JP2608905B2 - テレビジョン信号処理回路 - Google Patents
テレビジョン信号処理回路Info
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- Color Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジョン信号処理回路にかかり、特に、
フィールドメモリやフレームメモリ等、テレビジョン信
号の垂直走査周期に等しいかそれ以上の遅延時間を有す
る遅延回路を持った信号処理回路に関する。
フィールドメモリやフレームメモリ等、テレビジョン信
号の垂直走査周期に等しいかそれ以上の遅延時間を有す
る遅延回路を持った信号処理回路に関する。
複合カラーテレビジョン信号としてNTSC方式を例に取
ると、色信号を伝送するのに色副搬送波を色信号で変調
し、4.2M Hzの映像信号帯域中の2.1〜4.2M Hzの部分に
多重している。このとき、色副搬送波f scと水平走査周
波数fhとは、 という関係を持つ。また、水平走査周波数fhと垂直走査
周波数fvとは、 という関係を持つ。したがって、色副搬送波の位相は1
フレーム周期離れた信号間で逆相になっている。この性
質を利用して静止画に対しては、フレーム間の和で輝度
信号を、差で色信号を分離することが可能となる。これ
により、クロスカラー、ドット妨害などのクロスコンポ
ーネント成分の除去を、ほぼ完全に行うことができ、高
画質化が図れる。
ると、色信号を伝送するのに色副搬送波を色信号で変調
し、4.2M Hzの映像信号帯域中の2.1〜4.2M Hzの部分に
多重している。このとき、色副搬送波f scと水平走査周
波数fhとは、 という関係を持つ。また、水平走査周波数fhと垂直走査
周波数fvとは、 という関係を持つ。したがって、色副搬送波の位相は1
フレーム周期離れた信号間で逆相になっている。この性
質を利用して静止画に対しては、フレーム間の和で輝度
信号を、差で色信号を分離することが可能となる。これ
により、クロスカラー、ドット妨害などのクロスコンポ
ーネント成分の除去を、ほぼ完全に行うことができ、高
画質化が図れる。
しかし、動画像に対してこのようなフレーム間処理を
行うと、二重像となったり、クロスコンポーネント成分
の除去効果が無くなりドット妨害を生じるなどの画質劣
化を生じる。
行うと、二重像となったり、クロスコンポーネント成分
の除去効果が無くなりドット妨害を生じるなどの画質劣
化を生じる。
これに対し、1フレーム周期離れた信号間の差から画
像の動きを検出し、検出した画像の動きが小さいならば
静止画であるとしてフレーム間処理を行って、輝度信号
と色信号を分離し、画像の動きが大きいならば動画像で
あるとしてフィールド内処理を行って輝度信号と色信号
を分離するといった以後き適応型の処理が考えられる。
像の動きを検出し、検出した画像の動きが小さいならば
静止画であるとしてフレーム間処理を行って、輝度信号
と色信号を分離し、画像の動きが大きいならば動画像で
あるとしてフィールド内処理を行って輝度信号と色信号
を分離するといった以後き適応型の処理が考えられる。
一方、NTSC方式で行っているインタレース走査を、受
像機側で走査線を補間し、順次走査信号に変換して表示
するという技術がある。フィールドメモリを利用し、1
フィールド前の走査線信号を用いて補間走査線信号を作
成し、順次走査に変換して表示すれば、横線のエッジ部
に生じるラインフリッカを除去できる。但し、このフィ
ールド間補間は静止画に対して大きな効果が得られる
が、動画に対しては、くし歯状の二重像を生じるなど大
きな劣化を生じる。
像機側で走査線を補間し、順次走査信号に変換して表示
するという技術がある。フィールドメモリを利用し、1
フィールド前の走査線信号を用いて補間走査線信号を作
成し、順次走査に変換して表示すれば、横線のエッジ部
に生じるラインフリッカを除去できる。但し、このフィ
ールド間補間は静止画に対して大きな効果が得られる
が、動画に対しては、くし歯状の二重像を生じるなど大
きな劣化を生じる。
特開昭59−40772号公報に見られる例では、1フレー
ム間差信号を基に画像の動きを検出し、画像の動きが小
さいならばフィールド間補間を行い、画像の動きが大き
いときは伝送されたフィールド内の走査線信号を用いて
補間走査線信号を作成するといった動き適応型の処理を
行っている。
ム間差信号を基に画像の動きを検出し、画像の動きが小
さいならばフィールド間補間を行い、画像の動きが大き
いときは伝送されたフィールド内の走査線信号を用いて
補間走査線信号を作成するといった動き適応型の処理を
行っている。
第2図は、上記従来例のYC分離回路と走査線補間回路
とを縦続接続した、テレビジョン信号処理回路の一例を
示すブロック図である。第2図において、1は入力端
子、2は入力端子1から入力したアナログ信号の複合カ
ラーテレビジョン信号をディジタル信号に変換するアナ
ログ・ディジタル変換回路(以下、ADCと呼ぶ)、3はA
DC2からの信号を1フレーム周期遅延するフレームメモ
リ、4はADC2からの信号に対しフィールド内の輝度信号
・色信号分離(以下、YC分離と呼ぶ)を行うラインくし
形フィルタ回路、5はフレームメモリ3の入力信号及び
出力信号を入力してフレーム間のYC分離を行うフレーム
くし形フィルタ回路、6はフレームメモリ3の入力信号
及び出力信号を入力し画像の動きを検出する働き検出回
路、7はラインくし形フィルタ回路4の出力信号とフレ
ームくし形フィルタ回路5の出力信号とを混合する第1
の混合回路であり、動き検出回路6の出力信号が混合比
の制御信号として与えられる。8は第1の混合回路7の
出力信号を1H(1Hは1水平走査周期)遅延するラインメ
モリ、9はラインメモリ8の入力信号及び出力信号を入
力して加算する加算回路、10は加算回路9の出力信号を
1/2倍する係数回路、11は第1の混合回路7の出力信号
を1フィールド周期遅延する第1のフィールドメモリ、
12は係数回路10の出力信号と第1のフィールドメモリ11
の出力信号とを混合する第2の混合回路であり、動き検
出回路6の出力信号が制御信号として与えられる。13は
第1の混合回路7の出力信号と第2の混合回路12の出力
信号とを入力し、順次走査のテレビジョン信号に変換す
る倍速変更回路、14は出力端子である。
とを縦続接続した、テレビジョン信号処理回路の一例を
示すブロック図である。第2図において、1は入力端
子、2は入力端子1から入力したアナログ信号の複合カ
ラーテレビジョン信号をディジタル信号に変換するアナ
ログ・ディジタル変換回路(以下、ADCと呼ぶ)、3はA
DC2からの信号を1フレーム周期遅延するフレームメモ
リ、4はADC2からの信号に対しフィールド内の輝度信号
・色信号分離(以下、YC分離と呼ぶ)を行うラインくし
形フィルタ回路、5はフレームメモリ3の入力信号及び
出力信号を入力してフレーム間のYC分離を行うフレーム
くし形フィルタ回路、6はフレームメモリ3の入力信号
及び出力信号を入力し画像の動きを検出する働き検出回
路、7はラインくし形フィルタ回路4の出力信号とフレ
ームくし形フィルタ回路5の出力信号とを混合する第1
の混合回路であり、動き検出回路6の出力信号が混合比
の制御信号として与えられる。8は第1の混合回路7の
出力信号を1H(1Hは1水平走査周期)遅延するラインメ
モリ、9はラインメモリ8の入力信号及び出力信号を入
力して加算する加算回路、10は加算回路9の出力信号を
1/2倍する係数回路、11は第1の混合回路7の出力信号
を1フィールド周期遅延する第1のフィールドメモリ、
12は係数回路10の出力信号と第1のフィールドメモリ11
の出力信号とを混合する第2の混合回路であり、動き検
出回路6の出力信号が制御信号として与えられる。13は
第1の混合回路7の出力信号と第2の混合回路12の出力
信号とを入力し、順次走査のテレビジョン信号に変換す
る倍速変更回路、14は出力端子である。
フレームくし形フィルタ回路5は1フレーム周期離れ
た信号間の相関性を利用して静止画用のYC分離を行うも
のであり、前述したようにフレーム間の和で輝度信号
を、差で色信号を分離できる。ラインくし形フィルタ回
路4は動画用のYC分離信号を得るための回路であり、同
一フィールド内のライン間の相関性を基にYC分離を行
う。第1の混合回路7は動き検出回路6で検出した画像
の動き信号によりその混合比が制御される。動きが少な
い場合はフレームくし形フィルタ回路5からの信号を主
に選択して出力し、動きが大きいときはラインくし形フ
ィルタ4からの信号を主に選択して出力する。
た信号間の相関性を利用して静止画用のYC分離を行うも
のであり、前述したようにフレーム間の和で輝度信号
を、差で色信号を分離できる。ラインくし形フィルタ回
路4は動画用のYC分離信号を得るための回路であり、同
一フィールド内のライン間の相関性を基にYC分離を行
う。第1の混合回路7は動き検出回路6で検出した画像
の動き信号によりその混合比が制御される。動きが少な
い場合はフレームくし形フィルタ回路5からの信号を主
に選択して出力し、動きが大きいときはラインくし形フ
ィルタ4からの信号を主に選択して出力する。
次に走査線補間について説明する。NTSC方式で行って
いるインタレース走査では、あるフィールドにおける補
間走査線を作成すべき位置を1フィールド前の信号が走
査している。従って静止画の場合、1フィールド前の走
査線信号をそのまま補間走査線とすることができる。前
述したように、動画に対してかかるフィールド間の補間
によってはかえって劣化を生じるので、本例では同一フ
ィールド内の連続した2ラインの平均により動画用補間
走査線信号を得ている。第2の混合回路12は動き検出回
路6の出力信号によりその混合比が制御される。動きが
少ない場合は第1のフィールドメモリ11からの信号を主
に選択して出力し、動きが大きいときは係数回路10から
の信号を主に選択して出力する。
いるインタレース走査では、あるフィールドにおける補
間走査線を作成すべき位置を1フィールド前の信号が走
査している。従って静止画の場合、1フィールド前の走
査線信号をそのまま補間走査線とすることができる。前
述したように、動画に対してかかるフィールド間の補間
によってはかえって劣化を生じるので、本例では同一フ
ィールド内の連続した2ラインの平均により動画用補間
走査線信号を得ている。第2の混合回路12は動き検出回
路6の出力信号によりその混合比が制御される。動きが
少ない場合は第1のフィールドメモリ11からの信号を主
に選択して出力し、動きが大きいときは係数回路10から
の信号を主に選択して出力する。
倍速変換回路13は第1の混合回路7の出力信号を現走
査線信号、第2の混合回路12の出力信号を補間走査線信
号として入力し、それぞれ時間軸を1/2に圧縮した後
に、1走査線毎の交互に現走査線/補間走査線を切換
え、順次走査線信号として出力する。
査線信号、第2の混合回路12の出力信号を補間走査線信
号として入力し、それぞれ時間軸を1/2に圧縮した後
に、1走査線毎の交互に現走査線/補間走査線を切換
え、順次走査線信号として出力する。
上記信号処理を、時間軸を横軸に、画面の垂直方向を
縦軸にとり走査信号を○印で表すと第3図のようにな
る。第3図(a)において第(M)フィールドの◎で表
したS(n)がADC2に入力した信号とする。
縦軸にとり走査信号を○印で表すと第3図のようにな
る。第3図(a)において第(M)フィールドの◎で表
したS(n)がADC2に入力した信号とする。
静止画の場合、S(n)とS(n−525)の演算によ
ってYC分離が行われ、現走査線信号が求められる。補間
走査線信号はこれを1フィールド周期遅延したものであ
り、S(n−263)とS(n−788)との演算により算出
される。したがって、画像の時間方向の重心は第(M−
1)フィールドと第(M−2)フィールドの間にあるこ
とになる。
ってYC分離が行われ、現走査線信号が求められる。補間
走査線信号はこれを1フィールド周期遅延したものであ
り、S(n−263)とS(n−788)との演算により算出
される。したがって、画像の時間方向の重心は第(M−
1)フィールドと第(M−2)フィールドの間にあるこ
とになる。
一方、動画の場合、YC分離はS(n)とS(n−1)
の演算で行われ、補間走査線信号はこれを1H遅延したも
のとの平均によって算出される。演算が全て同一フィー
ルド内で行われているので、画像の時間方向の重心は第
(M)フィールドにあることになる。
の演算で行われ、補間走査線信号はこれを1H遅延したも
のとの平均によって算出される。演算が全て同一フィー
ルド内で行われているので、画像の時間方向の重心は第
(M)フィールドにあることになる。
上記従来例では静止画用信号と動画用信号とで、時間
方向の重心が異なる点について配慮されていない。この
ために、動いたり止まったりする画像の場合、静止画用
信号と動画用信号の重心が時間軸上で1.5フィールド離
れており、不自然な動きとなってみえることがあった。
一方、特開昭62−281579号公報に見られる例では、動画
処理回路に対してフレームメモリによって1フレーム遅
延させた信号を入力するようにして、重心ずれの解消を
図っている。
方向の重心が異なる点について配慮されていない。この
ために、動いたり止まったりする画像の場合、静止画用
信号と動画用信号の重心が時間軸上で1.5フィールド離
れており、不自然な動きとなってみえることがあった。
一方、特開昭62−281579号公報に見られる例では、動画
処理回路に対してフレームメモリによって1フレーム遅
延させた信号を入力するようにして、重心ずれの解消を
図っている。
この方式の本回路への適用を考えると、遅延回路のセ
ンタータップを動画処理の入力信号としていることか
ら、走査線補間用のフィールドメモリを1個、センター
タップを得るために追加する必要が生じてしまう。
ンタータップを動画処理の入力信号としていることか
ら、走査線補間用のフィールドメモリを1個、センター
タップを得るために追加する必要が生じてしまう。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、画像の動きが
不自然とならない動き適応型のテレビジョン信号処理回
路を、新たに大きな回路の追加を必要とせず低価格に提
供することにある。
不自然とならない動き適応型のテレビジョン信号処理回
路を、新たに大きな回路の追加を必要とせず低価格に提
供することにある。
上記目的は、動画用のフィールド内YC分離回路または
動画用のフィールド内走査線補間回路のいずれかに入力
する信号を、フレームメモリまたはフィールドメモリに
よって遅延された信号とし、動画用信号と静止画用信号
との時間軸上での重心ずれをYC分離処理および走査線補
間処理のそれぞれ逆方向に生じた重心ずれによって打ち
消しあわせることにより達成される。
動画用のフィールド内走査線補間回路のいずれかに入力
する信号を、フレームメモリまたはフィールドメモリに
よって遅延された信号とし、動画用信号と静止画用信号
との時間軸上での重心ずれをYC分離処理および走査線補
間処理のそれぞれ逆方向に生じた重心ずれによって打ち
消しあわせることにより達成される。
YC分離回路あるいは走査線補間回路のいずれかにおい
て、動画用信号を作成するフィールド内処理回路の入力
信号として、フレームメモリまたはフィールドメモリに
より遅延された信号を用いるようにする。これにより、
YC分離処理および走査線補間処理のそれぞれで逆方向に
生じた動画用信号の時間軸上での重心と、静止画用信号
の重心との差がなくなるか、少なくなる。したがって、
画像の動きの大小により、静止画モードと動画モードと
に切換回路が作動しても、画像の動きが不自然とならな
い。
て、動画用信号を作成するフィールド内処理回路の入力
信号として、フレームメモリまたはフィールドメモリに
より遅延された信号を用いるようにする。これにより、
YC分離処理および走査線補間処理のそれぞれで逆方向に
生じた動画用信号の時間軸上での重心と、静止画用信号
の重心との差がなくなるか、少なくなる。したがって、
画像の動きの大小により、静止画モードと動画モードと
に切換回路が作動しても、画像の動きが不自然とならな
い。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図において、1は入力端子、2は入力端子1から入力
さたアナログ信号の複合カラーテレビジョン信号をディ
ジタル信号に変換するADC、3はADC2からの信号を1フ
レーム周期遅延するフレームメモリ、4はフレームメモ
リ3からの信号に対しフィールド内のYC分離を行うライ
ンくし形フィルタ回路、5はフレームメモリ3の入力信
号及び出力信号を入力してフレーム間のYC分離を行うフ
レームくし形フィルタ回路、6はフレームメモリ3の入
力信号及び出力信号を入力して画像の動きを検出する動
き検出回路、7はラインくし形フィルタ回路4の出力信
号とフレームくし形フィルタ回路5の出力信号とを混合
する第1の混合回路であり、働き検出回路6の出力信号
が混合比の制御信号として与えられる。8は第1の混合
回路7の出力信号を1H遅延するラインメモリ、9はライ
ンメモリ8の入力信号及び出力信号を入力して加算する
加算回路、10は加算回路9の出力信号を1/2倍する係数
回路、11は第1の混合回路7の出力信号を1フィールド
周期遅延する第1のフィールドメモリ、12は係数回路10
の出力信号と第1のフィールドメモリ11の出力信号とを
混合する第2の混合回路であり、動き検出回路6の出力
信号が制御信号として与えられる。13は第1の混合回路
7の出力信号と第2の混合回路12の出力信号とを入力
し、順次走査のテレビジョン信号に変換する倍速変換回
路、14は出力端子である。
1図において、1は入力端子、2は入力端子1から入力
さたアナログ信号の複合カラーテレビジョン信号をディ
ジタル信号に変換するADC、3はADC2からの信号を1フ
レーム周期遅延するフレームメモリ、4はフレームメモ
リ3からの信号に対しフィールド内のYC分離を行うライ
ンくし形フィルタ回路、5はフレームメモリ3の入力信
号及び出力信号を入力してフレーム間のYC分離を行うフ
レームくし形フィルタ回路、6はフレームメモリ3の入
力信号及び出力信号を入力して画像の動きを検出する動
き検出回路、7はラインくし形フィルタ回路4の出力信
号とフレームくし形フィルタ回路5の出力信号とを混合
する第1の混合回路であり、働き検出回路6の出力信号
が混合比の制御信号として与えられる。8は第1の混合
回路7の出力信号を1H遅延するラインメモリ、9はライ
ンメモリ8の入力信号及び出力信号を入力して加算する
加算回路、10は加算回路9の出力信号を1/2倍する係数
回路、11は第1の混合回路7の出力信号を1フィールド
周期遅延する第1のフィールドメモリ、12は係数回路10
の出力信号と第1のフィールドメモリ11の出力信号とを
混合する第2の混合回路であり、動き検出回路6の出力
信号が制御信号として与えられる。13は第1の混合回路
7の出力信号と第2の混合回路12の出力信号とを入力
し、順次走査のテレビジョン信号に変換する倍速変換回
路、14は出力端子である。
始めに画像の動きが無いか少なく、動き検出回路での
検出結果が動き0となり、回路が静止画モードとなる場
合の動作を説明する。第1の混合回路7は静止画用YC分
離信号として、フレームくし形フィルタ回路5の出力信
号を選択して出力する。第2の混合回路12の静止画用補
間走査線信号として第1のフィールドメモリ11の出力信
号を選択して出力する。倍速変換回路13は、第1の混合
回路の出力信号を現走査線信号、第2の混合回路の出力
信号を補間走査線信号として入力し、時間圧縮した後
に、1走査線毎に現走査線/補間走査線を切換えて出力
することにより、順次走査の信号に変換する。この時間
軸圧縮は例えばラインメモリを用い、書込みクロックの
2倍の周波数を読出しクロックとすることにより容易に
実現できる。
検出結果が動き0となり、回路が静止画モードとなる場
合の動作を説明する。第1の混合回路7は静止画用YC分
離信号として、フレームくし形フィルタ回路5の出力信
号を選択して出力する。第2の混合回路12の静止画用補
間走査線信号として第1のフィールドメモリ11の出力信
号を選択して出力する。倍速変換回路13は、第1の混合
回路の出力信号を現走査線信号、第2の混合回路の出力
信号を補間走査線信号として入力し、時間圧縮した後
に、1走査線毎に現走査線/補間走査線を切換えて出力
することにより、順次走査の信号に変換する。この時間
軸圧縮は例えばラインメモリを用い、書込みクロックの
2倍の周波数を読出しクロックとすることにより容易に
実現できる。
したがって、現走査線信号は第4図(a)における第
(M)フィールドと第(M−2)フィールドの信号から
算出される。補間走査線信号はこれを1フィールド周期
遅延したものであるから、第(M−1)フィールドと第
(M−3)フィールドの信号から算出される。以上のよ
うに、静止画モードにおける画像の時間方向の重心は第
4図(a)に示したように、第(M−1)フィールドと
第(M−2)フィールドの中間にあることになる。
(M)フィールドと第(M−2)フィールドの信号から
算出される。補間走査線信号はこれを1フィールド周期
遅延したものであるから、第(M−1)フィールドと第
(M−3)フィールドの信号から算出される。以上のよ
うに、静止画モードにおける画像の時間方向の重心は第
4図(a)に示したように、第(M−1)フィールドと
第(M−2)フィールドの中間にあることになる。
次に動画モードにおいては、第1の混合回路7は動画
用YC分離信号として、ラインくし形フィルタ回路の出力
信号を選択して出力する。第2の混合回路12は、動画用
補間走査線信号として係数回路10の出力信号を選択して
出力する。倍速変換回路13は、静止画モードでの場合と
同様に第1の混合回路7の出力信号と第2の混合回路12
の出力信号とを入力し、順次走査信号に変換して出力す
る。
用YC分離信号として、ラインくし形フィルタ回路の出力
信号を選択して出力する。第2の混合回路12は、動画用
補間走査線信号として係数回路10の出力信号を選択して
出力する。倍速変換回路13は、静止画モードでの場合と
同様に第1の混合回路7の出力信号と第2の混合回路12
の出力信号とを入力し、順次走査信号に変換して出力す
る。
ラインくし形フィルタ回路4の入力はフレームメモリ
3の出力信号であるので、動画モードにおける画像の時
間方向の重心は第4図(b)における第(M−2)フィ
ールドにある。
3の出力信号であるので、動画モードにおける画像の時
間方向の重心は第4図(b)における第(M−2)フィ
ールドにある。
以上のように本実施例で、静止画用信号と動画用信号
との時間軸上での差を0.5フィールドに抑えている。し
たがって、画像が動いたり止まったりした場合でも、動
きが不自然に見えるのを防ぐことができる。さらに、動
画用信号として処理されるフレームメモリ3の出力信号
は、ADC2からの入力信号と偶数フィールド同士または奇
数フィールド同士の関係にあり、入力信号と同じ位置の
走査線を処理しているので、入力信号にジッタのある場
合でもジッタの影響を受けにくくすることができる。
との時間軸上での差を0.5フィールドに抑えている。し
たがって、画像が動いたり止まったりした場合でも、動
きが不自然に見えるのを防ぐことができる。さらに、動
画用信号として処理されるフレームメモリ3の出力信号
は、ADC2からの入力信号と偶数フィールド同士または奇
数フィールド同士の関係にあり、入力信号と同じ位置の
走査線を処理しているので、入力信号にジッタのある場
合でもジッタの影響を受けにくくすることができる。
なお、上記説明では第1の混合回路7の出力を輝度信
号であるとも色信号であるともしなかったが、本発明は
輝度信号と色信号の両方に適用できることは言うまでも
ない。
号であるとも色信号であるともしなかったが、本発明は
輝度信号と色信号の両方に適用できることは言うまでも
ない。
第5図に本発明による他の一実施例を示す。第5図に
おいて、15は選択回路、他は第1図と同じである。第5
図における実施例では、動画用信号を作成するラインく
し形フィルタ回路4の前に選択回路15を設け、フレーム
メモリ3によって遅延した信号と遅延しない信号とを切
換えるようにしている。
おいて、15は選択回路、他は第1図と同じである。第5
図における実施例では、動画用信号を作成するラインく
し形フィルタ回路4の前に選択回路15を設け、フレーム
メモリ3によって遅延した信号と遅延しない信号とを切
換えるようにしている。
本実施例の構成によれば、ある瞬間の画像をフレーム
メモリ3の更新を停止することにより保持し続けること
ができるとともに、その間の入力信号は選択回路15をAD
C2側に倒すことにより表示し続けることができる。ま
た、ADC2からの入力信号とフレームメモリ3の出力信号
とは、同じ位置を走査する信号同士であるので、切換え
たときの不自然感が無い。
メモリ3の更新を停止することにより保持し続けること
ができるとともに、その間の入力信号は選択回路15をAD
C2側に倒すことにより表示し続けることができる。ま
た、ADC2からの入力信号とフレームメモリ3の出力信号
とは、同じ位置を走査する信号同士であるので、切換え
たときの不自然感が無い。
上述の実施例では、動画用信号の基準となる信号とし
てフレームメモリの出力信号を選んだが、本発明はこれ
に限らない。フィールドメモリの出力信号を選んでも良
い。第6図は本発明による他の一実施例のブロック図で
ある。第6図において16、17はそれぞれ第2、第3のフ
ィールドメモリ、他は第1図の実施例と同じである。
てフレームメモリの出力信号を選んだが、本発明はこれ
に限らない。フィールドメモリの出力信号を選んでも良
い。第6図は本発明による他の一実施例のブロック図で
ある。第6図において16、17はそれぞれ第2、第3のフ
ィールドメモリ、他は第1図の実施例と同じである。
本実施例では、フレームメモリを縦続接続した2個の
フィールドメモリ16及び17で構成している。ラインくし
形フィルタ回路4は第2のフィールドメモリ16の出力信
号を入力し、動画用YC分離信号を得る。その他の動作は
第1図の実施例と同じであり、説明を省略する。
フィールドメモリ16及び17で構成している。ラインくし
形フィルタ回路4は第2のフィールドメモリ16の出力信
号を入力し、動画用YC分離信号を得る。その他の動作は
第1図の実施例と同じであり、説明を省略する。
本実施例における画像の時間軸上での重心位置を第7
図に示す。静止画モードの重心位置は前の実施例と同様
に、第(M−1)フィールドと第(M−2)フィールド
の中間にある。対して、動画モードの重心位置は、第
(M−1)フィールドにある。
図に示す。静止画モードの重心位置は前の実施例と同様
に、第(M−1)フィールドと第(M−2)フィールド
の中間にある。対して、動画モードの重心位置は、第
(M−1)フィールドにある。
以上のように本実施例では、静止画用信号と動画用信
号との時間軸上での差を0.5フィールドに抑えている。
さらに、静止画用信号と動画用信号とは、垂直方向の重
心も一致している。したがって、画像を動いたり止まっ
たりした場合でも、動きが不自然に見えるのを防ぐこと
ができる。また、動画用信号の基準となる信号を第2の
フィールドメモリ16の出力信号としているので、画像と
音声との時間差を少なくすることができる。
号との時間軸上での差を0.5フィールドに抑えている。
さらに、静止画用信号と動画用信号とは、垂直方向の重
心も一致している。したがって、画像を動いたり止まっ
たりした場合でも、動きが不自然に見えるのを防ぐこと
ができる。また、動画用信号の基準となる信号を第2の
フィールドメモリ16の出力信号としているので、画像と
音声との時間差を少なくすることができる。
これまでの説明では、分離した輝度信号及び色信号に
対して同様な処理を行うとしてきたが、本発明はこれに
限らない。色信号は輝度信号と比較すると、垂直解像度
の低下やラインフリッカが目立ちにくいので、色信号の
補間についてはフィールド内の補間のみとしても良い。
例えば、第6図における構成において、色信号の補間は
フィールド内の平均補間に固定すれば良い。
対して同様な処理を行うとしてきたが、本発明はこれに
限らない。色信号は輝度信号と比較すると、垂直解像度
の低下やラインフリッカが目立ちにくいので、色信号の
補間についてはフィールド内の補間のみとしても良い。
例えば、第6図における構成において、色信号の補間は
フィールド内の平均補間に固定すれば良い。
この場合の輝度信号と色信号の重心位置を第8図に示
す。静止画モードでは輝度信号の重心は第(M−1)フ
ィールドと第(M−2)フィールドの中間にあり、色信
号の重心は第(M−1)フィールドにある。対して動画
モードでは、輝度信号、色信号の重心ともに第(M−
1)フィールドにある。
す。静止画モードでは輝度信号の重心は第(M−1)フ
ィールドと第(M−2)フィールドの中間にあり、色信
号の重心は第(M−1)フィールドにある。対して動画
モードでは、輝度信号、色信号の重心ともに第(M−
1)フィールドにある。
したがって、上記構成によれば、輝度信号、色信号と
もに静止画用信号と静止画用信号の重心ずれを少なくで
きるとともに、色信号の走査線補間用のフィールドメモ
リが不要となるので、回路規模が小さくできる。
もに静止画用信号と静止画用信号の重心ずれを少なくで
きるとともに、色信号の走査線補間用のフィールドメモ
リが不要となるので、回路規模が小さくできる。
第9図に本発明による他の一実施例を示す。本実施例
において、YC分離については従来例と同じであるので、
動作説明を省略する。第1の混合回路7の出力信号を第
1のフィールドメモリ11によって1フィールド周期遅延
した後に、ラインメモリ8、加算回路9及び係数回路10
によってライン間の平均を求め、これを動画用補間走査
線信号とする。また、静止画用補間走査線信号としては
第1の混合回路7の出力信号を用い、これと、係数回路
10の出力信号とを、第2の混合回路12において画像の動
きの大小により切換えて補間走査線信号を求める。倍速
変換回路13は第1のフィールドメモリ11の出力信号を現
走査線信号、第2の混合回路12の出力信号を補間走査線
信号として入力し、順次走査の信号に変換する。
において、YC分離については従来例と同じであるので、
動作説明を省略する。第1の混合回路7の出力信号を第
1のフィールドメモリ11によって1フィールド周期遅延
した後に、ラインメモリ8、加算回路9及び係数回路10
によってライン間の平均を求め、これを動画用補間走査
線信号とする。また、静止画用補間走査線信号としては
第1の混合回路7の出力信号を用い、これと、係数回路
10の出力信号とを、第2の混合回路12において画像の動
きの大小により切換えて補間走査線信号を求める。倍速
変換回路13は第1のフィールドメモリ11の出力信号を現
走査線信号、第2の混合回路12の出力信号を補間走査線
信号として入力し、順次走査の信号に変換する。
本実施例における画像の時間軸上での重心位置は第6
図の実施例と同様に、第7図に示すようになる。以上の
ようにして本実施例では、静止画用信号と動画用信号と
の時間軸上での重心位置の差を0.5フィールドに抑えて
いる。したがって、画像が動いたり止まったりした場合
でも、動きが不自然に見えるのを防ぐことができる。
図の実施例と同様に、第7図に示すようになる。以上の
ようにして本実施例では、静止画用信号と動画用信号と
の時間軸上での重心位置の差を0.5フィールドに抑えて
いる。したがって、画像が動いたり止まったりした場合
でも、動きが不自然に見えるのを防ぐことができる。
第10図に本発明による他の一実施例を示す。第10図に
おいて18は第4のフィールドメモリ、他は第9図と同じ
である。本実施例では第1の混合回路7と第1のフィー
ルドメモリ11との間に第4のフィールドメモリ18を設け
るようにしている。その他の動作は前述の実施例と同じ
であり、動作説明を省略する。
おいて18は第4のフィールドメモリ、他は第9図と同じ
である。本実施例では第1の混合回路7と第1のフィー
ルドメモリ11との間に第4のフィールドメモリ18を設け
るようにしている。その他の動作は前述の実施例と同じ
であり、動作説明を省略する。
本実施例による画像の時間軸上での重心位置の関係を
第11図に示す。本実施例では静止画用信号と動画用信号
との時間軸上での重心位置の差を0.5フィールドに抑え
ることができ、動いたり止まったりする画像の動きが不
自然に見えるのを防ぐことができる。さらに、動画用信
号として処理のされる第1のフィールドメモリ11の出力
信号は、ADC2からの入力信号と偶数フィールド同士また
は奇数フィールド同士の関係にあり、入力信号と同じ位
置の走査線を処理しているので、入力信号にジッタのあ
る場合でもジッタの影響を受けにくくすることができ
る。
第11図に示す。本実施例では静止画用信号と動画用信号
との時間軸上での重心位置の差を0.5フィールドに抑え
ることができ、動いたり止まったりする画像の動きが不
自然に見えるのを防ぐことができる。さらに、動画用信
号として処理のされる第1のフィールドメモリ11の出力
信号は、ADC2からの入力信号と偶数フィールド同士また
は奇数フィールド同士の関係にあり、入力信号と同じ位
置の走査線を処理しているので、入力信号にジッタのあ
る場合でもジッタの影響を受けにくくすることができ
る。
なお、これまでの実施例では動画用のフィールド内補
間について、ラインメモリを用いた上下2ラインの平均
補間を行うとして説明したが、本発明はこれに限らな
い。例えば、補間すべき走査線位置のすぐ上の走査線信
号を繰返す、2度書き補間としてもよい。このとき、画
像の滑らかさは若干失われるが、ラインメモリ、加算回
路及び係数回路が不要となり回路規模を削減できる。
間について、ラインメモリを用いた上下2ラインの平均
補間を行うとして説明したが、本発明はこれに限らな
い。例えば、補間すべき走査線位置のすぐ上の走査線信
号を繰返す、2度書き補間としてもよい。このとき、画
像の滑らかさは若干失われるが、ラインメモリ、加算回
路及び係数回路が不要となり回路規模を削減できる。
以上説明したように、従来、YC分離回路及び走査線補
間回路でそれぞれ発生していた画像の時間軸上での重心
ずれを、2つの回路を組合わせ、1方の回路のフレーム
メモリまたはフィールドメモリの出力から動画用信号を
得ることで、総合的な重心ずれを1フィールド未満と
し、重心ずれによる動きの不自然さを解消することがで
きる。
間回路でそれぞれ発生していた画像の時間軸上での重心
ずれを、2つの回路を組合わせ、1方の回路のフレーム
メモリまたはフィールドメモリの出力から動画用信号を
得ることで、総合的な重心ずれを1フィールド未満と
し、重心ずれによる動きの不自然さを解消することがで
きる。
本発明によれば、動き適応型テレビジョン信号処理回
路の静止画用信号と動画用信号の時間軸上での重心位置
のずれを少なくすることができ、動いたり止まったりす
る画像が不自然に見えるのを防ぐことができる。
路の静止画用信号と動画用信号の時間軸上での重心位置
のずれを少なくすることができ、動いたり止まったりす
る画像が不自然に見えるのを防ぐことができる。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は従来
例のブロック図、第3図,第4図は画像の時間方向の重
心位置を表す図、第5図,第6図は本発明の他の実施例
のブロック図、第7図,第8図は画像の時間方向の重心
位置を表す図、第9図,第10図は本発明の他の実施例の
ブロック図、第11図は画像の時間方向の重心位置を表す
図である。 2……ADC、3……フレームメモリ、4……ラインくし
形フィルタ回路、5……フレームくし形フィルタ回路、
6……動き検出回路、7,12……混合回路、8……ライン
メモリ、11,16,17,18……フィールドメモリ、13……倍
速変換回路、15……選択回路。
例のブロック図、第3図,第4図は画像の時間方向の重
心位置を表す図、第5図,第6図は本発明の他の実施例
のブロック図、第7図,第8図は画像の時間方向の重心
位置を表す図、第9図,第10図は本発明の他の実施例の
ブロック図、第11図は画像の時間方向の重心位置を表す
図である。 2……ADC、3……フレームメモリ、4……ラインくし
形フィルタ回路、5……フレームくし形フィルタ回路、
6……動き検出回路、7,12……混合回路、8……ライン
メモリ、11,16,17,18……フィールドメモリ、13……倍
速変換回路、15……選択回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平畠 茂 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 奥田 章秀 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 加瀬沢 正 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社電子商品開発研究所内 (72)発明者 山口 典之 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社電子商品開発研究所内 (72)発明者 八尾 政治 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社電子商品開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−135094(JP,A) 特開 昭59−40772(JP,A)
Claims (7)
- 【請求項1】テレビジョン信号が入力され、入力された
テレビジョン信号を、その垂直走査周期のほぼ2倍の周
期遅延する第1の遅延回路と、第1の遅延回路の入力信
号と出力信号とを用いて両者のフレーム間処理信号を発
生するフレーム間処理回路と、第1の遅延回路で遅延さ
れたテレビジョン信号をその信号の同一フィールド内で
処理する第1のフィールド内処理回路と、入力されたテ
レビジョン信号に含まれる画像の動きを検出する動き検
出回路と、動き検出回路で検出された画像の動きの大小
により、フレーム間処理回路の出力信号と第1のフィー
ルド内処理回路の出力信号とを切換える第1の切換回路
と、第1の切換回路の出力信号をほぼ垂直走査周期遅延
する第2の遅延回路と、第1の切換回路の出力信号を同
一フィールド内で処理する第2のフィールド内処理回路
と、動き検出回路で検出された画像の動きの大小により
第2の遅延回路の出力信号と第2のフィールド内処理回
路の出力信号とを切換える第2の切換回路と、第1の切
換回路の出力信号と第2の切換回路の出力信号とを合成
する合成手段とを有することを特徴とするテレビジョン
信号処理回路。 - 【請求項2】入力されたテレビジョン信号と第1の遅延
回路で遅延されたテレビジョン信号との一方を選択して
出力するスイッチ回路を有し、第1のフィールド内処理
回路は、第1の遅延回路の遅延されたテレビジョン信号
に代え、スイッチ回路で選択されたテレビジョン信号を
同一フィールド内で処理する処理回路であることを特徴
とする請求項1記載のテレビジョン信号処理回路。 - 【請求項3】第1の遅延回路は、直列に接続された2つ
の垂直走査周期遅延回路からなり、第1のフィールド内
処理回路は、第1の遅延回路の1つの垂直走査周期遅延
回路で1垂直走査周期遅延されたテレビジョン信号を同
一フィールド内で処理する処理回路であることを特徴と
する請求項1記載のテレビジョン信号処理回路。 - 【請求項4】テレビジョン信号が入力され、入力された
テレビジョン信号を、その垂直走査周期のほぼ2倍の周
期遅延する第1の遅延回路と、第1の遅延回路の入力信
号と出力信号とを用いて両者のフレーム間処理信号を発
生するフレーム間処理回路と、入力されたテレビジョン
信号をその信号の同一フィールド内で処理する第1のフ
ィールド内処理回路と、入力されたテレビジョン信号に
含まれる画像の動きを検出する動き検出回路と、動き検
出回路で検出された画像の動きの大小により、フレーム
間処理回路の出力信号と第1のフィールド内処理回路の
出力信号とを切換える第1の切換回路と、第1の切換回
路の出力信号を該テレビジョン信号のほぼ垂直走査着遅
延する第3の遅延回路と、第3の切換回路の出力信号を
ほぼ垂直走査周期遅延する第2の遅延回路と、第2の遅
延回路の出力信号を同一フィールド内で処理する第2の
フィールド内処理回路と、動き検出回路で検出された画
像の動きの大小により第3の遅延回路の出力信号と第2
のフィールド内処理回路の出力信号とを切換える第2の
切換回路と、第2の遅延回路の出力信号と第2の切換回
路の出力信号とを合成する合成手段とを有することを特
徴とするテレビジョン信号処理回路。 - 【請求項5】テレビジョン信号が入力され、入力された
テレビジョン信号を、その垂直走査周期のほぼ整数倍の
周期遅延する第1の遅延回路と、第1の遅延回路の入力
信号と出力信号とを用いて両者のフレーム間処理信号を
発生するフレーム間処理回路と、第1の遅延回路で遅延
されたテレビジョン信号をその信号の同一フィールド内
で処理する第1のフィールド内処理回路と、入力された
テレビジョン信号に含まれる画像の動きを検出する動き
検出回路と、動き検出回路で検出された画像の動きの大
小により、フレーム間処理回路の出力信号と第1のフィ
ールド内処理回路の出力信号とを切換える第1の切換回
路と、第1の切換回路の出力信号をほぼ垂直走査周期遅
延する第2の遅延回路と、動き検出回路で検出された画
像の動きの大小により第1の切換回路の出力信号と第2
の遅延回路の出力信号とを切換える第2の切換回路と、
第1の切換回路の出力信号と第2の切換回路の出力信号
とを合成する合成手段とを有することを特徴とするテレ
ビジョン信号処理回路。 - 【請求項6】入力されたテレビジョン信号と第1の遅延
回路で遅延されたテレビジョン信号との一方を選択して
出力するスイッチ回路を有し、第1のフィールド内処理
回路は、第1の遅延回路で遅延されたテレビジョン信号
に代え、スイッチ回路で選択されたテレビジョン信号を
同一フィールド内で処理する処理回路であることを特徴
とする請求項5記載のテレビジョン信号処理回路。 - 【請求項7】第1切換回路の出力信号を同一フィールド
内で処理する第2のフィールド内処理回路が第1の切換
回路と第2の切換回路の間に配置されていることを特徴
とする請求項5記載のテレビジョン信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002610A JP2608905B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | テレビジョン信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002610A JP2608905B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | テレビジョン信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179591A JPH01179591A (ja) | 1989-07-17 |
JP2608905B2 true JP2608905B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=11534166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002610A Expired - Lifetime JP2608905B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | テレビジョン信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2608905B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62135094A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-18 | Hitachi Ltd | 信号処理回路 |
-
1988
- 1988-01-11 JP JP63002610A patent/JP2608905B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01179591A (ja) | 1989-07-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |