JP2663862B2 - カメラの測光装置 - Google Patents
カメラの測光装置Info
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの測光装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、交換レンズ鏡筒は、そのカメラボ
ディとの係合部に機械的信号部を設けたり、もしくは交
換レンズ鏡筒にROM等の記憶手段を設ける等して、交
換レンズ鏡筒の情報例えば、開放絞り値(F0 )や焦点
距離(fmm)等をカメラボディに伝達するように構成さ
れていた。 【0003】カメラボディは、これらの交換レンズ鏡筒
の情報を受取り、開放絞り値(F0)を主体とし、場合
により焦点距離(fmm)も考慮して露出補正量(Z)を
算出していた。尚、ここで、露出補正量(Z)とは、撮
影もしくは測光の対象となる被写界の明るさに対して、
交換レンズ鏡筒の撮影レンズを通過した光束を測光する
測光手段の出力と、撮影レンズの結像面(銀塩式カメラ
においてはフィルム面)の明るさとが有する各誤差を補
正すべき量であり、各交換レンズ鏡筒が固有の値として
有している。 【0004】 【発明の解決しようとする問題点】ところが近年、ファ
インダースクリーンの指向性の尖鋭化(拡散性を低下さ
せて明るく見せる)や、ズームレンズを中心としたレン
ズの多種化に伴い、露出補正量(Z)の絶対値の増大化
や、開放絞り値(F0 )や焦点距離(fmm)に対する露
出補正量(Z)の相関性の著しい低下が生じてきた。す
なわち、開放絞り値(F0 )や焦点距離(fmm)を用い
た従来の方法では、露出補正量(Z)を決定できなくな
ってきた。 【0005】そこで、本発明は、従来の開放絞り値(F
0 )を主体とした露出補正量(Z)の決定方法に代わる
べく、新しい方法を提供することを目的とする。 【0006】 【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ために、射出瞳距離の情報を含む撮影レンズのレンズ情
報を入力する入力手段と、前記撮影レンズを通過した光
束を測光して露出値を演算する露出演算手段と、入力さ
れた前記レンズ情報に基づき所定の演算式から露出補正
量を算出して、前記露出演算手段の出力を補正する露出
補正手段とを備え、前記露出補正手段は、複数種類の前
記演算式を有し、前記射出瞳距離の逆数が大きくなるに
したがって、前記露出演算手段の出力を増加させるよう
な前記演算式を選び、前記露出補正量を算出するように
構成した。 【0007】 【作用】本発明の原理を図4〜図7を用いて説明する。
図4〜図7は、撮影レンズ1〜3を通過した光束は、フ
ァインダースクリーン4に結像し、このファインダース
クリーン4上の光像は、ペンタプリズム5及び接眼レン
ズ6を介して観察でき、またこの光像は、ペンタプリズ
ム5及び集光レンズ7により受光素子8に導かれる。こ
の撮影レンズ1〜3は、便宜上射出瞳の位置においてあ
る。また、ペンタプリズム5は、第一反射面5aと第二
反射面5bとで展開して描いてある。 【0008】図4の撮影レンズ1は、射出瞳距離PO1
(射出瞳とファインダースクリーンの間隔)であり、開
口角がθ1 である。この撮影レンズ1を通過する光束の
うち、ファインダースクリーン4上で光軸からδだけ離
れた点Yに到達する光束に着目してみる。この点Yは、
被写界の地面側の部分からの光束が到達している。ファ
インダースクリーン4の拡散性が著しく低いものとして
考えると、点Yを通過した光束は、直線l1 と直線l2
との間の扇形部分をカバーすることになる。集光レンズ
7と受光素子8とかなる測光手段が測光する光束は、斜
線部分であり、この斜線部分が前記扇形部分に含まれて
いる為に測光手段にて適当な光量が得られる。 【0009】図5の撮影レンズ2は、射出瞳距離が図5
と等しくPO1 であり、開口角がθ 2 (<θ1 )で図5
より小さく成っている。従って、点Yを通過する光束
は、直線l3 と直線l4 との間の扇形部分の範囲とな
り、測光に用いられるべき斜線部分の光束範囲と全く重
複しなくなる。このことは点Yを通過した光束は、測光
手段に全く到達しないことを意味する。実際は、ファイ
ンダースクリーン4が拡散性を有している為に、点Yを
通過した光束も一部は測光手段に到達するが、その光量
は図4に比べて開口角が小さくなった分以上に少なくな
る。 【0010】以上のことから、点Y(被写界の地面側の
光束)の光束を主に測光する測光装置(7,8)は、撮
影レンズの射出瞳距離(PO1 )が同じ場合には、開口
角すなわち、開放絞り値を変化させると、受光素子の出
力は開放絞り値(F0 )の変化分を補正しても無視でき
ない誤差を有し、更にその誤差は所定の開放絞り値を境
に大きく変化する傾向があることが分かる。 【0011】次に図6の撮影レンズ1は、開口角θ1 で
あり、射出瞳距離PO1 である。撮影レンズ1の中心を
通過した光線が、ファインダースクリーン4の点Yに到
達し、点Yで拡散した場合を示している。この拡散分布
は図中の楕円上になり、そのうち成分T1 が測光に使わ
れる。図7の撮影レンズ3は、開口角θ1 で図6と同じ
であり、射出瞳距離PO2 (<PO1 )で図6より短く
成っている。この時、撮影レンズ3の中心を通過して点
Yに到達する光束は、測光手段から著しく離れる方向に
ある為に、点Yにおける拡散光のうち測光手段に向かう
成分T2 は図6の拡散光成分T1 に比べて著しく小さく
成っていることがわかる。そして、その差はファインダ
ースクリーン4の拡散性が低くなるほど顕著に現れてく
る。 【0012】以上のことから、点Y(被写界の地面側の
光束)の光束を主に測光する測光装置(7,8)は、撮
影レンズの開放絞り値(F0 )が同じ場合、射出瞳距離
(PO)を変化させると、受光素子8の出力は誤差を生
じ、一般に射出瞳距離(PO)が短い程、受光素子8の
受光量が低下する傾向にあることが分かる。従って、図
4及び図5で得られた結論と、図6及び図7で得られた
結論とを総合すると、測光出力は、開放絞り値(F0 )
と射出瞳距離(PO)との両方により影響を受けること
が分かる。本件発明の測光装置は、測光出力が受ける射
出瞳距離の影響を低減するよう構成したものである。 【0013】尚、測光光学系としては、ファインダース
クリーンを通過した光束を接眼レンズの上方から測光す
る場合の例を示したが、測光系の配置はこれに限られる
ものではなく、例えばカメラボディのメインミラーの後
方に拡散性を有するサブミラーを配置することにより、
カメラボディ底部で測光するようなボディ測光タイプの
ものであっても良い。 【0014】 【実施例】 −第1実施例− 図1及び図2は、第1実施例であり、本発明を説明する
のに必要な基本的なカメラシステムを示している。図1
は露出補正量を表す説明図を示し、図2はカメラのシス
テムを表す説明図を示す。 【0015】先ず、図2を用いて本発明を適用したカメ
ラシステムを説明する。撮影レンズ10を通過した光束
は、メインミラー15で反射され、ファインダースクリ
ーン16に到達する。そして、この光束の一部は、ペン
タプリズム17を通過して接眼レンズ18に到達し、ま
た他の一部はペンタプリズム17を通過して集光レンズ
19に到り受光素子20に導かれる。受光素子20の測
光出力は、露出演算回路21に入力され、露出演算回路
21が露出値を算出する。本発明の露出演算手段は、実
施例では集光レンズ19、受光素子20、露出演算回路
21から構成されている。この露出演算回路21の出力
は、露出補正手段22に入力され、ここで開放絞り値
(F0 )と射出瞳距離(PO)とによって補正される。
この補正方法については、図1を用いて後述する。この
開放絞り値(F0 )と射出瞳距離(PO)のデータは、
機械的信号もしくはROMデータの電気的信号として個
々の交換レンズ鏡筒に持たせ、それをカメラボディが読
み取るが一般的である。補正された露出値は、露出制御
回路23に入力され、絞り13やシャッタ24の制御に
使用される。 【0016】次に、露出補正手段22の露出補正量の算
出方法を図1を用いて説明する。図1は、横軸に射出瞳
距離(PO)を、また縦軸に露出補正量(Z)をとって
いる。縦軸の露出補正量(Z)は、上側を負(−)、下
側を正(+)にしている。この負(−)側は、受光素子
20が所定の光量を得られない為にこのまま撮影すると
写真が露出オーバーになってしまう方向であることを表
しており、また逆に正(+)側は、写真が露出アンダー
になってしまう方向であることを表している。すなわ
ち、射出瞳距離(PO)が短くなると図7に示されるよ
うに、フィルム面に入射する光束のうち受光素子8に入
射する成分T2 (光量)が段々少なくなることがわか
り、そのまま撮影すると写真が露出オーバーとなること
が分かる。また、逆に、射出瞳距離(PO)が長くなる
と図6に示されるように、フィルム面に入射する光束の
うち受光素子8に入射する成分T1 (光量)が段々多く
なることがわかり、そのまま撮影すると写真が露出アン
ダーとなることが分かる。従って、実際の演算において
は、露出演算回路21で得られた値から露出補正量
(Z)を減算して補正が成される。 【0017】露出補正量(Z)の演算に際しては、まず
撮影レンズの開放絞り値(F0 )で類別する。例えば、
実施例では開放絞り値(F0 )をF0 =2.8 を境に、暗
い撮影レンズ(F0 >2.8 )と、明るい撮影レンズ(F
0 ≦2.8 )とに類別している。尚、撮影レンズを類別す
るに当たり、必ずしも上述したF0 =2.8 を境に類別す
る必要はなく、他の値でも良いことは言うまでもない。 【0018】撮影レンズA〜Fは、明るい撮影レンズ
(F0 ≦2.8 )を示し、また撮影レンズG(G1,G2)〜M
は、暗い撮影レンズ(F0 >2.8 )を示し、これら撮影
レンズは、以下に示す式により近似的に露出補正量が決
められる。以下の〜の式は、実験的に求めた露出補
正の為の近似式である。 暗い撮影レンズ(F0 >2.8 )の露出補正量は、 Z=0.17×PO−1.65 の式で決まる。 明るい撮影レンズ(F0 ≦2.8 )の露出補正量は、 Z=0.32×PO−2.33 の式で決まる。及びの式は、夫々射出瞳距離(PO)が第一及
び第二所定範囲で成り立ち(この範囲は実験的に求めら
れる)、射出瞳距離(PO)が小さく線形性の得られな
い範囲の露出補正量の下限値は、 Z=−0.7 また射出瞳距離(PO)が大きく線形性の得られない範
囲の露出補正量の上限値は、 Z=+0.7 の式で決まる。 【0019】この線形性の得られない射出瞳距離の範囲
は、図6及び図7から分かるように、例えば、射出瞳距
離(PO1 )がある距離以上に遠ざかる、あるいは射出
瞳距離(PO2 )がある距離以下に近ずくと、ファイン
ダースクリーン4上の点Yから受光素子8に向かう光束
成分が大きく変化しないので、受光素子8に入射する光
量に大きな変化が生じない。従って、射出瞳距離がある
程度以上大きく成ったり、あるいは小さくなると、露出
補正量(Z)が一定でも充分であることが分かる。 図
1中の○印は、実験的に求めた撮影レンズA〜Mの露出
補正量の実測値を表しており、また、2個の○印が一点
鎖線で結ばれていものはズームレンズのテレ側とワイド
側との値である。従って、○印から縦軸に平行に補正直
線に下された点線の長さは、補正した後の補正しきれな
い量を表していることになり、かなり良い精度で補正さ
れることが分かる。 −第2実施例− 図3は、本発明を説明する為の第2実施例であり、図1
の第1実施例と異なるところは、横軸に射出瞳距離の逆
数(1/PO)を取っているところである。射出瞳距離
(PO)は、自動焦点装置の収差補正等において、一般
的に逆数の形に使われる為、データの共通化を考えると
逆数の方が都合の良い場合がある。撮影レンズの射出瞳
距離(PO)は50mm〜150mm 程度の範囲に分散している
ものが多く、3倍程度の範囲である為、逆数の形にして
も線形性が得られる。更に、線形性の得にくい射出瞳距
離(PO)の大きいあるいは小さい範囲では、第1実施
例と同様に上限値や下限値を用いており、広い範囲にわ
たって射出瞳距離の逆数(1/PO)を用いた露出補正
方法が可能である。 【0020】第1実施例と同様に露出補正量(Z)の演
算に際しては、まず撮影レンズの開放絞り値(F0 )で
類別する。開放絞り値(F0 )をF0 =2.8 を境に、暗
い撮影レンズ(F0 >2.8 )と、明るい撮影レンズ(F
0 ≦2.8 )とに類別している。尚、撮影レンズを類別す
るに当たり、必ずしも上述したF0 =2.8 を境に類別す
る必要はなく、他の値でも良いことは言うまでもない。 【0021】撮影レンズA〜Fは、明るい撮影レンズ
(F0 ≦2.8 )を示し、また撮影レンズG(G1,G2)〜M
は、暗い撮影レンズ(F0 >2.8 )を示し、これら撮影
レンズは、以下に示す式により近似的に露出補正量が決
められる。以下の〜の式は、実験的に求めた露出補
正の為の近似式である。 暗い撮影レンズ(F0 >2.8 )の露出補正量は、 Z=−165 ×(1/PO)+1.70 の式で決まる。 明るい撮影レンズ(F0 ≦2.8 )の露出補正量は、 Z=−140 ×(1/PO)+1.89 の式で決まる。及びの式は、夫々射出瞳距離(1/PO)が第一及
び第二所定範囲で成り立ち(この範囲は実験的に求めら
れる)、射出瞳距離(1/PO)が小さく線形性の得られな
い範囲の露出補正量の下限値は、 Z=+0.7 また射出瞳距離(1/PO)が大きく線形性の得られない範
囲の露出補正量の上限値は、 Z=−0.7 の式で決まる。 【0022】図2中の○印は、実験的に求めた撮影レン
ズA〜Mの露出補正量の実測値を表しており、また、2
個の○印が一点鎖線で結ばれていものはズームレンズの
テレ側とワイド側との値である。従って、○印から縦軸
に平行に補正直線に下された点線の長さは、補正した後
の補正しきれない量を表していることになり、かなり良
い精度で補正されることが分かる。 【0023】尚、第1及び第2実施例中に具体的に示し
た実測値は、測光光学系によって変わるものであり、こ
の数値に限定されるものではない。また、開放絞り値
(F0)による類別は、上述したF0 =2.8 を境にして
2系列(と或いはとの近似式)に限るものでは
なく、例えば、3系列以上の近似式により露出補正が成
されても良い。このように、類別を多くすればするほ
ど、その近似式により求まる露出補正量は、より適正な
値として求まることは言うまでもない。また、第1実施
例において、射出瞳距離(PO)のデータが撮影レンズ
の逆数(1/PO)の形で収められている場合には、除
算を行って(PO)に直して使用すれば差支えないこと
は言うまでもない。 【0024】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、射出瞳距
離の逆数に応じて露出補正用の演算式を選択して露出補
正量を算出するようにしたので、精度良く露出補正量を
求めることができる。更に、露出補正をデータテーブル
としてメモリに持つこと無しに、多様な撮影レンズのレ
ンズ情報に対応できるように複数の演算式を備えている
ので、レンズ情報をきめ細かく分類して露出補正量を求
める場合に、より適正な値を求めることができ、データ
テーブル方式に比べて有利になる。また、本発明の実施
例によれば、露出補正のための近似式が線形性の得られ
なくなる範囲に関しては、露出補正量(Z)に上限値や
下限値を設けることにより補正するようにしたので、高
い精度で露出補正が可能となった。
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、交換レンズ鏡筒は、そのカメラボ
ディとの係合部に機械的信号部を設けたり、もしくは交
換レンズ鏡筒にROM等の記憶手段を設ける等して、交
換レンズ鏡筒の情報例えば、開放絞り値(F0 )や焦点
距離(fmm)等をカメラボディに伝達するように構成さ
れていた。 【0003】カメラボディは、これらの交換レンズ鏡筒
の情報を受取り、開放絞り値(F0)を主体とし、場合
により焦点距離(fmm)も考慮して露出補正量(Z)を
算出していた。尚、ここで、露出補正量(Z)とは、撮
影もしくは測光の対象となる被写界の明るさに対して、
交換レンズ鏡筒の撮影レンズを通過した光束を測光する
測光手段の出力と、撮影レンズの結像面(銀塩式カメラ
においてはフィルム面)の明るさとが有する各誤差を補
正すべき量であり、各交換レンズ鏡筒が固有の値として
有している。 【0004】 【発明の解決しようとする問題点】ところが近年、ファ
インダースクリーンの指向性の尖鋭化(拡散性を低下さ
せて明るく見せる)や、ズームレンズを中心としたレン
ズの多種化に伴い、露出補正量(Z)の絶対値の増大化
や、開放絞り値(F0 )や焦点距離(fmm)に対する露
出補正量(Z)の相関性の著しい低下が生じてきた。す
なわち、開放絞り値(F0 )や焦点距離(fmm)を用い
た従来の方法では、露出補正量(Z)を決定できなくな
ってきた。 【0005】そこで、本発明は、従来の開放絞り値(F
0 )を主体とした露出補正量(Z)の決定方法に代わる
べく、新しい方法を提供することを目的とする。 【0006】 【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ために、射出瞳距離の情報を含む撮影レンズのレンズ情
報を入力する入力手段と、前記撮影レンズを通過した光
束を測光して露出値を演算する露出演算手段と、入力さ
れた前記レンズ情報に基づき所定の演算式から露出補正
量を算出して、前記露出演算手段の出力を補正する露出
補正手段とを備え、前記露出補正手段は、複数種類の前
記演算式を有し、前記射出瞳距離の逆数が大きくなるに
したがって、前記露出演算手段の出力を増加させるよう
な前記演算式を選び、前記露出補正量を算出するように
構成した。 【0007】 【作用】本発明の原理を図4〜図7を用いて説明する。
図4〜図7は、撮影レンズ1〜3を通過した光束は、フ
ァインダースクリーン4に結像し、このファインダース
クリーン4上の光像は、ペンタプリズム5及び接眼レン
ズ6を介して観察でき、またこの光像は、ペンタプリズ
ム5及び集光レンズ7により受光素子8に導かれる。こ
の撮影レンズ1〜3は、便宜上射出瞳の位置においてあ
る。また、ペンタプリズム5は、第一反射面5aと第二
反射面5bとで展開して描いてある。 【0008】図4の撮影レンズ1は、射出瞳距離PO1
(射出瞳とファインダースクリーンの間隔)であり、開
口角がθ1 である。この撮影レンズ1を通過する光束の
うち、ファインダースクリーン4上で光軸からδだけ離
れた点Yに到達する光束に着目してみる。この点Yは、
被写界の地面側の部分からの光束が到達している。ファ
インダースクリーン4の拡散性が著しく低いものとして
考えると、点Yを通過した光束は、直線l1 と直線l2
との間の扇形部分をカバーすることになる。集光レンズ
7と受光素子8とかなる測光手段が測光する光束は、斜
線部分であり、この斜線部分が前記扇形部分に含まれて
いる為に測光手段にて適当な光量が得られる。 【0009】図5の撮影レンズ2は、射出瞳距離が図5
と等しくPO1 であり、開口角がθ 2 (<θ1 )で図5
より小さく成っている。従って、点Yを通過する光束
は、直線l3 と直線l4 との間の扇形部分の範囲とな
り、測光に用いられるべき斜線部分の光束範囲と全く重
複しなくなる。このことは点Yを通過した光束は、測光
手段に全く到達しないことを意味する。実際は、ファイ
ンダースクリーン4が拡散性を有している為に、点Yを
通過した光束も一部は測光手段に到達するが、その光量
は図4に比べて開口角が小さくなった分以上に少なくな
る。 【0010】以上のことから、点Y(被写界の地面側の
光束)の光束を主に測光する測光装置(7,8)は、撮
影レンズの射出瞳距離(PO1 )が同じ場合には、開口
角すなわち、開放絞り値を変化させると、受光素子の出
力は開放絞り値(F0 )の変化分を補正しても無視でき
ない誤差を有し、更にその誤差は所定の開放絞り値を境
に大きく変化する傾向があることが分かる。 【0011】次に図6の撮影レンズ1は、開口角θ1 で
あり、射出瞳距離PO1 である。撮影レンズ1の中心を
通過した光線が、ファインダースクリーン4の点Yに到
達し、点Yで拡散した場合を示している。この拡散分布
は図中の楕円上になり、そのうち成分T1 が測光に使わ
れる。図7の撮影レンズ3は、開口角θ1 で図6と同じ
であり、射出瞳距離PO2 (<PO1 )で図6より短く
成っている。この時、撮影レンズ3の中心を通過して点
Yに到達する光束は、測光手段から著しく離れる方向に
ある為に、点Yにおける拡散光のうち測光手段に向かう
成分T2 は図6の拡散光成分T1 に比べて著しく小さく
成っていることがわかる。そして、その差はファインダ
ースクリーン4の拡散性が低くなるほど顕著に現れてく
る。 【0012】以上のことから、点Y(被写界の地面側の
光束)の光束を主に測光する測光装置(7,8)は、撮
影レンズの開放絞り値(F0 )が同じ場合、射出瞳距離
(PO)を変化させると、受光素子8の出力は誤差を生
じ、一般に射出瞳距離(PO)が短い程、受光素子8の
受光量が低下する傾向にあることが分かる。従って、図
4及び図5で得られた結論と、図6及び図7で得られた
結論とを総合すると、測光出力は、開放絞り値(F0 )
と射出瞳距離(PO)との両方により影響を受けること
が分かる。本件発明の測光装置は、測光出力が受ける射
出瞳距離の影響を低減するよう構成したものである。 【0013】尚、測光光学系としては、ファインダース
クリーンを通過した光束を接眼レンズの上方から測光す
る場合の例を示したが、測光系の配置はこれに限られる
ものではなく、例えばカメラボディのメインミラーの後
方に拡散性を有するサブミラーを配置することにより、
カメラボディ底部で測光するようなボディ測光タイプの
ものであっても良い。 【0014】 【実施例】 −第1実施例− 図1及び図2は、第1実施例であり、本発明を説明する
のに必要な基本的なカメラシステムを示している。図1
は露出補正量を表す説明図を示し、図2はカメラのシス
テムを表す説明図を示す。 【0015】先ず、図2を用いて本発明を適用したカメ
ラシステムを説明する。撮影レンズ10を通過した光束
は、メインミラー15で反射され、ファインダースクリ
ーン16に到達する。そして、この光束の一部は、ペン
タプリズム17を通過して接眼レンズ18に到達し、ま
た他の一部はペンタプリズム17を通過して集光レンズ
19に到り受光素子20に導かれる。受光素子20の測
光出力は、露出演算回路21に入力され、露出演算回路
21が露出値を算出する。本発明の露出演算手段は、実
施例では集光レンズ19、受光素子20、露出演算回路
21から構成されている。この露出演算回路21の出力
は、露出補正手段22に入力され、ここで開放絞り値
(F0 )と射出瞳距離(PO)とによって補正される。
この補正方法については、図1を用いて後述する。この
開放絞り値(F0 )と射出瞳距離(PO)のデータは、
機械的信号もしくはROMデータの電気的信号として個
々の交換レンズ鏡筒に持たせ、それをカメラボディが読
み取るが一般的である。補正された露出値は、露出制御
回路23に入力され、絞り13やシャッタ24の制御に
使用される。 【0016】次に、露出補正手段22の露出補正量の算
出方法を図1を用いて説明する。図1は、横軸に射出瞳
距離(PO)を、また縦軸に露出補正量(Z)をとって
いる。縦軸の露出補正量(Z)は、上側を負(−)、下
側を正(+)にしている。この負(−)側は、受光素子
20が所定の光量を得られない為にこのまま撮影すると
写真が露出オーバーになってしまう方向であることを表
しており、また逆に正(+)側は、写真が露出アンダー
になってしまう方向であることを表している。すなわ
ち、射出瞳距離(PO)が短くなると図7に示されるよ
うに、フィルム面に入射する光束のうち受光素子8に入
射する成分T2 (光量)が段々少なくなることがわか
り、そのまま撮影すると写真が露出オーバーとなること
が分かる。また、逆に、射出瞳距離(PO)が長くなる
と図6に示されるように、フィルム面に入射する光束の
うち受光素子8に入射する成分T1 (光量)が段々多く
なることがわかり、そのまま撮影すると写真が露出アン
ダーとなることが分かる。従って、実際の演算において
は、露出演算回路21で得られた値から露出補正量
(Z)を減算して補正が成される。 【0017】露出補正量(Z)の演算に際しては、まず
撮影レンズの開放絞り値(F0 )で類別する。例えば、
実施例では開放絞り値(F0 )をF0 =2.8 を境に、暗
い撮影レンズ(F0 >2.8 )と、明るい撮影レンズ(F
0 ≦2.8 )とに類別している。尚、撮影レンズを類別す
るに当たり、必ずしも上述したF0 =2.8 を境に類別す
る必要はなく、他の値でも良いことは言うまでもない。 【0018】撮影レンズA〜Fは、明るい撮影レンズ
(F0 ≦2.8 )を示し、また撮影レンズG(G1,G2)〜M
は、暗い撮影レンズ(F0 >2.8 )を示し、これら撮影
レンズは、以下に示す式により近似的に露出補正量が決
められる。以下の〜の式は、実験的に求めた露出補
正の為の近似式である。 暗い撮影レンズ(F0 >2.8 )の露出補正量は、 Z=0.17×PO−1.65 の式で決まる。 明るい撮影レンズ(F0 ≦2.8 )の露出補正量は、 Z=0.32×PO−2.33 の式で決まる。及びの式は、夫々射出瞳距離(PO)が第一及
び第二所定範囲で成り立ち(この範囲は実験的に求めら
れる)、射出瞳距離(PO)が小さく線形性の得られな
い範囲の露出補正量の下限値は、 Z=−0.7 また射出瞳距離(PO)が大きく線形性の得られない範
囲の露出補正量の上限値は、 Z=+0.7 の式で決まる。 【0019】この線形性の得られない射出瞳距離の範囲
は、図6及び図7から分かるように、例えば、射出瞳距
離(PO1 )がある距離以上に遠ざかる、あるいは射出
瞳距離(PO2 )がある距離以下に近ずくと、ファイン
ダースクリーン4上の点Yから受光素子8に向かう光束
成分が大きく変化しないので、受光素子8に入射する光
量に大きな変化が生じない。従って、射出瞳距離がある
程度以上大きく成ったり、あるいは小さくなると、露出
補正量(Z)が一定でも充分であることが分かる。 図
1中の○印は、実験的に求めた撮影レンズA〜Mの露出
補正量の実測値を表しており、また、2個の○印が一点
鎖線で結ばれていものはズームレンズのテレ側とワイド
側との値である。従って、○印から縦軸に平行に補正直
線に下された点線の長さは、補正した後の補正しきれな
い量を表していることになり、かなり良い精度で補正さ
れることが分かる。 −第2実施例− 図3は、本発明を説明する為の第2実施例であり、図1
の第1実施例と異なるところは、横軸に射出瞳距離の逆
数(1/PO)を取っているところである。射出瞳距離
(PO)は、自動焦点装置の収差補正等において、一般
的に逆数の形に使われる為、データの共通化を考えると
逆数の方が都合の良い場合がある。撮影レンズの射出瞳
距離(PO)は50mm〜150mm 程度の範囲に分散している
ものが多く、3倍程度の範囲である為、逆数の形にして
も線形性が得られる。更に、線形性の得にくい射出瞳距
離(PO)の大きいあるいは小さい範囲では、第1実施
例と同様に上限値や下限値を用いており、広い範囲にわ
たって射出瞳距離の逆数(1/PO)を用いた露出補正
方法が可能である。 【0020】第1実施例と同様に露出補正量(Z)の演
算に際しては、まず撮影レンズの開放絞り値(F0 )で
類別する。開放絞り値(F0 )をF0 =2.8 を境に、暗
い撮影レンズ(F0 >2.8 )と、明るい撮影レンズ(F
0 ≦2.8 )とに類別している。尚、撮影レンズを類別す
るに当たり、必ずしも上述したF0 =2.8 を境に類別す
る必要はなく、他の値でも良いことは言うまでもない。 【0021】撮影レンズA〜Fは、明るい撮影レンズ
(F0 ≦2.8 )を示し、また撮影レンズG(G1,G2)〜M
は、暗い撮影レンズ(F0 >2.8 )を示し、これら撮影
レンズは、以下に示す式により近似的に露出補正量が決
められる。以下の〜の式は、実験的に求めた露出補
正の為の近似式である。 暗い撮影レンズ(F0 >2.8 )の露出補正量は、 Z=−165 ×(1/PO)+1.70 の式で決まる。 明るい撮影レンズ(F0 ≦2.8 )の露出補正量は、 Z=−140 ×(1/PO)+1.89 の式で決まる。及びの式は、夫々射出瞳距離(1/PO)が第一及
び第二所定範囲で成り立ち(この範囲は実験的に求めら
れる)、射出瞳距離(1/PO)が小さく線形性の得られな
い範囲の露出補正量の下限値は、 Z=+0.7 また射出瞳距離(1/PO)が大きく線形性の得られない範
囲の露出補正量の上限値は、 Z=−0.7 の式で決まる。 【0022】図2中の○印は、実験的に求めた撮影レン
ズA〜Mの露出補正量の実測値を表しており、また、2
個の○印が一点鎖線で結ばれていものはズームレンズの
テレ側とワイド側との値である。従って、○印から縦軸
に平行に補正直線に下された点線の長さは、補正した後
の補正しきれない量を表していることになり、かなり良
い精度で補正されることが分かる。 【0023】尚、第1及び第2実施例中に具体的に示し
た実測値は、測光光学系によって変わるものであり、こ
の数値に限定されるものではない。また、開放絞り値
(F0)による類別は、上述したF0 =2.8 を境にして
2系列(と或いはとの近似式)に限るものでは
なく、例えば、3系列以上の近似式により露出補正が成
されても良い。このように、類別を多くすればするほ
ど、その近似式により求まる露出補正量は、より適正な
値として求まることは言うまでもない。また、第1実施
例において、射出瞳距離(PO)のデータが撮影レンズ
の逆数(1/PO)の形で収められている場合には、除
算を行って(PO)に直して使用すれば差支えないこと
は言うまでもない。 【0024】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、射出瞳距
離の逆数に応じて露出補正用の演算式を選択して露出補
正量を算出するようにしたので、精度良く露出補正量を
求めることができる。更に、露出補正をデータテーブル
としてメモリに持つこと無しに、多様な撮影レンズのレ
ンズ情報に対応できるように複数の演算式を備えている
ので、レンズ情報をきめ細かく分類して露出補正量を求
める場合に、より適正な値を求めることができ、データ
テーブル方式に比べて有利になる。また、本発明の実施
例によれば、露出補正のための近似式が線形性の得られ
なくなる範囲に関しては、露出補正量(Z)に上限値や
下限値を設けることにより補正するようにしたので、高
い精度で露出補正が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施例であり、露出補正量を表す
説明図を示す。 【図2】図2はカメラのシステムを表す説明図を示す。 【図3】図3は第2実施例であり、露出補正量を表す説
明図を示す。 【図4】図4は、本発明の原理を説明する為の光路図を
示す。 【図5】図5は、本発明の原理を説明する為の光路図を
示す。 【図6】図6は、本発明の原理を説明する為の光路図を
示す。 【図7】図7は、本発明の原理を説明する為の光路図を
示す。 【主要部分の符号の説明】 4,16…ファインダースクリーン 5,17…ペンタプリズム、 7,19…集光レンズ、8,20…受光素子 21…露出演算回路、22…露出補正手段
説明図を示す。 【図2】図2はカメラのシステムを表す説明図を示す。 【図3】図3は第2実施例であり、露出補正量を表す説
明図を示す。 【図4】図4は、本発明の原理を説明する為の光路図を
示す。 【図5】図5は、本発明の原理を説明する為の光路図を
示す。 【図6】図6は、本発明の原理を説明する為の光路図を
示す。 【図7】図7は、本発明の原理を説明する為の光路図を
示す。 【主要部分の符号の説明】 4,16…ファインダースクリーン 5,17…ペンタプリズム、 7,19…集光レンズ、8,20…受光素子 21…露出演算回路、22…露出補正手段
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.射出瞳距離の情報を含む撮影レンズのレンズ情報を
入力する入力手段と、前記撮影レンズを通過した光束を
測光して露出値を演算する露出演算手段と、入力された
前記レンズ情報に基づき所定の演算式から露出補正量を
算出して、前記露出演算手段の出力を補正する露出補正
手段とを備え、 前記露出補正手段は、複数種類の前記演算式を有し、前
記射出瞳距離の逆数が大きくなるにしたがって、前記露
出演算手段の出力を増加させるような前記演算式を選
び、前記露出補正量を算出することを特徴とするカメ
ラ。 2.前記露出補正手段は、前記露出補正量の上限または
下限の少くとも一方が設けられていることを特徴とする
請求項1記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6094610A JP2663862B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | カメラの測光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6094610A JP2663862B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | カメラの測光装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62267968A Division JP2526933B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0756206A JPH0756206A (ja) | 1995-03-03 |
JP2663862B2 true JP2663862B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=14115023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6094610A Expired - Lifetime JP2663862B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | カメラの測光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2663862B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2526933B2 (ja) | 1987-10-23 | 1996-08-21 | 株式会社ニコン | カメラ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01100523A (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-18 | Minolta Camera Co Ltd | レンズ交換式カメラの測光装置 |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP6094610A patent/JP2663862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2526933B2 (ja) | 1987-10-23 | 1996-08-21 | 株式会社ニコン | カメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0756206A (ja) | 1995-03-03 |
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