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JP2692527B2 - リーダストリップ付コイルの製造方法およびその設備 - Google Patents

リーダストリップ付コイルの製造方法およびその設備

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Publication number
JP2692527B2
JP2692527B2 JP9375193A JP9375193A JP2692527B2 JP 2692527 B2 JP2692527 B2 JP 2692527B2 JP 9375193 A JP9375193 A JP 9375193A JP 9375193 A JP9375193 A JP 9375193A JP 2692527 B2 JP2692527 B2 JP 2692527B2
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JP
Japan
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equipment
coil
leader strip
pickling
continuous
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JP9375193A
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JPH06277703A (ja
Inventor
公夫 菅澤
太郎 川口
勲 池田
誉昭 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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  • Metal Rolling (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱延ステンレス鋼板
の連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備におけるリーダ
ストリップ付コイルの製造方法およびその設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱延ステンレス鋼板の場合、熱延コイル
の焼鈍酸洗は、一般に焼鈍と酸洗工程を連続処理する連
続焼鈍酸洗設備(通常APラインと呼ばれる)、または
焼鈍を別設備で行ってから連続酸洗する連続酸洗設備に
て行われる。この設備にて焼鈍酸洗を施された熱延ステ
ンレス鋼板は、ゼンジマーミルと呼ばれるステンレス専
用の圧延機によって圧延されるが、このゼンジマーミル
による圧延は周知のとおり、コイルをリバースさせて圧
延するためにその左右のリールに巻き付く部分(片側約
10m)を圧延することができず、コイルの前後で約2
0m分が無駄となってしまう。この無駄をなくしコイル
全長にわたって圧延できるようにするため、リーダスト
リップ(約10m)をコイルの前後に接合して圧延する
方法がとられる。
【0003】すなわち、熱延ステンレス鋼板の場合は、
コイルのトップとボトムにリーダストリップを接合した
後、当該コイルを連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備
に搬入し、焼鈍酸洗処理後ゼンジマーミル圧延工程へ搬
入され冷間圧延される。
【0004】図3は従来のリーダストリップ接合設備と
熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設
備の設備配置列の一例を示す概略図で、1は焼鈍酸洗ま
たは酸洗前処理用仕掛コイル置場、2はリーダストリッ
プ接合設備、3はリーダストリップ接合用運転室、6は
熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設
備、7は焼鈍酸洗設備用または連続酸洗設備用運転室、
8は焼鈍酸洗処理用または酸洗処理用仕掛コイル置場で
ある。
【0005】すなわち、従来の設備はリーダストリップ
接合設備2と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備また
は連続酸洗設備6はそれぞれ別々に設置されており、焼
鈍酸洗または酸洗前処理用仕掛コイル置場1よりリーダ
ストリップ接合設備2に搬入されたステンレス熱延コイ
ルは、該接合設備のペイオフリール2−1から巻戻さ
れ、リーダストリップ供給テーブル2−2に供給された
リーダストリップをウエルダー2−3にてトップとボト
ムに溶接してテンションリール2−4に巻き取った後、
いったん焼鈍酸洗用または酸洗用仕掛コイル置場8に搬
送され、しかる後オーバーヘッドクレーン等にて熱延ス
テンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備6に
搬入される。この設備で連続焼鈍酸洗または連続酸洗処
理を施されたコイルは、次のゼンジマーミル圧延工程に
クレーン等で搬入され冷間圧延(リバース圧延)が行わ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
リーダストリップ接合設備と熱延ステンレス鋼板連続焼
鈍酸洗設備または連続酸洗設備の設備配置列では、以下
に記載する問題点があった。すなわち、従来はリーダス
トリップ接合設備と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設
備または連続酸洗設備がそれぞれ別々のラインで構成さ
れているため、各設備間のコイルの搬送量が大きく、オ
ーバーヘッドクレーン等を必要とすること、また別々の
設備のためそれぞれに運転室および作業要員が必要であ
ること、またリーダストリップをコイルのトップおよび
ボトムに接合するためにテンションリールによる巻き直
しを必要とし、コイル巻取時に疵の発生を余儀なくされ
る上、サイクルタイムロス(コイル巻取時間)も大き
い。また、各設備専用の仕掛コイル置き場を必要とする
ため、広いスペースを確保しなければならない。さら
に、これらの問題により熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸
洗または連続酸洗の前処理能力が低いといった問題があ
った。また、連続酸洗設備では焼鈍設備が別になるため
に工程が増える。
【0007】なお、特開平4−84605号公報には、
リーダストリップ熱延鋼板の製造方法が開示されてい
る。この方法は、ステンレス鋼板のトップとボトムに普
通鋼板を接続して熱間エンドレス圧延を行った後、前記
普通鋼板を分断してリーダストリップとすることを特徴
としている。しかし、リーダストリップに普通鋼を用い
たステンレス熱延コイルを仮に熱延ステンレス鋼板連続
焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備で処理する場合、炉内
温度が1300℃と高温であるため普通鋼では溶断して
しまうこと、酸洗時のスケール処理においても普通鋼が
溶けるおそれがあることから、ステンレス熱延コイルの
リーダストリップに普通鋼を適用することはほとんどで
きない。さらに、熱間エンドレス圧延は一般的な非エン
ドレス熱間圧延機では不可能であり、圧延機の大幅な改
造を余儀なくされ、莫大な費用がかかる等の理由により
実用化は容易でない。
【0008】この発明は、リーダストリップ接合設備と
熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設
備がそれぞれ別ライン構成となっている従来設備の問題
点を解消するためになされたもので、鋼板のトップおよ
びボトムにリーダストリップを有するリーダストリップ
接合設備を熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗ラインまた
は連続酸洗ライン内に配置しインライン化することによ
って、熱延ステンレスコイルの前処理能力の向上、設備
の簡素化および効率化をはかるリーダストリップ付コイ
ルの製造方法およびその設備を提案しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、熱延ステン
レス鋼板連続焼鈍酸洗ラインまたは連続酸洗ラインの前
工程において、リーダストリップ接合設備にてコイルの
トップに当該コイルトップ用リーダストリップと先行コ
イルボトム用リーダーストリップを連続して接合し、該
リーダストリップ付コイルを連続焼鈍酸洗ラインまたは
連続酸洗ラインに搬入し、先行コイルボトム用リーダス
トリップを先行コイルのボトムに接合し、連続焼鈍酸洗
後または連続酸洗後、前記リーダーストリップとリーダ
ーストリップの接合部を切断し、鋼板のトップとボトム
にリーダストリップを有するコイルとすることを特徴と
するリーダストリップ付コイルの製造方法を要旨とする
ものである。
【0010】また、この方法を実施するための設備とし
て、熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸
洗設備の前段に、ペイオフリールよりコイルを一部巻き
戻して当該コイルのトップに所定長さのリーダストリッ
プを2枚連続して接合し再びペイオフリールに巻き取る
リーダストリップ接合設備と、該リーダストリップ接合
設備と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備間または連
続酸洗設備間に配置したコイル自動搬送装置と、リーダ
ストリップ接合設備と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗
設備または連続酸洗設備の共通運転室と、連続焼鈍酸洗
設備出側または連続酸洗設備出側に配置され前記リーダ
ーストリップとリーダーストリップの接合部を切断する
切断機を備えたこと、および前記リーダストリップ接合
設備はペイオフリール、ウエルダーおよびリーダストリ
ップ供給テーブルを備え、テンションリールを有しない
ことを特徴とするリーダストリップ付コイルの製造設備
を要旨とするものである。
【0011】
【作用】クレーン等によりリーダストリップ接合設備に
搬入された熱延ステンレスコイルは、該設備にてコイル
トップに約10mのリーダストリップを2枚連続して接
続し再びペイオフリールに巻取った後、熱延ステンレス
鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備に自動搬送さ
れる。なお、リーダーストリップは上記2枚分の長さ
(約20m)を有する1枚ものを使用することも可能で
ある。
【0012】熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備また
は連続酸洗設備では、先行コイルのボトムにリーダスト
リップを接合し連続焼鈍酸洗処理または連続酸洗処理が
施され、該連続焼鈍酸洗設備出側または連続酸洗設備出
側でリーダストリップとリーダストリップの接合部を切
断するので、コイルのトップとボトムにはリーダストリ
ップが接合された状態となる。
【0013】リーダストリップ接合設備と熱延ステンレ
ス鋼板連続焼鈍酸洗設備間または連続酸洗設備間はコイ
ルカー等のコイル自動搬送装置を介して連続ラインとす
ることができるので、両設備間のコイル搬送を短時間で
かつ効率的に行うことができる。さらに、リーダストリ
ップ接合設備と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備ま
たは連続酸洗設備の運転室を共通化できるとともに、焼
鈍酸洗前処理用または酸洗前処理用の仕掛コイル置場と
焼鈍酸洗処理用または酸洗処理用仕掛コイル置場とを共
通化できる。
【0014】リーダストリップ接合設備では、ペイオフ
リールとリーダストリップ供給テープルとの間にウエル
ダーを配置し、コイルのトップにリーダストリップを2
枚接合し、再びペイオフリールに巻き取るので、テンシ
ョンリールを省略できる。
【0015】熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備また
は連続酸洗設備にリーダストリップ接合設備をインライ
ン化したことにより、設備の合理化、処理能力の大幅向
上、製品品質の向上がはかられる。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例におけるリーダス
トリップ接合設備と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設
備または連続酸洗設備の設備配置列を示す概略図、11
は仕掛コイル置場、12はリーダストリップ接合設備、
13は運転室、14は熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗
設備または連続酸洗設備、15はコイル自動搬送装置、
16は切断機である。また、図2は同上の設備における
リーダストリップ付きコイルの製造工程を示す概略図
で、(A)はリーダストリップ接合設備においてウエル
ダーにてコイルのトップにまず一枚目のリーダストリッ
プを接合している状態、(B)は同じくウエルダーにて
2枚目のリーダストリップを接合している状態、(C)
はコイルのトップに2枚のリーダストリップを接合した
状態のコイル、(D)は熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸
洗設備または連続酸洗設備において先行コイルのボトム
に後行コイルのリーダストリップを接合している状態、
(E)は熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連
続酸洗設備の出側で2枚のリーダストリップを切断機で
分離している状態をそれぞれ示し、17はコイル、18
−1、18−2はリーダストリップである。
【0017】リーダストリップ接合設備12は、ペイオ
フリール12−1、レベラー12−2、シャー12−
3、12−4はノッチャー、12−5はビートグライン
ダー、12−6はウエルダー、12−7はリーダストリ
ップ供給テーブルを備えている。
【0018】コイル自動搬送装置15は、リーダストリ
ップ接合設備12と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設
備または連続酸洗設備14間に配置され、リーダストリ
ップ付コイルを熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備ま
たは連続酸洗設備に自動的に搬送する装置で、例えばコ
イルカーやウォーキングビーム等を使用する。
【0019】上記設備において、仕掛コイル置き場11
よりオーバーヘッドクレーン等でリーダストリップ接合
設備12に搬入された熱延ステンレスコイルは、ウォー
キングビーム等およびスキッドを介してペイオフリール
12−1に挿入される。ここで、コイルは一部巻き戻さ
れてレベラー12−2にて形状矯正され、シャー12−
3にて先端カットが行われた後、ウエルダー12−6に
てコイルトップに2枚のリーダストリップの接合を行
い、ノッチャー12−4およびビートグラインダー12
−5をかけ、ペイオフリール12−1に巻取る。
【0020】リーダストリップの接合手順としては、図
2に示すごとく、ウエルダー12−6にてコイル17の
トップに所定長さ(約10m)のリーダストリップ18
−1を接合し(図A)、さらにこのリーダストリップに
同一長さのリーダストリップ18−2を接合(図B)
し、再びペイオフリール12−1に巻き取る(図C)。
その後コイルはコイル自動搬送装置15により熱延ステ
ンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備14へ
搬入され、該設備のペイオフリール14−1に挿入さ
れ、ウエルダー14−2にて先行コイル17のボトムに
前記リーダストリップ18−2を接合し(図D)、連続
焼鈍酸洗または連続酸洗が施される。焼鈍酸洗または酸
洗が施されたコイルは、連続焼鈍酸洗設備または連続酸
洗設備14の出側に配置された切断機16にて前記2枚
のリーダストリップ18−1、18−2がその接合部で
切離され、別々に巻き取られる。したがって、連続焼鈍
酸洗または連続酸洗が施されたコイルのトップにはリー
ダストリップ18−1が、ボトムにはリーダストリップ
18−2がそれぞれ接合された状態となる。なお、操業
開始時の最初の先行コイルには、トップにリーダストリ
ップを一枚だけ接合しておけばよい。
【0021】実施例1 表1に示すコイルを表2、表3に示す主仕様の設備で構
成された図1に示す本発明の設備と図3に示す従来設備
により処理した場合のそれぞれの処理能力を表4に比較
して示す。
【0022】表2の主仕様データより、本発明のリーダ
ストリップ接合設備の場合は、コイルの巻戻し時間が約
50secと、従来設備の約600secよりも大幅に
短縮されたことと自動化により、サイクルタイムが従来
の2820secに対して690secと大幅に短縮さ
れた。これにより、表3に示すAPライン(熱延ステン
レス鋼板連続焼鈍酸洗設備)における900secのサ
イクルタイムへの同調が可能となり、リーダストリップ
接合設備のインライン化が実現した。
【0023】一方、従来設備ではAPラインに対するサ
イクルタイムの同調ができず、60T/hrの能力を有
するAPラインに対応するためには3基のリーダストリ
ップ接合設備が必要となる。なお仮に、従来型リーダス
トリップ接合設備をこの発明のインラインリーダストリ
ップ接合設備並に自動化したとしても、サイクルタイム
は1240secとなり、APラインへの対応は不可能
である。
【0024】また、仕掛コイル置場の共通化により、3
00コイル分(1200m)のスペースを削減でき、
さらに運転室の共通化により運転要員も従来4人要して
いたのが2人に削減できた。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【発明の効果】以上説明したごとく、この発明によれ
ば、以下に記載する効果を奏する。熱延ステンレス鋼板
連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備にリーダストリッ
プ接合設備をインライン化したことにより、(1) 両設備
間のコイル搬送がコイルカー等の自動搬送装置により短
時間にかつ効率よく行うことができること、(2) リーダ
ストリップ接合設備と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗
設備または連続酸洗設備の運転室を共通化できるととも
に、焼鈍酸洗前処理用または連続酸洗処理用仕掛コイル
置場と焼鈍酸洗処理用または酸洗処理用仕掛コイル置場
とを共通化できる結果、設備の合理化、作業要員および
スペースの削減がはかられること、また、リーダストリ
ップの接合手段として、(3) コイルのトップにリーダス
トリップを2枚接合し、再びペイオフリールに巻き取る
方式を採用したことにより、巻直し用のテンションリー
ルが不要となり、リーダストリップ接合設備を簡素化で
きると共に、コイル巻取による疵の発生を大幅に低減で
きること、(4) 以上の効果により、コイル処理能力およ
び製品品質の向上がはかられ、熱延ステンレス鋼板のリ
ーダストリップ付コイルの製造に多大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるリーダストリップ
接合設備と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または
連続酸洗設備の設備配置列を示す概略図である。
【図2】同上の設備におけるリーダストリップ付コイル
の製造工程を示す概略図で、(A)はリーダストリップ
接合設備においてウエルダーにてコイルのトップにまず
一枚目のリーダストリップを接合している状態、(B)
は同じくウエルダーにて2枚目のリーダストリップを接
合している状態、(C)はコイルのトップに2枚のリー
ダストリップを接合した状態のコイル、(D)は熱延ス
テンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備にお
いて先行コイルのボトムに後行コイルのリーダストリッ
プを接合している状態、(E)は熱延ステンレス鋼板連
続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備の出側で2枚のリー
ダストリップを切断機で分離している状態をそれぞれ示
す。
【図3】従来のリーダストリップ接合設備と熱延ステン
レス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備の設備配
置列の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
11 仕掛コイル置き場 12 リーダストリップ接合設備 12−6 ウエルダー 12−7 リーダストリップ供給テーブル 13 運転室 14 熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備または連
続酸洗設備 15 コイル自動搬送装置 16 切断機 17 コイル 18−1、18−2 リーダストリップ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗ライン
    または連続酸洗ラインの前工程において、リーダストリ
    ップ接合設備にてコイルのトップに当該コイルトップ用
    リーダストリップと先行コイルボトム用リーダーストリ
    ップを連続して接合し、該リーダストリップ付コイルを
    連続焼鈍酸洗ラインまたは連続酸洗ラインに搬入し、先
    行コイルボトム用リーダストリップを先行コイルのボト
    ムに接合し、連続焼鈍酸洗後または連続酸洗後前記リー
    ダーストリップとリーダーストリップの接合部を切断
    し、鋼板のトップとボトムにリーダストリップを有する
    コイルとすることを特徴とするリーダストリップ付コイ
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】 熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備ま
    たは連続酸洗設備の前段に、ペイオフリールよりコイル
    を一部巻き戻して当該コイルのトップに所定長さのリー
    ダストリップを2枚連続して接合し再びペイオフリール
    に巻き取るリーダストリップ接合設備と、該リーダスト
    リップ接合設備と熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗設備
    または連続酸洗設備間に配置したコイル自動搬送装置
    と、リーダストリップ接合設備と熱延ステンレス鋼板連
    続焼鈍酸洗設備または連続酸洗設備の共通運転室と、連
    続焼鈍酸洗設備出側または連続酸洗設備出側に配置され
    前記リーダーストリップとリーダーストリップの接合部
    を切断する切断機を備えたことを特徴とするリーダスト
    リップ付コイルの製造設備。
  3. 【請求項3】 リーダストリップ接合設備は、ペイオフ
    リール、ウエルダーおよびリーダストリップ供給テーブ
    ルを備え、テンションリールを有しないことを特徴とす
    る請求項2記載のリーダストリップ付コイルの製造設
    備。
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