JP2617138B2 - 縦型精米装置の精白室調節装置 - Google Patents
縦型精米装置の精白室調節装置Info
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- JP2617138B2 JP2617138B2 JP31003989A JP31003989A JP2617138B2 JP 2617138 B2 JP2617138 B2 JP 2617138B2 JP 31003989 A JP31003989 A JP 31003989A JP 31003989 A JP31003989 A JP 31003989A JP 2617138 B2 JP2617138 B2 JP 2617138B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、縦型精米装置の精白室調節装置に係るもの
である。
である。
(従来技術) 従来公知の、特公昭53−13549号公報には、縦回転軸
に固定される上方は大径下方は小径である研削精米ロー
ルと、該精米ロールの外周を同心状に包囲し上方は大径
下方は小径である精白筒からなる縦型精米装置について
記載されている。
に固定される上方は大径下方は小径である研削精米ロー
ルと、該精米ロールの外周を同心状に包囲し上方は大径
下方は小径である精白筒からなる縦型精米装置について
記載されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知の縦型精米装置は、研削精米ロールが摩耗す
ると、その精白室のクリアランス(隙間)が広くなる
が、調節はできない構造であったから、まだ使用できる
研削精米ロールを交換していた。
ると、その精白室のクリアランス(隙間)が広くなる
が、調節はできない構造であったから、まだ使用できる
研削精米ロールを交換していた。
(課題を解決するための手段) よって本発明は、縦回転軸1に固定される上方は大径
下方は小径である精米ロール6と、該精米ロール6の外
周を同心状に包囲し上方は大径下方は小径である精白筒
11と、該精白筒11の上部位置に設けられる固定筒13と、
該精白筒11の上部位置に設けられる水平回転調節体14
と、前記精白筒11に下端部が前記固定筒13に上端部が夫
々軸支される一方傾斜リング12と、前記精白筒11に下端
部が前記水平回転調節体14に上端部が夫々軸支される他
方傾斜リング17とからなる縦型精米装置の精白室調節装
置としたものである。
下方は小径である精米ロール6と、該精米ロール6の外
周を同心状に包囲し上方は大径下方は小径である精白筒
11と、該精白筒11の上部位置に設けられる固定筒13と、
該精白筒11の上部位置に設けられる水平回転調節体14
と、前記精白筒11に下端部が前記固定筒13に上端部が夫
々軸支される一方傾斜リング12と、前記精白筒11に下端
部が前記水平回転調節体14に上端部が夫々軸支される他
方傾斜リング17とからなる縦型精米装置の精白室調節装
置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1は縦回
転軸で、軸受2、3により固定筒4に軸装する。縦回転
軸1は固定筒4よりも下方に突き出し、そこに受動プー
リー5が固定される。縦回転軸1は固定筒4よりも上方
に突き出し、上方突出部に精米ロール6と排出部ロール
7とが取付けられる。
転軸で、軸受2、3により固定筒4に軸装する。縦回転
軸1は固定筒4よりも下方に突き出し、そこに受動プー
リー5が固定される。縦回転軸1は固定筒4よりも上方
に突き出し、上方突出部に精米ロール6と排出部ロール
7とが取付けられる。
精米ロール6は上方は大径で下方は小径であり逆截頭
円錐型を呈している。排出部ロール7は精米ロール6よ
り更に小径であり、排出部ロール7の上半分は上下終始
同一直径の誘導ロール8部を形成し、誘導ロール8の下
方の下半分は細く形成してベアリング9を嵌め、ベアリ
ング9を介して内リング10を取付ける。
円錐型を呈している。排出部ロール7は精米ロール6よ
り更に小径であり、排出部ロール7の上半分は上下終始
同一直径の誘導ロール8部を形成し、誘導ロール8の下
方の下半分は細く形成してベアリング9を嵌め、ベアリ
ング9を介して内リング10を取付ける。
前記精米ロール6の外周は前記精米ロール6と相似型
の精白筒11で包囲し、精米ロール6と精白筒11との間に
精米室33を形成する。
の精白筒11で包囲し、精米ロール6と精白筒11との間に
精米室33を形成する。
精白筒11は一方傾斜リング12で吊設する。
13は精米ロール6の上部位置に設けた固定筒で、固定
筒13の外周に水平回転調節体14を嵌合させる。水平回転
調節体14は任意の手段で回転する。実施例ではモーター
15の歯車16に噛合わせる。
筒13の外周に水平回転調節体14を嵌合させる。水平回転
調節体14は任意の手段で回転する。実施例ではモーター
15の歯車16に噛合わせる。
前記一方傾斜リング12の上端は固定筒13に軸支され、
下端は精白筒11に軸支される。
下端は精白筒11に軸支される。
前記水平回転調節体14には他方傾斜リング17の上端が
取付具を介して軸支され、他方傾斜リング17の下端は精
白筒11に軸支される。
取付具を介して軸支され、他方傾斜リング17の下端は精
白筒11に軸支される。
上記において、たとえば水平回転調節体14を10ミリメ
ートルの割合で右回転aさせると、それにつれて他方傾
斜リング17の上端は10ミリメートル右動するが、他方傾
斜リング17の下端は5ミリメートルだけ右動し、他方傾
斜リング17は次第に縦になる。そして、一方傾斜リング
12リング17の下端も5ミリメートルだけ右動し、縦にな
って精白筒11は下降する。水平回転調節体14を左回転b
させたときはその反対に精白筒11は上昇する。
ートルの割合で右回転aさせると、それにつれて他方傾
斜リング17の上端は10ミリメートル右動するが、他方傾
斜リング17の下端は5ミリメートルだけ右動し、他方傾
斜リング17は次第に縦になる。そして、一方傾斜リング
12リング17の下端も5ミリメートルだけ右動し、縦にな
って精白筒11は下降する。水平回転調節体14を左回転b
させたときはその反対に精白筒11は上昇する。
精白筒11が下動すると、精白筒11の精米ロール6との
隙間である精米室33は広くなり、精白筒11が上動する
と、精白筒11と精米ロール6との隙間である精米室33は
狭くなる。
隙間である精米室33は広くなり、精白筒11が上動する
と、精白筒11と精米ロール6との隙間である精米室33は
狭くなる。
前記誘導ロール8に対面する位置には、環状誘導体18
が設けられる。
が設けられる。
環状誘導体18の下方位置は、前記固定筒4の上面に固
定されている外リング19が設けられる。
定されている外リング19が設けられる。
20は低抗体であり、外リング19に開口した排出口21の
内側に、排出口21を閉鎖するように位置し、ネジ22によ
り内リング10の外面に固定されている。
内側に、排出口21を閉鎖するように位置し、ネジ22によ
り内リング10の外面に固定されている。
排出口21の外側には排出樋23が取付けられ、排出樋23
には縦杆24が設けられ、縦杆24に軸装したボス25より突
出する突起26が低抗体20に形成した係合孔27に挿通す
る。
には縦杆24が設けられ、縦杆24に軸装したボス25より突
出する突起26が低抗体20に形成した係合孔27に挿通す
る。
28はバネ、29は調節ネジ、30は調節ツマミ、31は手動
ハンドル、32は排出流路、33は精米室、34はホッパ、35
はバルブである。
ハンドル、32は排出流路、33は精米室、34はホッパ、35
はバルブである。
(作用) 次に作用を述べる。
ホッパ34に玄米を供給し、バルブ35を開くと固定筒13
より精白室33に流入し、精米ロール6により精米され
る。前記精米が長時間継続すると、研削精米ロール6は
摩耗し、精米室のクリアランス(隙間)が広くなり、精
米能率は下降する。しかし、本発明は、水平回転調節体
14を数ミリメートル左回転bさせると、それにつれて他
方傾斜リング17の上端は数ミリメートル左動し、他方傾
斜リング17の下端はその半分だけ左動し、他方傾斜リン
グ17は次第に傾斜が急になる。そして、一方傾斜リング
12の下端も数ミリメートルだけ左動し、傾斜が急になっ
て精白筒11は上動し、精米室33を元の隙間に調節する。
より精白室33に流入し、精米ロール6により精米され
る。前記精米が長時間継続すると、研削精米ロール6は
摩耗し、精米室のクリアランス(隙間)が広くなり、精
米能率は下降する。しかし、本発明は、水平回転調節体
14を数ミリメートル左回転bさせると、それにつれて他
方傾斜リング17の上端は数ミリメートル左動し、他方傾
斜リング17の下端はその半分だけ左動し、他方傾斜リン
グ17は次第に傾斜が急になる。そして、一方傾斜リング
12の下端も数ミリメートルだけ左動し、傾斜が急になっ
て精白筒11は上動し、精米室33を元の隙間に調節する。
(効果) 従来公知の、特公昭53−13549号公報には、縦回転軸
に固定される上方は大径下方は小径である研削精米ロー
ルと、該精米ロールの外周を同心状に包囲し上方は大径
下方は小径である精白筒からなる縦型精米装置について
記載されている。
に固定される上方は大径下方は小径である研削精米ロー
ルと、該精米ロールの外周を同心状に包囲し上方は大径
下方は小径である精白筒からなる縦型精米装置について
記載されている。
前記公知の縦型精米装置は、研削精米ロールが摩耗す
ると、その精白室のクリアランス(隙間)が広くなる
が、調節はできない構造であったから、まだ使用できる
研削精米ロールを交換していた。
ると、その精白室のクリアランス(隙間)が広くなる
が、調節はできない構造であったから、まだ使用できる
研削精米ロールを交換していた。
しかるに本発明は、縦回転軸1に固定される上方は大
径下方は小径である精米ロール6と、該精米ロール6の
外周を同心状に包囲し上方は大径下方は小径である精白
筒11と、該精白筒11の上部位置に設けられる固定筒13
と、該精白筒11の上部位置に設けられる水平回転調節体
14と、前記精白筒11に下端部が前記固定筒13に上端部が
夫々軸支される一方傾斜リング12と、前記精白筒11に下
端部が前記水平回転調節体14に上端部が夫々軸支される
他方傾斜リング17とからなる縦型精米装置の精白室調節
装置としたものであるから、研削精米ロール6が摩耗し
て、精白室33のクリアランス(隙間)が広くなっても、
簡単に調節でき、研削精米ロールを交換する必要がな
い。
径下方は小径である精米ロール6と、該精米ロール6の
外周を同心状に包囲し上方は大径下方は小径である精白
筒11と、該精白筒11の上部位置に設けられる固定筒13
と、該精白筒11の上部位置に設けられる水平回転調節体
14と、前記精白筒11に下端部が前記固定筒13に上端部が
夫々軸支される一方傾斜リング12と、前記精白筒11に下
端部が前記水平回転調節体14に上端部が夫々軸支される
他方傾斜リング17とからなる縦型精米装置の精白室調節
装置としたものであるから、研削精米ロール6が摩耗し
て、精白室33のクリアランス(隙間)が広くなっても、
簡単に調節でき、研削精米ロールを交換する必要がな
い。
第1図は全体縦断側面図、第2図は要部側面図、第3図
は排出部横断平面図。 符号の説明 1……縦回転軸、2……軸受、3……軸受、4……固定
筒、5……受動プーリー、6……精米ロール、7……排
出部ロール、8……誘導ロール、9……ベアリング、10
……内リング、11……精白筒、12……一方傾斜リング、
13……固定筒、14……歯車、15……モーター、16……歯
車、17……他方傾斜リング、18……環状誘導体、19……
外リング、20……低抗体、21……排出口、22……ネジ、
23……排出樋、24……縦杆、25……ボス、26……突起、
27……係合孔、28……バネ、29……調節ネジ、30……調
節ツマミ、31……突起、31……手動ハンドル、32……排
出流路、33……精米室、34……ホッパ、35……バルブ。
は排出部横断平面図。 符号の説明 1……縦回転軸、2……軸受、3……軸受、4……固定
筒、5……受動プーリー、6……精米ロール、7……排
出部ロール、8……誘導ロール、9……ベアリング、10
……内リング、11……精白筒、12……一方傾斜リング、
13……固定筒、14……歯車、15……モーター、16……歯
車、17……他方傾斜リング、18……環状誘導体、19……
外リング、20……低抗体、21……排出口、22……ネジ、
23……排出樋、24……縦杆、25……ボス、26……突起、
27……係合孔、28……バネ、29……調節ネジ、30……調
節ツマミ、31……突起、31……手動ハンドル、32……排
出流路、33……精米室、34……ホッパ、35……バルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−87435(JP,A) 実開 昭53−84571(JP,U) 実開 昭53−84572(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】縦回転軸1に固定される上方は大径下方は
小径である精米ロール6と、該精米ロール6の外周を同
心状に包囲し上方は大径下方は小径である精白筒11と、
該精白筒11の上部位置に設けられる固定筒13と、該精白
筒11の上部位置に設けられる水平回転調節体14と、前記
精白筒11に下端部が前記固定筒13に上端部が夫々軸支さ
れる一方傾斜リング12と、前記精白筒11に下端部が前記
水平回転調節体14に上端部が夫々軸支される他方傾斜リ
ング17とからなる縦型精米装置の精白室調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31003989A JP2617138B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 縦型精米装置の精白室調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31003989A JP2617138B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 縦型精米装置の精白室調節装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29541589A Division JP2694467B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 縦型精米装置の精白室広狭調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03157145A JPH03157145A (ja) | 1991-07-05 |
JP2617138B2 true JP2617138B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18000427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31003989A Expired - Fee Related JP2617138B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 縦型精米装置の精白室調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617138B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP31003989A patent/JP2617138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03157145A (ja) | 1991-07-05 |
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Legal Events
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