[go: up one dir, main page]

JP2593140Y2 - 靴の滑止め具 - Google Patents

靴の滑止め具

Info

Publication number
JP2593140Y2
JP2593140Y2 JP1992018871U JP1887192U JP2593140Y2 JP 2593140 Y2 JP2593140 Y2 JP 2593140Y2 JP 1992018871 U JP1992018871 U JP 1992018871U JP 1887192 U JP1887192 U JP 1887192U JP 2593140 Y2 JP2593140 Y2 JP 2593140Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toe
spike
heel
bottom plate
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992018871U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH063106U (ja
Inventor
菊盛 川畑
Original Assignee
株式会社日悌
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日悌 filed Critical 株式会社日悌
Priority to JP1992018871U priority Critical patent/JP2593140Y2/ja
Publication of JPH063106U publication Critical patent/JPH063106U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593140Y2 publication Critical patent/JP2593140Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、靴の滑止め具に関して
おり、詳しくは雪面若しくはゴルフ場などの斜面を滑ら
ずに歩行できる滑止め具に関している。
【0002】
【従来の技術】雪面を滑らずに歩行するために滑止め機
能を有する靴はよく知られており、又、ゴルフ場などで
は芝の保護のためにスパイク靴を着用している。
【0003】滑止め機能を有する靴は、寒冷地では必需
品であるが雪が日常的に降らない地域ではこれらの靴を
備えていることがなく、このため、たまに降る雪や寒冷
地へ旅行した際に雪面の歩行になれずに転倒する事故が
多い。又、ゴルフ場では、芝を保護するためゴルフ場に
よってはスパイク靴の着用が義務付けられていることも
ある。しかしながら、トーナメント観戦者の場合はスパ
イク靴を着用しないことが多く、このため、斜面歩行中
に滑って転倒したり、あるいは足首を捻挫したりする事
故が絶えない。
【0004】従来技術において、滑止め機能を有する簡
易型の滑止め具で通常の靴に着脱自在に使用できる滑止
め具が知られているが、従来品はスパイクピンが滑止め
本体に埋め込まれているので、雪面用またはゴルフ場用
など単一の機能を有するだけであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、通常の靴に着脱自在に使用可能であり、滑
止め本体にスパイク板を装着して組み立てたものであ
り、雪面用又はゴルフ場用など多目的に使用できる滑止
め具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案において課題を解
決するための手段は、ゴム又は軟質プラスチックなどの
弾性資材で形成され凹凸面を有する底板2及び該底板2
から突設させた一対の爪先結合片3並びに該爪先結合片
3の反対側に形成したリング状の踵結合環4とを有する
滑止め本体1と、基板10及び該基板10,21上に突
設したスパイクピン11,22を有するスパイク板9,
20と、鍵型フックが複数対で設けられている締結具1
4とを具備し、スパイク板9,20を滑止め本体1の底
板2に装着し、締結具14を爪先結合片3に結合して当
該爪先結合片3を環状に形成し、爪先結合片3によって
形成された環状部に靴の爪先を挿入し踵結合環4を踵の
後方に係着することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】滑止め本体1の底板2の凹凸面を下面にし、ま
ず、各爪先結合片3の先端部を互いに近づけて締結具1
4の鍵型フック15を連結穴16内に圧入係合し、爪先
結合片3を当該締結具14を介して環状に形成する。次
に、爪先結合片3によって形成された環状部に靴を穿い
たまま爪先を挿入すると足の底で最も体重が加わる部分
に底板2が当接する。次いで、踵結合環4を靴の踵の後
方に係着して靴に装着する。
【0008】
【実施例】図1は滑止め本体の平面図、図2は図1の底
面図、図3は図1の各部の断面図である。図において、
滑止め本体1は、ゴム又は軟質プラスチックなどの弾性
資材により製造し、後に詳しく説明するように靴に装着
して使用するものであり、底板2と該底板2から突出方
向が略直角を呈して突設した爪先結合片3並びに該爪先
結合片3の反対側に形成したリング状の踵結合環4とか
らなっている。なお、該踵結合環4は、平面形状が鶏卵
状を呈しており、先端部4aには当該先端部の反対側に
向う円弧状の補助帯5が形成されている。
【0009】又、底板2、爪先結合片3、踵結合環4、
補助帯5の各部材は全て連続して一体形成されており、
底板2及び爪先結合片3は板状であり、又、踵結合環4
は途中まで板状であって、その先端部4a及び補助帯5
は断面円形の紐状となっている。
【0010】図1における底板2が雪面あるいは地面に
接する面であって、当該部分は凹凸状に形成されると共
に、複数の穴が形成されている。凸部6の形状は丸型及
び帯状など任意の形状が長手方向の中心線に対し対称的
に形成されている。又、穴7は、凸部8の中心に形成さ
れており、実施例では中心線上に2個及び中心線の対称
位置に各2個が形成されている。
【0011】図4は、滑止め本体1の底板2に設ける雪
面用のスパイク板である。スパイク板9は金属製であっ
て、基板10に上記底板2に形成した穴7の位置と一致
する位置にスパイクピン11を突設したものである。な
お、滑止め本体1の底板2には凹凸形成面の反対面に該
スパイク板9を装着する凹部12が設けられており、当
該スパイク板9は該凹部12内に各スパイクピン11を
穴7内に挿入して装着する。
【0012】又、図5に示すように、スパイクピン11
のピン先端13は突起状に形成されていて、底板2にス
パイク板9を装着したときは、当該スパイクピン11の
ピン先端13が凸部8の高さと略一致する高さを有して
いる。
【0013】図6は、滑止め本体1の爪先結合片3を連
結するための締結具であり、金属若しくは硬質プラスチ
ック製である。締結具14は全体が緩やかなカーブを形
成しており、内側部分に2個で一組の鍵型フック15が
複数対で設けられている。又、締結具14を装着する滑
止め本体1の爪先結合片3には、2個で一組の連結穴1
6が複数対で形成されている。なお、連結穴16は穴内
に段部16aが形成されていて、鍵型フック15が当該
段部16aに係合される。
【0014】実施例は上記の構成である。滑止め具を靴
に装着するには、滑止め本体1の底板2の凹凸面を下面
にし、まず、各爪先結合片3の先端部を互いに近づけて
締結具14の鍵型フック15を連結穴16内に圧入係合
し、爪先結合片3を当該締結具14を介して環状に形成
する。次に、爪先結合片3によって形成された環状部に
靴を穿いたまま爪先を挿入すると足の底で最も体重が加
わる部分に底板2が当接される。この場合、底板2の位
置が俗にいう土ふまずよりも前方にならないときは、締
結具14と爪先結合片3との連結位置を変更して当該爪
先結合片3によって形成される環状の大きさを調整す
る。
【0015】上記のように底板2が靴の定位置に当接さ
れたら、踵結合環4を靴の踵の後方に係着する。滑止め
本体1はゴム又は軟質プラスチックで弾性があるので、
踵結合環4を引っ張って靴の踵部に装着すれば、素材の
弾性によって滑止め具は歩行中に脱落することがない。
【0016】滑止め具を装着して雪面を歩行すると、使
用者の体重によって底板2は圧縮され、凸部8内のスパ
イクピン11が僅かに露出して雪面を捉え、転倒事故の
発生を未然に防止する。
【0017】図7は、スパイク板の他の実施例を示して
いる。第2のスパイク板20はゴルフ場など芝が植えら
れている所で有効な滑止め具となるものであって、基板
21にゴルフ用スパイクピン22を突設したものであ
る。なお、ゴルフ用スパイクピン22の位置が滑止め本
体1の底板2に設けた穴7の位置と一致させているこ
と、当該基板21が底部2の凹部12内に装着すること
は前記実施例の場合と同じである。
【0018】ゴルフ用スパイクピン22は滑止め本体1
に装着したときに、ピン部が当該滑止め本体1から突出
している。なお、靴への着用方法は前記実施例の場合と
変らない。
【0019】
【考案の効果】本考案の滑止め具は、靴に対して着脱自
在となっているから、雪面歩行用の専用靴と同様の機能
を奏し、又、ゴルフ観戦などでは簡単にゴルフ靴と同様
の機能を奏するので、雪面あるいはゴルフ場のために専
用靴を用意する必要がないものである。
【0020】又、本考案は、滑止め本体に対してスパイ
ク板を装着して組み立てたものであって、雪面用及びゴ
ルフ場用として使用できることの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】滑止め本体の平面図。
【図2】図1の底面図。
【図3】図1の断面を示し、Aは図1のa−a断面図、
Bは図1のb−b断面図、Cは図1のc−c断面図。
【図4】スパイク板を示し、Aは平面図、Bは側面図。
【図5】スパイク板を滑止め本体に装着した状態を示す
断面図。
【図6】締結具を示し、Aは側面図、Bは底面図。
【図7】スパイク板の他の実施例を示し、Aは平面図、
Bは側面図。
【図8】滑止め具の使用例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 滑止め本体 2 底板 3 爪先結合片 4 踵結合環 5 補助帯 6 凸部 7 穴 8 凸部 9 スパイク板 10 基板 11 スパイクピン 12 凹部 13 ピン先端 14 締結具 15 鍵型フック 16 連結穴 20 第2のスパイク板 21 基板 22 ゴルフ用スパイクピン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム又は軟質プラスチックなどの弾性資
    材で形成され凹凸面を有する底板(2)及び該底板
    (2)から突設させた一対の爪先結合片(3)並びに該
    爪先結合片(3)の反対側に形成したリング状の踵結合
    環(4)とを有する滑止め本体(1)と、基板(10)
    及び該基板(10,21)上に突設したスパイクピン
    (11,22)を有するスパイク板(9,20)と、鍵
    型フックが複数対で設けられている締結具(14)とを
    具備し、上記スパイク板(9,20)を上記滑止め本体
    (1)の底板(2)に装着し、上記締結具(14)を上
    記爪先結合片(3)に結合して当該爪先結合片(3)を
    環状に形成し、該爪先結合片(3)によって形成された
    環状部に靴の爪先を挿入し上記踵結合環(4)を踵の後
    方に係着することを特徴とする靴の滑止め具。
  2. 【請求項2】 踵結合環(4)は、その先端部に当該先
    端部の反対側に向う円弧状の補助帯(5)が形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の靴の滑止め具。
JP1992018871U 1992-02-28 1992-02-28 靴の滑止め具 Expired - Fee Related JP2593140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992018871U JP2593140Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 靴の滑止め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992018871U JP2593140Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 靴の滑止め具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH063106U JPH063106U (ja) 1994-01-18
JP2593140Y2 true JP2593140Y2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=11983610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992018871U Expired - Fee Related JP2593140Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 靴の滑止め具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2593140Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100696245B1 (ko) * 2004-10-14 2007-03-20 우경테크주식회사 착용 범용성을 갖는 안전 아이젠

Also Published As

Publication number Publication date
JPH063106U (ja) 1994-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4525939A (en) Boot safety attachment
JP7652701B2 (ja) 埋め込まれたクリートを備えたアイゼン
US5469644A (en) Footwear accessory
US5659978A (en) Footwear having a sole with a toe strapping assembly
KR200355557Y1 (ko) 아이젠을 구비한 미끄럼 방지화
US5329704A (en) Split-sole anti-slip attachments for footwear
JP2593140Y2 (ja) 靴の滑止め具
US3838528A (en) Anti-skid device for boots and shoes
US3949495A (en) Anti-skidding device for shoes
CN100411561C (zh) 通用安装的安全鞋底钉
WO2018106376A1 (en) Footwear system
US1961555A (en) Antiskid attachment for shoes
KR200229762Y1 (ko) 미끄럼 방지용 신발
KR200267906Y1 (ko) 신발용 착탈식 미끄럼 방지구
KR200271086Y1 (ko) 신발의 미끄럼 방지구
KR200278203Y1 (ko) 빙판길 미끄럼 방지장치
KR20060079956A (ko) 신발에 착용하는 미끄럼 방지구
JPH021045Y2 (ja)
JPH035284Y2 (ja)
JP3020680U (ja) 着脱式簡易スパイク
US3777373A (en) Anti-skid device for boots and shoes
JPH0610819Y2 (ja) 靴用滑リ止め具
JPH03165702A (ja) 防滑性の靴底
JP3059602U (ja) 作業用履物
RU2099997C1 (ru) Устройство для предохранения обуви от скольжения

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990105

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees