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JP2672134B2 - ドアパーティング部のシール構造 - Google Patents

ドアパーティング部のシール構造

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Publication number
JP2672134B2
JP2672134B2 JP63332505A JP33250588A JP2672134B2 JP 2672134 B2 JP2672134 B2 JP 2672134B2 JP 63332505 A JP63332505 A JP 63332505A JP 33250588 A JP33250588 A JP 33250588A JP 2672134 B2 JP2672134 B2 JP 2672134B2
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JP
Japan
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door
vehicle
panel
hollow seal
weather strip
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JP63332505A
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English (en)
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JPH02175430A (ja
Inventor
健助 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ドアパーティング部のシール構造に関す
る。
従来の技術 ドアパーティング部のシール構造としては、例えば第
12,13図に示すものがある。
第12,13図において、フロントサイドドア1のドアサ
ッシュ部2にはセンタピラー3に密接するドアウェザー
ストリップ4が取付けられ、一方リヤサイドドア5のド
アサッシュ部6にもセンタピター3に密接するドアウェ
ザーストリップ7が取付けられている。
ところで、上記フロントサイドドア1とリヤサイドド
ア5との間には間隙部8が設けられているが、この間隙
部8を塞ぐためにフロントサイドドア1の周端部であっ
て、各周端部の対向面にフロントサイドドア1とリヤサ
イドドア5の閉時に互いに密接するウェザーストリップ
9,10が各々取付けられている。
上記各ウェザーストリップ9,10はクリップ11及び両面
テープ12によってフロントサイドドア1及びリヤサイド
ドア5の各インナパネル3に取付けられ、上記間隙部8
からのほこり浸入等を防止している(この類似構造は、
例えば昭和63年9月 日産自動車(株)発行サービス周
報第603号第D−14頁に示されている)。
発明が解決しようとする課題 上記各ウェザーストリップ9,10の取付作業には両面テ
ープ12及びクリップ11が必要となるため、取付作業に時
間がかかり、作業が行ない難いという問題点がある。
また、各ウェザーストリップ9,10が密接し合うことに
よりそれよりも内側にほこり等が浸入するのを防止する
ことはできるが、各ウェザーストリップ9,10と、ドア1
およびドアサッシュ部2の車室外側の側面に沿った延長
面Aとの間に形成される間隙部8の凹部14にほこりが溜
ったり、また、この凹部14が車両走行時における風切り
音発生の原因となってしまうという問題がある。
そこで、この発明は、ウェザーストリップの取付作業
が行ない易く、かつ外観品質の向上及び静粛性を確保で
きるドアパーティング部のシール構造を提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 そこで、本発明のドアパーティング部のシール構造
は、自動車用ドアのドアパネルの車室外側周縁部よりも
車室内側位置にフランジ部が形成され、このフランジ部
にウェザーストリップのウエルト部が嵌着され、このウ
エルト部に中空シール部が一体に成形され、上記ドアを
閉めた時、中空シール部がドアパネルの車室外側周縁部
およびこれに隣接する車体部材に密接し、この中空シー
ル部の車室外側の側部の一部が、ドアパネルの車室外側
の側面にほぼ沿うように車室外側へはみ出して、車体部
材との間に形成された間隙部を埋めるはみ出し部となる
ことを特徴としている。
作用 ウェザーストリップは上記フランジ部に嵌着して取付
けると共にはみ出し部により間隙部を埋め、ほこりの詰
り及び風切音発生を回避する。
実施例 以下、この発明の実施例を図面と共に説明する。
第1,2図に示すのはこの発明の第1実施例である。
ドアパネルとしてのフロントサイドドア15はサッシュ
レスタイプのドアであって、アウタパネル16とインナパ
ネル17とが巻き締めにより接合されており、シルインナ
パネル18とシルアウタパネル19とで形成された車体部材
としてのサイドシル20に密接するドアウェザーストリッ
プ21が上記インナパネル17の周縁部に取付けられてい
る。
尚、22はサイドシルのレインフォースを示す。
具体的にはフロントサイドドア15の車室外側周縁部と
しての巻き締め部23にアウタパネル16の車室内側に折り
返された端末を持ち上げ形成してフランジ部24が設けれ
らている。
そして、このフランジ部24にウェザーストリップ25が
嵌着されている。
上記ウェザーストリップ25は、上記フランジ部24に嵌
着される樹脂製あるいはゴム製のウエルト部26に中空シ
ール部27が一体に成形されている。フロントサイドドア
15を閉めた時、中空シール部27が、フロントサイドドア
15の巻き締め部23に密接するとともに、この巻き締め部
23に隣接するサイドシル20(フロントフェンダパネル2
8,リヤサイドドア29)に密接する。これにより、中空シ
ール部27の車室外側の側部27aの一部が、フロントサイ
ドドア15の車室外側の側面に沿ってサイドシル20側へ延
長した面Aにほぼ沿うように車室外側へ張り出して、車
体部材との間に形成された間隙部30を埋めるはみ出し部
31となる。
上記実施例構造によれば、ウェザーストリップ25を取
付ける場合には、ウェザーストリップ25のウエルト部26
を前記フランジ部24に差し込むだけで、ウェザーストリ
ップ25を取付けることができ、取付作業性を向上するこ
とができる。尚、このときフランジ部24あるいはウエル
ト部26に接着材を塗布しておくことも可能である。
また、上記間隙部30が中空シール部27の車室外側側部
27aの一部であるはみ出し部31によって埋め込まれるこ
ととなり、したがって上記間隙部30にほこりが溜まるよ
うなこともなく、かつ車両走行時における風切音の発生
を防止することができる。
尚、第3図(第2図を援用する)に示すのは、上記実
施例の他の態様(ウェザーストリップ25の形状が異な
る)であり、フロントサイドドア15と車体部材としての
フロントフェンダパネル28との間の間隙部30を例にして
ドアヒンジ33近傍の構造を示したものである。この例で
はドアヒンジ33を取付ける関係でフロントサイドドア15
のアウタパネル16はドアヒンジ33が取付けられるレイン
フォース34に巻き締められており、車室内側に折り返さ
れたアウタパネル16の端末に立ち上げ形成したフランジ
部24にウエザーストリップ25のウエルト部26が嵌着さ
れ、このウエルト部26に中空シール部27が一体成形され
ている。そして、ドア閉時には、中空シール部27がフロ
ントサイドドア15の巻き締め部23およびこれに隣接する
フロントフェンダパネル28に密接し、これにより中空シ
ール部27の車室外側側部27aの一部が、フロントサイド
ドア15の車室外側の側面にほぼ沿うように車室外側へは
み出して、フロントフェンダパネル28との間に形成され
た間隙部30を埋めるはみ出し部31となる。尚、Cはヒン
ジセンタを示す。
次に、第4,5図に示すのはこの発明の第2実施例であ
る。
この実施例は、ドアパネルとしてのフロントサイドド
ア15と車体部材としてのリヤサイドドア29との間隙部30
を例にして適用したものであり、とりわけリヤサイドド
ア29のドアヒンジ35近傍の構造を示している。
フロントサイドドア15はアウタパネル16とインナパネ
ル17とを巻き締めして、この車室外側周縁部としての巻
き締め部23よりも車室内側位置にはアウタパネル16の端
末を立ち上げてフランジ部24を形成してある。
そして、このフランジ部24にウェザーストリップ36の
ウエルト部37が嵌着され、ウエルト部37にはインナパネ
ル17に密接するサブリップ38と中空シール部39が一体に
形成されている。ドア閉時には、中空シール部39がフロ
ントサイドドア15に内側から圧接し、この中空シール部
39の車室外側側部39aの一部が、フロントサイドドア15
の車室外側の側面にほぼ沿うように車室外側へ張り出し
て、リヤサイドドア29との間隙部30を埋めるはみ出し部
40となる。
一方、リヤサイドドア29はドアヒンジ35が取付けられ
るレインフォース41がアウタパネル42に巻き締めされ、
この巻き締め部43のアウタパネル42端末によりフランジ
部44が形成されたものである。尚、レインフォース41は
図外のインナパネルに接合されている。
そして、上記フランジ部44にウェザーストリップ45の
ウエルト部46が取付けられ、このウエルト部46に一体形
成された中空シール部47がドア開時に前記ウエザースト
リップ36の中空シール部39に圧接するようになってい
る。
即ち、上記ウェザーストリップ45に押圧された前記ウ
ェザーストリップ36の中空シール部39のはみ出し部40が
間隙部30を埋めるのである。尚、48はウェザーストリッ
プのサブリップ、Cはヒンジセンタを示す。
この実施例においても、間隙部30が埋められることと
なるため、この間隙部30にほこりが溜まったり、車両走
行時の風切音発生を防止して静粛性を高めることができ
る。また、ウェザーストリップ36の取付作業も向上す
る。
なお、この実施例における他のフロントサイドドア15
の周縁部についてはサイドシル20及び図外のフロントフ
ェンダパネルに中空シール部39が密接することではみ出
し部40が間隙部30を埋ぐこととなる。
次に、第6,7図に示すのは、この発明の第3実施例を
示す。この実施例は前述したフロントサイドドアについ
ての第1実施例と略同様の構成をリヤサイドドア29に適
用したものである。
ドアパネルとしてのリヤサイドドア29はアウタパネル
42をインナパネル49に巻き締めして形成されたもので、
この車室外側周縁部としての巻き締め部43に、車室内側
へ折り返されたアウタパネル42端末から立ち上げたフラ
ンジ部44が形成されている。そして、このフランジ部44
にウェザーストリップ45のウエルト部46が嵌着されてい
る。上記ウエルト部46にはサブリップ48及び中空シール
部47が一体に形成されている。ドア閉時には、中空シー
ル部47がリヤサイドドア29の巻き締め部43およびこれに
隣接する車体部材としてのリヤフェンダパネル50(サイ
ドシルパネル20,フロントサイドドア15)に密接する。
これにより中空シール部47の車室外側側部47aの一部
が、リヤサイドドア29の車室外側の側面にほぼ沿うよう
に車室外側へはみ出して、リヤフェンダパネル50との間
に形成された間隙部51を埋めるはみ出し部52となる。
尚、上記ウェザーストリップ45はリヤサイドドア29の全
周に渡って取付けられている。
したがって、この実施例においても上記ウェザースト
リップ45の組付作業が向上すると共に、間隙部51にほこ
りが溜まらず外観品質を高められると共に風切音が小さ
くなり静粛性を向上することができる。
また、第8,9図に示すように、フロントサイドドア15
側にウェザーストリップ25を取付けて、リヤサイドドア
29のインナパネル41(ここではレインフォース)とアウ
タパネル42とで立ち上げ形成された巻き締め部43で上記
ウェザーストリップ25の中空シール部27を内側から押圧
する構造、あるいは、第10,11図に示すようにリヤサイ
ドドア29のアウタパネル42とインナパネル41(ここでは
レインフォース)とで形成され、車室外側の周縁部53よ
りも車室内側に位置する巻き締め部43をフランジ部44と
して用い、ここにウェザーストリップ45を取付けるよう
にしても良い。この場合、ドア閉時には、中空シール部
47がリヤサイドドア29の周縁部53およびこれに隣接する
フロントサイドドア15に密接し、この中空シール部47の
車室外側側部47aの一部が、リヤサイドドア29の車室外
側の側面にほぼ沿うように車室外側へはみ出して、フロ
ントサイドドア15との間隙部30を埋めるはみ出し部52と
なる。
尚、上記第8〜11図において前記各実施例と同一な部
分には同一符号を付して説明は省略する。
この発明は上記実施例に限られるものではなく、例え
ばドアサッシュ部を有するドアのドアサッシュ部を含む
ドア全周に適用することもできる。
発明の効果 以上説明してきたようにこの発明によれば、ウェザー
ストリップがドアパネルに設けられたフランジ部に嵌着
されて取付られるため、取付作業性が向上するという効
果がある。
また、間隙部がウェザーストリップの中空シール部の
車室外側側部の一部であるはみ出し部で埋められること
となるため、この間隙部にほこり等が詰まることがな
く、外観品質を高められると共に車両走行時における風
切音の発生を防止することができるとう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の第2図のI−I線に沿
う断面図、第2図はフロントサイドドアの側面図、第3
図は第1図の他の態様を示す第2図のIII−III線に沿う
断面図、第4図は第2実施例の第5図のIV−IV線に沿う
断面図、第5図は同リヤサイドドアの側面図、第6図は
第3実施例の第7図のVI−VI線に沿う断面図、第7図は
同リヤサイドドアの側面図、第8図は他の実施例の第9
図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9図は同リヤサイド
ドアの側面図、第10図は別の実施例の第11図のX−X線
に沿う断面図、第11図は同リヤサイドドアの側面図、第
12図は従来技術の第13図のXII−XII線に沿う断面図、第
13図は車両の側面図である。 15……フロントサイドドア(ドアパネル)、20……サイ
ドシル(車体部材)、24……フランジ部、25……ウェザ
ーストリップ、27……中空シール部、28……フロントフ
ェンダパネル(車体部材)、29……リヤサイドドア(車
体部材)、30……間隙部、31……はみ出し部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用ドアのドアパネルの車室外側周縁
    部よりも車室内側位置にフランジ部が形成され、このフ
    ランジ部にウェザーストリップのウエルト部が嵌着さ
    れ、このウエルト部に中空シール部が一体に成形され、
    上記ドアを閉めた時、中空シール部がドアパネルの車室
    外側周縁部およびこれに隣接する車体部材に密接し、こ
    の中空シール部の車室外側の側部の一部が、ドアパネル
    の車室外側の側面にほぼ沿うように車室外側へはみ出し
    て、車体部材との間に形成された間隙部を埋めるはみ出
    し部となることを特徴とするドアパーティング部のシー
    ル構造。
JP63332505A 1988-12-28 1988-12-28 ドアパーティング部のシール構造 Expired - Fee Related JP2672134B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60157425U (ja) * 1984-03-30 1985-10-19 日産自動車株式会社 車両用ドアのシ−ル構造

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