JP2590322Y2 - 湯沸器の出湯口 - Google Patents
湯沸器の出湯口Info
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- JP2590322Y2 JP2590322Y2 JP1992093221U JP9322192U JP2590322Y2 JP 2590322 Y2 JP2590322 Y2 JP 2590322Y2 JP 1992093221 U JP1992093221 U JP 1992093221U JP 9322192 U JP9322192 U JP 9322192U JP 2590322 Y2 JP2590322 Y2 JP 2590322Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、元止式のミキシング
型の小型湯沸器における出湯口に関する。
型の小型湯沸器における出湯口に関する。
【0002】
【従来の技術】元止式のミキシング型の小型湯沸器(た
とえば3号〜5号程度のもの)における出湯口として、
従来の技術は、たとえば、図4に示されているように、
出湯口本体A′を金属削り品、鋳物、銅パイプ等で作
り、該出湯口本体A′の上部のミキシング部5′に給湯
管1′とミキシング用給水管3′をロー付け2′、4′
等により接続固定し、かつ、ミキシング部5′の下部の
出湯蛇口8′を接続する接続部9′には別の雄螺子体9
a′を嵌着固定した構造となっている。
とえば3号〜5号程度のもの)における出湯口として、
従来の技術は、たとえば、図4に示されているように、
出湯口本体A′を金属削り品、鋳物、銅パイプ等で作
り、該出湯口本体A′の上部のミキシング部5′に給湯
管1′とミキシング用給水管3′をロー付け2′、4′
等により接続固定し、かつ、ミキシング部5′の下部の
出湯蛇口8′を接続する接続部9′には別の雄螺子体9
a′を嵌着固定した構造となっている。
【0003】また、出湯口本体A′の出湯蛇口8′の接
続部9′には、たとえば、先端にキッチンシャワーを備
えたフレキシブル出湯管等からなる出湯蛇口8′が回動
自由に接続され、該出湯蛇口8′の左右への動きにより
出湯口本体A′が前後左右へ強く動かされてグラグラす
ることが多いため、出湯口本体A′の下方部を支持基板
D′の支持孔14′に挿通し、その下部に抜け止め用の
環状凸条9b′を拡管成形等により形成せしめ、かつ、
上端には締着座6′を設けて、該締着座6′と支持基板
D′による2点支持によって出湯口本体A′の振れを規
制している。
続部9′には、たとえば、先端にキッチンシャワーを備
えたフレキシブル出湯管等からなる出湯蛇口8′が回動
自由に接続され、該出湯蛇口8′の左右への動きにより
出湯口本体A′が前後左右へ強く動かされてグラグラす
ることが多いため、出湯口本体A′の下方部を支持基板
D′の支持孔14′に挿通し、その下部に抜け止め用の
環状凸条9b′を拡管成形等により形成せしめ、かつ、
上端には締着座6′を設けて、該締着座6′と支持基板
D′による2点支持によって出湯口本体A′の振れを規
制している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術にあって
は、出湯口本体A′が金属削り品、鋳物、銅パイプ等で
作られ、かつ、その下部の出湯蛇口8の接続部9′に別
体の雄螺子体9a′を嵌着固定するものであるから、そ
の製作加工及び組付け作業に多大の手間がかかり、ま
た、給湯管1′とミキシング用給水管3′はロー付けさ
れているためその接続作業にも多大の手間と高度の技術
を要し、さらに、出湯口本体A′の下方部を支持基板
D′の支持孔14′に挿入した後に抜け止め用の環状凸
条9b′を拡管成形等により形成するものであるから、
この点でも多くの手間と高度の技術を要する。したがっ
て、コスト高となるは勿論、特に、従来より最も多く使
用されている銅パイプ製の場合(図4参照)は強度の点
でも問題があった。
は、出湯口本体A′が金属削り品、鋳物、銅パイプ等で
作られ、かつ、その下部の出湯蛇口8の接続部9′に別
体の雄螺子体9a′を嵌着固定するものであるから、そ
の製作加工及び組付け作業に多大の手間がかかり、ま
た、給湯管1′とミキシング用給水管3′はロー付けさ
れているためその接続作業にも多大の手間と高度の技術
を要し、さらに、出湯口本体A′の下方部を支持基板
D′の支持孔14′に挿入した後に抜け止め用の環状凸
条9b′を拡管成形等により形成するものであるから、
この点でも多くの手間と高度の技術を要する。したがっ
て、コスト高となるは勿論、特に、従来より最も多く使
用されている銅パイプ製の場合(図4参照)は強度の点
でも問題があった。
【0005】この考案は、従来の技術の有する斯かる問
題点に鑑み、ミキシング部と出湯蛇口の接続部を一体化
した出湯口本体とし、かつ、該出湯口本体に接続される
給湯管とミキシング用給水管の固定及び出湯口本体の支
持基板への取付け支持を強固とし、その組付け作業等の
簡便化をも図ってコストダウンするとともに、強度的に
も頑丈とし、特に、出湯口本体を樹脂成形品とした場合
の実用性を高めた湯沸器の出湯口の提供を目的としてい
る。
題点に鑑み、ミキシング部と出湯蛇口の接続部を一体化
した出湯口本体とし、かつ、該出湯口本体に接続される
給湯管とミキシング用給水管の固定及び出湯口本体の支
持基板への取付け支持を強固とし、その組付け作業等の
簡便化をも図ってコストダウンするとともに、強度的に
も頑丈とし、特に、出湯口本体を樹脂成形品とした場合
の実用性を高めた湯沸器の出湯口の提供を目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案の湯沸器の出湯口は、たとえば、実施例に
対応する図1〜図3に示されているように、給湯管1の
接続口2とミキシング用給水管3の接続口4を両側に有
するミキシング部5と、該ミキシング部5の上部に締着
座6を、下部には支持基板Dへの取付部7と出湯蛇口8
の接続部9を一体に設けた出湯口本体Aとしたことを主
要な特徴としている。
に、この考案の湯沸器の出湯口は、たとえば、実施例に
対応する図1〜図3に示されているように、給湯管1の
接続口2とミキシング用給水管3の接続口4を両側に有
するミキシング部5と、該ミキシング部5の上部に締着
座6を、下部には支持基板Dへの取付部7と出湯蛇口8
の接続部9を一体に設けた出湯口本体Aとしたことを主
要な特徴としている。
【0007】また、給湯管1の拘持凹部10とミキシン
グ用給水管3の拘持凹部11を両側に有し、上下には出
湯口本体Aの締着座6とともに湯沸器本体Eに固定する
締付座12と、支持基板Dに設けた掛止部15に引掛け
て組付け時の支点と浮上りを防止する掛止爪13とを備
えたパイプ拘持体Bで出湯口本体Aに接続される給湯管
1とミキシング用給水管3を拘持して固定するととも
に、出湯口本体Aを支持基板Dに固持する構成をも特徴
としている。
グ用給水管3の拘持凹部11を両側に有し、上下には出
湯口本体Aの締着座6とともに湯沸器本体Eに固定する
締付座12と、支持基板Dに設けた掛止部15に引掛け
て組付け時の支点と浮上りを防止する掛止爪13とを備
えたパイプ拘持体Bで出湯口本体Aに接続される給湯管
1とミキシング用給水管3を拘持して固定するととも
に、出湯口本体Aを支持基板Dに固持する構成をも特徴
としている。
【0008】さらに、出湯口本体Aに角形係合凸板7a
と支持基板Dの肉厚に略相当する高さの円形胴部7bと
任意形状の係合凸板7cとを連続的に形成した取付部7
を設け、かつ、支持基板Dには前記取付部7の角形係合
凸板7aと円形胴部7bは挿通可能で係合凸板7cは挿
通不可能な角形支持孔14を一定の角度θ変位して穿設
し、該角形支持孔14に角形係合凸板7aを一定の角度
θ変位して挿通し元位置へ戻すことにより出湯口本体A
を支持基板Dに取付け支持できる構成をも特徴としてい
る。
と支持基板Dの肉厚に略相当する高さの円形胴部7bと
任意形状の係合凸板7cとを連続的に形成した取付部7
を設け、かつ、支持基板Dには前記取付部7の角形係合
凸板7aと円形胴部7bは挿通可能で係合凸板7cは挿
通不可能な角形支持孔14を一定の角度θ変位して穿設
し、該角形支持孔14に角形係合凸板7aを一定の角度
θ変位して挿通し元位置へ戻すことにより出湯口本体A
を支持基板Dに取付け支持できる構成をも特徴としてい
る。
【0009】
【作用】この考案の湯沸器の出湯口は、前記のように構
成したから、出湯口本体Aのミキシング部5と出湯蛇口
8の接続口9とは一体に設けられているため、樹脂成形
等によって均一な製品の量産が可能である。
成したから、出湯口本体Aのミキシング部5と出湯蛇口
8の接続口9とは一体に設けられているため、樹脂成形
等によって均一な製品の量産が可能である。
【0010】また、支持基板Dの角形支持孔14に取付
け支持され、両側の接続口2、4には給湯管1とミキシ
ング用給水管3が接続された出湯口本体Aに対し、パイ
プ拘持体Bを支持基板Dの掛止部15にその掛止爪13
を挿入して引掛け、該引掛部Cを支点として一定方向へ
回動することにより給湯管1とミキシング用給水管3に
その両側の拘持凹部10、11が嵌めつけられ、該拘持
凹部10、11で給湯管1とミキシング用給水管3を拘
持する。
け支持され、両側の接続口2、4には給湯管1とミキシ
ング用給水管3が接続された出湯口本体Aに対し、パイ
プ拘持体Bを支持基板Dの掛止部15にその掛止爪13
を挿入して引掛け、該引掛部Cを支点として一定方向へ
回動することにより給湯管1とミキシング用給水管3に
その両側の拘持凹部10、11が嵌めつけられ、該拘持
凹部10、11で給湯管1とミキシング用給水管3を拘
持する。
【0011】しかる後、その上部の締付座12を出湯口
本体Aの締着座6とともに締付けボルト16によって湯
沸器本体Eに締付け固定すると、給湯管1とミキシング
用給水管3は接続部の近くにおいて拘持されるととも
に、出湯口本体Aは支持基板Dに押しつけ固持される。
本体Aの締着座6とともに締付けボルト16によって湯
沸器本体Eに締付け固定すると、給湯管1とミキシング
用給水管3は接続部の近くにおいて拘持されるととも
に、出湯口本体Aは支持基板Dに押しつけ固持される。
【0012】支持基板Dに対する出湯口本体Aの取付け
は、出湯口本体Aを支持基板Dの角形支持孔14に対し
一定角度(たとえば、45°)θ回動変位して取付部7
の角形係合凸板7aを角形支持孔14に適合させ、角形
係合凸板7aを角形支持孔14に挿通して支持基板D上
にまで露出させると、円形胴部7bは角形支持孔14内
に挿入され係合凸板7cは支持基板Dの下面に係合され
る。
は、出湯口本体Aを支持基板Dの角形支持孔14に対し
一定角度(たとえば、45°)θ回動変位して取付部7
の角形係合凸板7aを角形支持孔14に適合させ、角形
係合凸板7aを角形支持孔14に挿通して支持基板D上
にまで露出させると、円形胴部7bは角形支持孔14内
に挿入され係合凸板7cは支持基板Dの下面に係合され
る。
【0013】しかる後、出湯口本体Aを前述とは反対方
向へ一定の角度θだけ回動変位して元位置へ戻すと、角
形係合凸板7aの隅角部7a′が角形支持孔14の直線
部14aの中央部分において角形支持基板Dに係合され
るため、出湯口本体Aはその取付部7の角形係合凸板7
aと係合凸板7cで支持基板Dを挟持した状態のもとに
支持基板Dに取付け支持される。
向へ一定の角度θだけ回動変位して元位置へ戻すと、角
形係合凸板7aの隅角部7a′が角形支持孔14の直線
部14aの中央部分において角形支持基板Dに係合され
るため、出湯口本体Aはその取付部7の角形係合凸板7
aと係合凸板7cで支持基板Dを挟持した状態のもとに
支持基板Dに取付け支持される。
【0014】
【実施例】以下この考案の湯沸器の出湯口の一実施例に
ついて図面を参照して説明する。
ついて図面を参照して説明する。
【0015】図1〜図4において、Aは出湯口本体で、
一側上部に熱交換器からの給湯管1を接続する接続口2
を、他側下部には給水路から分岐したミキシング用給水
管3を接続する接続口4を備え、これらの接続口2、4
をミキシング孔19に連通させたミキシング部5と、該
ミキシング部5の上部に締着座6を、また、下部には後
述する支持基板Dへの取付部7と出湯蛇口8の接続部9
とを一体に設けた構成となっており、たとえば、合成樹
脂をもって一体成形するものである。
一側上部に熱交換器からの給湯管1を接続する接続口2
を、他側下部には給水路から分岐したミキシング用給水
管3を接続する接続口4を備え、これらの接続口2、4
をミキシング孔19に連通させたミキシング部5と、該
ミキシング部5の上部に締着座6を、また、下部には後
述する支持基板Dへの取付部7と出湯蛇口8の接続部9
とを一体に設けた構成となっており、たとえば、合成樹
脂をもって一体成形するものである。
【0016】前記取付部7は、角形係合凸板7aと円形
胴部7b及び係合凸板7cを前記ミキシング部5の下部
に連続的に一体形成した構成となっており(図4参
照)、円形胴部7bは後述する支持基板Dの肉厚に略相
当する高さを有している。
胴部7b及び係合凸板7cを前記ミキシング部5の下部
に連続的に一体形成した構成となっており(図4参
照)、円形胴部7bは後述する支持基板Dの肉厚に略相
当する高さを有している。
【0017】また、出湯蛇口8の接続部9は、出湯蛇口
8の基端に備えた袋ナット17を螺着する雄螺子部9a
とパッキングを介してのシールを兼ねた抜け止め用の環
状凸条9bを有する接続筒9cとからなっており、前記
取付部7の下部に連続して一体形成されている(図4参
照)。
8の基端に備えた袋ナット17を螺着する雄螺子部9a
とパッキングを介してのシールを兼ねた抜け止め用の環
状凸条9bを有する接続筒9cとからなっており、前記
取付部7の下部に連続して一体形成されている(図4参
照)。
【0018】出湯蛇口8は、先端にキッチンシャワーを
備えたフレキシブル出湯管8aからなり、前記接続部9
にその回動が自由に行えるように取付けられるものであ
る。
備えたフレキシブル出湯管8aからなり、前記接続部9
にその回動が自由に行えるように取付けられるものであ
る。
【0019】接続口2に対する給湯管1の接続は、給湯
管1の先端部にフランジ1aを設け、該フランジ1aの
内側にリング状のパッキング(図示せず)を介在して給
湯管1の先端1bを接続口2に挿嵌してミキシング孔1
9に連通させ、また、接続口4に対するミキシング用給
水管3の接続も同様にミキシング用給水管3の先端部に
設けたフランジ3aの内側にリング状のパッキング(図
示せず)を介在してミキシング用給水管3の先端3bを
接続口4に挿嵌してミキシング孔19に連通させること
により、給湯管1からの湯とミキシング用給水管3から
の水とがミキシング部5のミキシング孔19で混合され
て出湯蛇口8の接続部9に至る構造となっている(図4
参照)。
管1の先端部にフランジ1aを設け、該フランジ1aの
内側にリング状のパッキング(図示せず)を介在して給
湯管1の先端1bを接続口2に挿嵌してミキシング孔1
9に連通させ、また、接続口4に対するミキシング用給
水管3の接続も同様にミキシング用給水管3の先端部に
設けたフランジ3aの内側にリング状のパッキング(図
示せず)を介在してミキシング用給水管3の先端3bを
接続口4に挿嵌してミキシング孔19に連通させること
により、給湯管1からの湯とミキシング用給水管3から
の水とがミキシング部5のミキシング孔19で混合され
て出湯蛇口8の接続部9に至る構造となっている(図4
参照)。
【0020】Bはパイプ拘持体で、一側上部に給湯管1
の先端フランジ1aの外側近傍を拘持する拘持凹部10
を、他側下部にはミキシング用給水管3の先端フランジ
3aの外側近傍を拘持する拘持凹部11を備え、上部に
出湯口本体Aの締着座6とともに湯沸器本体Eの点滅器
等に固定する締付座12を、下部には後述する支持基板
Dの先端部に設けた掛止部15に引掛けて組付け時の支
点となり、かつ、拘持体Bの浮上りを防止する掛止爪1
3を一体に設けた構成となっており、たとえば、金属板
をもってプレス成形等により作出するものである。
の先端フランジ1aの外側近傍を拘持する拘持凹部10
を、他側下部にはミキシング用給水管3の先端フランジ
3aの外側近傍を拘持する拘持凹部11を備え、上部に
出湯口本体Aの締着座6とともに湯沸器本体Eの点滅器
等に固定する締付座12を、下部には後述する支持基板
Dの先端部に設けた掛止部15に引掛けて組付け時の支
点となり、かつ、拘持体Bの浮上りを防止する掛止爪1
3を一体に設けた構成となっており、たとえば、金属板
をもってプレス成形等により作出するものである。
【0021】Dは支持基板で、中央部に前記出湯口本体
Aの取付部7の角形係合凸板7aと円形胴部7bは挿通
できるが係合凸部7cは挿通できない角形支持孔14を
一定の角度(たとえば、45°)θだけ変位して穿設
し、先端部に掛止部15を設け、基端部には湯沸器本体
Eへの取付座18を一体に設けた構成となっており、た
とえば、金属板をもってプレス成形等により作出するも
のである。
Aの取付部7の角形係合凸板7aと円形胴部7bは挿通
できるが係合凸部7cは挿通できない角形支持孔14を
一定の角度(たとえば、45°)θだけ変位して穿設
し、先端部に掛止部15を設け、基端部には湯沸器本体
Eへの取付座18を一体に設けた構成となっており、た
とえば、金属板をもってプレス成形等により作出するも
のである。
【0022】前記構成において、出湯口本体Aは給湯管
1の接続口2とミキシング用給水管3の接続口4及び締
着座6を備えたミキシング部5と、先端にキッチンシャ
ワーを備えたフレキシブル出湯管8a等の出湯蛇口8の
接続部9とが一体に形成されているので、たとえば、合
成樹脂等の成形品とすれば均一な製品の量産が可能であ
る。
1の接続口2とミキシング用給水管3の接続口4及び締
着座6を備えたミキシング部5と、先端にキッチンシャ
ワーを備えたフレキシブル出湯管8a等の出湯蛇口8の
接続部9とが一体に形成されているので、たとえば、合
成樹脂等の成形品とすれば均一な製品の量産が可能であ
る。
【0023】湯沸器本体Eに取付座18をもって略水平
状に取付られた支持基板Dの角形支持孔14に前記出湯
口本体Aを後述する取付け操作で取付け支持し、該出湯
口本体Aの給湯管1の接続口2に給湯管1の先端1bを
フランジ1aの内側にリング状のパッキングを介在して
挿嵌するとともに、ミキシング用給水管3の接続口4に
はミキシング用給水管3の先端3bをフランジ3aの内
側にリング状のパッキングを介在して挿嵌せしめる。そ
こで、給湯管1からの湯とミキシング用給水管3からの
水とはミキシング部5のミキシング孔19で混合されて
出湯蛇口8の接続部9に至るのである。
状に取付られた支持基板Dの角形支持孔14に前記出湯
口本体Aを後述する取付け操作で取付け支持し、該出湯
口本体Aの給湯管1の接続口2に給湯管1の先端1bを
フランジ1aの内側にリング状のパッキングを介在して
挿嵌するとともに、ミキシング用給水管3の接続口4に
はミキシング用給水管3の先端3bをフランジ3aの内
側にリング状のパッキングを介在して挿嵌せしめる。そ
こで、給湯管1からの湯とミキシング用給水管3からの
水とはミキシング部5のミキシング孔19で混合されて
出湯蛇口8の接続部9に至るのである。
【0024】しかる後、前記出湯口本体Aに対しパイプ
拘持体Bを支持基板Dの先端部に設けられている掛止部
15にその下部の掛止爪13を挿入して引掛け、該引掛
部Cを支点として一定方向(図示反時計方向)へ回動す
ることにより引掛部Cが浮上がることなく回動して給湯
管1のフランジ1aの外側近傍に給湯管1の拘持凹部1
0が、また、ミキシング用給水管3のフランジ3aの外
側近傍にはミキシング用給水管3の拘持凹部11が斜め
上方から嵌めつけられ、該拘持凹部10、11で給湯管
1とミキシング用給水管3を抜脱しないよう拘持して接
続される。
拘持体Bを支持基板Dの先端部に設けられている掛止部
15にその下部の掛止爪13を挿入して引掛け、該引掛
部Cを支点として一定方向(図示反時計方向)へ回動す
ることにより引掛部Cが浮上がることなく回動して給湯
管1のフランジ1aの外側近傍に給湯管1の拘持凹部1
0が、また、ミキシング用給水管3のフランジ3aの外
側近傍にはミキシング用給水管3の拘持凹部11が斜め
上方から嵌めつけられ、該拘持凹部10、11で給湯管
1とミキシング用給水管3を抜脱しないよう拘持して接
続される。
【0025】その後、パイプ拘持体Bの上部の締付座1
2を出湯口本体Aの上部の締着座6とともに締付けボル
ト16によって湯沸器本体Eの点滅器等に締付け固定す
ると、給湯管1の接続部とミキシング用給水管3の接続
部は強固に拘持されるとともに、出湯口本体Aは支持基
板Dにガタのないよう固持される。
2を出湯口本体Aの上部の締着座6とともに締付けボル
ト16によって湯沸器本体Eの点滅器等に締付け固定す
ると、給湯管1の接続部とミキシング用給水管3の接続
部は強固に拘持されるとともに、出湯口本体Aは支持基
板Dにガタのないよう固持される。
【0026】支持基板Dに対する出湯口本体Aの取付け
は、出湯口本体Aのミキシング部5を支持基板Dの角形
支持孔14に下方から挿入して出湯口本体Aを支持基板
Dの角形支持孔14に対し一定角度θだけ、たとえば、
右方向へ回動変位し取付部7の角形係合凸板7aを角形
支持孔14に適合させ、角形係合凸板7aを角形支持孔
14に挿通して支持基板D上にまで露出させると、取付
部7の円形胴部7bは角形支持孔14内に挿入され係合
凸板7cは支持基板Dの下面に係合される。
は、出湯口本体Aのミキシング部5を支持基板Dの角形
支持孔14に下方から挿入して出湯口本体Aを支持基板
Dの角形支持孔14に対し一定角度θだけ、たとえば、
右方向へ回動変位し取付部7の角形係合凸板7aを角形
支持孔14に適合させ、角形係合凸板7aを角形支持孔
14に挿通して支持基板D上にまで露出させると、取付
部7の円形胴部7bは角形支持孔14内に挿入され係合
凸板7cは支持基板Dの下面に係合される。
【0027】しかる後、出湯口本体Aを一定角度θだ
け、たとえば、左方向へ回動変位して元の位置へ戻す
と、角形係合凸板7aの隅角部7a′が角形支持孔14
の直線部14aの中央部分において角形支持板Dに係合
されるため(図3参照)、出湯口本体Aはその取付部7
の角形係合凸部7aと係合凸板7cで支持基板Dを挟持
した状態のもとに支持基板Dに取付け支持される。
け、たとえば、左方向へ回動変位して元の位置へ戻す
と、角形係合凸板7aの隅角部7a′が角形支持孔14
の直線部14aの中央部分において角形支持板Dに係合
されるため(図3参照)、出湯口本体Aはその取付部7
の角形係合凸部7aと係合凸板7cで支持基板Dを挟持
した状態のもとに支持基板Dに取付け支持される。
【0028】
【考案の効果】この考案の湯沸器の出湯口によれば、出
湯口本体のミキシング部と出湯蛇口の接続部とを一体化
したので、特に、樹脂成形品とした場合、均一な製品の
量産が可能なことと相まって著しくコストダウンでき
る。
湯口本体のミキシング部と出湯蛇口の接続部とを一体化
したので、特に、樹脂成形品とした場合、均一な製品の
量産が可能なことと相まって著しくコストダウンでき
る。
【0029】また、出湯口本体に接続される給湯管とミ
キシング用給水管は、パイプ拘持体の拘持凹部による広
い押え面積をもって強固に拘持するため、給湯管とミキ
シング用給水管の先端を単に接続口へ挿嵌するだけでよ
いから、その接続部の構造の簡略化は勿論、接続作業も
簡易である。
キシング用給水管は、パイプ拘持体の拘持凹部による広
い押え面積をもって強固に拘持するため、給湯管とミキ
シング用給水管の先端を単に接続口へ挿嵌するだけでよ
いから、その接続部の構造の簡略化は勿論、接続作業も
簡易である。
【0030】さらに、出湯口本体の支持基板への取付け
支持も簡単な操作で行えるため、その取付け作業は容易
であり、また、パイプ拘持体による押圧固持と相まって
出湯蛇口の動きに対する2点支持も強固、確実となり、
強度的にも頑丈となる。
支持も簡単な操作で行えるため、その取付け作業は容易
であり、また、パイプ拘持体による押圧固持と相まって
出湯蛇口の動きに対する2点支持も強固、確実となり、
強度的にも頑丈となる。
【0031】前記効果は、出湯口本体を樹脂成形品とし
た場合、特に顕著である。
た場合、特に顕著である。
【図1】この考案による湯沸器の出湯口の一実施例を示
した分解斜視図である。
した分解斜視図である。
【図2】一部切断側面図である。
【図3】支持基板の一部切欠平面図である。
【図4】図2のX−X線における出湯口本体だけの断面
図である。
図である。
【図5】 従来例の一郊切断側面図である。
1 給湯管 2 給湯管の接続口 3 ミキシング用給水管 4 給水管の接続口 5 ミキシング部 6 締着座 D 支持基板 7 取付部 7a 角形係合凸板 7b 円形胴部 7c 係合凸板 8 出湯蛇口 9 接続部 A 出湯口本体 E 湯沸器本体 10 給湯管の拘持凹部 11 給水管の拘持凹部 12 締付座 13 掛止爪 B パイプ拘持体 14 角形支持孔 15 掛止部
Claims (3)
- 【請求項1】 給湯管(1)の接続口(2)とミキシン
グ用給水管(3)の接続口(4)を両側に有するミキシ
ング部(5)と、該ミキシング部(5)の上部に締着座
(6)を、下部には支持基板(D)への取付部(7)と
出湯蛇口(8)の接続部(9)を一体に設けた出湯口本
体(A)としたことを特徴とする湯沸器の出湯口。 - 【請求項2】 給湯管(1)の拘持凹部(10)とミキ
シング用給水管(3)の拘持凹部(11)を両側に有
し、上下には出湯口本体(A)の締着座(6)とともに
湯沸器本体(E)に固定する締付座(12)と、支持基
板(D)に設けた掛止部(15)に引掛けて組付け時の
支点と浮上りを防止する掛止爪(13)とを備えたパイ
プ拘持体(B)で出湯口本体(A)に接続される給湯管
(1)とミキシング用給水管(3)を拘持して固定する
とともに、出湯口本体(A)を支持基板(D)に固持す
る請求項1記載の湯沸器の出湯口。 - 【請求項3】 出湯口本体(A)に角形係合凸板(7
a)と支持基板(D)の肉厚に略相当する高さの円形胴
部(7b)と任意形状の係合凸板(7c)とを連続的に
形成した取付部(7)を設け、かつ、支持基板(D)に
は前記取付部(7)の角形係合凸板(7a)と円形胴部
(7b)は挿通可能で係合凸板(7c)は挿通不可能な
角形支持孔(14)を一定の角度(θ)変位して穿設
し、該角形支持孔(14)に角形係合凸板(7a)を一
定の角度(θ)変位して挿通し元位置へ戻すことにより
出湯口本体(A)を支持基板(D)に取付け支持できる
請求項1記載の湯沸器の出湯口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093221U JP2590322Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 湯沸器の出湯口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093221U JP2590322Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 湯沸器の出湯口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656649U JPH0656649U (ja) | 1994-08-05 |
JP2590322Y2 true JP2590322Y2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=14076511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992093221U Expired - Fee Related JP2590322Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 湯沸器の出湯口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590322Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097773A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水機器 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP1992093221U patent/JP2590322Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656649U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
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