JP2648671B2 - 携帯作業機の電動式始動燃料ポンプ - Google Patents
携帯作業機の電動式始動燃料ポンプInfo
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- JP2648671B2 JP2648671B2 JP63193992A JP19399288A JP2648671B2 JP 2648671 B2 JP2648671 B2 JP 2648671B2 JP 63193992 A JP63193992 A JP 63193992A JP 19399288 A JP19399288 A JP 19399288A JP 2648671 B2 JP2648671 B2 JP 2648671B2
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- pump
- fuel pump
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- pipe
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は携帯作業機の小型内燃機関に供される電動式
始動燃料ポンプに関するものである。
始動燃料ポンプに関するものである。
[従来の技術] 自動車では電動式燃料ポンプを燃料槽の内部に固定す
ることは、電動機が機関の周囲の熱から隔離される、電
動機が燃料により冷却される、ポンプの空運転が防止さ
れるなどの利点がある。
ることは、電動機が機関の周囲の熱から隔離される、電
動機が燃料により冷却される、ポンプの空運転が防止さ
れるなどの利点がある。
携帯作業機にもバツテリ電源により駆動される始動電
動機を備えた内燃機関が搭載されるようになり、これに
伴つて始動のための濃い混合気を生成する電動式始動燃
料ポンプ(プライマポンプ)の採用が可能になつた。し
かし、携帯作業機では機体の姿勢が変化するため、燃料
槽が傾斜しても燃料が吸引されなければならない。
動機を備えた内燃機関が搭載されるようになり、これに
伴つて始動のための濃い混合気を生成する電動式始動燃
料ポンプ(プライマポンプ)の採用が可能になつた。し
かし、携帯作業機では機体の姿勢が変化するため、燃料
槽が傾斜しても燃料が吸引されなければならない。
[発明が解決しようとする問題点] そこで、本発明の目的は燃料槽が傾いても常に始動燃
料ポンプが燃料の液面下に移動し、燃料が気化器へ確実
に送られる携帯作業機の電動式始動燃料ポンプを提供す
ることにある。
料ポンプが燃料の液面下に移動し、燃料が気化器へ確実
に送られる携帯作業機の電動式始動燃料ポンプを提供す
ることにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の構成は気化器へ
始動燃料を圧送する始動燃料ポンプと該始動燃料ポンプ
に結合した電動機とが、外周部を燃料フイルタで囲まれ
るハウジングの内部に収容され、該ハウジングが燃料槽
の内部に移動可能に収容されていることを特徴とするも
のである。
始動燃料を圧送する始動燃料ポンプと該始動燃料ポンプ
に結合した電動機とが、外周部を燃料フイルタで囲まれ
るハウジングの内部に収容され、該ハウジングが燃料槽
の内部に移動可能に収容されていることを特徴とするも
のである。
[作用] 気化器22から延びる燃料パイプ29はシール部材63を経
て燃料槽32の内部へ挿通され、燃料パイプ29の端部に電
動式始動燃料ポンプEが接続される。燃料槽32の傾きに
応じて始動燃料ポンプEは燃料槽32の底部に沿つて移動
し、常に燃料液面下にあるので、始動燃料が確実に気化
器22へ送られる。
て燃料槽32の内部へ挿通され、燃料パイプ29の端部に電
動式始動燃料ポンプEが接続される。燃料槽32の傾きに
応じて始動燃料ポンプEは燃料槽32の底部に沿つて移動
し、常に燃料液面下にあるので、始動燃料が確実に気化
器22へ送られる。
電動機76からの引出し導線30は燃料パイプ29の内部を
通つて燃料槽32の外部へ引き出されるので、燃料槽32の
シール構造が簡単になるとともに、電動式始動燃料ポン
プEの移動に無理がなく、導線30が摺動摩擦により損傷
を受けることもない。
通つて燃料槽32の外部へ引き出されるので、燃料槽32の
シール構造が簡単になるとともに、電動式始動燃料ポン
プEの移動に無理がなく、導線30が摺動摩擦により損傷
を受けることもない。
[発明の実施例] 第1図は本発明による電動式始動燃料ポンプを備えた
携帯作業機用内燃機関の概略構成を示す側面図である。
携帯作業機に搭載される内燃機関23は機関本体を片側に
空気清浄器と気化器22が結合され、他側にマフラ24が結
合される。クランク軸27は歯車機構26を介して始動電動
機25と回転結合可能に構成される。機関本体の底部に燃
料槽32が結合され、燃料槽32の内部に本発明による始動
燃料ポンプEが移動可能に収容される。始動燃料ポンプ
Eの吐出口は燃料パイプ29により気化器22へ接続され
る。始動燃料ポンプEを駆動する電動機76の導線30は、
燃料パイプ29の内部を経て燃料槽32の外部へ引き出さ
れ、導線30の端部のコネクタ30aが図示してない電源バ
ツテリへ接続される。
携帯作業機用内燃機関の概略構成を示す側面図である。
携帯作業機に搭載される内燃機関23は機関本体を片側に
空気清浄器と気化器22が結合され、他側にマフラ24が結
合される。クランク軸27は歯車機構26を介して始動電動
機25と回転結合可能に構成される。機関本体の底部に燃
料槽32が結合され、燃料槽32の内部に本発明による始動
燃料ポンプEが移動可能に収容される。始動燃料ポンプ
Eの吐出口は燃料パイプ29により気化器22へ接続され
る。始動燃料ポンプEを駆動する電動機76の導線30は、
燃料パイプ29の内部を経て燃料槽32の外部へ引き出さ
れ、導線30の端部のコネクタ30aが図示してない電源バ
ツテリへ接続される。
第2図に示すように、気化器22は膜型の燃料ポンプA
と、気化器22の吸気通路11へ送る燃料を定圧に保留する
燃料供給機構Bと、機関の始動時と始動後で切り換わる
切換弁Cと、切換弁Cを駆動する電磁アクチユエータD
とを備えている。始動燃料ポンプEは機関の始動時駆動
されて、燃料供給機構Bへ燃料を補給する。機関の始動
後は機関のクランク室の脈動圧により駆動される膜型の
燃料ポンプAにより燃料槽32の燃料が燃料供給機構Bへ
供給される。
と、気化器22の吸気通路11へ送る燃料を定圧に保留する
燃料供給機構Bと、機関の始動時と始動後で切り換わる
切換弁Cと、切換弁Cを駆動する電磁アクチユエータD
とを備えている。始動燃料ポンプEは機関の始動時駆動
されて、燃料供給機構Bへ燃料を補給する。機関の始動
後は機関のクランク室の脈動圧により駆動される膜型の
燃料ポンプAにより燃料槽32の燃料が燃料供給機構Bへ
供給される。
気化器22は横方向に延びる吸気通路11を有する本体18
の中央に、上下方向に延びる円筒部2が形成され、円筒
部2の上端部を蓋12により閉鎖される。円筒部2にスロ
ツトル孔8aを有するロータリ型の絞り弁8が回動可能か
つ軸方向摺動可能に嵌合される。絞り弁8から上方へ延
びる軸部14は蓋12に支持され、軸部14の上端に結合した
レバー15にフオロア16が支持される。蓋12と絞り弁8と
の間にあつて軸部14を取り囲むばね13の力により、フオ
ロア16が蓋12の上に設けたカム面17へ付勢係合され、レ
バー15が回動されると絞り弁8が軸方向に移動する。こ
の時、軸部14のねじ孔へ螺合される調整ボルト14aと一
体の棒弁3も一緒に軸方向に移動する。前記ねじ孔の内
部の棒弁3を取り囲むばね5は、軸部14に対する棒弁3
の位置の調整を容易にする。
の中央に、上下方向に延びる円筒部2が形成され、円筒
部2の上端部を蓋12により閉鎖される。円筒部2にスロ
ツトル孔8aを有するロータリ型の絞り弁8が回動可能か
つ軸方向摺動可能に嵌合される。絞り弁8から上方へ延
びる軸部14は蓋12に支持され、軸部14の上端に結合した
レバー15にフオロア16が支持される。蓋12と絞り弁8と
の間にあつて軸部14を取り囲むばね13の力により、フオ
ロア16が蓋12の上に設けたカム面17へ付勢係合され、レ
バー15が回動されると絞り弁8が軸方向に移動する。こ
の時、軸部14のねじ孔へ螺合される調整ボルト14aと一
体の棒弁3も一緒に軸方向に移動する。前記ねじ孔の内
部の棒弁3を取り囲むばね5は、軸部14に対する棒弁3
の位置の調整を容易にする。
棒弁3により噴孔6の開度を調整される燃料供給管7
が、本体18の底壁に固定支持される。燃料供給管7は燃
料ジエツト46、切換弁C、通路43を経て、定圧燃料室38
に連通される。
が、本体18の底壁に固定支持される。燃料供給管7は燃
料ジエツト46、切換弁C、通路43を経て、定圧燃料室38
に連通される。
燃料ポンプAは本体18の下面に膜53を挟んで本体70を
結合して上側に脈動圧導入室54を、下側にポンプ室55を
それぞれ形成される。脈動圧導入室54は入口59を例えば
2サイクル機関のクランク室と接続されて、膜53を上下
に往復動させる。ポンプ室55は通路51、逆止弁10、フイ
ルタ37、通路31、燃料パイプ29、始動燃料ポンプEを経
て燃料槽32に連通可能とされる。また、ポンプ室55は逆
止弁4、通路52、燃料流入弁9を経て定圧燃料室38へ連
通可能とされる。
結合して上側に脈動圧導入室54を、下側にポンプ室55を
それぞれ形成される。脈動圧導入室54は入口59を例えば
2サイクル機関のクランク室と接続されて、膜53を上下
に往復動させる。ポンプ室55は通路51、逆止弁10、フイ
ルタ37、通路31、燃料パイプ29、始動燃料ポンプEを経
て燃料槽32に連通可能とされる。また、ポンプ室55は逆
止弁4、通路52、燃料流入弁9を経て定圧燃料室38へ連
通可能とされる。
本体70の下面に膜34とカバー28が結合され、膜34によ
り上側に定圧燃料室38が、下側に大気口58を有する大気
室36がそれぞれ区画される。定圧燃料室38の内部に支軸
40によりレバー41が支持される。レバー41の左端はばね
により、膜34に当て板を結合するリベツト34aに衝合さ
れる一方、右端はポペツト型の燃料流入弁9を係合され
る。
り上側に定圧燃料室38が、下側に大気口58を有する大気
室36がそれぞれ区画される。定圧燃料室38の内部に支軸
40によりレバー41が支持される。レバー41の左端はばね
により、膜34に当て板を結合するリベツト34aに衝合さ
れる一方、右端はポペツト型の燃料流入弁9を係合され
る。
電磁アクチユエータDはカバー28に固定される電磁コ
イル73とプランジヤ73aを備えている。電磁コイル73が
励磁されると、プランジヤ73aが上方へ突出して前述の
膜34のリベツト34aに衝合し、レバー41を介して切換弁
Cがばねの力に抗して押し上げられる。
イル73とプランジヤ73aを備えている。電磁コイル73が
励磁されると、プランジヤ73aが上方へ突出して前述の
膜34のリベツト34aに衝合し、レバー41を介して切換弁
Cがばねの力に抗して押し上げられる。
切換弁Cは定圧燃料室38と燃料ジエツト46を結ぶ通路
の途中の弁室42に弁体39を配設して構成される。弁体39
は通路43を燃料槽32に連通する通路50から遮断し、かつ
燃料ジエツト46に連通する通常の位置と、通路43を燃料
ジエツト46から遮断し、かつ通路50に連通する位置とに
切り換わる。
の途中の弁室42に弁体39を配設して構成される。弁体39
は通路43を燃料槽32に連通する通路50から遮断し、かつ
燃料ジエツト46に連通する通常の位置と、通路43を燃料
ジエツト46から遮断し、かつ通路50に連通する位置とに
切り換わる。
第3,4図に示すように、始動燃料ポンプEは界磁67と
電機子75からなる電動機76の軸にポンプ74を結合して構
成される。電動機76の界磁67はケース66の内部に収容さ
れ、該ケース66はハウジング64に嵌合される。ポンプ74
の外側に籠形の枠71が係合され、該枠71に円筒形のフイ
ルタ69が外嵌され、かつ枠71とフイルタ69がU字形に湾
曲された帯板からなるクリツプ72によりハウジング64へ
係止される。
電機子75からなる電動機76の軸にポンプ74を結合して構
成される。電動機76の界磁67はケース66の内部に収容さ
れ、該ケース66はハウジング64に嵌合される。ポンプ74
の外側に籠形の枠71が係合され、該枠71に円筒形のフイ
ルタ69が外嵌され、かつ枠71とフイルタ69がU字形に湾
曲された帯板からなるクリツプ72によりハウジング64へ
係止される。
フイルタ69の外周面に1対の長手方向の溝69aが設け
られ、枠71の端部フランジ71aにも溝69aに連続する溝
と、フランジ71aの端面を横切る溝71bとが形成され、こ
れらの溝にクリツプ72が結合され、クリツプ72の端部爪
片72aがハウジング64の窪み68に係止される。
られ、枠71の端部フランジ71aにも溝69aに連続する溝
と、フランジ71aの端面を横切る溝71bとが形成され、こ
れらの溝にクリツプ72が結合され、クリツプ72の端部爪
片72aがハウジング64の窪み68に係止される。
ハウジング64の端部に形成した出口管64aにビニール
などの燃料パイプ29が外嵌され、かつ締め環65により締
結される。燃料パイプ29は燃料槽32の上壁に装着したグ
ロメツトからなるシール部材63を貫通して燃料槽32の外
部へ引き出される。燃料パイプ29の途中に三方管62が接
続される。電動機76からの引出し導線30は出口管64a、
燃料パイプ29の内部を経て三方管62のシール部材61から
外部へ引き出される。
などの燃料パイプ29が外嵌され、かつ締め環65により締
結される。燃料パイプ29は燃料槽32の上壁に装着したグ
ロメツトからなるシール部材63を貫通して燃料槽32の外
部へ引き出される。燃料パイプ29の途中に三方管62が接
続される。電動機76からの引出し導線30は出口管64a、
燃料パイプ29の内部を経て三方管62のシール部材61から
外部へ引き出される。
機関を始動する前に、電磁アクチユエータDの電磁コ
イル73aが励磁されると、プランジヤ73aが押し上げら
れ、レバー41により燃料流入弁9が引き下げられて開
き、また切換弁Cの弁体39が押し上げられて通路43と通
路50が連通する。
イル73aが励磁されると、プランジヤ73aが押し上げら
れ、レバー41により燃料流入弁9が引き下げられて開
き、また切換弁Cの弁体39が押し上げられて通路43と通
路50が連通する。
次いで、始動燃料ポンプEが駆動されると、燃料槽32
の燃料がフイルタ69、枠71の内部を経て、ポンプ74へ吸
い込まれ、電動機76の内空部、出口管64a、燃料パイプ2
9を経て気化器22へ送られる。気化器22では、燃料は通
路31、フイルタ37、逆止弁10、通路51、ポンプ室55、逆
止弁4、通路52、燃料流入弁9を経て定圧燃料室38へ供
給される。定圧燃料室38の空気と余剰の燃料は通路43、
弁室42、通路50を経て燃料槽32へ排出される。
の燃料がフイルタ69、枠71の内部を経て、ポンプ74へ吸
い込まれ、電動機76の内空部、出口管64a、燃料パイプ2
9を経て気化器22へ送られる。気化器22では、燃料は通
路31、フイルタ37、逆止弁10、通路51、ポンプ室55、逆
止弁4、通路52、燃料流入弁9を経て定圧燃料室38へ供
給される。定圧燃料室38の空気と余剰の燃料は通路43、
弁室42、通路50を経て燃料槽32へ排出される。
上述のように、定圧燃料室38に燃料が充填されたとこ
ろで、始動電動機25が駆動される。機関のクランキング
に伴つて吸気通路11の負圧により、定圧燃料室38の燃料
が通路43、弁室42、燃料ジエツト46を経て燃料供給管7
の噴孔6から吸気通路11へ吸引され、吸気と混合されて
機関へ供給され、これにより機関が円滑に始動される。
ろで、始動電動機25が駆動される。機関のクランキング
に伴つて吸気通路11の負圧により、定圧燃料室38の燃料
が通路43、弁室42、燃料ジエツト46を経て燃料供給管7
の噴孔6から吸気通路11へ吸引され、吸気と混合されて
機関へ供給され、これにより機関が円滑に始動される。
定圧燃料室38の燃料が少なくなると、燃料流入弁9が
開き、クランク室の脈動圧により上下動される燃料ポン
プAの膜53により、燃料槽32の燃料が始動燃料ポンプE
の隙間、燃料パイプ29、通路31、フイルタ37、逆止弁1
0、通路51を経てポンプ室55へ吸引され、さらに逆止弁
4、通路52、燃料流入弁9を経て定圧燃料室38へ供給さ
れる。
開き、クランク室の脈動圧により上下動される燃料ポン
プAの膜53により、燃料槽32の燃料が始動燃料ポンプE
の隙間、燃料パイプ29、通路31、フイルタ37、逆止弁1
0、通路51を経てポンプ室55へ吸引され、さらに逆止弁
4、通路52、燃料流入弁9を経て定圧燃料室38へ供給さ
れる。
燃料槽32の傾きに対して、始動燃料ポンプEは燃料パ
イプ29に接続されているだけであるから、燃料槽32の最
も低い部分へ自由に移動する。したがつて、始動燃料ポ
ンプEは常に燃料の液面下にあつて空回りすることがな
く、確実に燃料を気化器22へ送り出す。電動機76の引出
し導線30は燃料パイプ29の内部を経て燃料槽32の外部へ
引き出されるので、燃料パイプ29に導線30が絡みついて
始動燃料ポンプEの移動を妨げたり、また導線30が摺動
により摩耗して切断したり、短絡する恐れもない。
イプ29に接続されているだけであるから、燃料槽32の最
も低い部分へ自由に移動する。したがつて、始動燃料ポ
ンプEは常に燃料の液面下にあつて空回りすることがな
く、確実に燃料を気化器22へ送り出す。電動機76の引出
し導線30は燃料パイプ29の内部を経て燃料槽32の外部へ
引き出されるので、燃料パイプ29に導線30が絡みついて
始動燃料ポンプEの移動を妨げたり、また導線30が摺動
により摩耗して切断したり、短絡する恐れもない。
導線30と燃料パイプ29が共通のシール部材63を経て燃
料槽32の外部へ引き出されるので、燃料パイプ29と導線
30を別個に燃料槽32の外部へ引き出すものに比べて、燃
料槽32に設ける穴の数が少なく、燃料槽の強度低下が抑
えられ、燃料洩れを防ぐシール構造が簡単になる。
料槽32の外部へ引き出されるので、燃料パイプ29と導線
30を別個に燃料槽32の外部へ引き出すものに比べて、燃
料槽32に設ける穴の数が少なく、燃料槽の強度低下が抑
えられ、燃料洩れを防ぐシール構造が簡単になる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、気化器へ始動燃料を圧送する
始動燃料ポンプと該始動燃料ポンプに結合した電動機と
が、外周部を燃料フイルタで囲まれるハウジングの内部
に収容され、該ハウジングが燃料槽の内部に移動可能に
収容されていることを特徴とする、携帯作業機したもの
であり、 電動機とポンプとが一体的に構成され、かつ燃料パイ
プの端部に接続されるので、燃料槽の傾きに応じて自由
に移動し、常に燃料の液面下にあつて、気化器へ確実に
燃料を送る。
始動燃料ポンプと該始動燃料ポンプに結合した電動機と
が、外周部を燃料フイルタで囲まれるハウジングの内部
に収容され、該ハウジングが燃料槽の内部に移動可能に
収容されていることを特徴とする、携帯作業機したもの
であり、 電動機とポンプとが一体的に構成され、かつ燃料パイ
プの端部に接続されるので、燃料槽の傾きに応じて自由
に移動し、常に燃料の液面下にあつて、気化器へ確実に
燃料を送る。
電動機からの引出し導線は燃料パイプの内部に配さ
れ、燃料パイプと一体的に無理なく移動するので、摺動
摩擦による損傷が防止される。
れ、燃料パイプと一体的に無理なく移動するので、摺動
摩擦による損傷が防止される。
電動機からの引出し導線の燃料槽から外部へ引き出さ
れる部分が、燃料パイプの内部に配されるので、燃料槽
に設けるシール部材の数が節減され、導線と燃料パイプ
を別個に燃料槽の外部へ引き出す場合に比べて、構成が
簡単で、組立が容になる。
れる部分が、燃料パイプの内部に配されるので、燃料槽
に設けるシール部材の数が節減され、導線と燃料パイプ
を別個に燃料槽の外部へ引き出す場合に比べて、構成が
簡単で、組立が容になる。
第1図は本発明に係る携帯作業機の電動式始動燃料ポン
プを備えた内燃機関の概略構成を示す側面図、第2図は
同電動式始動燃料ポンプを備えた気化器の側面断面図、
第3図は電動式始動燃料ポンプの側面断面図、第4図は
同電動式始動燃料ポンプの分解斜視図である。 E:電動式始動燃料ポンプ、22:気化器、29:燃料パイプ、
30:導線、32:燃料槽、69:フイルタ、74:ポンプ、76:電
動機
プを備えた内燃機関の概略構成を示す側面図、第2図は
同電動式始動燃料ポンプを備えた気化器の側面断面図、
第3図は電動式始動燃料ポンプの側面断面図、第4図は
同電動式始動燃料ポンプの分解斜視図である。 E:電動式始動燃料ポンプ、22:気化器、29:燃料パイプ、
30:導線、32:燃料槽、69:フイルタ、74:ポンプ、76:電
動機
Claims (1)
- 【請求項1】気化器へ始動燃料を圧送する始動燃料ポン
プと該始動燃料ポンプに結合した電動機とが、外周部を
燃料フイルタで囲まれるハウジングの内部に収容され、
該ハウジングが燃料槽の内部に移動可能に収容されてい
ることを特徴とする、携帯作業機の電動式始動燃料ポン
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193992A JP2648671B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 携帯作業機の電動式始動燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193992A JP2648671B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 携帯作業機の電動式始動燃料ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245651A JPH0245651A (ja) | 1990-02-15 |
JP2648671B2 true JP2648671B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=16317169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63193992A Expired - Lifetime JP2648671B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 携帯作業機の電動式始動燃料ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648671B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69821603T2 (de) | 1997-03-11 | 2005-01-05 | Aisan Kogyo K.K., Obu | Im tank eingebauter brennstofffilter mit verbessertem wiederstand gegen elektrische aufladung |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60157978U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-21 | カルソニックカンセイ株式会社 | 電動式燃料ポンプの支持構造 |
JPH0241358Y2 (ja) * | 1985-07-11 | 1990-11-02 | ||
JPH0344044Y2 (ja) * | 1986-03-31 | 1991-09-17 |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP63193992A patent/JP2648671B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0245651A (ja) | 1990-02-15 |
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