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JP2592897B2 - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

誘導電動機の制御装置

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Publication number
JP2592897B2
JP2592897B2 JP63083147A JP8314788A JP2592897B2 JP 2592897 B2 JP2592897 B2 JP 2592897B2 JP 63083147 A JP63083147 A JP 63083147A JP 8314788 A JP8314788 A JP 8314788A JP 2592897 B2 JP2592897 B2 JP 2592897B2
Authority
JP
Japan
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induction motor
control device
power
frequency
detecting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63083147A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01259787A (ja
Inventor
雅徳 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP63083147A priority Critical patent/JP2592897B2/ja
Publication of JPH01259787A publication Critical patent/JPH01259787A/ja
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、誘導電動機を可変速制御する誘導電動機の
制御装置に係り、特に、停止時の振動、騒音を軽減する
ようにした誘導電動機の制御装置に関する。
(従来の技術) 一般に、電流形の電力変換器を用いて誘導電動機を駆
動する場合、低周波数出力時の低次高波の除去、トルク
リップルの低減、低速における回転数精度の向上等を目
的としてパルス幅変調制御(以下PWM制御と称す)を行
なうことが知られている。
このような電流形PWMインバータを用いて誘導電動機
に給電する場合、誘導電動機が回転状態から減速し、静
止した状態で、発生トルクを零とするためにはPWMイン
バータから周波数零、すなわち直流を供給する必要があ
る。つまり、誘導電動機が減速し、トルク零で静止して
いる時にはPWMインバータはPWM制御を行ないながら、な
おかつ、周波数零の電流を出力する必要がある。これ
は、いわゆる直流制御とは異なり制動トルクを得るため
ではなく、誘導電動機の発生トルク零で磁束のみ維持す
ることを目的としたものである。
以上の状態を図面を用いて説明する。
第2図に示すように、1は電流制御能力を有する位相
制御整流器、2は直流電流を平滑化するDCリアクトル、
3は直流電流を任意周波数の交流電流に変換する電流形
インバータ、4は誘導電動機、5は誘導電動機4の速度
検出器、6は一次周波数を演算する一次周波数演算回
路、7は一次周波数を基に電流形インバータ3をPWM制
御するPWM制御回路である。このような構成において
は、電流形インバータ4は通電する素子の組み合わせに
より6つの通電位相をとることが可能で、60゜の位相差
を有した1次電流ベクトルI1を誘導電動機4に与えるこ
とができる。仮に、誘導電動機4に与える電流ベクトル
をさらに細化分できれば、より円滑な運転が可能とな
る。これをPWM制御により実現している。電流形インバ
ータ3のPWM制御は隣り合う2つの素子間で行なわれ
る。
上記PWM制御について、第3図を用いて、さらに詳述
する。
電流形インバータ3を構成する6個の素子をそれぞれ
U,V,W,X,Y,Zとすると、第3図に示すように、2個の素
子の組合せで通電位相が決定され、60゜毎に6通りの通
電位相が得られる。PWM制御は例えば素子UとVとの間
で交互にスイッチングを繰り返し、その平均ベクトルを
徐々に移動回転させる。PWM制御により、一次電流ベク
トルI1の円滑な回転運動が得られる。
このようなPWM制御を行なって、電流形インバータ3
から誘導電動機4に一次電流I1を供給している状態にお
いて、誘導電動機4が減速して停止した場合には一次電
流I1も回転運転から停止する。仮に、誘導電動機4がト
ルクを停止状態で出力する必要があれば、一次電流ベク
トルI1は完全に静止し、誘導電動機4の磁束のみを作る
ことになる。但し、この場合でも一次電流ベクトルI1
静止した位相により決定される2つの素子間でPWM制御
による交互スイッチングは継続される。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このように構成された電流形インバータで
は、静止時にPWM制御を継続するため、本来直流でもよ
い停止時の励磁中にも電流形インバータがPWM制御を行
なうことになる。このため、停止中にもかかわらず、振
動、騒音が発生するという問題があった。また、停止時
にブレーキを使用するような用途ではブレーキで回転子
を固定するために機械の固有振動数が変化し、振動、騒
音を拡大することがあった。
そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、停止時にも誘
導電動機に振動、騒音が発生しないように制御可能な誘
導電動機の制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) したがって、上記目的を達成するために、本発明にお
いては、 「誘導電動機の回転子が静止し、トルク発生がない周
波数が零の状態で、一次電流を誘導電動機に供給する場
合、電力変換手段のパルス幅変調を休止し、二相のみを
用いた直流通電とする制御手段を備えた誘導電動機の制
御装置」と、 「誘導電動機の回転に制動をかけ、停止させる停止手
段と、この停止手段により誘導電動機に制動がかかった
ことを検知する検知手段と、この検知手段からの出力信
号を基に、電力変換手段のパルス幅変調を休止し、二相
のみを用いた直流通電とする制御手段とを備えた誘導電
動機の制御装置」 とを提供する。
(作用) このように構成されたものにおいては、誘導電動機の
回転子が静止し、トルク発生がない周波数が零の状態
で、一次電流を誘導電動機に供給する場合、電力変換手
段のパルス変調を休止し、二相のみを用いた直流通電と
するので、誘導電動機の振動・騒音を停止時に発生しな
いようにできる。
(実 施 例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
なお、第1図において、第2に示した従来の制御装置
と同一の構成要素については、同一符号を付し、その説
明を省く。
第1図に示すように、8は一次周波数Wが零となった
ことを検出する零周波数検知回路である。
本実施例においては、誘導電動機4が停止し、速度検
出器5の出力信号である速度Wrが零となりかつ、すべり
周波数Wsも零ののき、すなわち誘導電動機4が停止し、
トルク零の状態を零周波数検知回路8により検知し、PW
M制御回路7の動作を停止する。PWM制御を止めることに
より一次電流ベクトルI1の指令値I1 に最も近い2個の
素子の組合せによって直流電流が出力される。
次に、本発明の他の実施例を図面を用いて説明する。
なお、第4図において、先の実施例と同一の構成要素
については、同一符号を付し、その説明は省略する。
第4図に示すように、9はブレーキ、10はブレーキ9
の開閉検出回路である。このように構成されたものにお
いては、ブレーキ9が閉じ、誘導電動機4が停止したと
き、ブレーキ9の開閉検出回路10により開閉状態を検出
し、ブレーキ閉信号BCによりPWM制御回路7の動作を停
止する。PWM制御を止めることにより、一次電流ベクト
ルI1の指令値に最も近い2個の素子によって直流電流が
出力される。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、電流形PWMイン
バータにより、誘導電動機の停止時に励磁を与えたとき
も振動や騒音等の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す概要構成図、第2図
は、本発明の他の実施例を示す概要構成図、第3図は、
従来の誘導電動機の制御装置を示す概要構成図、第4図
は、PWM制御の動作を示す動作説明図である。 3……電流形インバータ、4……誘導電動機 5……速度検出器 6……一次周波数演算回路 7……PWM制御回路、8……零周波数検知回路 9……ブレーキ、10……開閉検出回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電力をパルス幅変調することにより任
    意の周波数の交流電力に変換出力する電力変換手段と、
    制御対象である誘導電動機の回転数を検出する検出手段
    と、一次周波数を演算する演算手段とを有する誘導電動
    機の制御装置において、前記誘導電動機の回転子が静止
    し、トルク発生がない周波数が零の状態で、一次電流を
    前記誘導電動機に供給する場合、前記電力変換手段のパ
    ルス幅変調を休止し、二相のみを用いた直流通電とする
    制御手段を具備したことを特徴とする誘導電動機の制御
    装置。
  2. 【請求項2】直流電力をパルス幅変調することにより任
    意の周波数の交流電力に変換出力する電力変換手段と、
    制御対象である誘導電動機の回転数を検出する検出手段
    と、一次周波数を演算する演算手段とを有する誘導電動
    機の制御装置において、前記誘導電動機の回転に制動を
    かけ、停止させる停止手段と、この停止手段により前記
    誘導電動機に制動がかかったことを検知する検知手段
    と、この検知手段からの出力信号を基に、前記電力変換
    手段のパルス幅変調を休止し、二相のみを用いた直流通
    電とする制御手段とを具備したことを特徴とする誘導電
    動機の制御装置。
JP63083147A 1988-04-06 1988-04-06 誘導電動機の制御装置 Expired - Lifetime JP2592897B2 (ja)

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JPH01259787A JPH01259787A (ja) 1989-10-17
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