JP2596498Y2 - 時計ケースのバンド接続構造 - Google Patents
時計ケースのバンド接続構造Info
- Publication number
- JP2596498Y2 JP2596498Y2 JP1993031252U JP3125293U JP2596498Y2 JP 2596498 Y2 JP2596498 Y2 JP 2596498Y2 JP 1993031252 U JP1993031252 U JP 1993031252U JP 3125293 U JP3125293 U JP 3125293U JP 2596498 Y2 JP2596498 Y2 JP 2596498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- watch case
- connection structure
- band connection
- eave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Clamps And Clips (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、時計ケースにバンドを
接続するための構造に関する。
接続するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、時計ケースとバンドの接続構造の
一例として、図3に示すものがある。その時計は、時計
ケース10の外側に断面逆U字形のバンド取付け部11
を有し、その中にバンド12の基端部を挿入し、ばね棒
13によりバンド12を時計ケース10に接続してい
る。
一例として、図3に示すものがある。その時計は、時計
ケース10の外側に断面逆U字形のバンド取付け部11
を有し、その中にバンド12の基端部を挿入し、ばね棒
13によりバンド12を時計ケース10に接続してい
る。
【0003】このような構造の時計では、バンド12が
上方向に回動するとバンドの上面がバンド取付け部11
の先端下部11aに当たり、バンドに傷が付いてしま
う。この傷はバンドが下方に回動した時には露出し、見
栄えが悪くなる。特に皮製のバンドでは顕著になる。ま
た傷が腐食の原因にもなる等の不都合があった。
上方向に回動するとバンドの上面がバンド取付け部11
の先端下部11aに当たり、バンドに傷が付いてしま
う。この傷はバンドが下方に回動した時には露出し、見
栄えが悪くなる。特に皮製のバンドでは顕著になる。ま
た傷が腐食の原因にもなる等の不都合があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このような欠点を解消
するために、従来は、先端下部11aを研磨加工するこ
とによって丸味をつけてバンドに傷が付きにくくしてい
る。しかしながら、先端下部は研磨加工するには難しい
部分であり、完全に丸くする事は困難であった。
するために、従来は、先端下部11aを研磨加工するこ
とによって丸味をつけてバンドに傷が付きにくくしてい
る。しかしながら、先端下部は研磨加工するには難しい
部分であり、完全に丸くする事は困難であった。
【0005】本考案はこの点に鑑みてなされたもので、
時計ケースのバンド取付け部に簡単な加工を施すことに
よって、バンドに傷が付いても、外から見えないように
したバンド接続構造を提供することを目的とする。
時計ケースのバンド取付け部に簡単な加工を施すことに
よって、バンドに傷が付いても、外から見えないように
したバンド接続構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、時計ケースのバンド接続側の外側にケー
スより突出した庇と、庇の左右に一体に形成された脚部
よりなるバンド取付け部とを有し、該脚部にバンドをば
ね棒(ピン)により接続するようにした時計ケースのバ
ンド接続構造において、庇の内方下面に突起を形成した
ことを特徴とするものである。
め、本考案は、時計ケースのバンド接続側の外側にケー
スより突出した庇と、庇の左右に一体に形成された脚部
よりなるバンド取付け部とを有し、該脚部にバンドをば
ね棒(ピン)により接続するようにした時計ケースのバ
ンド接続構造において、庇の内方下面に突起を形成した
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】バンドが上方に回動した時、バンドの上面が突
起に当接する。従って、バンドに傷がついても、庇の下
側なので外からは見えない。上記構造に基き、簡単な加
工によりバンドの傷の露出を防ぐことができる。
起に当接する。従って、バンドに傷がついても、庇の下
側なので外からは見えない。上記構造に基き、簡単な加
工によりバンドの傷の露出を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案による接続構造を有する腕時計の斜
視図、図2は断面図で、腕時計ケース1には、そのバン
ド取付け部である外側の上部に庇2が一体に突出し、そ
の左右に脚部3が一体に突出した断面逆U字形のバンド
取付け部1aが形成されている。各脚部3にはばね棒両
端のピンを挿入するための対向する一対の係合孔4が穿
設されている。また庇2の下面にはその端部2aより内
方の適所にプレス加工により断面半円状の突起6が形成
されている。
する。図1は本考案による接続構造を有する腕時計の斜
視図、図2は断面図で、腕時計ケース1には、そのバン
ド取付け部である外側の上部に庇2が一体に突出し、そ
の左右に脚部3が一体に突出した断面逆U字形のバンド
取付け部1aが形成されている。各脚部3にはばね棒両
端のピンを挿入するための対向する一対の係合孔4が穿
設されている。また庇2の下面にはその端部2aより内
方の適所にプレス加工により断面半円状の突起6が形成
されている。
【0009】上述したケース1の取付け部1aにバンド
5を接続するには、バンド5の基端部にばね棒4aを挿
通し、基端部を庇2の下面に挿入し、ばね棒の両端を脚
部3の対向する係合孔4に夫々係合することにより、バ
ンド5がケース1に接続される。なお,ばね棒のかわり
に,ピンを用いることもできる。
5を接続するには、バンド5の基端部にばね棒4aを挿
通し、基端部を庇2の下面に挿入し、ばね棒の両端を脚
部3の対向する係合孔4に夫々係合することにより、バ
ンド5がケース1に接続される。なお,ばね棒のかわり
に,ピンを用いることもできる。
【0010】バンド5が上方向に回動すると、突起6が
バンド5に当接しバンドの上面は庇2の下端部2aには
当たらないようになっている。
バンド5に当接しバンドの上面は庇2の下端部2aには
当たらないようになっている。
【0011】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、突起はプレス加工により容易に形成でき、下端
部への研磨加工の必要がない。万一突起によりバンドに
傷が付いても庇の内方で見えない部分であるので外観上
影響がない。特に上質な革バンドの使用時において多大
な効果をもたらす。
よれば、突起はプレス加工により容易に形成でき、下端
部への研磨加工の必要がない。万一突起によりバンドに
傷が付いても庇の内方で見えない部分であるので外観上
影響がない。特に上質な革バンドの使用時において多大
な効果をもたらす。
【図1】本考案の実施例を有する腕時計の主要部分の斜
視図である。
視図である。
【図2】腕時計ケースとバンドとの接続状態を示す断面
図である。
図である。
【図3】従来の腕時計ケースのバンド接続構造の断面図
である。
である。
1 時計ケース 1a バンド取付け部 2 庇 3 脚部 4 係合孔 4a ばね棒 5 バンド
Claims (1)
- 【請求項1】 時計ケースのバンド接続側の外側にケー
スより突出した庇と、庇の左右に一体に形成された脚部
よりなるバンド取付け部とを有し、該脚部にバンドをピ
ンにより,接続するようにした時計ケースのバンド接続
構造において、庇の内方下面に突起を形成したことを特
徴とする時計ケースのバンド接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993031252U JP2596498Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 時計ケースのバンド接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993031252U JP2596498Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 時計ケースのバンド接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684388U JPH0684388U (ja) | 1994-12-02 |
JP2596498Y2 true JP2596498Y2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=12326176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993031252U Expired - Fee Related JP2596498Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 時計ケースのバンド接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596498Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112790488B (zh) * | 2021-02-05 | 2025-01-24 | 深圳市爱都科技有限公司 | 一种表体组件和智能手表 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP1993031252U patent/JP2596498Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0684388U (ja) | 1994-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |