JP2604652B2 - 車輌用前照灯の防水カバー及びその製造方法 - Google Patents
車輌用前照灯の防水カバー及びその製造方法Info
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
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- B60Q1/0064—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な車輌用前照灯の防
水カバー及びその製造方法に関する。詳しくは、ランプ
ハウジングへの取付を容易かつ確実に行うことができ、
更に、ランプハウジングの成形を安価に行うことが出来
るようにすることを目的とする。
水カバー及びその製造方法に関する。詳しくは、ランプ
ハウジングへの取付を容易かつ確実に行うことができ、
更に、ランプハウジングの成形を安価に行うことが出来
るようにすることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】車体に固定的に設けられるランプハウジ
ング内に反射鏡を傾動自在に配置し、該反射鏡に電球を
取り付けた自動車用の前照灯がある。
ング内に反射鏡を傾動自在に配置し、該反射鏡に電球を
取り付けた自動車用の前照灯がある。
【0003】このような前照灯にあっては、電球と電源
との接続や電球の交換のためにランプハウジングに開口
部を設ける必要がある。そして、そのような開口部があ
ると、そこから水が前照灯内に侵入する惧があるので、
該開口部を防水する必要がある。そして、係る防水に
は、ランプハウジングの開口部と電球の口金部との間に
被着される防水カバーを用いるのが通常である。
との接続や電球の交換のためにランプハウジングに開口
部を設ける必要がある。そして、そのような開口部があ
ると、そこから水が前照灯内に侵入する惧があるので、
該開口部を防水する必要がある。そして、係る防水に
は、ランプハウジングの開口部と電球の口金部との間に
被着される防水カバーを用いるのが通常である。
【0004】図11はそのような防水カバーを用いた防
水構造の一例を示すものである。
水構造の一例を示すものである。
【0005】aはランプハウジングであり、その後部壁
bの中央部に円形の開口部cが形成されている。
bの中央部に円形の開口部cが形成されている。
【0006】開口部cの開口縁からは後方に向かって環
状壁dが突設されており、該環状壁dの後端からは外方
に向かって係合縁eが突設されている。
状壁dが突設されており、該環状壁dの後端からは外方
に向かって係合縁eが突設されている。
【0007】fはランプハウジングa内に傾動自在に配
置された反射鏡であり、その後部中央に電球gが着脱自
在に取着され、その口金部hは反射鏡fの後面から突出
されている。
置された反射鏡であり、その後部中央に電球gが着脱自
在に取着され、その口金部hは反射鏡fの後面から突出
されている。
【0008】iは防水カバーであり、大きな円環状をし
たセット部jと小さな円筒状をした嵌合部kとこれらセ
ット部j及び嵌合部kを連結している中間部lとがゴム
材料によって一体に形成されていて、中間部lは薄肉の
蛇腹状に形成されて大きな可撓性を付与されている。
たセット部jと小さな円筒状をした嵌合部kとこれらセ
ット部j及び嵌合部kを連結している中間部lとがゴム
材料によって一体に形成されていて、中間部lは薄肉の
蛇腹状に形成されて大きな可撓性を付与されている。
【0009】また、セット部jの内周面の基部、即ち、
中間部lとの連結部には環状に延びる係合溝mが形成さ
れている。
中間部lとの連結部には環状に延びる係合溝mが形成さ
れている。
【0010】そして、嵌合部kが電球gの口金部hに外
嵌され、また、セット部jがランプハウジングaの環状
壁dに外嵌され、かつ、その係合溝mに環状壁dの係合
縁eが係合される。
嵌され、また、セット部jがランプハウジングaの環状
壁dに外嵌され、かつ、その係合溝mに環状壁dの係合
縁eが係合される。
【0011】このようにして、ランプハウジングaの開
口部cの開口縁と電球gの口金部hとの間が防水カバー
iによって閉塞され、該部分の防水が為される。
口部cの開口縁と電球gの口金部hとの間が防水カバー
iによって閉塞され、該部分の防水が為される。
【0012】図12は従来の防水カバーを用いた防水構
造の別の例を示すものである。
造の別の例を示すものである。
【0013】この例の防水カバーnはセット部oが上記
防水カバーiのそれと異なり、横断面形状で略L字状を
している。
防水カバーiのそれと異なり、横断面形状で略L字状を
している。
【0014】pはロッキングキャップであり、該ロッキ
ングキャップpをランプハウジングaの環状壁dに係合
取着することにより、防水カバーnのセット部oが環状
壁dの係合縁eとロッキングキャップpとの間に挟着さ
れた状態でランプハウジングaに取着される。
ングキャップpをランプハウジングaの環状壁dに係合
取着することにより、防水カバーnのセット部oが環状
壁dの係合縁eとロッキングキャップpとの間に挟着さ
れた状態でランプハウジングaに取着される。
【0015】尚、q、q、・・・(図では2個だけ示し
てある。)はロッキングキャップpの外周面に形成され
た滑り止め用のリブであり、ロッキングキャップpの環
状壁dへの着脱の際の手掛かりを良くするためのもので
ある。
てある。)はロッキングキャップpの外周面に形成され
た滑り止め用のリブであり、ロッキングキャップpの環
状壁dへの着脱の際の手掛かりを良くするためのもので
ある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の防水構造の第1のものにあっては、ユーザーが電球
gの交換をした後に、防水カバーiを再びセットすると
きに、そのセット部jがきちんとランプハウジングaの
環状壁dに嵌合されていないことがあるという問題があ
る。
来の防水構造の第1のものにあっては、ユーザーが電球
gの交換をした後に、防水カバーiを再びセットすると
きに、そのセット部jがきちんとランプハウジングaの
環状壁dに嵌合されていないことがあるという問題があ
る。
【0017】即ち、この防水カバーiのセット部jはそ
の機能上どうしても厚肉に形成せざるを得ず、これを外
側から触っただけの感触では、その係合溝mにランプハ
ウジングaの係合縁eがきちんと係合されているか否か
を確認し難い。
の機能上どうしても厚肉に形成せざるを得ず、これを外
側から触っただけの感触では、その係合溝mにランプハ
ウジングaの係合縁eがきちんと係合されているか否か
を確認し難い。
【0018】そのために、往々にして、セット部jが環
状壁dに不十分な状態で嵌合していて、防水機能が不十
分になるという問題がある。
状壁dに不十分な状態で嵌合していて、防水機能が不十
分になるという問題がある。
【0019】上記従来の防水構造の第2のものにあって
は、ロッキングキャップpをランプハウジングaの環状
壁dに係合するものであるため、その確認が難しいとい
うことはなく、そのため、防水カバーnのセットが不十
分になるということは起こり難い。
は、ロッキングキャップpをランプハウジングaの環状
壁dに係合するものであるため、その確認が難しいとい
うことはなく、そのため、防水カバーnのセットが不十
分になるということは起こり難い。
【0020】しかしながら、防水カバーnのほかにロッ
キングキャップpが必要であるため、電球gの交換のた
めにはこの2つの部材を操作しなければならず、その作
業が面倒であるという問題がある。
キングキャップpが必要であるため、電球gの交換のた
めにはこの2つの部材を操作しなければならず、その作
業が面倒であるという問題がある。
【0021】また、ロッキングキャップpは弾性材料か
ら成る防水カバーnを介して環状壁dに係合されるの
で、その係合や係合の解除には以外と大きな力が必要で
あるが、上記のようなリブq、q、・・・程度のもので
はロッキングキャップpを掴んでいる手が滑ってしまい
十分な作用力を与えることが出来ないという問題があ
る。
ら成る防水カバーnを介して環状壁dに係合されるの
で、その係合や係合の解除には以外と大きな力が必要で
あるが、上記のようなリブq、q、・・・程度のもので
はロッキングキャップpを掴んでいる手が滑ってしまい
十分な作用力を与えることが出来ないという問題があ
る。
【0022】更に、上記第1及び第2のものとも、ラン
プハウジングaを成形する型に係合縁eを形成するた
め、スライド型を使用する必要があり、そのため、成形
型が複雑となり、また、高価となるという問題がある。
プハウジングaを成形する型に係合縁eを形成するた
め、スライド型を使用する必要があり、そのため、成形
型が複雑となり、また、高価となるという問題がある。
【0023】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明車輌用前
照灯の防水カバーは、上記課題を解決するために、帯状
をした枠体と該枠体から突出しランプハウジングの上記
開口部に係合する係合部とが硬質な材料によって一体に
形成された係合枠と、係合枠の枠体に被着されランプハ
ウジングの開口部周縁の後面に弾接する被覆部と電球の
口金部に外嵌される嵌合部と被覆部及び嵌合部を連結す
ると共に可撓性を有する中間部とが軟質弾性材料で一体
に形成されたカバー主部と、から成るものである。
照灯の防水カバーは、上記課題を解決するために、帯状
をした枠体と該枠体から突出しランプハウジングの上記
開口部に係合する係合部とが硬質な材料によって一体に
形成された係合枠と、係合枠の枠体に被着されランプハ
ウジングの開口部周縁の後面に弾接する被覆部と電球の
口金部に外嵌される嵌合部と被覆部及び嵌合部を連結す
ると共に可撓性を有する中間部とが軟質弾性材料で一体
に形成されたカバー主部と、から成るものである。
【0024】また、係合枠の枠体に摘み部を突設したも
のである。
のである。
【0025】そして、本発明車輌用前照灯の防水カバー
の製造方法は、係合枠を予め成形しておき、該係合枠を
カバー主部成形用の型にインサートした状態でカバー主
部の成形を行うようにしたものである。
の製造方法は、係合枠を予め成形しておき、該係合枠を
カバー主部成形用の型にインサートした状態でカバー主
部の成形を行うようにしたものである。
【0026】
【作用】従って、本発明車輌用前照灯の防水カバーによ
れば、電球の口金部やランプハウジングの開口部周縁の
後面に接触する部分を有するカバー主部は軟質弾性材料
で形成されているため、防水機能を十分に果たすことが
出来る。そして、さらに、ランプハウジングの開口部周
縁の後面に弾接する被覆部と電球の口金部に外嵌される
嵌合部とは可撓性を有する中間部で連結されているた
め、ランプハウジングと電球の位置関係が変化する反射
鏡可動タイプの車輌用前照灯であっても、その防水カバ
ーとして用いることが出来る。
れば、電球の口金部やランプハウジングの開口部周縁の
後面に接触する部分を有するカバー主部は軟質弾性材料
で形成されているため、防水機能を十分に果たすことが
出来る。そして、さらに、ランプハウジングの開口部周
縁の後面に弾接する被覆部と電球の口金部に外嵌される
嵌合部とは可撓性を有する中間部で連結されているた
め、ランプハウジングと電球の位置関係が変化する反射
鏡可動タイプの車輌用前照灯であっても、その防水カバ
ーとして用いることが出来る。
【0027】また、ランプハウジングの係合部と係合す
る等ランプハウジングへの取付を担う部分である係合枠
は硬質な材料で形成されているため、ランプハウジング
の係合部に係合されているか否かの確認が容易であり、
そのために、防水カバーのランプハウジングへの取付が
不十分なままになってしまうという事態を避けることが
出来る。
る等ランプハウジングへの取付を担う部分である係合枠
は硬質な材料で形成されているため、ランプハウジング
の係合部に係合されているか否かの確認が容易であり、
そのために、防水カバーのランプハウジングへの取付が
不十分なままになってしまうという事態を避けることが
出来る。
【0028】更に、ランプハウジングの係合部は、アン
ダーカット状にせずに形成することが出来るため、ラン
プハウジングの成形用型にスライド型を使用する必要が
なく、ランプハウジングの成形型の構造を簡単にかつ安
価にすることが出来る。
ダーカット状にせずに形成することが出来るため、ラン
プハウジングの成形用型にスライド型を使用する必要が
なく、ランプハウジングの成形型の構造を簡単にかつ安
価にすることが出来る。
【0029】しかも、係合枠の枠体に摘み部を突設した
ので、防水カバーを操作しようとする手がこの摘み部に
引っ掛かって防水カバーに十分な力を及ぼすことが出来
て、その着脱の作業がやり易くなる。
ので、防水カバーを操作しようとする手がこの摘み部に
引っ掛かって防水カバーに十分な力を及ぼすことが出来
て、その着脱の作業がやり易くなる。
【0030】そして、本発明車輌用前照灯の防水カバー
の製造方法によれば、上記のように優れた防水カバーを
きわめて容易に製造することが出来る。
の製造方法によれば、上記のように優れた防水カバーを
きわめて容易に製造することが出来る。
【0031】
【実施例】以下に本発明車両用前照灯の防水カバー及び
その製造方法の詳細を図示した実施例に従って説明す
る。
その製造方法の詳細を図示した実施例に従って説明す
る。
【0032】図中1は本発明を適用した自動車用前照灯
の一例を示すものである。
の一例を示すものである。
【0033】2はランプハウジングであり、合成樹脂で
形成されている。
形成されている。
【0034】該ランプハウジング2は前方に向かって開
口した箱状をしており、その開口縁の外側には前方に向
かって開口した据付溝3が形成されている。
口した箱状をしており、その開口縁の外側には前方に向
かって開口した据付溝3が形成されている。
【0035】ランプハウジング2の後面壁2aの略中央
部には大きめの開口4が形成されており、該開口4の開
口縁から後方に向かって突出した環状の壁5が形成され
ていて、該環状壁5の後端から内側に突出した突縁6が
形成され、そして、該突縁6はランプハウジング2の他
の部分に比して厚肉に形成されている。
部には大きめの開口4が形成されており、該開口4の開
口縁から後方に向かって突出した環状の壁5が形成され
ていて、該環状壁5の後端から内側に突出した突縁6が
形成され、そして、該突縁6はランプハウジング2の他
の部分に比して厚肉に形成されている。
【0036】7は透明な材料、例えば、ガラス、透明な
合成樹脂等で形成されたレンズであり、前面部7aと該
前面部7aの周縁から後方に向かって突出した側壁部7
bとが一体に形成されて成る。
合成樹脂等で形成されたレンズであり、前面部7aと該
前面部7aの周縁から後方に向かって突出した側壁部7
bとが一体に形成されて成る。
【0037】そして、側壁部7bの後端部がランプハウ
ジング2の据付溝3内に嵌合され、かつ、接着等により
固定されている。
ジング2の据付溝3内に嵌合され、かつ、接着等により
固定されている。
【0038】このようにして、ランプハウジング2とレ
ンズとによって囲まれた灯具空間8が形成される。
ンズとによって囲まれた灯具空間8が形成される。
【0039】9は反射鏡であり、上記灯具空間8内に左
右及び上下に傾動可能に設けられている。この反射鏡9
のランプハウジング2への支持は既知の方法によればよ
く、この点は本発明の要旨ではないので、図示及び説明
を省略する。
右及び上下に傾動可能に設けられている。この反射鏡9
のランプハウジング2への支持は既知の方法によればよ
く、この点は本発明の要旨ではないので、図示及び説明
を省略する。
【0040】10は電球であり、反射鏡9の後部中央に
着脱自在に取着されている。この電球10の反射鏡9へ
の取付は既知の方法によってよく、また、このことは本
発明の要旨とは関係がないので、その詳細な図示及び説
明は省略する。
着脱自在に取着されている。この電球10の反射鏡9へ
の取付は既知の方法によってよく、また、このことは本
発明の要旨とは関係がないので、その詳細な図示及び説
明は省略する。
【0041】11は防水カバーであり、係合枠とカバー
主部とが一体化されて成る。
主部とが一体化されて成る。
【0042】12は係合枠であり、前後方向からみて略
円帯状をした枠体13を有し、該枠体13の幅方向にお
ける略中間の部分のうち周方向に適当に間隔をあけた位
置から係合片14、14、・・・が前方に向けて一体に
突設されている。
円帯状をした枠体13を有し、該枠体13の幅方向にお
ける略中間の部分のうち周方向に適当に間隔をあけた位
置から係合片14、14、・・・が前方に向けて一体に
突設されている。
【0043】これら係合片14、14、・・・の前端部
外側面には係合爪15、15、・・・が突設されてお
り、該係合爪15、15、・・・の外側面前端部は前端
に行くに従って中心側に変位するような傾斜面15a、
15a、・・・に形成されている。
外側面には係合爪15、15、・・・が突設されてお
り、該係合爪15、15、・・・の外側面前端部は前端
に行くに従って中心側に変位するような傾斜面15a、
15a、・・・に形成されている。
【0044】16、16は枠体13の後面のうち互いに
180゜離れた位置から後方へ向けて一体に突設された
摘み部であり、後方から見て「H」状に形成されてい
る。また、この摘み部16、16は、図10に示すよう
に、枠体13の側面のうち互いに180゜離れた位置に
側方へ突出するように形成しても良い。尚、この摘み部
の形成個数や形成位置は特に限定されるものではなく、
手掛かりとして適当な数、適当な位置に形成されれば良
い。
180゜離れた位置から後方へ向けて一体に突設された
摘み部であり、後方から見て「H」状に形成されてい
る。また、この摘み部16、16は、図10に示すよう
に、枠体13の側面のうち互いに180゜離れた位置に
側方へ突出するように形成しても良い。尚、この摘み部
の形成個数や形成位置は特に限定されるものではなく、
手掛かりとして適当な数、適当な位置に形成されれば良
い。
【0045】そして、このような係合枠12はその各部
が硬質な材料、例えばフェノール樹脂によって一体に型
成形されて成る。
が硬質な材料、例えばフェノール樹脂によって一体に型
成形されて成る。
【0046】17、17、・・・は当接片であり、前記
枠体13のうち係合片14、14、・・・の各間の位置
から前方に向かって突設されている。これら当接片1
7、17、・・・の枠体13の幅方向における位置は係
合片14、14、・・・のそれと同じになっている。
枠体13のうち係合片14、14、・・・の各間の位置
から前方に向かって突設されている。これら当接片1
7、17、・・・の枠体13の幅方向における位置は係
合片14、14、・・・のそれと同じになっている。
【0047】18はカバー主部であり、被覆部と嵌合部
と中間部とが軟質弾性材料、例えば、EPTで一体に型
成形されて成る。
と中間部とが軟質弾性材料、例えば、EPTで一体に型
成形されて成る。
【0048】19はカバー主部18の被覆部であり、上
記係合枠12の枠体13を被覆している。そして、上記
係合片14、14、・・・及び当接片17、17、・・
・は該被覆部18の前面から前方へ向けて突出してお
り、また、摘み部16、16も被覆部19から突出して
いる。
記係合枠12の枠体13を被覆している。そして、上記
係合片14、14、・・・及び当接片17、17、・・
・は該被覆部18の前面から前方へ向けて突出してお
り、また、摘み部16、16も被覆部19から突出して
いる。
【0049】20はカバー主部18の嵌合部であり、軸
方向長さの短い略円筒状をしており、前端に行くに従っ
て薄肉になるようにその外側面が傾斜している。また、
その内周面には円環状に延びる襞21、21、・・・が
多数軸方向に配列形成されている。
方向長さの短い略円筒状をしており、前端に行くに従っ
て薄肉になるようにその外側面が傾斜している。また、
その内周面には円環状に延びる襞21、21、・・・が
多数軸方向に配列形成されている。
【0050】22はカバー主部18の中間部であり、薄
肉に形成され、中心側に行くに従って前方に変位するよ
うに階段状の蛇腹に形成されている。従って、この中間
部22は可撓性を有しているので、もし、ランプハウジ
ング2と電球10の位置関係が変化する反射鏡10が可
動するタイプの自動車用前照灯であっても、その防水カ
バーとして用いることが出来る。
肉に形成され、中心側に行くに従って前方に変位するよ
うに階段状の蛇腹に形成されている。従って、この中間
部22は可撓性を有しているので、もし、ランプハウジ
ング2と電球10の位置関係が変化する反射鏡10が可
動するタイプの自動車用前照灯であっても、その防水カ
バーとして用いることが出来る。
【0051】そして、該中間部22の外周縁が被覆部1
9の内周面の前端部に一体に連結され、また、内周縁が
嵌合部20の後端面の外周縁に一体に連結されている。
9の内周面の前端部に一体に連結され、また、内周縁が
嵌合部20の後端面の外周縁に一体に連結されている。
【0052】しかして、このような防水カバー11は、
まず、係合枠12を型成形しておき、それから、該係合
枠12をカバー主部18の形成用型23にインサートし
てその枠体13をキャビティ24内に位置させ、係合片
14、14、・・・、摘み部16、16及び当接片1
7、17、・・・をキャビティ24外に位置させ、この
状態で、キャビティ24内にカバー主部18の材料を充
填して成形する。
まず、係合枠12を型成形しておき、それから、該係合
枠12をカバー主部18の形成用型23にインサートし
てその枠体13をキャビティ24内に位置させ、係合片
14、14、・・・、摘み部16、16及び当接片1
7、17、・・・をキャビティ24外に位置させ、この
状態で、キャビティ24内にカバー主部18の材料を充
填して成形する。
【0053】このようないわゆるインサート成形を行う
ことによって上記の如き防水カバー11を簡単に形成す
ることが出来る。
ことによって上記の如き防水カバー11を簡単に形成す
ることが出来る。
【0054】尚、摘み部16、16はこれをカバー主部
18の材料によって覆うようにしても良い。
18の材料によって覆うようにしても良い。
【0055】上記防水カバー11の取付は次のように為
される。
される。
【0056】嵌合部20が電球10の口金部10aに外
嵌される。このとき嵌合部20の内周面に多数の襞2
1、21、・・・が形成されているため、嵌合部20の
内周面が口金部10aに完全に密着し、この部分の防水
が確実に図られる。
嵌される。このとき嵌合部20の内周面に多数の襞2
1、21、・・・が形成されているため、嵌合部20の
内周面が口金部10aに完全に密着し、この部分の防水
が確実に図られる。
【0057】係合枠12はその係合片14、14、・・
・の係合爪15、15、・・・の傾斜面15a、15
a、・・・をランプハウジング2の突縁6の内周縁外側
に当てがい、その状態で前方へ押圧すると、係合片1
4、14、・・・の先端部が内側へ撓み、係合爪15、
15、・・・の部分が突縁6の内周面を滑って前側へ移
動する。そこで更に係合枠12部を前方へ押圧して被覆
部19の前面部を稍押し潰すようにすると、係合爪1
5、15、・・・が突縁6の前側に達し該突縁6の前面
に係合する。
・の係合爪15、15、・・・の傾斜面15a、15
a、・・・をランプハウジング2の突縁6の内周縁外側
に当てがい、その状態で前方へ押圧すると、係合片1
4、14、・・・の先端部が内側へ撓み、係合爪15、
15、・・・の部分が突縁6の内周面を滑って前側へ移
動する。そこで更に係合枠12部を前方へ押圧して被覆
部19の前面部を稍押し潰すようにすると、係合爪1
5、15、・・・が突縁6の前側に達し該突縁6の前面
に係合する。
【0058】このようにして、防水カバー11が前照灯
1に装着される。
1に装着される。
【0059】尚、19aはカバー主部18の被覆部19
の外周面の前端から前外方へ向けて突出された環状の舌
片であり、防水カバー11を上記のように取り付けたと
き、該舌片19aが変形しながらランプハウジング2の
突縁6の後面に密着して、この部分の防水性を高める。
の外周面の前端から前外方へ向けて突出された環状の舌
片であり、防水カバー11を上記のように取り付けたと
き、該舌片19aが変形しながらランプハウジング2の
突縁6の後面に密着して、この部分の防水性を高める。
【0060】また、19b、19b、・・・はカバー主
部18の被覆部19の前面に同心円状に形成された襞で
あり、これによって被覆部19の前面と突縁6の後面と
の間の防水性を向上させる。
部18の被覆部19の前面に同心円状に形成された襞で
あり、これによって被覆部19の前面と突縁6の後面と
の間の防水性を向上させる。
【0061】本発明に係る防水カバー11は上記したよ
うに、硬質な材料で形成された係合枠12の係合片1
4、14、・・・が突縁6に係合することによってラン
プハウジング2に取着されるので、ランプハウジング2
に取着されているか否かが確実にわかり、不完全な取付
状態のままになるという事態を避けることが出来る。
うに、硬質な材料で形成された係合枠12の係合片1
4、14、・・・が突縁6に係合することによってラン
プハウジング2に取着されるので、ランプハウジング2
に取着されているか否かが確実にわかり、不完全な取付
状態のままになるという事態を避けることが出来る。
【0062】また、ランプハウジング2の防水カバー1
1が取り付けられる部分にはアンダーカットになる部分
が無く、そのために、ランプハウジング2形成用の型に
スライド型を使用する必要がなく、その構造が簡単にな
る。
1が取り付けられる部分にはアンダーカットになる部分
が無く、そのために、ランプハウジング2形成用の型に
スライド型を使用する必要がなく、その構造が簡単にな
る。
【0063】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車輌用前照灯の防水カバーは、ランプハウジ
ング内に配置された電球とランプハウジングの後部壁に
形成された開口部との間の防水を図る防水カバーであっ
て、帯状をした枠体と該枠体から突出しランプハウジン
グの上記開口部に係合する係合部とが硬質な材料によっ
て一体に形成された係合枠と、係合枠の枠体に被着され
ランプハウジングの開口部周縁の後面に弾接する被覆部
と電球の口金部に外嵌される嵌合部と被覆部及び嵌合部
を連結すると共に可撓性を有する中間部とが軟質弾性材
料で一体に形成されたカバー主部と、から成ることを特
徴とする。
に、本発明車輌用前照灯の防水カバーは、ランプハウジ
ング内に配置された電球とランプハウジングの後部壁に
形成された開口部との間の防水を図る防水カバーであっ
て、帯状をした枠体と該枠体から突出しランプハウジン
グの上記開口部に係合する係合部とが硬質な材料によっ
て一体に形成された係合枠と、係合枠の枠体に被着され
ランプハウジングの開口部周縁の後面に弾接する被覆部
と電球の口金部に外嵌される嵌合部と被覆部及び嵌合部
を連結すると共に可撓性を有する中間部とが軟質弾性材
料で一体に形成されたカバー主部と、から成ることを特
徴とする。
【0064】従って、本発明車輌用前照灯の防水カバー
によれば、電球の口金部やランプハウジングの開口部周
縁の後面に接触する部分を有するカバー主部は軟質弾性
材料で形成されているため、防水機能は十分に果たすこ
とが出来る。そして、さらに、ランプハウジングの開口
部周縁の後面に弾接する被覆部と電球の口金部に外嵌さ
れる嵌合部とは可撓性を有する中間部で連結されている
ため、ランプハウジングと電球の位置関係が変化する反
射鏡可動タイプの車輌用前照灯であっても、その防水カ
バーとして用いることが出来る。
によれば、電球の口金部やランプハウジングの開口部周
縁の後面に接触する部分を有するカバー主部は軟質弾性
材料で形成されているため、防水機能は十分に果たすこ
とが出来る。そして、さらに、ランプハウジングの開口
部周縁の後面に弾接する被覆部と電球の口金部に外嵌さ
れる嵌合部とは可撓性を有する中間部で連結されている
ため、ランプハウジングと電球の位置関係が変化する反
射鏡可動タイプの車輌用前照灯であっても、その防水カ
バーとして用いることが出来る。
【0065】また、ランプハウジングの係合部と係合す
る等ランプハウジングへの取付を担う部分である係合枠
は硬質な材料で形成されているため、ランプハウジング
の係合部に係合されているか否かの確認が容易であり、
そのために、防水カバーのランプハウジングへの取付が
不十分なままになってしまうという事態を避けることが
出来る。
る等ランプハウジングへの取付を担う部分である係合枠
は硬質な材料で形成されているため、ランプハウジング
の係合部に係合されているか否かの確認が容易であり、
そのために、防水カバーのランプハウジングへの取付が
不十分なままになってしまうという事態を避けることが
出来る。
【0066】更に、ランプハウジングの係合部は、アン
ダーカット状にせずに形成することが出来るため、ラン
プハウジングの成形用型にスライド型を使用する必要が
なく、ランプハウジングの成形型の構造を簡単にかつ安
価にすることが出来る。
ダーカット状にせずに形成することが出来るため、ラン
プハウジングの成形用型にスライド型を使用する必要が
なく、ランプハウジングの成形型の構造を簡単にかつ安
価にすることが出来る。
【0067】また、係合枠の枠体に摘み部を突設してお
けば、防水カバーを操作しようとする手がこの摘み部に
引っ掛かって防水カバーに十分な力を及ぼすことが出来
て、その着脱の作業がやり易くなる。
けば、防水カバーを操作しようとする手がこの摘み部に
引っ掛かって防水カバーに十分な力を及ぼすことが出来
て、その着脱の作業がやり易くなる。
【0068】更に、本発明車輌用前照灯の防水カバーの
製造方法は、係合枠を予め成形しておき、該係合枠をカ
バー主部成形用の型にインサートしてカバー主部の成形
を行うことを特徴とする従って、本発明車輌用前照灯の
防水カバーの製造方法によれば、上記のように優れた防
水カバーをきわめて容易に製造することが出来る。
製造方法は、係合枠を予め成形しておき、該係合枠をカ
バー主部成形用の型にインサートしてカバー主部の成形
を行うことを特徴とする従って、本発明車輌用前照灯の
防水カバーの製造方法によれば、上記のように優れた防
水カバーをきわめて容易に製造することが出来る。
【0069】尚、上記実施例において示した具体的な形
状乃至構造は、本発明の実施に当たっての具体化のほん
の一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の
技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
状乃至構造は、本発明の実施に当たっての具体化のほん
の一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の
技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図1】本発明車輌用前照灯の防水カバーの実施の一例
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図2】防水カバーを図1とは別の角度で切断して示す
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図3】図1のA部分を拡大して示す図である。
【図4】図1のB部分を拡大して示す図である。
【図5】防水カバーを前照灯に取着した状態を示す断面
図である。
図である。
【図6】防水カバーの拡大正面図である。
【図7】防水カバーの拡大背面図である。
【図8】係合枠をカバー主部形成用型にインサートした
状態を示す拡大断面図である。
状態を示す拡大断面図である。
【図9】防水カバーの斜視図である。
【図10】防水カバーの変形例を示す斜視図である。
【図11】従来の車輌用前照灯の防水カバーの一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図12】従来の車輌用前照灯の防水カバーの別の例を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 車輌用前照灯 2 ランプハウジング 2a 後部壁 4 開口部 10 電球 10a 口金部 11 防水カバー 12 係合枠 13 枠体 14 係合部 16 摘み部 18 カバー主部 19 被覆部 20 嵌合部 22 中間部 23 カバー主部成形用の型
Claims (3)
- 【請求項1】 ランプハウジング内に配置された電球と
ランプハウジングの後部壁に形成された開口部との間の
防水を図る防水カバーであって、帯状をした枠体と該枠
体から突出しランプハウジングの上記開口部に係合する
係合部とが硬質な材料によって一体に形成された係合枠
と、係合枠の枠体に被着されランプハウジングの開口部
周縁の後面に弾接する被覆部と電球の口金部に外嵌され
る嵌合部と被覆部及び嵌合部を連結すると共に可撓性を
有する中間部とが軟質弾性材料で一体に形成されたカバ
ー主部と、から成ることを特徴とする車輌用前照灯の防
水カバー。 - 【請求項2】 係合枠の枠体に摘み部を突設したことを
特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯の防水カバ
ー。 - 【請求項3】 係合枠を予め成形しておき、該係合枠を
カバー主部成形用の型にインサートしてカバー主部の成
形を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2の防水
カバーを製造する方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169039A JP2604652B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 車輌用前照灯の防水カバー及びその製造方法 |
GB9212461A GB2256919B (en) | 1991-06-14 | 1992-06-12 | Sealing cap for vehicle headlamps and method of fabrication |
US07/898,971 US5285357A (en) | 1991-06-14 | 1992-06-15 | Sealing cap for vehicle headlamps and method of fabrication |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169039A JP2604652B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 車輌用前照灯の防水カバー及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04368701A JPH04368701A (ja) | 1992-12-21 |
JP2604652B2 true JP2604652B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=15879184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3169039A Expired - Lifetime JP2604652B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 車輌用前照灯の防水カバー及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5285357A (ja) |
JP (1) | JP2604652B2 (ja) |
GB (1) | GB2256919B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2662488B2 (ja) * | 1992-12-04 | 1997-10-15 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用灯具における前面レンズ脚部とシール溝間のシール構造 |
US5390088A (en) * | 1992-12-16 | 1995-02-14 | Ichikoh Industries, Ltd. | Vehicle lamp device |
JP2545348Y2 (ja) * | 1992-12-28 | 1997-08-25 | 市光工業株式会社 | 車両用灯具 |
JP2965849B2 (ja) * | 1994-03-09 | 1999-10-18 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
US5651608A (en) * | 1994-04-29 | 1997-07-29 | Thomas & Betts Corporation | Assembly method for sealed light fixture |
JPH0817207A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-19 | Koito Mfg Co Ltd | ソケットカバー |
JP3141276B2 (ja) * | 1995-04-14 | 2001-03-05 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用灯具 |
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FR2783774B1 (fr) * | 1998-09-24 | 2000-12-15 | Valeo Vision | Ensemble d'un element de structure et d'au moins un projecteur de vehicule automobile, et procede de montage d'un tel ensemble dans la carrosserie du vehicule |
DE19845459A1 (de) * | 1998-10-02 | 2000-04-06 | Hella Kg Hueck & Co | Fahrzeugscheinwerfer und Verfahren zum Herstellen eines Fahrzeugscheinwerfers |
US6206546B1 (en) * | 1999-01-27 | 2001-03-27 | Greenlee Lighting | Light fixture with improved sealing features |
JP2002279803A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-27 | Fuso Kagaku Kk | ヘッドランプ用ソケットカバー |
US6913376B2 (en) * | 2001-10-31 | 2005-07-05 | Guide Corporation | Sealing bulb boot for moveable reflectors |
WO2010104647A1 (en) * | 2009-03-10 | 2010-09-16 | Illinois Tool Works Inc. | Headlamp access cover |
JP5666336B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2015-02-12 | 東海興業株式会社 | 複合成形品 |
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JP2016015219A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
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US11028989B2 (en) | 2019-11-13 | 2021-06-08 | James M. Aparo | Vehicle headlight device having an ejectable and replaceable lightbulb assembly |
US11046235B2 (en) | 2019-11-13 | 2021-06-29 | James M. Aparo | Vehicle headlight assembly having an ejectable and replaceable lightbulb |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2436334A1 (fr) * | 1978-09-15 | 1980-04-11 | Cibie Projecteurs | Perfectionnements aux bonnettes d'etancheite pour projecteurs de vehicules automobiles |
JPS5730675A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-18 | Yamaha Motor Co Ltd | Rear suspension for autobicycle |
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JPH0428102A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-30 | Koito Mfg Co Ltd | 自動車用ヘッドランプ |
JPH0740441B2 (ja) * | 1990-08-17 | 1995-05-01 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用前照灯装置 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3169039A patent/JP2604652B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-06-12 GB GB9212461A patent/GB2256919B/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-15 US US07/898,971 patent/US5285357A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9212461D0 (en) | 1992-07-22 |
GB2256919B (en) | 1994-11-09 |
GB2256919A (en) | 1992-12-23 |
JPH04368701A (ja) | 1992-12-21 |
US5285357A (en) | 1994-02-08 |
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