JP2640048B2 - テープ走行時間表示方式 - Google Patents
テープ走行時間表示方式Info
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- JP2640048B2 JP2640048B2 JP12608991A JP12608991A JP2640048B2 JP 2640048 B2 JP2640048 B2 JP 2640048B2 JP 12608991 A JP12608991 A JP 12608991A JP 12608991 A JP12608991 A JP 12608991A JP 2640048 B2 JP2640048 B2 JP 2640048B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等のテープ残量時間や使用時間を表示する装置に関す
る。
等のテープ残量時間や使用時間を表示する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来におけるビデオテープレコーダ等の
テープ残量時間や使用時間表示装置について、図2を用
いて説明する。(特開平2-81389号参照) 図2において、1、2は供給(S側)及び巻取(T側)
リールであり、これらのリールが載置されたS側及びT
側リール台に、光学センサからなるS側及びT側回転検
出器3、4を夫々配設することにより、S側及びT側リ
ール1、2の回転に応じて周期が変化するS側及びT側
リールパルスPs、Ptが出力される。尚、これらのリール
パルスPs、Ptは、各リールが一回転する毎に夫々12個
発生する。
テープ残量時間や使用時間表示装置について、図2を用
いて説明する。(特開平2-81389号参照) 図2において、1、2は供給(S側)及び巻取(T側)
リールであり、これらのリールが載置されたS側及びT
側リール台に、光学センサからなるS側及びT側回転検
出器3、4を夫々配設することにより、S側及びT側リ
ール1、2の回転に応じて周期が変化するS側及びT側
リールパルスPs、Ptが出力される。尚、これらのリール
パルスPs、Ptは、各リールが一回転する毎に夫々12個
発生する。
【0003】次に、S側リールパルスPsはS側周期カウ
ンタ5に、T側リールパルスPtはT側周期カウンタ6に
供給される。S側周期カウンタ5は、S側リールパルス
Psが12個発生される間にクロック発生器7から発せら
れる一定周期のクロックをカウントして、S側リール1
の回転周期Tsを検出する。一方T側周期カウンタ6も同
様にT側リール2の回転周期Ttを検出する。
ンタ5に、T側リールパルスPtはT側周期カウンタ6に
供給される。S側周期カウンタ5は、S側リールパルス
Psが12個発生される間にクロック発生器7から発せら
れる一定周期のクロックをカウントして、S側リール1
の回転周期Tsを検出する。一方T側周期カウンタ6も同
様にT側リール2の回転周期Ttを検出する。
【0004】S側及びT側周期カウンタ5、6の出力
は、夫々演算回路8、9に入力され、回転周期Ts、Ttを
二乗した後、加算回路10及びテープ量算出回路13に
入力される。
は、夫々演算回路8、9に入力され、回転周期Ts、Ttを
二乗した後、加算回路10及びテープ量算出回路13に
入力される。
【0005】加算回路10は回転周期Ts、Ttの二乗値の
和(Ts2+Tt2)を算出し、この値をテープ種別判別回路
11に供給する。ここで、一般にS側及びT側リール
1、2のリールハブを含んだテープ巻き径をRs、Rt、ハ
ブ面積を含む総面積をSとすると、次式が成り立つ。
和(Ts2+Tt2)を算出し、この値をテープ種別判別回路
11に供給する。ここで、一般にS側及びT側リール
1、2のリールハブを含んだテープ巻き径をRs、Rt、ハ
ブ面積を含む総面積をSとすると、次式が成り立つ。
【0006】
【数3】
【0007】この時のテープ走行速度をVとすると、式
(a)は、
(a)は、
【0008】
【数4】
【0009】と変形できる。ここで総面積Sは、例えば
NTSC系であれば、T−120、T−90、T−60
等のテープ種別により固有の値であるため、(Ts2+T
t2)が得られるならば、式(b)より総面積が求まり、予
め用意されている判別テーブルにてこの総面積Sからテ
ープ種別が判別できる。こうして判別された判別結果は
テープデータ指定回路12に供給され、各テープ種別に
応じて、リールハブの半径r、テープ厚みt、テープ全
長Lに関するデータがテープ量算出回路13に出力され
る。尚、テープデータ指定回路12には、各テープ種別
に応じたリールハブ半径r、テープ厚みt、テープ全長
Lが予め記憶されている。
NTSC系であれば、T−120、T−90、T−60
等のテープ種別により固有の値であるため、(Ts2+T
t2)が得られるならば、式(b)より総面積が求まり、予
め用意されている判別テーブルにてこの総面積Sからテ
ープ種別が判別できる。こうして判別された判別結果は
テープデータ指定回路12に供給され、各テープ種別に
応じて、リールハブの半径r、テープ厚みt、テープ全
長Lに関するデータがテープ量算出回路13に出力され
る。尚、テープデータ指定回路12には、各テープ種別
に応じたリールハブ半径r、テープ厚みt、テープ全長
Lが予め記憶されている。
【0010】テープ量算出回路13は、演算回路8、9
からの回転周期Ts、Ttの二乗値と、テープデータ指定回
路12からのリールハブ半径r、テープ厚t、及びテー
プ全長Lと、テープ走行速度V,V0を後述する演算式に
代入して、テープ残量またはテープ使用時間を算出す
る。ここで、テープ残量及び使用時間は次式(c)(d)に
より算出される。
からの回転周期Ts、Ttの二乗値と、テープデータ指定回
路12からのリールハブ半径r、テープ厚t、及びテー
プ全長Lと、テープ走行速度V,V0を後述する演算式に
代入して、テープ残量またはテープ使用時間を算出す
る。ここで、テープ残量及び使用時間は次式(c)(d)に
より算出される。
【0011】
【数5】
【0012】尚、テープ走行速度Vは、再生または記録
時にテープ走行を為すキャプスタンの回転制御を行うサ
ーボ回路14からの指示信号により指定される。即ち、
NTSCの場合、標準(SP)モードであるとの指示信
号が与えられるとV=33.35mm/sec、2倍(LP)
モードであるとV=16.67mm/sec、3倍(EP)モ
ードであるとV=11.11mm/secが式(c)(d)に代入
される。またCUE/REV時の場合にも同様に、各モ
ードに対応したデータが式(c)(d)に代入される。
時にテープ走行を為すキャプスタンの回転制御を行うサ
ーボ回路14からの指示信号により指定される。即ち、
NTSCの場合、標準(SP)モードであるとの指示信
号が与えられるとV=33.35mm/sec、2倍(LP)
モードであるとV=16.67mm/sec、3倍(EP)モ
ードであるとV=11.11mm/secが式(c)(d)に代入
される。またCUE/REV時の場合にも同様に、各モ
ードに対応したデータが式(c)(d)に代入される。
【0013】また、テープ走行速度V0は現在のテープ
位置から使用者がPLAY、RECでテープを走行させ
るときの速度で、使用者が任意に設定可能となってい
る。よってテープ走行速度V0は上述したテープ走行速
度Vと同様にSP、LP、EPの各データが式(c)(d)
に代入される。
位置から使用者がPLAY、RECでテープを走行させ
るときの速度で、使用者が任意に設定可能となってい
る。よってテープ走行速度V0は上述したテープ走行速
度Vと同様にSP、LP、EPの各データが式(c)(d)
に代入される。
【0014】テープ量算出回路13におけるテープ残量
またはテープ使用時間の算出は、S側及びT側周期カウ
ンタ5、6において、S側及びT側リールの回転周期T
s、Ttが検出される毎、即ちS側及びT側リールの1回転
毎に実行され、またテープ残量時間とテープ使用時間の
いずれを算出するかは、使用者が任意に選択可能となっ
ている。
またはテープ使用時間の算出は、S側及びT側周期カウ
ンタ5、6において、S側及びT側リールの回転周期T
s、Ttが検出される毎、即ちS側及びT側リールの1回転
毎に実行され、またテープ残量時間とテープ使用時間の
いずれを算出するかは、使用者が任意に選択可能となっ
ている。
【0015】上述の演算式(c)(d)では、定速走行モー
ドのみでしかテープ残量及びテープ使用時間を正確に算
出できない。従って、定速走行モードを含む全てのテー
プ走行モードにおいてテープ残量及びテープ使用時間を
算出する方法として、演算回路8、9から全テープ走行
モードにおける回転周期TFs、TFtの二乗値と、テープデ
ータ指定回路12からのリールハブ半径r、テープ厚
t、及びテープ全長Lと、現在のテープ位置から使用者
がPLAY、RECでテープを走行させるときのテープ
走行速度モードV0を後述する演算式に代入して、テー
プ残量またはテープ使用時間を算出する。ここで、テー
プ残量及び使用時間は次式(e)(f)により算出される。
ドのみでしかテープ残量及びテープ使用時間を正確に算
出できない。従って、定速走行モードを含む全てのテー
プ走行モードにおいてテープ残量及びテープ使用時間を
算出する方法として、演算回路8、9から全テープ走行
モードにおける回転周期TFs、TFtの二乗値と、テープデ
ータ指定回路12からのリールハブ半径r、テープ厚
t、及びテープ全長Lと、現在のテープ位置から使用者
がPLAY、RECでテープを走行させるときのテープ
走行速度モードV0を後述する演算式に代入して、テー
プ残量またはテープ使用時間を算出する。ここで、テー
プ残量及び使用時間は次式(e)(f)により算出される。
【0016】
【数6】
【0017】尚、テープ走行速度V0は上述したように
使用者が任意に設定可能となっている外部スイッチ(図
示せず)からの指示信号により指定され、よってテープ
走行速度V0は、SPモードで33.35mm/sec、LPモ
ードで16.67mm/sec、EPモードで11.11mm/sec
が式(e)(f)に代入される。
使用者が任意に設定可能となっている外部スイッチ(図
示せず)からの指示信号により指定され、よってテープ
走行速度V0は、SPモードで33.35mm/sec、LPモ
ードで16.67mm/sec、EPモードで11.11mm/sec
が式(e)(f)に代入される。
【0018】さらに、磁気テープがビデオテープレコー
ダに装着された後、初めてFF/REW等の非定速走行
モードが為された場合は、テープ種別が判別されていな
いで、リールハブ半径r、テープ厚みt、及びテープ全
長Lが判らない。従って、強制的に定速走行モードを為
し、テープ種別を判別してからFF/REWに移行する
ようになされている。
ダに装着された後、初めてFF/REW等の非定速走行
モードが為された場合は、テープ種別が判別されていな
いで、リールハブ半径r、テープ厚みt、及びテープ全
長Lが判らない。従って、強制的に定速走行モードを為
し、テープ種別を判別してからFF/REWに移行する
ようになされている。
【0019】以上のようにして算出されたテープ残量ま
たはテープ使用時間は、表示制御回路15を介して表示
器16にて表示される。
たはテープ使用時間は、表示制御回路15を介して表示
器16にて表示される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、テ
ープ残量及びテープ使用時間を算出する際、テープ全長
Lを定数として演算式(c)(d)(e)(f)に夫々代入して
求めているが、テープ全長Lにバラツキが生じている磁
気テープ、例えば映画等のソフトテープをビデオテープ
レコーダに挿着した場合、テープ残量時間及びテープ使
用時間表示が正確に行えないという欠点があった。
ープ残量及びテープ使用時間を算出する際、テープ全長
Lを定数として演算式(c)(d)(e)(f)に夫々代入して
求めているが、テープ全長Lにバラツキが生じている磁
気テープ、例えば映画等のソフトテープをビデオテープ
レコーダに挿着した場合、テープ残量時間及びテープ使
用時間表示が正確に行えないという欠点があった。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、定速走行時に
おけるテープ走行速度Vならびに供給リール及び巻取リ
ールの回転周期Ts、Ttを検出し、これらの検出値にて総
面積Sを算出するとともに記憶し、この算出値と算出値
に応じて選択されたテープ厚t、リールハブ半径rと、
設定されたテープ走行速度V0、現在のテープ走行モード
における供給リール及び巻取リールの回転周期TFs、TFt
を検出して、テープ残量時間T1及びテープ使用時間T2
を算出し、表示する方式である。
おけるテープ走行速度Vならびに供給リール及び巻取リ
ールの回転周期Ts、Ttを検出し、これらの検出値にて総
面積Sを算出するとともに記憶し、この算出値と算出値
に応じて選択されたテープ厚t、リールハブ半径rと、
設定されたテープ走行速度V0、現在のテープ走行モード
における供給リール及び巻取リールの回転周期TFs、TFt
を検出して、テープ残量時間T1及びテープ使用時間T2
を算出し、表示する方式である。
【0022】
【作用】上記方式によれば、テープ全長にバラツキが生
じている場合にも、高精度にテープ残量時間及びテープ
使用時間の表示を行うことができる。
じている場合にも、高精度にテープ残量時間及びテープ
使用時間の表示を行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明する。
【0024】まず、図1に示すように、S側、T側リー
ルのリールハブ半径をr、S側リールの半径をRs、T側
リールの半径をRt、テープ全長をL、テープ厚をtと
し、さらに定速走行モード時におけるテープ走行速度を
V、その時のS側、T側リールの回転周期をTs,Tt、定
速走行モードを含む全テープ走行モード時におけるテー
プ走行速度をV1、その時のS側、T側リールの回転周
期をTFs,TFtとすると、テープ総面積Sは夫々次式で示
すことができ、
ルのリールハブ半径をr、S側リールの半径をRs、T側
リールの半径をRt、テープ全長をL、テープ厚をtと
し、さらに定速走行モード時におけるテープ走行速度を
V、その時のS側、T側リールの回転周期をTs,Tt、定
速走行モードを含む全テープ走行モード時におけるテー
プ走行速度をV1、その時のS側、T側リールの回転周
期をTFs,TFtとすると、テープ総面積Sは夫々次式で示
すことができ、
【0025】
【数7】
【0026】と変形できる。
【0027】また各リールの回転角速度をωとすると、
全テープ走行モード時におけるテープ走行速度V1は次
式で示すことができ、
全テープ走行モード時におけるテープ走行速度V1は次
式で示すことができ、
【0028】
【数8】
【0029】と表すことができる。
【0030】ここで現在のテープ位置からテープを走行
させるときのテープ走行速度モードをV0とすると、テ
ープ残量時間T1は次式で示すことができ、
させるときのテープ走行速度モードをV0とすると、テ
ープ残量時間T1は次式で示すことができ、
【0031】
【数9】
【0032】このように、テープ残量時間T1またはテ
ープ使用時間T2の演算式(j)(k)にはテープ全長Lを
含まないため、テープ全長のバラツキに左右されず、高
精度にテープ残量時間及びテープ使用時間を算出するこ
とができる。
ープ使用時間T2の演算式(j)(k)にはテープ全長Lを
含まないため、テープ全長のバラツキに左右されず、高
精度にテープ残量時間及びテープ使用時間を算出するこ
とができる。
【0033】次に、上記方法を実現する具体的手段を図
1を用いて説明する。尚、図3と同じ回路には同じ符号
を付し、その説明は省略する。19は速度データ指定回
路でモード判別回路14からのモード信号とサーボ回路
15からの指示信号によってテープ走行速度Vを判別
し、そのデータを出力する。20は演算回路で速度デー
タ指定回路19からのテープ定速走行速度Vと、演算回
路8、9からの回転周期Ts、Ttの二乗値とを夫々入力し
て演算式(j)(k)に示すA部分の総面積Sを算出する。
1を用いて説明する。尚、図3と同じ回路には同じ符号
を付し、その説明は省略する。19は速度データ指定回
路でモード判別回路14からのモード信号とサーボ回路
15からの指示信号によってテープ走行速度Vを判別
し、そのデータを出力する。20は演算回路で速度デー
タ指定回路19からのテープ定速走行速度Vと、演算回
路8、9からの回転周期Ts、Ttの二乗値とを夫々入力し
て演算式(j)(k)に示すA部分の総面積Sを算出する。
【0034】次に動作について説明すると、まず磁気テ
ープがビデオテープレコーダに装着された後、PLA
Y,REC,CUE/REV等の定速走行モードが為さ
れた場合は、従来と同様に、S側及びT側回転検出回路
3、4にてS側及びT側のリールパルスPs、Ptを出力す
る。次に各リールパルスPs、PtはS側及びT側周期カウ
ンタ5、6に入力され、一定周期のクロックにてS側及
びT側の回転周期Ts、Ttが検出される。この検出値は、
夫々演算回路8、9に入力され、回転周期Ts、Ttを二乗
した後、加算回路10、テープ量算出回路13、及び演
算回路20に入力される。
ープがビデオテープレコーダに装着された後、PLA
Y,REC,CUE/REV等の定速走行モードが為さ
れた場合は、従来と同様に、S側及びT側回転検出回路
3、4にてS側及びT側のリールパルスPs、Ptを出力す
る。次に各リールパルスPs、PtはS側及びT側周期カウ
ンタ5、6に入力され、一定周期のクロックにてS側及
びT側の回転周期Ts、Ttが検出される。この検出値は、
夫々演算回路8、9に入力され、回転周期Ts、Ttを二乗
した後、加算回路10、テープ量算出回路13、及び演
算回路20に入力される。
【0035】加算回路10は回転周期Ts、Ttの二乗値の
和(Ts2+Tt2)を算出し、この値をテープ種別判別回路
11に供給して、ハブ面積を含む総面積Sを算出すると
ともにテープ種別を判別する。ここで判別された判別結
果は、テープデータ指定回路12に供給され、各種テー
プ種別に応じてリールハブの半径r、テープ厚みtに関
するデータをテープ量算出回路13に出力する。
和(Ts2+Tt2)を算出し、この値をテープ種別判別回路
11に供給して、ハブ面積を含む総面積Sを算出すると
ともにテープ種別を判別する。ここで判別された判別結
果は、テープデータ指定回路12に供給され、各種テー
プ種別に応じてリールハブの半径r、テープ厚みtに関
するデータをテープ量算出回路13に出力する。
【0036】モード判別回路14は、PLAY,RE
C,CUE/REV等のいずれの定速走行モードである
かを判別し、その判別結果を速度データ指定回路19に
供給する。そして速度データ指定回路19では、モード
判別回路14のモード信号とサーボ回路15からの指示
信号に基ずいてテープ走行速度Vを判別し、そのデータ
を演算回路20に供給する。
C,CUE/REV等のいずれの定速走行モードである
かを判別し、その判別結果を速度データ指定回路19に
供給する。そして速度データ指定回路19では、モード
判別回路14のモード信号とサーボ回路15からの指示
信号に基ずいてテープ走行速度Vを判別し、そのデータ
を演算回路20に供給する。
【0037】演算回路20は、テープ走行速度Vと上述
した回転周期Ts、Ttを二乗した値により、総面積Sを算
出し、その値をテープ量算出回路13に供給するととも
に磁気テープが排出されるまで記憶する。
した回転周期Ts、Ttを二乗した値により、総面積Sを算
出し、その値をテープ量算出回路13に供給するととも
に磁気テープが排出されるまで記憶する。
【0038】テープ量算出回路13は、演算回路20か
らの総面積Sの値と、テープデータ指定回路12からの
リールハブ半径r、テープ厚tと、現在のテープ走行モ
ードにおける回転周期TFs、TFtと、外部スイッチにて設
定されたテープ走行速度V0により、演算式(j)(k)に代
入して、テープ残量或るいはテープ使用時間を算出す
る。
らの総面積Sの値と、テープデータ指定回路12からの
リールハブ半径r、テープ厚tと、現在のテープ走行モ
ードにおける回転周期TFs、TFtと、外部スイッチにて設
定されたテープ走行速度V0により、演算式(j)(k)に代
入して、テープ残量或るいはテープ使用時間を算出す
る。
【0039】また、磁気テープがビデオテープレコーダ
に装着された後、初めてFF,REW等の非定速モード
が為された場合は、テープ種別判別及び総面積Sの算出
が行えないので、強制的に定速モード、例えば、CUE
を為してテープ種別判別及び総面積Sの算出を行ない、
その後、FF/REWに移行して、上述したテープ量算
出回路13にて、テープ残量或るいはテープ使用時間を
算出する。
に装着された後、初めてFF,REW等の非定速モード
が為された場合は、テープ種別判別及び総面積Sの算出
が行えないので、強制的に定速モード、例えば、CUE
を為してテープ種別判別及び総面積Sの算出を行ない、
その後、FF/REWに移行して、上述したテープ量算
出回路13にて、テープ残量或るいはテープ使用時間を
算出する。
【0040】尚、演算回路20は、定速走行モード或る
いは非定速走行モードが1回為されることにより、総面
積Sが算出されるとともにその値を記憶しているので、
その後は、磁気テープが排出されるまで総面積Sの算出
をしなくても良い。
いは非定速走行モードが1回為されることにより、総面
積Sが算出されるとともにその値を記憶しているので、
その後は、磁気テープが排出されるまで総面積Sの算出
をしなくても良い。
【0041】以上のように、算出したテープ残量または
テープ使用時間は、表示制御回路15を介して表示回路
16に表示される。
テープ使用時間は、表示制御回路15を介して表示回路
16に表示される。
【0042】尚、本実施例では、総面積Sを算出する演
算回路20を別途設けたが、テープ種別回路11におい
ても同様に、総面積Sの演算を行っているので、テープ
種別回路11と兼用して構成しても良い。
算回路20を別途設けたが、テープ種別回路11におい
ても同様に、総面積Sの演算を行っているので、テープ
種別回路11と兼用して構成しても良い。
【0043】また、図2の回路ブロック中の一点斜線で
囲んだ部分については、マイクロコンピュータによりソ
フトウエア的に処理することも可能である。
囲んだ部分については、マイクロコンピュータによりソ
フトウエア的に処理することも可能である。
【0044】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、テープ全長
にバラツキが生じている磁気テープをビデオテープレコ
ーダに装着した場合においても、高精度にテープ残量時
間及びテープ使用時間の表示を行うことができる。ま
た、テープ全長を記憶する必要がないので記憶容量を最
小限に抑えることが可能となる。
にバラツキが生じている磁気テープをビデオテープレコ
ーダに装着した場合においても、高精度にテープ残量時
間及びテープ使用時間の表示を行うことができる。ま
た、テープ全長を記憶する必要がないので記憶容量を最
小限に抑えることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のテープ残量及びテープ使用時間表示装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
11 テープ種別判別回路 14 モード判別回路 13 テープ量算出回路 17 表示器 19 速度データ指定回路 20 演算回路
Claims (1)
- 【請求項1】 供給リール及び巻取リールを備えた磁気
記録再生装置のテープ走行時間表示方式であって、定速
走行時におけるテープ走行速度Vならびに供給リール及
び巻取リールの回転周期Ts、Ttを検出し、前記検出値に
て総面積Sを 【数1】 の演算式に基づいて算出し、該算出値及び該算出値に応
じて選択されたテープ厚t、リールハブ半径rと、設定
されたテープ走行速度V0、現在のテープ走行モードにお
ける供給リール及び巻取リールの回転周期TFs、TFtを検
出して、テープ残量時間T1及びテープ使用時間T2の少
なくても一方を 【数2】 の演算式に基づいて算出し、表示することを特徴とする
磁気記録再生装置のテープ走行時間表示方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12608991A JP2640048B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | テープ走行時間表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12608991A JP2640048B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | テープ走行時間表示方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574114A JPH0574114A (ja) | 1993-03-26 |
JP2640048B2 true JP2640048B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=14926331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12608991A Expired - Fee Related JP2640048B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | テープ走行時間表示方式 |
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JP (1) | JP2640048B2 (ja) |
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1991
- 1991-05-29 JP JP12608991A patent/JP2640048B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0574114A (ja) | 1993-03-26 |
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