JP2604569Y2 - 車両用チャイルドシート - Google Patents
車両用チャイルドシートInfo
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- JP2604569Y2 JP2604569Y2 JP1993070101U JP7010193U JP2604569Y2 JP 2604569 Y2 JP2604569 Y2 JP 2604569Y2 JP 1993070101 U JP1993070101 U JP 1993070101U JP 7010193 U JP7010193 U JP 7010193U JP 2604569 Y2 JP2604569 Y2 JP 2604569Y2
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- bending
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 102200097286 rs199472825 Human genes 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は幼児の安全を確保する
ために用いられる組み込みタイプの車両用チャイルドシ
ートに関するものである。
ために用いられる組み込みタイプの車両用チャイルドシ
ートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における上記この種のチャイルドシ
ートには、車両の座席にそのまま取り付けるタイプと、
車両の後部席のアームレスト収納部に組み込む組み込み
タイプとがあるが、いずれも基本的には着座面を形成す
るシートクッションと、背もたれ面を形成するシートバ
ックとが着座面と背もたれ面との接合及び離反を可能に
組付けられた構成である。後者は後部シートに組み込ま
れ、非使用時には後部席の一部となっているためかさば
らず、使いやすいものである。
ートには、車両の座席にそのまま取り付けるタイプと、
車両の後部席のアームレスト収納部に組み込む組み込み
タイプとがあるが、いずれも基本的には着座面を形成す
るシートクッションと、背もたれ面を形成するシートバ
ックとが着座面と背もたれ面との接合及び離反を可能に
組付けられた構成である。後者は後部シートに組み込ま
れ、非使用時には後部席の一部となっているためかさば
らず、使いやすいものである。
【0003】例えば、図9〜図11によって示すチャイ
ルドシートでは、シートクッション101の着座面の後
端部とシートバック102の背もたれ面の下端部を接合
させた状態で、車両の後部席のシートバックに形成され
たアームレスト収納部に格納し、後部席のシートバック
の一部となるように構成されている。このチャイルドシ
ートでは、奥側側部に取り付けられた取付金具103に
円弧状の溝104が設けられ、この溝104にシートク
ッション101の奥側側部から突出させたピン105が
係合されている。図10に示す収納状態のシートクッシ
ョン101を溝104の先端にピン105が当たって止
まる位置まで前側に倒し、ロック機構のロックレバー1
06によりその状態を固定させることにより図9のよう
な使用可能状態にすることができる。
ルドシートでは、シートクッション101の着座面の後
端部とシートバック102の背もたれ面の下端部を接合
させた状態で、車両の後部席のシートバックに形成され
たアームレスト収納部に格納し、後部席のシートバック
の一部となるように構成されている。このチャイルドシ
ートでは、奥側側部に取り付けられた取付金具103に
円弧状の溝104が設けられ、この溝104にシートク
ッション101の奥側側部から突出させたピン105が
係合されている。図10に示す収納状態のシートクッシ
ョン101を溝104の先端にピン105が当たって止
まる位置まで前側に倒し、ロック機構のロックレバー1
06によりその状態を固定させることにより図9のよう
な使用可能状態にすることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような組み込み
タイプのチャイルドシートにおいては、車両の後部席の
一部に組み込むものであるため、単独のチャイルドシー
トとは異なり幼児の左右方向の保持ないしは拘束性を持
つ構造をもたず、扱い易いものであるが、幼児の安全を
確保する機能については充分とはいい難い問題がある。
タイプのチャイルドシートにおいては、車両の後部席の
一部に組み込むものであるため、単独のチャイルドシー
トとは異なり幼児の左右方向の保持ないしは拘束性を持
つ構造をもたず、扱い易いものであるが、幼児の安全を
確保する機能については充分とはいい難い問題がある。
【0005】そこで、この考案は上記した従来の問題を
解決するためになされたもので、その目的は左右方向の
保持ないしは拘束性を持つ組み込みタイプの車両用チャ
イルドシートを提供することにある。
解決するためになされたもので、その目的は左右方向の
保持ないしは拘束性を持つ組み込みタイプの車両用チャ
イルドシートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するこの
考案の車両用チャイルドシートは、着座面を形成するシ
ートクッションと、背もたれ面を形成するシートバック
とが上記着座面と背もたれ面との接合及び離反を可能に
組付けられた本体を車両の後部席に形成されたアームレ
スト収納部に収納できるように構成するとともに、この
本体に対して、そのシートクッションの側部とシートバ
ックの側部とを中間部で屈伸でき、伸長状態で本体を着
座可能状態に保持し、屈曲状態で本体を収納可能状態に
するリンクで両側について連結し、この各リンクには、
スライドにより該リンクの屈伸部を被覆してリンクの屈
伸を規制し、或いは屈伸部を呈出させてリンクの屈伸を
自由にするスリーブ状のフレームをスライド可能に被着
し、このフレームの外周部に着座者の体側を保持する側
部保持構造を一体に構成したものである。
考案の車両用チャイルドシートは、着座面を形成するシ
ートクッションと、背もたれ面を形成するシートバック
とが上記着座面と背もたれ面との接合及び離反を可能に
組付けられた本体を車両の後部席に形成されたアームレ
スト収納部に収納できるように構成するとともに、この
本体に対して、そのシートクッションの側部とシートバ
ックの側部とを中間部で屈伸でき、伸長状態で本体を着
座可能状態に保持し、屈曲状態で本体を収納可能状態に
するリンクで両側について連結し、この各リンクには、
スライドにより該リンクの屈伸部を被覆してリンクの屈
伸を規制し、或いは屈伸部を呈出させてリンクの屈伸を
自由にするスリーブ状のフレームをスライド可能に被着
し、このフレームの外周部に着座者の体側を保持する側
部保持構造を一体に構成したものである。
【0007】
【作用】前記手段によれば、シートクッションとシート
バックとの側部を連結しているリンクの屈伸を規制し又
は解除するフレームの外周部に側部保持構造が一体に構
成されているので、着座可能状態におけるシートクッシ
ョンの両側には着座者の体側を保持ないしは拘束する側
部保持構造が存在することになる。
バックとの側部を連結しているリンクの屈伸を規制し又
は解除するフレームの外周部に側部保持構造が一体に構
成されているので、着座可能状態におけるシートクッシ
ョンの両側には着座者の体側を保持ないしは拘束する側
部保持構造が存在することになる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1〜図8に基づ
いて説明する。 実施例1. この実施例のチャイルドシートの本体1は図1に着座可
能状態で示すように、着座面2を形成するシートクッシ
ョン3と、背もたれ面4を形成するシートバック5とか
らなり、シートクッション3とシートバック5とは着座
面2と背もたれ面4との接合及び離反が可能に、シート
クッション3後端部とシートバック5の下端部を接した
状態で組付けられている。本体1は車両の後部席(図示
しない)のシートバックに凹部として形成されたアーム
レスト収納部に収納できるように全体が構成されてい
て、アームレストを取り外した状態でアームレストの取
付部に取付金具等により固定される。
いて説明する。 実施例1. この実施例のチャイルドシートの本体1は図1に着座可
能状態で示すように、着座面2を形成するシートクッシ
ョン3と、背もたれ面4を形成するシートバック5とか
らなり、シートクッション3とシートバック5とは着座
面2と背もたれ面4との接合及び離反が可能に、シート
クッション3後端部とシートバック5の下端部を接した
状態で組付けられている。本体1は車両の後部席(図示
しない)のシートバックに凹部として形成されたアーム
レスト収納部に収納できるように全体が構成されてい
て、アームレストを取り外した状態でアームレストの取
付部に取付金具等により固定される。
【0009】シートクッション3の側部とシートバック
5の側部とは、中間部で屈伸でき、伸長状態で本体1を
着座可能状態に保持し、屈曲状態で本体1を収納可能状
態にするリンク6で連結されている。リンク6は止め孔
6Aを介して側部の所定位置にビス6Bにて取付けられ
る。リンク6は両側に一つずつ設けられ、図2に示すよ
うにシートクッション3側との枢着部近くにはその外側
面にスライドストッパ7が突出形成されている。スライ
ドストッパ7より屈伸部8寄りのリンク6の外表には図
3に示すように縦方向の溝列9が形成されている。この
各リンク6には、スライドにより屈伸部8を被覆してリ
ンク6の屈伸を規制し、又は屈伸部8の呈出によりリン
ク6の屈伸を自由にするスリーブ状のフレーム10がス
ライド可能に被着されている。図3に示すように、フレ
ーム10のシートクッション3側の内部にはスプリング
11が内蔵され、このスプリング11によりリンク6は
常にフレーム10の外側内面に押圧されている。フレー
ム10の外側内面の一部にはリンク6の溝列9の溝に係
合する突起12が形成されている。
5の側部とは、中間部で屈伸でき、伸長状態で本体1を
着座可能状態に保持し、屈曲状態で本体1を収納可能状
態にするリンク6で連結されている。リンク6は止め孔
6Aを介して側部の所定位置にビス6Bにて取付けられ
る。リンク6は両側に一つずつ設けられ、図2に示すよ
うにシートクッション3側との枢着部近くにはその外側
面にスライドストッパ7が突出形成されている。スライ
ドストッパ7より屈伸部8寄りのリンク6の外表には図
3に示すように縦方向の溝列9が形成されている。この
各リンク6には、スライドにより屈伸部8を被覆してリ
ンク6の屈伸を規制し、又は屈伸部8の呈出によりリン
ク6の屈伸を自由にするスリーブ状のフレーム10がス
ライド可能に被着されている。図3に示すように、フレ
ーム10のシートクッション3側の内部にはスプリング
11が内蔵され、このスプリング11によりリンク6は
常にフレーム10の外側内面に押圧されている。フレー
ム10の外側内面の一部にはリンク6の溝列9の溝に係
合する突起12が形成されている。
【0010】図2に示すように、フレーム10のリンク
6に対する下方へのスライドは、フレーム10の一端が
リンク6のスライドストッパ7に当接する位置で規制さ
れ、上方へのスライドはフレーム10の他端がリンク6
のシートバック5への枢着部に至近する位置で規制され
る。フレーム10がスライド下端にある位置では、リン
ク6の屈伸部8はフレーム10内にありフレーム10の
被覆によりその屈伸は規制される。また、フレーム10
がスライド上端にある位置では、リンク6の屈伸部8は
フレーム10外に呈出していて、屈伸は規制されない。
6に対する下方へのスライドは、フレーム10の一端が
リンク6のスライドストッパ7に当接する位置で規制さ
れ、上方へのスライドはフレーム10の他端がリンク6
のシートバック5への枢着部に至近する位置で規制され
る。フレーム10がスライド下端にある位置では、リン
ク6の屈伸部8はフレーム10内にありフレーム10の
被覆によりその屈伸は規制される。また、フレーム10
がスライド上端にある位置では、リンク6の屈伸部8は
フレーム10外に呈出していて、屈伸は規制されない。
【0011】このフレーム10に対して、その外周部に
着座者の体側を保持ないしは拘束する側部保持構造13
が一体に構成されている。側部保持構造13は、図4に
示すようにフレーム10の外周部に被着されたパッド1
4とこのパッド14の外表を被覆する表皮15とから構
成されている。なお、側部保持構造13とフレーム10
とは一体の関係にありリンク6に対してスライドさせる
ことが可能である。
着座者の体側を保持ないしは拘束する側部保持構造13
が一体に構成されている。側部保持構造13は、図4に
示すようにフレーム10の外周部に被着されたパッド1
4とこのパッド14の外表を被覆する表皮15とから構
成されている。なお、側部保持構造13とフレーム10
とは一体の関係にありリンク6に対してスライドさせる
ことが可能である。
【0012】上記構成のこのチャイルドシートにおいて
は、シートクッション3とシートバック5との側部を連
結している各リンク6の屈伸を規制し又は解除するフレ
ーム10の外周部に側部保持構造13が一体に構成され
ているので、着座可能状態におけるシートクッション3
の両側には着座者の体側を保持ないしは拘束する側部保
持構造13が存在することになる。即ち、収納可能状態
にある本体1のシートクッション3を前方へ、各リンク
6が直線状態に伸びるまで倒し、各側部保持構造13を
操作してフレーム10をスライド下端までリンク6に対
してスライドさせれば、リンク6の屈伸は規制され図1
のような着座可能状態になる。
は、シートクッション3とシートバック5との側部を連
結している各リンク6の屈伸を規制し又は解除するフレ
ーム10の外周部に側部保持構造13が一体に構成され
ているので、着座可能状態におけるシートクッション3
の両側には着座者の体側を保持ないしは拘束する側部保
持構造13が存在することになる。即ち、収納可能状態
にある本体1のシートクッション3を前方へ、各リンク
6が直線状態に伸びるまで倒し、各側部保持構造13を
操作してフレーム10をスライド下端までリンク6に対
してスライドさせれば、リンク6の屈伸は規制され図1
のような着座可能状態になる。
【0013】フレーム10のスライドは、その突起12
がリンク6の溝列9の溝への係合離脱を繰り返しながら
行なわれることになるので節度感があり、操作感は良好
である。着座者はシートクッション3の両側において左
右方向の保持ないしは拘束を受けるが、フレーム10に
内蔵されているスプリング11のばね力で、側部保持構
造13の左右方向への弾性変位がある範囲内では許容さ
れているので緩衝性があり、また体格の違いにも対応で
きる。なお、収納可能状態にするには、フレーム10を
スライド上端にまでスライドさせリンク6を屈曲させて
シートクッション3を畳み込むことによって行なうこと
ができ、そのままアームレスト収納部に収納されること
になる。
がリンク6の溝列9の溝への係合離脱を繰り返しながら
行なわれることになるので節度感があり、操作感は良好
である。着座者はシートクッション3の両側において左
右方向の保持ないしは拘束を受けるが、フレーム10に
内蔵されているスプリング11のばね力で、側部保持構
造13の左右方向への弾性変位がある範囲内では許容さ
れているので緩衝性があり、また体格の違いにも対応で
きる。なお、収納可能状態にするには、フレーム10を
スライド上端にまでスライドさせリンク6を屈曲させて
シートクッション3を畳み込むことによって行なうこと
ができ、そのままアームレスト収納部に収納されること
になる。
【0014】実施例2. この実施例は前述の実施例1のチャイルドシートの側部
保持構造13の構成に特徴を持つもので、それ以外は実
施例1のものと同じである。従って、実施例1と同一部
分は同一の符号を用い、それらについての説明は省略す
る。
保持構造13の構成に特徴を持つもので、それ以外は実
施例1のものと同じである。従って、実施例1と同一部
分は同一の符号を用い、それらについての説明は省略す
る。
【0015】この実施例のチャイルドシートは、図5に
示すように側部保持構造13を肘掛けとしても利用でき
るように上面をほぼ水平の面構成16にするとともに、
その外側部分を小物入れ17として構成したもので、小
物入れ17の容器部分は側部保持構造13内に内装さ
れ、上部に開閉可能な蓋18が設けられている。これに
より、肘掛け機能の他に幼児に係り合いのある種々の小
物を収納しておくこともでき、使い勝手が向上する。こ
れ以外の機能は実施例1のものと同じであり、その説明
は省略する。
示すように側部保持構造13を肘掛けとしても利用でき
るように上面をほぼ水平の面構成16にするとともに、
その外側部分を小物入れ17として構成したもので、小
物入れ17の容器部分は側部保持構造13内に内装さ
れ、上部に開閉可能な蓋18が設けられている。これに
より、肘掛け機能の他に幼児に係り合いのある種々の小
物を収納しておくこともでき、使い勝手が向上する。こ
れ以外の機能は実施例1のものと同じであり、その説明
は省略する。
【0016】実施例3. この実施例は図6に示すように前述の実施例1のチャイ
ルドシートの側部保持構造13を実施例2のように肘掛
けとしても機能するようにするとともに、折り畳み式の
テーブル19を装着したものである。なお、この実施例
3のチャイルドシートは車両後部席中央のアームレスト
上に配置される型式のものであるため、シートクッショ
ン3の裏面にはアームレスト両側から挟んで支持する脚
部3Aが設けられている。テーブル19は、中央20に
おいて蝶番で折り畳み可能に繋がれ、一方の側部保持構
造13の側部に一端側が垂直面内で回転できるように枢
着されている。また、リンク6のシートバック5側の枢
着部の位置を上下方向へ無段階に調節できるように、シ
ートバック5の側部には上下に溝21が設けられ、リン
ク6の端部はこの溝21の任意位置で締め固定できる調
節ネジ22により枢着されている。これ以外の構成は実
施例1又は実施例2のものと同じである。従って、実施
例1と同一部分は同一の符号を用い、それらについての
説明は省略する。
ルドシートの側部保持構造13を実施例2のように肘掛
けとしても機能するようにするとともに、折り畳み式の
テーブル19を装着したものである。なお、この実施例
3のチャイルドシートは車両後部席中央のアームレスト
上に配置される型式のものであるため、シートクッショ
ン3の裏面にはアームレスト両側から挟んで支持する脚
部3Aが設けられている。テーブル19は、中央20に
おいて蝶番で折り畳み可能に繋がれ、一方の側部保持構
造13の側部に一端側が垂直面内で回転できるように枢
着されている。また、リンク6のシートバック5側の枢
着部の位置を上下方向へ無段階に調節できるように、シ
ートバック5の側部には上下に溝21が設けられ、リン
ク6の端部はこの溝21の任意位置で締め固定できる調
節ネジ22により枢着されている。これ以外の構成は実
施例1又は実施例2のものと同じである。従って、実施
例1と同一部分は同一の符号を用い、それらについての
説明は省略する。
【0017】この実施例のチャイルドシートは、図6に
示すように側部保持構造13の横に折り畳んだテーブル
19(図6の仮想線部分参照)を必要に応じて展開し、
側部保持構造13間に装架状にセットすることができ
る。また、シートバック5とシートクッション3の着座
可能状態での角度を調節ネジ22の締結位置の調節によ
り変えることができるリクライニング機能も備わり、使
い勝手が一層向上する。これ以外の機能は実施例1又は
実施例2のものと同じであり、その説明は省略する。
示すように側部保持構造13の横に折り畳んだテーブル
19(図6の仮想線部分参照)を必要に応じて展開し、
側部保持構造13間に装架状にセットすることができ
る。また、シートバック5とシートクッション3の着座
可能状態での角度を調節ネジ22の締結位置の調節によ
り変えることができるリクライニング機能も備わり、使
い勝手が一層向上する。これ以外の機能は実施例1又は
実施例2のものと同じであり、その説明は省略する。
【0018】実施例4. この実施例は図7,図8に示すように前述の実施例1の
チャイルドシートの側部保持構造13を肘掛けとしても
機能するようにするとともに、側部保持構造13の内側
部分23を可動にしたものである。即ち、側部保持構造
13の内側部分23は、外側部分24に出没可能に嵌合
され、シートクッション3側への突出量が自由に調整で
きるように構成されている。内側部分23の位置規定
は、外側部分24の前部に設けた摘み25のねじ締めに
より行なわれる。これにより幼児の体格に合った着座状
態が得られ、左右方向の保持ないしは拘束性が向上す
る。これ以外の構成及び機能は実施例1のものと同じで
ある。従って、実施例1と同一部分は同一の符号を用
い、それらについての説明は省略する。
チャイルドシートの側部保持構造13を肘掛けとしても
機能するようにするとともに、側部保持構造13の内側
部分23を可動にしたものである。即ち、側部保持構造
13の内側部分23は、外側部分24に出没可能に嵌合
され、シートクッション3側への突出量が自由に調整で
きるように構成されている。内側部分23の位置規定
は、外側部分24の前部に設けた摘み25のねじ締めに
より行なわれる。これにより幼児の体格に合った着座状
態が得られ、左右方向の保持ないしは拘束性が向上す
る。これ以外の構成及び機能は実施例1のものと同じで
ある。従って、実施例1と同一部分は同一の符号を用
い、それらについての説明は省略する。
【0019】
【考案の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うにこの考案によれば、シートクッションとシートバッ
クとの側部を連結しているリンクの屈伸を規制し又は解
除するフレームの外周部に側部保持構造が一体に構成さ
れているので、着座可能状態におけるシートクッション
の両側には着座者の体側を保持ないしは拘束する側部保
持構造が存在することになり、これにより組み込みタイ
プであっても着座者の左右方向に対するホールド性が備
わることになり、安全性が向上する。
うにこの考案によれば、シートクッションとシートバッ
クとの側部を連結しているリンクの屈伸を規制し又は解
除するフレームの外周部に側部保持構造が一体に構成さ
れているので、着座可能状態におけるシートクッション
の両側には着座者の体側を保持ないしは拘束する側部保
持構造が存在することになり、これにより組み込みタイ
プであっても着座者の左右方向に対するホールド性が備
わることになり、安全性が向上する。
【図1】この考案の一実施例を示すチャイルドシートの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1におけるA矢印部の要部構成を示す拡大斜
視図である。
視図である。
【図3】図2におけるBーB線の拡大断面図である。
【図4】図1におけるCーC線の拡大断面図である。
【図5】この考案の他の実施例を示すチャイルドシート
の部分斜視図である。
の部分斜視図である。
【図6】この考案の他の実施例を示すチャイルドシート
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】この考案の他の実施例を示すチャイルドシート
の部分斜視図である。
の部分斜視図である。
【図8】図7におけるDーD線の断面図である。
【図9】従来のチャイルドシートの斜視図である。
【図10】従来のチャイルドシートの折り畳み状態での
部分側面図である。
部分側面図である。
【図11】従来のチャイルドシートの使用状態での部分
側面図である。
側面図である。
1 本体 2 着座面 3 シートクッション 4 背もたれ面 5 シートバック 6 リンク 8 屈伸部 10 フレーム 13 側部保持構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−148135(JP,U) 実開 昭62−28642(JP,U) 実開 昭62−60437(JP,U) 実開 平3−88936(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/54 A47C 7/54
Claims (1)
- 【請求項1】 着座面を形成するシートクッションと、
背もたれ面を形成するシートバックとが上記着座面と背
もたれ面との接合及び離反を可能に組付けられた本体を
車両の後部席に形成されたアームレスト収納部に収納で
きるように構成するとともに、この本体に対して、その
シートクッションの側部とシートバックの側部とを中間
部で屈伸でき、伸長状態で本体を着座可能状態に保持
し、屈曲状態で本体を収納可能状態にするリンクで両側
について連結し、この各リンクには、スライドにより該
リンクの屈伸部を被覆してリンクの屈伸を規制し、或い
は屈伸部を呈出させてリンクの屈伸を自由にするスリー
ブ状のフレームをスライド可能に被着し、このフレーム
の外周部に着座者の体側を保持する側部保持構造を一体
に構成したことを特徴とする車両用チャイルドシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070101U JP2604569Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両用チャイルドシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070101U JP2604569Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両用チャイルドシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740253U JPH0740253U (ja) | 1995-07-18 |
JP2604569Y2 true JP2604569Y2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=13421811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993070101U Expired - Fee Related JP2604569Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両用チャイルドシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604569Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7113085B2 (en) * | 2000-11-07 | 2006-09-26 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Enhanced device alarms in a process control system |
JP6457051B2 (ja) * | 2017-11-01 | 2019-01-23 | パラマウントベッド株式会社 | 椅子 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993070101U patent/JP2604569Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740253U (ja) | 1995-07-18 |
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