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JP2592873B2 - ジャー炊飯器 - Google Patents

ジャー炊飯器

Info

Publication number
JP2592873B2
JP2592873B2 JP62328849A JP32884987A JP2592873B2 JP 2592873 B2 JP2592873 B2 JP 2592873B2 JP 62328849 A JP62328849 A JP 62328849A JP 32884987 A JP32884987 A JP 32884987A JP 2592873 B2 JP2592873 B2 JP 2592873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam hole
valve
rice cooker
steam
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62328849A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01166719A (ja
Inventor
一範 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62328849A priority Critical patent/JP2592873B2/ja
Publication of JPH01166719A publication Critical patent/JPH01166719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2592873B2 publication Critical patent/JP2592873B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はジャー炊飯器に関する。
従来の技術 従来この種のジャー炊飯器の蒸気孔は、第3図に示す
ように、鍋内の水が加熱されて発生する蒸気の圧力が蒸
気孔21に設けたおもり22を押し上げ、内部の蒸気を逃が
す構造となっている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、鍋内の水温が10
0℃以上になって蒸気が発生し、さらにこの蒸気圧が高
まっておもり22を押し上げる圧力になるまで蒸気孔21は
動作しないため、炊飯器内が加熱状態となり、ふきこぼ
れの原因となることがあった。また、これを避けるため
に予備孔を設けると、保温時にこの予備孔より熱や蒸気
がもれるため、熱効率が悪く、飯の表面が乾燥するなど
の問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するもので、蒸気孔を所定
温度で確実に動作させることができるジャー炊飯器を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、本体上面開口
部を塞ぐ外蓋と、前記外蓋に設けられた蒸気孔と、前記
蒸気孔内に設けられた弁と、前記弁を下方に付勢して前
記蒸気孔を閉じようとするコイルばねと、所定の温度以
上の場合に前記弁を上方に付勢して前記蒸気孔を開らこ
うとするコイル状形状記憶合金とを備え、前記蒸気孔
は、上方に広がるテーパ部を設けるとともに窪みの無い
側面形状とし、かつ、前記弁は前記蒸気孔のテーパ部に
係合する形状とするとともにその外径を前記テーパ部の
最大外径より小さくしてなるものである。
作用 上記構成により、ジャー炊飯器内の温度がコイル状形
状記憶合金の動作温度より低い場合は、コイルばねによ
り弁テーパ状の蒸気孔壁に圧着されて蒸気孔を塞ぎ、ジ
ャー炊飯器内温度が高くなるとコイル状形状記憶合金は
その温度で記憶された所定の形状になり、コイルばねを
押しもどすとともに弁を動かして蒸気孔を開ける。ま
た、炊飯が終了して保温状態となると、鍋内の温度が低
下するためコイル状形状記憶合金の付勢力が弱まり、蒸
気孔は塞がれる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第2図は本発明の一実施例を示すジャー炊飯器の一部
を断面で示した正面図である。第2図において、1は炊
飯器本体2に収納された鍋で、中央に感熱装置3が設け
られたヒータ4の上に載置されている。5と6はそれぞ
れ炊飯器本体2と外蓋7の内側に配設された保温用のヒ
ータである。8は複数個の孔をもつ内蓋で、外蓋7の中
央下方に突出して設けられた軸9に取り付けられてい
る。外蓋7は、炊飯器本体2の上端に設けられたヒンジ
軸10を介して回動自在に取り付けられ、内部から外部へ
連通して、上方に広がるテーパ状の蒸気孔11が設けられ
ている。この蒸気孔11にはそのテーパ部11aに係合する
弁12が内設されている。
第1図は蒸気孔11の拡大断面図である。第1図におい
て、弁12の直径dは蒸気孔下部側の小口径D1より大き
く、蒸気孔上部側の大口径D2よりも小さく形成されてい
る。さらに、弁12の上面と蒸気孔11の上部内縁部11bと
の間にはコイルばね13が配設され、弁12の下面と蒸気孔
11の下部内縁部7aとの間には所定温度になるとのびるコ
イル状形状記憶合金14が配設され、これらのコイルばね
13とコイル状形状記憶合金14により弁12が挟持されて、
低温時または保温時ではコイルばね13の方が強く、弁12
はテーパ部11aに圧接して蒸気孔11を閉塞している。蒸
気孔11は上部連通孔15および下部連通孔16を介して外部
および炊飯器内部に連通している。
上記構成において、鍋1の中に水および米を入れ通電
を開始した時点では、弁12はコイルばね13の付勢力によ
り蒸気孔11のテーパ部11aに圧接され、これにより蒸気
孔11は塞がれている。ヒータ4により鍋1が加熱されて
水温が上昇し鍋内温度が上昇すると、コイル状形状記憶
合金14はその温度を感知し、所定の長さに戻ろうとす
る。この結果、コイル状形状記憶合金14はコイルばね13
の付勢力に抗して弁12を第1図における鎖線で示す位置
まで押し上げ、この弁12と蒸気孔11のテーパ部11aとの
間に隙間を形成し、この隙間から蒸気を逃がす。炊飯が
終了し、保温状態になって鍋内温度が低下すると、コイ
ル状形状記憶合金14の付勢力が弱まり、コイルばね13の
付勢力により弁12は再び蒸気孔11のテーパ部11aに圧着
され、上記隙間を閉じる。これにより、保温時にはジャ
ー炊飯器の内部が密閉される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、弁を下方に付勢して蒸
気孔を閉じようとするコイルばねと、所定の温度以上の
場合に弁を上方に付勢して蒸気孔を開らこうとするコイ
ル状形状記憶合金により、鍋内の温度に応じて蒸気孔を
開閉するので、鍋内が過熱状態になる以前に確実に蒸気
孔を開状態にでき、鍋内の蒸気を逃がしてふきこぼれを
防ぐことができる。低温時また保温時には、蒸気孔を閉
じているため、熱効率もよく、また飯表面の水分が逃げ
ることもなく、これにより保温時の乾燥状態を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すジャー炊飯器の蒸気孔
部の拡大断面図、第2図は同ジャー炊飯器の一部を断面
で示した正面図、第3図は従来のジャー炊飯器の蒸気孔
部の拡大断面図である。 2……炊飯器本体、7……外蓋、11……蒸気孔、11a…
…テーパ部、12……弁、13……コイルばね、14……コイ
ル状形状記憶合金。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体上面開口部を塞ぐ外蓋と、前記外蓋に
    設けられた蒸気孔と、前記蒸気孔内に設けられた弁と、
    前記弁を下方に付勢して前記蒸気孔を閉じようとするコ
    イルばねと、所定の温度以上の場合に前記弁を上方に付
    勢して前記蒸気孔を開らこうとするコイル状形状記憶合
    金とを備え、前記蒸気孔は、上方に広がるテーパ部を設
    けるとともに窪みの無い側面形状とし、かつ、前記弁は
    前記蒸気孔のテーパ部に係合する形状とするとともにそ
    の外径を前記テーパ部の最大外径より小さくしてなるジ
    ャー炊飯器。
JP62328849A 1987-12-24 1987-12-24 ジャー炊飯器 Expired - Lifetime JP2592873B2 (ja)

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JP62328849A JP2592873B2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24 ジャー炊飯器

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JPH01166719A JPH01166719A (ja) 1989-06-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832727U (ja) * 1981-08-25 1983-03-03 株式会社東芝 圧力調理器の圧力調整弁
JPH036253Y2 (ja) * 1984-11-27 1991-02-18

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JPH01166719A (ja) 1989-06-30

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