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JP2692467B2 - 空調制御装置の電力供給装置 - Google Patents

空調制御装置の電力供給装置

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Publication number
JP2692467B2
JP2692467B2 JP3324588A JP32458891A JP2692467B2 JP 2692467 B2 JP2692467 B2 JP 2692467B2 JP 3324588 A JP3324588 A JP 3324588A JP 32458891 A JP32458891 A JP 32458891A JP 2692467 B2 JP2692467 B2 JP 2692467B2
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JP
Japan
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power supply
air conditioning
controller
control unit
conditioning control
Prior art date
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Application number
JP3324588A
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English (en)
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JPH05157333A (ja
Inventor
正晴 曽我部
喜芳 島
圭一 吉坂
寿史 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP3324588A priority Critical patent/JP2692467B2/ja
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to SG1996004644A priority patent/SG46431A1/en
Priority to ES92924888T priority patent/ES2093282T3/es
Priority to EP92924888A priority patent/EP0570596B1/en
Priority to DE69214432T priority patent/DE69214432T2/de
Priority to PCT/JP1992/001598 priority patent/WO1993012393A1/ja
Priority to US08/094,125 priority patent/US5390506A/en
Priority to CN92115375A priority patent/CN1041556C/zh
Publication of JPH05157333A publication Critical patent/JPH05157333A/ja
Priority to HK45097A priority patent/HK45097A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP2692467B2 publication Critical patent/JP2692467B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1902Control of temperature characterised by the use of electric means characterised by the use of a variable reference value
    • G05D23/1905Control of temperature characterised by the use of electric means characterised by the use of a variable reference value associated with tele control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/89Arrangement or mounting of control or safety devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コントローラと空調制
御ユニットとを備えた空調制御装置の電力供給装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和装置には、特開平2−
85634号公報に開示されているように、複数台の室
内ユニットをそれぞれ制御する複数台の室内制御ユニッ
トに1台のリモコンが接続され、該リモコンと各室内制
御ユニットとの間で運転信号等の制御信号を授受して空
調運転を制御するようにしているものがある。
【0003】そして、上記室内制御ユニットとリモコン
との間においては、予め設定された室内制御ユニットが
リモコンに対して電力を供給する一方、室内制御ユニッ
トにアドレスを設定して、室内ユニットの異常信号や風
向信号等を送受信するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空調制御装置
において、従来、リモコンに電力供給する室内制御ユニ
ットは、アドレスが《0》に設定されたものとしてい
た。
【0005】しかしながら、上記室内制御ユニットのア
ドレスを自動的に設定するようにすると、アドレスが設
定されない限り、リモコンに対して電力を供給すること
ができない。この結果、リモコンと室内制御ユニットと
の通信を行うことができず、アドレスの自動設定をも行
うことができないという問題がある。
【0006】そこで、また、上記リモコンに電力を供給
する室内制御ユニットをハード的に予め設定することが
考えられる。しかし、これでは、プリント基板を別個に
作成する必要があり、室内制御ユニットの共通化を図る
ことができないという問題がある。
【0007】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、空調制御ユニットの共通化を図りつつコントローラ
の給電を確実に行えるようにすることを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、空調制御ユニット毎に予
め設定されたシリアル番号に基づいて給電する空調制御
ユニットを決定するようにしたものである。
【0009】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、1台のコントローラ
(3)に配線(52)を介して複数台の空調制御ユニッ
ト(2)が接続され、該コントローラ(3)と空調制御
ユニット(2)との間で制御信号を授受して空調運転を
制御する空調制御装置を前提としている。
【0010】そして、上記空調制御ユニット(2)に
は、予め空調制御ユニット(2)毎の異なるシリアル番
号が設定されて記憶している番号記憶手段(24)と、
電力を供給する電力供給手段(51)とが設けられてい
る。更に、上記空調制御ユニット(2)には、上記配線
(52)を監視して上記コントローラ(3)に対する他
の空調制御ユニット(2)からの給電状態か否かを判定
する給電判定手段(21a)と、該給電判定手段(21
a)がコントローラ(3)の給電状態を判定すると、自
己をコントローラ(3)の無給電ユニットに決定する無
給電決定手段(21b)と、上記シリアル番号に基づい
て給電タイミングを設定するタイミング手段(21c)
と、該タイミング手段(21c)の給電タイミングに上
記給電判定手段(21a)がコントローラ(3)の無給
電状態を判定すると、自己をコントローラ(3)の給電
ユニットに決定して上記電力供給手段(51)からコン
トローラ(3)に電力を供給する給電決定手段(21
d)とが設けられた構成としている。
【0011】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、請求項1の発明と同様に空調制御装置を前提として
いる。そして、図2に示すように、上記空調制御ユニッ
ト(2)には、予め空調制御ユニット(2)毎の異なる
シリアル番号が設定されて記憶している番号記憶手段
(24)と、電力を供給する電力供給手段(51)と、
上記配線(52)を監視して上記コントローラ(3)に
対する他の空調制御ユニット(2)からの給電状態か否
かを判定する給電判定手段(21a)と、該給電判定手
段(21a)がコントローラ(3)の給電状態をを判定
すると、自己をコントローラ(3)の無給電ユニットに
決定する無給電決定手段(21b)とが設けられてい
る。更に、上記空調制御ユニット(2)には、上記シリ
アル番号のビット列を複数に区分した各区分ビット列の
区分番号に基づいて給電タイミングを設定するタイミン
グ手段(21f)と、該タイミング手段(21f)の給
電タイミングになると、上記電力供給手段(51)から
上記コントローラ(3)に対して給電を実行させる定量
給電手段(21g)と、上記全区分ビット列の区分番号
に対して上記定量給電手段(21g)が給電を実行する
と、自己をコントローラ(3)の給電ユニットに決定す
る給電決定手段(21h)とが設けられた構成としてい
る。
【0012】また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、上記請求1又は2記載の発明において、配線(5
2)を監視して電源異常を検出すると、給電を停止させ
る給電停止手段(21e)を備えた構成としている。
【0013】また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、請求項1の発明と同様に空調制御装置を前提として
いる。そして、図3に示すように、上記空調制御ユニッ
ト(2)には、予め空調制御ユニット(2)毎の異なる
シリアル番号が設定されて記憶している番号記憶手段
(24)と、電力を供給する電力供給手段(51)と、
上記配線(52)を監視して上記コントローラ(3)に
対する他の空調制御ユニット(2)からの給電状態か否
かを判定する給電判定手段(21a)と、該給電判定手
段(21a)がコントローラ(3)の給電状態をを判定
すると、自己をコントローラ(3)の無給電ユニットに
決定する第1無給電決定手段(21b)とが設けられて
いる。更に、上記空調制御ユニット(2)には、上記シ
リアル番号のビット列を複数に区分した各区分ビット列
の区分番号に基づいて給電タイミングを設定するタイミ
ング手段(21f)と、該タイミング手段(21f)の
給電タイミングになると、上記電力供給手段(51)か
らコントローラ(3)に対して給電を実行させる定量給
電手段(21g)と、該定量給電手段(21g)が給電
すると、予め設定された電圧の報知信号を出力する給電
報知手段(21i)とが設けられている。加えて、上記
空調制御ユニット(2)には、上記配線(52)を監視
して他の空調制御ユニット(2)の報知信号を検出する
と、自己をコントローラの無給電ユニットに決定する第
2無給電決定手段(21j)と、上記配線(52)を監
視して電源異常を検出すると、1の給電タイミングに対
して定量給電手段(21g)の給電を停止させる給電停
止手段(21e)と、上記全区分ビット列の区分番号に
対して定量給電手段(21g)が正常給電を実行する
と、自己をコントローラ(3)の給電ユニットに決定す
る給電決定手段(21h)とが設けられた構成としてい
る。
【0014】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
電源投入時において、先ず、給電判定手段(21a)が
他の空調制御ユニット(2)よりコントローラ(3)に
対して給電が行われているか否かを判定し、該給電判定
手段(21a)がコントローラ(3)の給電状態を判定
すると、無給電決定手段(21b)が自己を無給電ユニ
ットに決定する。
【0015】一方、タイミング手段(21c)が予め設
定された自己のシリアル番号に基づいて給電タイミング
を設定する。例えば、自己のシリアル番号に10msを掛け
た給電タイミングを設定する。そして、この給電タイミ
ングに上記給電判定手段(21a)がコントローラ
(3)の無給電状態を判定すると、給電決定手段(21
d)が自己をコントローラ(3)の給電ユニットに決定
し、電力供給手段(51)よりコントローラ(3)に電
力と供給し、各室内制御ユニットとコントローラ(3)
との間で制御信号を授受することになる。
【0016】また、請求項2に係る発明では、請求項1
の発明と同様に、電源投入時において、先ず、給電判定
手段(21a)が他の空調制御ユニット(2)よりコン
トローラ(3)に対して給電が行われているか否かを判
定し、該給電判定手段(21a)がコントローラ(3)
の給電状態を判定すると、無給電決定手段(21b)が
自己を無給電ユニットに決定する。
【0017】一方、タイミング手段(21f)は、自己
のシリアル番号を複数に区分した区分ビット列の区分番
号に基づいて給電タイミングを設定する。例えば、24
ビットのシリアル番号を1バイト毎の番号に10msを掛け
た3つの給電タイミングを設定する。そして、この給電
タイミングに定量給電手段(21g)がコントローラ
(3)に対して給電を実行する。
【0018】この各給電タイミング間に、他の空調制御
ユニット(2)が給電すると、上記無給電決定手段(2
1b)が無給電ユニットを決定する一方、正常給電が実
行されると、給電決定手段(21h)が自己をコントロ
ーラ(3)の給電ユニットに決定し、電力供給手段(5
1)よりコントローラ(3)に電力と供給し、各室内制
御ユニットとコントローラ(3)との間で制御信号を授
受することになる。
【0019】また、上記各給電時に電源異常が生じる
と、給電停止手段(21e)が給電を停止することにな
る。
【0020】更にまた、請求項4に係る発明では、請求
項2の発明と同様に、電源投入時において、先ず、給電
判定手段(21a)が他の空調制御ユニット(2)より
コントローラ(3)に対して給電が行われているか否か
を判定し、該給電判定手段(21a)がコントローラ
(3)の給電状態を判定すると、第1無給電決定手段
(21b)が自己を無給電ユニットに決定する。
【0021】一方、タイミング手段(21f)は、自己
のシリアル番号を複数に区分した区分ビット列の区分番
号に基づいて給電タイミングを設定し、この給電タイミ
ングに定量給電手段(21g)が所定時間コントローラ
(3)に給電を実行すると共に、給電報知手段(21
i)が給電の報知信号を出力する。
【0022】この各給電タイミング間に、他の空調制御
ユニット(2)が給電すると、上記第1無給電決定手段
(21b)が無給電ユニットを決定すると共に、上記報
知信号が他の空調制御ユニット(2)から出力される
と、第2無給電決定手段(21j)が無給電ユニットを
決定する一方、各給電時に電源異常が生じると、給電停
止手段(21e)が定量給電手段(21g)の給電を停
止させることになる。そして、正常給電が実行される
と、給電決定手段(21h)が自己をコントローラ
(3)の給電ユニットに決定し、電力供給手段(51)
よりコントローラ(3)に電力と供給し、各室内制御ユ
ニットとコントローラ(3)との間で制御信号を授受す
ることになる。
【0023】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
予め設定されたシリアル番号に基づいて給電を最初に開
始した空調制御ユニット(2)を給電ユニットに設定す
るようにしたために、コントローラ(3)に対して確実
に電力と供給することができるので、該コントローラ
(3)と各空調制御ユニット(2)との通信を正確に開
始させることができる。
【0024】この結果、アドレスの自動設定を行わせる
ことができると共に、空調制御ユニットのプリント基板
を共通化することができことから、空調制御ユニット
(2)の作成を容易にすることができる。
【0025】また、請求項2に係る発明によれば、シリ
アル番号を複数に区分して給電タイミングを設定するよ
うにしたために、給電ユニットの決定を短時間に行うこ
とができる。
【0026】また、請求項4に係る発明によれば、給電
を報知するようにしたために、定量給電手段(21g)
の給電が他の空調制御ユニット(2)と衝突した際にお
いてもシリアル番号の相違から、確実に給電ユニットを
決定することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0028】図4及び図5に示すように、(1)は、室
外ユニットを制御する室外制御ユニット、(2)は、室
内ユニットを制御する室内制御ユニットであって、該室
外制御ユニット(1)には複数台の室内制御ユニット
(2)が接続されると共に、1台のリモコン(3)には
複数台(最大16台)の室内制御ユニット(2)が伝送
路(4)を介して接続されている。
【0029】上記室外制御ユニット(1)は、マイコン
(11)と、該マイコン(11)に接続された伝送回路
部(12)とを備え、該伝送回路部(12)が伝送路
(4)を介して各室内制御ユニット(2)に接続され、
該室内制御ユニット(2)との間で空調負荷等の制御信
号を授受している。
【0030】また、上記室内制御ユニット(2)は、マ
イコン(21)と、該マイコン(21)に接続された伝
送回路部(22,23)とを備えた空調制御ユニットで
あって、該伝送回路部(22)が伝送路(4)を介して
室外制御ユニット(1)に接続される一方、上記伝送回
路部(23)が伝送路(4)を介してリモコン(3)に
接続され、室内ユニットの異常信号や風向信号等の制御
信号を室内制御ユニット(2)とリモコン(3)との間
で授受している。
【0031】更に、上記リモコン(3)は、マイコン
(31)と、該マイコン(31)に接続された伝送回路
部(32)と、上記マイコン(31)に接続されて運転
表示等を行う表示部(33)と、上記マイコン(21)
に接続されて運転信号等を入力する操作部(34)とを
備えたコントローラであって、上記伝送回路部(32)
が各室内制御ユニット(2)に接続されている。
【0032】一方、上記室内制御ユニット(2)には、
給電回路(5)が設けられており、該給電回路(5)
は、図6に示すように、電源を有する電力供給手段(5
1)を備えて制御用電力を取込んでおり、該電力供給手
段(51)は、配線である2本の電源ライン(52)を
介して各室内制御ユニット(2)及びリモコン(3)に
接続されると共に、該電源ライン(52)には、過電流
を検出する過電流検出手段(53)と、上記電力供給手
段(51)からリモコン(3)への給電を検出する電源
検出手段(54)とが接続されている。更に、上記室内
制御ユニット(2)には、EEPROM(24)が設けられて
おり、該EEPROM(24)は、各室内制御ユニット(2)
毎に予めシリアル番号が記憶されて、番号記憶手段を構
成している。そして、該シリアル番号は、所定長さのビ
ット列である24ビットで構成され、例えば、製造出荷
時等において上記各室内制御ユニット(2)毎に異なる
シリアル番号が設定されている。
【0033】また、上記室内制御ユニット(2)のマイ
コン(21)には、請求項1に係る発明の特徴として、
給電判定手段(21a)と、無給電決定手段(21b)
と、タイミング手段(21c)と、給電決定手段(21
d)とが設けられている。該給電判定手段(21a)
は、上記電源検出手段(54)からの検出信号を受け、
電源ライン(52)を監視して上記リモコン(3)に対
する他の空調制御ユニットからの給電状態か否かを判定
している。また、上記無給電決定手段(21b)は、上
記給電判定手段(21a)がリモコン(3)の給電状態
を判定すると、自己をリモコン(3)の無給電ユニット
に決定している。更に、上記タイミング手段(21c)
は、上記シリアル番号に基づいて給電タイミングを設定
しており、例えば、シリアル番号に10msを掛けて算出し
た給電タイミングを設定している。その上、上記給電決
定手段(21d)は、該タイミング手段(21c)の給
電タイミングに上記給電判定手段(21a)がリモコン
(3)の無給電状態を判定すると、自己をリモコン
(3)の給電ユニットに決定して上記電力供給手段(5
1)からリモコン(3)に電力を供給するようにしてい
る。
【0034】また、上記室内制御ユニット(2)のマイ
コン(21)には、給電停止手段(21e)が設けられ
ており、該給電停止手段(21e)は、上記過電流検出
手段(53)からの検出信号を受けて、異極性の誤接続
を検出すると、上記給電を停止するようにしている。
【0035】次に、上記室内制御ユニット(2)からリ
モコン(3)に対する給電動作について図7の制御フロ
ーに基づき説明する。
【0036】先ず、電源が投入されてスタートすると、
異常カウントNを0にイニシャル処理し、ステップST1
において、EEPROM(24)から自己のシリアル番号を読
み出し、該シリアル番号に10msを掛けて給電タイミング
のタイマTMをセットする。
【0037】その後、ステップST2に移り、該タイマTM
がタイムアップしたか否かを判定し、タイムアップする
までステップST2に待機して、タイムアップすると、ス
テップST3に移ることになる。そして、該ステップST3
において、電源検出手段(54)の検出信号を受けて所
定の電圧があるか否か、つまり、他の室内制御ユニット
(2)からリモコン(3)に対して電力供給されている
か否かを判定する。
【0038】このステップST3において、リモコン
(3)に対する給電状態を判定すると、自己をリモコン
(3)の無給電ユニットに決定して判定がYESとな
り、ステップST4に移り、上記電源検出手段(54)の
検出信号を受けて電圧がなくなったか否かを判定し、リ
モコン(3)に給電して所定電圧がある場合にはステッ
プST4に待機する一方、給電が停止して電圧がなくなる
と、ステップST1に戻ることになる。
【0039】また、上記ステップST3において、所定電
圧を検出してリモコン(3)の無給電状態を判定する
と、判定がNOとなり、自己を給電ユニットに決定して
ステップST5に移り、電力供給手段(51)よりリモコ
ン(3)に電力供給することになり、以下、自己の給電
によって各室内制御ユニット(2)とリモコン(3)と
の間で信号授受が行われることになる。
【0040】また、その後、上記ステップST5からステ
ップST6に移り、過電流検出手段(53)の検出信号を
受けて、電源が逆極性か又は短絡を検出したか否かを判
定する。つまり、誤接続によってリモコン(3)の供給
電源が逆極性になっていると、過電流が流れている状態
となるので、この過電流より逆極性等を検出することに
なる。そこで、この逆極性等を検出しない場合はステッ
プST6に待機する一方、逆極性等を検出すると、該ステ
ップST6からステップST7に移り、異常カウントNが10
回以上になったか否かを判定し、10回異常になるまで、
ステップST8に移り、異常カウントNを1つインクリメ
ントしてステップST1に戻ることになる。そして、上述
の動作を繰返し、異常カウントNが10回以上になると、
上記ステップST7の判定がNOとなり、異常処理、つま
り、給電を停止する処理を行うことなる。
【0041】従って、本実施例によれば、予め設定され
たシリアル番号に基づいて給電を最初に開始した空調制
御ユニットを給電ユニットに設定するようにしたため
に、リモコン(3)に対して確実に電力と供給すること
ができるので、該リモコン(3)と各室内制御ユニット
(2)との通信を正確に開始させることができる。
【0042】この結果、アドレスの自動設定を行わせる
ことができると共に、室内制御ユニット(2)のプリン
ト基板を共通化することができことから、室内制御ユニ
ット(2)の作成を容易にすることができる。
【0043】図9は、請求項2に係る発明の実施例の制
御フローを示しており、本実施例は、図6に示すよう
に、前実施例のタイミング手段(21c)に代えて、他
のタイミング手段(21f)を設けると共に、給電決定
手段(21d)に代えて、定量給電手段(21g)と給
電決定手段(21h)とを設けたものである。
【0044】該タイミング手段(21f)は、図8に示
すように、上記シリアル番号Sを1バイト毎に区分して
区分ビット列毎の区分番号S1〜S3に基づいて3つの給電
タイミングを設定するようにしている。つまり、前実施
例の如く、シリアル番号そのものでは、給電タイミング
が長時間になるので、1バイト毎の区分番号S1〜S3に基
づいて給電タイミングを設定している。
【0045】また、上記定量給電手段(21g)は、上
記タイミング手段(21c)の各給電タイミングになる
と、上記電力供給手段(51)からリモコン(3)に対
して給電を実行させるようにしており、更に、上記給電
決定手段(21h)は、上記全区分ビット列の区分番号
S1〜S3に対して上記定量給電手段(21g)が正常給電
を実行すると、自己をリモコン(3)の給電ユニットに
決定するようにしている。
【0046】そこで、上記室内制御ユニット(2)から
リモコン(3)に対する給電動作について図9の制御フ
ローに基づき説明する。
【0047】先ず、電源を投入してスタートすると、ス
テップST11において、区分番号カウントNを1に設定
し、つまり、シリアル番号の1ビット目の給電を行うよ
うに設定する。その後、ステップST12に移り、定量タイ
マTM0を所定時間にセットすると共に、給電タイマTM1
をシリアル番号の1ビット目の区分番号S1に10msを掛け
た給電タイミングにセットする。
【0048】続いて、ステップST13に移り、上記電源検
出手段(54)からの検出信号を受けて、電源ライン
(52)が所定電圧か否かを判定する。つまり、他の室
内制御ユニット(2)からリモコン(3)に対して給電
が行われているか否かを判定する。そして、所定電圧で
ある場合には、他の室内制御ユニット(2)から給電が
行われていることになり、自己を無給電ユニットに決定
してリターンし、リモコン(3)に対して給電を行わな
い。
【0049】一方、上記ステップST13において、所定電
圧でない場合には、リモコン(3)に対して無給電状態
であるので、判定がNOとなり、ステップST14に移り、
上記給電タイマTM1がタイムアップしたか否かを判定す
る。つまり、先ず、シリアル番号の1バイト目の区分番
号S1に基づいて所定の給電タイミングになったか否かを
判定する。そして、該給電タイマTM1がタイムアップす
るまでステップST13に戻り、他の室内制御ユニット
(2)が給電しない状態で給電タイマTM1がタイムアッ
プすると、上記ステップST14からステップST15に移り、
定量給電手段(21g)が給電を開始する。
【0050】その後、ステップST16に移り、電源が逆極
性か又は短絡かを判定し、つまり、前実施例のステップ
ST6と同様に過電流検出手段(53)の検出信号を受け
て逆極性等を判定する。そして、逆極性等である場合に
は、上記ステップST16からステップST17に移り、給電停
止手段(21e)が定量給電手段(21g)の給電を停
止してステップST18に移ることになる。また、上記ステ
ップST16において、逆極性等を検出しない正常な場合に
は、判定がNOとなり、該ステップST16からステップST
18に移ることになる。
【0051】このステップST18において、上記定量タイ
マTM0がタイムアップしたか否かを判定し、つまり、上
記定量給電手段(21g)の給電を所定時間行ったか否
かを判定し、タイムアップするまで、上記ステップST16
に戻り、該定量タイマTM0がタイムアップすると、ステ
ップST18からステップST19に移ることになる。そして、
上記区分番号カウントNを1つインクリメントしてステ
ップST20に移り、該区分番号カウントNが3になったか
否かを判定する。つまり、上記シリアル番号の3バイト
の各区分番号に基づく給電を行ったか否かを判定する。
現在は、1バイト目の区分番号S1の給電を行った時点で
あるので、2バイト目の区分番号S2に基づく給電を行う
ために上記ステップST20からステップST11に戻ることに
なる。
【0052】その後、上述した動作を2バイト目の区分
番号S2に対して行い、この区分番号S2の給電を実行する
間に他の室内制御ユニット(2)が給電を行うと、上記
ステップST13の判定がYESとなり、自己を無給電ユニ
ットに決定する。
【0053】また、上述した動作をシリアル番号の3バ
イトの各区分番号S1〜S3に基づく給電が正常に終了する
と、上記ステップST20の判定がYESとなり、ステップ
ST21に移り、区分番号カウントN1に戻してステップST
11に戻ることになる。そして、自己を給電ユニットに決
定して電力供給手段(51)からリモコン(3)に給電
することになる。
【0054】また、上記ステップST17において、逆極性
等を検出すると、上記ステップST21からステップST12に
戻り、3バイトの各区分番号S1〜S3に基づく給電を繰返
し実行することになる。
【0055】従って、前実施例と同様に、上記リモコン
(3)に対して電力と供給することができるので、該リ
モコン(3)と上記各室内制御ユニット(2)との通信
を正確に開始させることができ、この結果、アドレスの
自動設定を行わせることができると共に、上記室内制御
ユニット(2)のプリント基板を共通化することができ
る。
【0056】また、シリアル番号を複数に区分して給電
タイミングを設定するようにしたために、給電ユニット
の決定を短時間に行うことができる。
【0057】図13は、請求項4に係る発明の実施例の
制御フローを示しており、本実施例は、図10に示すよ
うに、前実施例に加えて、給電報知手段(21i)と第
2無給電決定手段(21j)とを設けたものである。
尚、前実施例における無給電決定手段(21b)が第1
無給電決定手段(21b)になっている。
【0058】そして、上記給電回路(5)には、電源ラ
イン(52)とマイコン(21)との間に接続された方
形波発生手段(55)と、比較器(56)とが設けられ
ている。該方形波発生手段(55)は、予め設定された
電圧の同一方向の方形波(報知信号)を発生するように
構成されている。更に、上記比較器(56)は、基準電
圧発生手段(57)が接続されており、他の室内制御ユ
ニット(2)が方形波である報知信号を出力すると、該
報知信号を検出して検出信号をマイコン(21)に出力
するように構成されている。
【0059】上記給電報知手段(21i)は、定量給電
手段(21g)が給電すると、上記方形波発生手段(5
5)に報知信号を出力するように構成されており、上記
第2無給電決定手段(21j)は、上記比較器(56)
からの検出信号を受けて、他の室内制御ユニット(2)
が報知信号を検出すると、自己をリモコン(3)の無給
電ユニットに決定するように構成されている。
【0060】つまり、前実施例の如く、シリアル番号S
を3つの区分番号S1〜S3に区分すると、定量給電手段
(21g)の給電が衝突して給電ユニットを決定できな
い場合が生ずる。具体的に、図11に示すように、シリ
アル番号Sの異なる4つの室内制御ユニット(2)が存
在し、且つ(a)に示す第1の室内制御ユニット(2)
と(d)に示す第4の室内制御ユニット(2)とが正側
の極性に、(b)に示す第2の室内制御ユニット(2)
と(c)に示す第3の室内制御ユニット(2)とが負側
の極性に接続されている場合がある。そして、図12に
示すように、先ず、第1の室内制御ユニット(2)と第
2の室内制御ユニット(2)とが1バイト目の区分番号
S1に基づいて給電PSすると、該両給電PSが衝突すること
になる。その後、1バイト目では、第3の室内制御ユニ
ット(2)と第4の室内制御ユニット(2)が、また、
2バイト目では、第1の室内制御ユニット(2)と第3
の室内制御ユニット(2)が、更に、第2の室内制御ユ
ニット(2)と第4の室内制御ユニット(2)とが衝突
することになる。また、3バイト目では、第1の室内制
御ユニット(2)と第2の室内制御ユニット(2)が、
更に、第3の室内制御ユニット(2)と第4の室内制御
ユニット(2)とが衝突することになる。
【0061】そして、該各給電PSの衝突を給電停止手段
(21e)が検出し、上記タイミング手段(21f)の
給電タイミングに基づいて定量給電手段(21g)が給
電PSを繰返すことになり、給電ユニットが定まらない場
合が生ずることがある。
【0062】よって、上記方形波の報知信号を出力する
ことにより各バイト毎に先に給電PSを行う室内制御ユニ
ット(2)が勝残るようにしている。
【0063】そこで、上記室内制御ユニット(2)から
リモコン(3)に対する給電動作について図13の制御
フローに基づき説明する。
【0064】本実施例の給電動作は、前実施例における
ステップST15に代えてステップST31にすると共に、前実
施例のステップST12とステップST13との間にステップST
32を設けたものであり、その他は前実施例と同様であ
る。
【0065】つまり、ステップST31においては、定量給
電手段(21g)が、給電を開始すると、方形波発生手
段(55)が方形波の報知信号を出力する。この報知信
号によって他の室内制御ユニット(2)は、1の室内制
御ユニット(2)がリモコン(3)に対して給電を開始
したことを検出できることになる。
【0066】一方、上記ステップST32においては、他の
室内制御ユニット(2)が報知信号を出力しているか否
かを判定しており、比較器(56)からの検出信号によ
って他の室内制御ユニット(2)が報知信号を出力する
と、自己を無給電ユニットに決定してリターンし、リモ
コン(3)に対して給電を行わない。また、他の室内制
御ユニット(2)が報知信号を出力していない場合は、
上記ステップST13からの動作を行うことになる。
【0067】つまり、図12に示すように、定量給電手
段(21g)の給電PSが衝突すると、先ず、1バイト目
区分番号S1の給電PSによって(c)及び(d)に示す
室内制御ユニット(2)は、(a)及び(b)に示す室
内制御ユニット(2)からの報知信号によって自己を無
給電ユニットに決定し、2バイト目の区分番号S2の給電
PSによって(b)に示す室内制御ユニット(2)は、
(a)に示す室内制御ユニット(2)からの報知信号に
よって自己を無給電ユニットに決定し、1の室内制御ユ
ニット(2)が給電ユニットに決定されることになる。
【0068】従って、前実施例と同様に、上記リモコン
(3)に対して確実に電力と供給することができるの
で、該リモコン(3)と各室内制御ユニット(2)との
通信を正確に開始させることができ、この結果、アドレ
スの自動設定を行わせることができると共に、室内制御
ユニット(2)のプリント基板を共通化することができ
る。
【0069】また、上記給電を報知するようにしたため
に、定量給電手段(21g)の給電が他の室内制御ユニ
ット(2)と衝突した際においてもシリアル番号の相違
から、確実に給電ユニットを決定することができる。
【0070】尚、本実施例においては、リモコン(3)
と室内制御ユニット(2)との給電について説明した
が、本発明は、室内制御ユニット(2)と集中コントロ
ーラなどとの給電に適用してもよい。
【0071】また、上記給電タイミングは、実施例の10
msを掛けたタイミングに限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】請求項2に係る発明の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】請求項4に係る発明の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】空気調和装置のシステム構成を示すシステム図
である。
【図5】空気調和装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。
【図6】給電回路を示す回路ブロック図である。
【図7】請求項1の発明を示す実施例の給電動作の制御
フロー図である。
【図8】シリアル番号を示すビット構成図である。
【図9】請求項2の発明を示す実施例の給電動作の制御
フロー図である。
【図10】請求項4の発明を示す実施例の給電回路を示
す回路ブロック図である。
【図11】シリアル番号を示す区分番号の構成図であ
る。
【図12】給電動作を示すタイミング図である。
【図13】請求項4の発明を示す実施例の給電動作の制
御フロー図である。
【符号の説明】
1 室外制御ユニット 2 室内制御ユニット 3 リモコン 5 給電回路 21 マイコン 21a 給電判定手段 21b 無給電決定手段 21c,21f タイミング手段 21d,21h 給電決定手段 21e 給電停止手段 21g 定量給電手段 21i 給電報知手段 21j 第2無給電決定手段 24 EEPROM 51 電力供給手段 52 電源ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 寿史 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社 堺製作所 金岡工場内

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のコントローラ(3)に配線(5
    2)を介して複数台の空調制御ユニット(2)が接続さ
    れ、上記コントローラ(3)と上記空調制御ユニット
    (2)との間で制御信号を授受して空調運転を制御する
    空調制御装置において、 上記空調制御ユニット(2)には、 予め空調制御ユニット(2)毎の異なるシリアル番号が
    設定されて記憶している番号記憶手段(24)と、 電力を供給する電力供給手段(51)と、 上記配線(52)を監視して上記コントローラ(3)に
    対する他の空調制御ユニット(2)からの給電状態か否
    かを判定する給電判定手段(21a)と、 該給電判定手段(21a)がコントローラ(3)の給電
    状態を判定すると、自己をコントローラ(3)の無給電
    ユニットに決定する無給電決定手段(21b)と、 上記シリアル番号に基づいて給電タイミングを設定する
    タイミング手段(21c)と、 該タイミング手段(21c)の給電タイミングに上記給
    電判定手段(21a)がコントローラ(3)の無給電状
    を判定すると、自己をコントローラ(3)の給電ユニ
    ットに決定して上記電力供給手段(51)からコントロ
    ーラ(3)に電力を供給する給電決定手段(21d)と
    を備えていることを特徴とする空調制御装置の電力供給
    装置。
  2. 【請求項2】 1台のコントローラ(3)に配線(5
    2)を介して複数台の空調制御ユニット(2)が接続さ
    れ、上記コントローラ(3)と上記空調制御ユニット
    (2)との間で制御信号を授受して空調運転を制御する
    空調制御装置において、 上記空調制御ユニット(2)には、 予め空調制御ユニット(2)毎の異なるシリアル番号が
    設定されて記憶している番号記憶手段(24)と、 電力を供給する電力供給手段(51)と、 上記配線(52)を監視して上記コントローラ(3)に
    対する他の空調制御ユニット(2)からの給電状態か否
    かを判定する給電判定手段(21a)と、 該給電判定手段(21a)がコントローラ(3)の給電
    状態をを判定すると、自己をコントローラ(3)の無給
    電ユニットに決定する無給電決定手段(21b)と、 上記シリアル番号のビット列を複数に区分した各区分ビ
    ット列の区分番号に基づいて給電タイミングを設定する
    タイミング手段(21f)と、 該タイミング手段(21f)の給電タイミングになる
    と、上記電力供給手段(51)からコントローラ(3)
    に対して給電を実行させる定量給電手段(21g)と、 上記全区分ビット列の区分番号に対して定量給電手段
    (21g)が給電を実行すると、自己をコントローラ
    (3)の給電ユニットに決定する給電決定手段(21
    h)とを備えていることを特徴とする空調制御装置の電
    力供給装置。
  3. 【請求項3】 上記請求1又は2記載の空調制御装置の
    電力供給装置において、配線(52)を監視して電源異
    常を検出すると、給電を停止させる給電停止手段(21
    e)を備えていることを特徴とする空調制御装置の電力
    供給装置。
  4. 【請求項4】 1台のコントローラ(3)に配線(5
    2)を介して複数台の空調制御ユニット(2)が接続さ
    れ、上記コントローラ(3)と上記空調制御ユニット
    (2)との間で制御信号を授受して空調運転を制御する
    空調制御装置において、 上記空調制御ユニット(2)には、 予め空調制御ユニット(2)毎の異なるシリアル番号が
    設定されて記憶している番号記憶手段(24)と、 電力を供給する電力供給手段(51)と、 上記配線(52)を監視して上記コントローラ(3)に
    対する他の空調制御ユニット(2)からの給電状態か否
    かを判定する給電判定手段(21a)と、 該給電判定手段(21a)がコントローラ(3)の給電
    状態をを判定すると、自己をコントローラ(3)の無給
    電ユニットに決定する第1無給電決定手段(21b)
    と、 上記シリアル番号のビット列を複数に区分した各区分ビ
    ット列の区分番号に基づいて給電タイミングを設定する
    タイミング手段(21f)と、 該タイミング手段(21f)の給電タイミングになる
    と、上記電力供給手段(51)からコントローラ(3)
    に対して給電を実行させる定量給電手段(21g)と、 該定量給電手段(21g)が給電すると、予め設定され
    た電圧の報知信号を出力する給電報知手段(21i)
    と、 上記配線(52)を監視して他の空調制御ユニット
    (2)の報知信号を検出すると、自己をコントローラの
    無給電ユニットに決定する第2無給電決定手段(21
    j)と、 上記配線(52)を監視して電源異常を検出すると、1
    の給電タイミングに対して定量給電手段(21g)の給
    電を停止させる給電停止手段(21e)と、 上記全区分ビット列の区分番号に対して定量給電手段
    (21g)が正常給電を実行すると、自己をコントロー
    ラ(3)の給電ユニットに決定する給電決定手段(21
    h)とを備えていることを特徴とする空調制御装置の電
    力供給装置。
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