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JP2610874B2 - 情報処理方法 - Google Patents

情報処理方法

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JP2610874B2
JP2610874B2 JP13764087A JP13764087A JP2610874B2 JP 2610874 B2 JP2610874 B2 JP 2610874B2 JP 13764087 A JP13764087 A JP 13764087A JP 13764087 A JP13764087 A JP 13764087A JP 2610874 B2 JP2610874 B2 JP 2610874B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特にパターン情報の表示面と該表示面上に
重ねた透明のパネルキーボードを備えるパネル入力装置
に好適な情報処理方法に関する。
[従来の技術] 近年、この種の装置はスペースユーテイリテイー、操
作性の観点から重用されつつある。
そして、この種のパネル入力装置においては、表示面
におけるキートップ表示を切り換えることで多様なキー
入力に対応するものが知られている。
しかし、従来のパネル入力装置は、キーの機能を示す
キートップの表示に用いられる文字と、当該キーの入力
に対するエコーバックの表示に用いられる文字とは同じ
文字サイズであった。このため、操作性を向上すべくキ
ートップの表示文字を大きくすればエコーバック等のた
めの表示領域における表示量が減少してしまう。また、
エコーバック等のための表示領域の表示量を増加すべく
使用する文字サイズを小さくしようとすれば、キートッ
プの表示文字も小さくなり、各キーの操作性が犠牲にな
る。
また、従来、透明のパネルキーボードに設けられたス
イッチパターンによって各キーのキートップを示す枠の
大きさは固定されており、例えば使用頻度の高いキーの
キートップ面積を大きくして、操作性を向上するという
ようなことはできなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、キー入力のエコー
バックとして表示される文字の文字サイズを、当該キー
トップに表示されている文字サイズよりも小さくするこ
とを可能とし、入力パネルの操作性を保ちつつエコーバ
ック表示等の表示領域を有効に利用することを可能とす
る情報処理方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、個々のキートップ(キー
枠)の大きさを異ならせることを可能とし、操作性に優
れる入力パネルを提供可能な情報処理方法を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明の情報処理方法は、 異なるサイズの文字パターンを表示する表示手段と、 前記表示手段に重ねて配置される透明な座標入力手段
とを利用する情報処理方法であって、 前記表示手段に第1の文字サイズの文字パターンでキ
ー文字を表示し、 前記座標入力手段により、前記表示されているキー文
字の座標が入力されたことに応答して、該入力された位
置のキー文字と同じ文字であって、前記第1の文字サイ
ズより小さい第2の文字ザイズの文字パターンを前記表
示手段上の前記キー文字とは異なる位置に表示するよう
制御することを特徴とする。
また、好ましくは、上記の構成において、前記キー文
字が表示されている位置の座標が入力されたことに応答
して表示する文字パターンの文字サイズを、第1の文字
サイズとほぼ同じサイズとする第1のモードと、前記第
1のサイズより小さい第2の文字サイズとする第2のモ
ードとを有することを特徴とする。
また、上記の他の目的を達成するための本発明の情報
処理方法は、 キーパターン識別情報と、キーパターンにおける単位
キー枠の結合を示す情報を含むキー位置情報と、キーパ
ターンにおける前記個々のキーのキー文字情報とを有す
るキーパターン情報を複数記憶した記憶手段を利用し、 キーパターン識別情報の入力に応じて前記記憶手段に
記憶されているキーパターン情報から該入力されたキー
パターン識別情報に対応するキーパターン情報を選択
し、 前記選択されたキーパターン情報に従ってキーパター
ンを表示する情報処理方法であって、 前記記憶手段に記憶されている個々のキー位置情報に
従ってキー枠を表示し、 前記キー位置情報によって結合が設定された単位キー
枠についてはこれらを囲むキー枠を表示することによ
り、サイズの異なるキーの区切りを視認可能としたこと
を特徴とする。
[作用] かかる構成によれば、キー文字と、該キー文字の座標
が入力されたことに応答して、該入力された位置のキー
文字と同じ文字が該キー文字の位置とは異なる位置に表
示されるとともに、この入力文字の表示(以下、エコー
バック表示という)を、キー文字よりも小さいサイズで
行うことができる。このため、キー文字は大きいサイズ
で表示されてキー操作時の操作性が向上するとともに、
エコーバック表示における文字は小さいサイズで表示さ
れてエコーバック等の表示を行うための表示領域を節約
できる。
また、エコーバック表示における文字のサイズを、キ
ー文字より小さくするか、キー文字とほぼ同じとするか
が指定可能となるので、エコーバック表示において、必
要に応じたサイズで表示することができるようになる。
また、他の構成の発明によれば、キー位置情報には単
位キー枠を結合する情報が含まれ、このキー位置情報に
よって結合が指示されている単位キー枠はこれらを囲む
キー枠を表示する。このため、単位キー枠の結合の設定
により大きさの異なるキー枠を表示することが可能とな
り、例えば、使用頻度に応じてキートップの大きさを換
えたキーパターン等を表示することが可能となる。
[実施例の説明] 以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本発明による実施例のパネル入力装置のブロ
ツク構成図である。図において、1はパネル入力装置の
主制御を行うセントラルプロセツシングユニツト(CP
U)、2はCPU1の各種基本制御プログラムを格納してい
るリードオンリメモリ(ROM)、3はCPU1のアプリケー
シヨンプログラムその他の情報を格納するランダムアク
セスメモリ(RAM)、4はCPU1のアドレス/データバス
(BUS)、5はCPU1からの文字情報、キー管理情報等を
対応するパターン情報に展開する液晶コントローラ(LC
DC)、6はLCDC5の制御下で動作する液晶ドライバ(LCD
D)、7はLCDD6の制御下でパターン情報を表示する液晶
表示パネル(LCDP)、8は透明なタツチキーパネル、9
はCPU1の出力ポート、10はCPU1の入力ポートである。
尚、前記LCDP7の面上にタツチパネルキー8を重ねたも
のをLCDパネルキーボードと呼ぶ。
かかる構成において、CPU1はROM2の基本制御ルーチン
に従つてタツチパネルキー8のキー入力制御を行う。例
えば、CPU1は出力ポート9の各ビツトをビツトI5からI0
に向けて順次LOWレベルにし、各時点で入力ポート10の
内容(ビツトO0〜O6)を読み取る。従つて、操作者があ
る時点で例えば第2行第3列のパネリキーをタツチする
と、出力ビツトI3の附勢時にそのLOWレベルが入力ビツ
トO1に通じ、該ビツトO1がLOWレベルになる。CPU1はこ
の時点のキー入力情報(出力ビツトI3及び入力ビツトO
1)をRAM3のキー入力データエリアにセーブする。
また、CPU1はROM2の基本制御ルーチンに従つてLCDP7
の表示制御を行う。例えば、CPU1はBUS4を介してLCDC5
に文字情報、キー管理情報等を送り、該LCDC5はその情
報に従つてLCDD6を制御し、該LCDD6はLCDP7面上に対応
する文字パターン及びキーパターン等の表示を行う。
また、CPU1は、例えばBASIC言語で作成したRAM3のア
プリケーシヨンプログラムを実行すると共に、該プログ
ラムからのコール(CALL)実行に従い、随時ROM2の上記
基本制御ルーチンを実行し、LCDパネルキーボードをキ
ーボード及び情報の表示器として機能させる。以上の構
成は以下に述べる第1実施例〜第4実施例について別段
の説明がない限り共通である。
[第1実施例] 第1実施例は液晶表示面の有効利用に係り、該表示面
を通常のデータ表示領域として、あるいはパネルキーデ
ータの入力領域として、あるいはその両者として有効利
用することに係る。
第2図(A)は第1実施例のLCDパネルキーボードの
外観斜視図、第2図(B)は第2図(A)の部分断面図
である。実施例のLCDパネルキーボードは液晶表示パネ
ル7と、透明タツチキーパネル8と、該キーパネル8を
(横6×縦7)の各キーユニットに分割する分割スペー
サ11から成つている。また表示パネル7のドツト数は
(横90×縦84)であり、その上に前記(横6×縦7)の
キーマトリクスを重ねてある。
第3図(A)〜(D)は第1実施例の動作例を説明す
る図に係り、第3図(A)は例えばモード1の動作例を
示している。動作モード1は表示情報の全てをパネルキ
ーマトリクスのピツチで表示するものであり、該表示情
報にはアプリケーシヨンプログラムから送られる文字情
報、キー入力確認のためのエコーバツク情報、及びキー
入力領域を形成するためのキーパターン情報等が含まれ
る。動作モード1は全画面の情報の表示領域とする場合
にも、全画面をキー入力領域とする場合にも、及び画面
を情報の表示領域とキー入力領域とに分割する場合にも
表示ピツチ共通であり、もつて制御簡単であり、単純な
用途に向いている。
第3図(C)は第3図(A)の部分領域aの拡大図で
ある。図より明らかな通り、これでは多くの有効ドツト
が実際の文字表示には利用されていない。
第3図(B)はそのモード2の動作例を示している。
動作モード2は、例えば通常の文字情報、エコーバツク
情報等を表示する場合はその文字ピツチをつめて表示す
るものであり、この場合に文字サイズの小さいフオント
を使用しても良い。しかし、キーパターン部の表示はキ
ーマトリクスのピツチで表示する。これにより、動作モ
ード2では幾分制御複雑になるが、より多くの文字情
報、エコーバツク情報の表示が行える。
第3図(D)は第3図(B)の部分領域bの拡大図で
ある。図より明らな通り、文字間スペースが最小となる
までに表示ドツトが有効利用されている。第1実施例で
は1行に最大15文字までを表示可能である。かかる表示
制御は、キーパターンのための表示ピツチパラメータと
は別に情報表示のための表示ピツチパラメータを用意し
ておき、例えばLCDC5で文字をパターン展開する際に、
表示領域(モード)に応じてこれらのパラメータを変更
すれば良い。尚、表示画面の分割については後述する。
第5図(A)〜(C)は第1実施例のLCDパネルキー
ボードの基本制御を説明する図である。上記の如く液晶
表示面の一部又は全部をデータ入力装置として使用する
には、そこにキーパターン情報を表示して対応するキー
入力制御を行う必要がある。しかも、表示するキーパタ
ーン情報及びその機能は業務の流れに応じて種々の形式
及び内容のものに変更しなくてはならない。そこで、本
実施例ではキーパターンデータなるものを導入し、パネ
ルキー入力機能の管理を容易に行う。
第5図(A)はキーパターンデータフアイルの記憶構
造を示す図である。キーパターンデータフアイルは1又
は2以上のキーパターンデータ(キー管理情報)cを格
納している情報フアイルであり、該フアイルはROM2又は
RAM3に記憶される。各キーパターンデータcはキーパタ
ーン番号、キーマトリクスデータ、キートツプデータ及
びリターンコードテーブルのデータ群から成つている。
キーパターン番号は各キーパターンデータcを識別する
ID番号である。キーマトリクスデータはキーパターン情
報のうち第5図(B)のキーパツド配置を形成するデー
タ群であり、キートツプデータは同じく第5図(C)の
キートツプ文字等を形成するデータ群である。例えば第
5図(B)に対応するようなキーマトリクスデータは、
まず12個のデータ“−1"(キー番号1〜12にはキー機能
を設定しないことを示す)と、続く3個のデータ“13"
(キー番号13〜15までは1つのキーユニツトであること
を示す)と、続く3個のデータ“16"(キー番号16〜18
までは1つのキーユニツトであることを示す)等のデー
タから成つている。また、リターンコードテーブルは、
各キーに所定の意味を持たせるため、対応するプログラ
ムリターンコードを発生するテーブルである。こうし
て、例えばアプリケーシヨンプログラムからあるキーパ
ターン番号を指定すると、ROM2の基本制御プログラムが
働いて液晶表示画面に対応するキーパターン情報を表示
すし、パネルキー入力機能が設定される。本実施例では
このようなキーパターンデータフアイルを導入した結
果、液晶表示面の画面(機能)分割及びその変更が容易
に行える。
第4図はタツチパネルキー8の基本制御手順を示すフ
ローチヤートであり、該手順のプログラムはROM2に格納
されている。ステツプS1では出力ポート9の全ビツトを
HIGHレベルにする。ステツプS2ではRAM3に設けたレジス
タIに5をセツトする。ステツプS3では出力ポート9の
ビツトI(=ビツト15)をLOWレベルにする。即ち、タ
ツチパネルキー8の第1列目を附勢する。ステツプS4で
は入力ポート10の内容を読み取り、何れかLOWレベルの
ビツトであるか否かを調べる。もしLOWレベルのビツト
がないときは当該列の何れのキーユニツトもタツチされ
ていない。そこで処理はステツプS5に進み、レジスタI
の内容に、−1をする。ステツプS6ではレジスタIの内
容がFFH(Hはヘキサ表示)か否かを調べる。FFHのとき
は−1を示しており、列スキヤンが一巡したことを示す
ので処理終了する。またFFHでないときはステツプS3に
戻り、パネルキー8の次の列を附勢する。
また、ステツプS4の判別で入力ポート10の内容にLOW
レベルのビツトがあるときはステツプS7に進み、その時
点の入/出力ポート9,10に係る内容に基づいて対応する
キー番号を演算する。ステツプS8では求めたキー番号に
対応するリターンコードをリターンコードテーブルから
検索する。ステツプS9では求めたリターンコードをRAM3
のキーバツフアに格納する。
第6図(A)は表示領域とキー入力領域を分割制御す
る基本制御手順のフローチヤートであり、該手順のプロ
グラムはROM2に格納されている。ステツプS21ではキー
パターンデータフアイルの存在有無を調べ、ステツプS2
2ではアプリケーシヨンプログラムで指定した番号のキ
ーパターンデータの存在有無を調べる。何れの場合も、
存在しなければ処理を抜ける。また指定番号のキーパタ
ーンデータが存在するときはステツプS23に進み、それ
までに何らかのキーパターンデータがセツトされていた
か否かを調べる。セツトされていればステツプS24で現
時点のキーパターン表示を消去し、またセツトされてい
なければステツプS24の処理をスキツプする。ステツプS
25ではキーパターンデータ中のキーマトリクスデータに
基づいてキー入力領域が占める面積を演算する。ステツ
プS26では前記演算結果に基づいてキー入力領域と表示
領域の境界線を割り出し、該境界線の位置情報をRAM3の
所定エリアに保存する。ステツプS27では決定した境界
線に合致するように現在の表示領域を移動する。これで
キー入力領域と表示領域の2分割作業が終了する。ステ
ツプS27ではキーマトリクスデータに基づいてキーパツ
ド枠を表示し、ステツプS28ではキートツプデータに基
づいてキートツプ文字を表示する。ステツプS29では以
後のタツチキー入力に応答できるよう、当該リターンコ
ードテーブルの先頭アドレスをRAM3の所定エリアの保存
する。
第6図(B)は表示領域の移動処理手順の詳細を示す
フローチヤートであり、該手順のプログラムはROM2に格
納されている。ステツプS41ではRAM3に設けたレジスタA
DDRに当該キーマトリクスデータの先頭アドレスをスト
アする。ステツプS42ではレジスタIに0をセツトす
る。ステツプS43ではRAM3に設けたレジスタMATに(ADDR
+I)の内容をストアする。従つてレジスタMATはまず
当該キーマトリクスデータの先頭アドレスの内容(第5
図(B)の場合はデータ−1)を保持する。ステツプS4
4ではレジスタMATの内容が−1が否かを調べる。−1な
らこの位置にはキーユニツトが存在しないのでステツプ
S45に進み、レジスタIの内容に+1する。ステツプS46
ではレジスタIの内容がキーユニツト数(48)より小さ
いか否かを調べ、小さければステツプS43に戻り、次の
キーマトリクスデータを調べる。また小さくないときは
全キーユニツト数について調べたのでステツプS47に進
み、レジスタIの内容(不使用のミーユニツト数)から
キー入力領域と表示領域の境界を演算する。例えば、第
5図(B)の場合はI=12であるから、液晶表示パネル
の上2行を表示領域とし、残りの5行をキー入力領域と
する。またステツプS44の判別で−1でないときもステ
ツプS47に進み、レジスタIの内容から入力領域と表示
領域の境界を演算する。キー入力領域が第5図(B)の
ような矩形をしていることを考えれば最初の−1でない
データの発見でも迅速に処理できる。
第7図(A)〜(E)は通常の表示画面にキーボード
機能を挿入した結果、前記表示画面が移動する態様を示
す図である。第7図(A)はキーボード機能挿入前の表
示画面を示している。第7図(B)は挿入するキーパタ
ーンの画面である。第7図(A)において、今、カーソ
ルKが図の位置にあつたとする。キー入力時のエコーバ
ツク機能を考慮するとカーソルKのある行は常に表示さ
れるべきである。そこで、第7図(A)の表示画面に第
7図(B)のキーパターンを挿入する場合は第7図
(D)の如く挿入する。好ましくは、カーソルKの表示
行はキーボード領域のすぐ上にあるように挿入する。こ
のため、カーソルKより上にあつた一部の表示データ
は例えばスクロールアツプされて表示画面から消える。
第7図(C)はスクロールアツプされたデータの部分
をRAM3の上部画面スタツクに記憶した状態を示してい
る。また第7図(E)は例えばスクロールダウンされて
表示画面から消えたデータの部分を同じくRAM3の下部
画面スタツクに記憶した状態を示している。こうすれ
ば、後にキーパターンを外したときは、例えば、まずデ
ータ及びをスクロールダウンし、次にデータをス
クロールアツプすることにより、容易に第7図(A)の
状態に戻せる。
[第2実施例] 第2実施例はキーパツド枠及びリターンコードが同じ
キートツプ内容のみを変更するようなアプリケーシヨン
をメモリ効率良く解決している。第15図は第2実施例の
LCDパネルキーボードの正面図である。即ち、商品のマ
スタフアイルから商品名を取り出してキーパターン表示
し、そのうち1つを選択する場合を考える。本実施例の
パネルキーボードは第1実施例同様に縦キーが7個、横
キーが6個(小ピツチ文字数にして15桁)であるから、
もし商品名を7文字以内におさえると、1画面に14商品
をキーパツド表示できる。今、選択したい全商品名が70
種類あるとすると、選択画面は5面必要になる。もし、
これを第1実施例第5図(A)のキーパターンデータフ
アイルに登録すると、キーマトリクスデータ、リターン
コントロールテープは同じで良いのに、キートツプデー
タのみが異なるためキーパターンデータcを5面用意し
なくてはならない。仮に1キーパターンデータについて
384バイトのデータが必要であるとすると、5面で1920
バイトのメモリが必要になる。
第16図(A)は第1実施例による商品選択アプリケー
ション処理の一例を示す図である。図において、手続番
号100ではキーパターン番号に1をセツトし、手続番号1
10では該キーパターン1を表示する。手続番号120では
1バイトをキー入力し、手続番号130では当該キー入力
バイトが0か否かを調べる。ここで、0は次のキーパタ
ーン番号を選択することを意味する。従つて、もし0で
ないならキー入力した商品を選択する処理を行い、0な
ら手続番号140に進む。手続番号140ではKに+1し、手
続番号150では最大の5面を越えたか否かを判断する。
5面を越えなければ手続番号110に戻り、次のキーパタ
ーンを表示する。
第16図(B)は第2実施例による部品選択アプリケー
ション処理の一例を示す図である。図において、手続番
号110ではサブルーチン[DISPKEY]を実行する。手続番
号170の[DISPKEY]ではレジスタIの内容を順次0〜14
に変えて、Kのフアイル(アプリケーシヨンにある商品
名フアイル)からI番目の商品名の取り出し、固定した
1個のキーパターンデータの対応するキートツプ位置に
書き込んでしまう。このため、第2実施例ではキーパタ
ーンデータは1個分で済み、384バイトあれば良い。従
つて、本実施例の場合は商品名数が多ければ多い程効果
大になる。
[第3実施例] 第3実施例はこの種の入力装置におけるキーの先行入
力の問題を有効に解決している。通常の機器の場合はキ
ーの先行入力数は複数確保されるようになつており、こ
の数はキーバツフアのバイト数として規定されている。
しかしタツチパネル入力においては、キーの意味、内容
が変るもので、もしアプリケーシヨンプログラムと先行
入力との同期がうまく取れないと処理システムに重大な
誤りを引き起す。
第13図は第3実施例の一例の処理手順を示す図、第12
図(A)〜(C)は、第13図の処理に伴うキートツプの
変化を示す図である。始めに第12図(A)のようなキー
パターンがセツトされているとする。この状態から第13
図の処理手順を実行する。即ち、手続番号100のRSポー
トを通してデータ送信中に、操作者が誤つて第12図
(A)の[送信]キーと[受信]キーを先行入力してし
まつたとする。手続番号110ではキーパターンを16に変
更し、キートツプは第12図(B)の如く変わる。手続番
号120では1文字入力によつて、まず最初の先行入力の
リターンコード(3)を取込む。しかしこの時点でのリ
ターンコード(3)は“プリンタ印字”の意味であるか
ら、手続番号140ではプリンタ印字が実行される。そし
て、このプリンタ印字の終了時に手続番号150ではキー
パターンを17に変更し、キートツプは第12図(C)の如
く変わる。手続番号160では1文字入力によつて2番目
の先行入力のリターンコード(4)を取り込む。しかし
この時点でのリターンコード(4)は“初期化”の意味
であるから、手続番号180では、データが初期化され
る。このように、操作者が誤つて、送信キーと受信キー
を先行入力したため、実際には印字キーと初期化キーを
入力したのと同じ処理が行われる。
かかる重大な操作ミスを防止する簡単な方法は先行入
力の機能を無くすことである。即ち、アプリケーシヨン
プログラムが手続番号120あるいは手続番号160を実行し
た時のみキー入力が可能になるという方法である。しか
し、この方法では、例えばあるループ処理を先行入力の
有無によつてブレイクするような処理が不可能になる。
そこで、第3実施の装置では先行入力の可能数を1文字
とし、後に入力した文字は先に入力した文字を書き変え
るものとする。
かかる構成で第13図の処理手順をもう一度実行してみ
る。手続番号100においてRSポートを通してデータを送
信中に、まず[送信]キーを押すと、キーバツフアにリ
ターンコード(3)が格納される。次に[受信]キーを
押すと1文字バツフアのリターンコードは(3)から
(4)に書き替えられる。ここで操作者がミスに気付い
てもし[無効]キーを押すとリターンコードは(4)か
ら(0)に書き替えられる。そこで、リターンコード
(0)は以後のキーパターンにおいて何の処理も行わな
いと規定しておくと、操作者の誤入力が修正され、処理
上では無視されたことになる。
第14図(A)は先行入力数を5個とした場合の動作タ
イミングチヤート、第14図(B)は第3実施例の先行入
力数を1個とした場合の動作タイミングチヤートであ
る。
[第4実施例] 第4実施例はパネルキーボードに半固定の部分を設け
たものである。
第8図は第4実施例のパネルキーボードの外観斜視図
である。図において、21は透明のタツチキーパネル、22
は液晶表示部(LCDP)、はタツチキーパネル21のうち
第1実施例のLCDパネルキーボード部として機能する部
分、はタツチキーパネル21のうち半固定キーボード部
として機能する部分、23は半固定キーボード部のキート
ツプを固定印刷したフイルム(その他アクリル板等)で
ある。
第9図(A)〜(C)は第4実施例のパネルキーボー
ドの各種使用例を示す正面図である。LCDパネルキーボ
ード部ではキーパターン番号の指定に従つて対応する
キーパターンが選択され、画面設定される。また半固定
キーボード部では予めキートツプが印刷されているの
で、この部分の機能は半固定的である。即ち、アプリケ
ーシヨンプログラムはこの部分に独自のリターンコード
を設定可能であるという意味により半固定的である。ま
たこの部分では、フイルムキーパターンによつて数個の
キーを1つのキーに見せかけることも可能であるという
意味で半固定的である。
第9図(A)〜(C)を通して、好ましくは、半固定
キーボード部にはそのアプリケーシヨンプログラムで
最も多く使用するようなキー機能を割り当てる。この機
能は、例えばキーパターンの変更機能であり、あるいは
キー入力データに対してライト、入力、クリア、削除等
の機能を実行させることである。こうして、半固定キー
ボード部の構造は簡単であり、キーボード全体の機能は
大幅に向上する。
第10図(A)〜(G)は他の種類の半固定キーボード
部を備える例の正面図である。第10図(A)〜(G)を
通して、例えばK1はあるキーパターンのセツトキー、K2
は1つ前の番号のキーパターンに変更する戻りキー、K3
は1つ後の番号のキーパターンに変更する送りキーの機
能を有している。このような機能の実現は簡単である。
例えば制御コードを上記キーのリターンコードとして割
当てておく等でよい。
半固定部を備えるこによつてアプリケーシヨンプログ
ラムはキーパターンのセツト、変更を意識する事なく、
従来の液晶表示面とキーボードが別々にあるような機器
に対するプログラムをそのまま利用できる。
今、第10図(A)〜(G)に従つて一例のINPUT文(B
ASIC言語)に基づくキー入力動作を追つてみる。第10図
(A)は入力待ちの状態である。第10図(B)では半固
定部のK1キーを入力して図示のようなキーパターンをセ
ツトする。第10図(C)ではLCDパネルキーにより“A"
を入力する。第10図(D)ではK3キーを入力して、1つ
後のキーパターンに変更する。第10図(E)では“ア”
を入力する。第10図(F)ではK1キーを2回押して2つ
前のキーパターンに変更する。第10図(G)では“1370
00"を入力し、最後にエントリーキー(ENT)を入力して
操作終了する。
この場合もBASIC I/Pは“バツフア付KBD入力”という
ようなタツチパネルの制御部のフアンクシヨンをコール
するだけでよい。また、このようなキー構成を採用した
場内には、アプリケーシヨンプログラムが非常に簡単に
なる。
第11図は半固定キーを有しないで第7図(D)の画面
を達成する一例の処理手順を示す図である。但し、この
処理手順にはデータのスクロール時にキーパターンを破
壊しないとか、カーソルKがキーパターン上に移動して
しまわないとか、の画面制御は一切含まれていない。こ
れが、半固定部を有する本実施例によれば、以後の画面
制御も含めて下記の1文で達成される。
DEFKEY 15 ここで“DEFKEY"はキーパターンをセツトするための
新ステイーメントであり、BASIC I/Pでは“DEFKEY"を実
行するために、キーパターン番号を15として“キーパタ
ーンのセツト”というタツチパネル制御部がサポートし
ているフアンクシヨンをコールするだけである。
以上の様に、本実施例によれば、パネルキーボードに
定形のキー入力機能を設定し、かつ多数のキートツプ情
報を有する情報フアイルから前記定形文のキートツプ情
報を選択して表示面に表示するので、前記キー入力機能
に係る管理情報の大部分を共通部で管理でき、もつて情
報メモリを大幅に節約できる。
また上記実施例によれば、表示制御手段は表示面に表
示する情報パターンのピツチをパネルキーボードのキー
ピツチと同一ピツチ又は異るピツチに制御するので、特
に表示面を情報表示の目的で使用する場合には表示情報
量が格段に増大する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、キー入力のエ
コーバックとして表示される文字の文字サイズを、当該
キートップに表示されている文字サイズよりも小さくす
ることが可能となり、入力パネルの操作性を保ちつつエ
コーバック表示等の表示領域を有効に利用するこが可能
となる。
また、本発明によれば、個々のキートップの大きさ
(キー枠)を異ならせることが可能となり、操作性に優
れる入力パネルを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例のパネル入力装置のブロツ
ク構成図、 第2図(A)は第1実施例のLCDパネルキーボードの外
観斜視図、 第2図(B)は第2図(A)の部分断面図、 第3図(A)〜(D)は第1実施例の動作例を説明する
図、 第4図はタツチパネルキー8の基本制御手順を示すフロ
ーチヤート、 第5図(A)〜(C)は第1実施例のLCDパネルキーボ
ードの基本制御を説明する図、 第6図(A)は表示領域とキー入力領域を分割制御する
基本制御手順のフローチヤート、 第6図(B)は表示領域の移動処理手順の詳細を示すフ
ローチヤート、 第7図(A)〜(E)は通常の表示画面にキーボード機
能を挿入した結果、前記表示画面が移動する態様を示す
図、 第8図は第4実施例のパネルキーボードの外観斜視図、 第9図(A)〜(C)は第4実施例のパネルキーボード
の各種使用例を示す正面図、 第10図(A)〜(G)は他の種類の半固定キーボード部
を備える例の正面図、 第11図は半固定キーを有しないで第7図(D)の画面を
達成する一例の処理手順を示す図、 第12図(A)〜(C)は第13図の処理に伴うキートツプ
の変化を示す図、 第13図は第3実施例の一例の処理手順を示す図、 第14図(A)は先行入力数を5個とした場合の動作タイ
ミングチヤート、 第14図(B)は第3実施例の先行入力数を1個とした場
合の動作タイミングチヤート、 第15図は第2実施例のLCDパネルキーボードの正面図、 第16図(A)は第1実施例による商品選択アプリケーシ
ヨン処理の一例を示す図、 第16図(B)は第2実施例による商品選択アプリケーシ
ヨン処理の一例を示す図である。 図中、1……セントラルプロセツシングユニツト(CP
U)、2……リードオンリメモリ(ROM)、3……ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)、4……アドレス/データバ
ス(BUS)、5……液晶コントローラ(LCDC)、6……
液晶ドライバ(LCDD)、7……液晶表示パネル(LCD
P)、8……タツチキーパネル、9……出力ポート、10
……入力ポートである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なるサイズの文字パターンを表示する表
    示手段と、 前記表示手段に重ねて配置される透明な座標入力手段と
    を利用する情報処理方法であって、 前記表示手段に第1の文字サイズの文字パターンでキー
    文字を表示し、 前記座標入力手段により、前記表示されているキー文字
    の座標が入力されたことに応答して、該入力された位置
    のキー文字と同じ文字であって、前記第1の文字サイズ
    より小さい第2の文字サイズの文字パターンを前記表示
    手段上の前記キー文字とは異なる位置に表示するよう制
    御することを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】上記構成の情報処理方法において、前記キ
    ー文字が表示されている位置の座標が入力されたことに
    応答して表示する文字パターンの文字サイズを、第1の
    文字サイズとほぼ同じサイズとする第1のモードと、前
    記第1のサイズより小さい第2の文字サイズとする第2
    のモードとを有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】キーパターン識別情報と、キーパターンに
    おける単位キー枠の結合を示す情報を含むキー位置情報
    と、キーパターンにおける前記個々のキーのキー文字情
    報とを有するキーパターン情報を複数記憶した記憶手段
    を利用し、 キーパターン識別情報の入力に応じて前記記憶手段に記
    憶されているキーパターン情報から該入力されたキーパ
    ターン識別情報に対応するキーパターン情報を選択し、 前記選択されたキーパターン情報に従ってキーパターン
    を表示する情報処理方法であって、 前記記憶手段に記憶されている個々のキー位置情報に従
    ってキー枠を表示し、 前記キー位置情報によって結合が設定された単位キー枠
    についてはこれらを囲むキー枠を表示することにより、
    サイズの異なるキーの区切りを視認可能としたことを特
    徴とする情報処理方法。
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