JP2643475B2 - 撥水、撥油性を有する光硬化樹脂 - Google Patents
撥水、撥油性を有する光硬化樹脂Info
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、撥水、撥油性を有する光硬化性樹脂(以
下、光硬化樹脂という)に関する。
下、光硬化樹脂という)に関する。
(従来技術と問題点) 従来の光硬化樹脂は、紫外線硬化樹脂が半導体産業に
おけるフォトレジスト材、新聞の印刷基盤、UVインク等
を中心として幅広い分野に利用されている。
おけるフォトレジスト材、新聞の印刷基盤、UVインク等
を中心として幅広い分野に利用されている。
この、紫外線硬化樹脂は、熱硬化樹脂に比較して、 (1)硬化時間が短くてすむ。
(2)操業費が安い。
等の優位性を有するために、飲料用アルミニウム缶の外
面塗装等従来熱硬化樹脂を使用していた分野においても
その使用が積極的に検討されている。
面塗装等従来熱硬化樹脂を使用していた分野においても
その使用が積極的に検討されている。
また、最近では、半導体のパターン形成において、よ
り微細な印刷を行うために、紫外線より波長の短い電子
線、X線等が注目されている。
り微細な印刷を行うために、紫外線より波長の短い電子
線、X線等が注目されている。
その他に、飲料用アルミニウム缶においても、紫外線
より進入が深い電子線による硬化方法も検討されてい
る。
より進入が深い電子線による硬化方法も検討されてい
る。
これらの光硬化樹脂は、一般に、ウレタンアクリレー
ト系、エポキシアクリレート系の樹脂がよく使用されて
いるが、しかし、これらの樹脂は、炭化水素系の化合物
であり、さらに分子中に極性基を有すること等から撥
水、撥油性は示さない。
ト系、エポキシアクリレート系の樹脂がよく使用されて
いるが、しかし、これらの樹脂は、炭化水素系の化合物
であり、さらに分子中に極性基を有すること等から撥
水、撥油性は示さない。
例えば、エポキシアクリレート系の樹脂では分子中に
水酸基、エーテル結合などを、ウレタンアクリレート系
の樹脂では、ウレタン結合等を有しているために、耐水
性に劣るという問題があった。
水酸基、エーテル結合などを、ウレタンアクリレート系
の樹脂では、ウレタン結合等を有しているために、耐水
性に劣るという問題があった。
また、その他にこれらの樹脂は油を弾くいわゆる撥油
性はもたないため、それによって油汚れが付き易くさら
に一度付着した油汚れが取れにくいといった問題もあっ
た。
性はもたないため、それによって油汚れが付き易くさら
に一度付着した油汚れが取れにくいといった問題もあっ
た。
これより、電子材料などのコーティング材として使用
する用途においては、電子材料の性能低下の原因となっ
たり、あるいは外面塗装などに用いた場合、その塗膜の
劣化の原因となったり、また美観を著しく損ねるなどの
問題があった。
する用途においては、電子材料の性能低下の原因となっ
たり、あるいは外面塗装などに用いた場合、その塗膜の
劣化の原因となったり、また美観を著しく損ねるなどの
問題があった。
これらの問題を改善するために、樹脂中にシリコーン
系化合物、フッ素系化合物を添加することも検討されて
いる。
系化合物、フッ素系化合物を添加することも検討されて
いる。
しかし、シリコン系化合物では、多少の耐水性の向上
はあるものの撥油性を与えることは困難である。一方、
フッ素系化合物は、その問題が多少改善されているもの
の十分な特性を得るためには、10パーセント以上、場合
によっては20パーセント程度まで添加する必要があり、
それによって樹脂本来の特性が低下したり、また価格が
高くなるといった問題があった。
はあるものの撥油性を与えることは困難である。一方、
フッ素系化合物は、その問題が多少改善されているもの
の十分な特性を得るためには、10パーセント以上、場合
によっては20パーセント程度まで添加する必要があり、
それによって樹脂本来の特性が低下したり、また価格が
高くなるといった問題があった。
さらに、フッ素系の化合物でも、その分子構造におい
ては、添加の効果が全く得られないものも珍しくなく、
効果的な添加剤がほとんど見つからない状態であった。
ては、添加の効果が全く得られないものも珍しくなく、
効果的な添加剤がほとんど見つからない状態であった。
(問題解決に係わる知見) 本発明者らは、上記の問題を鋭意検討した結果、ペル
フルオロアルキル基を有するジアクリレート型化合物を
添加した光硬化樹脂が上記の問題を解決することを見出
し本発明をなすに到った。
フルオロアルキル基を有するジアクリレート型化合物を
添加した光硬化樹脂が上記の問題を解決することを見出
し本発明をなすに到った。
(発明の構成) 即ち、本発明は一般式 (式中Rfは炭素数4〜10のペルフルオロアルキル基、R1
は炭素数1〜5のアルキル基、R2は水素、またはメチル
基)で表わされる含フッ素ジアクリレート化合物をラジ
カル重合型光硬化樹脂に添加したことを特徴とする光硬
化樹脂を提供する。
は炭素数1〜5のアルキル基、R2は水素、またはメチル
基)で表わされる含フッ素ジアクリレート化合物をラジ
カル重合型光硬化樹脂に添加したことを特徴とする光硬
化樹脂を提供する。
本発明はまた一般式 (式中Rfは炭素数4〜10のペルフルオロアルキル基、R2
は水素またはメチル基、nは1〜3の整数で)で表され
る含フッ素ジアクリレートをラジカル重合型光硬化樹脂
に添加したことを特徴とする光硬化樹脂を提供する。
は水素またはメチル基、nは1〜3の整数で)で表され
る含フッ素ジアクリレートをラジカル重合型光硬化樹脂
に添加したことを特徴とする光硬化樹脂を提供する。
本発明において使用される前記(1)および(2)の
化合物は特開平3−56458号公報および特開平3−56444
号公報に開示されている。
化合物は特開平3−56458号公報および特開平3−56444
号公報に開示されている。
本発明が適用される母体樹脂は、光硬化性を有するラ
ジカル重合型のものであればよく特に限定されないが、
具体的な例として、エポキシアクリレート、ウレタンア
クリレート、ポリエステルアクリレート、メラミンアク
リレート等の樹脂があげられる。中でも、特にフッ素系
ジアクリレート型化合物と共重合が可能なアクリレート
系の樹脂が好ましい。
ジカル重合型のものであればよく特に限定されないが、
具体的な例として、エポキシアクリレート、ウレタンア
クリレート、ポリエステルアクリレート、メラミンアク
リレート等の樹脂があげられる。中でも、特にフッ素系
ジアクリレート型化合物と共重合が可能なアクリレート
系の樹脂が好ましい。
本発明において一般式(1)および(2)で示される
ペルフルオロアルキル基を有するジアクリレート型化合
物を添加することによって得られる樹脂の撥水、撥油性
は添加剤のペルフルオロアルキル基によって発現される
ものである。
ペルフルオロアルキル基を有するジアクリレート型化合
物を添加することによって得られる樹脂の撥水、撥油性
は添加剤のペルフルオロアルキル基によって発現される
ものである。
その正確な作用は明かではないが、一般式(1)およ
び(2)で示された化合物は、分子中にスルホンアミド
結合、またはエーテル結合という極性部分を有するため
に、その極性部分が樹脂との相溶性、あるいはペルフル
オロアルキル基の表面への配向等になんらかの影響を与
えているためと思われる。
び(2)で示された化合物は、分子中にスルホンアミド
結合、またはエーテル結合という極性部分を有するため
に、その極性部分が樹脂との相溶性、あるいはペルフル
オロアルキル基の表面への配向等になんらかの影響を与
えているためと思われる。
添加剤として用いるジアクリレート型化合物中の2個
のアクリル基は、それが2官能性の重合性反応基として
作用し、単なる添加剤としてだけでなく、樹脂中の成分
といわゆる共重合成分としても作用でき、また架橋剤的
な効果も有する。
のアクリル基は、それが2官能性の重合性反応基として
作用し、単なる添加剤としてだけでなく、樹脂中の成分
といわゆる共重合成分としても作用でき、また架橋剤的
な効果も有する。
これにより、少量の添加量で大きな効果を与えること
が可能であり、さらに樹脂成分と結合しているため、耐
候性に優れているという特徴を有する。
が可能であり、さらに樹脂成分と結合しているため、耐
候性に優れているという特徴を有する。
また、ペルフルオロアルキル基を有するジアクリレー
ト型化合物を樹脂中に添加する場合、ジアクリレート型
化合物をそのままか、あるいは樹脂との相溶性のよい溶
媒に溶解した形で行われる。
ト型化合物を樹脂中に添加する場合、ジアクリレート型
化合物をそのままか、あるいは樹脂との相溶性のよい溶
媒に溶解した形で行われる。
添加後は、通常の攪はんによって樹脂中に分散させれ
ば良いが、樹脂の粘度が大きく十分な攪はんが困難な場
合は、ジアクリレート型化合物を添加後、適当な溶媒を
加えて樹脂の粘度を低下させて十分に攪はんした後、低
温加熱あるいは減圧蒸発等の操作により溶媒を除去する
ことが好ましい。
ば良いが、樹脂の粘度が大きく十分な攪はんが困難な場
合は、ジアクリレート型化合物を添加後、適当な溶媒を
加えて樹脂の粘度を低下させて十分に攪はんした後、低
温加熱あるいは減圧蒸発等の操作により溶媒を除去する
ことが好ましい。
一般式(1)または(2)の化合物の添加量は実質的
に限定はないが、実際的には全樹脂重量に対して0.05〜
10重量%である。
に限定はないが、実際的には全樹脂重量に対して0.05〜
10重量%である。
また、本発明による樹脂は、撥水、撥油性、耐水性、
防汚性も示し、それに加えてその低表面エネルギーから
非粘着性、滑り性なども併せ持つ。
防汚性も示し、それに加えてその低表面エネルギーから
非粘着性、滑り性なども併せ持つ。
従って、樹脂の耐湿性、防汚性、耐摩耗性の改善の他
に、金型、ノズル等の離型剤等への応用も可能である。
に、金型、ノズル等の離型剤等への応用も可能である。
(発明の具体的開示) 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
(実施例1) 市販紫外線硬化樹脂(ユニデックV−4001EA(ウレタ
ンアクリレート系)、大日本インキ(株)製)100gにフ
ッ素系ジアクリレート型化合物として、 を1g添加して十分に攪はんした。このようにして得られ
た樹脂を市販スライド硝子(松浪硝子(株)製)に塗布
した後、300W高圧水銀灯(ウシオ電機(株)製UMA−301
2−N4型)を用いて紫外線を1分間照射して硬化した。
ンアクリレート系)、大日本インキ(株)製)100gにフ
ッ素系ジアクリレート型化合物として、 を1g添加して十分に攪はんした。このようにして得られ
た樹脂を市販スライド硝子(松浪硝子(株)製)に塗布
した後、300W高圧水銀灯(ウシオ電機(株)製UMA−301
2−N4型)を用いて紫外線を1分間照射して硬化した。
このようにして得られた塗布膜の水とN,N−ジメチル
ホルムアミドとエチレングシコールモノエチルエーテル
の混合液(35dyne/cm)に対する表面接触角を測定し
た。
ホルムアミドとエチレングシコールモノエチルエーテル
の混合液(35dyne/cm)に対する表面接触角を測定し
た。
(実施例2) フッ素系ジアクリレート型化合物として、 を用いた以外は、実施例1と同様に実施し同様の評価を
行った。
行った。
(比較例1) フッ素系ジアクリレート型化合物を用いずに、無添加
の樹脂を用いた以外は、実施例1と同様の評価を行っ
た。
の樹脂を用いた以外は、実施例1と同様の評価を行っ
た。
(比較例2) フッ素系ジアクリレート型化合物の代わりに、 (三菱金属(株)製、商標名MF−130)を用いた以外
は、実施例1と同様に実施し同様の評価を行った。
は、実施例1と同様に実施し同様の評価を行った。
結果を、実施例1、2、比較例1の結果とあわせて第
1表に示す。
1表に示す。
(実施例3) 市販紫外線硬化樹脂(ユニディックV−5500(エポキ
シアクリレート系)、大日本インキ(株)製)100gにフ
ッ素系ジアクリレート型化合物として、 を0.5g添加して十分に攪はんした。このようにして得ら
れた樹脂を市販スライド硝子(松浪硝子)株)製)に塗
布した後、上記高圧水銀灯を用いて紫外線を30秒間照射
して硬化した。
シアクリレート系)、大日本インキ(株)製)100gにフ
ッ素系ジアクリレート型化合物として、 を0.5g添加して十分に攪はんした。このようにして得ら
れた樹脂を市販スライド硝子(松浪硝子)株)製)に塗
布した後、上記高圧水銀灯を用いて紫外線を30秒間照射
して硬化した。
このようにして得られた塗布膜の水と上記混合液に対
する表面接触角を測定した。
する表面接触角を測定した。
(実施例4) フッ素系ジアクリレート型化合物として、 を用いた以外は、実施例3と同様に実施し同様の評価を
行った。
行った。
(比較例3) フッ素系ジアクリレート型化合物を用いずに、無添加
の樹脂を用いた以外は、実施例3と同様に実施し同様の
評価を行った。
の樹脂を用いた以外は、実施例3と同様に実施し同様の
評価を行った。
(比較例4) フッ素系ジアクリレート型化合物の代わりに、 を用いた以外は、実施例3と同様に実施し同様の評価を
行った。結果を、実施例3、4、比較例3の結果とあわ
せて第2表に示す。
行った。結果を、実施例3、4、比較例3の結果とあわ
せて第2表に示す。
(実施例5) 市販紫外線硬化樹脂(PTC−50M(エポキシアクリレー
ト系)、瓦応化学(株)製)100gにフッ素系ジアクリレ
ート型化合物として、 を0.5g添加して十分に攪はんした。このようにして得ら
れた樹脂を市販スライド硝子(松浪硝子(株)製)に塗
布した後、上記高圧水銀灯を用いて紫外線を30秒間照射
して硬化した。
ト系)、瓦応化学(株)製)100gにフッ素系ジアクリレ
ート型化合物として、 を0.5g添加して十分に攪はんした。このようにして得ら
れた樹脂を市販スライド硝子(松浪硝子(株)製)に塗
布した後、上記高圧水銀灯を用いて紫外線を30秒間照射
して硬化した。
このようにして得られた塗布膜の水と上記混合液に対
する表面接触角を測定した。
する表面接触角を測定した。
(比較例5) フッ素系ジアクリレート型化合物を用いずに、無添加
の樹脂を用いた以外は、実施例5と同様に実施し同様の
評価を行った。
の樹脂を用いた以外は、実施例5と同様に実施し同様の
評価を行った。
結果を、実施例5の結果とあわせて第3表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/027 502 G03F 7/027 502 511 511 // C07C 69/653 C07C 69/653 311/09 7419−4H 311/09 C08F 220/24 MMT C08F 220/24 MMT 220/38 MMU 220/38 MMU MMW MMW (56)参考文献 特開 昭63−92687(JP,A) 特開 平3−56458(JP,A) 特開 昭61−101507(JP,A) 特開 昭62−577(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】ラジカル重合型の光硬化性樹脂に、一般式 (式中、Rfは炭素数4〜10のペルフルオロアルキル基、
R1は炭素数1〜5のアルキル基、R2は水素またはメチル
基)で表される含フッ素ジアクリレート化合物を0.05〜
10重量%添加したことを特徴とする撥水、撥油性を有す
る光硬化性樹脂。 - 【請求項2】ラジカル重合型の光硬化性樹脂に、一般式 (式中、Rfは炭素数4〜10のペルフルオロアルキル基、
R2は水素またはメチル基、nは1〜3の整数)で表され
る含フッ素ジアクリレート化合物を0.05〜10重量%添加
したことを特徴とする撥水、撥油性を有する光硬化性樹
脂。 - 【請求項3】光硬化性樹脂がアクリレート系樹脂である
請求項1または2に記載の光硬化性樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25084989A JP2643475B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 撥水、撥油性を有する光硬化樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25084989A JP2643475B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 撥水、撥油性を有する光硬化樹脂 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03111409A JPH03111409A (ja) | 1991-05-13 |
JP2643475B2 true JP2643475B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=17213921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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- 1989-09-27 JP JP25084989A patent/JP2643475B2/ja not_active Expired - Lifetime
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