JP2648697B2 - コンクリート製品の製造方法 - Google Patents
コンクリート製品の製造方法Info
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- JP2648697B2 JP2648697B2 JP34937391A JP34937391A JP2648697B2 JP 2648697 B2 JP2648697 B2 JP 2648697B2 JP 34937391 A JP34937391 A JP 34937391A JP 34937391 A JP34937391 A JP 34937391A JP 2648697 B2 JP2648697 B2 JP 2648697B2
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- concrete
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- concrete products
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/009—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】コンクリートやモルタル等を成形
用型に注入し若しくは圧入して製造するコンクリート製
品で、特に建築用ブロックや舗装用ブロック等で接合す
るコンクリート製品、或は通気性,浸透性を必要とする
コンクリート製品に適用される。
用型に注入し若しくは圧入して製造するコンクリート製
品で、特に建築用ブロックや舗装用ブロック等で接合す
るコンクリート製品、或は通気性,浸透性を必要とする
コンクリート製品に適用される。
【0002】
【従来の技術】従来コンクリートやモルタルを成形用型
に注入したり或は圧入してコンクリート製品を得ること
はよく知られている。一方コンクリートの骨材として、
一般に廃材となっている発泡スチロールを破砕して混和
させることも知られている。この理由は廃材を有効に利
用することと、コンクリート製品を軽量化することに重
点がおかれたものである。
に注入したり或は圧入してコンクリート製品を得ること
はよく知られている。一方コンクリートの骨材として、
一般に廃材となっている発泡スチロールを破砕して混和
させることも知られている。この理由は廃材を有効に利
用することと、コンクリート製品を軽量化することに重
点がおかれたものである。
【0003】また成形コンクリート製品では表面が粗面
であるため、モルタル等の下塗りや上塗り仕上げが必要
である。またコンクリート製品どうしを接合したり或は
他のものに接合させるときは接合力が弱いので特別な接
合剤を用いる必要がある。特に建築用コンクリートブロ
ツクや舗装用コンクリートブロックでは互いの接合面部
にモルタル等を充填しているが、接合力や耐久性の点で
問題があった。
であるため、モルタル等の下塗りや上塗り仕上げが必要
である。またコンクリート製品どうしを接合したり或は
他のものに接合させるときは接合力が弱いので特別な接
合剤を用いる必要がある。特に建築用コンクリートブロ
ツクや舗装用コンクリートブロックでは互いの接合面部
にモルタル等を充填しているが、接合力や耐久性の点で
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明はコンク
リート製品において、成形面に独特の凹凸を形成して美
観を呈するようにすると共に軽量でかつ強度を増大さ
せ、しかも釘打ちやねじ釘が利用できかつ削成加工の容
易なコンクリート製品を得ようとするものであり、特に
凹凸面は建築用や舗装用コンクリートプロックにおいて
その接合面の接合力を増大させるようにしたものであ
る。
リート製品において、成形面に独特の凹凸を形成して美
観を呈するようにすると共に軽量でかつ強度を増大さ
せ、しかも釘打ちやねじ釘が利用できかつ削成加工の容
易なコンクリート製品を得ようとするものであり、特に
凹凸面は建築用や舗装用コンクリートプロックにおいて
その接合面の接合力を増大させるようにしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】注入或は圧入するコンク
リート材に予め破砕した発泡スチロールの粒子を混和し
ておき、脱型後該製品の全面若しくは一部面を加熱して
表層部分にある発泡スチロールを溶融焼却し、加熱面に
微細な凹凸を形成するようにしたものである。
リート材に予め破砕した発泡スチロールの粒子を混和し
ておき、脱型後該製品の全面若しくは一部面を加熱して
表層部分にある発泡スチロールを溶融焼却し、加熱面に
微細な凹凸を形成するようにしたものである。
【0006】以下本発明を図面に基づいて詳細に説明す
るが、図は本発明を利用して製造した舗装用コンクリー
トブロック1の一例を代表例として示したものであっ
て、本発明はコンクリートで成形製造する他の全てのも
のに適用できるが特に建築用や舗装用のコンクリートブ
ロックに効果がある。また通気性や浸透性を必要とする
植木鉢やこんろをコンクリートで製造する場合にも適用
される。また必要によってはコンクリート等の仕上塗り
や充填用に用いるセメントモルタルにも同様に利用する
ことができる。
るが、図は本発明を利用して製造した舗装用コンクリー
トブロック1の一例を代表例として示したものであっ
て、本発明はコンクリートで成形製造する他の全てのも
のに適用できるが特に建築用や舗装用のコンクリートブ
ロックに効果がある。また通気性や浸透性を必要とする
植木鉢やこんろをコンクリートで製造する場合にも適用
される。また必要によってはコンクリート等の仕上塗り
や充填用に用いるセメントモルタルにも同様に利用する
ことができる。
【0007】本発明に利用するコンクリートには、従来
知られた骨材を適当にセメントに混在させたものを用
い、水を加える前に発泡スチロールの粒子を加えてよく
混和する。一方発泡スチロールは従来廃材としている成
形物を粉砕機等で破砕するか或は荒いおろし金のような
ものを利用して破砕し、その粒子は米粒大から米粒の二
分の一程度の粒状とする。そしてセメントとの混合比は
利用目的に応じて変更するが、セメントとの重量比で約
10パーセントの発泡スチロール粒子を混和したものが
建築用及び舗装用のブロックに好適であった。このよう
に構成したコンクリートを成形用型に注入するか或は圧
入してコンクリート製品を製造する。
知られた骨材を適当にセメントに混在させたものを用
い、水を加える前に発泡スチロールの粒子を加えてよく
混和する。一方発泡スチロールは従来廃材としている成
形物を粉砕機等で破砕するか或は荒いおろし金のような
ものを利用して破砕し、その粒子は米粒大から米粒の二
分の一程度の粒状とする。そしてセメントとの混合比は
利用目的に応じて変更するが、セメントとの重量比で約
10パーセントの発泡スチロール粒子を混和したものが
建築用及び舗装用のブロックに好適であった。このよう
に構成したコンクリートを成形用型に注入するか或は圧
入してコンクリート製品を製造する。
【0008】図1はこのようにして成形した舗装用コン
クリートブロック1の平面図、図2は図1の下側側面
図、図3は図1及び図2の丸印2部分の拡大図、図4は
図1の切断線IV−IVに沿う矢印方向一部断面図で
(A)図は脱型した状態を示し(B)図は加熱処理を、
(C)図は加熱処理を終了した状態を示したものであ
る。即ち脱型したコンクリート製品の面には図3に示す
ように多数の発泡スチロール3,3が露呈しており他の
部分はコンクリート4で充填されている。そしてその断
面は図4の(A)図に示すようにコンクリート4の間に
発泡スチロール3,3が混在している。尚図はよく攪拌
混合されたものを示しているが、粗く存在したり或は斑
となって存在することもある。
クリートブロック1の平面図、図2は図1の下側側面
図、図3は図1及び図2の丸印2部分の拡大図、図4は
図1の切断線IV−IVに沿う矢印方向一部断面図で
(A)図は脱型した状態を示し(B)図は加熱処理を、
(C)図は加熱処理を終了した状態を示したものであ
る。即ち脱型したコンクリート製品の面には図3に示す
ように多数の発泡スチロール3,3が露呈しており他の
部分はコンクリート4で充填されている。そしてその断
面は図4の(A)図に示すようにコンクリート4の間に
発泡スチロール3,3が混在している。尚図はよく攪拌
混合されたものを示しているが、粗く存在したり或は斑
となって存在することもある。
【0009】このように成形脱型したコンクリート製品
は半乾燥状態において本発明の特徴である加熱処理を行
うものである。そしてこの加熱処理は必要面のみを処理
するものである。即ち図4の(B)図に示すようにトー
チランブ或はバーナー等の放熱装置5を用いて必要部を
加熱処理する。この加熱処理によって表面側の発泡スチ
ロール3a,3aは先ず融解し、次いでガス化して焼却
される。そして加熱処理の程度によって表面から遠ざか
る発泡スチロールは融解して粘着性樹脂となって残留
し、加熱処理を受けないスチロール粒子はそのまま存在
することになる。そして溶解焼却された発泡スチロール
は図4の(C)図に示すように凹部分6,6::とな
り、また表面に近く加熱処理を受けたスチロール粒子は
焼却されて空洞化し、そのガスは空洞を連結して発散す
る。従って表面部はあたかもスポンジのような多孔質状
態となる。このような多孔質形成部分は加熱処理の程度
によって自由に深さを選択することができる。
は半乾燥状態において本発明の特徴である加熱処理を行
うものである。そしてこの加熱処理は必要面のみを処理
するものである。即ち図4の(B)図に示すようにトー
チランブ或はバーナー等の放熱装置5を用いて必要部を
加熱処理する。この加熱処理によって表面側の発泡スチ
ロール3a,3aは先ず融解し、次いでガス化して焼却
される。そして加熱処理の程度によって表面から遠ざか
る発泡スチロールは融解して粘着性樹脂となって残留
し、加熱処理を受けないスチロール粒子はそのまま存在
することになる。そして溶解焼却された発泡スチロール
は図4の(C)図に示すように凹部分6,6::とな
り、また表面に近く加熱処理を受けたスチロール粒子は
焼却されて空洞化し、そのガスは空洞を連結して発散す
る。従って表面部はあたかもスポンジのような多孔質状
態となる。このような多孔質形成部分は加熱処理の程度
によって自由に深さを選択することができる。
【0010】
【発明の効果】このようにして得たコンクリート製品
は、軽量であり、廃材の発泡スチロールを利用できるの
でコストが低下できる。また表面に形成される凹部はア
ンダーカットで形成されるものが多いので、接合する場
合にモルタル等接合材の侵入を助けかつ接合力を強固に
する。また接合面としない面は独特の多孔質面を形成し
て美観を呈し、舗装用ブロックの面とするときは水の浸
透性がよくかつ滑り止めの効果もある。またこの製品は
発泡スチロール粒子がそのまま或は空洞化しているの
で、釘を打ち込んだり或は木ねじを螺合させることもで
きる。
は、軽量であり、廃材の発泡スチロールを利用できるの
でコストが低下できる。また表面に形成される凹部はア
ンダーカットで形成されるものが多いので、接合する場
合にモルタル等接合材の侵入を助けかつ接合力を強固に
する。また接合面としない面は独特の多孔質面を形成し
て美観を呈し、舗装用ブロックの面とするときは水の浸
透性がよくかつ滑り止めの効果もある。またこの製品は
発泡スチロール粒子がそのまま或は空洞化しているの
で、釘を打ち込んだり或は木ねじを螺合させることもで
きる。
【図 1】本発明を適用して製造した舗装用コンクリー
トブロック例の平面図
トブロック例の平面図
【図 2】図1の下部側側面図
【図 3】図1および図2の丸印部拡大図
【図 4】図1の切断線IV−IVに沿う矢印方向一部
断面図で変化説明図である。
断面図で変化説明図である。
1 本発明を適用した舗装用コンクリートブロック。 2 丸印部 3 発泡スチロール粒子 4 コンクリート 5 放熱装置 6 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】成形用型に注入若しくは圧入して成形する
コンクリート製品であって、注入或は圧入するコンクリ
ート材に、予め破砕した発泡スチロールの粒子を混和し
ておき、脱型後該製品の全面若しくは一部面を加熱して
表層部分に存在する発泡スチロール粒子を溶融焼却し、
加熱面に微細な凹凸部を形成するようにしたことを特徴
とするコンクリート製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34937391A JP2648697B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | コンクリート製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34937391A JP2648697B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | コンクリート製品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05124881A JPH05124881A (ja) | 1993-05-21 |
JP2648697B2 true JP2648697B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=18403321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34937391A Expired - Lifetime JP2648697B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | コンクリート製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648697B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8796533B2 (en) | 2006-06-14 | 2014-08-05 | Universal Entertainment Corporation | Thermoelectric conversion module and connector for thermoelectric conversion elements |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP34937391A patent/JP2648697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05124881A (ja) | 1993-05-21 |
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