JP2594277B2 - 無線電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コードレス電話や自動車電話等に利用する
無線電話装置に関する。
無線電話装置に関する。
従来の技術 一般に、移動局であるコードレス電話機や自動車電話
機等の無線電話機(RTEL)と無線通信を行う無線接続装
置(CE)をそれぞれの無線ゾーンに配置し、これらの無
線接続装置(CE)と通信を行う無線回線制御装置(RC
U)を設け、この無線回線制御装置(RCU)を構内交換機
(PBX)や局交換機等の交換接続装置に接続することに
より無線電話機(RTEL)間の通信や無線電話機(RTEL)
の局線を介した通信等を行う無線電話装置が知られてい
る。
機等の無線電話機(RTEL)と無線通信を行う無線接続装
置(CE)をそれぞれの無線ゾーンに配置し、これらの無
線接続装置(CE)と通信を行う無線回線制御装置(RC
U)を設け、この無線回線制御装置(RCU)を構内交換機
(PBX)や局交換機等の交換接続装置に接続することに
より無線電話機(RTEL)間の通信や無線電話機(RTEL)
の局線を介した通信等を行う無線電話装置が知られてい
る。
この無線電話装置においては、無線電話機(RTEL)が
移動局であるために、予め各無線電話機(RTEL)が位置
する無線ゾーン等が無線回線制御装置(RCU)に登録さ
れ、無線回線制御装置(RCU)は、この登録された無線
ゾーンにより無線電話機(RTEL)との通信路を形成す
る。
移動局であるために、予め各無線電話機(RTEL)が位置
する無線ゾーン等が無線回線制御装置(RCU)に登録さ
れ、無線回線制御装置(RCU)は、この登録された無線
ゾーンにより無線電話機(RTEL)との通信路を形成す
る。
尚、上記の無線回線制御装置(RCU)と無線接続装置
(CE)はそれぞれ、自動車電話システムにおけるシステ
ム制御局、各無線ゾーンの基地局に相当する。
(CE)はそれぞれ、自動車電話システムにおけるシステ
ム制御局、各無線ゾーンの基地局に相当する。
従来、この種の無線電話装置は、無線電話機(RTEL)
に着信すると、予め登録されているその無線電話機(RT
EL)の無線ゾーンにおける無線接続装置(CE)を介して
呼び出し、発呼側電話機に対してはリングバックトーン
を送出し、被呼側の無線電話機(RTEL)が応答しない場
合には所定時間経過後ビジートーンや不在の旨の音声メ
ッセージを送出したり、又はリングバックトーンを継続
して送出する。
に着信すると、予め登録されているその無線電話機(RT
EL)の無線ゾーンにおける無線接続装置(CE)を介して
呼び出し、発呼側電話機に対してはリングバックトーン
を送出し、被呼側の無線電話機(RTEL)が応答しない場
合には所定時間経過後ビジートーンや不在の旨の音声メ
ッセージを送出したり、又はリングバックトーンを継続
して送出する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の無線電話装置では、登録さ
れた無線ゾーンの外に無線電話機(RTEL)が移動し、現
在位置する新しい無線ゾーンが登録される前にその無線
電話機(RTEL)に着信すると、呼び出すことができない
という問題点がある。
れた無線ゾーンの外に無線電話機(RTEL)が移動し、現
在位置する新しい無線ゾーンが登録される前にその無線
電話機(RTEL)に着信すると、呼び出すことができない
という問題点がある。
本発明は上記問題点に鑑み、登録された無線ゾーンの
外に無線電話機が移動してもその無線電話機を呼び出す
ことができる無線電話装置を提供することを目的とす
る。
外に無線電話機が移動してもその無線電話機を呼び出す
ことができる無線電話装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、着信時に、無
線回線制御装置が予め登録された無線ゾーンに配置され
た無線接続装置を介して無線接続装置を呼び出し、所定
時間内にその無線電話機から応答がない場合に、各無線
ゾーンに配置された無線接続装置を介してその無線電話
機を呼び出すように構成したことを特徴とする。
線回線制御装置が予め登録された無線ゾーンに配置され
た無線接続装置を介して無線接続装置を呼び出し、所定
時間内にその無線電話機から応答がない場合に、各無線
ゾーンに配置された無線接続装置を介してその無線電話
機を呼び出すように構成したことを特徴とする。
作用 本発明は、所定時間内に無線電話機から応答がない場
合に、各無線ゾーンに配置された無線接続装置を介して
無線電話機を呼び出すように構成したので、登録された
無線ゾーンの外に無線電話機が移動してもその無線電話
機を呼び出すことができる。
合に、各無線ゾーンに配置された無線接続装置を介して
無線電話機を呼び出すように構成したので、登録された
無線ゾーンの外に無線電話機が移動してもその無線電話
機を呼び出すことができる。
実 施 例 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置の
詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無線
回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1図
及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第5
図は第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの説明
図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置の
詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無線
回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1図
及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第5
図は第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの説明
図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
第1図において、11は、既設交換機10に接続される固
定局であってこの無線電話装置全体を制御する無線回線
制御装置(RCU)、121、122〜12nはそれぞれ、固定局で
あって通信半径が30〜100m程度の小電力の無線接続装置
(CE)であり、これら無線接続装置121、122〜12nはそ
れぞれ複数である。そして、これら無線接続装置121、1
22〜12nがそれぞれ1つの無線ゾーンZ1、Z2〜Znを構成
し、当該無線ゾーンに位置する無線電話機(RTEL)13と
の無線通信を行う。
定局であってこの無線電話装置全体を制御する無線回線
制御装置(RCU)、121、122〜12nはそれぞれ、固定局で
あって通信半径が30〜100m程度の小電力の無線接続装置
(CE)であり、これら無線接続装置121、122〜12nはそ
れぞれ複数である。そして、これら無線接続装置121、1
22〜12nがそれぞれ1つの無線ゾーンZ1、Z2〜Znを構成
し、当該無線ゾーンに位置する無線電話機(RTEL)13と
の無線通信を行う。
無線ゾーンZ1、Z2〜Znは、無線回線制御装置11が制御
する無線サービスエリアとなり、各無線電話機13を携帯
(コードレス電話の場合)等した通話者がこのサービス
エリア内に位置するときに、無線回線制御装置11及び無
線接続装置121、122〜12nを介して、他の無線電話機13
との通信や局線を介した通信を行うことができるよう構
成されている。
する無線サービスエリアとなり、各無線電話機13を携帯
(コードレス電話の場合)等した通話者がこのサービス
エリア内に位置するときに、無線回線制御装置11及び無
線接続装置121、122〜12nを介して、他の無線電話機13
との通信や局線を介した通信を行うことができるよう構
成されている。
無線回線制御装置11は、既設交換機10に対した無線電
話機13の数と同数の電話回線を介して接続され、各無線
ゾーンZ1、Z2〜Znにおける無線接続装置121、122〜12n
は、最繁時トラフィックと呼損率に応じて無線電話機13
の数の数分の1で配置される。
話機13の数と同数の電話回線を介して接続され、各無線
ゾーンZ1、Z2〜Znにおける無線接続装置121、122〜12n
は、最繁時トラフィックと呼損率に応じて無線電話機13
の数の数分の1で配置される。
次に、第2図を参照して無線回線制御装置11、各無線
接続装置12、各無線電話機13の詳細な構成を説明する。
接続装置12、各無線電話機13の詳細な構成を説明する。
無線回線制御装置11において、110は、無線回線制御
装置11全体を制御する制御部であり、この制御部110
は、マイクロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログ
ラムが格納されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの
作業エリア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)
より概略構成されている。
装置11全体を制御する制御部であり、この制御部110
は、マイクロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログ
ラムが格納されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの
作業エリア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)
より概略構成されている。
制御部110のROMには、後述する無線電話機13が位置す
る無線ゾーンを登録するプログラムや、その無線ゾーン
の外に移動した無線電話機13を呼び出す不在呼び出しプ
ログラムの他に無線通信のためのプログラムが格納され
ている。
る無線ゾーンを登録するプログラムや、その無線ゾーン
の外に移動した無線電話機13を呼び出す不在呼び出しプ
ログラムの他に無線通信のためのプログラムが格納され
ている。
1111〜111Nはそれぞれ、電話回線が接続される局線イ
ンターフェース、112は、各種トーン信号を発生するト
ーントランク、1131〜113mはそれぞれ、各無線接続装置
121〜12nに接続される無線回線インターフェース、114
は、局線インターフェース1111〜111Nとトーントランク
112と無線回線インターフェース1131〜113mを接続する
ためのマトリックススイッチである。
ンターフェース、112は、各種トーン信号を発生するト
ーントランク、1131〜113mはそれぞれ、各無線接続装置
121〜12nに接続される無線回線インターフェース、114
は、局線インターフェース1111〜111Nとトーントランク
112と無線回線インターフェース1131〜113mを接続する
ためのマトリックススイッチである。
また、115aは、第3図(a)に示すようにこの無線回
線制御装置11の識別番号すなわちこのシステムの識別番
号(SYS−ID)、加入者数を示すシステムの容量、無線
ゾーン数nすなわち無線接続装置12の制御局の数、無線
接続装置の数、監視タイマ値等の無線接続装置の局デー
タ等の各種データが格納され、また、図示省略されてい
るが後述する無線接続装置12の制御部120のプログラム
や無線回線接続ファイル125a及び局データファイル125b
に格納するための各種データが格納されるシステムファ
イルである。
線制御装置11の識別番号すなわちこのシステムの識別番
号(SYS−ID)、加入者数を示すシステムの容量、無線
ゾーン数nすなわち無線接続装置12の制御局の数、無線
接続装置の数、監視タイマ値等の無線接続装置の局デー
タ等の各種データが格納され、また、図示省略されてい
るが後述する無線接続装置12の制御部120のプログラム
や無線回線接続ファイル125a及び局データファイル125b
に格納するための各種データが格納されるシステムファ
イルである。
115bは、第3図(b)に示すように、各無線電話機13
の呼び出し番号(加入者番号)、識別番号(RTEL−I
D)、現在位置する無線ゾーンの番号等の位置情報、加
入者クラスのデータが格納された加入者ファイルであ
り、位置情報は、後述するように無線電話機13が無線ゾ
ーン間を移動したときに書き換えられる。
の呼び出し番号(加入者番号)、識別番号(RTEL−I
D)、現在位置する無線ゾーンの番号等の位置情報、加
入者クラスのデータが格納された加入者ファイルであ
り、位置情報は、後述するように無線電話機13が無線ゾ
ーン間を移動したときに書き換えられる。
115cは、第3図(c)に示すように、各局線及び無線
回線の番号、回線の実装状況を示す回線ステータス等の
各種データが格納された局データファイルである。
回線の番号、回線の実装状況を示す回線ステータス等の
各種データが格納された局データファイルである。
115eは、第3図(d)に示すように、現在通話中の加
入者の呼び出し番号(加入者番号)、局線の回線番号、
無線接続装置との回線番号、発呼/着呼等のステータ
ス、回線接続時間等の各種データが格納される回線接続
ファイル、115fは、第3図(e)に示すように、各無線
ゾーンの番号、各無線ゾーンに設置された無線接続装置
の数、その無線接続装置の識別番号等の各種データが格
納される無線エリア構成ファイルである。
入者の呼び出し番号(加入者番号)、局線の回線番号、
無線接続装置との回線番号、発呼/着呼等のステータ
ス、回線接続時間等の各種データが格納される回線接続
ファイル、115fは、第3図(e)に示すように、各無線
ゾーンの番号、各無線ゾーンに設置された無線接続装置
の数、その無線接続装置の識別番号等の各種データが格
納される無線エリア構成ファイルである。
116は、操作者がファイル115a〜115fの各種データを
入力したり、また、制御局である無線接続装置の監視結
果を表示等する制御卓である。
入力したり、また、制御局である無線接続装置の監視結
果を表示等する制御卓である。
各無線接続装置12において、120は、各無線接続装置1
2全体を制御する制御部であり、この制御部120は、マイ
クロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格
納されるROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリ
ア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略
構成されている。
2全体を制御する制御部であり、この制御部120は、マイ
クロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格
納されるROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリ
ア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略
構成されている。
121は、無線電話機13との無線通信を行うマルチチャ
ンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、122は、2
線(2W)の伝送線路を介して無線回線制御装置11に接続
されるラインインターフェース、無線回線制御装置11と
の制御信号を送受信する制御信号送受信機、124は、通
話ラインの音声信号をオン/オフしたり、増幅等する音
声制御部である。
ンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、122は、2
線(2W)の伝送線路を介して無線回線制御装置11に接続
されるラインインターフェース、無線回線制御装置11と
の制御信号を送受信する制御信号送受信機、124は、通
話ラインの音声信号をオン/オフしたり、増幅等する音
声制御部である。
125aは、第4図(a)に示すように、当該無線接続装
置12の現在の動作状態、現在接続されている無線電話機
の識別番号(RTEL−ID)、発呼/着呼処理等の制御シー
ケンス、無線電話機13(無線側)との各種制御信号、無
線回線制御装置11(有線側)との各種制御信号等の各種
データが格納される無線回線接続ファイルである。
置12の現在の動作状態、現在接続されている無線電話機
の識別番号(RTEL−ID)、発呼/着呼処理等の制御シー
ケンス、無線電話機13(無線側)との各種制御信号、無
線回線制御装置11(有線側)との各種制御信号等の各種
データが格納される無線回線接続ファイルである。
125bは、第4図(b)に示すように、無線回線制御装
置11の識別番号(SYS−ID)、当該無線接続装置が設置
された無線ゾーンの番号、当該無線接続装置の識別番
号、空きチャンネルを検索する周期、外線発信時のダイ
ヤルポーズ時間、ダイヤルパルスのスピード(10pps又
は20pps)、ダイヤルパルスのメイク率(33%、50%又
は66%)等の各種データが格納された局データファイル
である。
置11の識別番号(SYS−ID)、当該無線接続装置が設置
された無線ゾーンの番号、当該無線接続装置の識別番
号、空きチャンネルを検索する周期、外線発信時のダイ
ヤルポーズ時間、ダイヤルパルスのスピード(10pps又
は20pps)、ダイヤルパルスのメイク率(33%、50%又
は66%)等の各種データが格納された局データファイル
である。
各無線電話機13において、130は、各無線電話機13全
体を制御する制御部であり、この制御部130は、マイク
ロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格納
されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリア
等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略構
成されている。
体を制御する制御部であり、この制御部130は、マイク
ロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格納
されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリア
等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略構
成されている。
131は、無線接続装置12との無線通信を行うマルチチ
ャンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、132は、
ハンドセット132aのレシーバ及びマイクの音声信号を増
幅したり、オン/オフしたり、また、無線回線制御装置
11から無線接続装置12を介して送出される呼び出し信号
等に対応する各種トーン信号(音声信号)を発生する送
受話部、133は、ダイヤル番号等を入力するためのダイ
ヤルキー、134は、ハンドセット132aのオフフック/オ
ンフックによりオン/オフするフックスイッチ(SW)、
135は、無線電話機13が位置する無線ゾーン等の位置情
報を無線回線制御装置11の加入者ファイル115bに登録す
るための位置登録ボタン、136は、既設交換機10に対す
るダイヤル番号の方式(PB信号又はDP信号)を選択する
ためのPB/DP切替スイッチ(SW)である。
ャンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、132は、
ハンドセット132aのレシーバ及びマイクの音声信号を増
幅したり、オン/オフしたり、また、無線回線制御装置
11から無線接続装置12を介して送出される呼び出し信号
等に対応する各種トーン信号(音声信号)を発生する送
受話部、133は、ダイヤル番号等を入力するためのダイ
ヤルキー、134は、ハンドセット132aのオフフック/オ
ンフックによりオン/オフするフックスイッチ(SW)、
135は、無線電話機13が位置する無線ゾーン等の位置情
報を無線回線制御装置11の加入者ファイル115bに登録す
るための位置登録ボタン、136は、既設交換機10に対す
るダイヤル番号の方式(PB信号又はDP信号)を選択する
ためのPB/DP切替スイッチ(SW)である。
138aは、第5図(a)に示すように、当該無線電話機
の接続状態、接続されている無線接続装置12の番号、接
続されている無線回線制御装置11のシステム番号(SYS
−ID)、無線接続装置12との接続シーケンス、無線接続
装置12との制御信号等の各種データが格納される無線回
線接続ファイルである。
の接続状態、接続されている無線接続装置12の番号、接
続されている無線回線制御装置11のシステム番号(SYS
−ID)、無線接続装置12との接続シーケンス、無線接続
装置12との制御信号等の各種データが格納される無線回
線接続ファイルである。
138bは、第5図(b)に示すように、当該無線電話機
13の識別番号(RTEL−ID)が格納された無線電話機IDフ
ァイル、138cは、第5図(c)に示すように、当該無線
電話機13が位置する無線ゾーンの番号(位置情報)が格
納される無線ゾーン番号ファイル、138dは、第5図
(c)に示すように、短縮番号とダイヤルコードが対応
して格納される短縮ダイヤルファイル、138eは、第5図
(e)に示すように、前回ダイヤルキー133を介して入
力したダイヤル番号に対応するダイヤルコードが格納さ
れたりダイヤルファイルである。
13の識別番号(RTEL−ID)が格納された無線電話機IDフ
ァイル、138cは、第5図(c)に示すように、当該無線
電話機13が位置する無線ゾーンの番号(位置情報)が格
納される無線ゾーン番号ファイル、138dは、第5図
(c)に示すように、短縮番号とダイヤルコードが対応
して格納される短縮ダイヤルファイル、138eは、第5図
(e)に示すように、前回ダイヤルキー133を介して入
力したダイヤル番号に対応するダイヤルコードが格納さ
れたりダイヤルファイルである。
尚、上記部材130〜138eは、コードレス電話機の場合
は携帯可能な筐体に収納され、自動車電話機の場合は自
動車のセンタコソソール等に設置可能な筐体に収納され
る。
は携帯可能な筐体に収納され、自動車電話機の場合は自
動車のセンタコソソール等に設置可能な筐体に収納され
る。
次に、上記構成に係る実施例の動作を説明する。
(1) 無線電話機13からの位置登録 先ず、無線電話機13が位置する無線ゾーンを登録する
場合の動作を説明する。
場合の動作を説明する。
無線電話機13の位置登録スイッチ135が押下される
と、制御部130は、無線送受信器131をオンにし、無線回
線接続ファイル138aの制御シーケンス、制御信号により
位置答録要求信号と、無線電話機IDファイル138bに格納
されている無線電話機13の識別番号を無線送受信器131
を介して送出する。
と、制御部130は、無線送受信器131をオンにし、無線回
線接続ファイル138aの制御シーケンス、制御信号により
位置答録要求信号と、無線電話機IDファイル138bに格納
されている無線電話機13の識別番号を無線送受信器131
を介して送出する。
この信号は、各無線ゾーンにおける制御局の無線接続
装置12により、各無線送受信機131を介して無線電話機1
3の位置する無線ゾーンに応じた異なるレベルで受信さ
れ、受信した各無線接続装置12の制御部120は、無線電
話機13からの信号の受信レベルをエンコードし、無線回
線接続ファイル125aの制御シーケンスにより無線回線接
続装置11との伝送路を閉ループにし、位置登録要求信号
及び識別番号と受信レベルのコードを制御信号送受信機
123、ラインインターフェース122を介して無線回線制御
装置11に伝送し、ループを開く。
装置12により、各無線送受信機131を介して無線電話機1
3の位置する無線ゾーンに応じた異なるレベルで受信さ
れ、受信した各無線接続装置12の制御部120は、無線電
話機13からの信号の受信レベルをエンコードし、無線回
線接続ファイル125aの制御シーケンスにより無線回線接
続装置11との伝送路を閉ループにし、位置登録要求信号
及び識別番号と受信レベルのコードを制御信号送受信機
123、ラインインターフェース122を介して無線回線制御
装置11に伝送し、ループを開く。
ここで、受信レベルは例えば、20dB以下、20〜40dB、
40〜60dB、60dB以上がそれぞれ、「00」、「01」、「1
0」、「11」の2ビットのデータにエンコードされる。
尚、3ビット以上にエンコードすれば、受信レベルを8
段階以上に区別することができることは勿論である。
40〜60dB、60dB以上がそれぞれ、「00」、「01」、「1
0」、「11」の2ビットのデータにエンコードされる。
尚、3ビット以上にエンコードすれば、受信レベルを8
段階以上に区別することができることは勿論である。
無線回線制御装置11の制御部110は、無線回線インタ
ーフェース113を介して位置登録要求信号及び識別番号
と受信レベルを示すエンコードデータを受信すると、デ
コードした後各無線接続装置12からの受信レベルを比較
する。
ーフェース113を介して位置登録要求信号及び識別番号
と受信レベルを示すエンコードデータを受信すると、デ
コードした後各無線接続装置12からの受信レベルを比較
する。
制御部110は、最高受信レベルの無線ゾーン又は無線
接続装置12の識別番号等の位置情報を選択し、選択した
位置情報を加入者ファイル125bの位置情報記憶エリアに
格納する。
接続装置12の識別番号等の位置情報を選択し、選択した
位置情報を加入者ファイル125bの位置情報記憶エリアに
格納する。
尚、比較した受信レベルが同一の場合には、最も小さ
い番号或いは大きい番号、又は最初或いは最後に入力し
た無線ゾーン又は無線接続装置12の番号を登録するよう
にしてもよい。
い番号或いは大きい番号、又は最初或いは最後に入力し
た無線ゾーン又は無線接続装置12の番号を登録するよう
にしてもよい。
制御部110は、上記の如く位置登録が完了すると線路
電圧を転極し、位置登録完了信号を最大レベルの信号を
受信した無線接続装置12に送出する。この場合、位置登
録完了信号は、最大レベルの信号を受信した無線接続装
置以外の無線接続装置には送出されない。位置登録完了
信号を受信した無線接続装置12は、この信号と当該無線
ゾーンの番号を無線信号に変換し、無線電話機13に送出
する。
電圧を転極し、位置登録完了信号を最大レベルの信号を
受信した無線接続装置12に送出する。この場合、位置登
録完了信号は、最大レベルの信号を受信した無線接続装
置以外の無線接続装置には送出されない。位置登録完了
信号を受信した無線接続装置12は、この信号と当該無線
ゾーンの番号を無線信号に変換し、無線電話機13に送出
する。
無線電話機13は、位置登録完了信号をハンドセット13
2aのレシーバやスピーカにより位置登録完了音に再生し
たり、発光ダイオード等を点滅することにより通話者に
知らせ、また、応答すなわち位置登録完了信号を送出し
た無線接続装置12の無線ゾーンの識別番号を無線ゾーン
番号ファイル138cに登録する。
2aのレシーバやスピーカにより位置登録完了音に再生し
たり、発光ダイオード等を点滅することにより通話者に
知らせ、また、応答すなわち位置登録完了信号を送出し
た無線接続装置12の無線ゾーンの識別番号を無線ゾーン
番号ファイル138cに登録する。
次いで、無線電話機13は、位置答録確認信号をその無
線接続装置12に送出し、その無線接続装置12がその位置
登録確認信号を無線回線制御装置11に送出し、無線回線
制御装置11はループを復極する。
線接続装置12に送出し、その無線接続装置12がその位置
登録確認信号を無線回線制御装置11に送出し、無線回線
制御装置11はループを復極する。
尚、上記の無線接続装置12から無線回線制御装置11へ
の位置登録要求信号は、特殊信号を送出する代わりに、
線路ループの開閉で通知するようにしてもよい。また、
無線回線制御装置11から無線接続装置12への位置登録完
了信号も線路電圧の転極により通知するようにしてもよ
いし、無線電話機13に対し直接トーン信号又はこのトー
ン信号を符号信号で送出するようにしてもよい。
の位置登録要求信号は、特殊信号を送出する代わりに、
線路ループの開閉で通知するようにしてもよい。また、
無線回線制御装置11から無線接続装置12への位置登録完
了信号も線路電圧の転極により通知するようにしてもよ
いし、無線電話機13に対し直接トーン信号又はこのトー
ン信号を符号信号で送出するようにしてもよい。
(2) 無線電話機13への着信 次に、無線回線制御装置11を介して無線電話機13に着
信する場合の動作を説明する。
信する場合の動作を説明する。
既設交換機10を介して例えば内線13X1に着信すると、
既設交換機10は、無線回線制御装置11に対して着信した
局線インターフェース111を介して制御部110にアクセス
する。
既設交換機10は、無線回線制御装置11に対して着信した
局線インターフェース111を介して制御部110にアクセス
する。
制御部110は、加入者ファイル115bから無線電話機(1
3X1)が位置する無線ゾーンを読み出し、その無線ゾー
ンに配置された無線接続装置12の制御局に無線電話機
(13X1)の識別番号と呼び出し制御信号を送出する。こ
の場合、制御部110は、マトリックススイッチ114を制御
することによりその無線ゾーンにおける無線接続装置12
の制御局に対応する無線回線インターフェース113と着
信した局線インターフェース111を接続する。
3X1)が位置する無線ゾーンを読み出し、その無線ゾー
ンに配置された無線接続装置12の制御局に無線電話機
(13X1)の識別番号と呼び出し制御信号を送出する。こ
の場合、制御部110は、マトリックススイッチ114を制御
することによりその無線ゾーンにおける無線接続装置12
の制御局に対応する無線回線インターフェース113と着
信した局線インターフェース111を接続する。
無線接続装置12の制御部120は、上記呼び出し制御信
号等をラインインターフェース122、制御信号送受信機1
23を介して受信し、無線回線接続ファイル125aの制御信
号データにより無線用の無線電話機(13X1)の識別番号
の信号と呼び出し制御信号を生成し、無線送受信機121
を介して送出する。
号等をラインインターフェース122、制御信号送受信機1
23を介して受信し、無線回線接続ファイル125aの制御信
号データにより無線用の無線電話機(13X1)の識別番号
の信号と呼び出し制御信号を生成し、無線送受信機121
を介して送出する。
無線電話機13は、無線電話機(13X1)の識別番号の信
号と呼び出し制御信号を無線送受信機131を介して受信
すると、受信した識別番号と無線電話機IDファイル138b
の識別番号と比較し、一致した無線電話機13の制御部13
0が送受話部132をオンにし、送受話部132は、無線接続
装置12からの呼び出し制御信号により呼び出し用の音声
信号を生成する。
号と呼び出し制御信号を無線送受信機131を介して受信
すると、受信した識別番号と無線電話機IDファイル138b
の識別番号と比較し、一致した無線電話機13の制御部13
0が送受話部132をオンにし、送受話部132は、無線接続
装置12からの呼び出し制御信号により呼び出し用の音声
信号を生成する。
したがって、既設交換機10からの呼び出し信号が順次
異なる信号の形式で無線回線制御装置11、無線接続装置
12の制御局を介して無線電話機(13X1)に送出され、無
線電話機(13X1)がオフフックすると、発呼側電話機と
無線電話機(13X1)との通話路が形成される。
異なる信号の形式で無線回線制御装置11、無線接続装置
12の制御局を介して無線電話機(13X1)に送出され、無
線電話機(13X1)がオフフックすると、発呼側電話機と
無線電話機(13X1)との通話路が形成される。
(3) 不在呼び出し 上記の着信において、無線電話機(13X1)が無線回線
制御装置11の加入者ファイル115bに登録された無線ゾー
ンの外に移動し、また、無線電話機(13X1)の位置登録
ボタン135が操作されず、新無線ゾーンが加入者ファイ
ル115bに登録されていない場合には、無線接続装置12が
呼び出し制御信号を送出してもその電波が無線電話機
(13X1)に到達しないために、無線電話機(13X1)を呼
び出すことができない。
制御装置11の加入者ファイル115bに登録された無線ゾー
ンの外に移動し、また、無線電話機(13X1)の位置登録
ボタン135が操作されず、新無線ゾーンが加入者ファイ
ル115bに登録されていない場合には、無線接続装置12が
呼び出し制御信号を送出してもその電波が無線電話機
(13X1)に到達しないために、無線電話機(13X1)を呼
び出すことができない。
以下、第6図を参照して本発明に係る不在呼び出しの
動作を説明する。
動作を説明する。
前述したように、例えば内線13X1に着信すると、無線
回線制御装置11は、加入者ファイル115bから無線電話機
(13X1)が位置する無線ゾーンを読み出し、その無線ゾ
ーンに配置された無線接続装置12の制御局に無線電話機
(13X1)の識別番号と呼び出し制御信号を送出する。
回線制御装置11は、加入者ファイル115bから無線電話機
(13X1)が位置する無線ゾーンを読み出し、その無線ゾ
ーンに配置された無線接続装置12の制御局に無線電話機
(13X1)の識別番号と呼び出し制御信号を送出する。
無線接続装置12の制御部120は、上記呼び出し制御信
号をラインインターフェース122、制御信号送受信機123
を介して受信し、無線回線接続コァイル125aの制御信号
データにより無線用の無線電話機(13X1)の識別番号と
呼び出し制御信号を生成し、無線送受信機121を介して
送出する。
号をラインインターフェース122、制御信号送受信機123
を介して受信し、無線回線接続コァイル125aの制御信号
データにより無線用の無線電話機(13X1)の識別番号と
呼び出し制御信号を生成し、無線送受信機121を介して
送出する。
無線回線制御装置11の制御部110は、呼び出し制御信
号送出後所定時間(例えば、1.6秒〜2秒以内に、無線
電話機(13X1)からの着呼応答信号が無い場合、制御部
110のROMに格納されている不在呼び出しプログラムに応
じて全無線ゾーンの無線接続装置12に呼び出し制御信号
等を送出する。
号送出後所定時間(例えば、1.6秒〜2秒以内に、無線
電話機(13X1)からの着呼応答信号が無い場合、制御部
110のROMに格納されている不在呼び出しプログラムに応
じて全無線ゾーンの無線接続装置12に呼び出し制御信号
等を送出する。
この全無線ゾーンに対する呼び出しを同一タイミング
により行う。
により行う。
第6図は、各無線ゾーンZ1、Z2〜Znの無線接続装置12
(制御局)に対して同一タイミングで呼び出し制御信号
等を送出する場合を示す。
(制御局)に対して同一タイミングで呼び出し制御信号
等を送出する場合を示す。
したがって、各無線ゾーンに配置された無線接続装置
12が呼び出し制御信号を送出し、無線電話機(13X1)は
この無線電話装置のサービスエリア内に位置する限り、
呼び出し制御信号等を受信することができる。
12が呼び出し制御信号を送出し、無線電話機(13X1)は
この無線電話装置のサービスエリア内に位置する限り、
呼び出し制御信号等を受信することができる。
尚この方法の場合、一斉に全サービスエリアに対する
呼出しを行うため、早い時期で求める無線電話機を呼出
すことができる。
呼出しを行うため、早い時期で求める無線電話機を呼出
すことができる。
またこの方法は、特定のあらかじめ定められた無線電
話機に対するサービス機能として、一般の無線電話機と
区別して提供してもよい。例えばVIPに対するサービス
機能とすることができる。
話機に対するサービス機能として、一般の無線電話機と
区別して提供してもよい。例えばVIPに対するサービス
機能とすることができる。
したがって、上記実施例によれば、無線電話機13が無
線回線制御装置11の加入者ファイル115bに登録された無
線ゾーンの外に移動し、また、無線電話機13の位置登録
ボタン135が操作されず、新無線ゾーンが加入者ファイ
ル115bに登録されていない場合にも無線電話機13を呼び
出すことができる。
線回線制御装置11の加入者ファイル115bに登録された無
線ゾーンの外に移動し、また、無線電話機13の位置登録
ボタン135が操作されず、新無線ゾーンが加入者ファイ
ル115bに登録されていない場合にも無線電話機13を呼び
出すことができる。
また、本発明は、無線電話機13の位置登録ボタン135
により位置登録する場合に限定されず、例えば、無線接
続装置12がその位置情報を送出し、無線電話機13が電源
消費防止のために間 的に電源をオンにしてこの位置情
報を受信し、無線ゾーン番号ファイル138cの位置情報と
比較して異なる場合に、無線回線制御装置11の加入者フ
ァイル115bの登録位置情報を書き換える場合にも適用す
ることができる。
により位置登録する場合に限定されず、例えば、無線接
続装置12がその位置情報を送出し、無線電話機13が電源
消費防止のために間 的に電源をオンにしてこの位置情
報を受信し、無線ゾーン番号ファイル138cの位置情報と
比較して異なる場合に、無線回線制御装置11の加入者フ
ァイル115bの登録位置情報を書き換える場合にも適用す
ることができる。
尚、上記の全無線ゾーンにおける呼び出しにより無線
電話機(13X1)が応答した場合、現在位置する無線ゾー
ンを無線回線制御装置11の加入者ファイル115bに書き換
えるように構成すれば、次の着信時に通常の呼び出しを
行うことができる。
電話機(13X1)が応答した場合、現在位置する無線ゾー
ンを無線回線制御装置11の加入者ファイル115bに書き換
えるように構成すれば、次の着信時に通常の呼び出しを
行うことができる。
(4) 無線電話機13からの発信 次に、無線電話機13から局線や他の無線電話機13に発
信する場合の動作を説明する。
信する場合の動作を説明する。
無線電話機13がオフフックされてフックスイッチ134
がオンになると、その制御部130は、無線回線接続ファ
イル138aの接続シーケンス、制御信号により発呼信号を
生成し、また無線ゾーン番号ファイル138cの現在位置す
る無線ゾーンの識別番号を付加して無線送受信機131を
介して送出する。
がオンになると、その制御部130は、無線回線接続ファ
イル138aの接続シーケンス、制御信号により発呼信号を
生成し、また無線ゾーン番号ファイル138cの現在位置す
る無線ゾーンの識別番号を付加して無線送受信機131を
介して送出する。
各無線ゾーンにおける無線接続装置12の制御局の制御
部120はそれぞれ、局データファイル125bの自己の無線
ゾーンの識別番号と比較し、識別番号が一致した制御局
の制御部120は、無線電話機13に対し発呼応答信号と通
話チャンネルを指定する信号を送出し、通話チャンネル
に切り替え、その無線接続装置は通話局となる 無線電話機13の制御部130がチャンネル切り替え信号
を送出すると、無線接続装置12は、無線回線制御装置11
とのループを閉じ、また、無線電話機13の制御部130が
隣接する無線ゾーンとの干渉がない場合に干渉検出完了
信号を送出すると無線回線制御装置11に発呼信号を送出
する。無線回線制御装置11は、発呼信号を受信すると加
入者線路を閉ループにし、発呼信号を送出する。
部120はそれぞれ、局データファイル125bの自己の無線
ゾーンの識別番号と比較し、識別番号が一致した制御局
の制御部120は、無線電話機13に対し発呼応答信号と通
話チャンネルを指定する信号を送出し、通話チャンネル
に切り替え、その無線接続装置は通話局となる 無線電話機13の制御部130がチャンネル切り替え信号
を送出すると、無線接続装置12は、無線回線制御装置11
とのループを閉じ、また、無線電話機13の制御部130が
隣接する無線ゾーンとの干渉がない場合に干渉検出完了
信号を送出すると無線回線制御装置11に発呼信号を送出
する。無線回線制御装置11は、発呼信号を受信すると加
入者線路を閉ループにし、発呼信号を送出する。
次いで、居線回線制御装置の制御部110は、発呼応答
信号を上記の無線接続装置12に送出し、音声制御部124
をオンにするとともに音声回路起動信号を無線電話機13
に送出する。無線電話機13の制御部130は、音声回路起
動信号により送受信部132をオンにする。
信号を上記の無線接続装置12に送出し、音声制御部124
をオンにするとともに音声回路起動信号を無線電話機13
に送出する。無線電話機13の制御部130は、音声回路起
動信号により送受信部132をオンにする。
したがって、既設交換機10から上記閉ループを介して
無線電話機13に送出されるダイヤルトーンがハンドセッ
ト132aのレシーバにより音声に再生され、発呼者は、既
設交換機10との閉ループを知得することができる。
無線電話機13に送出されるダイヤルトーンがハンドセッ
ト132aのレシーバにより音声に再生され、発呼者は、既
設交換機10との閉ループを知得することができる。
次いで、無線電話機13の制御部130は、ダイヤルキー1
13からダイヤル番号が入力すると、ダイヤルコードに変
換し、PB/DP切替スイッチ136により設定されているダイ
ヤル信号方式を示す信号(例えば、PB信号は「0」、DP
信号は「1」)を付加して無線接続装置12に送出する。
13からダイヤル番号が入力すると、ダイヤルコードに変
換し、PB/DP切替スイッチ136により設定されているダイ
ヤル信号方式を示す信号(例えば、PB信号は「0」、DP
信号は「1」)を付加して無線接続装置12に送出する。
無線接続装置12は、ダイヤル信号方式を示す信号によ
りダイヤルコードをDP信号方式又はPB信号方式のダイヤ
ル信号に変換し、上記閉ループを介して既設交換機10に
送出する。既設交換機10は、上記閉ループを介して無線
接続装置12にリングバックトーンを送出し、無線接続装
置12はリングバックトーンを当該無線信号に変換して無
線電話機13に送出し、被呼側電話機が応答すると通話状
態となる。
りダイヤルコードをDP信号方式又はPB信号方式のダイヤ
ル信号に変換し、上記閉ループを介して既設交換機10に
送出する。既設交換機10は、上記閉ループを介して無線
接続装置12にリングバックトーンを送出し、無線接続装
置12はリングバックトーンを当該無線信号に変換して無
線電話機13に送出し、被呼側電話機が応答すると通話状
態となる。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、所定時間内
に無線電話機から応答がないと全ての無線接続装置を介
して同時に一斉に呼び出すことにより、無線電話機が次
々と無線ゾーンを移動した場合でも、無線回線制御装置
に登録された無線ゾーンの外に無線電話機が移動し、移
動左記の無線ゾーンが登録される前に、この無線電話機
に着信があった場合でも、この無線電話機を確実に呼び
出すことができるという効果を有する。
に無線電話機から応答がないと全ての無線接続装置を介
して同時に一斉に呼び出すことにより、無線電話機が次
々と無線ゾーンを移動した場合でも、無線回線制御装置
に登録された無線ゾーンの外に無線電話機が移動し、移
動左記の無線ゾーンが登録される前に、この無線電話機
に着信があった場合でも、この無線電話機を確実に呼び
出すことができるという効果を有する。
第1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す
概略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置
の詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無
線回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1
図及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第
5図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの
説明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の
動作を説明するためのタイミングチャートである。 11……無線回線制御装置、12……無線接続装置、13……
無線電話機、110、120、130……制御部、114……マトリ
ックススイッチ、115a……システムファイル、115b……
加入者ファイル、115e……回線接続ファイル、121、131
……無線送受信機、125a、138a……無線回線接続ファイ
ル、125b……局データファイル、138b……無線電話機識
別番号(ID)ファイル、138c……無線ゾーン番号ファイ
ル。
概略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置
の詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無
線回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1
図及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第
5図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの
説明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の
動作を説明するためのタイミングチャートである。 11……無線回線制御装置、12……無線接続装置、13……
無線電話機、110、120、130……制御部、114……マトリ
ックススイッチ、115a……システムファイル、115b……
加入者ファイル、115e……回線接続ファイル、121、131
……無線送受信機、125a、138a……無線回線接続ファイ
ル、125b……局データファイル、138b……無線電話機識
別番号(ID)ファイル、138c……無線ゾーン番号ファイ
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 俊彦 横浜市港北区綱島東4丁目3番1号 松 下通信工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 三男 横浜市港北区綱島東4丁目3番1号 松 下通信工業株式会社内 (72)発明者 村田 嘉利 横須賀市武1丁目2356番地 日本電信電 話株式会社通信網第二研究所内 (72)発明者 原 敏洋 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−248232(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれ異なる無線ゾーンに配置され、こ
の無線ゾーンに位置する無線電話機と無線通信を行う複
数の無線接続装置と、 上記無線電話機が位置する上記無線ゾーンのデータを格
納し、着信時に、この格納されたデータの無線ゾーンに
配置された上記無線接続装置を介して上記無線電話機を
呼び出し、所定時間内に上記無線電話機から応答がない
と全ての上記無線接続装置を介して上記無線電話機を同
時に一斉に呼び出す無線回線制御装置とを備えた無線電
話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62154752A JP2594277B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62154752A JP2594277B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63318831A JPS63318831A (ja) | 1988-12-27 |
JP2594277B2 true JP2594277B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=15591133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62154752A Expired - Fee Related JP2594277B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594277B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012138935A (ja) * | 2006-12-28 | 2012-07-19 | Trueposition Inc | 位置判定受信機を含む緊急ワイヤレス位置検出システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03211924A (ja) * | 1990-01-16 | 1991-09-17 | Nec Corp | 無線電話システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63248252A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-14 | Hitachi Ltd | デ−タ伝送方式 |
JP2693761B2 (ja) * | 1987-04-03 | 1997-12-24 | 日本電気株式会社 | 移動通信方式 |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP62154752A patent/JP2594277B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012138935A (ja) * | 2006-12-28 | 2012-07-19 | Trueposition Inc | 位置判定受信機を含む緊急ワイヤレス位置検出システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63318831A (ja) | 1988-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |