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JP2698583B2 - ポリウレタン製造用触媒 - Google Patents

ポリウレタン製造用触媒

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Publication number
JP2698583B2
JP2698583B2 JP62101470A JP10147087A JP2698583B2 JP 2698583 B2 JP2698583 B2 JP 2698583B2 JP 62101470 A JP62101470 A JP 62101470A JP 10147087 A JP10147087 A JP 10147087A JP 2698583 B2 JP2698583 B2 JP 2698583B2
Authority
JP
Japan
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catalyst
polyurethane
seconds
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present
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62101470A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63265910A (ja
Inventor
正芳 森井
行永 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP62101470A priority Critical patent/JP2698583B2/ja
Publication of JPS63265910A publication Critical patent/JPS63265910A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2698583B2 publication Critical patent/JP2698583B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/16Catalysts
    • C08G18/18Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof
    • C08G18/1875Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof containing ammonium salts or mixtures of secondary of tertiary amines and acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軟質、硬質、半硬質フォームあるいはエラ
ストマー等のポリウレタン製造の際に用いる触媒に関す
るものである。更に詳しくは、電気冷蔵庫を中心とした
硬質フォーム、自動車内装材に使用される軟質、半硬質
フォーム、或いは、靴底、自動車ナンバー等に代表され
るエラストマーの硬化速度を促進するウレタン製造用の
新規な触媒に関するものである。 〔従来の技術及び問題点〕 ポリウレタン製造用の触媒としては、従来、錫系、鉄
系の有機金属と第3級アミンが用いられ、特に第3級ア
ミンが好んで使用されている。例えば、N−メチルモル
ホリン、N−エチルモルホリン、トリエチレンジアミ
ン、テトラメチルヘキサメチレンジアミン、ペンタメチ
ルジエチレントリアミン、トリメチルアミノエチルピペ
ラジン、ジメチルシクロヘキシルアミン等の化合物がポ
リウレタン製造用触媒として用いられている。 しかしながら、これまでに開発されているポリウレタ
ン製造用触媒に対していくつかの要望が提起されてい
る。その中で最も重要な一つは硬化性のより速い触媒シ
ステムである。これは言い換えれば、イソシアネートと
ポリオールの反応においても、初期の反応開始時間は同
じでも、最終の硬化時間の早い触媒、又は初期反応速度
は遅延させるが、最終の硬化時間は遅延させない触媒シ
ステムである。 この問題を解決するのに、これまでは標準的な触媒、
例えば、トリエチレンジアミンを酸でブロックして簡単
なアミン塩とすることが試みられてきた。しかしアミン
塩の場合は、使用する酸が蟻酸の時には、金属腐食の問
題に遭遇する。又、実施的に触媒活性の低下をきたし、
多量の触媒を使用しなくてはならないことになる。そし
て硬化時間も初期反応を早めなければ促進させることは
出来ず、不満足なものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上記の問題点を解決するために鋭意検
討した結果、特定のアミン系化合物からなる触媒が硬化
性を促進することを見出し、本発明を完成した。 即ち、本発明は、次の一般式(1) (式中、R1は炭素数2〜9のアルキレン基を表し、R2
水素、又はメチル基を表す。R3COOは2−エチルヘキサ
ン酸の残基を表す。) で表される化合物からなるポリウレタン製造用触媒を提
供するものである。 本発明の新規触媒は、公知の方法に依って容易に製造
することが出来る。例えば、テトラメチルヘキサメチレ
ンジアミンに2−エチルヘキサン酸を加えてアミン塩と
した後、エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイ
ドを付加させることに依って製造することが出来る。 本発明の新規触媒の使用量は、ポリウレタンの製造に
使用されるポリオール100部(重量、以下同じ)に対し
て0.01〜10部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.1〜
6部の範囲であるが、触媒の添加量をコントロールする
ことに依って、ポリウレタン製造工程の最適化を図ると
いう目的のもとに、この範囲を外して使用することも可
能である。又、本発明の新規触媒は、ポリウレタン製造
時に通常汎用的に使用されているトリエチレンジアミ
ン、テトラメチルヘキサメチレンジアミン等の第3級ア
ミンや有機金属化合物と併用することが出来る。 本発明の新規触媒を使用してポリウレタンを製造する
際に用いることの出来るポリイソシアネートとしては、
一般公知のポリイソシアネートであれば何れのものでも
良く、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−
トリレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート等を例示することが出来る。 本発明の新規触媒を使用してポリウレタンを製造する
際に用いることの出来るポリオールとしては、一般公知
のポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオールが
挙げられる。例えば、グリコール、グリセリン、ペンタ
エリスリトール、トリメチロールプロパン、庶糖等の多
価アルコールにエチレンオキサイド、もしくはプロピレ
ンオキサイドを付加して得られるポリエーテルポリオー
ル類、或いは、エチレンジアミン、トリレンジアミン、
ジフェニルメタンジアミン等のジアミンにエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイドを付加して得られるアミ
ン系ポリオール、そして、通常の二塩基酸と多価アルコ
ールとから製造されるポリエステルポリオールなどを例
示することが出来る。更に、ポリウレタンフォームを製
造する際に使用するポリオールにポリマーポリオールが
ある。これは遊離基触媒の存在下で、本明細書に於いて
述べる他の種類のポリオールの何れかに溶解又は分散し
た一つ以上のエチレン性不飽和モノマーを重合させるこ
とに依ってつくられる。エチレン性不飽和モノマーの代
表例は以下のものであり、単独か又は組み合わせて用い
てもよい。即ち、エチレン、プロピレン、アクリロニト
リル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、メチル
メタクリレート、ブタジエンである。一般にこの様な組
成物は、パーオキサイド、パーサルフェート、パーカー
ボネート、パーボレート及びアゾ化合物を含むラジカル
発生開始剤の何れかを用いて約40℃と約150℃との間の
温度において基体ポリオール中でモノマーを重合させる
ことに依ってつくられる。 本発明の新規触媒を用いてポリウレタンを製造する際
には、必要に応じて添加剤としてCFCl3やCH2Cl2等の発
泡剤、オルガノポリシロキサン等の界面活性剤、ハロゲ
ン化アルキル化合物、ハロゲン化燐化合物等の難燃剤、
その他の添加剤を用いることが出来る。これらの添加剤
の種類及び添加量については、通常使用される種類及び
範囲に於いて十分使用できる。 〔実施例〕 以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。 ポリウレタン製造の為の原料の混合割合を第1表に示
す配合とし、通常の手順に従ってウレタン発泡を実施し
た。即ち、ポリオール、水、界面活性剤、触媒、発泡
剤、ポリイソシアネートを20℃に保った紙製コップに計
量し、混合、撹拌し、ウレタンフォームを形成させた。 第2表は試験に供する触媒を示したものである。例え
ば、触媒Aは、3級アミン触媒として一般によく知られ
ているテトラメチルヘキサメチレンジアミン1モルに対
し、2−エチルヘキサン酸1モルを加えてアミン塩と
し、そこにアルキレンオキサイドとしてプロピレンオキ
サイドを1モル付加させたものである。POはプロピレン
オキサイド、EOはエチレンオキサイドを示す。 第3表に評価結果を示す。表中、クリームタイム(C
T)とは、原料の混合を開始してから発泡が始まるまで
の時間を意味し、ライズタイム(RT)とは、ポリウレタ
ンフォームが見掛け上、最大の高さを達成するまでの時
間を意味する。第4表は比較に使用した触媒I、J、
K、L、M、Nの評価を示す。 比較例に使用した触媒 〔発明の効果〕 実施例に於いても具体的に示したように、本発明のポ
リウレタン製造用触媒は、ウレタン反応のクリームタイ
ム(初期反応)を遅延させ、ライズタイム(硬化反応)
を促進させることが出来る。例えば実施例触媒Aと比較
例触媒Iの場合クリームタイム9秒の時、触媒Aのライ
ズタイムは90秒に対し、触媒Iのライズタイムは104秒
である。また実施例触媒Cと比較例触媒Iの場合はクリ
ームタイム6秒の時、触媒Cのライズタイム71秒に対
し、触媒Iのライズタイムは79秒である。 次に実施例触媒Eと比較例触媒Jの場合は、ライズタ
イムが110秒の時、触媒Eのクリームタイムは10秒、触
媒Jのクリームタイムは9秒である。 更に実施例触媒Gのクリームタイム、ライズタイムが
15秒、168秒の時、比較例触媒Kのクリームタイム、ラ
イズタイムはそれぞれ14秒、185秒である。比較例触媒
Kに対して実施例触媒Gはクリームタイムが遅いにもか
かわらずライズタイムが早い結果を示している。 また、比較例触媒L、M、Nは、実施例触媒とクリー
ムタイムが同等の場合には何れもライズタイムが遅くな
る。 以上のことからも実施例の触媒の効果は明らかであ
り、本発明により、硬化性のより速い触媒を得ることが
できる。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.次の一般式(1)で表される化合物からなるポリウ
    レタン製造用触媒。 (式中、R1は炭素数2〜9のアルキレン基を表し、R2
    水素、又はメチル基を表す。R3COOは2−エチルヘキサ
    ン酸の残基を表す。)
JP62101470A 1987-04-24 1987-04-24 ポリウレタン製造用触媒 Expired - Lifetime JP2698583B2 (ja)

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JPS63265910A JPS63265910A (ja) 1988-11-02
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JPS60181114A (ja) * 1984-02-29 1985-09-14 Dainippon Ink & Chem Inc ポリイソシアネ−トの製造法

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