B2 (ja) | 輪転印刷機の印刷機構 | |
EP0951998B1 (en) | Printing machine for corrugated board sheets and method of cleaning ink fountain of the machine | |
DE4424587C2 (de) | Vorrichtung zum Entsorgen von Farbe oder Lack aus Behältern mit einer zugeordneten Walze in einer Rotationsdruckmaschine | |
EP0755788A1 (en) | Cylinder cleaning device for a printing machine | |
US5911175A (en) | Method and device for cleaning a printing machine cylinder surface | |
US6386105B1 (en) | Method and apparatus for cleaning ink fountain in rotary printing machine | |
JPH10157082A (ja) | 印刷機の胴を清浄化するための洗浄装置 | |
JP3564265B2 (ja) | フレキソ印刷機 | |
JP2761941B2 (ja) | 印刷機のインキ装置におけるインキ等拭き取り装置 | |
JP3327502B2 (ja) | 印刷機の印刷シリンダ洗浄装置 | |
JPH10180986A (ja) | 印刷機及びそのインキの回収方法 | |
JP2936413B1 (ja) | 印刷機インキ壺装置 | |
SU927566A1 (ru) | Моечное устройство дл цилиндров глубокой печати | |
GB2076339A (en) | Removing foreign particles during printing | |
JP2006192870A (ja) | 印刷機のシリンダー洗浄装置 | |
JP3117376B2 (ja) | 印刷機の洗浄装置 | |
JPS61144354A (ja) | 印刷機におけるロ−ラ洗浄装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |