JP2653748B2 - 20段クラスターミルのクラウン調整システム - Google Patents
20段クラスターミルのクラウン調整システムInfo
- Publication number
- JP2653748B2 JP2653748B2 JP5178266A JP17826693A JP2653748B2 JP 2653748 B2 JP2653748 B2 JP 2653748B2 JP 5178266 A JP5178266 A JP 5178266A JP 17826693 A JP17826693 A JP 17826693A JP 2653748 B2 JP2653748 B2 JP 2653748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- bearing
- ring
- adjustment system
- eccentric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000000712 assembly Effects 0.000 claims description 43
- 238000000429 assembly Methods 0.000 claims description 43
- 230000009975 flexible effect Effects 0.000 claims description 21
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 15
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 12
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 10
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 9
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 21
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000851 Alloy steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000760 Hardened steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 1
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 1
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
- B21B13/147—Cluster mills, e.g. Sendzimir mills, Rohn mills, i.e. each work roll being supported by two rolls only arranged symmetrically with respect to the plane passing through the working rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/03—Sleeved rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1−2−3−4ロール配
列を有する20段(20−high)クラスターミルに
係り、そして特に著しく減じられた横剛性を有しより複
雑なロールギャップ輪郭が達成されることを可能にする
支えベアリング組立体および第2の中間遊びロールの構
造における改良に係るものである。
列を有する20段(20−high)クラスターミルに
係り、そして特に著しく減じられた横剛性を有しより複
雑なロールギャップ輪郭が達成されることを可能にする
支えベアリング組立体および第2の中間遊びロールの構
造における改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】本発
明は米国特許第2169711号、第2187250
号、第2479974号、第2776586号および第
4289013号に開示されるごとき1−2−3−4ロ
ール配列を有する、金属ストリップの冷間圧延のために
使用される20段クラスターミルであって、一般に“セ
ンジミア”ミル、“Z”ミルまたは“センジミア”とし
て知られるものに関する。
明は米国特許第2169711号、第2187250
号、第2479974号、第2776586号および第
4289013号に開示されるごとき1−2−3−4ロ
ール配列を有する、金属ストリップの冷間圧延のために
使用される20段クラスターミルであって、一般に“セ
ンジミア”ミル、“Z”ミルまたは“センジミア”とし
て知られるものに関する。
【0003】本発明は特に金属ストリップの幅を横切る
あらゆる点において均一の延伸を達成し、かくして均一
の緊張分布を可能にし、そして良好な平面度を有する金
属ストリップを提供するために、圧延ミルの輪郭を金属
ストリップの輪郭に形づくるための改良された手段に関
するものである。
あらゆる点において均一の延伸を達成し、かくして均一
の緊張分布を可能にし、そして良好な平面度を有する金
属ストリップを提供するために、圧延ミルの輪郭を金属
ストリップの輪郭に形づくるための改良された手段に関
するものである。
【0004】本発明が指向されるタイプのクラスターミ
ルにおいては、図1から図5に示されるように、圧延工
程間金属ストリップ8がその間を通過する1対の作業ロ
ールとしての圧延ロール12は4個の第1の中間ロール
13の一組によって支持され、これら中間ロール13は
4個の被動ロール15および2個の非被動遊びロール1
4から成る6個の第2の中間ロールの一組によって支持
される。第2の中間ロールはシャフト18上に据付けら
れる複数のローラーベアリング30からおのおの構成さ
れる8個の支え組立体によって支持される。シャフト1
8はその全長に沿って幾つかの間隔をおいてサドルによ
って支持される。各サドルはサドルリング31およびサ
ドルシュー29(これら部品は互いにボルト留めされ
る)から構成される。サドルシュー29は米国特許第3
815401号に全般的に説明されるタイプの、ミルハ
ウジング10の一連の部分穴内に配置される。
ルにおいては、図1から図5に示されるように、圧延工
程間金属ストリップ8がその間を通過する1対の作業ロ
ールとしての圧延ロール12は4個の第1の中間ロール
13の一組によって支持され、これら中間ロール13は
4個の被動ロール15および2個の非被動遊びロール1
4から成る6個の第2の中間ロールの一組によって支持
される。第2の中間ロールはシャフト18上に据付けら
れる複数のローラーベアリング30からおのおの構成さ
れる8個の支え組立体によって支持される。シャフト1
8はその全長に沿って幾つかの間隔をおいてサドルによ
って支持される。各サドルはサドルリング31およびサ
ドルシュー29(これら部品は互いにボルト留めされ
る)から構成される。サドルシュー29は米国特許第3
815401号に全般的に説明されるタイプの、ミルハ
ウジング10の一連の部分穴内に配置される。
【0005】支え組立体およびそれらの構成要素を図5
に示されるように呼称を付与することは普通の慣例であ
り、クラスターミルの操作者側即ちフロントから見たこ
の図面において、最も左の上の組立体は“A”と呼称さ
れ、そしてミルに沿って時計回りに、残りの支え組立体
は“B”から“H”までの呼称をそれぞれ付与される。
この呼称付与の慣例は本明細書において踏襲され、その
ような呼称が支え組立体およびそれらの構成部品に対し
ともに適用される。
に示されるように呼称を付与することは普通の慣例であ
り、クラスターミルの操作者側即ちフロントから見たこ
の図面において、最も左の上の組立体は“A”と呼称さ
れ、そしてミルに沿って時計回りに、残りの支え組立体
は“B”から“H”までの呼称をそれぞれ付与される。
この呼称付与の慣例は本明細書において踏襲され、その
ような呼称が支え組立体およびそれらの構成部品に対し
ともに適用される。
【0006】一般に、すべての8個の支え組立体におけ
るサドルは、すべて、それぞれのシャフトに(図3で2
4で示されているのと同様に)キー留めされた偏心体と
しての偏心器23を有し、そしてこれら偏心器はそれら
の外径上にサドルリング31の孔と係合する支え面を設
けられ、それによって、それぞれのシャフトの回転はシ
ャフトおよびそれらに据付けられたベアリングの半径方
向運動を生じるようにされている。
るサドルは、すべて、それぞれのシャフトに(図3で2
4で示されているのと同様に)キー留めされた偏心体と
しての偏心器23を有し、そしてこれら偏心器はそれら
の外径上にサドルリング31の孔と係合する支え面を設
けられ、それによって、それぞれのシャフトの回転はシ
ャフトおよびそれらに据付けられたベアリングの半径方
向運動を生じるようにされている。
【0007】組立体A、D、E、F、GおよびHの場
合、サドルは“プレーンサドル”として知られておりそ
して偏心器23は直接にサドルリング31内に据付けら
れそしてそれぞれのシャフトが回転されるにつれてサド
ルリング31内で摺動する。そのような場合、摺動面間
の摩擦が大きいから、シャフトは荷重下(即ち、圧延
中、換言すれば、圧延間(以下同))においては調整さ
れない。A、D、EおよびHシャフト偏心器は“側偏心
器”として知られる。これらシャフトを回転させてベア
リングの半径方向位置を調整することによりロール12
から15上の摩耗を吸収ないし補償する。
合、サドルは“プレーンサドル”として知られておりそ
して偏心器23は直接にサドルリング31内に据付けら
れそしてそれぞれのシャフトが回転されるにつれてサド
ルリング31内で摺動する。そのような場合、摺動面間
の摩擦が大きいから、シャフトは荷重下(即ち、圧延
中、換言すれば、圧延間(以下同))においては調整さ
れない。A、D、EおよびHシャフト偏心器は“側偏心
器”として知られる。これらシャフトを回転させてベア
リングの半径方向位置を調整することによりロール12
から15上の摩耗を吸収ないし補償する。
【0008】FおよびGシャフト偏心器(偏心体)は
“下ねじ締め(圧下)偏心器”として知られる。Fおよ
びGシャフトおよびそれらの偏心器の回転はやはりロー
ル摩耗を補償ないし吸収するのに使用され得るが、下圧
延ロール12の頂面のレベルを調整するのによりしばし
ば使用される。これは“パスライン高さを調整するこ
と”または“パスライン調整”として知られる。
“下ねじ締め(圧下)偏心器”として知られる。Fおよ
びGシャフトおよびそれらの偏心器の回転はやはりロー
ル摩耗を補償ないし吸収するのに使用され得るが、下圧
延ロール12の頂面のレベルを調整するのによりしばし
ば使用される。これは“パスライン高さを調整するこ
と”または“パスライン調整”として知られる。
【0009】組立体BおよびCの場合において、サドル
は“ローラーサドル”として知られる。小型ミル(クラ
ウン調整装置を有しない)の場合、単一列のローラ(図
3に37で示されるものと同様)が各偏心器23の外側
と、組み合うサドルリング31の内側との間に配置され
ることを例外として、構造はプレーンサドルのそれと同
じである。これはシャフトおよび偏心器(それらは図3
に示されるものに同様に一緒にキー留めされる)がサド
ルリング31内で転動することを可能にする。従って摩
擦は荷重下で行われる調整にとって十分に小さい。この
調整は“上ねじ締め(上圧下)”または“ねじ締め”す
なわち“圧下”として知られそして荷重下でロールギャ
ップ(圧延ロール間のギャップ)調整するのに使用され
る。採用される方法は、当業者によく知られるように、
2個のダブルラック(図示されない)、即ち操作者側で
シャフトBおよびC上の歯車22と係合する一つおよび
駆動側でシャフトBおよびC上の歯車22と係合する一
つ(図4参照)、を使用することである。各ダブルラッ
クは直動油圧シリンダによって作動され、そして位置サ
ーボが油圧ピストンの位置を制御しそしてそれによって
ロールギャップを制御するのに使用される。
は“ローラーサドル”として知られる。小型ミル(クラ
ウン調整装置を有しない)の場合、単一列のローラ(図
3に37で示されるものと同様)が各偏心器23の外側
と、組み合うサドルリング31の内側との間に配置され
ることを例外として、構造はプレーンサドルのそれと同
じである。これはシャフトおよび偏心器(それらは図3
に示されるものに同様に一緒にキー留めされる)がサド
ルリング31内で転動することを可能にする。従って摩
擦は荷重下で行われる調整にとって十分に小さい。この
調整は“上ねじ締め(上圧下)”または“ねじ締め”す
なわち“圧下”として知られそして荷重下でロールギャ
ップ(圧延ロール間のギャップ)調整するのに使用され
る。採用される方法は、当業者によく知られるように、
2個のダブルラック(図示されない)、即ち操作者側で
シャフトBおよびC上の歯車22と係合する一つおよび
駆動側でシャフトBおよびC上の歯車22と係合する一
つ(図4参照)、を使用することである。各ダブルラッ
クは直動油圧シリンダによって作動され、そして位置サ
ーボが油圧ピストンの位置を制御しそしてそれによって
ロールギャップを制御するのに使用される。
【0010】比較的大きいミル(および比較的新式の小
型ミル)の場合、各サドル位置におけるシャフト、ベア
リングおよび偏心リングの半径方向位置の個別調整のた
めの用意が為される。この調整は“クラウン調整”とし
て知られそしてそれを達成するのに使用される先行技術
構造が図1から図4に全般的に示される。
型ミル)の場合、各サドル位置におけるシャフト、ベア
リングおよび偏心リングの半径方向位置の個別調整のた
めの用意が為される。この調整は“クラウン調整”とし
て知られそしてそれを達成するのに使用される先行技術
構造が図1から図4に全般的に示される。
【0011】BおよびCサドルにおいて、サドルリング
31は、第2の組のローラ33およびリング34(その
外径はその内径に対して偏心している)がサドルリング
31とローラ37との間に配置され得るように、より大
きい直径の孔を設けられる。リング34は“偏心リン
グ”として知られる。歯40を有する歯車リング38が
各偏心リング34の各側に取付けられ、そして複数のリ
ベット39が、歯車リング38、偏心器23、偏心リン
グ34、サドルリング31およびサドルシュー29を、
2組のローラ33および37と共に、サドル組立体とし
て知られる一組立体として一緒に保持するように使用さ
れる。
31は、第2の組のローラ33およびリング34(その
外径はその内径に対して偏心している)がサドルリング
31とローラ37との間に配置され得るように、より大
きい直径の孔を設けられる。リング34は“偏心リン
グ”として知られる。歯40を有する歯車リング38が
各偏心リング34の各側に取付けられ、そして複数のリ
ベット39が、歯車リング38、偏心器23、偏心リン
グ34、サドルリング31およびサドルシュー29を、
2組のローラ33および37と共に、サドル組立体とし
て知られる一組立体として一緒に保持するように使用さ
れる。
【0012】図1および図2に示されるように、ダブル
ラック41がBおよびCサドル組立体の両方において各
歯車リング38の歯40の2組と係合するように各サド
ル位置において使用される。油圧シリンダ、またはモー
タ駆動されるジャッキ(図示せず)、がラックを並進さ
せるために各サドル位置において使用される。図4の例
においては、7個の独立した駆動装置が、各サドル位置
にそれぞれ1個あて、設置される。これらは“クラウン
調整”駆動装置として知られる。もし1個の駆動装置が
作動されるならば、そのダブルラック41は垂直方向に
運動し、そして関連歯車リング38および偏心リング3
4を回転させる。これはそこで偏心リング34が回転す
るサドル位置におけるシャフトBおよびC上の偏心器2
3の半径方向運動と、前記位置におけるロールギャップ
の対応する変化とを生じさせ、シャフト18はこの局部
的調整を可能にするように曲がる。
ラック41がBおよびCサドル組立体の両方において各
歯車リング38の歯40の2組と係合するように各サド
ル位置において使用される。油圧シリンダ、またはモー
タ駆動されるジャッキ(図示せず)、がラックを並進さ
せるために各サドル位置において使用される。図4の例
においては、7個の独立した駆動装置が、各サドル位置
にそれぞれ1個あて、設置される。これらは“クラウン
調整”駆動装置として知られる。もし1個の駆動装置が
作動されるならば、そのダブルラック41は垂直方向に
運動し、そして関連歯車リング38および偏心リング3
4を回転させる。これはそこで偏心リング34が回転す
るサドル位置におけるシャフトBおよびC上の偏心器2
3の半径方向運動と、前記位置におけるロールギャップ
の対応する変化とを生じさせ、シャフト18はこの局部
的調整を可能にするように曲がる。
【0013】独立した複数の駆動装置が各サドル位置に
設置されるが、これら駆動装置による調整は各シャフト
18の横剛性(即ち、曲げに対する抵抗)のために真に
独立してなされない。この横剛性は、圧下歯車としての
ねじ締め歯車22間のシャフトの長さに沿って軸方向に
すべての偏心器23およびベアリング30の内輪として
の内リングを締付けて、実際上各シャフト18の外側に
沿って管を形成することによって増大されるのであり、
それによりシャフトの剛性が大となり、シャフトの曲げ
がより一層困難にされる。この横剛性はあまりにも大き
くて、1つの駆動装置によって調整を行うと、その駆動
装置の位置から遠い位置にある駆動装置による調整に影
響を与えて、これを利かなくしてしまうようなことにも
なる。
設置されるが、これら駆動装置による調整は各シャフト
18の横剛性(即ち、曲げに対する抵抗)のために真に
独立してなされない。この横剛性は、圧下歯車としての
ねじ締め歯車22間のシャフトの長さに沿って軸方向に
すべての偏心器23およびベアリング30の内輪として
の内リングを締付けて、実際上各シャフト18の外側に
沿って管を形成することによって増大されるのであり、
それによりシャフトの剛性が大となり、シャフトの曲げ
がより一層困難にされる。この横剛性はあまりにも大き
くて、1つの駆動装置によって調整を行うと、その駆動
装置の位置から遠い位置にある駆動装置による調整に影
響を与えて、これを利かなくしてしまうようなことにも
なる。
【0014】さらに、クラウン調整駆動装置の運転によ
って達成される支え組立体のいかなる輪郭も、支え組立
体BおよびCと圧延ロールとの間の中間ロールの横剛性
の故に、ロールギャップにおいて完全には有効でない。
圧延ロール12と第1の中間ロール13の直径は比較的
小さいから、それらは可撓であり、従って問題を生じな
い。被動ロール15は主として第1の中間ロール13と
支え組立体AおよびD(またはEおよびH)との間で力
を移転し、そして支え組立体BおよびC(またはFおよ
びG)によって斜めに支持されるにすぎない。支え組立
体BおよびCによって提供される支持力の主経路は上遊
びロール14を通り、そして特にもし単純クラウン(即
ち単一湾曲)ではなくて二重または三重湾曲を有する輪
郭が企図されるならば、BおよびC支え組立体における
輪郭調整の効果を減衰させ得るのは、上遊びロール14
の剛性である。
って達成される支え組立体のいかなる輪郭も、支え組立
体BおよびCと圧延ロールとの間の中間ロールの横剛性
の故に、ロールギャップにおいて完全には有効でない。
圧延ロール12と第1の中間ロール13の直径は比較的
小さいから、それらは可撓であり、従って問題を生じな
い。被動ロール15は主として第1の中間ロール13と
支え組立体AおよびD(またはEおよびH)との間で力
を移転し、そして支え組立体BおよびC(またはFおよ
びG)によって斜めに支持されるにすぎない。支え組立
体BおよびCによって提供される支持力の主経路は上遊
びロール14を通り、そして特にもし単純クラウン(即
ち単一湾曲)ではなくて二重または三重湾曲を有する輪
郭が企図されるならば、BおよびC支え組立体における
輪郭調整の効果を減衰させ得るのは、上遊びロール14
の剛性である。
【0015】実際上、先行技術は、図1から図4に示さ
れる手段はクラウン調整の手段であるが、該手段はミル
を“傾斜”させる、即ち、圧延ロールの一端において他
端におけるよりも大きいテーパ形状にされるロールギャ
ップを画成するのに使用され得ることが当業者によく知
られていることを教える。そのような“傾斜”はシャフ
ト18の曲げを必要としないことに留意すべきである。
れる手段はクラウン調整の手段であるが、該手段はミル
を“傾斜”させる、即ち、圧延ロールの一端において他
端におけるよりも大きいテーパ形状にされるロールギャ
ップを画成するのに使用され得ることが当業者によく知
られていることを教える。そのような“傾斜”はシャフ
ト18の曲げを必要としないことに留意すべきである。
【0016】本発明の目的は、新規の形式の支えシャフ
トおよび遊びロールであって先行技術の形式より著しく
小さい横剛性を有するものを提供することによってより
複雑なロールギャップ輪郭がそのようなミルにおいて達
成されることを可能にする手段を提供することと、支え
シャフトにおけるベアリングおよび偏心器のための新規
の取付手段であって横剛性の増大を生じさせないものを
提供することである。
トおよび遊びロールであって先行技術の形式より著しく
小さい横剛性を有するものを提供することによってより
複雑なロールギャップ輪郭がそのようなミルにおいて達
成されることを可能にする手段を提供することと、支え
シャフトにおけるベアリングおよび偏心器のための新規
の取付手段であって横剛性の増大を生じさせないものを
提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、20段
クラスターミルのための減少された横剛性を有するBお
よびC支えベアリング組立体が提供される。
クラスターミルのための減少された横剛性を有するBお
よびC支えベアリング組立体が提供される。
【0018】すべての実施例において、BおよびC支え
ベアリング組立体は、おのおの、シャフト、複数の偏心
器であってシャフトに沿って互いに離されそしてシャフ
トに同位相にキー留めされたもの、および複数のローラ
ーベアリング(おのおの内輪としての内リング、複数の
ローラーおよび外輪としての外リングを有する)であっ
て偏心器間でシャフトに取付けられたものを有する。シ
ャフトはサドルによって支持され、各サドルはシューお
よびそれに取付けられたリングを有する。各サドルリン
グはシャフト偏心器の一つ、偏心リング、およびシャフ
ト偏心器と偏心リングとの間のローラーおよび偏心リン
グとサドルリングとの間の付加的ローラーを受容するよ
うにされた開口を有する。歯車リングがクラウン調整の
ため偏心リングの両側に取付けられる。また、シャフト
は最も外側の偏心器に隣接して圧下歯車としてのねじ締
め歯車をそれにキー留めされる。
ベアリング組立体は、おのおの、シャフト、複数の偏心
器であってシャフトに沿って互いに離されそしてシャフ
トに同位相にキー留めされたもの、および複数のローラ
ーベアリング(おのおの内輪としての内リング、複数の
ローラーおよび外輪としての外リングを有する)であっ
て偏心器間でシャフトに取付けられたものを有する。シ
ャフトはサドルによって支持され、各サドルはシューお
よびそれに取付けられたリングを有する。各サドルリン
グはシャフト偏心器の一つ、偏心リング、およびシャフ
ト偏心器と偏心リングとの間のローラーおよび偏心リン
グとサドルリングとの間の付加的ローラーを受容するよ
うにされた開口を有する。歯車リングがクラウン調整の
ため偏心リングの両側に取付けられる。また、シャフト
は最も外側の偏心器に隣接して圧下歯車としてのねじ締
め歯車をそれにキー留めされる。
【0019】BおよびC支えベアリング組立体の横剛性
の減少は、ローラーベアリングとサドルをそれらがBお
よびCベアリング組立体のシャフトを中心として剛性の
管を形成しないように互いから離す手段を設けることに
よって達成される。各ローラーベアリングの中央部分に
かかる荷重をそのベアリングの長手方向の両端部分に伝
達するために、セグメント化された(すなわち、分割さ
れた)ブリッジ手段が設けられる。さらに、全部品(ロ
ーラーベアリング、偏心器、ブリッジ手段、および可撓
のスペーシング手段を含む)を一体に軸方向に連結する
ための、横曲げにおいて可撓である可撓連結手段が設け
られる。
の減少は、ローラーベアリングとサドルをそれらがBお
よびCベアリング組立体のシャフトを中心として剛性の
管を形成しないように互いから離す手段を設けることに
よって達成される。各ローラーベアリングの中央部分に
かかる荷重をそのベアリングの長手方向の両端部分に伝
達するために、セグメント化された(すなわち、分割さ
れた)ブリッジ手段が設けられる。さらに、全部品(ロ
ーラーベアリング、偏心器、ブリッジ手段、および可撓
のスペーシング手段を含む)を一体に軸方向に連結する
ための、横曲げにおいて可撓である可撓連結手段が設け
られる。
【0020】一実施例において、Oリングが各ベアリン
グ内輪としての内リングの各側と隣接偏心器との間にそ
れらの間にギャップ(すなわち、間隙)を形成するよう
に取付けられる。各ベアリング内リングは突出した支持
縁部分を形成するその内面に円周方向に延びるリング状
の凹所を有する。各偏心器はその各側へ延びそして各隣
接ベアリング内リングの突出縁部分を支持する取付リン
グに取付けられそしてそれにキー留めされる。各取付け
リングは偏心器と同位相を以てシャフトにキー留めされ
る。シャフトは二分の一以上直径を減少されそして長手
方向の外溝を有する。前記外溝は潤滑油をベアリングロ
ーラーへ導くためベアリング内リングの半径方向の穴と
接続している。
グ内輪としての内リングの各側と隣接偏心器との間にそ
れらの間にギャップ(すなわち、間隙)を形成するよう
に取付けられる。各ベアリング内リングは突出した支持
縁部分を形成するその内面に円周方向に延びるリング状
の凹所を有する。各偏心器はその各側へ延びそして各隣
接ベアリング内リングの突出縁部分を支持する取付リン
グに取付けられそしてそれにキー留めされる。各取付け
リングは偏心器と同位相を以てシャフトにキー留めされ
る。シャフトは二分の一以上直径を減少されそして長手
方向の外溝を有する。前記外溝は潤滑油をベアリングロ
ーラーへ導くためベアリング内リングの半径方向の穴と
接続している。
【0021】第2の実施例は各取付リングおよびそのそ
れぞれの偏心器が一体単片構造を有することを除いて第
1の実施例と同様である。
れぞれの偏心器が一体単片構造を有することを除いて第
1の実施例と同様である。
【0022】第3の実施例は偏心器の取付リングが排除
されそしてベアリング内リングの突出支持縁部分がシャ
フトに同位相にキー留めされた偏心器と同様にシャフト
に直接当接するようにシャフトの直径が増大されている
ことを除いて第1および第2の実施例と同様である。こ
の実施例のシャフト直径は約30%減じられた。
されそしてベアリング内リングの突出支持縁部分がシャ
フトに同位相にキー留めされた偏心器と同様にシャフト
に直接当接するようにシャフトの直径が増大されている
ことを除いて第1および第2の実施例と同様である。こ
の実施例のシャフト直径は約30%減じられた。
【0023】第4の実施例において、偏心器およびベア
リングはOリングがそれらの間のスペーサとして働くこ
とを除いて本質的に在来的である。シャフトは実質的に
在来の直径を有するが、各端ベアリングの下の分離した
端セクションと各中間ベアリングの下の分離した中間セ
クションとの組立体から成る。これらシャフトセクショ
ンは管上に取付けられそしてOリングによって分離され
る。シャフトセクションはさらに整合およびトルク伝達
のためにダウエル(すなわち、だぼ)によって互いに結
合される。また、シャフトは管、シャフトセクションお
よびベアリング内リングの半径方向の穴によってベアリ
ングローラーに接続される潤滑導管としても役立つ。シ
ャフトセクションは複数のキー溝を設けられ、それらキ
ー溝にねじ締め(すなわち、圧下)歯車および偏心器が
互いにそしてシャフトセクションに対する正しい特定の
向きを以てキー留めされる。
リングはOリングがそれらの間のスペーサとして働くこ
とを除いて本質的に在来的である。シャフトは実質的に
在来の直径を有するが、各端ベアリングの下の分離した
端セクションと各中間ベアリングの下の分離した中間セ
クションとの組立体から成る。これらシャフトセクショ
ンは管上に取付けられそしてOリングによって分離され
る。シャフトセクションはさらに整合およびトルク伝達
のためにダウエル(すなわち、だぼ)によって互いに結
合される。また、シャフトは管、シャフトセクションお
よびベアリング内リングの半径方向の穴によってベアリ
ングローラーに接続される潤滑導管としても役立つ。シ
ャフトセクションは複数のキー溝を設けられ、それらキ
ー溝にねじ締め(すなわち、圧下)歯車および偏心器が
互いにそしてシャフトセクションに対する正しい特定の
向きを以てキー留めされる。
【0024】最後の実施例は、シャフト組立体が2個の
大きな長手方向に延びる正反対のキーによって互いに結
合される複数のセクションに分割されることを除いて第
4の実施例と同様である。ばねがシャフトセクション間
にギャップを設けるためにシャフトセクション端に取付
けられる。中央潤滑通路が中空のスリーブとセクション
間のギャップを密閉するOリングとによってシャフトセ
クションに設けられる。シャフトセクションおよびベア
リング内リングの半径方向の油穴がベアリングローラー
に達する。最も端の偏心器を除くすべての偏心器のポケ
ット内のばねが、これら偏心器と隣接ベアリング内リン
グとの間のギャップを保証する。ねじ締め歯車および偏
心器はシャフト組立体にそこに形成されたキー溝によっ
てキー留めされる。
大きな長手方向に延びる正反対のキーによって互いに結
合される複数のセクションに分割されることを除いて第
4の実施例と同様である。ばねがシャフトセクション間
にギャップを設けるためにシャフトセクション端に取付
けられる。中央潤滑通路が中空のスリーブとセクション
間のギャップを密閉するOリングとによってシャフトセ
クションに設けられる。シャフトセクションおよびベア
リング内リングの半径方向の油穴がベアリングローラー
に達する。最も端の偏心器を除くすべての偏心器のポケ
ット内のばねが、これら偏心器と隣接ベアリング内リン
グとの間のギャップを保証する。ねじ締め歯車および偏
心器はシャフト組立体にそこに形成されたキー溝によっ
てキー留めされる。
【0025】また、本発明は遊びロール本体を形成する
ための一連の互いに離された複数のリングを取付けられ
る中実で、横断方向に可撓性の心棒としての棒状のコア
を有する複合ロールの形式にされた第2の中間ロールの
遊びロールを設けることを意図する。各リングは単にそ
の短い部分がコアと接触し、それにより構造の横断方向
可撓性を保証するように一端からまたは両端から端ぐり
ないし座ぐりが設けられる。
ための一連の互いに離された複数のリングを取付けられ
る中実で、横断方向に可撓性の心棒としての棒状のコア
を有する複合ロールの形式にされた第2の中間ロールの
遊びロールを設けることを意図する。各リングは単にそ
の短い部分がコアと接触し、それにより構造の横断方向
可撓性を保証するように一端からまたは両端から端ぐり
ないし座ぐりが設けられる。
【0026】
【実施例】図4において、先行技術によるB支え組立体
が示される。C支え組立体は実質的に同じであることは
理解されるであろう。圧延ロール12間の被加工物の変
形によって作業ロールとしての圧延ロール12間に働く
圧延圧力Pの結果として生じる分力U(図5参照)は、
おのおの偏心器23、偏心リング34、サドルリング3
1、サドルシュー29、ローラ33、37、歯車リング
38およびリベット39を有するサドル組立体、シャフ
ト18およびベアリング30をおのおの有する支え組立
体BおよびCを介して、回転する遊びロール14からミ
ルハウジング10へ移転されなくてはならない(図1お
よび図2参照)。
が示される。C支え組立体は実質的に同じであることは
理解されるであろう。圧延ロール12間の被加工物の変
形によって作業ロールとしての圧延ロール12間に働く
圧延圧力Pの結果として生じる分力U(図5参照)は、
おのおの偏心器23、偏心リング34、サドルリング3
1、サドルシュー29、ローラ33、37、歯車リング
38およびリベット39を有するサドル組立体、シャフ
ト18およびベアリング30をおのおの有する支え組立
体BおよびCを介して、回転する遊びロール14からミ
ルハウジング10へ移転されなくてはならない(図1お
よび図2参照)。
【0027】ベアリング30は様々のタイプであり得る
が、すべてのタイプはローラ92、内輪としての内リン
グ91および外輪としての外リング96を有する。ケー
ジ93、94およびスペーサリング95が含まれる。全
タイプにおいて、外リング96は厚肉断面すなわち大き
い半径方向の厚さを有する。それは単にその円周上の一
つまたは二つの点において荷重をかけられるに過ぎずそ
して厚肉断面は各列においてローラ92間のより良い荷
重分担を可能にするからである。ベアリングは1、2、
3または4列ものローラ92を有し得る。3列を有する
図示例が最も普通のタイプである。内リング91は常に
薄肉断面、即ち小さい半径方向の厚さ、から作られる。
このことはローラ92が可能なかぎり大きくされ得るこ
とを意味し、それにより、ベアリングの荷重能力を最大
化すことを可能にする。内リング91はその全長にわた
ってシャフト18によって完全に支持されるから、それ
が厚肉断面を有することを必要としない。
が、すべてのタイプはローラ92、内輪としての内リン
グ91および外輪としての外リング96を有する。ケー
ジ93、94およびスペーサリング95が含まれる。全
タイプにおいて、外リング96は厚肉断面すなわち大き
い半径方向の厚さを有する。それは単にその円周上の一
つまたは二つの点において荷重をかけられるに過ぎずそ
して厚肉断面は各列においてローラ92間のより良い荷
重分担を可能にするからである。ベアリングは1、2、
3または4列ものローラ92を有し得る。3列を有する
図示例が最も普通のタイプである。内リング91は常に
薄肉断面、即ち小さい半径方向の厚さ、から作られる。
このことはローラ92が可能なかぎり大きくされ得るこ
とを意味し、それにより、ベアリングの荷重能力を最大
化すことを可能にする。内リング91はその全長にわた
ってシャフト18によって完全に支持されるから、それ
が厚肉断面を有することを必要としない。
【0028】原則的に、遊びロール14からミルハウジ
ングへの要求荷重移転を達成するとともに、ねじ締め歯
車22と偏心器23との一緒の回転によって通常のねじ
締めが達成されることを可能にするために、下記諸機能
が本構成によって提供される。
ングへの要求荷重移転を達成するとともに、ねじ締め歯
車22と偏心器23との一緒の回転によって通常のねじ
締めが達成されることを可能にするために、下記諸機能
が本構成によって提供される。
【0029】機能 1: ベアリング30と偏心器2
3のスペーシング−これはシャフト18内にねじこまれ
るねじ44によってきつく締付けられるクランプリング
43を使用して、シャフト18上においてスナップリン
グ42に対してねじ締め歯車22、ベアリング30およ
び偏心器23を締付けることによって達成される。
3のスペーシング−これはシャフト18内にねじこまれ
るねじ44によってきつく締付けられるクランプリング
43を使用して、シャフト18上においてスナップリン
グ42に対してねじ締め歯車22、ベアリング30およ
び偏心器23を締付けることによって達成される。
【0030】機能 2: 各ベアリング30内のロー
ラ92の全列上の力を前記ベアリングの各側に移転する
ためのブリッジ装置。この目的はシャフト18によって
達成される。
ラ92の全列上の力を前記ベアリングの各側に移転する
ためのブリッジ装置。この目的はシャフト18によって
達成される。
【0031】機能 3: 各ベアリング30の各側に
おける偏心器23にベアリングの力を伝達するためのボ
ス装置。この目的はシャフト18によって達成される。
おける偏心器23にベアリングの力を伝達するためのボ
ス装置。この目的はシャフト18によって達成される。
【0032】機能 4: 全偏心器23と両ねじ締め
歯車22とを整列して同相に据付けるための整合装置。
この装置はねじ締め歯車22から全偏心器23へ無視で
きるねじれを以てトルクを伝達するのに十分なねじり剛
性および強さを有しなくてはならない。この目的はその
全長にわたるキー溝25にキー24が嵌合することによ
ってシャフト18によって達成される。前記キーはおの
おの偏心器23またはねじ締め歯車22と係合する。
歯車22とを整列して同相に据付けるための整合装置。
この装置はねじ締め歯車22から全偏心器23へ無視で
きるねじれを以てトルクを伝達するのに十分なねじり剛
性および強さを有しなくてはならない。この目的はその
全長にわたるキー溝25にキー24が嵌合することによ
ってシャフト18によって達成される。前記キーはおの
おの偏心器23またはねじ締め歯車22と係合する。
【0033】機能 5: ねじ締め歯車22に対し作
用するねじ締めラックの片持荷重を支えるビーム。この
目的はシャフト18によって達成される。
用するねじ締めラックの片持荷重を支えるビーム。この
目的はシャフト18によって達成される。
【0034】機能 6: 全部品を一緒に軸方向に固
定するための固定装置。この目的はシャフト18によっ
て達成される。
定するための固定装置。この目的はシャフト18によっ
て達成される。
【0035】かくしてシャフト18は数個の機能を遂行
することが容易に理解され得る。
することが容易に理解され得る。
【0036】この組立体の効果的な輪郭制御を達成する
ために、シャフト18は極めて撓みやすいことが必要と
される。しかし、このシャフト18は偏心器およびねじ
締め歯車の回転中心に対し偏心的に働く力UおよびVの
作用を支えるために極めて大きいトルクを伝達しなくて
はならない。従って、シャフト18は普通はベアリング
30の外径の約44%から約46%に近い直径を以て鍛
造合金鋼から作られそして極めてこわい。さらに、シャ
フトこわさは、上に説明されたように、シャフト18に
一緒にきつく締付けられる偏心器23および内リング9
1から構成される一連のリングによって増大される。
ために、シャフト18は極めて撓みやすいことが必要と
される。しかし、このシャフト18は偏心器およびねじ
締め歯車の回転中心に対し偏心的に働く力UおよびVの
作用を支えるために極めて大きいトルクを伝達しなくて
はならない。従って、シャフト18は普通はベアリング
30の外径の約44%から約46%に近い直径を以て鍛
造合金鋼から作られそして極めてこわい。さらに、シャ
フトこわさは、上に説明されたように、シャフト18に
一緒にきつく締付けられる偏心器23および内リング9
1から構成される一連のリングによって増大される。
【0037】この組立体はそのような高い横剛性を有す
るから、一般に単純曲りの輪郭、または偏心リングの回
転を用いる簡単な傾斜輪郭を達成することが可能である
にすぎない。曲率反転(変曲点)を含むより複雑な輪郭
を形成する試みは、曲げに対する組立体の抵抗によって
生じる調整駆動装置のストールによって一般に挫折する
であろう。
るから、一般に単純曲りの輪郭、または偏心リングの回
転を用いる簡単な傾斜輪郭を達成することが可能である
にすぎない。曲率反転(変曲点)を含むより複雑な輪郭
を形成する試みは、曲げに対する組立体の抵抗によって
生じる調整駆動装置のストールによって一般に挫折する
であろう。
【0038】そのようなミルで圧延されるストリップ上
に生じる最も厄介な平面度欠陥の或るものは、それらを
修正するために一層複雑なミル輪郭を必要とするから、
より複雑な輪郭が達成されることを可能にするため、支
え組立体の構造に、より大きい可撓性を付与することが
強く要望される。
に生じる最も厄介な平面度欠陥の或るものは、それらを
修正するために一層複雑なミル輪郭を必要とするから、
より複雑な輪郭が達成されることを可能にするため、支
え組立体の構造に、より大きい可撓性を付与することが
強く要望される。
【0039】ベアリングの支持に必要な可撓性を達成す
るためには、前記諸機能は次ぎのように修正さるべきで
ある:
るためには、前記諸機能は次ぎのように修正さるべきで
ある:
【0040】機能1に関して、ベアリングと偏心器のス
ペーシングのため使用される手段は横曲げにおいてたわ
み自在でなくてはならない。
ペーシングのため使用される手段は横曲げにおいてたわ
み自在でなくてはならない。
【0041】機能2に関して、各ベアリング内のローラ
92の全列上の力を各側に移転するブリッジ装置は分割
されなくてはならない、即ち、別々のブリッジ装置が各
ベアリングにおいて使用されなくてはならない。
92の全列上の力を各側に移転するブリッジ装置は分割
されなくてはならない、即ち、別々のブリッジ装置が各
ベアリングにおいて使用されなくてはならない。
【0042】機能6に関して、固定装置は横曲げにおい
て可撓でなくてはならない。
て可撓でなくてはならない。
【0043】本発明の一実施例が図6に示される。この
実施例においては、ベアリングと偏心器のスペーシング
の機能(機能1)は、Oリング67が各ベアリングの内
リング61の各側と各偏心器66との間に据付けられ、
従ってクランプねじ44が締付けられた後、ギャップが
各ベアリング30の両側において前記内リング61と隣
接偏心器66との間に残ることを除いて、先行技術(図
4)と同じ態様で達成される。これらOリングは弾性で
あるから、シャフト60は制限されることなしに自由に
曲がる。また、同じ機能を遂行するためにOリング67
に代えて波形座金または円板ばねを使用することも可能
である。
実施例においては、ベアリングと偏心器のスペーシング
の機能(機能1)は、Oリング67が各ベアリングの内
リング61の各側と各偏心器66との間に据付けられ、
従ってクランプねじ44が締付けられた後、ギャップが
各ベアリング30の両側において前記内リング61と隣
接偏心器66との間に残ることを除いて、先行技術(図
4)と同じ態様で達成される。これらOリングは弾性で
あるから、シャフト60は制限されることなしに自由に
曲がる。また、同じ機能を遂行するためにOリング67
に代えて波形座金または円板ばねを使用することも可能
である。
【0044】ブリッジ機能(機能2)は図4の先行技術
による内リング91に代えて、ベアリングのため新規の
内リング61を作ることによって達成される。この内リ
ング61は極めてより厚い壁によって形成され、従って
それをその両端において支持することが必要とされるに
すぎない。この支持(機能3)はベアリングの力を偏心
器66に移転するリング64によって提供される。これ
ら偏心器は図4の先行技術による偏心器23と同様であ
るが、内リング61の内径と合致するより小さい孔を有
する。内リング61と偏心器66はともにリング64の
外径にぴったりと合うからである。
による内リング91に代えて、ベアリングのため新規の
内リング61を作ることによって達成される。この内リ
ング61は極めてより厚い壁によって形成され、従って
それをその両端において支持することが必要とされるに
すぎない。この支持(機能3)はベアリングの力を偏心
器66に移転するリング64によって提供される。これ
ら偏心器は図4の先行技術による偏心器23と同様であ
るが、内リング61の内径と合致するより小さい孔を有
する。内リング61と偏心器66はともにリング64の
外径にぴったりと合うからである。
【0045】シャフト60はキー溝63aに係合してシ
ャフト60の全長にわたって延びる単一のキー63によ
ってねじ締め歯車22およびリング64にキー留めされ
ることによって整合機能(機能4)を提供する。リング
64はキー68によってそれらのそれぞれの偏心器66
にキー留めされる。
ャフト60の全長にわたって延びる単一のキー63によ
ってねじ締め歯車22およびリング64にキー留めされ
ることによって整合機能(機能4)を提供する。リング
64はキー68によってそれらのそれぞれの偏心器66
にキー留めされる。
【0046】また、シャフト60は各ねじ締め歯車22
上にオーバーハング荷重を支えることによってビーム機
能(機能5)を提供する。
上にオーバーハング荷重を支えることによってビーム機
能(機能5)を提供する。
【0047】潤滑油がシャフト60の一端部の穴71を
通じてベアリング30に供給される。穴71はシャフト
60内の半径方向の穴72と接続し、そして潤滑油はこ
れら穴を通ってヘッダー77の内部へ流れ、そしてヘッ
ダー77からシャフト60内の付加溝62(キー溝63
aと同様)を通って流れ、次いで内リング61の半径方
向の穴73を通ってベアリングのローラ92に達する。
通じてベアリング30に供給される。穴71はシャフト
60内の半径方向の穴72と接続し、そして潤滑油はこ
れら穴を通ってヘッダー77の内部へ流れ、そしてヘッ
ダー77からシャフト60内の付加溝62(キー溝63
aと同様)を通って流れ、次いで内リング61の半径方
向の穴73を通ってベアリングのローラ92に達する。
【0048】図7の実施例は、図6のリング64および
偏心器66が一体に作られて新規の端部と中間の偏心器
74、75とを形成し、かくして図6のキー68を排除
することを例外として、図6のそれと同様である。これ
ら新規の偏心器は機能3をそれらの通常の偏心機能と統
合し、従ってベアリング荷重はベアリングの内リング6
1から偏心器74、75へ直接に移転され得る。図6お
よび図7の実施例においては、軸方向締付け力が内リン
グ61の回転を防ぐのに十分でないから、ピン78がそ
のような回転を防ぐために使用される。
偏心器66が一体に作られて新規の端部と中間の偏心器
74、75とを形成し、かくして図6のキー68を排除
することを例外として、図6のそれと同様である。これ
ら新規の偏心器は機能3をそれらの通常の偏心機能と統
合し、従ってベアリング荷重はベアリングの内リング6
1から偏心器74、75へ直接に移転され得る。図6お
よび図7の実施例においては、軸方向締付け力が内リン
グ61の回転を防ぐのに十分でないから、ピン78がそ
のような回転を防ぐために使用される。
【0049】図6および図7の実施例において、シャフ
ト60は極めて細い。それは図4の先行技術によるシャ
フト18の二分の一以下である。高荷重を受けさせられ
るミルにおいては過度に捩れる可能性がある。そのよう
な場合には、図8の実施例が採用されるであろう。この
実施例においては、内輪としての内リング61は図6ま
たは図7の実施例において使用されるそれらと同じであ
り、そして機能2(即ち、ベアリングの中央部分から軸
線方向の端部分へのブリッジング)を遂行する。また、
偏心体としての偏心器66およびキー68は図6のそれ
らと同じである。ボス機能(機能3)は同じ直径を有す
る内リング61および偏心器66の孔に嵌合するような
寸法に作られたシャフト80によって提供される。内リ
ング61の孔内の凹所82は、シャフト80が内リング
61によって曲げに抵抗されないこと、及び内リング6
1がベアリング荷重をベアリングの軸線方向の端部分へ
伝達するときブリッジ機能を提供し、シャフト80が内
リング61から偏心器66へ剪断荷重を移転する(そし
てかようにしてボス機能を提供する)ことを保証する。
ト60は極めて細い。それは図4の先行技術によるシャ
フト18の二分の一以下である。高荷重を受けさせられ
るミルにおいては過度に捩れる可能性がある。そのよう
な場合には、図8の実施例が採用されるであろう。この
実施例においては、内輪としての内リング61は図6ま
たは図7の実施例において使用されるそれらと同じであ
り、そして機能2(即ち、ベアリングの中央部分から軸
線方向の端部分へのブリッジング)を遂行する。また、
偏心体としての偏心器66およびキー68は図6のそれ
らと同じである。ボス機能(機能3)は同じ直径を有す
る内リング61および偏心器66の孔に嵌合するような
寸法に作られたシャフト80によって提供される。内リ
ング61の孔内の凹所82は、シャフト80が内リング
61によって曲げに抵抗されないこと、及び内リング6
1がベアリング荷重をベアリングの軸線方向の端部分へ
伝達するときブリッジ機能を提供し、シャフト80が内
リング61から偏心器66へ剪断荷重を移転する(そし
てかようにしてボス機能を提供する)ことを保証する。
【0050】他の実施例の場合と同じように、0リング
が内リング61と偏心器66との間に可撓のスペーサを
形成し、それぞれの部品間に小さいギャップ(すなわ
ち、間隙)を保証し、シャフト80上の全部品43、2
2、66、61、84を一体的に可撓性をもって連結す
るため、クランプねじ44がスナップリング85に対し
て締付けられた後、組立体が自由に曲がることを可能に
する。
が内リング61と偏心器66との間に可撓のスペーサを
形成し、それぞれの部品間に小さいギャップ(すなわ
ち、間隙)を保証し、シャフト80上の全部品43、2
2、66、61、84を一体的に可撓性をもって連結す
るため、クランプねじ44がスナップリング85に対し
て締付けられた後、組立体が自由に曲がることを可能に
する。
【0051】ピン78が内リング61の回転を阻止する
ため使用される。軸方向締付け力はこれを保証するには
十分でないからである。また、シャフト80はその概ね
全長にわたって延びるキー溝86および偏心器66およ
びねじ締め歯車22をそれぞれシャフト80上に位置決
めするキー68、83によって整合機能(機能4)を提
供する。さらに、シャフト80はねじ締め歯車22に働
くオーバーハング荷重を支えるためビーム機能(機能
5)を提供する。図6および図7の実施例におけるがご
とく、キー溝86と同じ寸法の付加スロット87を設け
られ、これらスロット87はシャフト80の一端部の穴
71から内リング61の半径方向の穴73まで潤滑油の
ための流路を設けるため使用される。
ため使用される。軸方向締付け力はこれを保証するには
十分でないからである。また、シャフト80はその概ね
全長にわたって延びるキー溝86および偏心器66およ
びねじ締め歯車22をそれぞれシャフト80上に位置決
めするキー68、83によって整合機能(機能4)を提
供する。さらに、シャフト80はねじ締め歯車22に働
くオーバーハング荷重を支えるためビーム機能(機能
5)を提供する。図6および図7の実施例におけるがご
とく、キー溝86と同じ寸法の付加スロット87を設け
られ、これらスロット87はシャフト80の一端部の穴
71から内リング61の半径方向の穴73まで潤滑油の
ための流路を設けるため使用される。
【0052】図6および図7の実施例はシャフトの直径
の50%を少し超える削減を達成し、従って24すなわ
ち16倍可撓性を増加させる。図6および図7のシャフ
ト60は図4のシャフト18の直径の半分より小さい
が、少なくとも高荷重下のミルの場合、シャフト60は
荷重下で過度に捩れるかもしれない。図8の実施例は図
4のシャフト18の直径の70%のシャフト径を有し、
従って(1/0.7)4即ち4倍可撓性を増し、一方、
6図および7図のシャフト60より小さい捩れを生じ
る。
の50%を少し超える削減を達成し、従って24すなわ
ち16倍可撓性を増加させる。図6および図7のシャフ
ト60は図4のシャフト18の直径の半分より小さい
が、少なくとも高荷重下のミルの場合、シャフト60は
荷重下で過度に捩れるかもしれない。図8の実施例は図
4のシャフト18の直径の70%のシャフト径を有し、
従って(1/0.7)4即ち4倍可撓性を増し、一方、
6図および7図のシャフト60より小さい捩れを生じ
る。
【0053】図6、図7および図8の実施例において、
図4の先行技術によるシャフト18の半径方向の潤滑油
の穴97および溝98はこれらによって生じる応力集中
を回避するため除かれる。図4の中心の穴99も必要と
されない。上に説明されたように、ベアリングに送られ
る油はシャフトの外側のキースロットを通じて供給され
る。単一のキー溝が何れにせよ必要とされるから、油流
のための付加スロットはシャフトにおける最大応力の増
加を生じない。
図4の先行技術によるシャフト18の半径方向の潤滑油
の穴97および溝98はこれらによって生じる応力集中
を回避するため除かれる。図4の中心の穴99も必要と
されない。上に説明されたように、ベアリングに送られ
る油はシャフトの外側のキースロットを通じて供給され
る。単一のキー溝が何れにせよ必要とされるから、油流
のための付加スロットはシャフトにおける最大応力の増
加を生じない。
【0054】図9の実施例において、ベアリングの内リ
ングは図4の先行技術による組立体におけるがごとく薄
壁によって形成される。ブリッジ機能(機能2)は各端
ベアリングの下でセクション101、102に、そして
各中間ベアリングの下でセクション104に軸方向に分
割されるシャフトの短セクションによって提供される。
これらセクションはシャフトセクションからシャフトセ
クションへ、したがって、図4の先行技術によるねじ締
め歯車22および偏心器23と同じであるねじ締め歯車
22から偏心器23へ、トルクを伝達するためにダウエ
ル103を使用して一緒にピン留めされる。
ングは図4の先行技術による組立体におけるがごとく薄
壁によって形成される。ブリッジ機能(機能2)は各端
ベアリングの下でセクション101、102に、そして
各中間ベアリングの下でセクション104に軸方向に分
割されるシャフトの短セクションによって提供される。
これらセクションはシャフトセクションからシャフトセ
クションへ、したがって、図4の先行技術によるねじ締
め歯車22および偏心器23と同じであるねじ締め歯車
22から偏心器23へ、トルクを伝達するためにダウエ
ル103を使用して一緒にピン留めされる。
【0055】シャフトセクション101、102および
104は管105によって一緒に結合される。管105
は各端部にねじを切られ、その上にナット108が螺合
される。これらシャフトセクションは、ナット108が
完全に締付けられたとき隣接シャフト端間に小さいギャ
ップが残るようにして、シャフトセクション間に可撓継
目を構成するOリング109によって分離される。管1
05は栓107によって一端において閉塞され、そして
潤滑油が管105の他端から管105を通ってそして管
105の半径方向の穴115およびシャフトセクション
101、102および104の半径方向の穴97を通じ
てベアリングへ給送される。
104は管105によって一緒に結合される。管105
は各端部にねじを切られ、その上にナット108が螺合
される。これらシャフトセクションは、ナット108が
完全に締付けられたとき隣接シャフト端間に小さいギャ
ップが残るようにして、シャフトセクション間に可撓継
目を構成するOリング109によって分離される。管1
05は栓107によって一端において閉塞され、そして
潤滑油が管105の他端から管105を通ってそして管
105の半径方向の穴115およびシャフトセクション
101、102および104の半径方向の穴97を通じ
てベアリングへ給送される。
【0056】シャフトセクション101、102および
104はおのおのキー溝111を設けられ、そしてキー
110および116が偏心器23およびねじ締め歯車2
2を互いに対しそしてシャフトに対しそれぞれ正確な特
定方向に位置決めするために使用され、そしてまた隣接
シャフトを一線に位置決めするのに役立つ。ベアリング
の内リング91は薄壁によって形成されるから、各キー
溝111の内リングの下に位置する部分に充填材112
を使用する先行技術の慣行が採用される。それぞれのシ
ャフトセクションに対して充填材がねじ113によって
固定される。
104はおのおのキー溝111を設けられ、そしてキー
110および116が偏心器23およびねじ締め歯車2
2を互いに対しそしてシャフトに対しそれぞれ正確な特
定方向に位置決めするために使用され、そしてまた隣接
シャフトを一線に位置決めするのに役立つ。ベアリング
の内リング91は薄壁によって形成されるから、各キー
溝111の内リングの下に位置する部分に充填材112
を使用する先行技術の慣行が採用される。それぞれのシ
ャフトセクションに対して充填材がねじ113によって
固定される。
【0057】他の実施例の場合と同様に、Oリング67
が、内リング91と偏心器23との間に可撓スペーサを
形成し、それぞれの部品間に小さいギャップを保証し、
クランプねじ44が全部品43、22、23、91をシ
ャフト上に固定するためスナップリング114に対して
締付けられた後、組立体が自由に曲がることを可能にす
る。ピン78が内リング91をキー110に固定するこ
とによって内リング91の回転を阻止するように使用さ
れる。
が、内リング91と偏心器23との間に可撓スペーサを
形成し、それぞれの部品間に小さいギャップを保証し、
クランプねじ44が全部品43、22、23、91をシ
ャフト上に固定するためスナップリング114に対して
締付けられた後、組立体が自由に曲がることを可能にす
る。ピン78が内リング91をキー110に固定するこ
とによって内リング91の回転を阻止するように使用さ
れる。
【0058】図10および図11には本発明の他の一実
施例が示される。この実施例においては、シャフトは図
9の実施例と同様に数個のセクションに分割される。こ
れらセクションは端シャフトセクション130、132
と、それらの間に同軸に取付けられた4個の内シャフト
セクション131とを含む。これらシャフトセクション
はシャフト組立体の実質的に全長にわたって延びる2本
の大きなキー146によって一緒に結合される。割りリ
ング135が端シャフトセクション132の溝に嵌合し
そしてボルト137(その1本が図10に示される)を
使用してキー146にボルト留めされる。キー146の
他端において、保持器134が肩ねじ、その一つが10
図に136を以て示される、を使用して端シャフトセク
ション130端とキー146の端とに固定される。キー
146が荷重下で曲がるにつれてシャフトセクションと
キー146との間の相対運動を吸収するために円板ばね
149が肩ねじ136の頭の下に据付けられる。これに
よってシャフトセクションは互いに結び付けられる。隣
接シャフトセクション端内のポケットに据付けられるば
ね143が、隣接シャフトセクション端間のギャップが
実質的に同等であることを保証するために使用される。
これらギャップは通常は約0.5mmに設定される。キ
ー146は隣接シャフトセクション間の継目の区域に短
いレリーフ150を設けられる。これはクラウン調整が
隣接シャフトセクションを互いとの整列から脱するよう
に運動させるときキー146が曲がるのを許すためであ
る。
施例が示される。この実施例においては、シャフトは図
9の実施例と同様に数個のセクションに分割される。こ
れらセクションは端シャフトセクション130、132
と、それらの間に同軸に取付けられた4個の内シャフト
セクション131とを含む。これらシャフトセクション
はシャフト組立体の実質的に全長にわたって延びる2本
の大きなキー146によって一緒に結合される。割りリ
ング135が端シャフトセクション132の溝に嵌合し
そしてボルト137(その1本が図10に示される)を
使用してキー146にボルト留めされる。キー146の
他端において、保持器134が肩ねじ、その一つが10
図に136を以て示される、を使用して端シャフトセク
ション130端とキー146の端とに固定される。キー
146が荷重下で曲がるにつれてシャフトセクションと
キー146との間の相対運動を吸収するために円板ばね
149が肩ねじ136の頭の下に据付けられる。これに
よってシャフトセクションは互いに結び付けられる。隣
接シャフトセクション端内のポケットに据付けられるば
ね143が、隣接シャフトセクション端間のギャップが
実質的に同等であることを保証するために使用される。
これらギャップは通常は約0.5mmに設定される。キ
ー146は隣接シャフトセクション間の継目の区域に短
いレリーフ150を設けられる。これはクラウン調整が
隣接シャフトセクションを互いとの整列から脱するよう
に運動させるときキー146が曲がるのを許すためであ
る。
【0059】中央油潤滑穴148がシャフトセクション
を貫いて設けられ、そしてOリング142を取付けられ
た中空のスリーブ141が隣接シャフトセクション間の
ギャップを密閉するが潤滑油がシャフトセクション間を
流れるのを許すように使用される。半径方向の油穴97
が中央油潤滑穴148からベアリング30へ潤滑油を給
送する。
を貫いて設けられ、そしてOリング142を取付けられ
た中空のスリーブ141が隣接シャフトセクション間の
ギャップを密閉するが潤滑油がシャフトセクション間を
流れるのを許すように使用される。半径方向の油穴97
が中央油潤滑穴148からベアリング30へ潤滑油を給
送する。
【0060】サドル組立体およびベアリングは示される
順序でシャフトセクション組立体上に組立てられる。ま
ず、右のねじ締め歯車22がボルト138によって端シ
ャフトセクション132に固定される。ボルト138は
それを端シャフトセクション132の溝に位置される割
りリング135に結合する。
順序でシャフトセクション組立体上に組立てられる。ま
ず、右のねじ締め歯車22がボルト138によって端シ
ャフトセクション132に固定される。ボルト138は
それを端シャフトセクション132の溝に位置される割
りリング135に結合する。
【0061】ボルト140を使用して左側において端シ
ャフトセクション130に結合された保持板139が、
左のねじ締め歯車22、すべてのシャフトおよびベアリ
ングを一緒に締付ける。締付け力は中央の偏心器147
内の好適なポケット内に嵌装されるばね145によって
決定される。これら偏心器147はそれらが約0.5m
m狭くそして前記ポケットを有することにおいて偏心器
23と異なる。ボルト140が完全に締付けられたと
き、約0.25mmのギャップが各偏心器147の各側
に存在し、これはばね145によって保証される。
ャフトセクション130に結合された保持板139が、
左のねじ締め歯車22、すべてのシャフトおよびベアリ
ングを一緒に締付ける。締付け力は中央の偏心器147
内の好適なポケット内に嵌装されるばね145によって
決定される。これら偏心器147はそれらが約0.5m
m狭くそして前記ポケットを有することにおいて偏心器
23と異なる。ボルト140が完全に締付けられたと
き、約0.25mmのギャップが各偏心器147の各側
に存在し、これはばね145によって保証される。
【0062】全シャフトセクションの全長に沿って延び
る第3のより小さいキー溝111aが設けられる。これ
は図4の先行技術によるキー溝25に相当し、そしてね
じ締め歯車22および偏心器23が、キー溝111aに
取付けられたキー116aおよび110aを使用してシ
ャフト組立体にキー留めされる。先行技術におけるがご
とく、充填材112がキー溝111aが内リング91を
通過する区域においてキー溝111aを充填するのに使
用される。内リング91の回転を阻止するためにピン手
段が設けられる。これらピン手段は図10においては明
瞭化のため除かれているが、それらは図8または図9を
参照して例示されそして説明されたタイプであり得る。
る第3のより小さいキー溝111aが設けられる。これ
は図4の先行技術によるキー溝25に相当し、そしてね
じ締め歯車22および偏心器23が、キー溝111aに
取付けられたキー116aおよび110aを使用してシ
ャフト組立体にキー留めされる。先行技術におけるがご
とく、充填材112がキー溝111aが内リング91を
通過する区域においてキー溝111aを充填するのに使
用される。内リング91の回転を阻止するためにピン手
段が設けられる。これらピン手段は図10においては明
瞭化のため除かれているが、それらは図8または図9を
参照して例示されそして説明されたタイプであり得る。
【0063】この実施例においては、機能1(偏心器と
ベアリングの間隔保持)は、偏心器147およびベアリ
ング30をシャフト組立体の適所に確保するボルト14
0を締付けることによって各ベアリングおよび隣接偏心
器において生じさせられる圧縮力によって各ベアリング
の各側と隣接偏心器との間のギャップを実質的に同等化
するばね145によって達成される。
ベアリングの間隔保持)は、偏心器147およびベアリ
ング30をシャフト組立体の適所に確保するボルト14
0を締付けることによって各ベアリングおよび隣接偏心
器において生じさせられる圧縮力によって各ベアリング
の各側と隣接偏心器との間のギャップを実質的に同等化
するばね145によって達成される。
【0064】ブリッジ装置(機能2)およびボス装置
(機能3)はシャフトセクション130、131、13
2およびキー116a、110aによって構成される。
(機能3)はシャフトセクション130、131、13
2およびキー116a、110aによって構成される。
【0065】整合装置(機能4)もシャフトセクション
130、131および132と協働してキー146によ
って構成される。
130、131および132と協働してキー146によ
って構成される。
【0066】ビーム装置(機能5)は左端においてシャ
フトセクション130によってそして右端においてシャ
フトセクション132によってそれぞれ構成される。
フトセクション130によってそして右端においてシャ
フトセクション132によってそれぞれ構成される。
【0067】固定装置(機能6)はキー146によって
構成される。
構成される。
【0068】この実施例は可撓のスペーシング手段(機
能1)、可撓の固定装置(機能6)および分離したブリ
ッジ装置(機能2)の諸要求を満たすことは明らかに認
められ得る。
能1)、可撓の固定装置(機能6)および分離したブリ
ッジ装置(機能2)の諸要求を満たすことは明らかに認
められ得る。
【0069】図6から図11の実施例の共通の特徴は:
ベアリングの中央から端側へ荷重を移転するため各ベア
リングに配置される分離したブリッジ手段であって個々
の偏心リング34の回転によって生じる隣接偏心器の独
立した半径方向運動に追随するため傾斜し得るもの;お
よびベアリング内リングと偏心器がそれらが互いに締付
けられるとき剛管を形成するのを防ぐ可撓の締付け手段
を有することである。
ベアリングの中央から端側へ荷重を移転するため各ベア
リングに配置される分離したブリッジ手段であって個々
の偏心リング34の回転によって生じる隣接偏心器の独
立した半径方向運動に追随するため傾斜し得るもの;お
よびベアリング内リングと偏心器がそれらが互いに締付
けられるとき剛管を形成するのを防ぐ可撓の締付け手段
を有することである。
【0070】1−2−3−4配列の20段ロールクラス
ターを示す図5が検討されそしてBおよびC支え組立体
の輪郭変更の効果が考慮されるとき、そのような輪郭変
更は、もしロール14、13および12がBおよびC支
え組立体の輪郭に従うように曲がるならば、圧延ロール
12間で圧延される加工物に単に移転され得ることが理
解され得る。
ターを示す図5が検討されそしてBおよびC支え組立体
の輪郭変更の効果が考慮されるとき、そのような輪郭変
更は、もしロール14、13および12がBおよびC支
え組立体の輪郭に従うように曲がるならば、圧延ロール
12間で圧延される加工物に単に移転され得ることが理
解され得る。
【0071】第1の中間ロール13および圧延ロール1
2は極めて細く従って圧延力の作用下で容易に曲がる。
しかし、第2の中間ロール即ち遊びロール14は大きい
直径を有し従って比較的剛性である。
2は極めて細く従って圧延力の作用下で容易に曲がる。
しかし、第2の中間ロール即ち遊びロール14は大きい
直径を有し従って比較的剛性である。
【0072】図12において、本発明は、もう一つの局
面において、遊びロール14のための可撓性を増すのに
使用され得ることが示される。先行技術による一体鍛造
ロールに代えて、ロール本体の全長を貫いて延びそして
両端においてロールネックを形成するように延びる一体
の心棒としてのコア120であってそのまわりに一連の
リング121がロール本体を形成するように焼きばめさ
れるものから構成される複合ロールが採用される。これ
らリング121は端ぐり122を設けられ、従って各リ
ング121の短部分のみがコア120上に嵌合する。こ
のようにして、コア120はその全長の大部分にわたっ
て自由に曲がる。これと同じことは端ぐり122に代え
てレリーフ(すなわち、逃げ)をコアに形成する(図示
せず)ことによっても達成され得る。コア120はトル
クを伝達することを全く要求されないから、それは極め
て細くされ得、従って極めて可撓にされ得る。実際上、
シャフトが細いほど、焼きばめされたリング(それらは
BおよびC支えベアリングから第1の中間ロール13へ
半径方向の力を伝達しなくてはならない)は強い。
面において、遊びロール14のための可撓性を増すのに
使用され得ることが示される。先行技術による一体鍛造
ロールに代えて、ロール本体の全長を貫いて延びそして
両端においてロールネックを形成するように延びる一体
の心棒としてのコア120であってそのまわりに一連の
リング121がロール本体を形成するように焼きばめさ
れるものから構成される複合ロールが採用される。これ
らリング121は端ぐり122を設けられ、従って各リ
ング121の短部分のみがコア120上に嵌合する。こ
のようにして、コア120はその全長の大部分にわたっ
て自由に曲がる。これと同じことは端ぐり122に代え
てレリーフ(すなわち、逃げ)をコアに形成する(図示
せず)ことによっても達成され得る。コア120はトル
クを伝達することを全く要求されないから、それは極め
て細くされ得、従って極めて可撓にされ得る。実際上、
シャフトが細いほど、焼きばめされたリング(それらは
BおよびC支えベアリングから第1の中間ロール13へ
半径方向の力を伝達しなくてはならない)は強い。
【0073】焼きばめされるリング121は、コア12
0の正常のたわみを制限しないように相互にわずかに
(概ね0.25mm[0.01インチ])離間して配置
される。この離間は連続するリング121の間にそれら
の焼きばめ間に挿入されそしてあとで取り外されるスペ
ーサシムを使用することによって、または、連続するリ
ング121間に波形座金または円板ばねを使用すること
によって達成され得る。この場合、焼きばめリング(そ
れらを据付け(すなわち、組込み)そしてこの方法によ
って得られる通常の干渉(締込み)即ち“焼き”ばめを
達成するためそれらは当業者によく知られるように組立
てに先立って加熱される)の高温度の有害な効果の故
に、Oリングを使用することは良い考えではない。
0の正常のたわみを制限しないように相互にわずかに
(概ね0.25mm[0.01インチ])離間して配置
される。この離間は連続するリング121の間にそれら
の焼きばめ間に挿入されそしてあとで取り外されるスペ
ーサシムを使用することによって、または、連続するリ
ング121間に波形座金または円板ばねを使用すること
によって達成され得る。この場合、焼きばめリング(そ
れらを据付け(すなわち、組込み)そしてこの方法によ
って得られる通常の干渉(締込み)即ち“焼き”ばめを
達成するためそれらは当業者によく知られるように組立
てに先立って加熱される)の高温度の有害な効果の故
に、Oリングを使用することは良い考えではない。
【0074】また、滑りばめによってリング121をコ
ア120に据付ける(すなわち、組込む)ことも可能で
ある。この場合は円板ばね123が必要であり、次いで
クランプナット124(ゆるみ止めタイプであることが
好ましい)が所望ギャップが連続するリング121間に
得られるまで締付けられる。
ア120に据付ける(すなわち、組込む)ことも可能で
ある。この場合は円板ばね123が必要であり、次いで
クランプナット124(ゆるみ止めタイプであることが
好ましい)が所望ギャップが連続するリング121間に
得られるまで締付けられる。
【0075】一実施例において、リング121は図13
及び図14の上半部に示されるようにBおよびC組立体
のサドルとの間に一直線に配置された間隙を設けるよう
に位置される。この配列は遊びロール14のこの間隙に
位置する区域がBおよびCベアリングと接触せず従って
それらにあと(すなわち、接触痕)を付け得ないという
利点を有する。さらに、第1の中間ロール13と遊びロ
ール14との間の圧力は、遊びロール14のこれら間隙
の区域においては、遊びロール14に沿う他の点におい
てより少し低いから、遊びロール14のこれら区域が第
1の中間ロール13にあとを付ける傾向は最小である。
及び図14の上半部に示されるようにBおよびC組立体
のサドルとの間に一直線に配置された間隙を設けるよう
に位置される。この配列は遊びロール14のこの間隙に
位置する区域がBおよびCベアリングと接触せず従って
それらにあと(すなわち、接触痕)を付け得ないという
利点を有する。さらに、第1の中間ロール13と遊びロ
ール14との間の圧力は、遊びロール14のこれら間隙
の区域においては、遊びロール14に沿う他の点におい
てより少し低いから、遊びロール14のこれら区域が第
1の中間ロール13にあとを付ける傾向は最小である。
【0076】もう一つの実施例において、リング121
は図12の下半部と図14とに示されるように、Bおよ
びCベアリング30の中心線と一直線にギャップを設け
るように位置される。この配列は遊びロール14のより
小さい半径方向剛性を有する部分(即ち、ギャップ部
分)がBおよびC支え組立体のより大きい剛性を有する
部分(即ち、ベアリング部分)と一直線であり、そして
より大きい剛性を有する部分(即ち、リング121の中
心部分)がBおよびC支え組立体のより小さい半径方向
剛性を有する部分(即ち、サドル部分)と一直線である
という利点を有する。かくして、遊びロール14および
BおよびC支え組立体から成る構造体の剛性の変化を最
小にする消去効果が得られる(即ち、ミルの半径方向剛
性がより均等である)。
は図12の下半部と図14とに示されるように、Bおよ
びCベアリング30の中心線と一直線にギャップを設け
るように位置される。この配列は遊びロール14のより
小さい半径方向剛性を有する部分(即ち、ギャップ部
分)がBおよびC支え組立体のより大きい剛性を有する
部分(即ち、ベアリング部分)と一直線であり、そして
より大きい剛性を有する部分(即ち、リング121の中
心部分)がBおよびC支え組立体のより小さい半径方向
剛性を有する部分(即ち、サドル部分)と一直線である
という利点を有する。かくして、遊びロール14および
BおよびC支え組立体から成る構造体の剛性の変化を最
小にする消去効果が得られる(即ち、ミルの半径方向剛
性がより均等である)。
【0077】特定の適用においてロールの痕跡の最小化
または剛性均等度の最大化の何れがより重要であるかに
依って、図13の実施例または図14の実施例のどちら
かが採用され得る。
または剛性均等度の最大化の何れがより重要であるかに
依って、図13の実施例または図14の実施例のどちら
かが採用され得る。
【0078】20段クラスターミルのFおよびG支え組
立体の輪郭調整を行うことも可能である。これはミルハ
ウジングの下に位置されなくてはならない輪郭調整駆動
装置に接近することの困難性の故に当業界においてはま
だ行われていない。M.G.センジミア、A.ダットズ
ックおよびJ.W.ターリィによって1992年月
日出願された同時係属出願である米国特許願(発明の名
称:20段クラスターミルのクラウン調整システム)に
おいて、前記問題は取り組まれそしてそれに対する新規
の解決が開示される。
立体の輪郭調整を行うことも可能である。これはミルハ
ウジングの下に位置されなくてはならない輪郭調整駆動
装置に接近することの困難性の故に当業界においてはま
だ行われていない。M.G.センジミア、A.ダットズ
ックおよびJ.W.ターリィによって1992年月
日出願された同時係属出願である米国特許願(発明の名
称:20段クラスターミルのクラウン調整システム)に
おいて、前記問題は取り組まれそしてそれに対する新規
の解決が開示される。
【0079】FおよびG支え組立体は通常はパスライン
調整のためのみに使用されるから、サドルは“プレーン
支持”である(即ち、それらはローラを組込まれな
い)。これらサドルにおいてクラウン調整を達成するた
め、前記併願中の特許願の一実施例においては、Bおよ
びCシャフト上のそれらと同様のサドル組立体(即ち、
輪郭調整のために使用される偏心リングを組込まれてい
る)が設けられるが、ローラ33および37は除かれ、
そして偏心リング34は好適により厚く作られ、従って
それは直接にサドルリング31と偏心器23との間に嵌
まる。
調整のためのみに使用されるから、サドルは“プレーン
支持”である(即ち、それらはローラを組込まれな
い)。これらサドルにおいてクラウン調整を達成するた
め、前記併願中の特許願の一実施例においては、Bおよ
びCシャフト上のそれらと同様のサドル組立体(即ち、
輪郭調整のために使用される偏心リングを組込まれてい
る)が設けられるが、ローラ33および37は除かれ、
そして偏心リング34は好適により厚く作られ、従って
それは直接にサドルリング31と偏心器23との間に嵌
まる。
【0080】そのような場合、サドルはそれらの摺動面
における摩擦があまりにも大きいから“自己ロック式”
である(即ち、偏心リングも偏心器も圧延荷重下で回転
しない)。ねじ締め歯車22による偏心器およびシャフ
トまたはシャフトセクションの回転によるパスライン高
さの調整およびラック41による個々の偏心リング34
の回転による輪郭の調整は、無荷重状態下で(即ち、圧
延圧力が存在しないときまたは2個の圧延ロール12間
に“間隙”が存在するとき)達成され得るにすぎない。
これはパスライン調整に関しては問題を生じさせない
が、理想的には荷重下で調整できる輪郭調整の自由度を
制限する。しかし、もし20段クラスターミルがローラ
ーサドルによって荷重下で調整され得る前記諸実施例の
一つに従ってBおよびC支え組立体においても輪郭調整
手段を設けられるならば、FおよびG支え組立体におけ
る輪郭調整手段は圧延前に輪郭を予め設定するため使用
され得そしてBおよびC支え組立体における輪郭調整手
段は圧延間(すなわち、圧延中)に輪郭を単に整えるの
に使用され得る。
における摩擦があまりにも大きいから“自己ロック式”
である(即ち、偏心リングも偏心器も圧延荷重下で回転
しない)。ねじ締め歯車22による偏心器およびシャフ
トまたはシャフトセクションの回転によるパスライン高
さの調整およびラック41による個々の偏心リング34
の回転による輪郭の調整は、無荷重状態下で(即ち、圧
延圧力が存在しないときまたは2個の圧延ロール12間
に“間隙”が存在するとき)達成され得るにすぎない。
これはパスライン調整に関しては問題を生じさせない
が、理想的には荷重下で調整できる輪郭調整の自由度を
制限する。しかし、もし20段クラスターミルがローラ
ーサドルによって荷重下で調整され得る前記諸実施例の
一つに従ってBおよびC支え組立体においても輪郭調整
手段を設けられるならば、FおよびG支え組立体におけ
る輪郭調整手段は圧延前に輪郭を予め設定するため使用
され得そしてBおよびC支え組立体における輪郭調整手
段は圧延間(すなわち、圧延中)に輪郭を単に整えるの
に使用され得る。
【0081】この配列の利点は輪郭調整の総範囲が2倍
にされるだけではなく、パスライン調整が単に無荷重下
で遂行されるから、シャフトまたはシャフトセクション
および偏心器を回転させるのに要求されるトルクが極め
て小さいことである。従って、FおよびG支え組立体の
ための実施例は、極めて小さい直径を有し従って著しく
可撓の中心シャフトが採用される図6の実施例または図
7の実施例と同様であり得る。代替的に、もしFおよび
G支え組立体のための実施例が図9のそれと同様である
ならば、ダウエル103とシャフト101、102との
間の摩擦(トルクに比例する)は調整が単に無荷重下で
遂行されるから極めて小さい。従って、隣接遊びロール
14において発生され得る曲がりの量に基づいて測定さ
れるFおよびG支え組立体の輪郭を調整する能力は、圧
延間にねじ締めを行うため支え組立体を通じてねじ締め
歯車から偏心器へトルクを伝達する必要によって制限さ
れる、BおよびC支え組立体の輪郭を調整する対応能力
よりも大であり得る。
にされるだけではなく、パスライン調整が単に無荷重下
で遂行されるから、シャフトまたはシャフトセクション
および偏心器を回転させるのに要求されるトルクが極め
て小さいことである。従って、FおよびG支え組立体の
ための実施例は、極めて小さい直径を有し従って著しく
可撓の中心シャフトが採用される図6の実施例または図
7の実施例と同様であり得る。代替的に、もしFおよび
G支え組立体のための実施例が図9のそれと同様である
ならば、ダウエル103とシャフト101、102との
間の摩擦(トルクに比例する)は調整が単に無荷重下で
遂行されるから極めて小さい。従って、隣接遊びロール
14において発生され得る曲がりの量に基づいて測定さ
れるFおよびG支え組立体の輪郭を調整する能力は、圧
延間にねじ締めを行うため支え組立体を通じてねじ締め
歯車から偏心器へトルクを伝達する必要によって制限さ
れる、BおよびC支え組立体の輪郭を調整する対応能力
よりも大であり得る。
【0082】上に説明されたすべてのシャフトおよびコ
アのために使用される材料は伝統的に硬化合金鋼であ
る。また、シャフトまたはコアをアルミ合金または非金
属複合物のごとき比較的低い弾性率を有する材料から作
ることによってシャフトまたはコアの可撓性を増すこと
も可能である。説明された実施例は、また、そのような
材料を以て実現され得る。
アのために使用される材料は伝統的に硬化合金鋼であ
る。また、シャフトまたはコアをアルミ合金または非金
属複合物のごとき比較的低い弾性率を有する材料から作
ることによってシャフトまたはコアの可撓性を増すこと
も可能である。説明された実施例は、また、そのような
材料を以て実現され得る。
【図1】20段クラスターミルの先行技術による支え組
立体BおよびCの、部分的に横断面で示される、断片立
面図。
立体BおよびCの、部分的に横断面で示される、断片立
面図。
【図2】先行技術による、一クラウン調整ラックとその
それぞれの歯車との係合を示す、図1の切断線2−2に
沿って取られた断片横断面図。
それぞれの歯車との係合を示す、図1の切断線2−2に
沿って取られた断片横断面図。
【図3】先行技術による典型的なサドル組立体Bおよび
Cの横断面図。
Cの横断面図。
【図4】6個のベアリングと7個のサドルとを有する典
型的な先行技術によるBおよびC支え組立体の縦断面
図。
型的な先行技術によるBおよびC支え組立体の縦断面
図。
【図5】操作者側から見たときの典型的な先行技術によ
る20段クラスターミルの、支え組立体のための呼称用
語を示す、断片概略立面図。
る20段クラスターミルの、支え組立体のための呼称用
語を示す、断片概略立面図。
【図6】本発明の一実施例による支え組立体の縦断面
図。
図。
【図7】本発明の支え組立体の第2の実施例の縦断面
図。
図。
【図8】本発明による支え組立体のもう一つの実施例の
縦断面図。
縦断面図。
【図9】本発明の支え組立体のもう一つの実施例の縦断
面図。
面図。
【図10】本発明の支え組立体のさらにもう一つの実施
例の縦断面図。
例の縦断面図。
【図11】図10の切断線11−11に沿って取られた
横断面図。
横断面図。
【図12】本発明の第2の中間遊びロールの断片縦断面
図。
図。
【図13】本発明による支え組立体および第2の中間遊
びロールの第1の実施例の断片立面図。
びロールの第1の実施例の断片立面図。
【図14】本発明による支え組立体および第2の中間遊
びロールの第2の実施例の断片立面図。
びロールの第2の実施例の断片立面図。
10 ミルハウジング 12 圧延ロール(作業ロール) 13 中間ロール 14 遊びロール 18 シャフト 22 ねじ締め歯車(圧下歯車) 23 偏心器 24 キー 25 キー溝 29 サドルシュー 30 ベアリング 31 サドルリング 34 偏心リング 38 歯車リング 43 クランプリング 60 シャフト 61 内リング(内輪) 64 リング 66 偏心器(偏心体) 74 偏心器(偏心体) 77 ヘッダー 91 内リング(内輪) 120 コア(心棒) 121 リング 123 円板ばね 124 クランプナット 145 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ダブリュ.ターリィ アメリカ合衆国コネチカット州オックス フォード,パイン ストリート 14 (56)参考文献 特開 平4−127901(JP,A)
Claims (19)
- 【請求項1】 1−2−3−4ロール配列の20段クラ
スターミルのためのクラウン調整システムにおいて、前
記ミルが上および下クラスターを収容するロール空所を
有するミルハウジングを有し、前記クラスターのおのお
のが作業ロール、2個の第1の中間ロール、3個の第2
の中間ロールおよび4個の支えベアリング組立体から成
り、各クラスターの前記第2の中間ロールが内遊びロー
ルおよび2個の外被動ロールから成り、前記ミルハウジ
ングに操作側および駆動側があり、前記操作側から見た
とき前記上クラスター支えベアリング組立体がA、B、
CおよびDと呼称されそして前記下クラスター支えベア
リング組立体がE、F、GおよびHと呼称され、各支え
ベアリング組立体が複数のベアリングを支持するシャフ
トを有し、各ベアリングが内輪、外輪およびそれらの間
に位置するローラを有し、間に前記ベアリングが据付け
られる複数の偏心体を前記シャフトが支持し、前記偏心
体は前記シャフトに対して回転され得ず、前記シャフト
が前記偏心体と等しい個数のサドル組立体によって前記
ミルハウジングに対して支持され、各サドル組立体がサ
ドルリングを支持するサドルシューを有し、前記サドル
リング内に前記偏心体の一つが回転可能に据付けられ、
支えベアリング組立体の前記上クラスターB−C対およ
び支えベアリング組立体の前記下クラスターF−G対の
少なくとも一つの前記サドル組立体がそのシャフトを曲
げるためのクラウン調整手段を備え、クラウン制御輪郭
調整のために使用される前記少なくとも1対の支えベア
リング組立体のおのおのは、各ベアリングの中央部分に
かかる荷重をそのベアリングの長手方向の両端部分に伝
達するための分割されたブリッジ手段を有し、また、前
記少なくとも1対の支えベアリング組立体のおのおの
は、各偏心体と各内輪との間に可撓のスペーシング手段
を有し、更に、前記少なくとも1対の支えベアリング組
立体のおのおのは、その複数のベアリング、その複数の
偏心体、その分割されたブリッジ手段、及びその可撓の
スペーシング手段を一体に連結する可撓連結手段を有
し、もって、前記少なくとも1対の支えベアリング組立
体の横剛性を減らしてより複雑なロールギャップ輪郭が
達成されることを可能としたことを特徴とする20段ク
ラスターミルのためのクラウン調整システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載されるクラウン調整シス
テムにおいて、前記少なくとも1対の支えベアリング組
立体に隣接する前記第2の中間遊びロールが中実で、横
方向に可撓性の心棒と、一連の硬化されたリングであっ
て隣接リング間に間隙があるように前記心棒に取付けら
れたものとを有し、前記リングがそれに形成された端ぐ
りおよび前記心棒に形成された円周方向に延びるリング
形状の凹所のうちの一つによって該リングの全長よりも
短い長さにわたって前記心棒と接触し、それにより、前
記少なくとも1個の遊びロールの横剛性が減じられるク
ラウン調整システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載されるクラウン調整シス
テムにおいて、前記少なくとも1対の前記支えベアリン
グ組立体のおのおのが、各ベアリング内輪の各側と隣接
偏心体との間に弾性のスペーサを取付けられ、前記弾性
のスペーサがOリング、波形座金および円板ばねから構
成される部類から選択され、各ベアリング内輪が延ばさ
れた支持縁部分を形成するその内面に円周方向に延びる
リング形状の凹所を有し、各偏心体は前記支えベアリン
グ組立体のシャフト上の取付リングに取付けられそして
それに回転しないように固定され、各取付リングはその
それぞれの偏心体の両側へ延びそして隣接するベアリン
グ内輪の突出部分を支持し、各取付リングはその偏心体
と同位相を以て前記シャフトにキー留めされ、前記シャ
フトを中心とする各ベアリングの前記内輪の回転を阻止
するための手段が設けられ、1対の圧下歯車が前記シャ
フトにその端の近くで同位相を以ておのおのキー留めさ
れ、前記シャフトの直径が前記ベアリングの外径の44
%から46%までのものの二分の一より小さい直径を有
するクラウン調整システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載されるクラウン調整シス
テムにおいて、前記少なくとも1対の前記支えベアリン
グ組立体のおのおのが、各ベアリング内輪の各側と隣接
偏心体との間に弾性のスペーサを取付けられ、前記弾性
のスペーサがOリング、波形座金および円板ばねから構
成される部類から選択され、各ベアリング内輪が延ばさ
れた支持縁部分を形成するその内面に円周方向に延びる
リング形状の凹所を有し、前記偏心体および前記ベアリ
ング内輪がそれらのそれぞれの支えベアリング組立体の
シャフト上に直接に取付けられ、前記偏心体が前記シャ
フトに同位相でキー留めされ、前記シャフトを中心とす
る各ベアリングの前記内輪の回転を阻止するための手段
が設けられ、1対の圧下歯車が前記シャフトにその端の
近くで同位相でおのおのキー留めされ、前記シャフトの
直径が前記ベアリングの外径の44%から46%までの
ものの約70%の直径を有するクラウン調整システム。 - 【請求項5】 請求項1に記載されるクラウン調整シス
テムにおいて、前記少なくとも1対の前記支えベアリン
グ組立体のおのおのが、各ベアリング内輪の各側と隣接
偏心体との間に弾性のスペーサを取付けられ、前記弾性
のスペーサがOリング、波形座金および円板ばねから構
成される部類から選ばれ、前記支えベアリング組立体の
シャフトが複数のセクションに横断方向に分割され、そ
れらの1個は前記ベアリングの最も端のもののおのおの
の下に位置されそして1個は前記ベアリングの各中間の
ものの下に位置され、前記シャフトセクションのおのお
のが軸方向の孔を有し、ねじおよびナットをその端部に
配置された細長い管が設けられ、前記シャフトセクショ
ンは前記管上にその端から端まで据付けられそして前記
管上の前記ナットが締付けられるときセクション間に位
置されるOリングによって互いから離され、さらに前記
シャフトセクションがトルク伝達および整合のためダウ
エル手段によって互いにピン結合され、前記シャフトセ
クションが整合されたキー溝をその内部に形成され、前
記偏心体がそれらのそれぞれのシャフトセクションに同
位相でキー留めされそして1対の圧下歯車がおのおの前
記シャフトセクションの最も端の一つに同位相でキー留
めされ、そのそれぞれのシャフトセクションを中心とす
る各ベアリングの前記内リングの回転を阻止する手段が
設けられ、前記シャフトセクションが前記ベアリングの
外径の44%から46%までの直径を有するクラウン調
整システム。 - 【請求項6】 請求項1に記載されるクラウン調整シス
テムにおいて、前記少なくとも1対の前記支えベアリン
グ組立体のおのおのの各シャフトが、最も端のベアリン
グの一つの下におのおの位置する2個の端セクションお
よび残余のベアリングの一つの下におのおの位置する中
間セクションに横断方向に分割され、前記シャフトセク
ションがそれらの正反対に位置されるキー溝に沿って前
記シャフトの全長にわたって延びる2個のキーによって
互いに固定され、前記キーが前記シャフトにその一端に
近接して取付けられた割リングにボルト結合され、前記
キーが前記シャフトの他端において保持具にボルト結合
され、前記キーが荷重下で曲がるにつれて前記シャフト
セクションと前記キーとの間の相対運動を吸収するため
円板ばね手段が前記ボルトに配置され、隣接するシャフ
トセクション間にギャップを生じさせるため隣接シャフ
トセクション端部のポケット内にばね手段が取付けら
れ、前記偏心体と前記シャフト上の前記ベアリングが最
も端の偏心体を除くすべての偏心体のポケット内のばね
手段によって互いから離され、第3のキー溝が前記シャ
フトの全長にわたって延び、それに前記偏心体が同位相
でキー留めされ、1対の圧下歯車が前記シャフトの各端
に近接して1個あて配置され、前記圧下歯車が前記第3
のキー溝に同位相でキー留めされ、そのそれぞれのシャ
フトセクションを中心とする各ベアリングの前記内輪の
回転を阻止するための手段が設けられ、前記シャフトセ
クションが前記ベアリングの外径の44%から46%ま
での直径を有するクラウン調整システム。 - 【請求項7】 請求項2に記載されるクラウン調整シス
テムにおいて、前記リングが加熱収縮によって前記心棒
に取付けられるクラウン調整システム。 - 【請求項8】 請求項2に記載されるクラウン調整シス
テムにおいて、前記心棒が両端部においてねじを切られ
そしてナットを螺合され、前記リングが弾性のスペーサ
を各リング間に位置させて前記心棒にすべり嵌めによっ
て据付けられ、前記スペーサが波形座金または円板ばね
から構成される種類から選ばれ、前記リング間のギャッ
プが前記ナットの締付けによって決定されるクラウン調
整システム。 - 【請求項9】 請求項2に記載されるクラウン調整シス
テムにおいて、前記第2の中間遊びロール上のリング間
の前記ギャップが、前記少なくとも1対の前記支えベア
リング組立体のベアリングの中心線と整合されるクラウ
ン調整システム。 - 【請求項10】 請求項2に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、前記第2の中間遊びロールの前記リン
グ間の前記ギャップが、前記少なくとも1対の前記支え
ベアリング組立体のサドルと整合されるクラウン調整シ
ステム。 - 【請求項11】 請求項3に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、各偏心体およびそのそれぞれの取付リ
ングが一体の単片構造体から成るクラウン調整システ
ム。 - 【請求項12】 請求項3に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、前記ベアリング内輪がそれらの支えベ
アリングのシャフトを中心とする前記ベアリング内輪の
回転を阻止するため前記偏心体の隣接する一つにおのお
のピン留めされるクラウン調整システム。 - 【請求項13】 請求項3に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、前記支えベアリングのシャフトがその
半径方向の穴と接続する潤滑油のための軸方向の穴を一
端に有し、前記シャフトにヘッダーが取付けられ、前記
半径方向の穴が前記ヘッダーまで延びそしてそれに潤滑
油を導き、前記シャフトが複数の長手方向の溝を形成さ
れ、前記ヘッダーが前記溝に接続されていてそれに潤滑
油を導き、前記溝が前記潤滑油をベアリングローラーに
導くため前記ベアリング内輪の穴によってそれに接続さ
れているクラウン調整システム。 - 【請求項14】 請求項4に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、前記ベアリング内輪がそれらの支えベ
アリングのシャフトを中心とする前記ベアリング内輪の
回転を阻止するため前記偏心体の隣接する一つにおのお
のピン留めされるクラウン調整装置。 - 【請求項15】 請求項4に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、前記支えベアリングのシャフトがその
半径方向の穴と接続する潤滑油のための軸方向の穴を一
端に有し、前記シャフトにヘッダーが取付けられ、前記
半径方向の穴が前記ヘッダーまで延びそしてそれに潤滑
油を導き、前記シャフトが複数の長手方向の溝を形成さ
れ、前記ヘッダーが前記溝に接続されていてそれに潤滑
油を導き、前記溝が前記潤滑油をベアリングローラーに
導くため前記ベアリング内輪の穴によってそれに接続さ
れているクラウン調整システム。 - 【請求項16】 請求項5に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、前記内輪のおのおのが前記シャフトを
中心とする前記内輪の回転を阻止するため前記偏心体の
隣接する一つの前記キーにピン留めされるクラウン調整
システム。 - 【請求項17】 請求項5に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、前記管が一端において閉塞され、前記
管がその他端において潤滑油の給源に接続され、前記管
および前記シャフトセクションが前記潤滑油を前記ベア
リングに導く半径方向の穴を有するクラウン調整システ
ム。 - 【請求項18】 請求項6に記載されるクラウン調整シ
ステムにおいて、前記シャフトセクションのおのおのが
軸方向潤滑穴を有し、前記軸方向潤滑穴が潤滑油通路を
形成するため同軸であり、前記潤滑油通路が一端におい
て閉鎖され、中空のスリーブが前記シャフトセクション
間のギャップを密閉しそして前記潤滑油通路を連続化す
るOリングを取付けられ、前記シャフトセクションの半
径方向の穴が前記潤滑油通路を前記ベアリングと接続す
るクラウン調整システム。 - 【請求項19】 1−2−3−4ロール配列の20段ク
ラスターミルにおいて使用するための第2の中間遊びロ
ールであって、中実で横方向に可撓性の心棒と、一連の
硬化されたリングであって隣接リング間に間隙があるよ
うに前記心棒に取付けられたものとを有しており、前記
リングがそれに形成された端ぐりおよび前記心棒に形成
された円周方向に延びるリング形状の凹所のうちの一つ
によって該リングの全長よりも短い長さにわたって前記
心棒と接触し、それにより、前記中間遊びロールの剛性
が減じられることを特徴とする、20段クラスターミル
において使用するための第2の中間遊びロール。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US91715792A | 1992-07-20 | 1992-07-20 | |
US917157 | 1992-07-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210310A JPH06210310A (ja) | 1994-08-02 |
JP2653748B2 true JP2653748B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=25438417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5178266A Expired - Fee Related JP2653748B2 (ja) | 1992-07-20 | 1993-07-19 | 20段クラスターミルのクラウン調整システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5481895A (ja) |
EP (1) | EP0580291A1 (ja) |
JP (1) | JP2653748B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5471859A (en) * | 1992-07-20 | 1995-12-05 | T. Sendzimir, Inc. | Cluster mill crown adjustment system |
DE19711728A1 (de) * | 1997-03-20 | 1998-09-24 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Einrichtung zum Auftragen eines flüssigen oder pastösen Mediums auf eine laufende Materialbahn, insbesondere aus Papier oder Karton |
US6826941B2 (en) | 2000-12-29 | 2004-12-07 | Ronald L. Plesh, Sr. | Roller apparatus with improved height adjustability |
US7234334B1 (en) | 2002-08-02 | 2007-06-26 | United Grinding And Machine Company | Saddle for backing assemblies in a rolling mill |
SE530578C2 (sv) * | 2006-11-23 | 2008-07-08 | Metso Paper Inc | Pressvals för tvättning och/eller avvattning av massa och förfarande för tillverkning eller reparation av sådan pressvals |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB162466A (en) * | 1920-02-25 | 1921-05-05 | William George Scammell | Improvements in and relating to bearings |
US2169711A (en) * | 1935-07-16 | 1939-08-15 | American Rolling Mill Co | Rolling mill adjustment |
DE698450C (de) * | 1936-10-16 | 1940-11-11 | Tadeusz Sendzimir | ei Bandwalzwerken |
US2479974A (en) * | 1943-05-05 | 1949-08-23 | Armzen Company | Design and construction of rolling mills |
NL78648C (ja) * | 1948-06-10 | |||
BE634026A (ja) * | 1962-06-26 | |||
US3513480A (en) * | 1967-04-26 | 1970-05-19 | North American Rockwell | Low stress bearing |
US3549220A (en) * | 1968-09-03 | 1970-12-22 | North American Rockwell | Low-stress ball bearings |
US3958311A (en) * | 1972-06-06 | 1976-05-25 | Edvard Kusters | Method of making a grooved roller |
US3815401A (en) * | 1973-02-05 | 1974-06-11 | Sendzimir Inc T | Housing construction for cluster type cold rolling mills |
US3848304A (en) * | 1973-02-07 | 1974-11-19 | Beloit Corp | Variable curvature beam |
DE2315090C3 (de) * | 1973-03-27 | 1980-01-24 | Alex Prof. Dr. 5000 Koeln Troost | Verfahren zum Herstellen eines Verbundkörpers |
DE2503916C2 (de) * | 1975-01-31 | 1982-07-22 | FAG Kugelfischer Georg Schäfer & Co, 8720 Schweinfurt | Zylinderrollenlager für Stützrollen von 20-Walzen-Gerüsten |
US4040158A (en) * | 1976-05-17 | 1977-08-09 | Canron Limited | Steel mill rolls |
JPS55141304A (en) * | 1979-04-19 | 1980-11-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Rolling mill provided with curved intermediate roll |
US4289013A (en) * | 1979-08-29 | 1981-09-15 | Textron, Inc. | Crown control for rolling mill |
JPS58173006A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧延機 |
JPS5987906A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-21 | Koyo Seiko Co Ltd | ゼンジマミルのサドル装置 |
GB2132122B (en) * | 1982-12-16 | 1986-05-29 | Sumitomo Metal Ind | Rolling mill |
KR910009834B1 (ko) * | 1986-09-09 | 1991-11-30 | 카르브 고교 가부시끼가이샤 | 로울유닛 및 조합로울 |
SU1585034A1 (ru) * | 1988-10-19 | 1990-08-15 | Московский институт стали и сплавов | Прокатный валок |
JPH07115048B2 (ja) * | 1988-10-19 | 1995-12-13 | 株式会社日立製作所 | 多段圧延機 |
-
1993
- 1993-06-21 EP EP93304825A patent/EP0580291A1/en not_active Withdrawn
- 1993-07-19 JP JP5178266A patent/JP2653748B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-25 US US08/296,280 patent/US5481895A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5481895A (en) | 1996-01-09 |
JPH06210310A (ja) | 1994-08-02 |
EP0580291A1 (en) | 1994-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2731736B2 (ja) | クラスタミル用中高調整システム | |
DE69818832T2 (de) | Integrale lageranordnung für turbolader | |
US5261750A (en) | Bearing assembly | |
US6481895B2 (en) | Flange bearing | |
US6364426B1 (en) | Vehicle wheel hub and bearing unit assembly and method for producing same | |
US10844905B2 (en) | Planetary transmission | |
AU2002216738A1 (en) | Flange bearing | |
EP2097651B1 (de) | Rollenlager, insbesondere mittenfreies grosswälzlager | |
DE69504362T2 (de) | Vorrichtung zur übertragung des bremsmomentes einer flugzeugbremse | |
US4620351A (en) | Unlimited sliding ball spline assembly | |
EP0652389B1 (en) | Chain | |
KR101264073B1 (ko) | 차륜 허브 조인트 유닛 | |
KR20060113503A (ko) | 베어링 장치 | |
JP2653748B2 (ja) | 20段クラスターミルのクラウン調整システム | |
US5588752A (en) | Bearing and journal assembly | |
US4103406A (en) | Split type sectional forming roll | |
US4728088A (en) | Helically wound bushing | |
US20220107003A1 (en) | Coaxial gear mechanism | |
DE3875242T2 (de) | Walze mit veraenderbarer balligkeit. | |
JPS5993557A (ja) | 中央フランジ付ボ−ルねじ及びこれを用いたボ−ルねじユニツト | |
DE3940925C3 (de) | Verfahren zum Einbauen einer Welle in ein Lagergehäuse | |
RU2260490C1 (ru) | Валковая клеть прокатного стана (варианты) | |
CN200988154Y (zh) | 一种用于水晶磨面机上的铝排 | |
US7234334B1 (en) | Saddle for backing assemblies in a rolling mill | |
RU2176614C2 (ru) | Ролик ленточного конвейера |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |