JP2600672Y2 - サンバイザにおけるミラーユニットの取付構造 - Google Patents
サンバイザにおけるミラーユニットの取付構造Info
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、サンバイザにおける
ミラーユニットの取付構造に関する。
ミラーユニットの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、自動車用サンバイザ
1は、フロント側乗員の斜め上方に設置され、太陽光線
等を遮蔽し、乗員の走行視界を有効に確保する機能をも
つが、特に、補助席側に設置されるサンバイザ1には、
サンバイザ本体2のほぼ中央にミラーユニット3を付設
したものが多い。
1は、フロント側乗員の斜め上方に設置され、太陽光線
等を遮蔽し、乗員の走行視界を有効に確保する機能をも
つが、特に、補助席側に設置されるサンバイザ1には、
サンバイザ本体2のほぼ中央にミラーユニット3を付設
したものが多い。
【0003】上記サンバイザ本体2としては、図8に示
すように、ウレタン発泡成形等により所要形状に成形さ
れた発泡樹脂芯材2a表面にクロス等の表皮材2bを貼
着して構成されており、ミラーユニット3を収容する凹
所4がサンバイザ本体2の表面側に形成されている。
すように、ウレタン発泡成形等により所要形状に成形さ
れた発泡樹脂芯材2a表面にクロス等の表皮材2bを貼
着して構成されており、ミラーユニット3を収容する凹
所4がサンバイザ本体2の表面側に形成されている。
【0004】また、ミラーユニット3は、化粧用ミラー
5の周縁を額縁状のミラーケース6によりサポートする
という構成であり、ミラーケース6の裏面には適宜間隔
をおいて取付用突起7が形成されている。
5の周縁を額縁状のミラーケース6によりサポートする
という構成であり、ミラーケース6の裏面には適宜間隔
をおいて取付用突起7が形成されている。
【0005】そして、サンバイザ本体2にミラーユニッ
ト3を固定するには、サンバイザ本体2に設けられた凹
所4の周縁に沿って設けられた取付孔8内にミラーユニ
ット3の取付用突起7を挿入固定することにより、ミラ
ーユニット3をサンバイザ本体2に対して確実に取付け
るようにしている。
ト3を固定するには、サンバイザ本体2に設けられた凹
所4の周縁に沿って設けられた取付孔8内にミラーユニ
ット3の取付用突起7を挿入固定することにより、ミラ
ーユニット3をサンバイザ本体2に対して確実に取付け
るようにしている。
【0006】なお、取付用突起7の外周には、ねじ溝が
切ってあり、この取付用突起7がサンバイザ本体2の取
付孔8から容易に脱落しないように配慮されている。
切ってあり、この取付用突起7がサンバイザ本体2の取
付孔8から容易に脱落しないように配慮されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このように、図7,図
8に示す従来のミラーユニット3の取付構造において
は、ミラーユニット3に複数の取付用突起7を設け、こ
の取付用突起7をサンバイザ本体2の取付孔8内に挿入
固定するという構成であり、個々の取付孔8に取付用突
起7を位置決めする作業が非常に面倒であり、生産性を
低下させる大きな要因となっている。
8に示す従来のミラーユニット3の取付構造において
は、ミラーユニット3に複数の取付用突起7を設け、こ
の取付用突起7をサンバイザ本体2の取付孔8内に挿入
固定するという構成であり、個々の取付孔8に取付用突
起7を位置決めする作業が非常に面倒であり、生産性を
低下させる大きな要因となっている。
【0008】さらに、ミラーユニット3の取付強度を上
げるためには、多くの取付点を設定する必要があり、そ
うした場合、サンバイザ本体2に多くの取付孔8を開設
する必要があり、サンバイザ本体2の剛性を低下させる
という不具合が指摘されている。
げるためには、多くの取付点を設定する必要があり、そ
うした場合、サンバイザ本体2に多くの取付孔8を開設
する必要があり、サンバイザ本体2の剛性を低下させる
という不具合が指摘されている。
【0009】この考案は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、サンバイザ本体に設けられた凹所内にミラ
ーユニットを収容固定する際、ミラーユニットの取付作
業が簡単かつ迅速に行なえるとともに、サンバイザ本体
の剛性も良好に確保できるサンバイザにおけるミラーユ
ニットの取付構造を提供することを目的としている。
れたもので、サンバイザ本体に設けられた凹所内にミラ
ーユニットを収容固定する際、ミラーユニットの取付作
業が簡単かつ迅速に行なえるとともに、サンバイザ本体
の剛性も良好に確保できるサンバイザにおけるミラーユ
ニットの取付構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、サンバイザ本体の表面に設けた凹所内に
ミラーユニットを収容固定するサンバイザにおけるミラ
ーユニットの取付構造において、前記サンバイザ本体に
可撓性が付与され、サンバイザ本体の撓み性を利用し
て、凹所の開口を拡開できるとともに、前記凹所の周縁
全周、あるいは対向する側縁にミラーユニットの表面側
を押えるアンダーカット状フランジが形成され、このア
ンダーカット状フランジによりミラーユニットを保持
し、ミラーユニットは、化粧用ミラーの周縁に沿って額
縁状のミラーケースが嵌め込み固着され、サンバイザ本
体の表皮材の開口端末がアンダーカット状フランジの内
面に巻き込まれ、ミラーユニットをサンバイザ本体の凹
所内に嵌着した際、表皮材の開口端末がミラーケースの
外側面とサンバイザ本体の凹所の内側面との間で挟持さ
れていることを特徴とする。
に、本考案は、サンバイザ本体の表面に設けた凹所内に
ミラーユニットを収容固定するサンバイザにおけるミラ
ーユニットの取付構造において、前記サンバイザ本体に
可撓性が付与され、サンバイザ本体の撓み性を利用し
て、凹所の開口を拡開できるとともに、前記凹所の周縁
全周、あるいは対向する側縁にミラーユニットの表面側
を押えるアンダーカット状フランジが形成され、このア
ンダーカット状フランジによりミラーユニットを保持
し、ミラーユニットは、化粧用ミラーの周縁に沿って額
縁状のミラーケースが嵌め込み固着され、サンバイザ本
体の表皮材の開口端末がアンダーカット状フランジの内
面に巻き込まれ、ミラーユニットをサンバイザ本体の凹
所内に嵌着した際、表皮材の開口端末がミラーケースの
外側面とサンバイザ本体の凹所の内側面との間で挟持さ
れていることを特徴とする。
【0011】上記サンバイザ本体の構成としては、発泡
樹脂芯材の外表面を表皮材により被包した構成のもので
もよく、半割りシェル状の分割芯材の湾曲面を表皮材で
被包した分割芯材同士を接合固定して構成される分割芯
材タイプでもよい。
樹脂芯材の外表面を表皮材により被包した構成のもので
もよく、半割りシェル状の分割芯材の湾曲面を表皮材で
被包した分割芯材同士を接合固定して構成される分割芯
材タイプでもよい。
【0012】また、ミラーユニットの構成として、化粧
用ミラー周縁を額縁状のミラーケースにより保持する構
成のものでも、また、樹脂板の表裏面をアルミニウムプ
レートでサンドイッチ状に貼り合わせたアルミミラー、
もしくはガラスミラーでもよい。
用ミラー周縁を額縁状のミラーケースにより保持する構
成のものでも、また、樹脂板の表裏面をアルミニウムプ
レートでサンドイッチ状に貼り合わせたアルミミラー、
もしくはガラスミラーでもよい。
【0013】ミラーケースを使用する場合、ミラーケー
スの外側面に係止用突起を設け、サンバイザ本体の凹所
内側面にこの係止用突起を食い込ませることにより、ミ
ラーユニットの取付強度をさらに高めることが可能とな
る。
スの外側面に係止用突起を設け、サンバイザ本体の凹所
内側面にこの係止用突起を食い込ませることにより、ミ
ラーユニットの取付強度をさらに高めることが可能とな
る。
【0014】
【作用】以上の構成から明らかなように、サンバイザ本
体を撓ませて、凹所の開口を押し拡げた状態でミラーユ
ニットを凹所内に嵌め入れれば、ミラーユニットのサン
バイザ本体への装着がワンタッチで可能となる。
体を撓ませて、凹所の開口を押し拡げた状態でミラーユ
ニットを凹所内に嵌め入れれば、ミラーユニットのサン
バイザ本体への装着がワンタッチで可能となる。
【0015】そして、サンバイザ本体の凹所内にミラー
ユニットを装着したのち、凹所の周縁全周あるいは対向
する側縁に設けたアンダーカット状フランジがミラーユ
ニットの周縁全周あるいは対向する側縁を保持するた
め、確実なミラーユニットの保持が可能となる。
ユニットを装着したのち、凹所の周縁全周あるいは対向
する側縁に設けたアンダーカット状フランジがミラーユ
ニットの周縁全周あるいは対向する側縁を保持するた
め、確実なミラーユニットの保持が可能となる。
【0016】さらに、サンバイザ本体に取付孔が開設さ
れないため、サンバイザ本体の剛性を良好に維持できる
とともに、アンダーカット状フランジ内面の表皮材をミ
ラーユニットの周縁で押圧保持できる。
れないため、サンバイザ本体の剛性を良好に維持できる
とともに、アンダーカット状フランジ内面の表皮材をミ
ラーユニットの周縁で押圧保持できる。
【0017】
【実施例】以下、本考案によるサンバイザにおけるミラ
ーユニットの取付構造の各実施例ついて、添付図面を参
照しながら詳細に説明する。
ーユニットの取付構造の各実施例ついて、添付図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0018】図1ないし図3は本考案の第1実施例を示
すもので、図1は本考案によるミラーユニットの取付構
造を適用して製作した自動車用サンバイザの正面図、図
2は同自動車用サンバイザの構成を示す断面図、図3は
本考案によるミラーユニットの取付構造を示す断面図で
ある。また、図4ないし図6は本考案によるミラーユニ
ットの取付構造の別実施例の構成を示す各断面図であ
る。
すもので、図1は本考案によるミラーユニットの取付構
造を適用して製作した自動車用サンバイザの正面図、図
2は同自動車用サンバイザの構成を示す断面図、図3は
本考案によるミラーユニットの取付構造を示す断面図で
ある。また、図4ないし図6は本考案によるミラーユニ
ットの取付構造の別実施例の構成を示す各断面図であ
る。
【0019】まず、図1ないし図3に基づいて、本考案
によるミラーユニットの取付構造の第1実施例について
説明する。
によるミラーユニットの取付構造の第1実施例について
説明する。
【0020】図1,図2において、本実施例による自動
車用サンバイザ10は、所望の遮光面積を有するサンバ
イザ本体20と、このサンバイザ本体20に取付けられ
るミラーユニット30とから構成されている。
車用サンバイザ10は、所望の遮光面積を有するサンバ
イザ本体20と、このサンバイザ本体20に取付けられ
るミラーユニット30とから構成されている。
【0021】さらに詳しくは、上記サンバイザ本体20
は、ループ状をなすワイヤフレーム21をインサートし
た発泡樹脂芯材22の表面にクロス,塩ビシート等の表
皮材23を被包して構成されており、このサンバイザ本
体20の表面には、上記ミラーユニット30を収容する
凹所24が形成されており、この凹所24の全周に沿っ
て、図2に示すアンダーカット状フランジ25が一体成
形されている。
は、ループ状をなすワイヤフレーム21をインサートし
た発泡樹脂芯材22の表面にクロス,塩ビシート等の表
皮材23を被包して構成されており、このサンバイザ本
体20の表面には、上記ミラーユニット30を収容する
凹所24が形成されており、この凹所24の全周に沿っ
て、図2に示すアンダーカット状フランジ25が一体成
形されている。
【0022】一方、ミラーユニット30は、化粧用ミラ
ー31の周縁に沿って額縁状の樹脂成形体からなるミラ
ーケース32によりサポートされ、化粧用ミラー31の
裏面には飛散防止用テープ33が貼着されている。
ー31の周縁に沿って額縁状の樹脂成形体からなるミラ
ーケース32によりサポートされ、化粧用ミラー31の
裏面には飛散防止用テープ33が貼着されている。
【0023】次いで、図3に基づいて、本考案によるミ
ラーユニット30の取付構造について説明すると、サン
バイザ本体20に形成される凹所24における内側面2
4a間の距離、例えば上下寸法を図3中aで表わすと、
ミラーユニット30の上下寸法bはほぼ同一寸法に設定
されているとともに、凹所24の入口部分は、凹所24
の周縁に沿ってアンダーカット状フランジ25が凹所2
4の開口を狭めるように突設形成されているため、アン
ダーカット状フランジ25の突出寸法(図中符号cで示
す)を設定した分だけ凹所24の開口面積が小さく設定
されることになる。
ラーユニット30の取付構造について説明すると、サン
バイザ本体20に形成される凹所24における内側面2
4a間の距離、例えば上下寸法を図3中aで表わすと、
ミラーユニット30の上下寸法bはほぼ同一寸法に設定
されているとともに、凹所24の入口部分は、凹所24
の周縁に沿ってアンダーカット状フランジ25が凹所2
4の開口を狭めるように突設形成されているため、アン
ダーカット状フランジ25の突出寸法(図中符号cで示
す)を設定した分だけ凹所24の開口面積が小さく設定
されることになる。
【0024】尚、ミラーユニット30を取付けるに当た
っては、サンバイザ本体20をその凹所24の入口の開
口面積を広げるようにサンバイザ本体20を裏面側に反
らせた状態で、ミラーユニット30をサンバイザ本体2
0の凹所24内に挿入する。そして、ミラーユニット3
0の凹所24内への挿入作業が完了すれば、サンバイザ
本体20の撓みを解除して原形に戻せば、ミラーユニッ
ト30は凹所24内に収容され、かつミラーユニット3
0の周縁に沿って、アンダーカット状フランジ25がそ
の表面を押圧保持する構成となる。
っては、サンバイザ本体20をその凹所24の入口の開
口面積を広げるようにサンバイザ本体20を裏面側に反
らせた状態で、ミラーユニット30をサンバイザ本体2
0の凹所24内に挿入する。そして、ミラーユニット3
0の凹所24内への挿入作業が完了すれば、サンバイザ
本体20の撓みを解除して原形に戻せば、ミラーユニッ
ト30は凹所24内に収容され、かつミラーユニット3
0の周縁に沿って、アンダーカット状フランジ25がそ
の表面を押圧保持する構成となる。
【0025】したがって、サンバイザ本体20の凹所2
4内にミラーユニット30が完全に嵌合されるため、ミ
ラーユニット30の保持力が強化され、確実かつ堅固な
ミラーユニット30の取付が期待できるとともに、ミラ
ーユニット30の外周端末が外部に露出しないため、体
裁上も好ましいものとなる。
4内にミラーユニット30が完全に嵌合されるため、ミ
ラーユニット30の保持力が強化され、確実かつ堅固な
ミラーユニット30の取付が期待できるとともに、ミラ
ーユニット30の外周端末が外部に露出しないため、体
裁上も好ましいものとなる。
【0026】加えて、サンバイザ本体20には従来設定
した取付孔が廃止できるため、サンバイザ本体20の剛
性が強化される。
した取付孔が廃止できるため、サンバイザ本体20の剛
性が強化される。
【0027】また、ミラーユニット30のワンタッチ装
着が可能となり、取付作業性が著しく向上するばかりで
なく、サンバイザ本体20における表皮材23の保持を
ミラーユニット30の周縁端末で行なうことにより、表
皮材23が剥がれる等の不具合は未然に防止できる。
着が可能となり、取付作業性が著しく向上するばかりで
なく、サンバイザ本体20における表皮材23の保持を
ミラーユニット30の周縁端末で行なうことにより、表
皮材23が剥がれる等の不具合は未然に防止できる。
【0028】尚、サンバイザ本体20の凹所24周縁に
形成されるアンダーカット状フランジ25は、全周に設
定しても良いが左右側のみ、上下側のみでも良い。
形成されるアンダーカット状フランジ25は、全周に設
定しても良いが左右側のみ、上下側のみでも良い。
【0029】次いで、図4ないし図6に基づいて、本考
案によるミラーユニットの取付構造の別実施例について
説明する。
案によるミラーユニットの取付構造の別実施例について
説明する。
【0030】図4に示す本考案の第2実施例は、ミラー
ケース32の外側面に係止用突起34を設け、ミラーユ
ニット30をサンバイザ本体20の凹所24内に嵌合さ
せたとき、この係止用突起34が凹所24の内側面24
aに食い込み、ミラーユニット30の固定をさらに強化
することができる。
ケース32の外側面に係止用突起34を設け、ミラーユ
ニット30をサンバイザ本体20の凹所24内に嵌合さ
せたとき、この係止用突起34が凹所24の内側面24
aに食い込み、ミラーユニット30の固定をさらに強化
することができる。
【0031】なお、本実施例では、凹所24の底面に凸
部26が設けられており、この凸部26がミラーユニッ
ト30裏面に当接して、ガタツキ音等の低級音が生じる
のを規制する構成となっている。
部26が設けられており、この凸部26がミラーユニッ
ト30裏面に当接して、ガタツキ音等の低級音が生じる
のを規制する構成となっている。
【0032】次いで、図5に示す第3実施例は、サンバ
イザ本体40を分割芯材で構成した実施例であり、サン
バイザ本体40は、分割芯材41,42を合成樹脂の射
出成形体から構成し、各分割芯材41,42の湾曲面を
クロス等の表皮材43,44により被包するとともに、
各分割芯材41,42を図示しない係合手段により接合
固定して、サンバイザ本体40を構成するというもので
あり、本実施例においても、一方側の分割芯材41にミ
ラーユニット30を収容するための凹所45が形成され
ているとともに、この凹所45の全周あるいは対向する
側縁にアンダーカット状フランジ46が形成されている
ことは第1実施例,第2実施例と同様である。
イザ本体40を分割芯材で構成した実施例であり、サン
バイザ本体40は、分割芯材41,42を合成樹脂の射
出成形体から構成し、各分割芯材41,42の湾曲面を
クロス等の表皮材43,44により被包するとともに、
各分割芯材41,42を図示しない係合手段により接合
固定して、サンバイザ本体40を構成するというもので
あり、本実施例においても、一方側の分割芯材41にミ
ラーユニット30を収容するための凹所45が形成され
ているとともに、この凹所45の全周あるいは対向する
側縁にアンダーカット状フランジ46が形成されている
ことは第1実施例,第2実施例と同様である。
【0033】次いで、図6に示す本考案の第4実施例
は、ミラーユニット30として、樹脂板35の表裏面に
アルミニウムプレート36,37を貼り合わせたアルミ
ミラーを使用した実施例であり、本実施例の場合、ミラ
ーユニット30の構成を簡素化できるため、製作コスト
を引き下げることが可能である。同様にミラーユニット
30として、ガラスミラーを使用しても良い。
は、ミラーユニット30として、樹脂板35の表裏面に
アルミニウムプレート36,37を貼り合わせたアルミ
ミラーを使用した実施例であり、本実施例の場合、ミラ
ーユニット30の構成を簡素化できるため、製作コスト
を引き下げることが可能である。同様にミラーユニット
30として、ガラスミラーを使用しても良い。
【0034】
【考案の効果】以上説明した通り、本考案によるミラー
ユニットの取付構造によれば、以下に記載する格別の作
用効果を有する。
ユニットの取付構造によれば、以下に記載する格別の作
用効果を有する。
【0035】(1)本考案によれば、サンバイザ本体を
撓ませて、サンバイザ本体の凹所内にミラーユニットを
装着するだけで、ミラーユニットを簡単に取付けること
ができるため、従来のミラーユニットの取付作業に比
べ、取付作業性が著しく向上するという効果を有する。
撓ませて、サンバイザ本体の凹所内にミラーユニットを
装着するだけで、ミラーユニットを簡単に取付けること
ができるため、従来のミラーユニットの取付作業に比
べ、取付作業性が著しく向上するという効果を有する。
【0036】(2)本考案によれば、サンバイザ本体の
凹所内にミラーユニットを挿入すれば、凹所全周あるい
は対向する側縁に設けられたアンダーカット状フランジ
がミラーユニットの表面側を押圧保持するため、ミラー
ユニットの確実な保持が可能になるとともに、ミラーユ
ニットの外周端末が露出しないため、見栄え上も好まし
いという効果を有する。
凹所内にミラーユニットを挿入すれば、凹所全周あるい
は対向する側縁に設けられたアンダーカット状フランジ
がミラーユニットの表面側を押圧保持するため、ミラー
ユニットの確実な保持が可能になるとともに、ミラーユ
ニットの外周端末が露出しないため、見栄え上も好まし
いという効果を有する。
【0037】(3)本考案によれば、サンバイザ本体の
凹所内にミラーユニットを挿入固定するという構成であ
るため、サンバイザ本体には取付孔を開設する必要がな
く、サンバイザ本体の剛性が低下することがなく、所望
の強度が期待できるという効果を有する。
凹所内にミラーユニットを挿入固定するという構成であ
るため、サンバイザ本体には取付孔を開設する必要がな
く、サンバイザ本体の剛性が低下することがなく、所望
の強度が期待できるという効果を有する。
【0038】(4)本考案によれば、ミラーユニットの
外周縁をサンバイザ本体側のアンダーカット状フランジ
により押圧するとともに、アンダーカット状フランジ内
面に位置する表皮材をミラーユニットで押圧する構成で
あるため、サンバイザ本体側の表皮材の抜け落ちも確実
に防止できるという効果を有する。
外周縁をサンバイザ本体側のアンダーカット状フランジ
により押圧するとともに、アンダーカット状フランジ内
面に位置する表皮材をミラーユニットで押圧する構成で
あるため、サンバイザ本体側の表皮材の抜け落ちも確実
に防止できるという効果を有する。
【図1】本考案によるミラーユニットの取付構造を適用
した自動車用サンバイザを示す正面図。
した自動車用サンバイザを示す正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本考案によるミラーユニットの取付構造の第1
実施例を示す断面図。
実施例を示す断面図。
【図4】本考案によるミラーユニットの取付構造の第2
実施例を適用した自動車用サンバイザの要部断面図。
実施例を適用した自動車用サンバイザの要部断面図。
【図5】本考案によるミラーユニットの取付構造の第3
実施例を適用した自動車用サンバイザの構成を示す断面
図。
実施例を適用した自動車用サンバイザの構成を示す断面
図。
【図6】本考案によるミラーユニットの取付構造の第4
実施例を適用した自動車用サンバイザの構成を示す断面
図。
実施例を適用した自動車用サンバイザの構成を示す断面
図。
【図7】従来のサンバイザにおけるミラーユニットの取
付構造を示す斜視図。
付構造を示す斜視図。
【図8】従来のミラーユニットの取付構造を示す断面
図。
図。
10 自動車用サンバイザ 20 サンバイザ本体 22 発泡樹脂芯材 24 凹所 25 アンダーカット状フランジ 30 ミラーユニット 31 化粧用ミラー 32 ミラーケース 34 係止用突起 40 サンバイザ本体 45 凹所 46 アンダーカット状フランジ
Claims (2)
- 【請求項1】 サンバイザ本体(20,40)の表面に
設けた凹所(24,45)内にミラーユニット(30)
を収容固定するサンバイザにおけるミラーユニットの取
付構造において、 前記サンバイザ本体(20,40)に可撓性が付与さ
れ、サンバイザ本体(20,40)の撓み性を利用し
て、凹所(24,45)の開口を拡開できるとともに、
前記凹所(24,45)の周縁全周、あるいは対向する
側縁にミラーユニット(30)の表面側を押えるアンダ
ーカット状フランジ(25,46)が形成され、このア
ンダーカット状フランジ(25,46)によりミラーユ
ニット(30)を保持し、ミラーユニット(30)は、
化粧用ミラー(31)の周縁に沿って額縁状のミラーケ
ース(32)が嵌め込み固着され、サンバイザ本体(2
0,40)の表皮材(23,43)の開口端末がアンダ
ーカット状フランジ(25,46)の内面に巻き込ま
れ、ミラーユニット(30)をサンバイザ本体(20,
40)の凹所(24,45)内に嵌着した際、表皮材
(23,43)の開口端末がミラーケース(32)の外
側面とサンバイザ本体(20,40)の凹所(24,4
5)の内側面との間で挟持されていることを特徴とする
サンバイザにおけるミラーユニットの取付構造。 - 【請求項2】 サンバイザ本体(20)は、発泡樹脂芯
材(22)の外表面を表皮材(23)により被包して構
成され、ミラーユニット(30)のミラーケース(3
2)の外側面には、サンバイザ本体(20)の凹所(2
4)内側面(24a)に食い込む係止用突起(34)が
形成されているとともに、上記凹所(24)の底面に、
ミラーユニット(30)の裏面に当接して、ガタツキを
規制する凸部(26)が突設されていることを特徴とす
る請求項1記載のサンバイザにおけるミラーユニットの
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055397U JP2600672Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | サンバイザにおけるミラーユニットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055397U JP2600672Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | サンバイザにおけるミラーユニットの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723611U JPH0723611U (ja) | 1995-05-02 |
JP2600672Y2 true JP2600672Y2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=12997402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993055397U Expired - Fee Related JP2600672Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | サンバイザにおけるミラーユニットの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600672Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP1993055397U patent/JP2600672Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723611U (ja) | 1995-05-02 |
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