JP2590518B2 - シートベルトの取付構造 - Google Patents
シートベルトの取付構造Info
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- JP2590518B2 JP2590518B2 JP63065003A JP6500388A JP2590518B2 JP 2590518 B2 JP2590518 B2 JP 2590518B2 JP 63065003 A JP63065003 A JP 63065003A JP 6500388 A JP6500388 A JP 6500388A JP 2590518 B2 JP2590518 B2 JP 2590518B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat belt
- mounting structure
- retractor
- seatbelt
- present
- Prior art date
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、オープンボデータイプ車のリヤシートベル
トの取付構造に関する。
トの取付構造に関する。
b.従来の技術 従来、オープンボデータイプ車に3点式リヤシートベ
ルトを組付ける場合、肩アンカの取付構造としては、第
5図に示す如く車室内の側面に沿ってロールバー101を
立設し、該ロールバー101にシートベルトアンカ102をボ
ルト止めするのが一般的であった。
ルトを組付ける場合、肩アンカの取付構造としては、第
5図に示す如く車室内の側面に沿ってロールバー101を
立設し、該ロールバー101にシートベルトアンカ102をボ
ルト止めするのが一般的であった。
c.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した取付構造においては、ロール
バー101を立設することによる車体重量の増化、または
後部座席に座る乗員の居住スペースの縮少等の課題が生
じる。
バー101を立設することによる車体重量の増化、または
後部座席に座る乗員の居住スペースの縮少等の課題が生
じる。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたもので、その目
的は、軽量化が可能であり、しかもリヤ乗員の居住空間
を確保し得るシートベルトの取付構造を提供することに
ある。
的は、軽量化が可能であり、しかもリヤ乗員の居住空間
を確保し得るシートベルトの取付構造を提供することに
ある。
d.課題を解決するための手段 本発明は、上述した課題を解決するため、その要旨
は、オープンボデータイプ車のリヤシートベルトの取付
構造において、袋状に形成されたシートベルト収納部を
オープンボデータイプ車のサイドボデーに立設し、該シ
ートベルト収納部の内部上方にシートベルトのサッシガ
イドを固定し、下方にシートベルト端部を格納方向に付
勢するリトラクタを設け、該リトラクタより引き出した
シートベルトを前記サッシュガイドを介してシートベル
ト収納部に穿設された穿孔より外部に引き出すように構
成したことを特徴とするシートベルトの取付構造にあ
る。
は、オープンボデータイプ車のリヤシートベルトの取付
構造において、袋状に形成されたシートベルト収納部を
オープンボデータイプ車のサイドボデーに立設し、該シ
ートベルト収納部の内部上方にシートベルトのサッシガ
イドを固定し、下方にシートベルト端部を格納方向に付
勢するリトラクタを設け、該リトラクタより引き出した
シートベルトを前記サッシュガイドを介してシートベル
ト収納部に穿設された穿孔より外部に引き出すように構
成したことを特徴とするシートベルトの取付構造にあ
る。
e.実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に従って詳細に説
明する。
明する。
第1図はオープンボデータイプ車の側面図を示すもの
であって、図中1は車のサイドボデー、2は該サイドボ
デー1に立設された袋状のシートベルト収納部、3はシ
ートベルト収納部2から引き出されたシートベルトであ
る。
であって、図中1は車のサイドボデー、2は該サイドボ
デー1に立設された袋状のシートベルト収納部、3はシ
ートベルト収納部2から引き出されたシートベルトであ
る。
シートベルト収納部2の構造を第2図〜第4図に従っ
て詳細に説明すると、該収納部2は2枚の鋼板、すなわ
ちインナパネル4とアウタパネル5とによって形成さ
れ、その内部に袋部6が形成されるよう周端の合わせ部
7をスポット溶接し、その端部はオープニングトリム8
によってフロテクトされている。インナパネル4の下端
4aはサイドボデー1のパネル下部1aにボルト9によって
固定され、アウタパネル5の下端5aはサイドボデー1の
パネル上部1bにボルト10によって固定されている。
て詳細に説明すると、該収納部2は2枚の鋼板、すなわ
ちインナパネル4とアウタパネル5とによって形成さ
れ、その内部に袋部6が形成されるよう周端の合わせ部
7をスポット溶接し、その端部はオープニングトリム8
によってフロテクトされている。インナパネル4の下端
4aはサイドボデー1のパネル下部1aにボルト9によって
固定され、アウタパネル5の下端5aはサイドボデー1の
パネル上部1bにボルト10によって固定されている。
シートベルト3を格納方向に付勢するリトラクタ11は
第3図に示す如くシートベルト収納部2の下方に位置す
るサイドボデー1内部に固定されており、該リトラクタ
11より引き出されたシートベルト3は、シートベルト収
納部2の内部上方に固定されているサッシュガイド12を
介してインナパネル4の上方に穿設された穿孔13より収
納部2の外部に引き出されている。
第3図に示す如くシートベルト収納部2の下方に位置す
るサイドボデー1内部に固定されており、該リトラクタ
11より引き出されたシートベルト3は、シートベルト収
納部2の内部上方に固定されているサッシュガイド12を
介してインナパネル4の上方に穿設された穿孔13より収
納部2の外部に引き出されている。
サッシュガイド12の固定はナット付ガゼット14をアウ
タパネル5の内壁面上部に溶接固定することにより行な
われており、穿孔13にはその外観を向上させるため樹脂
カバー15が施されている。
タパネル5の内壁面上部に溶接固定することにより行な
われており、穿孔13にはその外観を向上させるため樹脂
カバー15が施されている。
穿孔13より引き出されたシートベルト3の端部に設け
られた腰外アンカプレート16は、リヤホイールハウス17
の側面に固定され、その間のシートベルト3にタングプ
レート18が挿入されている。
られた腰外アンカプレート16は、リヤホイールハウス17
の側面に固定され、その間のシートベルト3にタングプ
レート18が挿入されている。
本発明にかかるシートベルトの取付構造は上述の如き
構造のものであるため、リトラクタ11より引き出された
シートベルト3は、シートベルト収納部2内の袋部6を
上昇し、サッシュガイド12に引っ掛けられることにより
その方向を変更し、インナパネル4に設けられた穿孔13
より引き出されることとなる。
構造のものであるため、リトラクタ11より引き出された
シートベルト3は、シートベルト収納部2内の袋部6を
上昇し、サッシュガイド12に引っ掛けられることにより
その方向を変更し、インナパネル4に設けられた穿孔13
より引き出されることとなる。
以上本発明の一実施例につき説明したが、本発明は既
述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的
思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的
思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、リトラクタ11は車のサイドボデー1内部に固
定したもので説明したが、これに限定されず、サイドボ
デー1に立設したシートベルト収納部2自体の内部下方
に固定したものであってもよい。但し、実施例の如く構
成すると、シートベルト収納部2を薄く設計できるとい
う利点を生じる。
定したもので説明したが、これに限定されず、サイドボ
デー1に立設したシートベルト収納部2自体の内部下方
に固定したものであってもよい。但し、実施例の如く構
成すると、シートベルト収納部2を薄く設計できるとい
う利点を生じる。
また、袋状に形成されたシートベルト収納部2は2枚
の鋼板、すなわちインナパネル4とアウタパネル5とに
よって形成する必要は必ずしもなく、リトラクト11より
引き出されたシートベルト3が移動し得る空間かその内
部に存在すれば、その形状、構造は問わない。
の鋼板、すなわちインナパネル4とアウタパネル5とに
よって形成する必要は必ずしもなく、リトラクト11より
引き出されたシートベルト3が移動し得る空間かその内
部に存在すれば、その形状、構造は問わない。
f.発明の効果 本発明のシートベルト取付構造は、袋状に形成された
シートベルト収納部をオープンボデータイプ車のサイド
ボデーに立設した構造としたため、従来のロールバー10
1を使用したものに比べ、軽量化及びリヤ乗員の居住空
間の確保が可能となる。
シートベルト収納部をオープンボデータイプ車のサイド
ボデーに立設した構造としたため、従来のロールバー10
1を使用したものに比べ、軽量化及びリヤ乗員の居住空
間の確保が可能となる。
また、シートベルト収納部の内部上方にシートベルト
のサッシュガイドを固定し、下方にシートベルト端部を
格納方向に付勢するリトラクタを設け、該リトラクタよ
り引き出したシートベルトを前記サッシュガイドを介し
てシートベルト収納部に穿設された穿孔より外部に引き
出すように構成したため、外部からリトラクタ及びサッ
シュガイドが見えず外観性の向上を図ることができる。
のサッシュガイドを固定し、下方にシートベルト端部を
格納方向に付勢するリトラクタを設け、該リトラクタよ
り引き出したシートベルトを前記サッシュガイドを介し
てシートベルト収納部に穿設された穿孔より外部に引き
出すように構成したため、外部からリトラクタ及びサッ
シュガイドが見えず外観性の向上を図ることができる。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図はオープンボデータイプ車の側面図、第2図
及び第3図は各々シートベルト収納部の傾視図及び正面
図である。第4図は第3図のA−A線に沿う断面図であ
る。第5図は従来のシートベルト取付構造を説明するた
めの傾視図である。 1……サイドボデー、2……シートベルト収納部、 3……シートベルト、4……インナパネル、 5……アウタパネル、6……袋部、 11……リトラクタ、12……サッシュガイド、 13……穿孔。
て、第1図はオープンボデータイプ車の側面図、第2図
及び第3図は各々シートベルト収納部の傾視図及び正面
図である。第4図は第3図のA−A線に沿う断面図であ
る。第5図は従来のシートベルト取付構造を説明するた
めの傾視図である。 1……サイドボデー、2……シートベルト収納部、 3……シートベルト、4……インナパネル、 5……アウタパネル、6……袋部、 11……リトラクタ、12……サッシュガイド、 13……穿孔。
Claims (1)
- 【請求項1】オープンボデータイプ車のリヤシートベル
トの取付構造において、袋状に形成されたシートベルト
収納部をオープンボデータイプ車のサイドボデーに立設
し、該シートベルト収納部の内部上方にシートベルトの
サッシガイドを固定し、下方にシートベルト端部を格納
方向に付勢するリトラクタを設け、該リトラクタより引
き出したシートベルトを前記サッシュガイドを介してシ
ートベルト収納部に穿設された穿孔より外部に引き出す
ように構成したことを特徴とするシートベルトの取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63065003A JP2590518B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | シートベルトの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63065003A JP2590518B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | シートベルトの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01237241A JPH01237241A (ja) | 1989-09-21 |
JP2590518B2 true JP2590518B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=13274389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63065003A Expired - Lifetime JP2590518B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | シートベルトの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590518B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151219A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Mazda Motor Corp | 車両のベルトガイド構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5658051A (en) * | 1995-12-28 | 1997-08-19 | Alliedsignal Inc. | Gimbaled web guide for a seat-integrated-belt restraint system |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP63065003A patent/JP2590518B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151219A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Mazda Motor Corp | 車両のベルトガイド構造 |
JP4729910B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2011-07-20 | マツダ株式会社 | 車両のベルトガイド構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01237241A (ja) | 1989-09-21 |
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