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JP2595203B2 - 高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金及びその製造方法 - Google Patents

高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金及びその製造方法

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JP2595203B2
JP2595203B2 JP60188277A JP18827785A JP2595203B2 JP 2595203 B2 JP2595203 B2 JP 2595203B2 JP 60188277 A JP60188277 A JP 60188277A JP 18827785 A JP18827785 A JP 18827785A JP 2595203 B2 JP2595203 B2 JP 2595203B2
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JP
Japan
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diamond
sintered alloy
intermediate layer
layer
carbon
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寿 鈴木
秀彰 松原
則俊 堀江
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東芝タンガロイ 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼結合金の表面に密着性のすぐれたダイヤ
モンド状カーボン及び/又はダイヤモンドからなる被覆
層を形成する被覆焼結合金の製造方法に関し、特に切削
工具及び耐摩耗工具などの工具部品として適する高密着
性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方法に関する。
(従来の技術) ダイヤモンド状カーボン及び/又はダイヤモンドから
なる被覆層の形成方法としては、大別すると、2つの方
法があり、第1は、ダイヤモンド又はカーボンを加熱蒸
着して被覆層を形成する、所謂、固相合成法であり、そ
の代表例としては、特開昭53−10394号公報及び特開昭5
6−22616号公報に開示されているものがある。第2は、
炭化水素と水素と混合ガスを加熱して炭化水素の熱分解
によって被覆層を形成する、所謂、気相合成法があり、
その代表例としては、特開昭58−91100号公報に開示さ
れているものがある。これらの固相合成法及び気相合成
法を利用して、ダイヤモンドからなる被覆層を焼結合金
の表面に形成するための研究開発が行なわれている。
一般に、ダイヤモンド状カーボン及び/又はダイヤモ
ンドからなる被覆層を形成する場合、被覆層の形成と同
時にカーボンも析出して被覆層中にアルモファス状の軟
質カーボンが混入する傾向にある。このために、鉄族金
属を含む焼結合金の表面に被覆層を直接形成すると被覆
層中に混入するカーボンが焼結合金の表面に存在する鉄
族金属と反応して焼結合金の内部に固溶拡散し、遊離カ
ーボンを生じさせるために焼結合金の強度を低下させる
という被覆層の直接形成法における問題がある。特に、
被覆層の形成方法が気相合成法の場合は、焼結合金の表
面に存在する鉄族金属が被覆層の形成に必要な炭化水素
ガスを分解するための触媒作用となること、気相合成中
に析出する軟質カーボンの除去作用に有効な水素ガスを
吸収するために焼結合金の表面に軟質カーボンの析出量
が多くなることから、ダイヤモンド被覆層が殆んど形成
されないという被覆層の直接形成法における問題があ
る。このような被覆層の直接形成法における問題を解決
することによって、ダイヤモンド被覆焼結合金を工具部
品として実用化しようと試みたものに特開昭58−126972
号公報がある。
(発明が解決しようとする問題点) 特開昭58−126972号公報には、超硬合金の表面に周期
律表4a,5a,6a族元素の炭化物,窒化物,硼化物,酸化物
及びこれらの化合物,混合物並びにAl2O3,AlN,B4C,SiC,
Si3N4,SiO2から選ばれた1種以上の内層を形成した後、
更に内層の表面にダイヤモンドからなる外層を形成した
ダイヤモンド被覆超硬合金について開示されている。す
なわち、特開昭58−126972号公報に開示のダイヤモンド
被覆超硬合金は、超硬合金とダイヤモンドの外層との間
に内層を介在させることによって超硬合金の表面に及ぼ
す問題を解決しようとしたものである。しかしながら、
同公報に開示のダイヤモンド被覆超硬合金は、超硬合金
の表面に内層を形成し、次いで、ダイヤモンドからなる
外層を形成する工程において、超硬合金と内層との熱膨
張差によって内層内にクラックが入るという問題があ
る。また、内層と外層からなる被覆層の形成工程を2度
も行なう必要があるために高価になるという問題、更に
は平面な内層にダイヤモンドの外層を積層するような状
態で形成されることから内層と外層との密着性が低くて
外層が剥離しやすいという問題や外層の形成が遅いとい
う問題がある。
本発明は、上述のような問題点を解決したもので、具
体的には、超硬合金又はサーメットでなる焼結合金の表
面に存在する結合相を腐食除去し、結合相の除去された
部分にダイヤモンド状カーボン及び/又はダイヤモンド
を含有させてなる中間層と、この中間層の表面にダイヤ
モンド状カーボン及び/又はダイヤモンドでなる外層を
形成する高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方法
の提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 一般に、ダイヤモンドは他の物質と濡れ性が著しく悪
く、又熱膨張率が小さく、更にダイヤモンド中への他原
子の拡散が少ないなどのために焼結合金の表面にダイヤ
モンド状カーボン及び/又はダイヤモンドからなる被覆
層を形成するのが非常に困難である。そこで、発明者ら
は、ダイヤモンドの被覆層を形成するのに適する焼結金
の表面状態について検討した所、明確な理由は明らかで
ないが、焼結合金の表面にダイヤモンド状カーボン及び
/又はダイヤモンドの被覆層を形成する直接形成法に対
比し、以下のように処理すると被覆層の形成効果が高ま
るという知見を得ることによって本発明を完成するに至
ったものである。
すなわち、この知見は、焼結合金の表面に存在する結
合相、特に鉄族金属を腐食除去し、この結合相を除去し
た部分にダイヤモンド状カーボン及び/又はダイヤモン
ドを析出させて硬質相とダイヤモンド状カーボン及び/
又はダイヤモンドの混在した中間層を形成し、この中間
層の表面にダイヤモンド状カーボン及び/又はダイヤモ
ンドからなる外層を形成させると、外層の形成が促進さ
れるのと、中間層と外層の密着性がすぐれるということ
及びこのようにして中間層と外層とを形成した後、さら
に非酸化性ガス雰囲気中又は真空中で熱処理を施すと、
焼結合金の内部の結合相を中間層まで滲み出させて中間
層の強度を高めることができるということである。
本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方
法は、周期律表4a,5a,6a族元素の炭化物,窒化物,ホウ
化物及びこれらの相互固溶体の中の少なくとも1種の硬
質層とFe,Ni,Co,Cr,Mo,Wの中の少なくとも1種の結合相
からなる焼結金の表面から該結合相を腐食により除去
し、該結合相の除去された部分にダイヤモンド状カーボ
ン及び/又はダイヤモンドを含有させてなる中間層を形
成させた後、該中間層の表面にダイヤモンド状カーボン
及び/又はダイヤモンドからなる外層を被覆し、次い
で、非酸化性ガス中又は真空中で熱処理を施すことを特
徴とする方法である。
このような、本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結
合金の製造方法は、中間層内に含有しているダイヤモン
ド状カーボン及び/又はダイヤモンドが外層の形成を促
進する作用をするとともに外層と中間層の密着性を高
め、又中間層内に含有している硬質相と結合相が中間層
と焼結合金との密着性を高め、更に中間層内のダイヤモ
ンド状カーボン及び/又はダイヤモンドが中間層内の硬
質相を取り囲むような状態で密着しているために中間層
及び外層の耐剥離性がすぐれていることになる。
本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方
法における外層は、0.1μm〜20μmの厚さにするのが
実用上好ましく、特に衝撃力が加わる用途、例えば、切
削工具として用いる場合には、外層の厚さを薄くするこ
とが耐剥離性から好ましく、切削工具の中でも、回転用
切削工具、特にミクロンドリルを含めたドリル,リーマ
エンドミルのような切刃のシャープな工具として利用す
るときには外層の厚さを0.1μm〜5μmにすることが
好ましい。
本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方
法における中間層は、ダイヤモンド状カーボン及び/又
はダイヤモンドと硬質相と結合相からなり、耐剥離性に
すぐれると共に中間層自体の強度もすぐれるものであ
る。この中間層の厚さは、0.1μm〜10μmが実用的で
あるけれども製造工程と耐剥離性から0.2μm〜5μm
が好ましい厚さである。
本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方
法における焼結合金は、その表面部の係合相量を内部の
結合相量よりも多くして表面部の靱性を高めたもの、又
は逆に表面部の硬質相量を内部の硬質相量よりも多くし
て表面部の耐塑性変形性を高めたもの、更には表示部と
内部の成分組成が均一なもの、もしくは焼結合金の表面
部がWCと結合相で、内部がWCと複合化合物と結合相から
なるものなどを使い分けることができる。
本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方
法における、熱処理条件は、焼結合金の成分組成により
異なるが、外層の安定な雰囲気中で900℃〜1400℃に加
熱すると焼結合金の内部の結合相を中間層にまで滲み出
させて中間層の強度を高めることが達成できる。しか
し、中間層に滲み出る結合相が中間層内のダイヤモンド
状カーボン及び/又はダイヤモンドを浸食するのを防止
するために熱処理は、900℃〜1250℃で行なうのが好ま
しい。
本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方
法において、焼結合金の表面から結合相を除去するの
は、腐食による方法が好ましい。腐食処理の具体的な方
法は、例えば、Fe,Ni,Coを主成分とする結合相を含有し
た焼結合金の場合は、硫酸,硝酸,塩酸,沸酸又は王水
のような酸性溶液に浸漬して腐食する方法、又はこれら
の溶液もしくは他の弱酸性溶液中で電解しながら腐食す
る方法がある。このとき、焼結合金の表面を従来から使
用されている砥粒又は砥石、例えばダイヤモンド,WBN,C
BN,炭化ケイ素又はアルミナを主成分とする砥粒又は砥
石によって平均0.2μm以下の表面アラサにした後腐食
するか、又は焼結合金の表面を腐食してから0.2μm以
下の表面アラサにすることは、後工程である外層の形成
における初期段階でダイヤモンドの核生成密度を著しく
高めるので好ましいことである。
本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方
法における中間層の形成は、焼結合金の表面を腐食して
結合相を除去した後蒸溜水又は有機溶剤などの洗浄液も
しくは超音波洗浄機などによって焼結合金の表面部を洗
浄及び乾燥し、次いで、従来のダイヤモンド合成法によ
って焼結合金の表面部の結合相除去部分にダイヤモンド
状カーボン及び/又はダイヤモンドを埋設することによ
り形成できる。このとき、ダイヤモンド合成法は、気相
合成法のよるとダイヤモンド状カーボン及び/又はダイ
ヤモンドが結合相の除去部分に埋設されやすいというこ
とから好ましい方法である。
このようにして中間層を形成した後、引続き外層を形
成すると中間層に含有しているダイヤモンド状カーボン
及び/又はダイヤモンドが外層を形成するための種結晶
となって外層の形成を促進する。
ここで述べてきたダイヤモンド状カーボンとは、ダイ
ヤモンドに近い特性を有しているが、X線による結晶回
折では完全なダイヤモンドになっていないものを示す。
(作用) 本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方
法は、焼結合金と外層との間にダイヤモンド状カーボン
及び/又はダイヤモンドと硬質相と結合相を含有してい
る中間層を介在していることから、外層と中間層及び中
間層と焼結合金との密着性がすぐれており、このため
に、外層及び中間層の耐剥離性もすぐれているものであ
る。また、本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結合金
の製造方法は、中間層として含有しているダイヤモンド
状カーボン及び/又はダイヤモンドが外層を形成するた
めの種結晶となるために緻密な外層が形成されること、
並びに耐摩耗性及び耐衝撃性にすぐれたダイヤモンド被
覆焼結合金が得られる。
(実施例) 実施例1 WC−5%Co組成からなるミクロンドリル(ネジレ角30
゜,先端角120゜,刃先直径0.50φmm)を10%HNO3溶液
に2分間浸漬して腐食し、洗浄及び乾燥後、熱フィラメ
ント法により、フィラメント温度2000℃、1.5vol%CH4
−98.5vol%H2ガス中、900℃で2時間加熱してミクロン
ドリルの表面にダイヤモンドを被覆した。次いで、20ml
/minの水素ガスを流しながら1100℃で30分間熱処理をし
て本発明のミクロンドリルを作製した。
こうして作製した本発明のミクロンドリルを顕微鏡観
察とX線回折によって調べた所、外層は緻密な膜状のダ
イヤモンドからなり、その厚さが1.5μmであった。ま
た、中間層はダイヤモンドWCとCoが混在した層からな
り、その厚さが2.5μmであった。
比較品として、WC−5%Co合金からなるミクロンドリ
ルの表面にCVD法によってTiC層を被覆し、次いでTiC層
の表面に本発明のミクロンドリルと同様にしてダイヤモ
ンドからなる外層を被覆した。
こうして得た本発明のミクロンドリルと比較品のミク
ロンドリルを銅板とエポキシ板からなる多層のIC基板
(厚さ1.6mm)を3枚重ねた被削材で、切削速度250m/mi
n,送り0.05mm/revの条件による穴あけ加工試験を行なっ
た結果、本発明のミクロンドリルは比較のミクロンドリ
ルに比べて約6倍の穴あけ加工ができた。
実施例2 WC−5%TiC−5%TaC−8%Co組成からなる焼結合金
をCIS規格SPP432形状に成形し、このSPP432を15%HNO3
溶液に1分間浸漬して表面を腐食し、洗浄及び乾燥後、
マイクロ波プラズマCVD法により、出力350W,圧力45Tor
r,2ml/minのCH4と200ml/minのH2ガス雰囲気中でダイヤ
モンドを被覆し、引続きH2ガス雰囲気中900℃で30分間
熱処理を施して本発明品を作製した。
こうして作製した本発明品を顕微鏡観察とX線回折に
よって調べた所、外層は1.0μm厚さのダイヤモンドか
らなり、中間層は0.5μm厚さのダイヤモンドとWCと複
合炭化物とCoからなっていた。
比較品として、WC−5%TiC−5%TaC−6%Co組成か
らなる焼結合金のSPP432の表面にCVD法によってTiN層を
被覆し、次いで本発明品と同様にしてダイヤモンドから
なる外層を被覆した。
こうして得た本発明品と比較品を使用してAl−Si合金
を被削材に、切削速度20m/min,送り0.2mm/刃の条件でフ
ライス切削試験を行なった結果、本発明品は、比較品に
対して約3.5倍の寿命を示した。
実施例3 WC−10%TiC−10%TaC−8%Co組成からなる焼結合金
の表面から約50μmの深さをWC−Co組成にしてSPP432を
作製した。このSPP432を15%HNO3溶液に1.5分間浸漬し
て表面を腐食し、洗浄及び乾燥後、ダイヤモンド被覆及
びその後の熱処理は、実施例2と同様にして本発明品を
作製した。
こうして作製した本発明品を顕微鏡観察とX線回折に
よって調べた所、外層は1.0μm厚さのダイヤモンドか
らなり、中間層は0.5μm厚さで、ダイヤモンドWCとCo
からなっていた。また、焼結合金は、中間層に隣接した
所がWCで約0.5μm深さまで連続し、このWC硬質相に隣
接した所がWCとCo組成で、内部はWCとCoと複合炭化物か
らなっていた。
比較として、本発明品に使用したと同様の焼結合金か
らなるSPP432の表面にCVD法によってTiCN層を被覆し、
次いで本発明品と同様にしてダイヤモンドからなる外層
を被覆した。
こうして得た本発明品と比較品を使用してAl−Si合金
を被削材に、切削速度350m/min,送り0.15mm/rev,切込み
0.35mmの条件で旋削試験を行なった結果、本発明品は比
較品に対して約2.5倍の寿命を示した。
(発明の効果) 以上の結果、本発明の高密着性ダイヤモンド被覆焼結
合金の製造方法は、外層と中間層及び中間層と焼結合金
の密着性がすぐれており、外層及び中間層の耐剥離性が
すぐれているものである。このために、重負荷の作用す
る切削工具、例えば旋削工具は勿論のこと回転溶切削工
具であるフライス工具,エンドミル,ドリル及び半導体
基板用ミクロンドリルなどの穴あけ工具に応用すること
ができるものである。また、印字ピンの先端又は紙,テ
ープ等の切断用スリッターなどの耐摩耗工具にも応用す
ることができる産業上有用な方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−123203(JP,A) 特開 昭61−52363(JP,A) 特公 昭51−29987(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周期律表4a,5a,6a族元素の炭化物,窒化
    物,ホウ化物及びこれらの相互固溶体の中の少なくとも
    1種の硬質相とFe,Ni,Co,Cr,Mo,Wの中の少なくとも1種
    の結合相からなる焼結合金の表面から該結合相を腐食に
    より除去し、該結合相の除去された部分にダイヤモンド
    状カーボン及び/又はダイヤモンドを含有させてなる中
    間層を形成させた後、該中間層の表面にダイヤモンド状
    カーボン及び/又はダイヤモンドからなる外層を被覆
    し、次いで、非酸化性ガス雰囲気中又は真空中で熱処理
    を施すことを特徴とする高密着性ダイヤモンド被覆焼結
    合金の製造方法。
  2. 【請求項2】上記結合相の腐食は、上記焼結合金の表面
    から内部に向かって0.1〜10μm深さでなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の高密着性ダイヤモン
    ド被覆焼結合金の製造方法。
  3. 【請求項3】上記熱処理は、900℃〜1400℃で行うこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の高
    密着性ダイヤモンド被覆焼結合金の製造方法。
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