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JP2626123B2 - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

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Publication number
JP2626123B2
JP2626123B2 JP2023220A JP2322090A JP2626123B2 JP 2626123 B2 JP2626123 B2 JP 2626123B2 JP 2023220 A JP2023220 A JP 2023220A JP 2322090 A JP2322090 A JP 2322090A JP 2626123 B2 JP2626123 B2 JP 2626123B2
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JP
Japan
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cassette
holder
small
standard
door
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Expired - Lifetime
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JP2023220A
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JPH03228253A (ja
Inventor
正宏 松丸
光男 春松
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2023220A priority Critical patent/JP2626123B2/ja
Publication of JPH03228253A publication Critical patent/JPH03228253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2626123B2 publication Critical patent/JP2626123B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はVTR等の磁気テープを内蔵したカセットを装
着するようにしたフロントローディングタイプのカセッ
ト装着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、標準カセットと小型カセットの大小2つのカセ
ットを選択的に装着するようにしたフロントローディン
グタイプのカセット装着装置として、例えば特開昭63−
55754号公報等が提案されている。このようなフロント
ローディングタイプのカセット装着装置において、挿入
されるカセットが民生用で一般に使用されている標準カ
セットと小型カセットを考えた場合、小型カセットの前
後方向の幅は標準カセットの幅に対して小さいため、小
型カセットのイジェクト時にはカセット挿入口からの突
出量が小となり、取り出すことができなかったり、仮に
取り出せても非常に取り出し難いものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した如く、民生用で一般に使用されている標準カ
セットと小型カセットとの2つのカセットを直接選択的
に装着するようにしたフロントローディングタイプのカ
セット装着装置を考えた場合、挿入されるカセットの大
きさが異なるので、小型カセットのイジェクト時にはカ
セット挿入口からの吐出量が小さく、小型カセットが取
り出し難く、使い勝手が非常に悪くなる問題を有してい
る。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたもので、小
型カセットの取り出し作業を容易なものとすることがで
きるカセット装着装置を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記目的を達成するために、本第1の発明により本体
前面のカセット挿入口より、ブラケットに移動可能に支
持された一つのホルダに選択的に挿入された標準カセッ
ト又は小型カセットを、前記ホルダを介して移動してそ
れぞれ予め定めた所定の装着位置に装着するフロントロ
ーディングタイプのカセット装着装置において、前記標
準カセットのイジェクト時には、前記ホルダを、前記装
着位置からイジェクト方向に移動して所定のカセット挿
入待機位置で停止制御すると共に、小型カセットのイジ
ェクト時には、前記ホルダを、前記装着位置からイジェ
クト方向に移動して前記標準カセット挿入待機位置を所
定量越えた位置まで移動制御する制御手段を備えたこと
を特徴とするカセット装着装置が提供される。
上記構成によるカセット装着装置においては、制御手
段によって、小型カセットのイジェクト時に、ホルダを
所定のカセット挿入待機位置よりイジェクト方向に所定
量越えた位置まで移動させて、小型カセットのカセット
挿入口からの吐出量を大きくする。
また本第2の発明により本体前面のカセット挿入口よ
り、ブラケットに移動可能に支持された一つのホルダに
選択的に挿入された標準カセット又は小型カセットを、
前記ホルダを介して移動してそれぞれ予め定めた所定の
装置位置に装着するフロントローディングタイプのカセ
ット装着装置において、前記標準カセットのイジェクト
時には、前記ホルダを、前記装着位置からイジェクト方
向に移動して所定のカセット挿入待機位置で停止制御す
ると共に、小型カセットのイジェクト時には、前記ホル
ダを、前記装着位置からイジェクト方向に移動して前記
標準カセット挿入待機位置を所定量越えた位置まで移動
制御した後、この位置よりカセット装着方向に前記標準
カセット挿入待機位置よりも所定量越えて移動させ、し
かる後再びイジェクト方向に移動して前記標準カセット
挿入待機位置で停止制御する制御手段を備えたことを特
徴とするカセット装着装置が提供される。
上記構成によるカセット装着装置においては、制御手
段によって、小型カセットのイジェクト時に、ホルダを
所定のカセット挿入待機位置よりイジェクト方向に所定
量越えた位置まで移動制御することにより、小型カセッ
トの取り出しを容易なものとし、その後、この位置より
カセット装着方向に前記カセット挿入待機位置よりも所
定量越えて移動させ、しかる後、再びイジェクト方向に
移動して所定カセット挿入待機位置で停止制御すること
により、次のカセット挿入動作に備える。
〔実 施 例〕
以下、本発明を説明する一実施例を図に基づいて説明
する。第1図ないし第3図は本実施例に係るカセット装
着装置の全体構成を示す平面図、正面図及びドアの取り
除いた状態での正面図を順次示す。カセット装着装置の
カセットハウジング本体は、ブラケット100、このブラ
ケット100の前面に設けたハウジングドア200、及びホル
ダ300を移動する駆動力伝達機構400から大略構成されて
いる。
上記ブラケット100は、左右の側板110,120と天板130
及び底板140から構成され、左右の側板110,120に、図示
する如く上記駆動力伝達機構400が設けられており、こ
の駆動力伝達機構400は、第4図と第5図に詳細に示す
ように、駆動モータ401→ウォーム402→ウォームホイー
ル403→プーリ404→ベルト405→プーリ406→右コネクト
ギア407→右メインギア408、及び上記プーリ406から伝
達シャフト409を介して左コネクトギア410→左メインギ
ア411といった順に上記駆動モータ401の駆動力が左右の
メインギア408,411に伝達されるようになっている。
また、上記ブラケット100内にはホルダ300が配設さ
れ、このホルダ300に、標準(VHS)カセット及びこれよ
り小型の小型(VHS−C)カセットとが前面側より選択
的に装着され、この装着されたカセットを所定位置に移
動するようになされている。すなわち、第4図ないし第
6図に詳細に示すように、ホルダ300の両側部には、そ
れぞれガイドピン301b(301a),302b(302a)が設けら
れ、ブラケット100の両側板110,120にそれぞれ形成した
略字形のガイド溝111(121),112(122)に係合し、さ
らに、この内一方のガイドピン301a,301bを上記左右の
メインギア408,411の操作アーム413,414の長孔415,416
と係合している。
従って、カセット装着時に、第4図(a)に示すカセ
ット挿入待機位置にホルダ300があり、このホルダ300に
前方のカセット挿入口150より挿入された標準カセット
又は小型カセットが装着されると、後述するカセット検
出スイッチによりカセットが装着されたのを検出して駆
動モータ401を駆動し、左右のメインギア408,411が第4
図中時計方向に回転することにより操作アーム413,414
も時計方向に回転するので、ガイドピン301a,301bはガ
イド溝111,121に沿って案内され、これによりホルダ300
は上記カセット挿入待機位置から標準カセット装着時に
は第4図(b)に示す第1所定装着位置に、小型カセッ
ト装着時には第4図(c)に示す上記第1所定装着位置
より若干高い位置の第2所定装着位置に移動する。
これにより、各カセットは予め定められた所定装着位
置に装着されることになる。
また、上記第4図に示すカセット挿入口150部位に
は、第1図と第2図、第5図ないし第7図に示す如くハ
ウジングドア200が設けられ、このハウジングドア200
は、第2図に示すように標準カセット用の大なる第1ド
ア210と、この第1ドアに設けられた切欠部210Aを開閉
すべく第1ドア210の内側の一部に設けた小型カセット
用の小なる第2ドア220から大略構成され、第1図と第
2図、第8図と第9図に示すように、上記第1ドア210
の左右両端部即ちカセット挿入口150の左右両端部に同
第1ドア210のドアロック機構240を設けている。
このドアロック機構240は、ブラケット100のカセット
挿入口150の底面に支点242を回動可能に支持したドアロ
ック部材241よりなり、図示しないスプリングにて内側
方向(第8図及び第9図中時計方向)に付勢するように
しているが、後端のL字片243をブラケット100の切欠部
151(第1図参照)に係合して該内側方向の最大回動範
囲を規制するようになされ、上記ドアロック部材241の
内側面には第1ドア210の端部と係合する係合凹部244を
形成すると共に、その前後にそれぞれテーパ部245,246
を形成している。
そして、このドアロックリリース機構としては、上記
ブラケット100に、第1図ないし第3図、第8図ないし
第11図に示すように、伝達シャフト409にドアロックリ
リース部材250を軸着しており、このドアロックリリー
ス部材250は、第2図と第3図に示すスプリング254にて
第10図及び第11図中時計方向に付勢するようにしている
が、その図中Y端の内側方向に突出した当接部251を上
記ブラケット100の切欠部151内側において当接させて第
10図に示す状態に保持するようにしている。また、第8
図と第9図に示すように、上記当接部251部位に所定位
置に装着されたカセットと係合するテーパ部252を形成
する一方、図中X端部に外側方向に傾斜するテーパ部25
3を形成し、この前方テーパ部253に上記ドアロック部材
241のL字片243を係合させている。
従って、カセットの非挿入時に、ドアロック部材241
及びドアロックリリース部材250は第1図と第8図に実
線で示す状態にあり、左右のドアロック部材241はその
係合凹部244に第1ドア210の端部を係合し、この第1ド
ア210の回動を規制しており、これによって、第1ドア2
10はロックされているので、小型カセットを例えば第2
ドア220から外れた位置より挿入しようとしても第1ド
ア210が開かず、同小型カセットの挿入位置の位置決め
を行うことができ、誤挿入を防止することができる。
そして、第1図と第8図に実線で示す状態から標準カ
セットを挿入口150より挿入すると、第8図に二点鎖線
で示すように、標準カセットの両端部が左右両ドアロッ
ク部材241のX端テーパ部245をスプリング(図示せず)
に抗して外側方向に押し、ドアロック部材241が支点242
を中心として図中反時計方向に回転し二点鎖線で示す状
態となるので、上記ドアロック部材241の係合凹部244と
第1ドア210の端部との係合が外れ、第1ドア210のロッ
クが解除され、これにより、第1ドア210は回動可能と
なるので、挿入される標準カセットに押されて開蓋し標
準カセットはホルダ300内に装着されるようになる。
そして、標準カセットが所定装着位置に装着される
際、第9図と第11図に示すように、この標準カセットの
後端部が上記ドアロックリリース部材250のY端テーパ
部252に当接して押圧するため、第11図に示すように、
ドアロックリリース部材250は支点である伝達シャフト4
09を中心として反時計方向に回転し、よって、上記ドア
ロック部材241の前記L字片243がドアロックリリース部
材250のX端テーパ部253のテーパ面によって支持され、
第9図中実線で示す回動状態に該ドアロック部材241が
保持される。即ち第1ドア210はロック解除状態に維持
されることになる。
また、上記第1図と第8図に実線で示す第1ドア210
がロックされた状態から小型カセットを第2ドア220よ
り挿入すると、第8図に示す如く挿入した小型カセット
が左右両ドアロック部材241と係合することなく、ドア
ロック部材241は第8図中実線で示す状態のままで支持
され、これにより、第1ドア210は回動不能で第2ドア2
20のみが回動可能となるので、第2ドア220のみが挿入
される小型カセットに押されて開蓋し小型カセットはホ
ルダ300内に装着されるようになる。
そして、小型カセットを所定装着位置に装着する時、
第9図に示すようにこの小型カセットが上記ドアロック
リリース部材250のY端内側テーパ部252に当接しないの
で、ドアロックリリース部材250は第10図に示す非回転
状態のままで、よって、上記ドアロック部材241は第9
図中二点鎖線で示す元の状態であるため、第1ドア210
はロック状態が維持される。
次に、上記第1ドア210と第2ドア220から成るハウジ
ングドア200について詳述する。
上記第1ドア210は上記カセット挿入口150部位におい
て、第1図と第2図及び第7図に示すように、上部に設
けた軸211を上記ブラケット100にて回動自在に軸支する
と共に、ダブルトーションスプリング212にて閉蓋方向
(第5図中反時計方向)に付勢している。
また、第2ドア220は、第7図に示すように第1ドア2
10の裏面側に左右の軸221を回動自在に軸支され、その
一端側より突出するように設けた操作杆222に上記ダブ
ルトーションスプリング212の一端212aを係止すること
により上記第1ドア210同様に閉蓋方向(第5図中反時
計方向)に付勢している。さらに、上記第1ドア210の
軸211には、第7図に示すように上記ダブルトーション
スプリング212の中間部を掛けて同じく第5図中反時計
方向に付勢された引掛けレバー230を設け、引掛けレバ
ー230の内側面に先端部が第1ドア210の裏面に当接する
操作ピン231を設けている。
また、上記ハウジングドア200のイジェクト時の開蓋
機構としては、第5図に示すように、駆動力伝達機構40
0の左メインギア411の外側面にハウジングドアの開蓋カ
ム部260が設けられており、その一側には伝達シャフト4
09に軸着され、且つ後端部に上記開蓋カム部260と係合
するカム部271を有する第1ドア210葉の第1開蓋レバー
270を設ける一方、その他側にはブラケット100の左側板
120に支点282で回動自在に支持され、且つ中間部に上記
開蓋カム部260と係合するカム部281を有する第2ドア22
0用の第2開蓋レバー280を設けている。
そして、上記第1開蓋レバー270の先端部には、第5
図と第7図に示すように上記引掛けレバー230のX端側
(第5図中右側)に対向する開蓋ピン272を設ける一
方、上記第2開蓋レバー280の先端部283を上記第2ドア
220の操作杆222の先端部においてそのX端側(第5図中
右側)に対向させている。
従って、ハウジングドア200は次のようにしてイジェ
クト時に開蓋動作する。
先ず、標準カセット又は小型カセットが所定装着位置
に装着されている時には、左メインギア411の開蓋カム
部260と第1及び第2開蓋レバー270,280は第14図に示す
状態にある。第14図中、左メインギア411において実線
は標準カセットの所定装着位置における回転位置を、二
点鎖線は小型カセットの所定装着位置における回転位置
をそれぞれ示している。この第14図より明らかなように
上記両開蓋レバー270,280は開蓋カム部260のカム部から
外れ、非作動状態にあるので、上記第1及び第2ドア21
0,220は閉蓋状態にある。
このような状態から標準カセットのイジェクト時、ホ
ルダ300のイジェクト方向の移動に伴って左メインギア4
11が第14図中時計方向に回転すると、標準カセットが第
1ドアに至る前において第13図に示すように、第1及び
第2開蓋レバー270,280が開蓋カム部260のカム部と当接
し、それぞれ支点409,282を中心に反時計方向に回動す
る。よって、上記第1開蓋レバー270の回動に伴ってそ
の先端の開蓋ピン272が第14図の位置から第13図に示す
位置まで移動し、これによって引掛けレバー230がダブ
ルトーションスプリング212に抗して押し上げられるた
め、追随するように第1ドア210に開蓋方向の付勢力が
作用する。この際、上記第1ドア210はドアロックリリ
ース部材250によってドアロック部材241によるロックが
解除されているので、上記引掛けレバー230の回動に伴
って第1ドア210が回動(開蓋)する。なお、第2ドア2
20も第1ドア210と一緒に開蓋するため、第2開蓋レバ
ー280は作用しない。
また、小型カセットのイジェクト時、上記第14図の状
態からホルダ300のイジェクト方向の移動に伴って左メ
インギア411が第14図中時計方向に回転すると、小型カ
セットが第1ドアに至る前において標準カセットの場合
と同様に第12図に示すように、第1及び第2開蓋レバー
270,280が開蓋カム部260のカム部と当接し、それぞれ支
点409,282を中心に反時計方向に回動する。よって、上
記第1開蓋レバー270の回動に伴ってその先端の開蓋ピ
ン272が第14図の位置から第12図に示す位置まで移動
し、これによって引掛けレバー230がダブルトーション
スプリング212に抗して押し上げるが、上記第1ドア210
はドアロック部材241によってロックされて回動を阻止
されているため、上記引掛けレバー230のみが回動し第
1ドア210は閉蓋状態のままである。しかして、第2開
蓋レバー280の回動に伴って操作杆222が第12図に示すよ
うに押し上げられるため、第2ドア220のみが回動(開
蓋)する。
このようにして、各カセットに対応したドアが開蓋状
態となるので、この開蓋された各ドアより各カセットが
イジェクトされることとなる。なお、カセットの挿入時
にも上記左メインギア411の開蓋カム部260によって上記
第1及び第2開蓋レバー270,280が回動するが、この際
にはカセットが各ドアを押退けて挿入する動作中なので
特に問題はない。なお、この実施例ではメインギア411
は左側のみに設けられているが、左右両側に設けて開蓋
レバーを左右に分けてもよい。
次に、ホルダ300の構成としては、第1図と第3図及
び第15図ないし第17図に示すように、断面略ロ字形状で
なり、その幅寸法を標準カセットと略同一寸法とすると
共に、その内底面の所要小型カセット装着位置(若干左
によった位置)に段差部320を形成している。また、テ
ープローディング部材等が嵌合するカセットの前面開口
部に対応するY端側(第1図参照)301を切欠して邪魔
にならないようにすると共に、所定装着位置に移動時に
デッキ側のリール台に対応する位置に穴302を形成して
いる。
さらに、このカセット装着装置には、後述する標準カ
セット検出機構、小型カセット検出機構、小型カセット
位置決め機構、標準及び小型カセットの誤挿入防止機
構、小型カセット押え機構、小型カセットのリッドオー
プナ組立体回動機構、ワイヤの引き出し機構、及びホル
ダの支持機構が備えられている。
先ず、標準カセット検出機構としては、第1図及び第
6図に示すように、ホルダ300の左右両側部に標準カセ
ット検出レバー310を設けており、この左右に設けた各
標準カセット検出レバー310は上記ガイドピン302a,302b
にてその支点をホルダ300の側面にてそれぞれ回動自在
に支持され、その下端311を第1図に示すようにホルダ3
00の内底面のY端左右に突出する一方、他端312側に位
置するホルダ300の外側面には標準カセット検出スイッ
チ313を設けている。なお、標準カセット検出レバー310
は第6図に示すようにスプリング314にて図中反時計方
向に付勢し、ホルダ300の左右側面に形成した折曲片315
に他端312側上面を当接させて、通常第6図に示す状態
に保持させている。
従って、標準カセットがホルダ300内に正しく挿入さ
れた場合には、挿入された標準カセットの前面で上記左
右の標準カセット検出レバー310の下端311を押すので、
該左右両標準カセット検出レバー310は支点302a,302bを
中心に回動し、その各他端312側にてそれぞれ標準カセ
ット検出スイッチ313を押圧してONとすることになり、
マイコンにて左右両標準カセット検出スイッチ313がと
もにONとなったのを検出して正しく標準カセットが装着
されたと判断することができ、これに基づき上述した駆
動モータ401を駆動制御することになる。
仮に、標準カセットがホルダ300内に正しく挿入され
ず、左右の標準カセット検出レバー310の内、片側の下
端311のみを押すと、マイコンにて一方の標準カセット
検出スイッチ313のみがONとなっているため正しく標準
カセットが装着されていないと判断し、上述した駆動モ
ータ401を駆動しない。
次に、小型カセット検出機構330としては、第1図と
第3図及び第15図に示すように、ホルダ300の段差部320
にY端(奥部)に折曲片332を有するスライド板331を設
けており、このスライド板331は、ホルダ300底面に形成
した前後方向に延びるガイド孔333に嵌合し前後方向に
スライド可能とすると共に、スライドスプリング334に
て第15図中X方向に付勢して通常、第1図の位置にある
ようになされ、またこのスライド板331の奥側(第15図
中Y方向)に位置してホルダ300に小型カセット検出ス
イッチ335を設けている。
従って、小型カセットがホルダ300内に挿入される
と、小型カセットの前面が上記スライド板331の折曲片3
32に当接してスライドスプリング334の弾性力に抗して
押すので、該スライド板331は第15図中Y方向にスライ
ドする。小型カセットが所要量挿入されると、第15図
(a)に示すように上記折曲片332が小型カセット検出
スイッチ335を押圧してONとするので、マイコンにて小
型カセットが装着されたと判断し、上述した駆動モータ
401を駆動制御する。
次に、小型カセットの位置決め機構340としては、第
1図と第3図及び第15図に示すように、ホルダ300の段
差部320の両側に、第15図に詳示するように図中X側端
部に小型カセットの左右両側面に形成した縦溝に係合す
る位置決め用のフック341を設けており、このフック341
は第15図に示すフックスプリング342にて内側方向に付
勢され、通常(カセット挿入待機時)には第1図に示す
フック341先端が段差部内に突出する状態に至る。一
方、上記ブラケット100のカセット挿入口150の底面には
上記フック341と係合するフックリリースピン343が設け
られている。
従って、小型カセットの挿入時には、ホルダ300が第
1図に示す位置にあり、この状態のホルダ300内に小型
カセットが上記第2ドア220から挿入されるが、小型カ
セットの左右前端部で上記フック341をフックスプリン
グ342の弾性力に抗して押し広げるようにして挿入され
る。
そして、小型カセットを所要量挿入した際(上記した
小型カセット検出機構330による小型カセット検出スイ
ッチ335のONと略同時期)に、第15図(a)に示すよう
に上記フック341が小型カセットの両側面の縦溝に係合
し、小型カセットの前後左右の位置決めを行う。
また、小型カセットのイジェクト時には、小型カセッ
トがフック341にて位置決めされた第15図(a)に示す
状態から、ホルダ300が第15図中X方向に移動して第1
図に示したカセット装着待機位置を通り過ぎて第15図
(b)に示す位置に至る。この時フック341はブラケッ
ト100のカセット挿入口150の底面のフックリリースピン
343と当接し、このフックリリースピン343にてフックス
プリング342の弾性力に抗して押し広げられるため、こ
のフック341による位置決めが解除される。
このため、位置決め時に上述したスライド板331のス
ライドスプリング334に蓄積していた弾性力によって、
第15図(b)中X方向に小型カセットが吐き出される。
即ち、上述した開蓋されている第2ドア220より該小型
カセットの後部が少なくとも掴める量だけ突出し、カセ
ットの取り出し作業を確実且つ容易にし操作性の向上を
図っている。
次に、標準及び小型両カセットの誤挿入防止機構とし
ては、ホルダ300にカセットを装着する際、標準カセッ
トに対し小型カセットはホルダ300の段差部320部位に装
着されるため、標準カセットと小型カセットとの装着高
さ位置が相違する他、これらの間では該装入防止溝の深
さが相違するため、各カセット毎に別個に設ける必要が
あるが、その場合には部品点数が増し、コスト高や作業
性が悪い等の問題があり、次のようにした。
すなわち、第1図と第15図ないし第17図に示すよう
に、ホルダ300の底面にカセットの誤挿入防止機構350を
設けている。
上記誤挿入防止機構350は、第16図と第17図に示すよ
うにホルダ300の外底面に回動自在に軸支された誤挿入
防止レバー351を設け、この誤挿入防止レバー351に後述
する小型カセットの1側面をガイドするガイド板380と
係合する係合部352と、先端部に標準及び小型両カセッ
トの底面に形成した誤挿入防止溝に対応する誤挿入防止
片353を備えている。
従って、カセットの装着前にあっては、第16図に示す
ようにガイド板380は垂下しており、このガイド板380の
下端の押圧部382で誤挿入防止レバー351の係合部352が
押され、同誤挿入防止レバー351が同図中時計方向に若
干回動している。これにより、誤挿入防止レバー351の
誤挿入防止片353の高さ位置は小型カセットの底面に形
成した誤挿入防止溝の高さ位置と同一となる。
ここで、小型カセットがホルダ300内に正規の状態で
挿入されると、第16図に示すように誤挿入防止レバー35
1の誤挿入防止片353が挿入された小型カセットの誤挿入
防止溝に係合して、同小型カセットの挿入動作の邪魔を
しないが、小型カセットが例えば誤って逆さまに挿入し
た場合には、誤挿入防止片353が小型カセットにぶつか
って挿入を阻止する。
次に、標準カセットが挿入されると、ガイド板380が
後述する機構によって第17図に示すように自動的に回動
してホルダ300の天井部に位置するため、ガイド板380の
押圧部382による押圧作用が解除されるため、誤挿入防
止レバー351は第16図中反時計方向に若干回動して第17
図に示す状態となる。これにより、誤挿入防止レバー35
1の誤挿入防止片353の高さ位置は標準カセットの誤挿入
防止溝の高さ位置と同一となる。そして、上記同様に挿
入された標準カセットが正規の状態で挿入されると、標
準カセットの誤挿入防止溝に誤挿入防止片353が係合し
て挿入動作の邪魔にならないが、誤って逆さまにして挿
入した場合には、誤挿入防止片353がぶつかってその挿
入を阻止する。
次に、小型カセットの押え機構360としては、第3図
と第18図ないし第23図に示すように、ホルダ300の天板3
03に設けられており、この小型カセット押え機構360
は、第3図と第18図及び第19図に示すように並設した押
え部材363と操作部材364とから大略構成している。
上記押え部材363は、上記天板303の取付部361に設け
た第1軸365に回動自在に取付けられた押え基部363a
と、この押え基部363aに設けた第2軸366に軸着された
板バネ部363bとよりなり、同板バネ部363bの先端部位に
は小型カセット用の押え部363cを設けると共に、その先
端を第18図に示すように円弧状部363fとしている。
なお、上記押え基部363aを第1軸365の第1スプリン
グ365aにて第18図中反時計方向に付勢し、押え基部363a
の上面を上記取付部361に突設したピン362に当接すると
共に、上記板バネ部363bを第2軸366の第2スプリング3
66aにて第18図中時計方向に付勢するが、押え基部363a
の側面に形成したストッパ片363dに板バネ部363bの当接
部363eが当接し、通常第18図に示す傾斜した状態に維持
すると共に、該板バネ部363bが第18図中反時計方向には
回動可能だが時計方向には回動不能としている。
また、上記操作部材364は、上記押え基部363aに設け
た第3軸367に軸着された操作基部364aと、この操作基
部364aに設けた第4軸368に軸着された操作片364bとよ
りなり、上記操作基部364aを第3軸367の第3スプリン
グ367aにて第18図中反時計方向に付勢し、同操作基部36
4aに設けられて上記押え部材363を回動可能状態と回動
不可状態にする回動規制部材として引掛部364eを上記取
付部361のピン362に引掛けている。また、操作片364bを
第4軸368の第4スプリング368aにて第18図中時計方向
に付勢するが、操作基部364aの側面に形成したストッパ
片364cに操作片364bの当接部364dが当接し、通常上記同
様に第18図に示す傾斜した状態に維持すると共に、該操
作片364bが第18図中反時計方向には回動可能だが時計方
向には回動不能としている。
また、上記第2軸366の操作部材364側端部を突出し、
この突出部366bを操作基部364a上部に位置させて操作部
材364に連動して押え部材363も第18図中時計方向に回動
するようにし、且つ上記突出部366bに対応して操作基部
364aにはU溝369を形成し、カセット押え機構360が最大
に上方に押し上げられた際に上記突出部366bが邪魔とな
って、操作部材364が途中で回動できなくなるのを防止
している。
従って、カセット装着待機時、小型カセット押え機構
360は第23図に示す状態にあり、この状態で第21図に示
すように標準カセットを挿入すると、標準カセットによ
って上述した第1ドア210が第21図(a)のように開蓋
し、この第1ドア210が操作部材364の操作片364bを上方
に押圧する。この際、操作片364bと操作基部364aとはス
トッパ片364cに当接部364dが係合しているので一体とな
って第3軸367を中心として第18図中時計方向に回動
し、第21図(a)に示すように引掛部364eがピン362か
ら外れる。
そして、標準カセットを第21図(b)に示すように更
に挿入すると、第1ドア210が押え部材363及び操作部材
364を押し上げて、カセット押え機構360の下に第1ドア
210が潜り込む形となる。この際、突出部366bがU溝369
に嵌入して操作部材364の上方への回動を邪魔しないよ
うになっている。
しかる後、標準カセットを装着したホルダ300がY方
向に移動すると、カセット押え機構360は第1ドア210か
ら外れるが、この際、第18図に示すように天板303には
操作部材364に対応して板バネ304が設けられており、第
20図に示すようにこの板バネ304にて弾性力が付加され
た形となり第21図(c)に示すように操作部材364が標
準カセットの一方端側のカセット押えとして作用する。
なお、イジェクト時には、上記と全く逆の動作で、第21
図(c),(b),(a)の順で各部材が動作する。
また、上記のようにカセット押え機構360が第23図に
示す状態にあるカセット装着待機時に、第22図に示すよ
うに小型カセットを挿入すると、小型カセットによって
上述した第2ドア220のみが第22図(a)に示すように
開蓋し、この第2ドア220が押え部材363の板バネ部363b
を図中時計方向(第18図中も時計方向)に押圧する。こ
の時、操作部材364の操作片364bは第2ドア220から外れ
た位置にあり、同第2ドア220とは当接しない。このた
め、第18図及び第22図に示すように操作部材364の引掛
部364eがピン362に係合したままなので、上記第2ドア2
20による板バネ部363bの押圧によって、同押え部材363
が第1軸365を中心として天井側に回動しようとする
が、この回動が阻止され、同状態を維持し、板バネ部36
3bが弾性によって撓み第2ドア220が同板バネ部363bの
下に潜り込む形となる。
しかる後、第22図(b)に示すように小型カセットを
装着したホルダ300が移動すると、カセット押え機構360
は第2ドア220から外れるが、この際、該板バネ部363b
の弾性力により押え部363cにて小型カセットを下方に押
圧する。
そして、この小型カセットのイジェクト時には、上記
と略逆の動作、即ち第22図の(b),(a)の順で各部
材が動作するが、ここで開蓋された第2ドア220が挿入
時と同様に第22図(a)のように板バネ部363bの下に潜
り込むと、小型カセットは標準カセットに対して短径方
向の幅が短いために上述したスライド板331等の吐き出
し手段にて小型カセットを吐き出すようにしているが、
第2ドア220が板バネ部336bの下に潜り込む分、この板
バネ部363bの弾性力が大となって、吐き出し動作の負荷
となってしまう。
そこで、上記板バネ部363bの先端を第18図に示すよう
に円弧状部363fとして、第2ドア220が第22図(c)に
示すようにこの円弧状部363fにガイドされて挿入時とは
逆に板バネ部363bの上部に位置するようにしている。こ
れにより、小型カセットの吐き出し時の負荷を軽減し、
同吐き出し動作をスムーズ且つ吐き出し動力の軽減を図
っている。
ここで小型カセットは第35図(a)に示すように、磁
気テープを巻回した供給リールと巻取リールを収納した
カセットケースと、このカセットケースの前面に張架し
た磁気テープを保護する回動自在なリッドによって大略
構成されている。このリッドが開蓋すると、第35図
(b)に示すようにリッドの上端面がカセットケースの
上端面より高くなり、段差部ができる。イジェクト時に
は、第18図に示す板バネ部363bの押え部363cの図中右側
の面により、この段差部が引掛けられて閉蓋するように
なっている。なお、小型カセットの吐き出し動作によっ
て開蓋状態(スプリングにより閉蓋方向に付勢されてい
る小型カセットでは、リッドが自動的に閉蓋する)のリ
ッドが上記板バネ部363bの押え部363cに当って閉蓋す
る。
次に、小型カセットのリッドオープナ組立体回動機構
370としては、第24図ないし第26図に示す如く、ホルダ3
00の天板303の裏面に設けられており、その構成として
は、第24図ないし第27図に示すように、天板303の取付
部371に設けた第1軸376aに軸着された第1アーム373
と、天板303の切起片372の長穴372aに係合した操作ピン
377に軸着された第2アーム374と、この両アーム373,37
4と共に第2軸376bに軸着された第3アーム375から大略
構成している。
上記第3アーム375は、第2軸376bに設けたスプリン
グ376cにて第26図(a)中時計方向に付勢しているが、
図示しないストッパにて第1アームに対して時計方向に
は同図(a)の状態より回動しないようにしている。
そして、上記操作ピン377の他端側には回動可能な扇
状板378が設けられ、この扇状板378に係合して左右方向
に移動自在なラック棒379が設けられ、その先端部に形
成したラック379aの近傍に位置して、このラック379aと
噛合するギア381と、下端部に上述した第16図〜第17図
に示す誤挿入防止機構350の誤挿入防止レバー351の係合
部352を押圧する押圧部382を有し、且つ後述するリッド
オープナ組立体390を備えた小型カセット挿入時に小型
カセットの側面をガイドするガイド板380を第3軸384に
軸着している。なお、このガイド板380は第3軸384に設
けたスプリング383にて第25図(b)中反時計方向即ち
垂下状態方向に付勢している。
従って、標準カセットの挿入時に第1ドア210が回動
すると、第26図(a)に示すように第3アーム375がこ
の第1ドア210にて時計方向に押圧され、これにより、
第2アーム374の操作ピン377が切起片372の長穴372aに
案内されてY方向に移動し、この操作ピン377のY方向
の移動により扇状378が第25図(a)から同図(d)に
示すように回動する。
そして、扇状片378の回動によりラック棒379が第25図
(b)中右側方向に摺動するので、そのラック379aに噛
合しているガイド板380は垂下状態から同図(c)に示
す天板303と略平行な横倒状態となる。
これにより、リッドオープナ組立体390を備えたガイ
ド板380は挿入された標準カセット天板303との間に位置
するので、同標準カセットの挿入動作に邪魔にならない
位置に回避することになる。また、ガイド板380は垂下
状態時には、上述したようにその下端部の押圧部382が
第16図に示す如く誤挿入防止レバー351の係合部352を押
圧しているが、横倒状態への変移動作により、第17図に
示す如くこの誤挿入防止レバー351の係合部352の押圧を
解除する。
小型カセット挿入時には、第2ドア220は第3アーム3
75と当接しないので、上記動作は行われず、ガイド板38
0はそのまま垂下状態となって、挿入される小型カセッ
トの一側面側をこのガイド板380にてガイドする。
また、ホルダ300の天板303には第26図に示すように板
バネ305が第2軸376bに対応して設けてあり、標準カセ
ット挿入時に、第2アーム374が上方に押上げられた
際、この板バネ305が第2軸376bに当接して第26図
(b)に示すように標準カセットの他方端側のカセット
押えとして作用する(反対側の標準カセットのカセット
押えは小型カセットのカセット押え機構360の外側の操
作部材364が作用している)。
次に、小型カセットのリッドオープナ組立体390は、
上記ガイド板380に設けられており、第3図と第27図及
び第28図に示すように、ガイド板380の一側面に設けた
アームギア391と、リッドオープナ395から構成してい
る。
上記アームギア391は、第27図と第28図に示すように
ガイド板380に設けた軸391aにて回動自在に支持される
と共に、円弧状穴391bにガイド板380に設けたピン382が
嵌合して、その回動範囲が規制されている。また、係止
片392とギア部393とを有している。
上記リッドオープナ395は、軸395aにて回動自在に支
持され、この軸395aからずれた位置に設けたピン396と
上記ガイド板380に設けたピン384との間にスプリング39
4が係止され、通常、第28図(a)中時計方向に付勢さ
れている。また、上記アームギア391のギア部393と噛合
するギア部397と、小型カセット収納空間内に突出し、
同小型カセットのリッド(前蓋)を開蓋する爪部399を
有するオープナ部398を有している。
一方、ブラケット100の底板140には、例えば伝達シャ
フト409に軸着された回動自在なアームギアフック160を
設けている。このアームギアフック160は第3図と第27
図及び第28図に示すようにスプリング161にて第28図中
反時計方向に付勢され、その一端が図示しない該ブラケ
ット100の底板140の切欠端部に当接して第27図に示す状
態に保持されている。また、上記アームギア391の係止
片392の先端と係合するフック部162を設けると共に、こ
のフック部162の外側面側にテーパ部163を形成してい
る。
従って、カセットの非装着時には、第27図に示すよう
に上記ガイド板380は垂下状態にあり、リッドオープナ
組立体390もアームギア391の係止片392及びリッドオー
プナ395のオープナ部398も共に下向きの状態となってい
る。
この状態で第28図(a)に示すように小型カセットを
挿入すると、リッドオープナ395のオープナ部398の爪部
399が小型カセットのリッド(前蓋)の内側に係合す
る。又、上述したようにホルダ300自体が第28図中Y方
向に移動するため、アームギアフック160のフック部162
にアームギア391の係止片392先端が引掛かり、同ホルダ
300の移動に伴って係止片392がX方向に引張られる形と
なる。よって、アームギア391は軸391aを中心として第2
8図中時計方向に回動するため、リッドオープナ395は反
時計方向に回動する。
そして、第28図(b)に示すようにガイド板380のピ
ン384とリッドオープナ395の軸395aとを結ぶ線上をピン
396が越えると、該スプリング394の付勢力は第28図中反
時計方向に働くため、リッドオープナ395は反時計方向
にクリック的に回動して第28図(c)に示す状態とな
る。
これに伴って、オープナ部398の爪部399に係止されて
いる小型カセットのリッドが第28図(a)に示す閉蓋状
態から第28図(c)に示す開蓋状態となる。
小型カセットのイジェクト時には、リッドオープナ組
立体390が第28図(c)に示す状態でホルダ300がX方向
に移動する。このホルダ300のX方向の移動によって、
第28図(d)に示すようにアームギア391の係止片392先
端がアームギアフック160のテーパ部163に当接し、更に
X方向の移動に伴ってアームギア391に同図(c)中反
時計方向の圧力が加わり反時計方向に回動する。
そして、第28図(b)に示すようにガイド板380のピ
ン384とリッドオープナ395の軸395aとを結ぶ線上をピン
396が越えると、該スプリング394の付勢力は上記とは逆
に第28図中時計方向に働くため、リッドオープナ395は
時計方向にクリック的に回動して第27図に示す元の状態
に戻る。
更に、ホルダ300のx方向への移動により、再びアー
ムギア391の係止片392先端がアームギアフック160のテ
ーパ部163に当接するが、アームギアフック160が時計方
向に回動してこれを乗り越えて第28図(a)に示す元の
フック部162の手前側(X側)に位置するようになる。
次に、ワイヤの引き出し機構500について述べると、
第1図に示すようにホルダ300には、標準カセットの検
出スイッチ313と小型カセットの検出スイッチ335を備え
ており、この各スイッチ313,335からのワイヤ501をVTR
デッキ本体側のマイコンへ導出するが、上記ホルダ300
は移動するため、該ホルダ300の移動動作に伴ってワイ
ヤ501がVTRデッキ上の他の部材に引掛かったりして、ワ
イヤ501が断線したり、ホルダ300が移動できなくなる可
能性がある。
そこで、例えば第1図と第4図に示すようにホルダ30
0の右ガイドピン302aのX方向側に位置してワイヤの導
出部材502を設けている。この導出部材502は第29図に示
すように連結部材503にて同ガイドピン302aと回動自在
に連結され、該導出部材502をガイドピン302aと同様に
ガイド溝112に嵌合することにより、第4図に示すよう
にガイドピン302aの移動に連動して移動するようになっ
ている。
そして、各スイッチ313,335からのワイヤ501を直接導
出部材502の貫通穴504を通して固定のブラケット100の
側板110に導出してもよいが、第4図(b),(c)に
示すようにガイド溝112の垂直部に導出部材502が至った
際に同図中ガイドピン302aを中心として時計方向に回動
するので、これを考慮して第1図に示す如く、例えばワ
イヤ501を導出部材502が回動した際に弛む方向にガイド
ピン302aに適宜巻き付けてから、同導出部材502を介し
てブラケットの側至110の外側面に導出するようにする
と望ましい。
これにより、可動するホルダ300より、ワイヤ501を損
傷したり、ホルダ300の移動を妨げることなく極めて簡
単な構成で該ワイヤ501を導出できる。
次に、ホルダ300の支持機構600について述べると、第
30図と第31図に示すように、デッキ側に、小型カセット
用の位置決めピン602や伝達ギヤ603等を設けた小シャー
シ601を設け、この小シャーシ601を、第30図に示す標準
カセット装着時には下降させ、第31図に示す小型カセッ
ト装着時には上昇させるようになされている。
ここで、標準カセットと小型カセットとのホルダ300
内の高さ位置及び所定装着位置での装着高さの違い等に
より、第30図の標準カセット装着時には第4図(b)に
示すようにホルダ300のガイドピン301a(301b),302a
(302b)がガイド溝111(121),112(122)の最下端位
置に達し、このガイド溝111(121),112(122)の最下
端部でガイドピン301a(301b),302a(302b)が支持さ
れて、ホルダ300の位置決めが第30図に示す位置に正確
に行われる。
しかして、第31図の小型カセット装着時には第4図
(c)に示すようにホルダ300のガイドピン301a(301
b),302a(302b)がガイド溝111(121),112(122)の
最下端位置より若干上の位置に在るため、上述のように
ガイド溝111(121),112(122)によってガイドピン301
a(301b),302a(302b)を支持することができず、ホル
ダ300の高さ位置の規制が非常に弱い。このため、何か
の原因でホルダ300が所定位置より若干降下することが
ある。この場合、ホルダ300がデッキ側の例えばアイド
ラ等の部材に衝突して動作を妨げたり、ホルダ300が降
下した分、第22図に示した小型カセット押え機構360の
押圧力が増すため、逆に同押え機構360に過大な負荷と
なって破損する虞れがある。そこで、上記小シャーシ60
1にホルダ300と当接して支持する支持部604を形成して
いる。
従って、第30図に示す標準カセットの装着時には、小
シャーシ601が降下状態にあるので、この小シャーシ601
の支持部604はホルダ300と当接しないが、第31図に示す
小型カセット装着時には、小シャーシ601が上昇してい
るので、同小シャーシ601の支持部604が移動してきたホ
ルダ300の底面に当接し、このホルダ300を支持する。こ
れによって、ホルダ300がむやみに降下するのを確実且
つ簡単に防止することができる。
次に、本発明に係るホルダ300の位置決めのためのシ
ーケンスについて述べると、第1図と第15図に示すよう
に、小型カセット装着時には、イジェクト時にホルダ30
0を正規のイジェクト位置(第1図に示すカセットの装
着待機位置)よりもイジェクト方向(第15図中X方向)
に余分に移動させて第15図(b)に示す位置(オーバー
ストローク位置)まで移動し、フック341をフックリリ
ースピン343により押し広げて位置決め動作を解除した
後、正規のイジェクト位置に戻すようにしている。一
方、標準カセット装着時には、この必要がないので、イ
ジェクト時にホルダ300を正規のイジェクト位置で止め
るようにする。
このように、装着されるカセットによってホルダ300
の移動コントロールが異なる。即ち、最終的にホルダ30
0を止める時の移動方向は、小型カセットの場合と標準
カセットの場合とで逆の移動方向となり、センサの精度
やメカのバッククラッシュ等により共に同一位置に停止
させることが非常に難しい。
そこで、第32図に示すように、 a.小型カセットのイン状態(所定位置に装着された状
態)から、ホルダ300をイジェクト方向に移動する際
に、正規のイジェクト位置を越えてオーバーストローク
位置まで移動させる(このオーバーストローク位置への
移動時にフック341による位置決めを解除する)。
b.ホルダ300を、オーバーストローク位置から一旦イジ
ェクト位置を越えてカセット装着方向に所要量引き込
む。
c.ホルダ300を、多めに引き込んだ位置から再びイジェ
クト方向に移動し、正規のイジェクト位置に停止する。
ようにしている。
これによって、標準カセットと小型カセットとで、イ
ジェクト位置への停止時の移動方向を同一とすることが
でき、共に同一位置で停止させ、次のカセットの装着動
作を確実且つ安定させている。
第33図は上述した第32図に示すシーケンスに基づく動
作を実施する概略的なハード構成図、第34図(a)と
(b)は同様に第32図に示すシーケンスに対応するカセ
ット挿入時とイジェクト時のホルダ300を制御するため
のCPUによる動作フローチャートを示している。
第33図において、カセットハウジング内に設けられた
ホルダ300を駆動する駆動モータ401はモータドライバ70
1を介してCPU702により駆動制御されるようになされ、
このCPU702は、標準カセット及び小型カセットの各検出
機構における左右の標準カセット検出スイッチ313,313
と小型カセット検出スイッチ335による検出信号と、上
記ホルダ300を駆動する駆動モータ401の駆動力が伝達さ
れるメインギア408(411)上に設けられ、上記メインギ
アの回転角に基づいて小型カセットと標準カセットが所
定の装着位置に移動したことを検出するハウジングセン
サS1とS2(なお、第32図におけるセンサS1とセンサS2
対応する)の検出信号と、及びイジェクト時のイジェク
ト操作信号に基づき上記駆動モータ401を第34図
(a),(b)の如く制御する。
第34図(a)に示すカセット挿入時においては、先
ず、挿入されるカセットを識別し、FWDの処理ステップ
では駆動モータ401を順回転制御する。次に、待機位置
の判断ステップでは小シャーシ601及びテープローディ
ング部材等本体側の移動機構が識別した(挿入された)
カセットに対応したローディング待機位置にあってその
ままカセットを装着できるかを判断するステップであ
り、待機位置にない時は本体側の移動機構を識別したカ
セットに対応したローディング待機位置にすべく該当す
る移動機構を動かし移動開始する処理ステップを実行す
る。この時、タイマtを初期値T0(第32図に示すホルダ
300の水平移動期間)にセットし、再び待機位置の判断
ステップで本体側の移動機構がインされたカセットに対
応するローディング待機位置に至らなかった場合はタイ
マをカウントダウンして経過を待ち、T0時間経過して
も、まだ本体側の移動機構がローディング待機位置にな
い場合、これ以上駆動モータ401を駆動制御するとホル
ダ300と本体側の移動機構が衝突すると判断し、BRAKEの
処理ステップにおいて、駆動モータ401を停止する(な
お、本体側の移動機構は移動を継続する)。
タイマのカウントダウンに伴って本体側の移動機構が
インされたカセットに対応する位置に至った場合は本体
の移動機構を停止すべく停止処理ステップに移り、その
後、第32図に示す垂直移動期間に移行して駆動モータ40
1を順回転制御するFWDの処理ステップを実行する(な
お、BRAKEの処理ステップで駆動モータ401を停止制御し
た場合は順回転制御を再開し、そうでなければ継続す
る)。
そして、上記最初の待機位置の判断ステップでYESと
判断された場合、及び前述したFWD処理ステップ後に、
ハウジングセンサS1の検出信号が“0"となった時は挿入
されたカセットが標準カセットか小型カセットかを前述
した各検出スイッチ313,335の検出信号に基づいて判断
するステップを経て、小型カセットと判断された場合は
前述したBRAKE処理ステップと同様に駆動モータ401を停
止制御して終了し、また、標準カセットと判断された場
合はハウジングセンサS2の検出信号が“0"となった後、
駆動モータ401を停止制御して終了する。これにより、
ホルダ300は、第32図に示すようにカセット挿入待機位
置(イジェクト位置)から標準カセット装着時には第4
図(b)に示す第1所定装着位置に、また小型カセット
装着時には第4図(c)に示す上記第1所定装着位置よ
り若干高い第2所定装着位置に移動して停止する。
次に、第34図(b)に示すカセットイジェクト時にお
いては(なお、第32図の経路に付した符号と同様な符号
〜により対応して示す)、先ず、第33図に示すイジ
ェクト操作信号に基づいて駆動モータ401を逆回転制御
すべくREV処理ステップを実行して、小型カセットのイ
ン状態からホルダ300をイジェクト方向に移動させる。
そして、ハウジングセンサS1,S2の検出信号の各判断ス
テップを経てホルダ300がイジェクト位置に至ったら検
出スイッチ313,335の検出信号に基づきカセットが標準
カセットか小型カセットかを判断し、標準カセットの時
はBRAKE処理ステップに移行しホルダ300を正規のイジェ
クト位置で停止すべく駆動モータ401を停止制御してイ
ジェクトプロセスを終了する。
他方、小型カセットの時には、ホルダ300を正規のイ
ジェクト位置よりもイジェクト方向に所定量余分に移動
すべく所定の待ち時間DELAY1の処理ステップを経て、駆
動モータ401を停止させるBRAKE処理ステップを実行す
る。
このようにすることにより、小型カセットをカセット
挿入口より所定量余分に吐出させるので、小型カセット
の取り出し作業が容易なものとなり操作性を向上するこ
とができる。
次に、ホルダ300をオーバーストローク位置から一旦
イジェクト位置を越えてカセット装着方向に所要量引き
込むべく駆動モータ401を順回転制御するFWD処理ステッ
プを実行する。そして、ハウジングセンサS2の検出信号
が“1"となって引き込み量に応じた所定の待ち時間DELA
Y2の処理ステップ経過後再びBRAKE処理ステップで駆動
モータ401を停止制御する。その後、ホルダ300をカセッ
ト装入方向に余分に引き込んだ位置から再びイジェクト
方向に移動させるべく、駆動モータ401を逆回転制御す
るREV処理ステップを実行し、ハウジングセンサS2の検
出信号が“0"となった時、すなわち、正規のイジェクト
位置で上記駆動モータ401を停止制御してイジェクトプ
ロセスを終了する。
〔発明の効果〕
以上のように、本第1の発明によれば、カセットのイ
ジェクト時のホルダの移動に際し、小型カセットのイジ
ェクト時に、ホルダをイジェクト方向へ標準カセット挿
入待機位置よりも所定量越えた位置まで移動制御する制
御手段を備えているので、小型カセットのカセット挿入
口よりの吐出量を大きくすることができ、小型カセット
の取り出し作業が容易なものとし操作性を向上すること
ができる。また、本第2の発明によれば、カセットのイ
ジェクト時のホルダの移動に際し、小型カセットのイジ
ェクト時に、ホルダを所定の標準カセット挿入待機位置
を所定量越えた位置まで移動制御した後、この位置より
カセット装着方向に前記標準カセット挿入待機位置より
も所定量越えて移動させ、しかる後再びイジェクト方向
に移動して前記標準カセット挿入待機位置で停止制御す
る制御手段を備えてなるので、常に標準カセットと同一
の所定カセット挿入待機位置に停止させることができ、
次の挿入カセットが標準カセットまたは小型カセットの
いずれにも拘らずカセット挿入動作を安定して行うこと
ができる。さらに、上記操作はホルダの移動量をコント
ロールするだけで良く、容易に実施でき、かつ低コスト
で実施できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係るカセット装着装置を
説明するための一実施例に係るカセット装着装置の全体
構成を示す平面図と正面図及びドアを開いた状態での正
面図、第4図(a)〜(c)はカセット装着時の装着位
置の移動説明図、第5図と第6図は駆動力伝達機構とハ
ウジングドアのイジェクト時の開蓋機構の説明図、第7
図はドアを裏側から見た説明図、第8図ないし第11図は
ドアリリース機構の説明図、第12図ないし第14図はハウ
ジングドアのイジェクト時の開蓋動作説明図、第15図
(a),(b)は小型カセット検出機構と位置決め機構
の説明図、第16図と第17図は小型及び標準カセットの誤
挿入防止機構の説明図、第18図ないし第23図は小型カセ
ット押え機構の説明図、第24図ないし第26図は小型カセ
ットのリッドオープナ組立体回動機構の説明図、第27図
と第28図は小型カセットのリッドオープナ組立体の説明
図、第29図(a),(b)はワイヤの導出部材とガイド
ピンの関係を示す模式図及び正面図、第30図と第31図は
ホルダの支持機構の説明図、第32図はカセット挿入時及
びイジェクト時のホルダ300の移動経路を説明するシー
ケンス図、第33図は上記シーケンスに基づく動作を実施
する概略的なハード構成図、第34図(a),(b)は同
様に上記シーケンスに対応するカセット挿入時とイジェ
クト時のホルダ300を制御するCPU702による動作フロー
チャート、第35図(a),(b)は小型カセットを示す
斜視図と側面図である。 100……ブラケット、150……カセット挿入口、300……
ホルダ、313……標準カセットの検出スイッチ、335……
小型カセットの検出スイッチ、401……ホルダ300の駆動
モータ、702……CPU(制御手段)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体前面のカセット挿入口より、ブラケッ
    トに移動可能に支持された一つのホルダに選択的に挿入
    された標準カセット又は小型カセットを、前記ホルダを
    介して移動してそれぞれ予め定めた所定の装着位置に装
    着するフロントローディングタイプのカセット装着装置
    において、前記標準カセットのイジェクト時には、前記
    ホルダを、前記装着位置からイジェクト方向に移動して
    所定のカセット挿入待機位置で停止制御すると共に、小
    型カセットのイジェクト時には、前記ホルダを、前記装
    着位置からイジェクト方向に移動して前記標準カセット
    挿入待機位置を所定量越えた位置まで移動制御する制御
    手段を備えたことを特徴とするカセット装着装置。
  2. 【請求項2】本体前面のカセット挿入口より、ブラケッ
    トに移動可能に支持された一つのホルダに選択的に挿入
    された標準カセット又は小型カセットを、前記ホルダを
    介して移動してそれぞれ予め定めた所定の装着位置に装
    着するフロントローディングタイプのカセット装着装置
    において、前記標準カセットのイジェクト時には、前記
    ホルダを、前記装着位置からイジェクト方向に移動して
    所定のカセット挿入待機位置で停止制御すると共に、小
    型カセットのイジェクト時には、前記ホルダを、前記装
    着位置からイジェクト方向に移動して前記標準カセット
    挿入待機位置を所定量越えた位置まで移動制御した後、
    この位置よりカセット装着方向に前記標準カセット挿入
    待機位置よりも所定量越えて移動させ、しかる後再びイ
    ジェクト方向に移動して前記標準カセット挿入待機位置
    で停止制御する制御手段を備えたことを特徴とするカセ
    ット装着装置。
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