JP2640027B2 - 高品位テレビ受像機 - Google Patents
高品位テレビ受像機Info
- Publication number
- JP2640027B2 JP2640027B2 JP2262512A JP26251290A JP2640027B2 JP 2640027 B2 JP2640027 B2 JP 2640027B2 JP 2262512 A JP2262512 A JP 2262512A JP 26251290 A JP26251290 A JP 26251290A JP 2640027 B2 JP2640027 B2 JP 2640027B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- signal
- circuit
- original image
- control output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、第2世代のEDTV受像機や、ハイビジョン受
像機のように、アスペクト比が横長の16対9の高品位テ
レビ受像機に関する。
像機のように、アスペクト比が横長の16対9の高品位テ
レビ受像機に関する。
(ロ) 従来の技術 ハイビジョン受像機は、アスペクト比が16:9であり、
ブラウン管は横長型となる。
ブラウン管は横長型となる。
ところで、この様なハイビジョン受像機は、従来から
のNTSC映像信号の走査線数を2倍として、これも映出可
能としている。この様なことは、特公昭63−17272号(H
04N7/01)、特開昭63−245076号(H04N5/445)、特開平
1−171373号(H04N7/01)に示され、良く知られてい
る。
のNTSC映像信号の走査線数を2倍として、これも映出可
能としている。この様なことは、特公昭63−17272号(H
04N7/01)、特開昭63−245076号(H04N5/445)、特開平
1−171373号(H04N7/01)に示され、良く知られてい
る。
このように、16対9のハイビジョン用の画面に4対3
のNTSC映像信号を変換して映出した時の様子を第3図に
示す。この図は、原画像の両側のサイドパネル部に灰色
のブランク用映像信号を挿入している。
のNTSC映像信号を変換して映出した時の様子を第3図に
示す。この図は、原画像の両側のサイドパネル部に灰色
のブランク用映像信号を挿入している。
前述の公知例等により知られているが、第4図及び第
5図を参照しつつ、NTSCの原画像信号をハイビジョン用
に変換する回路の概略を説明する。
5図を参照しつつ、NTSCの原画像信号をハイビジョン用
に変換する回路の概略を説明する。
(10)はNTSCの映像信号入力端子である。(12)はビ
デオ・クロマ偏向処理回路であり、輝度信号(Y信
号)、R−Y信号、B−Y信号を出力する。(13a)(1
3b)(13c)はA/D変換器である。
デオ・クロマ偏向処理回路であり、輝度信号(Y信
号)、R−Y信号、B−Y信号を出力する。(13a)(1
3b)(13c)はA/D変換器である。
(14)は走査変換回路であり、水平周波数と走査線数
を2倍の31.5KHz/525本とする。(16)は時間圧縮回路
であり、画面を水平方向に圧縮して左右両側に灰色のブ
ランキング用映像信号を挿入する。(18a)(18b)(18
c)はD/A変換器である。第5図(a)にD/A変換器(18
a)の出力を示す。(20)は画像輪郭強調回路である。
第5図(b)に画像輪郭強調回路(20)の出力を示す。
(22)はマトリクス回路である。(24)はディスプレイ
である。尚、第5図aに於いて、(I)はNTSC映像信号
から作成した原画像部分、(J)は灰色レベルの信号が
挿入されたサイドパネル部分(ブランク用映像信号部
分)である。尚、サイドパネル部分を黒レベルとせず
に、所定の輝度レベルとしたのは、ディスプレイが陰極
線管である場合に、サイドパネル部分を長期間に渡って
黒レベルとしていると、螢光体に焼けむらが生じるため
である。
を2倍の31.5KHz/525本とする。(16)は時間圧縮回路
であり、画面を水平方向に圧縮して左右両側に灰色のブ
ランキング用映像信号を挿入する。(18a)(18b)(18
c)はD/A変換器である。第5図(a)にD/A変換器(18
a)の出力を示す。(20)は画像輪郭強調回路である。
第5図(b)に画像輪郭強調回路(20)の出力を示す。
(22)はマトリクス回路である。(24)はディスプレイ
である。尚、第5図aに於いて、(I)はNTSC映像信号
から作成した原画像部分、(J)は灰色レベルの信号が
挿入されたサイドパネル部分(ブランク用映像信号部
分)である。尚、サイドパネル部分を黒レベルとせず
に、所定の輝度レベルとしたのは、ディスプレイが陰極
線管である場合に、サイドパネル部分を長期間に渡って
黒レベルとしていると、螢光体に焼けむらが生じるため
である。
尚、上記従来例では、説明を簡単にするために、走査
変換回路(14)と時間圧縮回路(16)を別々に設けて夫
々の処理を別々に行なったが、これは一体に処理しても
良い。
変換回路(14)と時間圧縮回路(16)を別々に設けて夫
々の処理を別々に行なったが、これは一体に処理しても
良い。
又、上記実施例では、画像輪郭強調回路(20)による
輪郭強調はアナログ信号段で行なった。これは、デジタ
ル段で行なっても良いが、デジタル段で行うには高い周
波数のデジタル処理となり、高速度のデジタル回路及び
高周波のクロック信号が必要となるからである。
輪郭強調はアナログ信号段で行なった。これは、デジタ
ル段で行なっても良いが、デジタル段で行うには高い周
波数のデジタル処理となり、高速度のデジタル回路及び
高周波のクロック信号が必要となるからである。
又、第4図に於いて、ハイビジョン信号の経路は図示
省略した。
省略した。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかし、画像輪郭強調回路(20)等で高域成分を強調
すると、第3図第5図に示す如く、原画像部分(I)と
サイドパネル部(J)との境界で不自然なピーク(N)
が発生し、これが画面に表示されてしまう。
すると、第3図第5図に示す如く、原画像部分(I)と
サイドパネル部(J)との境界で不自然なピーク(N)
が発生し、これが画面に表示されてしまう。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、原画像の側部にブランキング用の映像信号
が挿入された映像信号を横長のディスプレイ(24)に映
し出す高品位テレビ受像機に於いて、 前記映像信号の高域成分を強調する画質補正回路(2
0)と前記ブランキング用の映像信号の期間と前記原画
像と前記ブランク用の映像信号との境界部分でその境界
部分の近くにある前記原画像の一部を含んだ期間に渡っ
て制御出力を発生する制御出力発生手段(e)とを備
え、その制御出力発生手段(e)の制御出力により前記
画質補正回路(20)での前記映像信号の高域成分の強調
を減少せしめることを特徴とする高品位テレビ受像機で
ある。
が挿入された映像信号を横長のディスプレイ(24)に映
し出す高品位テレビ受像機に於いて、 前記映像信号の高域成分を強調する画質補正回路(2
0)と前記ブランキング用の映像信号の期間と前記原画
像と前記ブランク用の映像信号との境界部分でその境界
部分の近くにある前記原画像の一部を含んだ期間に渡っ
て制御出力を発生する制御出力発生手段(e)とを備
え、その制御出力発生手段(e)の制御出力により前記
画質補正回路(20)での前記映像信号の高域成分の強調
を減少せしめることを特徴とする高品位テレビ受像機で
ある。
(ホ) 作用 本発明では、境界における輪郭強調等の画質補正が抑
制されてピークの発生が防止される。
制されてピークの発生が防止される。
(ヘ) 実施例 第1図及び第2図を参照しつつ本発明の一実施例を説
明する。尚、第4図と同一部分には同一符号を付した。
明する。尚、第4図と同一部分には同一符号を付した。
第1図に於いて、(26)は輪郭強調オン/オフ用の切
替スイッチ、(l1)は輪郭強調用のオン/オフ信号の伝
送線路である。(l2)はスルー用の線路である。尚、こ
のオン/オフ信号は第2図(e)に示す如く、サイドパ
ネル部(J)と原画像部分(I)との境界時に於いてオ
フとなる様なタイミングで生成される。
替スイッチ、(l1)は輪郭強調用のオン/オフ信号の伝
送線路である。(l2)はスルー用の線路である。尚、こ
のオン/オフ信号は第2図(e)に示す如く、サイドパ
ネル部(J)と原画像部分(I)との境界時に於いてオ
フとなる様なタイミングで生成される。
上記回路では、走査変換回路(14)において、映像信
号は、従来と同様に水平周波数31.5KHz、フィールド走
査線525本に変換される。この出力信号を第2図(a)
に示す。そして、この信号は、時間圧縮回路(16)で水
平時間軸を圧縮されて第2図(b)の如き信号となる。
又、この時間圧縮回路(16)は第2図(c)の如きサイ
ドパネル部のブランキング用の映像信号も生成し、これ
を第2図(b)の信号に加算する。時間圧縮回路(16)
は、第2図dの如き、Y信号を出力する。又、この時間
圧縮回路(16)は、サイドパネル部(J)水平ブランキ
ング部(H)及びサイドパネル部(J)と原画像部
(I)の境の期間、輪郭強調をオフとし、両側の境を含
まない原画像部の期間、輪郭強調をオンとするオン/オ
フ信号(e)を出力する。
号は、従来と同様に水平周波数31.5KHz、フィールド走
査線525本に変換される。この出力信号を第2図(a)
に示す。そして、この信号は、時間圧縮回路(16)で水
平時間軸を圧縮されて第2図(b)の如き信号となる。
又、この時間圧縮回路(16)は第2図(c)の如きサイ
ドパネル部のブランキング用の映像信号も生成し、これ
を第2図(b)の信号に加算する。時間圧縮回路(16)
は、第2図dの如き、Y信号を出力する。又、この時間
圧縮回路(16)は、サイドパネル部(J)水平ブランキ
ング部(H)及びサイドパネル部(J)と原画像部
(I)の境の期間、輪郭強調をオフとし、両側の境を含
まない原画像部の期間、輪郭強調をオンとするオン/オ
フ信号(e)を出力する。
尚、サイドパネル部と原画像部との境の内側におい
て、輪郭強調をオフとする期間(第2図gのk)は、画
像輪郭強調回路(20)の特性にもよるが、50n秒〜200n
秒である。
て、輪郭強調をオフとする期間(第2図gのk)は、画
像輪郭強調回路(20)の特性にもよるが、50n秒〜200n
秒である。
又、時間圧縮回路(16)の出力信号はD/A変換器(18
a)でアナログ信号に変換された後に、2分配される。
一方は、画像輪郭強調回路(20)で第2図fの如き信号
となり、切替スイッチ(26)のオン側に出力される。他
方は、そのまま切替スイッチ(26)のオフ側に出力され
る。
a)でアナログ信号に変換された後に、2分配される。
一方は、画像輪郭強調回路(20)で第2図fの如き信号
となり、切替スイッチ(26)のオン側に出力される。他
方は、そのまま切替スイッチ(26)のオフ側に出力され
る。
そして、前述のオン/オフ信号(e)により、切替ス
イッチ(26)は制御されて、第2図(g)のY信号を出
力する。このY信号は、R−Y信号及びB−Y信号と共
にマトリクス回路(22)に入力されて、R、G、B信号
に変換されてディスプレイに表示される。
イッチ(26)は制御されて、第2図(g)のY信号を出
力する。このY信号は、R−Y信号及びB−Y信号と共
にマトリクス回路(22)に入力されて、R、G、B信号
に変換されてディスプレイに表示される。
尚、上記実施例では、境界部分の輪郭強調をオフとし
たが、これは低減するようにしても良い。又、輪郭強調
のオン/オフの切り替えを瞬時に行なったが、これは徐
々に行うようにしても良い。又、境界部分のみをオフと
するようにしても良い。
たが、これは低減するようにしても良い。又、輪郭強調
のオン/オフの切り替えを瞬時に行なったが、これは徐
々に行うようにしても良い。又、境界部分のみをオフと
するようにしても良い。
(ト) 発明の効果 上述の如く、本発明に依れば、境界に於いて発生する
不自然さを防止出来る。
不自然さを防止出来る。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はその
各部の波形を示す図である。 第3図は従来例の画面を示す図、第4図はその回路図、
第5図はその各部の波形を示す図である。 (24)……16:9用のディスプレイ、 (20)……画像輪郭強調回路(画質補正回路)、 (26)……切替スイッチ、 (e)……オン/オフ信号。
各部の波形を示す図である。 第3図は従来例の画面を示す図、第4図はその回路図、
第5図はその各部の波形を示す図である。 (24)……16:9用のディスプレイ、 (20)……画像輪郭強調回路(画質補正回路)、 (26)……切替スイッチ、 (e)……オン/オフ信号。
Claims (1)
- 【請求項1】原画像の側部にブランキング用の映像信号
が挿入された映像信号を横長のディスプレイ(24)に映
し出す高品位テレビ受像機に於いて、 前記映像信号の高域成分を強調する画質補正回路(20)
と前記ブランキング用の映像信号の期間と前記原画像と
前記ブランク用の映像信号との境界部分でその境界部分
の近くにある前記原画像の一部を含んだ期間に渡って制
御出力を発生する制御出力発生手段(e)とを備え、そ
の制御出力発生手段(e)の制御出力により前記画質補
正回路(20)での前記映像信号の高域成分の強調を減少
せしめることを特徴とする高品位テレビ受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2262512A JP2640027B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 高品位テレビ受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2262512A JP2640027B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 高品位テレビ受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138776A JPH04138776A (ja) | 1992-05-13 |
JP2640027B2 true JP2640027B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=17376832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2262512A Expired - Lifetime JP2640027B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 高品位テレビ受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640027B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63189086A (ja) * | 1987-01-31 | 1988-08-04 | Nec Home Electronics Ltd | テレビジヨン受像機 |
JPS63245076A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレビジヨン受像機 |
JP3011413B2 (ja) * | 1989-02-13 | 2000-02-21 | 株式会社東芝 | 輪郭強調量調整回路およびテレビジョン受像機 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2262512A patent/JP2640027B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04138776A (ja) | 1992-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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