[go: up one dir, main page]

JP2627177B2 - 荷搬送設備 - Google Patents

荷搬送設備

Info

Publication number
JP2627177B2
JP2627177B2 JP63200751A JP20075188A JP2627177B2 JP 2627177 B2 JP2627177 B2 JP 2627177B2 JP 63200751 A JP63200751 A JP 63200751A JP 20075188 A JP20075188 A JP 20075188A JP 2627177 B2 JP2627177 B2 JP 2627177B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
propelled
signal
ground
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63200751A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0250207A (ja
Inventor
雅宏 池田
耕一 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP63200751A priority Critical patent/JP2627177B2/ja
Publication of JPH0250207A publication Critical patent/JPH0250207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2627177B2 publication Critical patent/JP2627177B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は走行レールに案内されて自走する自走台車を
備えた荷搬送設備に関するものである。
従来の技術 上記荷搬送設備における自走台車への地上側のコント
ローラからの信号の授受は、たとえば特開昭59−143755
号公報に見られるように、走行レールに設けた制御信号
授受用レールと自走台車に設けた集電手段との接触にて
行われ、自走台車は地上側のコントローラから遠隔的、
自動的に制御されていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の信号授受を行う構成では、信号用レー
ルと集電手段とを使用しているため、集電手段、レール
の摩耗が激しく、定期的に取替えを行わないと信号の授
受が良好に行なわれなくなるという問題や、上記定期的
な取替えのために大きな費用がかかるという問題があつ
た。このような問題を解決するため、電波により信号授
受手段が考えられるが、自走台車以外の機器へ与えるノ
イズの問題や、定在波の影響でデツドゾーン(電界が零
となるゾーン)が発生し通信不能となるという問題があ
つた。
本発明は上記問題を解決するものであり、電波による
信号の送受信を行い、補修をほとんど不要とするととも
に、通信不能となることを回避した荷搬送手段を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明は、走行レールに案内
されて自走して荷を搬送し、かつ電波による信号の送受
信手段を有する複数の自走台車と、前記走行レールに沿
つて布設された誘導線をアンテナとして前記自走台車と
電波による信号の送受信を行う送受信手段を有し、複数
の自走台車を制御する地上の制御手段と、前記誘導線の
終端に接続される終端抵抗器の抵抗値を時間的に切換え
る切換え手段とを設けたものである。
作用 上記構成により、走行レールに沿つて布設された誘導
線をアンテナとし電波を使用して自走台車と地上の制御
手段との信号の送受信を行う。よつて、従来のような集
電手段と信号用レールの如く、摩耗のための定期的な保
修を必要としない。また、誘電線に定在波によつて発生
するデツドゾーンが、切換え手段による終端抵抗器の抵
抗値の時間毎の切換えによつて時間的に移動する。よつ
て、自走台車が停止していても連続してデツドゾーンに
入ることがなくなり、自走台車と地上の制御手段間が通
信不能となることが回避される。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の荷搬送設備の自走台車の制御ブロツ
クを図解して示したものである。第1図において、1は
マイクロコンピユータからなり、複数の自走台車2を総
括して制御する地上の制御手段である地上コントローラ
であり、自走台車2が走行する走行レールに沿つて散在
し、荷の移載を行うステーシヨンや上位のホストコンピ
ユータ(いずれも図示せず)からの荷の移載信号および
後述する地上モデム3からの各自走台車2毎のフイード
バツク信号、たとえば現在位置のアドレス信号や荷の有
無などの信号を入力して判断し、各自走台車2毎に走行
する行先や移載を行うかどうかなどの制御信号を地上コ
ントローラ1内に設置されたインターフエイス部(図示
せず)を介して地上モデム3へ出力する。地上コントロ
ーラ1と地上モデム3の伝送方式はRS−232Cを使用し、
非同期シリアル伝送で全二重化している。
地上モデム3は第2図に示すように、地上コントロー
ラ1とのインターフエイス部4と、無線の送受信機に相
当する送信部5および受信部6と、送信動作が受信部6
に影響を与えないためのデユプレクサー7とから構成さ
れており、送信部5と受信部6は、第3図に示すように
レール連結材9にて連結された走行レール8に自走台車
2の走行方向に沿つて全長に布設された誘導線であるUH
Fテレビ用のフイーダ線10をアンテナとしている。送信
部5は電波法に規定する微弱無線局に該当し、周波数変
調方式を変調方式としており、受信部6はスーパーヘテ
ロダイン方式を受信方式としている。地上モデム3のイ
ンターフエイス部4へ入力した地上コントローラ1から
の各自走台車2毎のデイジタル制御信号はインターフエ
イス部でデイジタルアナログ変換され、送信部5にて17
0MHzを主搬送波としてFM変調されたデユプレクサー7お
よびインピーダンスマツチングボツクス11を介してフイ
ーダ線10から送信される。フイーダ線10の終端には200
Ωの終端抵抗器12が接続されている。
自走台車2には第1図および第3図に示すように、フ
イーダ線10に接近対向して自走台車2の走行方向に2本
のアンテナ13,14が設けられている。第1のアンテナ13
は170MHzに適合するループアンテナで形成され、第2の
アンテナ14は138MHzに適合するループアンテナで形成さ
れており、2本のアンテナ13,14の設置間隔はフイーダ
線10からの送信周波数のλ/4、(λ;波長)、すなわち
170MHzのλ/4、約44cmとしている。
フイーダ線10から送信された地上コントローラ1から
の制御信号はこの2本のアンテナ13,14で受信され、分
配器15で平均化されて本体モデム16へ入力される。本体
モデム16は地上モデム3と送信部5、受信部6の局部発
振周波数を入替えただけで他は同一の構成をしており、
分配器15から入力された信号はデユプレクサー7Aを介し
て受信部6Aで復調されインターフエイス部4Aでデイジタ
ル信号に変換され本体の制御手段である本体コントロー
ラ17にRS−232Cの伝送方式にて伝送される。本体コント
ローラ17は、センサとして、荷の有無、荷の定位置を検
出する光電スイツチからなる移載部検出器18、走行レー
ル8に沿つて設置された現在位置のアドレスの基点とな
る原点、ステーシヨンのゾーンおよびカーブを検出する
光電スイツチからなる走行制御検出器19、先行する自走
台車との接近を検出する受光器20、追突を検出するバン
パスイツチ21、走行距離を後述する走行モータ22の回転
数で検出するためのエンコーダ23が接続されており、各
センサからの信号および本体モデム16から入力した地上
コントローラ1からの制御信号あるいは操作面24に接続
される制御箱(図示せず)からの手動時の制御信号によ
り判断し、インバータ25、切換スイツチ26を介して前記
走行モータ22あるいは切換スイツチ26にて切替えて移載
モータ27を制御して自走台車2の自走および自走台車2
からの荷の移載を制御している。また本体コントローラ
17は後行する自走台車が接近を検出するための投光を投
光器28にて行つている。本体コントローラ17からの地上
コントローラ1への前記フイードバツク信号はデイジタ
ル信号にて本体モデム16へシリアル伝送され、本体モデ
ム16インターフエイス部4Aにてデイジタル−アナログ変
換し、送信部5Aにて138MHzを主搬送波としてFM変調し、
分配器15を介して2本のアナログ13,14にて送信する。
2本のアナログ13,14から送信された本体コントローラ1
7からのフイードバツク信号はフイーダ線10にて受信さ
れてインピーダンス・マツチングボツクス11を介して地
上モデム3の受信部6で復調されてインターフエイス部
4でアナログ−デイジタル変換されて地上コントローラ
1にシリアル伝送される。地上コントローラ1は地上モ
デム3から入力した本体コントローラ17からのフイード
バツク信号により自走台車2の状況を把握している。
第3図において、29は走行モータ22にて駆動される駆
動車輪、30は遊転車輪、31は走行レール8に自走台車2
をガイドするためのガイドローラである。
このように、地上モデム3と本体モデム16を送受信機
として、フイーダ線10、第1、第2のアンテナ13,14を
アンテナとして使用することにより地上コントローラ1
と本体コントローラ17の信号の授受を行うことができ、
さらに従来のような信号用レールと集電手段を無くすこ
とができ、摩耗する箇所を無くすことができるため、定
期的に保修を行う必要を無くすことができる。また、2
本のアンテナ13,14をλ/4間隔で設けることにより通信
の安定を図ることとができる。
また、第4図に示すように、理論的には存在しないは
ずの反射波aが実際に存在し、この反射波aによる定在
波の影響でデツドゾーン(電界が零となるゾーン)Aが
存在する。第4図において、bは進行波を示す。このデ
ツドゾーンAによる通信不能を回避させるために終端抵
抗器12の抵抗値を時間的に切換えている。
第5図に終端抵抗器12の回路図を示す。第5図におい
て、42,43はフイーダ線10との接続端子であり、接続端
子42にコンデンサC1を介して200Ωの抵抗R1が接続さ
れ、この抵抗R1は直列に順方向に接続された一方のダイ
オードD1のアノードに接続され、他方のダイオードD2の
カソードがコンデンサC2を介して接続端子43に接続され
ている。44,45は電源端子であり、プラスの電源端子44
はタイマー46の入力端子46Aに接続され、マイナスの電
源端子45はタイマー46の共通接続46Bに接続されるとと
もに、誘導コイルL2を介してダイオードD2のカソードに
接続されている。タイマー46の出力端子46Cは1KΩの抵
抗R2と誘導コイルL1を介してダイオードD1のアノードに
接続されている。タイマー46は電源端子44,45を介し
て、たとえば5Vの直流電源が供給されると3秒毎にオ
ン、オフを繰り返してダイオードD1,D2に3秒毎に約2mA
の順バイアス電流Iを流してダイオードD1,D2をオンと
し、第6図に示すように3秒毎に接続端子42,43間の抵
抗値、すなわち終端抵抗器12の抵抗値をダイオードD1,D
2のオン時に200Ω、オフ時に数100KΩに切換えている。
このようにタイマー46により終端抵抗器41の抵抗値を
時間毎に切換えることにより、第4図に示した反射波a
の位相角が変化し、結果としてデツドゾーンAの位置が
変化する。したがつて、自走台車2は停止していても連
続してデツドゾーンに入ることがなくなり、自走台車2
と地上コントローラ1間が通信不能となることを回避す
ることができる。また、自走台車2に設けているアンテ
ナ13,14を、デツドゾーンによる通信不能が回避された
ことにより、1本にすることが可能である。
なお、タイマー46の切換え時間は、地上コントローラ
1から自走台車2への伝送タイミング、1ループの走行
レール8上を走行する自走台車2の数、自走台車2が定
在波でエラー(通信不能)となる確率、地上コントロー
ラ1が自走台車2のエラーと判断し、他の自走台車2に
伝送開始する時間などによつて設定される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、走行レールに沿つて布
設された誘導線をアンテナとし、電波を使用して自走台
車と地上の制御手段との信号の送受信を行うことがで
き、従来の信号用レールと集電手段のように摩耗する箇
所がなくなるため、定期的な保修を行う必要がなくなり
保修費を削減することができる。また、切換え手段によ
つて誘導線に接続された終端抵抗器の抵抗値が時間毎に
切換えられことによつて、誘導線上に定在波によつて発
生するデツドゾーンが時間的に移動するため、自走台車
は停止していても連続してデツドゾーンに入ることがな
くなり、自走台車と地上の制御手段間が通信不能となる
ことを回避することができ、信頼性の高い荷搬送設備を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す荷搬送設備の自走台車
の制御ブロツク図、第2図は同荷搬送設備の地上(本
体)モデムの構成図、第3図は同荷搬送設備のレール部
の断面図、第4図は同荷搬送設備のフイーダ線上の進行
波と反射波の波形図、第5図は同荷搬送設備の終端抵抗
器の回路図、第6図は第5図の終端抵抗器の抵抗値の特
性図である。 1……地上コントローラ(地上の制御手段)、2……自
走台車、10……フイーダ線(誘導線)、12……終端抵抗
器、46……タイマー(切換え手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行レールに案内されて自走して荷を搬送
    し、かつ電波による信号の送受信手段を有する複数の自
    走台車と、前記走行レールに沿つて布設された誘導線を
    アンテナとして前記自走台車と電波による信号の送受信
    を行う送受信手段を有し、複数の自走台車を制御する地
    上の制御手段と、前記誘導線の終端に接続される終端抵
    抗器の抵抗値を時間的に切換える切換え手段とを設けた
    荷搬送設備。
JP63200751A 1988-08-11 1988-08-11 荷搬送設備 Expired - Fee Related JP2627177B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63200751A JP2627177B2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 荷搬送設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63200751A JP2627177B2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 荷搬送設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0250207A JPH0250207A (ja) 1990-02-20
JP2627177B2 true JP2627177B2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=16429567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63200751A Expired - Fee Related JP2627177B2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 荷搬送設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2627177B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2706999B2 (ja) * 1990-11-01 1998-01-28 小松フォークリフト株式会社 無人搬送車の走行制御方法
JPH04218811A (ja) * 1990-11-28 1992-08-10 Daifuku Co Ltd 荷搬送設備
JP2659515B2 (ja) * 1994-01-31 1997-09-30 帝人株式会社 押出機の吐出圧力制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0250207A (ja) 1990-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5927657A (en) Antenna mounting structure for movable member conveying system
WO2012108098A1 (ja) 有軌道台車システム
JP3374668B2 (ja) 移動体の通信方法及び通信システム
JP2627177B2 (ja) 荷搬送設備
JP3627507B2 (ja) 台車運行システム
JPS612621A (ja) 自動搬送システムの制御装置
US20080135378A1 (en) Sorting and Distributing System and Method For Transmitting Power and Data
JP3339421B2 (ja) 非接触給電システム
JPH01194804A (ja) 荷搬送設備
JPH01194805A (ja) 荷搬送設備
JP3314221B2 (ja) 地上制御式自動搬送機器の走行制御方式
JPH1029702A (ja) 搬送手段制御方法及び装置
JPH0611849Y2 (ja) 搬送台車の走行制御装置
JP2002362706A (ja) 搬送台車システム
JP4461537B2 (ja) 電力線搬送通信装置
US5440543A (en) Duplex system using a single transmission line
JP3287282B2 (ja) 移動体の給電線重畳通信システム
GB2269252A (en) Telecommand of moving vehicles on rails
JP3750605B2 (ja) 移動体運行システム及びその通信方法
JP4026196B2 (ja) 搬送台車の制御システム
JP4461538B2 (ja) 電力線搬送通信装置
JPH01296319A (ja) 荷搬送設備
JPH02176806A (ja) 荷搬送設備
JPH06131045A (ja) 荷搬送設備
JP2004185248A (ja) 物品搬送設備

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees