JP2602090Y2 - 風洞設備の空気温度設定装置 - Google Patents
風洞設備の空気温度設定装置Info
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- JP2602090Y2 JP2602090Y2 JP1993017137U JP1713793U JP2602090Y2 JP 2602090 Y2 JP2602090 Y2 JP 2602090Y2 JP 1993017137 U JP1993017137 U JP 1993017137U JP 1713793 U JP1713793 U JP 1713793U JP 2602090 Y2 JP2602090 Y2 JP 2602090Y2
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- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車試験等に使用さ
れる風洞設備において、送風機により供給される空気の
温度を要求される温度に設定する風洞設備の空気温度設
定装置に関する。
れる風洞設備において、送風機により供給される空気の
温度を要求される温度に設定する風洞設備の空気温度設
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の風洞設備の空気温度設定
装置を示すもので、この装置では、ダクト11の一側に
送風機13が配置されている。
装置を示すもので、この装置では、ダクト11の一側に
送風機13が配置されている。
【0003】そして、ダクト11の送風機13側には、
冷却コイル15が配置され、この下流側に、加熱コイル
17が配置されている。冷却コイル15に対応して冷凍
機19が配置されており、この冷凍機19は、冷却コイ
ル15から戻り管路21を介して送られる熱媒を冷却す
る。
冷却コイル15が配置され、この下流側に、加熱コイル
17が配置されている。冷却コイル15に対応して冷凍
機19が配置されており、この冷凍機19は、冷却コイ
ル15から戻り管路21を介して送られる熱媒を冷却す
る。
【0004】冷却された熱媒は、供給管路23を介して
冷却コイル15に供給される。戻り管路21には、3方
弁25が配置され、供給管路23には、ポンプ27が配
置されている。
冷却コイル15に供給される。戻り管路21には、3方
弁25が配置され、供給管路23には、ポンプ27が配
置されている。
【0005】ポンプ27の下流側から分岐してバイパス
管路29が配置され、このバイパス管路29は、3方弁
25に接続されている。一方、加熱コイル17に対応し
て熱交換器31が配置されており、この熱交換器は、加
熱コイル17から戻り管路33を介して送られる熱媒を
加熱する。
管路29が配置され、このバイパス管路29は、3方弁
25に接続されている。一方、加熱コイル17に対応し
て熱交換器31が配置されており、この熱交換器は、加
熱コイル17から戻り管路33を介して送られる熱媒を
加熱する。
【0006】加熱された熱媒は、供給管路35を介して
加熱コイル17に供給される。戻り管路33には、3方
弁37が配置され、供給管路35には、ポンプ39が配
置されている。
加熱コイル17に供給される。戻り管路33には、3方
弁37が配置され、供給管路35には、ポンプ39が配
置されている。
【0007】ポンプ39の下流側から分岐してバイパス
管路41が配置され、このバイパス管路41は、3方弁
37に接続されている。上述した風洞設備の空気温度設
定装置では、3方弁25または37の開度を制御して、
冷却コイル15または加熱コイル17に供給される冷水
または温水の温度が一定になるように、流量を制御する
ことにより、送風機13により供給される空気の温度が
要求される所定の温度に設定される。
管路41が配置され、このバイパス管路41は、3方弁
37に接続されている。上述した風洞設備の空気温度設
定装置では、3方弁25または37の開度を制御して、
冷却コイル15または加熱コイル17に供給される冷水
または温水の温度が一定になるように、流量を制御する
ことにより、送風機13により供給される空気の温度が
要求される所定の温度に設定される。
【0008】そして、このように、冷却コイル15また
は加熱コイル17に供給される冷水または温水の温度が
一定になるように、流量を制御する流量制御方式では、
高い負荷追従性を得ることができる。
は加熱コイル17に供給される冷水または温水の温度が
一定になるように、流量を制御する流量制御方式では、
高い負荷追従性を得ることができる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の風洞設備の空気温度設定装置では、流量制御
方式を採用しているために、冷却コイル15に、全流量
を供給しない部分負荷時に、図5に示すように、冷却コ
イル15の前面から吹き出される空気の温度分布にバラ
ツキが生じるという問題があった。
うな従来の風洞設備の空気温度設定装置では、流量制御
方式を採用しているために、冷却コイル15に、全流量
を供給しない部分負荷時に、図5に示すように、冷却コ
イル15の前面から吹き出される空気の温度分布にバラ
ツキが生じるという問題があった。
【0010】すなわち、この例では、冷却コイル15へ
の熱媒の供給管路23が、冷却コイル15の下面に接続
されているため、冷却コイル15の上部になるに従い、
温度が高くなり、加熱コイル17が使用されていない時
には、この温度分布で空気が最終的に吹き出され、風洞
設備において要求される空気の温度分布の一様性を満足
することが困難になるという問題があった。
の熱媒の供給管路23が、冷却コイル15の下面に接続
されているため、冷却コイル15の上部になるに従い、
温度が高くなり、加熱コイル17が使用されていない時
には、この温度分布で空気が最終的に吹き出され、風洞
設備において要求される空気の温度分布の一様性を満足
することが困難になるという問題があった。
【0011】本考案は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、冷却コイルの部分負荷時に、負荷
追従性を低下することなく、最終吹き出し空気の温度分
布を従来より大幅に均温化することができる風洞設備の
空気温度設定装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、冷却コイルの部分負荷時に、負荷
追従性を低下することなく、最終吹き出し空気の温度分
布を従来より大幅に均温化することができる風洞設備の
空気温度設定装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案の風洞設備の空気
温度設定装置は、送風機により供給される空気の通路
に、冷熱媒が供給される冷却コイルを配置するととも
に、この冷却コイルの下流側に、温熱媒が供給される加
熱コイルを配置してなる風洞設備の空気温度設定装置に
おいて、前記冷却コイルへの冷熱媒の供給を、冷熱媒の
温度を一定にして流量を変化させて行う流量制御手段
と、前記加熱コイルへの温熱媒の供給を、温熱媒の流量
を一定にして温度を変化させて行う温度制御手段とを有
するものである。
温度設定装置は、送風機により供給される空気の通路
に、冷熱媒が供給される冷却コイルを配置するととも
に、この冷却コイルの下流側に、温熱媒が供給される加
熱コイルを配置してなる風洞設備の空気温度設定装置に
おいて、前記冷却コイルへの冷熱媒の供給を、冷熱媒の
温度を一定にして流量を変化させて行う流量制御手段
と、前記加熱コイルへの温熱媒の供給を、温熱媒の流量
を一定にして温度を変化させて行う温度制御手段とを有
するものである。
【0013】
【作用】本考案の風洞設備の空気温度設定装置では、加
熱コイルへの温熱媒の供給を、温熱媒の流量を一定にし
て温度を変化させて行う温度制御方式により行うように
したので、加熱コイルの吹き出し空気の温度分布がほぼ
一様なものになる。
熱コイルへの温熱媒の供給を、温熱媒の流量を一定にし
て温度を変化させて行う温度制御方式により行うように
したので、加熱コイルの吹き出し空気の温度分布がほぼ
一様なものになる。
【0014】そして、冷却コイルの部分負荷時に、加熱
コイルへ一定の流量の温熱媒を単に循環することによ
り、循環する温熱媒が冷却コイルからの空気により均温
化され、この均温化された温熱媒が循環する加熱コイル
を冷却コイルからの空気が流通することにより、冷却コ
イルからの空気の温度分布がより均一なものになる。
コイルへ一定の流量の温熱媒を単に循環することによ
り、循環する温熱媒が冷却コイルからの空気により均温
化され、この均温化された温熱媒が循環する加熱コイル
を冷却コイルからの空気が流通することにより、冷却コ
イルからの空気の温度分布がより均一なものになる。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本考案の風洞設備の空気温度設定装置の
一実施例を示しており、この装置では、ダクト51の一
側に送風機53が配置されている。
する。図1は、本考案の風洞設備の空気温度設定装置の
一実施例を示しており、この装置では、ダクト51の一
側に送風機53が配置されている。
【0016】そして、ダクト51の送風機53側には、
冷却コイル55が配置され、この下流側に、加熱コイル
57が配置されている。冷却コイル55に対応して冷凍
機59が配置されており、この冷凍機59は、冷却コイ
ル55から戻り管路61を介して送られる熱媒を冷却す
る。
冷却コイル55が配置され、この下流側に、加熱コイル
57が配置されている。冷却コイル55に対応して冷凍
機59が配置されており、この冷凍機59は、冷却コイ
ル55から戻り管路61を介して送られる熱媒を冷却す
る。
【0017】冷却された熱媒は、供給管路63を介して
冷却コイル55に供給される。戻り管路61には、3方
弁65が配置され、供給管路63には、定流量ポンプ6
7が配置されている。
冷却コイル55に供給される。戻り管路61には、3方
弁65が配置され、供給管路63には、定流量ポンプ6
7が配置されている。
【0018】ポンプ67の下流側から分岐してバイパス
管路69が配置され、このバイパス管路69は、3方弁
65に接続されている。一方、加熱コイル57に対応し
て熱交換器71が配置されており、この熱交換器は、加
熱コイル57から戻り管路73を介して送られる熱媒を
加熱する。
管路69が配置され、このバイパス管路69は、3方弁
65に接続されている。一方、加熱コイル57に対応し
て熱交換器71が配置されており、この熱交換器は、加
熱コイル57から戻り管路73を介して送られる熱媒を
加熱する。
【0019】加熱された熱媒は、供給管路75を介して
加熱コイル57に供給される。供給管路75には、3方
弁77が配置され、この3方弁77の下流側に、定流量
ポンプ79が配置されている。
加熱コイル57に供給される。供給管路75には、3方
弁77が配置され、この3方弁77の下流側に、定流量
ポンプ79が配置されている。
【0020】戻り管路73から分岐してバイパス管路8
1が配置され、このバイパス管路81は、3方弁77に
接続されている。符号83は、流量制御装置を示してお
り、この流量制御装置83は、ダクト51の出口に配置
される温度計85からの温度信号、および、要求される
設定温度信号S1 を入力し、ダクト51の出口の空気温
度が設定温度になるように、3方弁65の開度を制御す
る。
1が配置され、このバイパス管路81は、3方弁77に
接続されている。符号83は、流量制御装置を示してお
り、この流量制御装置83は、ダクト51の出口に配置
される温度計85からの温度信号、および、要求される
設定温度信号S1 を入力し、ダクト51の出口の空気温
度が設定温度になるように、3方弁65の開度を制御す
る。
【0021】そして、この流量制御装置83は、冷却コ
イル55に供給される熱媒の温度が一定になるように、
3方弁65の開度を制御し、流量制御を行う。符号89
は、温度制御装置を示しており、この温度制御装置89
は、ダクト51の出口に配置される温度計85からの温
度信号、および、要求される設定温度信号S2 を入力
し、ダクト51の出口の空気温度が設定温度になるよう
に、3方弁77の開度を制御する。
イル55に供給される熱媒の温度が一定になるように、
3方弁65の開度を制御し、流量制御を行う。符号89
は、温度制御装置を示しており、この温度制御装置89
は、ダクト51の出口に配置される温度計85からの温
度信号、および、要求される設定温度信号S2 を入力
し、ダクト51の出口の空気温度が設定温度になるよう
に、3方弁77の開度を制御する。
【0022】そして、この温度制御装置89は、加熱コ
イル57への熱媒の供給を、熱媒の流量を一定にして温
度を変化させて行う。すなわち、この実施例では、熱交
換器71で熱交換された供給管路75の3方弁77の上
流側の熱媒の温度が、例えば、60℃とされている。
イル57への熱媒の供給を、熱媒の流量を一定にして温
度を変化させて行う。すなわち、この実施例では、熱交
換器71で熱交換された供給管路75の3方弁77の上
流側の熱媒の温度が、例えば、60℃とされている。
【0023】この熱媒の温度の設定は、供給管路75に
配置される温度計91からの温度信号に基づいて、制御
装置93により流量調整弁95を制御し、熱交換器71
に供給される一次側の蒸気流量を制御することにより行
われる。
配置される温度計91からの温度信号に基づいて、制御
装置93により流量調整弁95を制御し、熱交換器71
に供給される一次側の蒸気流量を制御することにより行
われる。
【0024】従って、3方弁77が全開になった時に
は、熱交換器71で熱交換された熱媒が、全量加熱コイ
ル57に流入するため、加熱コイル57への熱媒の供給
温度は、例えば、60℃となる。
は、熱交換器71で熱交換された熱媒が、全量加熱コイ
ル57に流入するため、加熱コイル57への熱媒の供給
温度は、例えば、60℃となる。
【0025】一方、加熱コイル57への部分負荷時に
は、3方弁77が全開とされていないため、熱交換器5
7で熱交換された熱媒と、加熱コイル57で冷却された
バイパス管路81からの熱媒が混合され、加熱コイル5
7に供給される。
は、3方弁77が全開とされていないため、熱交換器5
7で熱交換された熱媒と、加熱コイル57で冷却された
バイパス管路81からの熱媒が混合され、加熱コイル5
7に供給される。
【0026】しかして、上述した風洞設備の空気温度設
定装置では、冷却コイル55への熱媒の供給を、熱媒の
温度を一定にして流量を変化させて行うようにし、加熱
コイル57への熱媒の供給を、熱媒の流量を一定にして
温度を変化させて行うようにしたので、冷却コイル55
の部分負荷時に、負荷追従性を低下することなく、最終
吹き出し空気の温度分布を従来より大幅に均温化するこ
とが可能になる。
定装置では、冷却コイル55への熱媒の供給を、熱媒の
温度を一定にして流量を変化させて行うようにし、加熱
コイル57への熱媒の供給を、熱媒の流量を一定にして
温度を変化させて行うようにしたので、冷却コイル55
の部分負荷時に、負荷追従性を低下することなく、最終
吹き出し空気の温度分布を従来より大幅に均温化するこ
とが可能になる。
【0027】すなわち、上述した風洞設備の空気温度設
定装置では、冷却コイル55への熱媒の供給を、熱媒の
温度を一定にして流量を変化させて行う流量制御方式に
したので、高い負荷追従性を得ることができる。
定装置では、冷却コイル55への熱媒の供給を、熱媒の
温度を一定にして流量を変化させて行う流量制御方式に
したので、高い負荷追従性を得ることができる。
【0028】一方、冷却コイル55への熱媒の供給を、
流量制御方式にしたので、冷却コイル55の部分負荷時
に、冷却コイル55から吹き出される吹き出し空気の温
度分布が、図2の曲線aに示すように、冷却コイル55
の下部で低く、上部で高くなるが、この温度分布の不均
一は、冷却コイル55の部分負荷時に、加熱コイル57
へ一定の流量の熱媒を単に循環することにより低減する
ことが可能になる。
流量制御方式にしたので、冷却コイル55の部分負荷時
に、冷却コイル55から吹き出される吹き出し空気の温
度分布が、図2の曲線aに示すように、冷却コイル55
の下部で低く、上部で高くなるが、この温度分布の不均
一は、冷却コイル55の部分負荷時に、加熱コイル57
へ一定の流量の熱媒を単に循環することにより低減する
ことが可能になる。
【0029】すなわち、図3に示すように、冷却コイル
55の部分負荷時に、加熱コイル57の供給管路75に
配置される3方弁77の熱交換器71側からの熱媒の流
入を阻止し、加熱コイル57へ一定の流量の熱媒を単に
循環すると、循環する熱媒が冷却コイル55からの空気
により均温化され、この均温化された熱媒が循環する加
熱コイル57を、冷却コイル55からの空気が流通する
ことにより、冷却コイル55からの空気の温度分布が図
2に示した曲線bのようになり、より均一な温度分布を
得ることが可能になる。
55の部分負荷時に、加熱コイル57の供給管路75に
配置される3方弁77の熱交換器71側からの熱媒の流
入を阻止し、加熱コイル57へ一定の流量の熱媒を単に
循環すると、循環する熱媒が冷却コイル55からの空気
により均温化され、この均温化された熱媒が循環する加
熱コイル57を、冷却コイル55からの空気が流通する
ことにより、冷却コイル55からの空気の温度分布が図
2に示した曲線bのようになり、より均一な温度分布を
得ることが可能になる。
【0030】なお、以上述べた実施例では、3方弁6
5,77により熱媒の冷凍機59側または熱交換器71
側への流路を設定した例について説明したが、本考案は
かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、複数
の2方向開閉弁等により流路を設定するようにしても良
いことは勿論である。
5,77により熱媒の冷凍機59側または熱交換器71
側への流路を設定した例について説明したが、本考案は
かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、複数
の2方向開閉弁等により流路を設定するようにしても良
いことは勿論である。
【0031】また、以上述べた実施例では、熱媒を熱交
換器71で熱交換した例について説明したが、本考案は
かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、温水
発生器から熱媒を直接供給するようにしても良いことは
勿論である。
換器71で熱交換した例について説明したが、本考案は
かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、温水
発生器から熱媒を直接供給するようにしても良いことは
勿論である。
【0032】さらに、以上述べた実施例では、熱媒を冷
凍機59で冷却した例について説明したが、本考案はか
かる実施例に限定されるものではなく、例えば、熱交換
器により熱媒を冷却するようにしても良いことは勿論で
ある。
凍機59で冷却した例について説明したが、本考案はか
かる実施例に限定されるものではなく、例えば、熱交換
器により熱媒を冷却するようにしても良いことは勿論で
ある。
【0033】また、以上述べた実施例では、流量制御装
置83と温度制御装置89とを別々に配置した例につい
て説明したが、本考案はかかる実施例に限定されるもの
ではなく、同一の制御装置内に組み込んでも良いことは
勿論である。
置83と温度制御装置89とを別々に配置した例につい
て説明したが、本考案はかかる実施例に限定されるもの
ではなく、同一の制御装置内に組み込んでも良いことは
勿論である。
【0034】
【考案の効果】以上述べたように、本考案の風洞設備の
空気温度設定装置では、冷却コイルへの冷熱媒の供給
を、冷熱媒の温度を一定にして流量を変化させて行うよ
うにし、加熱コイルへの温熱媒の供給を、温熱媒の流量
を一定にして温度を変化させて行うようにしたので、冷
却コイルの部分負荷時に、負荷追従性を低下することな
く、最終吹き出し空気の温度分布を従来より大幅に均温
化することができるという利点がある。
空気温度設定装置では、冷却コイルへの冷熱媒の供給
を、冷熱媒の温度を一定にして流量を変化させて行うよ
うにし、加熱コイルへの温熱媒の供給を、温熱媒の流量
を一定にして温度を変化させて行うようにしたので、冷
却コイルの部分負荷時に、負荷追従性を低下することな
く、最終吹き出し空気の温度分布を従来より大幅に均温
化することができるという利点がある。
【図1】本考案の風洞設備の空気温度設定装置の一実施
例を示す配管系統図である。
例を示す配管系統図である。
【図2】図1の風洞設備の空気温度設定装置における冷
却コイルの出口空気温度分布および加熱コイルの出口空
気温度分布を示す説明図である。
却コイルの出口空気温度分布および加熱コイルの出口空
気温度分布を示す説明図である。
【図3】図1の風洞設備の空気温度設定装置により空気
の冷却を行っている状態を示す配管系統図である。
の冷却を行っている状態を示す配管系統図である。
【図4】従来の風洞設備の空気温度設定装置を示す配管
系統図である。
系統図である。
【図5】図4の風洞設備の空気温度設定装置における冷
却コイルの出口空気温度分布を示す説明図である。
却コイルの出口空気温度分布を示す説明図である。
53 送風機 55 冷却コイル 57 加熱コイル 59 冷凍機 71 熱交換器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 9/04 F24F 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】 送風機により供給される空気の通路に、
冷熱媒が供給される冷却コイルを配置するとともに、こ
の冷却コイルの下流側に、温熱媒が供給される加熱コイ
ルを配置してなる風洞設備の空気温度設定装置におい
て、 前記冷却コイルへの冷熱媒の供給を、冷熱媒の温度を一
定にして流量を変化させて行う流量制御手段と、前記加
熱コイルへの温熱媒の供給を、温熱媒の流量を一定にし
て温度を変化させて行う温度制御手段とを有することを
特徴とする風洞設備の空気温度設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993017137U JP2602090Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 風洞設備の空気温度設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993017137U JP2602090Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 風洞設備の空気温度設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0676843U JPH0676843U (ja) | 1994-10-28 |
JP2602090Y2 true JP2602090Y2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=11935639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993017137U Expired - Fee Related JP2602090Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 風洞設備の空気温度設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602090Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008164214A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Orion Mach Co Ltd | 温調空気供給装置 |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP1993017137U patent/JP2602090Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0676843U (ja) | 1994-10-28 |
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