JP2635371B2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JP2635371B2 JP2635371B2 JP63160088A JP16008888A JP2635371B2 JP 2635371 B2 JP2635371 B2 JP 2635371B2 JP 63160088 A JP63160088 A JP 63160088A JP 16008888 A JP16008888 A JP 16008888A JP 2635371 B2 JP2635371 B2 JP 2635371B2
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- Japan
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- cartridge
- magnetic field
- arm
- disk
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は記録円盤を内部に収納したカートリッジを使
用し、情報の記録,消去に磁界供給の必要のある光磁気
方式の記録再生装置に関するもので、特にその磁界供給
部の装置内での移動とカートリッジのローディングのた
めの構成に関するものである。
用し、情報の記録,消去に磁界供給の必要のある光磁気
方式の記録再生装置に関するもので、特にその磁界供給
部の装置内での移動とカートリッジのローディングのた
めの構成に関するものである。
従来の技術 近年、光磁気ディスクと呼ばれるレーザ光による情報
の書き込み、再生、消去の可能な記録円盤を使用するシ
ステムが注目されている。
の書き込み、再生、消去の可能な記録円盤を使用するシ
ステムが注目されている。
一般に、光磁気ディスクは情報の書き込み、消去時に
記録媒体を磁界にさらす必要がある。
記録媒体を磁界にさらす必要がある。
そこで、従来より、ディスクの記録面上にコイルを設
置し磁界を与えることが多く行われている。
置し磁界を与えることが多く行われている。
また、光磁気ディスクは記録面上をホコリや指紋から
守るためにカートリッジに収納されているものが多い。
守るためにカートリッジに収納されているものが多い。
第7図(A)は以上のように光磁気ディスクを使用す
る記録再生装置の概略構成図である。1はカートリッジ
で内部にディスク2が収納されている。カートリッジ1
には開口部1a,1bが設けられている(第7図(C)参
照)。3は板金で作られたカートリッジホルダーで、カ
ートリッジ3を保持する。4はスライダーと呼ばれ、図
中矢印Y1,Y2方向にスライド可能に構成されており、Y1
方向にバネ(図示せず)によって付勢されている。スラ
イダー4には図のような斜めの切欠き4aが4ヶ所設けら
れており、この切欠にカートリッジホルダー3に取り付
けられたピン3bが4本それぞれ係合している。また、カ
ートリッジホルダー3には係合部3cが設けられ、シャー
シ5aに立てられたピン5aと係合し、カートリッジホルダ
ー3がY1,Y2方向にずれないように規制している。スラ
イダー4にはロック部9が設けられており、ロック部9
には切欠9aが形成されている。
る記録再生装置の概略構成図である。1はカートリッジ
で内部にディスク2が収納されている。カートリッジ1
には開口部1a,1bが設けられている(第7図(C)参
照)。3は板金で作られたカートリッジホルダーで、カ
ートリッジ3を保持する。4はスライダーと呼ばれ、図
中矢印Y1,Y2方向にスライド可能に構成されており、Y1
方向にバネ(図示せず)によって付勢されている。スラ
イダー4には図のような斜めの切欠き4aが4ヶ所設けら
れており、この切欠にカートリッジホルダー3に取り付
けられたピン3bが4本それぞれ係合している。また、カ
ートリッジホルダー3には係合部3cが設けられ、シャー
シ5aに立てられたピン5aと係合し、カートリッジホルダ
ー3がY1,Y2方向にずれないように規制している。スラ
イダー4にはロック部9が設けられており、ロック部9
には切欠9aが形成されている。
10はロックレバーで、シャーシ5aにピン12で回動可能
に支持され一端に取り付けられたピン13がロック部9の
切欠9aと係合するようになっている。ロックレバー10に
はシャーシ5aとの間にバネ11がかけられておりロックレ
バー10の端部10aが矢印Y1方向に動くように付勢されて
いる。8は磁界供給用のコイルでヨーク7および支柱6
でシャーシ5aに固定されている。
に支持され一端に取り付けられたピン13がロック部9の
切欠9aと係合するようになっている。ロックレバー10に
はシャーシ5aとの間にバネ11がかけられておりロックレ
バー10の端部10aが矢印Y1方向に動くように付勢されて
いる。8は磁界供給用のコイルでヨーク7および支柱6
でシャーシ5aに固定されている。
第7図(B)は光学ヘッドの取付構成を示し、カート
リッジ1の下にヘッド30が位置しディスク2の記録面に
レーザを照射できるようになっていることを示してい
る。
リッジ1の下にヘッド30が位置しディスク2の記録面に
レーザを照射できるようになっていることを示してい
る。
以上の構成の従来例では、以下に示すようなカートリ
ッジ1のローディングが行われる。第8図はローディン
グの動作を示す動作説明図である。
ッジ1のローディングが行われる。第8図はローディン
グの動作を示す動作説明図である。
まず、第8図(A)でカートリッジ1がy2方向に投入
されると、第7図(A)で示したロックレバー10の当接
部10aにカートリッジ1の端部が当接する。するとロッ
クレバー10が図中矢印A方向に回動しピン13と切欠き9a
との係合がはずれスライダー4がy2方向にスライドす
る。スライダー4の切欠き4aとカートリッジホルダー3
のピン3bとが係合しているのでカートリッジホルダー3
には斜めの切欠き4aによって下向きの力が加わる。ここ
でカートリッジホルダー3は係合部3cがシャーシ5aに立
てられたピン5cと係合して動きが規制されているため、
Z1方向に下降することなる。下降した状態を示したのが
第8図(B)である。この状態においてカートリッジ1
内のディスク2とモータ33は係合している。モータ33は
第7図(C)に示したカートリッジ1の裏の開口部1bか
らカートリッジ1内に入ることになる。この状態でコイ
ル8に通電されると磁界が発生しディスク2が磁界にさ
らされることになる。
されると、第7図(A)で示したロックレバー10の当接
部10aにカートリッジ1の端部が当接する。するとロッ
クレバー10が図中矢印A方向に回動しピン13と切欠き9a
との係合がはずれスライダー4がy2方向にスライドす
る。スライダー4の切欠き4aとカートリッジホルダー3
のピン3bとが係合しているのでカートリッジホルダー3
には斜めの切欠き4aによって下向きの力が加わる。ここ
でカートリッジホルダー3は係合部3cがシャーシ5aに立
てられたピン5cと係合して動きが規制されているため、
Z1方向に下降することなる。下降した状態を示したのが
第8図(B)である。この状態においてカートリッジ1
内のディスク2とモータ33は係合している。モータ33は
第7図(C)に示したカートリッジ1の裏の開口部1bか
らカートリッジ1内に入ることになる。この状態でコイ
ル8に通電されると磁界が発生しディスク2が磁界にさ
らされることになる。
ついで、モータ33を回転し、光ヘッド30を動作させる
ことでディスク2への信号の記録、消去が可能となる。
ことでディスク2への信号の記録、消去が可能となる。
カートリッジ1を第8図(B)の状態から第8図
(A)の状態に戻すのは、例えばソレノイドまたは手動
によりスライダー4をY2方向にスライドさせることで行
われる。
(A)の状態に戻すのは、例えばソレノイドまたは手動
によりスライダー4をY2方向にスライドさせることで行
われる。
発明が解決しよとする課題 以上のような装置では、カートリッジ1のローディン
グのためのコイル8はカートリッジ1がローディング時
に動く範囲から離れていなければならない。つまり、第
8図(B)に示すhの寸法分コイル8はローディング後
(第8図(B)の状態)のカードリッジ1から離れるこ
とになる。hの距離が大きいとディスク2にコイルから
供給される磁界は弱くなってしまう。hの大きさはカー
トリッジの形状から決定されるため小さくするのには限
度があり、ディスク2面上で所望の磁界を得るにはコイ
ルを小さくしたり、コイルに流す電流を小さくすること
には限界がある。このため装置を小さくするためには限
界があるという問題点があった。
グのためのコイル8はカートリッジ1がローディング時
に動く範囲から離れていなければならない。つまり、第
8図(B)に示すhの寸法分コイル8はローディング後
(第8図(B)の状態)のカードリッジ1から離れるこ
とになる。hの距離が大きいとディスク2にコイルから
供給される磁界は弱くなってしまう。hの大きさはカー
トリッジの形状から決定されるため小さくするのには限
度があり、ディスク2面上で所望の磁界を得るにはコイ
ルを小さくしたり、コイルに流す電流を小さくすること
には限界がある。このため装置を小さくするためには限
界があるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、簡単な構成で磁界供給
手段を移動させ、カートリッジのローディングに必要な
空間の大きさに関係なく、ディスク面に磁界供給手段を
近づけることのできる記録再生装置を提供することを目
的とするものである。
手段を移動させ、カートリッジのローディングに必要な
空間の大きさに関係なく、ディスク面に磁界供給手段を
近づけることのできる記録再生装置を提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明はこの目的を達成するため、記録円盤を内部に
収納したカートリッジを装置本体内に出し入れする挿入
口と、前記カートリッジ内の前記記録円盤と係合して前
記記録円盤を回転するモータと、前記挿入口を通して前
記装置本体内に挿入された前記カートリッジを前記モー
タの回転軸と略平行に移送するカートリッジ移送手段
と、前記カートリッジの移送完了位置で前記記録円盤上
に磁界を供給する磁界供給手段と、一端に前記磁界供給
手段が固定され、前記カートリッジ移送手段による前記
カートリッジの移動に連動して前記磁界供給手段を所定
位置に移動する平板状のアームと、回転軸と平行方向に
前記アームを伝達手段を介して回動させるモータを含む
回動駆動手段と、前記アームの回動軸に沿って前記アー
ムを上下移動させる駆動手段とを備え、前記アームを回
動ないし前記回動軸に沿って往復移動可能に構成したも
のである。
収納したカートリッジを装置本体内に出し入れする挿入
口と、前記カートリッジ内の前記記録円盤と係合して前
記記録円盤を回転するモータと、前記挿入口を通して前
記装置本体内に挿入された前記カートリッジを前記モー
タの回転軸と略平行に移送するカートリッジ移送手段
と、前記カートリッジの移送完了位置で前記記録円盤上
に磁界を供給する磁界供給手段と、一端に前記磁界供給
手段が固定され、前記カートリッジ移送手段による前記
カートリッジの移動に連動して前記磁界供給手段を所定
位置に移動する平板状のアームと、回転軸と平行方向に
前記アームを伝達手段を介して回動させるモータを含む
回動駆動手段と、前記アームの回動軸に沿って前記アー
ムを上下移動させる駆動手段とを備え、前記アームを回
動ないし前記回動軸に沿って往復移動可能に構成したも
のである。
作用 本発明は上記の構成により、カートリッジが移送手段
によりローディングされる際には磁界供給手段がカート
リッジがローディング時に通過する空間から待避してお
り、ローディング完了後、磁界供給手段をその一端に取
り付けたアーム駆動手段によって回動し、ついでディス
ク上にくると下降してディスクに磁界供給手段を近づけ
るような構成とし、カートリッジのローディングに必要
な空間の大きさに関係なくコイルの大きさ及びコイルに
流す電流の影響されずディスク2面上で所望の磁界を得
ることができる。
によりローディングされる際には磁界供給手段がカート
リッジがローディング時に通過する空間から待避してお
り、ローディング完了後、磁界供給手段をその一端に取
り付けたアーム駆動手段によって回動し、ついでディス
ク上にくると下降してディスクに磁界供給手段を近づけ
るような構成とし、カートリッジのローディングに必要
な空間の大きさに関係なくコイルの大きさ及びコイルに
流す電流の影響されずディスク2面上で所望の磁界を得
ることができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図において、1はカートリッジ、2はディスク、
3はカートリッジホルダー、4はスライダー、5はシャ
ーシ、8はコイル、9はロック部、10はロックレバー、
11はバネ、12,13はピンであり、これらはいずれも前述
の従来例と全く同様のもので作用も同じである。また光
学ヘッドは従来例の第7図(B)の光学ヘッド30と同様
のものが同様の位置にある。
3はカートリッジホルダー、4はスライダー、5はシャ
ーシ、8はコイル、9はロック部、10はロックレバー、
11はバネ、12,13はピンであり、これらはいずれも前述
の従来例と全く同様のもので作用も同じである。また光
学ヘッドは従来例の第7図(B)の光学ヘッド30と同様
のものが同様の位置にある。
14はソレノイドでピン15によってスライダー4に取り
付けられたロック部9と係合しており、通電されるとス
ライダー4をY2方向に引くように構成されている。16は
駆動源としての駆動モータ、18はウォーム、19,20,21は
平歯車で駆動モータ16の回転を減速し歯車22に伝える働
きをする。
付けられたロック部9と係合しており、通電されるとス
ライダー4をY2方向に引くように構成されている。16は
駆動源としての駆動モータ、18はウォーム、19,20,21は
平歯車で駆動モータ16の回転を減速し歯車22に伝える働
きをする。
17はサブシャーシで、駆動モータ16、平歯車19,20,2
1、歯車22を支持する。サブシャーシ17は支柱24によっ
てシャーシ5に取り付けられている。第1図でサブシャ
ーシ17は理解を助けるため透視して表わしている。つま
り平歯車19,20,21および、歯車22はサブシャーシ17の下
側に構成されている。25はアームで歯車22に取りつけら
れており、他端に磁界供給手段としてのコイル8が取り
付けられている。23は軸受であり、この下にアーム25を
Z1,Z2方向に上下させるためのソレノイド31が取り付け
られている(第2図(A)〜(B)参照)。軸受23はア
ーム25を図中矢印R1,R2方向に回動できるように支持す
るとともにZ1,Z2方向にスライド可能とするものであ
る。
1、歯車22を支持する。サブシャーシ17は支柱24によっ
てシャーシ5に取り付けられている。第1図でサブシャ
ーシ17は理解を助けるため透視して表わしている。つま
り平歯車19,20,21および、歯車22はサブシャーシ17の下
側に構成されている。25はアームで歯車22に取りつけら
れており、他端に磁界供給手段としてのコイル8が取り
付けられている。23は軸受であり、この下にアーム25を
Z1,Z2方向に上下させるためのソレノイド31が取り付け
られている(第2図(A)〜(B)参照)。軸受23はア
ーム25を図中矢印R1,R2方向に回動できるように支持す
るとともにZ1,Z2方向にスライド可能とするものであ
る。
第2図(A),(B)において、軸受23とソレノイド
31の構成を説明する。ソレノイド31はシャーシ5にステ
ー31aで固定されている。ソレノイド31のコア31bは歯車
22に取り付けられたボス22aに連結されている。ボス22a
と軸受23が嵌合している。歯車22および軸受23の間に
は、ボス22aの外周に沿ってコイルバネ32が取り付けら
れている。このコイルバネ32によって歯車22およびアー
ム25は矢印Z2方向に付勢されている。
31の構成を説明する。ソレノイド31はシャーシ5にステ
ー31aで固定されている。ソレノイド31のコア31bは歯車
22に取り付けられたボス22aに連結されている。ボス22a
と軸受23が嵌合している。歯車22および軸受23の間に
は、ボス22aの外周に沿ってコイルバネ32が取り付けら
れている。このコイルバネ32によって歯車22およびアー
ム25は矢印Z2方向に付勢されている。
以上の構成による実施例の動作を以下に説明する。
第3図〜第6図は要部の平面動作説明図である。ま
ず、第3図ではカートリッジが装置に投入される前の状
態を示している。図中、1点鎖線(矢印C)で囲んだ部
分はカートリッジ1が投入される空間である。図中のよ
うにアーム25はカートリッジ1が投入する空間から離れ
ている。またスライダー4のロック部9の切欠き9aには
ピン13が係合しており、スライダー4の動きを規制して
いる。
ず、第3図ではカートリッジが装置に投入される前の状
態を示している。図中、1点鎖線(矢印C)で囲んだ部
分はカートリッジ1が投入される空間である。図中のよ
うにアーム25はカートリッジ1が投入する空間から離れ
ている。またスライダー4のロック部9の切欠き9aには
ピン13が係合しており、スライダー4の動きを規制して
いる。
つぎにカートリッジ1がy2方向に投入されると第4図
の状態となる。カートリッジ1の端部でロックレバー10
が押されて図中矢印Aの方向に回動しピン13が切欠き9a
からはずれる。すると全述のようにスライダー4はY1方
向に付勢されているため(付勢手段図示せず)Y1方向に
スライドする。するとスライダー4とカートリッジホル
ダー3はピン3bおよび切欠き4aで係合しているためカー
トリッジホルダー3はカートリッジ1とともに下降す
る。
の状態となる。カートリッジ1の端部でロックレバー10
が押されて図中矢印Aの方向に回動しピン13が切欠き9a
からはずれる。すると全述のようにスライダー4はY1方
向に付勢されているため(付勢手段図示せず)Y1方向に
スライドする。するとスライダー4とカートリッジホル
ダー3はピン3bおよび切欠き4aで係合しているためカー
トリッジホルダー3はカートリッジ1とともに下降す
る。
次いで、モータ16に通電されるとウォーム18および平
歯車19〜21により回転力が伝達されて歯車22およびアー
ム25は図中矢印R1方向に回動する。このときカートリッ
ジ1はすでに下降しているためにアーム25とカートリッ
ジ1が干渉することはない。つまり、第2図(A)で示
すような位置にカートリッジ1が投入されたあとスライ
ダー4とカートリッジホルダー3の動作でカートリッジ
が第2図(B)の位置で示すような位置に下降するため
アーム25は障害なく回動できる(第5図参照)。
歯車19〜21により回転力が伝達されて歯車22およびアー
ム25は図中矢印R1方向に回動する。このときカートリッ
ジ1はすでに下降しているためにアーム25とカートリッ
ジ1が干渉することはない。つまり、第2図(A)で示
すような位置にカートリッジ1が投入されたあとスライ
ダー4とカートリッジホルダー3の動作でカートリッジ
が第2図(B)の位置で示すような位置に下降するため
アーム25は障害なく回動できる(第5図参照)。
次にソレノイド31に通電されるとバネ32の付勢力に抗
して歯車22およびアーム25がZ1方向に引き下げられてコ
イル8がディスク2に近づき、第2図(C)の状態にな
る。この状態でモータ33が回転してディスク2が回転し
コイル8に通電するとディスク1の面上に磁界が供給さ
れ、光学ヘッド30が動作することによってディスクへの
信号の記録、消去が可能となる。
して歯車22およびアーム25がZ1方向に引き下げられてコ
イル8がディスク2に近づき、第2図(C)の状態にな
る。この状態でモータ33が回転してディスク2が回転し
コイル8に通電するとディスク1の面上に磁界が供給さ
れ、光学ヘッド30が動作することによってディスクへの
信号の記録、消去が可能となる。
第6図はカートリッジ1を装置外に取り出す状態を示
している。第5図の状態からソレノイド31への通電が切
られる。するとコイルバネ32の付勢力で歯車22およびア
ーム25がZ2方向に上昇する。つぎに前述とは逆方向にモ
ータ16に通電されるとアーム25が矢印R2方向に回動し第
6図のようにカートリッジ1とアーム25が干渉しない状
態になる。
している。第5図の状態からソレノイド31への通電が切
られる。するとコイルバネ32の付勢力で歯車22およびア
ーム25がZ2方向に上昇する。つぎに前述とは逆方向にモ
ータ16に通電されるとアーム25が矢印R2方向に回動し第
6図のようにカートリッジ1とアーム25が干渉しない状
態になる。
最後にソレノイド14に通電されるとスライダー4がy2
方向に引かれ、カートリッジホリダー3とスライダー4
がピン3bおよび切欠き4aで係合していることによりカー
トリッジがZ2方向に上昇する。これが第6図の状態であ
る。この状態でカートリッジ1がy1方向に取り出される
とロックレバー10が矢印B方向に回動しピン13と切欠き
9aが係合して第3図、つまり元の状態に戻る。
方向に引かれ、カートリッジホリダー3とスライダー4
がピン3bおよび切欠き4aで係合していることによりカー
トリッジがZ2方向に上昇する。これが第6図の状態であ
る。この状態でカートリッジ1がy1方向に取り出される
とロックレバー10が矢印B方向に回動しピン13と切欠き
9aが係合して第3図、つまり元の状態に戻る。
以上の順次動作は通常のマイクロコンピュータおよび
モータ、ソレノイドの制御回路を組み合せて、モータ1
6,33、ソレノイド31,14を順次動作させることにより可
能である。
モータ、ソレノイドの制御回路を組み合せて、モータ1
6,33、ソレノイド31,14を順次動作させることにより可
能である。
発明の効果 以上のように、本発明は、記録円盤を内部に収納した
カートリッジを装置本体に出し入れするための挿入口
と、前記カートリッジ内の前記記録円盤と係合して前記
記録円盤を回転させるモータと、前記挿入口を通して装
置本体内に投入された前記カートリッジを前記モータの
回転軸と略平行に移送するカートリッジ移送手段と、前
記カートリッジの移送完了位置で前記記録円盤上に磁界
を供給する磁界供給手段と、前記カートリッジ移送手段
による前記カートリッジの移動に連動して前記磁界供給
手段を所定位置に移動させる移動手段とを備え、前記移
動手段は平板状のアームからなり、その一端部の底面に
前記磁界供給手段が固定されるとともに、その他端部に
前記アームを回動支持させるための回動軸を有し、前記
アームを回動しない前記回動軸に沿って往復移動可能に
構成したものでカートリッジが移送手段によりローディ
ングされる際には磁界供給手段がカートリッジがローデ
ィング時に通過する空間から待避しており、ローディン
グ完了後、磁界供給手段を一端に取り付けたアームが駆
動手段によって回動し、ついでディスク上にくると下降
してディスクに磁界供給手段を近づけるように構成され
ていることにより、回動軸と回動軸につながる駆動手段
という簡単な構成でカートリッジのローディングのため
に必要な空間の大小にかかわらず磁界供給手段を近づけ
ることができ、空間の有効利用を図り、小さなコイルま
たは小電力でも結果的に強い磁界をディスク面上に供給
できる。さらに、磁界供給手段が剛性の高い平板状のア
ームの底面に固定されているため、磁界供給手段の移動
時や外部からの衝撃に対し、極めて強い構成であり、非
常に簡単な構成でありながら、その実用的効果は大なる
ものである。
カートリッジを装置本体に出し入れするための挿入口
と、前記カートリッジ内の前記記録円盤と係合して前記
記録円盤を回転させるモータと、前記挿入口を通して装
置本体内に投入された前記カートリッジを前記モータの
回転軸と略平行に移送するカートリッジ移送手段と、前
記カートリッジの移送完了位置で前記記録円盤上に磁界
を供給する磁界供給手段と、前記カートリッジ移送手段
による前記カートリッジの移動に連動して前記磁界供給
手段を所定位置に移動させる移動手段とを備え、前記移
動手段は平板状のアームからなり、その一端部の底面に
前記磁界供給手段が固定されるとともに、その他端部に
前記アームを回動支持させるための回動軸を有し、前記
アームを回動しない前記回動軸に沿って往復移動可能に
構成したものでカートリッジが移送手段によりローディ
ングされる際には磁界供給手段がカートリッジがローデ
ィング時に通過する空間から待避しており、ローディン
グ完了後、磁界供給手段を一端に取り付けたアームが駆
動手段によって回動し、ついでディスク上にくると下降
してディスクに磁界供給手段を近づけるように構成され
ていることにより、回動軸と回動軸につながる駆動手段
という簡単な構成でカートリッジのローディングのため
に必要な空間の大小にかかわらず磁界供給手段を近づけ
ることができ、空間の有効利用を図り、小さなコイルま
たは小電力でも結果的に強い磁界をディスク面上に供給
できる。さらに、磁界供給手段が剛性の高い平板状のア
ームの底面に固定されているため、磁界供給手段の移動
時や外部からの衝撃に対し、極めて強い構成であり、非
常に簡単な構成でありながら、その実用的効果は大なる
ものである。
第1図は本発明の一実施例の記録再生装置の概略斜視
図、第2図〜第6図は同実施例の装置の動作を説明する
側断面図および平面図、第7図は従来例の記録再生装置
の概略斜視図、第8図はその動作を説明する側面図であ
る。 1……カートリッジ、2……ディスク(記録円盤)、3
……カートリッジホルダー、4……スライダー、5……
シャーシ、8……コイル、9……ロック部、10……ロッ
クレバー、13……ロックピン、16……駆動モータ、18…
…ウォーム、19〜21……平歯車、22……歯車、23……軸
受、25……アーム、30……光学ヘッド、31……ソレノイ
ド。
図、第2図〜第6図は同実施例の装置の動作を説明する
側断面図および平面図、第7図は従来例の記録再生装置
の概略斜視図、第8図はその動作を説明する側面図であ
る。 1……カートリッジ、2……ディスク(記録円盤)、3
……カートリッジホルダー、4……スライダー、5……
シャーシ、8……コイル、9……ロック部、10……ロッ
クレバー、13……ロックピン、16……駆動モータ、18…
…ウォーム、19〜21……平歯車、22……歯車、23……軸
受、25……アーム、30……光学ヘッド、31……ソレノイ
ド。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−143001(JP,A) 特開 昭63−121149(JP,A) 実開 昭62−187402(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】記録円盤を内部に収納したカートリッジを
装置本体内に出し入れする挿入口と、前記カートリッジ
内の前記記録円盤と係合して前記記録円盤を回転するモ
ータと、前記挿入口を通して前記装置本体内に挿入され
た前記カートリッジを前記モータの回転軸と略平行に移
送するカートリッジ移送手段と、前記カートリッジの移
送完了位置で前記記録円盤上に磁界を供給する磁界供給
手段と、一端に前記磁界供給手段が固定され、前記カー
トリッジ移送手段による前記カートリッジの移動に連動
して前記磁界供給手段を所定位置に移動する平板状のア
ームと、回転軸と平行方向に前記アームを伝達手段を介
して回動させるモータを含む回動駆動手段と、前記アー
ムの回動軸に沿って前記アームを上下移動させる駆動手
段とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63160088A JP2635371B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 記録再生装置 |
US07/370,013 US5107484A (en) | 1988-06-28 | 1989-06-23 | Arrangement of recording/reproducing apparatus |
KR1019890008745A KR930000523B1 (ko) | 1988-06-28 | 1989-06-24 | 기록 재생장치 |
EP89306533A EP0349279B1 (en) | 1988-06-28 | 1989-06-27 | Arrangement of recording/reproducing apparatus |
CA000604097A CA1325848C (en) | 1988-06-28 | 1989-06-27 | Arrangement of recording/reproducing apparatus |
DE68918352T DE68918352T2 (de) | 1988-06-28 | 1989-06-27 | Einrichtung für Aufnahme/Wiedergabe-Gerät. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63160088A JP2635371B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210503A JPH0210503A (ja) | 1990-01-16 |
JP2635371B2 true JP2635371B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=15707601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63160088A Expired - Fee Related JP2635371B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2635371B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0676512A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-03-18 | Ricoh Co Ltd | 光磁気ディスク装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01143001A (ja) * | 1987-11-28 | 1989-06-05 | Fuji Electric Co Ltd | 光磁気ディスク装置の外部磁界印加方法および外部磁界印加装置 |
-
1988
- 1988-06-28 JP JP63160088A patent/JP2635371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210503A (ja) | 1990-01-16 |
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