JP2675775B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、電極取り出
し部において、半導体の拡散層と金属の間の相互拡散を
防止するバリア膜に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に半導体装置内には、シリコンと金
属、または金属と金属の接触箇所が多く存在する。該金
属接触が高温プロセスにさらされると、シリコンと金
属、または金属と金属間の相互拡散がおこる。これを防
ぐために種々の拡散防止膜が開発、検討されている。そ
の中で最も有望と考えられているものにTiN膜があ
る。 【0003】このTiN膜をシリコン拡散層とAl(ア
ルミニウム)膜の相互拡散防止膜に適用した場合につい
て述べる。 【0004】図2(a)に示すように、P型シリコン基
板1において、接合深さ0.20μmのN型拡散領域2
上の一部にTiN膜3を1000オングストロ−ム堆積
し、該TiN膜3上にAl膜4を1μm形成した。 【0005】上記TiN膜3は、Tiタ−ゲットを用い
てAr/N2 混合プラズマ(N2 :60%)で化成スパ
ッタリング法により形成した。なお、化成スパッタリン
グ法とは、化学反応(ここではTiとNの化学反応)を
利用したスパッタリング法のことである。 【0006】上記Al膜4、TiN膜3をパタ−ニング
してダイオ−ドを形成し、接合リ−ク電流を測定した。
なお、7は、絶縁膜である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記測定において、5
00℃で60分間の熱処理を行ったところ、リ−ク電流
に異常なものが測定された。不良箇所を詳細に観察した
結果、拡散層2に微小なアロイスパイクが発見され、該
アロイスパイクによって接合が破壊されていることが判
明した。 【0008】上記アロイスパイクは、TiN膜3の一部
が何らかの理由でバリア性を失い、局所的にAl−Si
の相互拡散が発生したことを意味している。 【0009】この原因を図2(b)で説明する。 【0010】TiN膜3中に未反応Ti5が若干存在し
ており、該未反応Tiが熱処理によってTiN膜3の粒
界等に集合し、該集合した未反応Ti5を介してAl−
Si拡散が起こり、アロイスパイク6が形成され、接合
リ−クが発生したものと考えられる。 【0011】本発明は、相互拡散防止膜中の未反応物質
を他の物質で不活性にし、金属−半導体または金属相互
の拡散を抑制しようとすることを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、半導体もしくは金属と金属
との間の相互拡散防止用のバリア膜として高融点金属窒
化膜を用いており、前記バリア膜には、ボロンもしくは
炭素が添加され、かつ、前記ボロンもしくは炭素は、前
記高融点金属窒化膜中の未反応物質と化合して不活性物
質を形成しているものである。 【0013】これにより、バリア膜のバリア性を完全化
することができると共に、良導電性も保持することがで
きる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。 【0015】図1(a)に示すように、P型シリコン基
板10に、0.2μmの接合深さをもったN型拡散層1
1が形成されており、この拡散層11上に、ボロンを
0.3%含有したチタンタ−ゲットを用いて、Ar/N
2 混合プラズマ(N2 :60%)による化成スパッタ法
で、TiN膜12を1000オングストロ−ム形成し
た。なお、化成スパッタ法とは、化学反応(ここではT
iとNの化学反応)を利用したスパッタ法のことであ
る。その後、Al膜13を1μm堆積した。なお、17
は、絶縁膜である。 【0016】図1(a)のTiN膜12には、前述した
ように未反応Ti14が存在するが、同時にボロン15
も混在している。このようなTiN膜を熱処理すると、
未反応Tiはボロンと反応して、図1(b)のように、
TiB2 16が形成される。このため、TiN膜12の
バリア性は著しく向上し、500℃で60分の熱処理を
行っても、接合リ−クの発生は全く測定されなかった。 【0017】なお、上記TiB2 の反応は、300℃前
後で進行するから、TiN膜形成時に、基板温度を30
0〜400℃に保持し、TiN膜堆積と同時にTiB2
形成を図ってもよい。また、TiN膜堆積後、熱処理を
行い、しかる後にAl膜の堆積を行ってもよい。 【0018】また、ボロンは、チタンタ−ゲット中にT
iB2 の状態で含有されていても、またはこれ以外のボ
ロン化合物の状態で含有されていても同様の効果があ
り、何らさしつかえない。また、ボロンを含まないチタ
ンと、ボロンまたはボロンを含む化合物(例えば、Ti
B2 ,BN)との組み合わせで作られたタ−ゲットを用
いてもよい。 【0019】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。 【0020】即ち、ボロンを含まないチタンタ−ゲット
を用いてTiN膜を堆積後、イオン注入法でボロンをT
iN膜に0.1%の濃度まで注入した。イオン注入後、
450℃で熱処理後、Al膜の堆積を行った。しかし
て、本実施例でも500℃の熱処理を行っても、接合リ
−クの発生は全く測定されなかった。 【0021】さらに、本発明の異なる実施の形態を説明
する。 【0022】即ち、ボロンを含まないチタンタ−ゲット
を用いてAr/N2 混合プラズマ中にB2 H2 ガスを
0.5%混入させて、TiN膜の化成スパッタを行っ
た。TiN膜中にボロンが含有され、所望の特性は達成
された。 【0023】なお、前記実施例では、シリコン拡散層と
アルミニウム膜の間のバリア膜として評価したものであ
るが、本発明のTiN膜は、他のメタルシステム、例え
ば、TiSi2 とAl,TiSi2 とW(タングステ
ン)といった金属相互の拡散防止膜にも有効であり、後
者のシステムでは、900℃の高温でも十分なバリア性
があった。 【0024】この他にも、GaAsなどのシリコン以外
の半導体基板と金属の拡散防止膜としても用いることが
できる。 【0025】上述の各実施の形態では、ボロンで未反応
TiをTiB2 として不活性化したが、カ−ボンでTi
Cにしても同様の効果が期待される。 【0026】また、高融点金属としてTiを用いたが、
Ti以外のHfやWでも同様の現象が発生しており、本
発明は、Ti以外の高融点金属でも有効である。これら
高融点金属による高融点金属窒化膜は、ボロンや炭素を
含む場合には、酸素を含む場合とは異なり良導電性を有
するものである。 【0027】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
装置によれば、次のような効果を奏する。 【0028】化成スパッタ法により、バリア膜である高
融点金属窒化膜を形成する場合に、高融点金属窒化膜中
の未反応物質(高融点金属)をボロンまたはカ−ボンに
より不活性化している(例えば、TiN2 やTiCにす
ること)ため、バリア膜のバリア性を完全化し、該バリ
ア膜の良導電性も保持することができる。
し部において、半導体の拡散層と金属の間の相互拡散を
防止するバリア膜に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に半導体装置内には、シリコンと金
属、または金属と金属の接触箇所が多く存在する。該金
属接触が高温プロセスにさらされると、シリコンと金
属、または金属と金属間の相互拡散がおこる。これを防
ぐために種々の拡散防止膜が開発、検討されている。そ
の中で最も有望と考えられているものにTiN膜があ
る。 【0003】このTiN膜をシリコン拡散層とAl(ア
ルミニウム)膜の相互拡散防止膜に適用した場合につい
て述べる。 【0004】図2(a)に示すように、P型シリコン基
板1において、接合深さ0.20μmのN型拡散領域2
上の一部にTiN膜3を1000オングストロ−ム堆積
し、該TiN膜3上にAl膜4を1μm形成した。 【0005】上記TiN膜3は、Tiタ−ゲットを用い
てAr/N2 混合プラズマ(N2 :60%)で化成スパ
ッタリング法により形成した。なお、化成スパッタリン
グ法とは、化学反応(ここではTiとNの化学反応)を
利用したスパッタリング法のことである。 【0006】上記Al膜4、TiN膜3をパタ−ニング
してダイオ−ドを形成し、接合リ−ク電流を測定した。
なお、7は、絶縁膜である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記測定において、5
00℃で60分間の熱処理を行ったところ、リ−ク電流
に異常なものが測定された。不良箇所を詳細に観察した
結果、拡散層2に微小なアロイスパイクが発見され、該
アロイスパイクによって接合が破壊されていることが判
明した。 【0008】上記アロイスパイクは、TiN膜3の一部
が何らかの理由でバリア性を失い、局所的にAl−Si
の相互拡散が発生したことを意味している。 【0009】この原因を図2(b)で説明する。 【0010】TiN膜3中に未反応Ti5が若干存在し
ており、該未反応Tiが熱処理によってTiN膜3の粒
界等に集合し、該集合した未反応Ti5を介してAl−
Si拡散が起こり、アロイスパイク6が形成され、接合
リ−クが発生したものと考えられる。 【0011】本発明は、相互拡散防止膜中の未反応物質
を他の物質で不活性にし、金属−半導体または金属相互
の拡散を抑制しようとすることを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、半導体もしくは金属と金属
との間の相互拡散防止用のバリア膜として高融点金属窒
化膜を用いており、前記バリア膜には、ボロンもしくは
炭素が添加され、かつ、前記ボロンもしくは炭素は、前
記高融点金属窒化膜中の未反応物質と化合して不活性物
質を形成しているものである。 【0013】これにより、バリア膜のバリア性を完全化
することができると共に、良導電性も保持することがで
きる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。 【0015】図1(a)に示すように、P型シリコン基
板10に、0.2μmの接合深さをもったN型拡散層1
1が形成されており、この拡散層11上に、ボロンを
0.3%含有したチタンタ−ゲットを用いて、Ar/N
2 混合プラズマ(N2 :60%)による化成スパッタ法
で、TiN膜12を1000オングストロ−ム形成し
た。なお、化成スパッタ法とは、化学反応(ここではT
iとNの化学反応)を利用したスパッタ法のことであ
る。その後、Al膜13を1μm堆積した。なお、17
は、絶縁膜である。 【0016】図1(a)のTiN膜12には、前述した
ように未反応Ti14が存在するが、同時にボロン15
も混在している。このようなTiN膜を熱処理すると、
未反応Tiはボロンと反応して、図1(b)のように、
TiB2 16が形成される。このため、TiN膜12の
バリア性は著しく向上し、500℃で60分の熱処理を
行っても、接合リ−クの発生は全く測定されなかった。 【0017】なお、上記TiB2 の反応は、300℃前
後で進行するから、TiN膜形成時に、基板温度を30
0〜400℃に保持し、TiN膜堆積と同時にTiB2
形成を図ってもよい。また、TiN膜堆積後、熱処理を
行い、しかる後にAl膜の堆積を行ってもよい。 【0018】また、ボロンは、チタンタ−ゲット中にT
iB2 の状態で含有されていても、またはこれ以外のボ
ロン化合物の状態で含有されていても同様の効果があ
り、何らさしつかえない。また、ボロンを含まないチタ
ンと、ボロンまたはボロンを含む化合物(例えば、Ti
B2 ,BN)との組み合わせで作られたタ−ゲットを用
いてもよい。 【0019】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。 【0020】即ち、ボロンを含まないチタンタ−ゲット
を用いてTiN膜を堆積後、イオン注入法でボロンをT
iN膜に0.1%の濃度まで注入した。イオン注入後、
450℃で熱処理後、Al膜の堆積を行った。しかし
て、本実施例でも500℃の熱処理を行っても、接合リ
−クの発生は全く測定されなかった。 【0021】さらに、本発明の異なる実施の形態を説明
する。 【0022】即ち、ボロンを含まないチタンタ−ゲット
を用いてAr/N2 混合プラズマ中にB2 H2 ガスを
0.5%混入させて、TiN膜の化成スパッタを行っ
た。TiN膜中にボロンが含有され、所望の特性は達成
された。 【0023】なお、前記実施例では、シリコン拡散層と
アルミニウム膜の間のバリア膜として評価したものであ
るが、本発明のTiN膜は、他のメタルシステム、例え
ば、TiSi2 とAl,TiSi2 とW(タングステ
ン)といった金属相互の拡散防止膜にも有効であり、後
者のシステムでは、900℃の高温でも十分なバリア性
があった。 【0024】この他にも、GaAsなどのシリコン以外
の半導体基板と金属の拡散防止膜としても用いることが
できる。 【0025】上述の各実施の形態では、ボロンで未反応
TiをTiB2 として不活性化したが、カ−ボンでTi
Cにしても同様の効果が期待される。 【0026】また、高融点金属としてTiを用いたが、
Ti以外のHfやWでも同様の現象が発生しており、本
発明は、Ti以外の高融点金属でも有効である。これら
高融点金属による高融点金属窒化膜は、ボロンや炭素を
含む場合には、酸素を含む場合とは異なり良導電性を有
するものである。 【0027】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
装置によれば、次のような効果を奏する。 【0028】化成スパッタ法により、バリア膜である高
融点金属窒化膜を形成する場合に、高融点金属窒化膜中
の未反応物質(高融点金属)をボロンまたはカ−ボンに
より不活性化している(例えば、TiN2 やTiCにす
ること)ため、バリア膜のバリア性を完全化し、該バリ
ア膜の良導電性も保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に関わる半導体装置の製造
方法を示す断面図。 【図2】従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。 【符号の説明】 10 :P型シリコン基板、 11 :N型拡散層、 12 :TiN膜、 13 :Al膜、 14 :TiB2 。
方法を示す断面図。 【図2】従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。 【符号の説明】 10 :P型シリコン基板、 11 :N型拡散層、 12 :TiN膜、 13 :Al膜、 14 :TiB2 。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.半導体もしくは金属と金属との間の相互拡散防止用
のバリア膜として高融点金属窒化膜を用いる半導体装置
において、前記バリア膜には、前記バリア膜中の全ての
未反応物質と化合するに足る量のボロンもしくは炭素が
添加され、かつ、前記ボロンもしくは炭素は、前記バリ
ア膜中の未反応物質と化合して不活性物質を形成してい
ることを特徴とする半導体装置。 2.前記ボロンもしくは炭素は、前記バリア膜中におい
て0.1%の濃度を有することを特徴とする請求項1に
記載の半導体装置。 3.前記高融点金属窒化膜が窒化チタンから構成され、
前記未反応物質が前記窒化チタン中のチタンであり、前
記チタンが前記ボロンもしくは炭素と化合して不活性物
質を形成していることを特徴とする請求項1に記載の半
導体装置。 4.前記高融点金属窒化膜上の金属がアルミニウムもし
くはアルミニウム合金であることを特徴とする請求項1
に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8209467A JP2675775B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8209467A JP2675775B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 半導体装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7188995A Division JP2586885B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH098275A JPH098275A (ja) | 1997-01-10 |
JP2675775B2 true JP2675775B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=16573354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8209467A Expired - Fee Related JP2675775B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2675775B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6337151B1 (en) * | 1999-08-18 | 2002-01-08 | International Business Machines Corporation | Graded composition diffusion barriers for chip wiring applications |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH065733B2 (ja) * | 1984-08-27 | 1994-01-19 | アメリカン テレフオン アンド テレグラフ カムパニ− | 集積回路デバイスおよびその製造方法 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP8209467A patent/JP2675775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
SOLID STATE TECHNOLOGY,VOL.28,NO.10,PP.161−166 (1985−10) (特に、第162頁右欄第21行目〜第163頁左欄第6行目、第164頁右欄第1行目〜第165頁左欄第36行目等参照) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH098275A (ja) | 1997-01-10 |
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