JP2693336B2 - トラクタと作業機の装着装置 - Google Patents
トラクタと作業機の装着装置Info
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- JP2693336B2 JP2693336B2 JP4039724A JP3972492A JP2693336B2 JP 2693336 B2 JP2693336 B2 JP 2693336B2 JP 4039724 A JP4039724 A JP 4039724A JP 3972492 A JP3972492 A JP 3972492A JP 2693336 B2 JP2693336 B2 JP 2693336B2
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- tractor
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/627—Devices to connect beams or arms to tractors or similar self-propelled machines, e.g. drives therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/59—Manually releaseable latch type
- Y10T403/591—Manually releaseable latch type having operating mechanism
- Y10T403/595—Lever
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
- Shovels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタとバックホー
等の作業機との装着装置に関するものである。
等の作業機との装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来トラクタの後部にバックホーを装着
するようにしたものがあり、このものにあっては、トラ
クタに取付けた装着枠に上下の連結部を備え、この上下
の連結部に上方から嵌合する上下の被連結部をバックホ
ーの機枠に設け、連結部と被連結部とはコッターボルト
とナットとで締付固定される。
するようにしたものがあり、このものにあっては、トラ
クタに取付けた装着枠に上下の連結部を備え、この上下
の連結部に上方から嵌合する上下の被連結部をバックホ
ーの機枠に設け、連結部と被連結部とはコッターボルト
とナットとで締付固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、連結部と被連結部との固定をコッターボルトとナ
ットによって行うため、工具が必要である上に、着脱に
手間がかかりまた面倒なものであった。そこで本発明
は、作業機の着脱の容易化を図ると共に着脱に工具不要
なトラクタと作業機の装着装置を提供することを目的と
する。
ては、連結部と被連結部との固定をコッターボルトとナ
ットによって行うため、工具が必要である上に、着脱に
手間がかかりまた面倒なものであった。そこで本発明
は、作業機の着脱の容易化を図ると共に着脱に工具不要
なトラクタと作業機の装着装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、トラクタ側に連結部14
を設けると共に、作業機側に前記連結部14に回動自在に
連結される被連結部35を設け、トラクタ側の前記連結部
14上方位置又は作業機側の前記被連結部35上方位置のど
ちらか一方側に、一対のマウントホルダ38を開閉自在に
設けると共に該マウントホルダ38を開状態に付勢する付
勢バネ44を備え、他方側に、作業機をトラクタに近接す
るように被連結部35廻りに回動させた際、前記マウント
ホルダ38間に挿入され且つマウントホルダ38を押圧して
これを付勢バネ44に抗して閉動作させることでマウント
ホルダ38に連結されるマウントバー15を設け、さらに、
前記マウントホルダ38の閉動作に連動してマウントホル
ダ38間に挟み込まれてマウントホルダ38の開動作を阻止
するロック部材48を備えて成る点にある。
するために講じた技術的手段は、トラクタ側に連結部14
を設けると共に、作業機側に前記連結部14に回動自在に
連結される被連結部35を設け、トラクタ側の前記連結部
14上方位置又は作業機側の前記被連結部35上方位置のど
ちらか一方側に、一対のマウントホルダ38を開閉自在に
設けると共に該マウントホルダ38を開状態に付勢する付
勢バネ44を備え、他方側に、作業機をトラクタに近接す
るように被連結部35廻りに回動させた際、前記マウント
ホルダ38間に挿入され且つマウントホルダ38を押圧して
これを付勢バネ44に抗して閉動作させることでマウント
ホルダ38に連結されるマウントバー15を設け、さらに、
前記マウントホルダ38の閉動作に連動してマウントホル
ダ38間に挟み込まれてマウントホルダ38の開動作を阻止
するロック部材48を備えて成る点にある。
【0005】
【作用】トラクタ1 にバックホー等の作業機7 を装着す
るには、先ずトラクタ1 側に設けた連結部14に、作業機
7 側に設けた被連結部35を回動自在に連結する。次に作
業機7 を前記被連結部35廻りに回動させてトラクタ1 に
近接させる。すると、トラクタ1 又は作業機7 の一方に
設けた一対のマウントホルダ38間に、他方に設けたマウ
ントバー15が挿入されると共に該マウントバー15でマウ
ントホルダ38を押圧して、該マウントホルダ38を閉動作
させ、これによって、マウントバー15がマウントホルダ
38に連結される。このとき、ロック部材48がマウントホ
ルダ38の閉動作に連結してマウントホルダ38間に挟み込
まれて、該マウントホルダ38の開動作を阻止する。この
ようにして、作業機7 がトラクタ1 に、容易に且つ自動
的に装着され、装着時間の短縮化が図れ、また工具も不
要である。
るには、先ずトラクタ1 側に設けた連結部14に、作業機
7 側に設けた被連結部35を回動自在に連結する。次に作
業機7 を前記被連結部35廻りに回動させてトラクタ1 に
近接させる。すると、トラクタ1 又は作業機7 の一方に
設けた一対のマウントホルダ38間に、他方に設けたマウ
ントバー15が挿入されると共に該マウントバー15でマウ
ントホルダ38を押圧して、該マウントホルダ38を閉動作
させ、これによって、マウントバー15がマウントホルダ
38に連結される。このとき、ロック部材48がマウントホ
ルダ38の閉動作に連結してマウントホルダ38間に挟み込
まれて、該マウントホルダ38の開動作を阻止する。この
ようにして、作業機7 がトラクタ1 に、容易に且つ自動
的に装着され、装着時間の短縮化が図れ、また工具も不
要である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図6は第1実施例を示し、図6におい
て、1 はトラクタで、前輪2 、後輪3 を有し、ハンドル
4 の後方に運転席5 が前向き姿勢と後向き姿勢とに姿勢
変更自在に備えられている。また、このトラクタ1 の前
部にはフロントローダ6 が装着され、後部にはバックホ
ー7 が装着されている。
する。図1乃至図6は第1実施例を示し、図6におい
て、1 はトラクタで、前輪2 、後輪3 を有し、ハンドル
4 の後方に運転席5 が前向き姿勢と後向き姿勢とに姿勢
変更自在に備えられている。また、このトラクタ1 の前
部にはフロントローダ6 が装着され、後部にはバックホ
ー7 が装着されている。
【0007】8 はトラクタ1 の車体で、エンジン、ミッ
ションケース等を直結して主構成されている。この車体
8 の左右両側にはバックホー7 を装着するために用いら
れる取付枠9 が設けられている。左右の各取付枠9 は、
図1乃至図5にも示すように、車体8 の下部に固定され
る前後方向の主枠材10と、この主枠材10後部の左右方向
外側に固定されて主枠材10から上方突出状とされた側枠
材11と、この側枠材11後上部の左右方向内側に間隔をお
いて設けられたプレート13との間にその下部が固定され
た角パイプから成る縦補強枠12とから構成されている。
ションケース等を直結して主構成されている。この車体
8 の左右両側にはバックホー7 を装着するために用いら
れる取付枠9 が設けられている。左右の各取付枠9 は、
図1乃至図5にも示すように、車体8 の下部に固定され
る前後方向の主枠材10と、この主枠材10後部の左右方向
外側に固定されて主枠材10から上方突出状とされた側枠
材11と、この側枠材11後上部の左右方向内側に間隔をお
いて設けられたプレート13との間にその下部が固定され
た角パイプから成る縦補強枠12とから構成されている。
【0008】前記主枠材10の後端部には、後上方に向け
て開放状とされたU字状凹部から成る連結部14が形成さ
れ、この連結部14の上方位置で且つ前記側枠材11とプレ
ート13間の縦補強枠12後方には、左右方向の軸心を有す
るマウントバー15が固着されている。なお、縦補強枠12
は後輪フェンダ16の内側立面に沿って上方に延伸されて
後輪フェンダ16上面に連結されている。
て開放状とされたU字状凹部から成る連結部14が形成さ
れ、この連結部14の上方位置で且つ前記側枠材11とプレ
ート13間の縦補強枠12後方には、左右方向の軸心を有す
るマウントバー15が固着されている。なお、縦補強枠12
は後輪フェンダ16の内側立面に沿って上方に延伸されて
後輪フェンダ16上面に連結されている。
【0009】前記バックホー7 の機枠17は、板材より構
成され、上下一対の主枠材18と、上下主枠材18の前端部
同志を連結する前枠材19と、上下主枠材18の中間部同志
を連結する中間枠材20等とを備えて成る。上下主枠材18
の後端部には旋回枠21が縦軸廻りに左右揺動自在に取付
けられ、この旋回枠21は左右一対の旋回シリンダ22によ
って左右に旋回される。また、この旋回枠21の下部には
ブーム23の基部が枢着され、このブーム23はブームシリ
ンダ24によって上下に揺動される。また、ブーム23の先
端部にはアームシリンダ25によって回動されるアーム26
の基部が枢着され、アーム26の先端部にはバケットシリ
ンダ27によって揺動動作されるリンク機構を介して取付
けられている。
成され、上下一対の主枠材18と、上下主枠材18の前端部
同志を連結する前枠材19と、上下主枠材18の中間部同志
を連結する中間枠材20等とを備えて成る。上下主枠材18
の後端部には旋回枠21が縦軸廻りに左右揺動自在に取付
けられ、この旋回枠21は左右一対の旋回シリンダ22によ
って左右に旋回される。また、この旋回枠21の下部には
ブーム23の基部が枢着され、このブーム23はブームシリ
ンダ24によって上下に揺動される。また、ブーム23の先
端部にはアームシリンダ25によって回動されるアーム26
の基部が枢着され、アーム26の先端部にはバケットシリ
ンダ27によって揺動動作されるリンク機構を介して取付
けられている。
【0010】機枠17の上部にはステップ29が設けられ、
このステップ29上にはコントロールボックス30が取付け
られている。また、機枠17の左右両側にはブラケット31
を介してアウントリガー32が上下揺動自在に設けられて
いる。機枠17の前部左右両側にはサイドプレート33が固
着されており、サイドプレート33の下部間には左右方向
の軸心を有する連結バー34が設けられ、この連結バー34
の左右方向両端部はサイドプレート33から左右方向外方
に突出されると共に、サイドプレート33の左右方向外側
に固着された下向きコ字形のマウントガイド37を貫通し
ており、この突出部分のマウントガイド37左右側壁間
が、トラクタ1 側に設けた連結部14に上方から嵌合可能
な被連結部35とされている。なお、前記マウントガイド
37の左右側壁下部は、対向外側に向けて弯曲状に屈曲さ
れている。また、各サイドプレート33下部の左右方向内
側には補強板36が設けられ、この補強板36は下側の主枠
材18、サイドプレート33及び連結バー34に固着されてい
る。
このステップ29上にはコントロールボックス30が取付け
られている。また、機枠17の左右両側にはブラケット31
を介してアウントリガー32が上下揺動自在に設けられて
いる。機枠17の前部左右両側にはサイドプレート33が固
着されており、サイドプレート33の下部間には左右方向
の軸心を有する連結バー34が設けられ、この連結バー34
の左右方向両端部はサイドプレート33から左右方向外方
に突出されると共に、サイドプレート33の左右方向外側
に固着された下向きコ字形のマウントガイド37を貫通し
ており、この突出部分のマウントガイド37左右側壁間
が、トラクタ1 側に設けた連結部14に上方から嵌合可能
な被連結部35とされている。なお、前記マウントガイド
37の左右側壁下部は、対向外側に向けて弯曲状に屈曲さ
れている。また、各サイドプレート33下部の左右方向内
側には補強板36が設けられ、この補強板36は下側の主枠
材18、サイドプレート33及び連結バー34に固着されてい
る。
【0011】各サイドプレート33の被連結部35上方位置
で且つ左右方向外側には上下に対向配置された一対のマ
ウントホルダ38が配設されている。上下のマウントホル
ダ38はサイドプレート33とこれの左右方向外側に間隔を
おいて配置されたガイドプレート39との間に介在され
て、夫々左右方向の軸心を有する支軸40,41 を介して開
閉自在に枢支されている。なお、上側のマウントホルダ
38を支持する支軸40は左右両側のガイドプレート39間に
亘って形成され、左右サイドプレート33を連結してお
り、下側のマウントホルダ38を支持する支軸41は左右別
個に形成されている。
で且つ左右方向外側には上下に対向配置された一対のマ
ウントホルダ38が配設されている。上下のマウントホル
ダ38はサイドプレート33とこれの左右方向外側に間隔を
おいて配置されたガイドプレート39との間に介在され
て、夫々左右方向の軸心を有する支軸40,41 を介して開
閉自在に枢支されている。なお、上側のマウントホルダ
38を支持する支軸40は左右両側のガイドプレート39間に
亘って形成され、左右サイドプレート33を連結してお
り、下側のマウントホルダ38を支持する支軸41は左右別
個に形成されている。
【0012】上下各マウントホルダ38の反対向側にはブ
ラケット42が設けられ、このブラケット42の後方にサイ
ドプレート33に固定されたピン43が配設され、これらブ
ラケット42とピン43との間に引張コイルバネから成る付
勢バネ44が設けられていて、上下マウントホルダ38がト
ラクタ1 (前方)側に向けて開くように付勢されてい
る。
ラケット42が設けられ、このブラケット42の後方にサイ
ドプレート33に固定されたピン43が配設され、これらブ
ラケット42とピン43との間に引張コイルバネから成る付
勢バネ44が設けられていて、上下マウントホルダ38がト
ラクタ1 (前方)側に向けて開くように付勢されてい
る。
【0013】上下各マウントホルダ38の対向面には、ト
ラクタ1 側の取付枠9 に設けたマウントバー15に嵌合す
る円弧状凹部45が形成されると共に、該凹部45の後方に
は相互に接当してマウントホルダ38の拡開を規制する規
制面46が形成され、さらに、規制面46の後方は、後方に
向けて開放状の係合凹部47を形成するようにマウントホ
ルダ38の対向面が切欠かれている。また、前記凹部45の
側方のサイドプレート33及びガイドプレート39はマウン
トバー15と干渉しないようにU字状に切欠かれている。
ラクタ1 側の取付枠9 に設けたマウントバー15に嵌合す
る円弧状凹部45が形成されると共に、該凹部45の後方に
は相互に接当してマウントホルダ38の拡開を規制する規
制面46が形成され、さらに、規制面46の後方は、後方に
向けて開放状の係合凹部47を形成するようにマウントホ
ルダ38の対向面が切欠かれている。また、前記凹部45の
側方のサイドプレート33及びガイドプレート39はマウン
トバー15と干渉しないようにU字状に切欠かれている。
【0014】マウントホルダ38の後方には、マウントホ
ルダ38の閉時における拡開を規制するロック部材48が配
置されている。このロック部材48は前記係合凹部47に嵌
合する頭部49とこの頭部49の左右方向外側にその前部が
固着された軸部50とから成る。軸部49の前部には左右方
向のピン51が貫通され、このピン51は軸部50の左右両側
に配置した支持ブラケット52に長孔を介して支持され、
該支持ブラケット52はサイドプレート33に固定した左右
方向の支軸53廻り回動自在に外嵌された筒体54に固着さ
れている。また、前記筒体54には操作レバー55が固着さ
れており、軸部50の後部はバックホー7 の機枠17の主枠
材18に固着された支持プレート56に軸心方向移動自在に
支持され、この支持プレート56と前記ピン51の間の軸部
50には圧縮コイルバネ57が套嵌されている。
ルダ38の閉時における拡開を規制するロック部材48が配
置されている。このロック部材48は前記係合凹部47に嵌
合する頭部49とこの頭部49の左右方向外側にその前部が
固着された軸部50とから成る。軸部49の前部には左右方
向のピン51が貫通され、このピン51は軸部50の左右両側
に配置した支持ブラケット52に長孔を介して支持され、
該支持ブラケット52はサイドプレート33に固定した左右
方向の支軸53廻り回動自在に外嵌された筒体54に固着さ
れている。また、前記筒体54には操作レバー55が固着さ
れており、軸部50の後部はバックホー7 の機枠17の主枠
材18に固着された支持プレート56に軸心方向移動自在に
支持され、この支持プレート56と前記ピン51の間の軸部
50には圧縮コイルバネ57が套嵌されている。
【0015】前記構成において、バックホー7 をトラク
タ1 から離脱させた状態では、バックホー7 は左右のア
ウトリガー32とアーム26の先端側とを接地させた状態で
保持されている。このとき、バックホー7 側の被連結部
35はトラクタ1 側の連結部14より上方に位置されてい
る。そして、バックホー7 をトラクタ1 に装着するに
は、先ずトラクタ1 を後進させて、連結部14を被連結部
35の下方位置に配置し、アウトリガー32を上昇させてバ
ックホー7 を下降させ、被連結部35を連結部14に上方か
ら嵌合させる。すると、被連結部35が連結部14に左右方
向の軸心廻り回動自在に連結される。このとき、マウン
トホルダ38は図2に示すように拡開状態であり、また、
マウントバー15はマウントホルダ38の前方に位置してい
る。また、ロック部材48の頭部49はマウントホルダ38の
後面に接当されている。
タ1 から離脱させた状態では、バックホー7 は左右のア
ウトリガー32とアーム26の先端側とを接地させた状態で
保持されている。このとき、バックホー7 側の被連結部
35はトラクタ1 側の連結部14より上方に位置されてい
る。そして、バックホー7 をトラクタ1 に装着するに
は、先ずトラクタ1 を後進させて、連結部14を被連結部
35の下方位置に配置し、アウトリガー32を上昇させてバ
ックホー7 を下降させ、被連結部35を連結部14に上方か
ら嵌合させる。すると、被連結部35が連結部14に左右方
向の軸心廻り回動自在に連結される。このとき、マウン
トホルダ38は図2に示すように拡開状態であり、また、
マウントバー15はマウントホルダ38の前方に位置してい
る。また、ロック部材48の頭部49はマウントホルダ38の
後面に接当されている。
【0016】次に、ブームシリンダ24を伸長させると、
バックホー7 の機枠17が被連結部35廻りに回動して、マ
ウントホルダ38がトラクタ1 側に近接される。そして、
マウントバー15が図2に示すように、マウントホルダ38
間に挿入されると共に、マウントバー15によって円弧状
凹部45の後端部が押圧されて、マウントホルダ38が付勢
バネ44に抗して閉動作され、マウントバー15が上下マウ
ントホルダ38で挟み込まれて、連結される。このとき、
マウントホルダ38の閉動作に伴なって、係合凹部47が拡
開して、該係合凹部47にバネ57に付勢されてロック部材
48の頭部49が挿入され、該頭部49がマウントホルダ38間
に挟み込まれて、マウントホルダ38の開動作が阻止され
るようになっている。以上のようにして、取付枠9 にバ
ックホー7 機枠17が連結されて、トラクタ1 にバックホ
ー7 が装着される。
バックホー7 の機枠17が被連結部35廻りに回動して、マ
ウントホルダ38がトラクタ1 側に近接される。そして、
マウントバー15が図2に示すように、マウントホルダ38
間に挿入されると共に、マウントバー15によって円弧状
凹部45の後端部が押圧されて、マウントホルダ38が付勢
バネ44に抗して閉動作され、マウントバー15が上下マウ
ントホルダ38で挟み込まれて、連結される。このとき、
マウントホルダ38の閉動作に伴なって、係合凹部47が拡
開して、該係合凹部47にバネ57に付勢されてロック部材
48の頭部49が挿入され、該頭部49がマウントホルダ38間
に挟み込まれて、マウントホルダ38の開動作が阻止され
るようになっている。以上のようにして、取付枠9 にバ
ックホー7 機枠17が連結されて、トラクタ1 にバックホ
ー7 が装着される。
【0017】また、前記状態からバックホー7 を離脱さ
せるには、操作レバー55を後方移動させることで、ロッ
ク部材48を後方移動させて、頭部49を係合凹部47から離
脱させ、この状態で保持しておく。このロック部材48の
保持は、手で行なうか或いは保持装置を設けてもよい。
なお、手で行なう場合は、左右のロック部材48を一本の
操作レバーにて操作し得るように連動させておくのが好
ましい。そして、ロック部材48を係合凹部47からの離脱
位置に保持した状態で、前記と逆の動作を行えばよい。
せるには、操作レバー55を後方移動させることで、ロッ
ク部材48を後方移動させて、頭部49を係合凹部47から離
脱させ、この状態で保持しておく。このロック部材48の
保持は、手で行なうか或いは保持装置を設けてもよい。
なお、手で行なう場合は、左右のロック部材48を一本の
操作レバーにて操作し得るように連動させておくのが好
ましい。そして、ロック部材48を係合凹部47からの離脱
位置に保持した状態で、前記と逆の動作を行えばよい。
【0018】図7及び図8は第2実施例を示し、上下の
マウントホルダ38を左右方向に関して位置ずれさせると
共に、円弧状凹部45の前後を左右方向側面から見てオー
バーラップするように形成して、マウントホルダ38とマ
ウントバー15との当たり面を広くして摩耗を減少させる
ようにしたものである。そして、マウントホルダ38の後
部は規制面46が接当するように厚肉に形成されている。
なお、支軸40,41 から規制面46までの距離は支軸40,40
間の距離の1/2 に設定されている。
マウントホルダ38を左右方向に関して位置ずれさせると
共に、円弧状凹部45の前後を左右方向側面から見てオー
バーラップするように形成して、マウントホルダ38とマ
ウントバー15との当たり面を広くして摩耗を減少させる
ようにしたものである。そして、マウントホルダ38の後
部は規制面46が接当するように厚肉に形成されている。
なお、支軸40,41 から規制面46までの距離は支軸40,40
間の距離の1/2 に設定されている。
【0019】図9は第3実施例を示し、マウントホルダ
38の円弧状凹部45の前後を側面から見てオーバーラップ
させるのに、上下一方のマウントホルダ38の左右両側に
補強部材58を設けたものである。図10は第4実施例を
示し、係合凹部47とロック部材48の頭部49とをテーパー
嵌合すべくテーパー状に形成して、連結時のガタを防止
するようにしたものである。
38の円弧状凹部45の前後を側面から見てオーバーラップ
させるのに、上下一方のマウントホルダ38の左右両側に
補強部材58を設けたものである。図10は第4実施例を
示し、係合凹部47とロック部材48の頭部49とをテーパー
嵌合すべくテーパー状に形成して、連結時のガタを防止
するようにしたものである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、作業機7 をトラクタ1
に装着するのに、先ずトラクタ1 側に設けた連結部14に
作業機7 側に設けた被連結部35を連結し、この被連結部
35廻りに作業機7 を回動させてトラクタ1 に近接させる
ことにより、トラクタ1 又は作業機7 の一方に設けたマ
ウントバー15が他方に設けたマウントホルダ38間に挿入
されると共に該マウントホルダ38が閉動作されて、マウ
ントバー15がマウントホルダ38に連結され、さらに、マ
ウントホルダ38の閉動作に連動してロック部材48がマウ
ントホルダ38間に挟み込まれてマウントホルダ38の開動
作を阻止するように構成されているので、作業機7 のト
ラクタ1 への装着が容易に且つ自動的に行なわれ、装着
時間の短縮化が図れ、また、工具も不要である。
に装着するのに、先ずトラクタ1 側に設けた連結部14に
作業機7 側に設けた被連結部35を連結し、この被連結部
35廻りに作業機7 を回動させてトラクタ1 に近接させる
ことにより、トラクタ1 又は作業機7 の一方に設けたマ
ウントバー15が他方に設けたマウントホルダ38間に挿入
されると共に該マウントホルダ38が閉動作されて、マウ
ントバー15がマウントホルダ38に連結され、さらに、マ
ウントホルダ38の閉動作に連動してロック部材48がマウ
ントホルダ38間に挟み込まれてマウントホルダ38の開動
作を阻止するように構成されているので、作業機7 のト
ラクタ1 への装着が容易に且つ自動的に行なわれ、装着
時間の短縮化が図れ、また、工具も不要である。
【図1】第1実施例を示す作業機装着時の要部の側面断
面図である。
面図である。
【図2】作用状態を示す要部の側面断面図である。
【図3】図1のA−A線矢視断面図である。
【図4】バックホー基部の側面断面図である。
【図5】バックホー基部の平面断面図である。
【図6】全体側面図である。
【図7】第2実施例を示すマウントホルダの側面図であ
る。
る。
【図8】第2実施例を示すマウントホルダの背面図であ
る。
る。
【図9】第3実施例を示すマウントホルダの背面図であ
る。
る。
【図10】第4実施例を示すマウントホルダ及びロック
部材の側面図である。
部材の側面図である。
1 トラクタ 7 バックホー 14 連結部 15 マウンドバー 35 被連結部 38 マウントホルダ 44 付勢バネ 48 ロック部材
Claims (1)
- 【請求項1】 トラクタ側に連結部(14)を設けると共
に、作業機側に前記連結部(14)に回動自在に連結される
被連結部(35)を設け、トラクタ側の前記連結部(14)上方
位置又は作業機側の前記被連結部(35)上方位置のどちら
か一方側に、一対のマウントホルダ(38)を開閉自在に設
けると共に該マウントホルダ(38)を開状態に付勢する付
勢バネ(44)を備え、他方側に、作業機をトラクタに近接
するように被連結部(35)廻りに回動させた際、前記マウ
ントホルダ(38)間に挿入され且つマウントホルダ(38)を
押圧してこれを付勢バネ(44)に抗して閉動作させること
でマウントホルダ(38)に連結されるマウントバー(15)を
設け、さらに、前記マウントホルダ(38)の閉動作に連動
してマウントホルダ(38)間に挟み込まれてマウントホル
ダ(38)の開動作を阻止するロック部材(48)を備えて成る
ことを特徴とするトラクタと作業機の装着装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039724A JP2693336B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | トラクタと作業機の装着装置 |
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