JP2585176B2 - 光磁気ディスク記録再生装置 - Google Patents
光磁気ディスク記録再生装置Info
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- JP2585176B2 JP2585176B2 JP5028605A JP2860593A JP2585176B2 JP 2585176 B2 JP2585176 B2 JP 2585176B2 JP 5028605 A JP5028605 A JP 5028605A JP 2860593 A JP2860593 A JP 2860593A JP 2585176 B2 JP2585176 B2 JP 2585176B2
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- JP
- Japan
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- cartridge
- shutter
- holder
- disk
- magneto
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスク記録再生
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体としての磁気ディスクや光磁気
ディスクを記録再生装置に装脱する際の損傷を防ぎ、ま
た記録媒体面の汚染を防止するために、ヘッドウインド
を開口せしめたプラスチック等のハードジャケット内に
ディスクを回転自在に収納し、かつ塵埃や諮問がヘッド
ウインドから侵入しないよう開閉可能なシャッターで該
ヘッドウインドを被覆するよう構成したディスクカート
リッジが、例えば実公昭61−38145号公報に記載
されている。
ディスクを記録再生装置に装脱する際の損傷を防ぎ、ま
た記録媒体面の汚染を防止するために、ヘッドウインド
を開口せしめたプラスチック等のハードジャケット内に
ディスクを回転自在に収納し、かつ塵埃や諮問がヘッド
ウインドから侵入しないよう開閉可能なシャッターで該
ヘッドウインドを被覆するよう構成したディスクカート
リッジが、例えば実公昭61−38145号公報に記載
されている。
【0003】上記ディスクカートリッジは、記録再生装
置に挿入する前に手動にてそのシャッターを開放し、更
に記録再生装置から取り出した後にそのシャッターを閉
塞しなければならない。このようなシャッター開閉操作
を手動にて行うのは面倒であるだけでなく、その開閉時
に磁性体面を汚染させることがあるので好ましくない。
置に挿入する前に手動にてそのシャッターを開放し、更
に記録再生装置から取り出した後にそのシャッターを閉
塞しなければならない。このようなシャッター開閉操作
を手動にて行うのは面倒であるだけでなく、その開閉時
に磁性体面を汚染させることがあるので好ましくない。
【0004】そこで、ディスクカートリッジの記録再生
装置に対する装脱に連動させてシャッターの自動開閉を
行う装置が開発されており、その一例が実公昭62−1
5895号公報に記載されている。
装置に対する装脱に連動させてシャッターの自動開閉を
行う装置が開発されており、その一例が実公昭62−1
5895号公報に記載されている。
【0005】これは、記録再生装置のホルダーに装着さ
れたディスクカートリッジの略シャッター上部に、ディ
スクカートリッジの装脱と連動して回動する回動レバー
をその回動軸が記録再生装置の前面側に、またその先端
部が装置の後面側になるよう設け、その先端部と係合す
る係合部をディスクカートリッジのシャッターに設けた
ものであり、ディスクカートリッジの挿入に伴い、回動
レバーが回動されつつ、シャッターが自動開放され、デ
ィスクカートリッジの排出時には回動レバーとホルダー
間に張架されたバネの付勢力によってシャッターが自動
的に閉塞されるよう構成されている。
れたディスクカートリッジの略シャッター上部に、ディ
スクカートリッジの装脱と連動して回動する回動レバー
をその回動軸が記録再生装置の前面側に、またその先端
部が装置の後面側になるよう設け、その先端部と係合す
る係合部をディスクカートリッジのシャッターに設けた
ものであり、ディスクカートリッジの挿入に伴い、回動
レバーが回動されつつ、シャッターが自動開放され、デ
ィスクカートリッジの排出時には回動レバーとホルダー
間に張架されたバネの付勢力によってシャッターが自動
的に閉塞されるよう構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシャッター自動開閉機構を光磁気記録再生装置に適
用する場合、光磁気記録再生装置においては、ホルダー
に装着されたディスクカートリッジ内のディスクを挟ん
で略シャッター上部にバイアスマグネットを光ピックア
ップと対向配置する必要があるため、シャッター開閉用
の回動レバーを略シャッター上部に配置することが困難
である。
うなシャッター自動開閉機構を光磁気記録再生装置に適
用する場合、光磁気記録再生装置においては、ホルダー
に装着されたディスクカートリッジ内のディスクを挟ん
で略シャッター上部にバイアスマグネットを光ピックア
ップと対向配置する必要があるため、シャッター開閉用
の回動レバーを略シャッター上部に配置することが困難
である。
【0007】また、特開昭61−160861号公報に
記載のように、ディスクカートリッジの挿入を円滑にす
るために、ホルダーに対してバイアスマグネットを上下
移動可能に構成する必要があり、装置全体の構成が複雑
化し、装置の高さ(厚さ)を低くし、コンパクトにする
ことができなかった。
記載のように、ディスクカートリッジの挿入を円滑にす
るために、ホルダーに対してバイアスマグネットを上下
移動可能に構成する必要があり、装置全体の構成が複雑
化し、装置の高さ(厚さ)を低くし、コンパクトにする
ことができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
技術の問題点を解消するため、ホルダーへのディスクカ
ートリッジの挿入途中でシャッターを全開するように構
成することにより、バイアスマグネットをホルダーに固
定的に配置することを可能にした光磁気ディスク記録再
生装置を提供することを目的とする。
技術の問題点を解消するため、ホルダーへのディスクカ
ートリッジの挿入途中でシャッターを全開するように構
成することにより、バイアスマグネットをホルダーに固
定的に配置することを可能にした光磁気ディスク記録再
生装置を提供することを目的とする。
【0009】即ち、本発明による光磁気ディスク記録再
生装置は、その内部に光磁気ディスクを収納し、該光磁
気ディスクを外部に露呈する開口を閉鎖すべく移動可能
なシャッターを備えたディスクカートリッジを装脱可能
なホルダーと、上記ホルダーに固定的に配置され、上記
ホルダーに装着された上記ディスクカートリッジの一方
の面側に形成された開口内に臨み、上記ディスクカート
リッジ内の光磁気ディスクの一方の面側に近接配置され
るバイアスマグネットと、上記ホルダーに挿入された上
記ディスクカートリッジが上記バイアスマグネットに近
接するハーフロード位置に至るまでの挿入ストロークに
よって上記シャッターを完全に開放し、引き続いて上記
ディスクカートリッジが上記ホルダーに完全に装着され
る装着位置に至るまでの挿入ストロークの間上記シャッ
ターを完全に開放した状態に保つシャッター開閉機構
と、上記ホルダーに装着された上記ディスクカートリッ
ジ内の光磁気ディスクの他方の面側にあり、上記光磁気
ディスクを挟んで上記バイアスマグネットと対向配置さ
れる光学ヘッドと、上記光磁気ディスクを回転駆動する
スピンドルモータとを載置するベースと、上記ディスク
カートリッジが上記ホルダーに完全に装着されたとき、
上記ホルダーと上記ベースとを相対的に近接移動させる
移動機構とを有してなることを特徴とする。
生装置は、その内部に光磁気ディスクを収納し、該光磁
気ディスクを外部に露呈する開口を閉鎖すべく移動可能
なシャッターを備えたディスクカートリッジを装脱可能
なホルダーと、上記ホルダーに固定的に配置され、上記
ホルダーに装着された上記ディスクカートリッジの一方
の面側に形成された開口内に臨み、上記ディスクカート
リッジ内の光磁気ディスクの一方の面側に近接配置され
るバイアスマグネットと、上記ホルダーに挿入された上
記ディスクカートリッジが上記バイアスマグネットに近
接するハーフロード位置に至るまでの挿入ストロークに
よって上記シャッターを完全に開放し、引き続いて上記
ディスクカートリッジが上記ホルダーに完全に装着され
る装着位置に至るまでの挿入ストロークの間上記シャッ
ターを完全に開放した状態に保つシャッター開閉機構
と、上記ホルダーに装着された上記ディスクカートリッ
ジ内の光磁気ディスクの他方の面側にあり、上記光磁気
ディスクを挟んで上記バイアスマグネットと対向配置さ
れる光学ヘッドと、上記光磁気ディスクを回転駆動する
スピンドルモータとを載置するベースと、上記ディスク
カートリッジが上記ホルダーに完全に装着されたとき、
上記ホルダーと上記ベースとを相対的に近接移動させる
移動機構とを有してなることを特徴とする。
【0010】
【作用】ホルダー内へのディスクカートリッジ挿入に伴
いシャッター開閉機構が作動し、シャッターを開放す
る。ディスクカートリッジの挿入ストロークの前半、即
ちディスクカートリッジがバイアスマグネットに近接す
る位置までハーフロードされたときに、シャッターは完
全に開放される。ディスクカートリッジがハーフロード
から更に挿入されてホルダーに完全に装着される間、シ
ャッターの全開状態が維持される。
いシャッター開閉機構が作動し、シャッターを開放す
る。ディスクカートリッジの挿入ストロークの前半、即
ちディスクカートリッジがバイアスマグネットに近接す
る位置までハーフロードされたときに、シャッターは完
全に開放される。ディスクカートリッジがハーフロード
から更に挿入されてホルダーに完全に装着される間、シ
ャッターの全開状態が維持される。
【0011】
【実施例】以下本発明の好適な一実施例について添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】まず本実施例において使用されるディスク
カートリッジについてシャッターが取り外された図1な
いし図4を参照して説明すると、このディスクカートリ
ッジ1は、光磁気ディスク(以下単にディスクという)
2が比較的偏平なほぼ立方体形状をなす硬質プラスチッ
ク等から成るハードジャケット3内に収容されて成るも
のである。
カートリッジについてシャッターが取り外された図1な
いし図4を参照して説明すると、このディスクカートリ
ッジ1は、光磁気ディスク(以下単にディスクという)
2が比較的偏平なほぼ立方体形状をなす硬質プラスチッ
ク等から成るハードジャケット3内に収容されて成るも
のである。
【0013】光磁気ディスクであるディスク2はいわゆ
る両面タイプのものであって、ディスク2の中央には円
形開口部4(図18)が形成され、その開口部4を包囲
するようにリング状の凸部5がディスク2の両面に対設
されている。リング状凸部5内にはスチール等の磁性板
6がディスク面から若干離隔した状態で取り付けられて
いる。磁性板6の中央には円形のスピンドル軸挿通孔7
が貫通して形成され、ディスクカートリッジ(以下単に
カートリッジという)1が記録再生装置に完全に装着さ
れて所期の記録再生動作を行い得る状態(以下単に装填
状態という)においてモータのスピンドル軸がカートリ
ッジ下面側の挿通孔7に挿入されるよう構成されている
(図18)。
る両面タイプのものであって、ディスク2の中央には円
形開口部4(図18)が形成され、その開口部4を包囲
するようにリング状の凸部5がディスク2の両面に対設
されている。リング状凸部5内にはスチール等の磁性板
6がディスク面から若干離隔した状態で取り付けられて
いる。磁性板6の中央には円形のスピンドル軸挿通孔7
が貫通して形成され、ディスクカートリッジ(以下単に
カートリッジという)1が記録再生装置に完全に装着さ
れて所期の記録再生動作を行い得る状態(以下単に装填
状態という)においてモータのスピンドル軸がカートリ
ッジ下面側の挿通孔7に挿入されるよう構成されている
(図18)。
【0014】一方ハードジャケット3は硬質プラスチッ
ク等より成る上ハーフ3aと下ハーフ3bがネジで接合
して構成されている。これら上ハーフ3a及び下ハーフ
3bにはそれぞれ中央に円形のスピンドル開口部9が形
成され、そのスピンドル開口部9を包囲するようにリン
グ状の凸部10(図18)がそれぞれ内側に突出して形
成されている。凸部10はハードジャケット3の組立状
態においてディスク2の厚みよりも若干大きな間隔を与
えるようその突出深さが決定されており、かくしてディ
スク2はハードジャケット3内においてこれら凸部10
間に挟み込まれた状態で若干の上下動を許容されつつ収
容される。ディスク2はその周側端がハードジャケット
3の内側面に当接するまでの間、それらの寸法差の分だ
け横方向の動きが許容されている。このようなディスク
2のハードジャケット3内におけるガタツキは、後述す
るような装填状態においては、モータのローター部分が
スピンドル開口部9内に入り込んでディスク2の下面と
当接することによって上下動が、またスピンドル軸が挿
通孔7内に挿入されることによって横方向運動が、それ
ぞれ規制されしっかりと位置決めされる。
ク等より成る上ハーフ3aと下ハーフ3bがネジで接合
して構成されている。これら上ハーフ3a及び下ハーフ
3bにはそれぞれ中央に円形のスピンドル開口部9が形
成され、そのスピンドル開口部9を包囲するようにリン
グ状の凸部10(図18)がそれぞれ内側に突出して形
成されている。凸部10はハードジャケット3の組立状
態においてディスク2の厚みよりも若干大きな間隔を与
えるようその突出深さが決定されており、かくしてディ
スク2はハードジャケット3内においてこれら凸部10
間に挟み込まれた状態で若干の上下動を許容されつつ収
容される。ディスク2はその周側端がハードジャケット
3の内側面に当接するまでの間、それらの寸法差の分だ
け横方向の動きが許容されている。このようなディスク
2のハードジャケット3内におけるガタツキは、後述す
るような装填状態においては、モータのローター部分が
スピンドル開口部9内に入り込んでディスク2の下面と
当接することによって上下動が、またスピンドル軸が挿
通孔7内に挿入されることによって横方向運動が、それ
ぞれ規制されしっかりと位置決めされる。
【0015】以下ディスク2を収容して上ハーフ3aと
下ハーフ3bとが接合された組立状態におけるハードジ
ャケット3としてその構成を説明する。まずハードジャ
ケット3の上面の装着前端側には後述するシャッターを
摺動可能に装着するためのシャッター装着部11が略シ
ャッターの厚さに相当する深さを有する比較的大きな凹
部として形成され、該シャッター装着部11の後端部及
び前端部にはそれぞれシャッターの横方向摺動を可能な
らしめるためのガイド手段12が形成されている。
下ハーフ3bとが接合された組立状態におけるハードジ
ャケット3としてその構成を説明する。まずハードジャ
ケット3の上面の装着前端側には後述するシャッターを
摺動可能に装着するためのシャッター装着部11が略シ
ャッターの厚さに相当する深さを有する比較的大きな凹
部として形成され、該シャッター装着部11の後端部及
び前端部にはそれぞれシャッターの横方向摺動を可能な
らしめるためのガイド手段12が形成されている。
【0016】このガイド手段12は、後端側において直
線状に形成されシャッターの内面と摺接するよう構成さ
れた突条12aと、前端側においてディスク2の記録再
生部8を露呈せしめるための概ね長方形状のピックアッ
プ機構開口13を挟んでその両側に概ね直線状に形成さ
れ同様にシャッター内面と摺接するよう構成された突条
12b、12cとから構成されている。
線状に形成されシャッターの内面と摺接するよう構成さ
れた突条12aと、前端側においてディスク2の記録再
生部8を露呈せしめるための概ね長方形状のピックアッ
プ機構開口13を挟んでその両側に概ね直線状に形成さ
れ同様にシャッター内面と摺接するよう構成された突条
12b、12cとから構成されている。
【0017】ハードジャケット3の上面の装着後端側に
はディスク2における記録内容等を表示するラベル14
が貼着される。
はディスク2における記録内容等を表示するラベル14
が貼着される。
【0018】本実施例におけるカートリッジ1には記録
誤消去防止手段15が備えられており、これはハードジ
ャケット3の上面に形成された長孔16内を移動可能で
あるライトプロテクタ17が図示の位置にあるときには
下面に形成されたライトプロテクションホール18を閉
塞するため装填状態においてこのライトプロテクション
ホール18に対向するよう記録再生装置本体内に配置さ
れた発光素子と受光素子(いずれも図示せず)との間を
妨害し、この場合には通常の記録再生を可能ならしめ、
ライトプロテクタ17を図示の位置から下方に移動させ
てライトプロテクションホール18を開口させた場合に
は発光素子からの光が受光素子に到達して新たな記録を
行わせないよう構成されている。符号19は下面用のラ
イトプロテクションホールである。また符号20は装填
状態においてカートリッジ1を所定位置に位置決めする
ための基準穴である。なお、記録誤消去防止手段15に
ついては本発明と直接関連せずしかもその構成自体は公
知のものであるから、より詳細な説明は省略する。
誤消去防止手段15が備えられており、これはハードジ
ャケット3の上面に形成された長孔16内を移動可能で
あるライトプロテクタ17が図示の位置にあるときには
下面に形成されたライトプロテクションホール18を閉
塞するため装填状態においてこのライトプロテクション
ホール18に対向するよう記録再生装置本体内に配置さ
れた発光素子と受光素子(いずれも図示せず)との間を
妨害し、この場合には通常の記録再生を可能ならしめ、
ライトプロテクタ17を図示の位置から下方に移動させ
てライトプロテクションホール18を開口させた場合に
は発光素子からの光が受光素子に到達して新たな記録を
行わせないよう構成されている。符号19は下面用のラ
イトプロテクションホールである。また符号20は装填
状態においてカートリッジ1を所定位置に位置決めする
ための基準穴である。なお、記録誤消去防止手段15に
ついては本発明と直接関連せずしかもその構成自体は公
知のものであるから、より詳細な説明は省略する。
【0019】本実施例におけるカートリッジ1は既述し
たように両面タイプのものであるから、ハードジャケッ
ト3の下面における構成は上述した上面における構成と
基本的に同様であり、同様の部材には同一の符号が付さ
れている。
たように両面タイプのものであるから、ハードジャケッ
ト3の下面における構成は上述した上面における構成と
基本的に同様であり、同様の部材には同一の符号が付さ
れている。
【0020】ハードジャケット3の下面側が上記した上
面側の構成と異なるのはシャッターガイド手段12に関
してであり、下面側におけるシャッターガイド手段12
は、後端側において直線状に形成されシャッター内面と
摺接される突条12dと、前端側においてシャッター下
面に植立されたガイドピン(後述)を受容して案内する
ためのガイド溝12e、12fと、ピックアップ開口1
3を挟んでその両側に概ね直線状に形成されシャッター
の内面と摺接される突条12g、12hとから構成され
ている。
面側の構成と異なるのはシャッターガイド手段12に関
してであり、下面側におけるシャッターガイド手段12
は、後端側において直線状に形成されシャッター内面と
摺接される突条12dと、前端側においてシャッター下
面に植立されたガイドピン(後述)を受容して案内する
ためのガイド溝12e、12fと、ピックアップ開口1
3を挟んでその両側に概ね直線状に形成されシャッター
の内面と摺接される突条12g、12hとから構成され
ている。
【0021】カートリッジ1の両側面の後端近くには切
欠部21が形成され、切欠部21内の後端側には傾斜面
を有する係合突起22が設けられている。またカートリ
ッジ1の前端面は異なるレベルにある複数の面から構成
されており、即ち上面側の突条12bの側にある最も高
い面22aと、溝23を挟んで面22aと対向して下面
側に設けられ面22aよりも低いレベルにある面22b
と、ピックアップ開口13の前端面を構成する面22c
と、突条12cないし12hの側にある最も低いレベル
の面22dとから構成されている。面22aよりも面2
2bの方を低いレベルとしたのは、後述するシャッター
の折曲部がシャッター摺動中に移動することを可能にす
るためであり、これら面22aと22bの間に溝23を
形成したのは後述するバネをこの溝23内に通すためで
ある。
欠部21が形成され、切欠部21内の後端側には傾斜面
を有する係合突起22が設けられている。またカートリ
ッジ1の前端面は異なるレベルにある複数の面から構成
されており、即ち上面側の突条12bの側にある最も高
い面22aと、溝23を挟んで面22aと対向して下面
側に設けられ面22aよりも低いレベルにある面22b
と、ピックアップ開口13の前端面を構成する面22c
と、突条12cないし12hの側にある最も低いレベル
の面22dとから構成されている。面22aよりも面2
2bの方を低いレベルとしたのは、後述するシャッター
の折曲部がシャッター摺動中に移動することを可能にす
るためであり、これら面22aと22bの間に溝23を
形成したのは後述するバネをこの溝23内に通すためで
ある。
【0022】本実施例によるカートリッジ1は上記した
ような前端面構成を有するため、これをを図1中矢印A
の挿入方向にスライドさせると常に面22aが面22d
よりも先行することとなり、このことは後述するように
シャッターの自動開閉動作において特に重要な意義を有
するものである。
ような前端面構成を有するため、これをを図1中矢印A
の挿入方向にスライドさせると常に面22aが面22d
よりも先行することとなり、このことは後述するように
シャッターの自動開閉動作において特に重要な意義を有
するものである。
【0023】なお面22cの幅(l1)はハードジャケ
ット3に収容されているディスク2の厚さ(l2)(図
18)と一致するよう形成されており、従って図2の前
面図においてディスク2はこの前端面部分22cの背後
に隠れていて見えることができない。
ット3に収容されているディスク2の厚さ(l2)(図
18)と一致するよう形成されており、従って図2の前
面図においてディスク2はこの前端面部分22cの背後
に隠れていて見えることができない。
【0024】図1ないし図4においてはカートリッジ1
におけるハードジャケット3自体の構成を示すためにシ
ャッターが取り外された状態で示されているが、図5な
いし図10に示すように、このハードジャケット3には
スチール、アルミニウム、合成樹脂等より成り基本的に
コの字状に折曲形成されたシャッター24が横方向に摺
動可能に取り付けられる。
におけるハードジャケット3自体の構成を示すためにシ
ャッターが取り外された状態で示されているが、図5な
いし図10に示すように、このハードジャケット3には
スチール、アルミニウム、合成樹脂等より成り基本的に
コの字状に折曲形成されたシャッター24が横方向に摺
動可能に取り付けられる。
【0025】シャッター24の上下両面には比較的大き
なシャッター窓25が形成され、上下両面を接続する前
端面はこれらシャッター窓25に挟まれた部分において
幅狭部26を形成している。この幅狭部26の幅
(l3)は上記したハードジャケット3の前端面の中央
部分22cの幅(l1)とディスク2の厚さ(l2)と
に等しいものである。またシャッター24の前端面の両
側には一端に後述するシャッター自動開閉機構に関連し
て重要な意味を持つ切欠部27と他端に内側に折曲形成
された折曲部28とがそれぞれ形成されている。折曲部
28は既述したようにシャッター摺動中面22b上を移
動する。
なシャッター窓25が形成され、上下両面を接続する前
端面はこれらシャッター窓25に挟まれた部分において
幅狭部26を形成している。この幅狭部26の幅
(l3)は上記したハードジャケット3の前端面の中央
部分22cの幅(l1)とディスク2の厚さ(l2)と
に等しいものである。またシャッター24の前端面の両
側には一端に後述するシャッター自動開閉機構に関連し
て重要な意味を持つ切欠部27と他端に内側に折曲形成
された折曲部28とがそれぞれ形成されている。折曲部
28は既述したようにシャッター摺動中面22b上を移
動する。
【0026】図5及び図6はシャッター24がクローズ
位置にある状態を示す。バネ30が、ハードジャケット
3の前端部における一側端の固定支点と、シャッター2
4の前端面における折曲部28の近くにて内側に折り込
んで形成された係合爪29とに両端を支承され、かつハ
ードジャケット3の前端面に形成された溝23内に架け
渡されており、このバネ30がシャッター24をクロー
ズ位置に保持せしめるよう常時付勢している。シャッタ
ー24がこのクローズ位置にあるとき、シャッター窓2
5はハードジャケット3におけるピックアップ機構開口
13の位置と合致せず、該ピックアップ機構開口13が
シャッター24の上下面によって隠蔽されているので、
カートリッジの不使用時にディスク面を汚染あるいは破
損せしめることが回避される。
位置にある状態を示す。バネ30が、ハードジャケット
3の前端部における一側端の固定支点と、シャッター2
4の前端面における折曲部28の近くにて内側に折り込
んで形成された係合爪29とに両端を支承され、かつハ
ードジャケット3の前端面に形成された溝23内に架け
渡されており、このバネ30がシャッター24をクロー
ズ位置に保持せしめるよう常時付勢している。シャッタ
ー24がこのクローズ位置にあるとき、シャッター窓2
5はハードジャケット3におけるピックアップ機構開口
13の位置と合致せず、該ピックアップ機構開口13が
シャッター24の上下面によって隠蔽されているので、
カートリッジの不使用時にディスク面を汚染あるいは破
損せしめることが回避される。
【0027】シャッター24の下面側の前端近くからそ
れぞれ上方に向けて植立されたガイドピン31、31
(図9)は既述したようにハードジャケット3の下面に
形成されたガイド溝12e、12f内に挿入され、シャ
ッター24に対してバネ30に抗するに十分な力を与え
ることによってガイドピン31、31がガイド溝12
e、12fによって案内され、かつシャッターの上下面
が突条12a、12b、12c、12d、12g、12
h上に載置されつつ、シャッター24の横方向摺動が達
成される。
れぞれ上方に向けて植立されたガイドピン31、31
(図9)は既述したようにハードジャケット3の下面に
形成されたガイド溝12e、12f内に挿入され、シャ
ッター24に対してバネ30に抗するに十分な力を与え
ることによってガイドピン31、31がガイド溝12
e、12fによって案内され、かつシャッターの上下面
が突条12a、12b、12c、12d、12g、12
h上に載置されつつ、シャッター24の横方向摺動が達
成される。
【0028】かくしてシャッター24が図5及び図6に
示すクローズ位置から横方向(図示左方向)に摺動され
ガイドピン31、31がガイド溝12e、12fの終端
に到達するときシャッター24はオープン位置を取る。
その状態を示すのが図7ないし図10である。シャッタ
ー窓25はこのシャッターオープン位置においてハード
ジャケット3に開口形成されたスピンドル開口部9及び
ピックアップ開口13を完全に開披するよう形状付けら
れている。
示すクローズ位置から横方向(図示左方向)に摺動され
ガイドピン31、31がガイド溝12e、12fの終端
に到達するときシャッター24はオープン位置を取る。
その状態を示すのが図7ないし図10である。シャッタ
ー窓25はこのシャッターオープン位置においてハード
ジャケット3に開口形成されたスピンドル開口部9及び
ピックアップ開口13を完全に開披するよう形状付けら
れている。
【0029】既述の通りハードジャケット3の前端面に
おける中央部分22cの幅(l1)とディスク2の厚さ
(l2)とが等しく、更にこれらとシャッター24の幅
狭部26の幅(l3)とが等しいため、シャッターオー
プン位置において開披されたディスク2と中央面22c
とシャッター幅狭部26とはすべて面一に配置され、こ
のシャッターオープン位置におけるカートリッジの前面
図(図8)ではディスク2と中央面22cとはシャッタ
ー幅狭部26の背後に隠蔽されて見ることができない。
おける中央部分22cの幅(l1)とディスク2の厚さ
(l2)とが等しく、更にこれらとシャッター24の幅
狭部26の幅(l3)とが等しいため、シャッターオー
プン位置において開披されたディスク2と中央面22c
とシャッター幅狭部26とはすべて面一に配置され、こ
のシャッターオープン位置におけるカートリッジの前面
図(図8)ではディスク2と中央面22cとはシャッタ
ー幅狭部26の背後に隠蔽されて見ることができない。
【0030】以上説明したような構成を有するカートリ
ッジ1と関連して用いられる光磁気記録方式による記録
再生装置の構成について以下図11ないし図18を参照
しながら説明する。なお本実施例の記録再生装置はカー
トリッジ挿入方向における中心線について対称であるの
で、以下の説明においては便宜上、対称に配置された部
材の一方について主として行い、また一側面についての
み図示されている。
ッジ1と関連して用いられる光磁気記録方式による記録
再生装置の構成について以下図11ないし図18を参照
しながら説明する。なお本実施例の記録再生装置はカー
トリッジ挿入方向における中心線について対称であるの
で、以下の説明においては便宜上、対称に配置された部
材の一方について主として行い、また一側面についての
み図示されている。
【0031】特に図11ないし図13を参照して、メイ
ンシャーシ40は直方体形状の装置本体の外側面を概ね
構成し、その側面は右側端(図12)近くにおいて上方
に一体的に延長されかつその上端において内側に折曲さ
れて回路基板(図示せず)を螺着するための基板取付部
41を形成している。メインシャーシ40の上面は開放
されているが、この開放面を覆うようにホルダー下板4
2(図14ないし図16)が載置され、ネジ止めや掛合
等の適宜の手段でメインシャーシ40に固定される。
ンシャーシ40は直方体形状の装置本体の外側面を概ね
構成し、その側面は右側端(図12)近くにおいて上方
に一体的に延長されかつその上端において内側に折曲さ
れて回路基板(図示せず)を螺着するための基板取付部
41を形成している。メインシャーシ40の上面は開放
されているが、この開放面を覆うようにホルダー下板4
2(図14ないし図16)が載置され、ネジ止めや掛合
等の適宜の手段でメインシャーシ40に固定される。
【0032】ホルダー下板42には、カートリッジ1が
装填状態にあるときにそのディスク2に対するピックア
ップ機構並びにスピンドルのアクセスを可能にするため
の比較的大きなアクセス窓43が中央部に形成され、か
つその切欠面をアクセス窓43の上方においてL字形に
折り曲げてバイアスマグネット取付板44とし、E形コ
ア53にコイル54を巻架して成るバイアスマグネット
55をこの取付板44の下面に固定的に取り付けるよう
構成されている。バイアスマグネット55はカートリッ
ジ1が装填状態にあるときにディスク2の記録再生部8
に相対して磁界を形成する。
装填状態にあるときにそのディスク2に対するピックア
ップ機構並びにスピンドルのアクセスを可能にするため
の比較的大きなアクセス窓43が中央部に形成され、か
つその切欠面をアクセス窓43の上方においてL字形に
折り曲げてバイアスマグネット取付板44とし、E形コ
ア53にコイル54を巻架して成るバイアスマグネット
55をこの取付板44の下面に固定的に取り付けるよう
構成されている。バイアスマグネット55はカートリッ
ジ1が装填状態にあるときにディスク2の記録再生部8
に相対して磁界を形成する。
【0033】ホルダー下板42には更に、カートリッジ
挿入方向における中心線について対称にそれぞれ一対の
第1のスロット45、第2のスロット46及び第3のス
ロット47が形成されている。
挿入方向における中心線について対称にそれぞれ一対の
第1のスロット45、第2のスロット46及び第3のス
ロット47が形成されている。
【0034】図14等から明らかなように、第1のスロ
ット45はホルダー下板42の外側端に近接してカート
リッジ挿入方向に沿って直線状に形成され、ホルダー下
板42の概ね中央に位置する図示左側端45aから図示
右側端まで延長している。
ット45はホルダー下板42の外側端に近接してカート
リッジ挿入方向に沿って直線状に形成され、ホルダー下
板42の概ね中央に位置する図示左側端45aから図示
右側端まで延長している。
【0035】第2のスロット46はホルダー下板42の
概ね中央において第1のスロット45よりも内側に形成
され、第1のスロット45と平行に挿入方向に沿って図
示右側端48aから左側端48bまで所要長さ延長する
直線状部分48とこの直線状部分48の左側端48bに
連続して形成された三日月形部分49とから成ってい
る。そしてこの三日月形開口部分49は、後述される第
1のスロット45上を摺動し得るスライド部113が左
側端に位置しているとき、このスライド部113の先端
に圧入された枢軸ピン114を中心としてこれと第2の
スロット46の直線状開口部分48の左側端48bとの
距離に相当する半径を有する円弧状の切り口49aとそ
の両端を接続する直線状の第1の切り口49bと第2の
切り口49cと第2の直線状切り口を装着方向において
第1の直線状切り口よりも若干後退させるようにこれら
の間に形成された段差49dとを外延として形成されて
いる。
概ね中央において第1のスロット45よりも内側に形成
され、第1のスロット45と平行に挿入方向に沿って図
示右側端48aから左側端48bまで所要長さ延長する
直線状部分48とこの直線状部分48の左側端48bに
連続して形成された三日月形部分49とから成ってい
る。そしてこの三日月形開口部分49は、後述される第
1のスロット45上を摺動し得るスライド部113が左
側端に位置しているとき、このスライド部113の先端
に圧入された枢軸ピン114を中心としてこれと第2の
スロット46の直線状開口部分48の左側端48bとの
距離に相当する半径を有する円弧状の切り口49aとそ
の両端を接続する直線状の第1の切り口49bと第2の
切り口49cと第2の直線状切り口を装着方向において
第1の直線状切り口よりも若干後退させるようにこれら
の間に形成された段差49dとを外延として形成されて
いる。
【0036】第3のスロット47は第1のスロット45
と第2のスロット46との間においてこれらと平行に延
長する直線状部分47aとその図示左側端において形成
された膨大部47bとから成っている。
と第2のスロット46との間においてこれらと平行に延
長する直線状部分47aとその図示左側端において形成
された膨大部47bとから成っている。
【0037】ホルダー下板42は、その側端を上方に折
り曲げてホルダー側板50が形成され、更にホルダー側
板50の上端を内側に折り曲げてホルダー上板51が形
成されている。かくしてこれらホルダー下板42、側板
50及び上板51によってカートリッジ1挿入のための
スペース並びに挿入口52を与えている。ホルダー側板
50にはカートリッジ1の装脱を円滑にするための合成
樹脂等の添着板50aが内側に取り付けられている。
り曲げてホルダー側板50が形成され、更にホルダー側
板50の上端を内側に折り曲げてホルダー上板51が形
成されている。かくしてこれらホルダー下板42、側板
50及び上板51によってカートリッジ1挿入のための
スペース並びに挿入口52を与えている。ホルダー側板
50にはカートリッジ1の装脱を円滑にするための合成
樹脂等の添着板50aが内側に取り付けられている。
【0038】本実施例における記録再生装置はカートリ
ッジ1を挿入状態に位置せしめたときに該カートリッジ
の位置をそのまま保持してスピンドルモータ及びピック
アップ機構を装置内下方の待機位置から作動位置に上昇
させて所期の記録再生を行うよう構成されている。
ッジ1を挿入状態に位置せしめたときに該カートリッジ
の位置をそのまま保持してスピンドルモータ及びピック
アップ機構を装置内下方の待機位置から作動位置に上昇
させて所期の記録再生を行うよう構成されている。
【0039】再び図11ないし図13を参照して、スピ
ンドルモータ56とピックアップ機構57(図17及び
図18)とを固定載置せしめた基体面58aとその両端
において立ち上がって形成された側面58bと該側面の
上端の一部から外側に延長形成されたフランジ部58c
とから主として構成されるベース板58は、側面58b
の後端部においてメインシャーシ40の後面に回動軸5
9で回動自在に取り付けられ、かくしてベース板58全
体がこの回動軸59を中心として回動されることによっ
て上記した待機位置と作動位置とを選択的に取り得るよ
う構成されているものである。
ンドルモータ56とピックアップ機構57(図17及び
図18)とを固定載置せしめた基体面58aとその両端
において立ち上がって形成された側面58bと該側面の
上端の一部から外側に延長形成されたフランジ部58c
とから主として構成されるベース板58は、側面58b
の後端部においてメインシャーシ40の後面に回動軸5
9で回動自在に取り付けられ、かくしてベース板58全
体がこの回動軸59を中心として回動されることによっ
て上記した待機位置と作動位置とを選択的に取り得るよ
う構成されているものである。
【0040】図11ないし図13、図17及び図18に
おいてはベース板58が作動位置にある状態を示してお
り、この作動位置においてベース板58の基体面58a
の上面は水平に保持され、この上に設置されたスピンド
ルモータ56のスピンドル軸69を装填状態におけるカ
ートリッジ1に対して厳密に垂直に配向せしめるよう位
置付けられる。
おいてはベース板58が作動位置にある状態を示してお
り、この作動位置においてベース板58の基体面58a
の上面は水平に保持され、この上に設置されたスピンド
ルモータ56のスピンドル軸69を装填状態におけるカ
ートリッジ1に対して厳密に垂直に配向せしめるよう位
置付けられる。
【0041】ベース板58のフランジ部58c上には装
着されたカートリッジ1をその所定位置に保持するため
の手段が形成されている。この位置決め手段は、概ね中
央において植設された一対の第1の基準ピン60と、挿
入口に近接して植設された一対の第2の基準ピン61
と、ホルダー上板51の両側端に装着された一対の板バ
ネ70とより構成されている。
着されたカートリッジ1をその所定位置に保持するため
の手段が形成されている。この位置決め手段は、概ね中
央において植設された一対の第1の基準ピン60と、挿
入口に近接して植設された一対の第2の基準ピン61
と、ホルダー上板51の両側端に装着された一対の板バ
ネ70とより構成されている。
【0042】第1の基準ピン60は装填状態にあるカー
トリッジ1の先端部をこの上に載置せしめ、ホルダー上
板の開口51aからカートリッジを下方向に押さえつけ
るよう働く板バネ70と共に、装着されたカートリッジ
の上下方向の不所望の運動を規制する。
トリッジ1の先端部をこの上に載置せしめ、ホルダー上
板の開口51aからカートリッジを下方向に押さえつけ
るよう働く板バネ70と共に、装着されたカートリッジ
の上下方向の不所望の運動を規制する。
【0043】第2の基準ピン61は装填状態にあるカー
トリッジ1の後端部に形成された基準穴20内に挿入さ
れてカートリッジ1の水平方向の不所望の運動を規制す
る。第2の基準ピン61の下部にはゴム等から成るOリ
ング62が環着され、その上にホルダー下板42が載置
されるようになっている。
トリッジ1の後端部に形成された基準穴20内に挿入さ
れてカートリッジ1の水平方向の不所望の運動を規制す
る。第2の基準ピン61の下部にはゴム等から成るOリ
ング62が環着され、その上にホルダー下板42が載置
されるようになっている。
【0044】ベース板58の基体面58a上の先端近く
に載置されるスピンドルモータ56は例えば図13に明
示されるような6つのコイル63と8極に着磁されたマ
グネット641から成る3相モータである。コイル63
は対向する2つのコイルが同一方向に電流が流れるよう
直列に接続される。コイル63は基板65上に基体部6
6の周側に環設され、これら固定部材に対してマグネッ
ト641はロータ67の下面に固着されており、軸受6
8を介して基体部66内に挿通されたスピンドル軸69
と共に回転され得る。
に載置されるスピンドルモータ56は例えば図13に明
示されるような6つのコイル63と8極に着磁されたマ
グネット641から成る3相モータである。コイル63
は対向する2つのコイルが同一方向に電流が流れるよう
直列に接続される。コイル63は基板65上に基体部6
6の周側に環設され、これら固定部材に対してマグネッ
ト641はロータ67の下面に固着されており、軸受6
8を介して基体部66内に挿通されたスピンドル軸69
と共に回転され得る。
【0045】カートリッジ1の装填状態においては上記
したように基準ピン60、61によって厳密な位置規制
が行われるが、カートリッジ1内において若干の遊びを
もって収容されているディスク2に対する厳密な位置規
制もまた重要である。本実施例では、ロータ67の上面
がカートリッジ1のスピンドル開口9内に入り込んでデ
ィスク2の下面に当接することによって上下方向位置を
規制し、またスピンドル軸69がディスク2の挿通孔7
内に挿入されることによって軸心が一致され水平方向位
置が規制される。また磁性板6とローター67に取付け
られたマグネット642によって、ディスク2がロータ
ー67に吸着固定される。
したように基準ピン60、61によって厳密な位置規制
が行われるが、カートリッジ1内において若干の遊びを
もって収容されているディスク2に対する厳密な位置規
制もまた重要である。本実施例では、ロータ67の上面
がカートリッジ1のスピンドル開口9内に入り込んでデ
ィスク2の下面に当接することによって上下方向位置を
規制し、またスピンドル軸69がディスク2の挿通孔7
内に挿入されることによって軸心が一致され水平方向位
置が規制される。また磁性板6とローター67に取付け
られたマグネット642によって、ディスク2がロータ
ー67に吸着固定される。
【0046】なお、上記したようなスピンドルモータは
偏平モータとして公知のものであり、それ自体の構造は
本発明の特徴を構成しないので、他の構造のものであっ
ても本発明における所期の動作を行うことができるもの
であれば図示のものに代えて使用することができる。
偏平モータとして公知のものであり、それ自体の構造は
本発明の特徴を構成しないので、他の構造のものであっ
ても本発明における所期の動作を行うことができるもの
であれば図示のものに代えて使用することができる。
【0047】ベース板58の概ね中央に載置されるピッ
クアップ機構57は、図17及び図18に明示されるよ
うに、ベース板が作動位置にある状態において、レーザ
ーダイオード、偏光板、ビームスプリッタ等から構成さ
れた光学系71から、カートリッジ装着方向に平行にレ
ーザー光が放射され、これが対物レンズ73の下側に位
置する全反射ミラー(図示せず)によって垂直上方に反
射され、対物レンズ73を介して装填状態にあるカート
リッジ1内のディスク2の記録再生部8に対してレーザ
ー光のスポットを照射するよう構成されている。
クアップ機構57は、図17及び図18に明示されるよ
うに、ベース板が作動位置にある状態において、レーザ
ーダイオード、偏光板、ビームスプリッタ等から構成さ
れた光学系71から、カートリッジ装着方向に平行にレ
ーザー光が放射され、これが対物レンズ73の下側に位
置する全反射ミラー(図示せず)によって垂直上方に反
射され、対物レンズ73を介して装填状態にあるカート
リッジ1内のディスク2の記録再生部8に対してレーザ
ー光のスポットを照射するよう構成されている。
【0048】対物レンズ73、フォーカス用コイル74
及びトラッキング用コイル75はいずれも、軸76を中
心として回動可能でありかつ該軸に沿って上下に摺動可
能である保持板77に固定されている。また、ベース板
58に取り付けられたピックアップ・ベース78上には
ヨーク79及びマグネット80が固定され、これらで構
成される磁気回路をフォーカス用及びトラッキング用に
兼用している。リニアガイド81は、コイル83及びマ
グネット84を有するリニアモータによって、ベース板
58上に固定されたガイドベース82に案内されながら
カートリッジ装着方向に摺動可能であり、これに伴って
上記ピックアップ・ベース78が摺動されるよう構成さ
れている。
及びトラッキング用コイル75はいずれも、軸76を中
心として回動可能でありかつ該軸に沿って上下に摺動可
能である保持板77に固定されている。また、ベース板
58に取り付けられたピックアップ・ベース78上には
ヨーク79及びマグネット80が固定され、これらで構
成される磁気回路をフォーカス用及びトラッキング用に
兼用している。リニアガイド81は、コイル83及びマ
グネット84を有するリニアモータによって、ベース板
58上に固定されたガイドベース82に案内されながら
カートリッジ装着方向に摺動可能であり、これに伴って
上記ピックアップ・ベース78が摺動されるよう構成さ
れている。
【0049】再び図11ないし図13を参照して、ベー
ス板58のフランジ部58cから両側に突出するピン8
5とメインシャーシ40の底面両側端に切り込み形成さ
れた係合爪86との間にはバネ87が架け渡され、ベー
ス板58を常に時計方向に付勢している。またピン85
にはガイドローラ88が回動自在に嵌装されている。こ
のガイドローラ88は以下に述べるスライド板の動作と
関連して重要な意味を持つ。
ス板58のフランジ部58cから両側に突出するピン8
5とメインシャーシ40の底面両側端に切り込み形成さ
れた係合爪86との間にはバネ87が架け渡され、ベー
ス板58を常に時計方向に付勢している。またピン85
にはガイドローラ88が回動自在に嵌装されている。こ
のガイドローラ88は以下に述べるスライド板の動作と
関連して重要な意味を持つ。
【0050】スライド板89は、底面部89aと、底面
部89aの前端から一体的に形成されメインシャーシ4
0における前端面の下方に形成された開口から常に少な
くともその一部が装置外に突出するよう形成された操作
部89bと、底面部89aの両端から垂立する側面部8
9cとから構成されている。
部89aの前端から一体的に形成されメインシャーシ4
0における前端面の下方に形成された開口から常に少な
くともその一部が装置外に突出するよう形成された操作
部89bと、底面部89aの両端から垂立する側面部8
9cとから構成されている。
【0051】底面部89aにはメインシャーシ40の底
面から突出するピン90を受容するスロット91が形成
され、また側面部89cにはメインシャーシ40の側面
から内側に向けて突出するピン92を受容するスライド
93が形成されている。スロット板底面部89aの一部
は切り起こされて係合突起94を形成し、バネ95がこ
の係合突起94とピン90との間に装着されているた
め、スライド板89は常にイジェクト方向(図示左方
向)に付勢されている。またスライド板89は、これら
スロット91、93内にピン90、92をそれぞれ挿通
せしめて案内されながらカートリッジ挿入方向に沿って
摺動可能に構成されている。
面から突出するピン90を受容するスロット91が形成
され、また側面部89cにはメインシャーシ40の側面
から内側に向けて突出するピン92を受容するスライド
93が形成されている。スロット板底面部89aの一部
は切り起こされて係合突起94を形成し、バネ95がこ
の係合突起94とピン90との間に装着されているた
め、スライド板89は常にイジェクト方向(図示左方
向)に付勢されている。またスライド板89は、これら
スロット91、93内にピン90、92をそれぞれ挿通
せしめて案内されながらカートリッジ挿入方向に沿って
摺動可能に構成されている。
【0052】更にスライド板側面部89cには、その中
央付近に、ベース板58のフランジ部58Cのピン85
に装着されたガイドローラ88を案内してベース板58
を作動位置から待機位置へあるいはその逆の移動を達成
するためのガイド溝96が該側面部上端から概ね三角形
状に切欠して形成されると共に、その後端付近に後述す
るスライド板用ロックアームの一端を係合せしめてスラ
イド板89をロックせしめるための係合切欠部97が形
成されている。
央付近に、ベース板58のフランジ部58Cのピン85
に装着されたガイドローラ88を案内してベース板58
を作動位置から待機位置へあるいはその逆の移動を達成
するためのガイド溝96が該側面部上端から概ね三角形
状に切欠して形成されると共に、その後端付近に後述す
るスライド板用ロックアームの一端を係合せしめてスラ
イド板89をロックせしめるための係合切欠部97が形
成されている。
【0053】スライド板用ロックアーム98はメインシ
ャーシ40の側面に固定されたピン99を中心として回
動自在に配置された概ねL字形の部材であり、その一端
には上記係合切欠部97内に入り込んで係合され得る係
合ピン100が外側に向けて植設され、他端は内側に向
けて折り曲げられて係合端101を形成している。この
ロックアーム98はメインシャーシ40の底面に一端を
係止されピン99に巻架されたバネ102によって常に
反時計方向(図12)に付勢されている。
ャーシ40の側面に固定されたピン99を中心として回
動自在に配置された概ねL字形の部材であり、その一端
には上記係合切欠部97内に入り込んで係合され得る係
合ピン100が外側に向けて植設され、他端は内側に向
けて折り曲げられて係合端101を形成している。この
ロックアーム98はメインシャーシ40の底面に一端を
係止されピン99に巻架されたバネ102によって常に
反時計方向(図12)に付勢されている。
【0054】図14ないし図16を参照して、ホルダー
下板42のアクセス窓43の背後には一対のピン103
a、103bが植立され、このピンを軸として回動し得
る一対の連動アーム104a、104bが設けられてい
る。これら連動アームは、その内側端にて、これら連動
アーム以外の他部材には拘束されない連結ピン105に
よって回動自在に軸着され、従ってこれら一対の連動ア
ーム104a、104bは完全に同調して回動される。
即ち、一方の連動ームがピン103aまたは103bを
中心としてある角度だけ回転すれば他方の連動アームも
それに従動して他方のピンを中心として同じ角度だけ反
対方向に回転せしめられる。
下板42のアクセス窓43の背後には一対のピン103
a、103bが植立され、このピンを軸として回動し得
る一対の連動アーム104a、104bが設けられてい
る。これら連動アームは、その内側端にて、これら連動
アーム以外の他部材には拘束されない連結ピン105に
よって回動自在に軸着され、従ってこれら一対の連動ア
ーム104a、104bは完全に同調して回動される。
即ち、一方の連動ームがピン103aまたは103bを
中心としてある角度だけ回転すれば他方の連動アームも
それに従動して他方のピンを中心として同じ角度だけ反
対方向に回転せしめられる。
【0055】また、これら連動アームの自由端には押動
ピン106が植立され、この押動ピン106はホルダー
下板42の第3のスロット47を貫通して下方に延長さ
れており、スライド板用ロックアーム98の係合端10
1に係接され得るよう構成されている。
ピン106が植立され、この押動ピン106はホルダー
下板42の第3のスロット47を貫通して下方に延長さ
れており、スライド板用ロックアーム98の係合端10
1に係接され得るよう構成されている。
【0056】更にホルダー下板42のカートリッジ挿入
口近くの両端において垂下形成された軸107を中心と
して水平方向に回動自在に装着されたカートリッジ用ロ
ックレバー108は、ホルダー下板42の下方に位置せ
しめられた棒状部108aとその先端(カートリッジ用
挿入口側)を垂立させてカートリッジ挿入スペース内に
入り込むよう形成された係合部108bとを一体化して
成るものである。係合部108bは、カートリッジ装填
状態においてその側面後端近くに形成された切欠部21
と係合してカートリッジ1を装填状態に保持せしめるた
めのものである。
口近くの両端において垂下形成された軸107を中心と
して水平方向に回動自在に装着されたカートリッジ用ロ
ックレバー108は、ホルダー下板42の下方に位置せ
しめられた棒状部108aとその先端(カートリッジ用
挿入口側)を垂立させてカートリッジ挿入スペース内に
入り込むよう形成された係合部108bとを一体化して
成るものである。係合部108bは、カートリッジ装填
状態においてその側面後端近くに形成された切欠部21
と係合してカートリッジ1を装填状態に保持せしめるた
めのものである。
【0057】ロックレバーの棒状部108aの後端には
係合ピン109が圧入されて下方に延長されており、こ
の係合ピン109に一端を支承され他端をホルダー下板
42の突起に係着されたバネ110が回動軸107に巻
架され、ロックレバー108を反時計方向(図14)に
付勢している。
係合ピン109が圧入されて下方に延長されており、こ
の係合ピン109に一端を支承され他端をホルダー下板
42の突起に係着されたバネ110が回動軸107に巻
架され、ロックレバー108を反時計方向(図14)に
付勢している。
【0058】また係合ピン109は下方に延長してお
り、カートリッジ1が所定位置に装着されまたベース板
58を作動位置に保持すべくスライド板89がロックさ
れていないときは図23に示すようにスライド板89の
側面部89cの外側面に係合ピン109が当接した位置
にあり、ロックレバー係合部108bをカートリッジ切
欠部21と係合せしめてその装填状態を維持するよう働
くが、カートリッジが装填状態になく従ってスライド板
89がロックされてベース板58が待機位置にあるとき
は、図19に示すようにスライド板89が図23の位置
よりも相対的に右側に移動した位置にあるため、側面部
89cの前端から若干内側に折り曲げつつ前方に延長し
て形成された当接面111に係合ピン109が当接する
こととなり、その移動分だけロックレバー108が軸1
07を中心として図示反時計方向に回転された状態とな
り、従って係合部108bと切欠部21との係合は解除
される。カートリッジ1が挿入されていない状態にあっ
ては、上述したところから明らかなようにロックレバー
108はカートリッジ挿入に際して邪魔にならない位置
に退避している。
り、カートリッジ1が所定位置に装着されまたベース板
58を作動位置に保持すべくスライド板89がロックさ
れていないときは図23に示すようにスライド板89の
側面部89cの外側面に係合ピン109が当接した位置
にあり、ロックレバー係合部108bをカートリッジ切
欠部21と係合せしめてその装填状態を維持するよう働
くが、カートリッジが装填状態になく従ってスライド板
89がロックされてベース板58が待機位置にあるとき
は、図19に示すようにスライド板89が図23の位置
よりも相対的に右側に移動した位置にあるため、側面部
89cの前端から若干内側に折り曲げつつ前方に延長し
て形成された当接面111に係合ピン109が当接する
こととなり、その移動分だけロックレバー108が軸1
07を中心として図示反時計方向に回転された状態とな
り、従って係合部108bと切欠部21との係合は解除
される。カートリッジ1が挿入されていない状態にあっ
ては、上述したところから明らかなようにロックレバー
108はカートリッジ挿入に際して邪魔にならない位置
に退避している。
【0059】カートリッジのシャッター自動開閉機構に
ついて図14ないし図16を参照しながら以下説明する
と、この機構は、上述したホルダー下板42に開口形成
された第1のスロット45内を回動しつつ移動可能であ
るガイドローラ112a、112bを両端に有し該第1
のスロット45に沿ってホルダー下板上を摺動し得るス
ライド部113と、このスライド部113の先端に圧入
植立された枢軸ピン114にその一端を枢支された概ね
三角形状の部材であるシャッター開閉アーム115とを
含んで構成されている。
ついて図14ないし図16を参照しながら以下説明する
と、この機構は、上述したホルダー下板42に開口形成
された第1のスロット45内を回動しつつ移動可能であ
るガイドローラ112a、112bを両端に有し該第1
のスロット45に沿ってホルダー下板上を摺動し得るス
ライド部113と、このスライド部113の先端に圧入
植立された枢軸ピン114にその一端を枢支された概ね
三角形状の部材であるシャッター開閉アーム115とを
含んで構成されている。
【0060】スライド部113のガイドローラ112
a、112bの間には更に別のガイドローラ116がホ
ルダー側板50の内側面に当接しながら回転するよう設
けられ、ホルダー下板42での摺動を円滑に行わしめる
よう配慮されている。またスライド部113には内側延
長部113aが一体形成されていて、これにシャッター
開閉アーム115の頂点115aが当接することによっ
てアーム115の回動角度を規制するよう構成されてい
る。
a、112bの間には更に別のガイドローラ116がホ
ルダー側板50の内側面に当接しながら回転するよう設
けられ、ホルダー下板42での摺動を円滑に行わしめる
よう配慮されている。またスライド部113には内側延
長部113aが一体形成されていて、これにシャッター
開閉アーム115の頂点115aが当接することによっ
てアーム115の回動角度を規制するよう構成されてい
る。
【0061】概ね三角形状のシャッター開閉アーム11
5の枢軸ピン114取付端以外の2端には、ホルダー下
板に開口形成された第2のスロット46内に挿通される
ピン117と第3のスロット47内に挿通されるピン1
18とがそれぞれ下方に向けて植設されている。またピ
ン117近くの先端部にはアーム115と一体に係止ピ
ン119が配設されている。更にピン118とホルダー
下板42の前端に切り起こされた突起との間にバネ12
0が張架され、アーム115をカートリッジ挿入口側に
引き戻す方向に付勢している。なお、図14ないし図1
6はカートリッジ(図示しない)が完全に装着されたも
のとして、スライド部113、アーム115等が記載さ
れている。
5の枢軸ピン114取付端以外の2端には、ホルダー下
板に開口形成された第2のスロット46内に挿通される
ピン117と第3のスロット47内に挿通されるピン1
18とがそれぞれ下方に向けて植設されている。またピ
ン117近くの先端部にはアーム115と一体に係止ピ
ン119が配設されている。更にピン118とホルダー
下板42の前端に切り起こされた突起との間にバネ12
0が張架され、アーム115をカートリッジ挿入口側に
引き戻す方向に付勢している。なお、図14ないし図1
6はカートリッジ(図示しない)が完全に装着されたも
のとして、スライド部113、アーム115等が記載さ
れている。
【0062】以上説明したようなカートリッジと記録再
生装置とを用いた場合の各種動作を次に詳細に説明す
る。
生装置とを用いた場合の各種動作を次に詳細に説明す
る。
【0063】図19ないし図22はカートリッジ1が装
脱口52からその前端部を装着スペース内に挿入され、
シャッター24前面の一側端に形成された切欠部27に
シャッター開閉アーム115の一端に植設された係止ピ
ン119が係合するに至った状態を示す。以下この状態
をイジェクト状態と称する。
脱口52からその前端部を装着スペース内に挿入され、
シャッター24前面の一側端に形成された切欠部27に
シャッター開閉アーム115の一端に植設された係止ピ
ン119が係合するに至った状態を示す。以下この状態
をイジェクト状態と称する。
【0064】イジェクト状態において、特に図19及び
図21から明らかなように、カートリッジロックレバー
108は係合ピン109が当接面111に当接する位置
まで、反時計方向に回転した状態にあるので、その先端
係合部108bがカートリッジの挿入を妨害することが
ない。またイジェクト状態においてはベース板58は待
機位置を占めており、その上に載置されたモータ56や
ピックアップ機構57がホルダー下面42からカートリ
ッジ装着スペース内に突出することなく下方に退避され
た状態にある。また、バネ102の付勢力によって常に
反時計方向(図20)に回転しようとしているスライド
板ロックアーム98は、イジェクト状態において、その
先端の係合ピン100がスライド板89の切欠部97内
に嵌合しており、これによりスライド板89はバネ95
に抗して図示右方向に保持されている。フランジ部58
cから外方に突出するピン85はスライド板89のガイ
ド溝96の下方奥に収容されている。連動アーム104
の自由端から垂下された押動ピン106はイジェクト状
態においてはロックアーム98の係合端101に軽く当
接している。
図21から明らかなように、カートリッジロックレバー
108は係合ピン109が当接面111に当接する位置
まで、反時計方向に回転した状態にあるので、その先端
係合部108bがカートリッジの挿入を妨害することが
ない。またイジェクト状態においてはベース板58は待
機位置を占めており、その上に載置されたモータ56や
ピックアップ機構57がホルダー下面42からカートリ
ッジ装着スペース内に突出することなく下方に退避され
た状態にある。また、バネ102の付勢力によって常に
反時計方向(図20)に回転しようとしているスライド
板ロックアーム98は、イジェクト状態において、その
先端の係合ピン100がスライド板89の切欠部97内
に嵌合しており、これによりスライド板89はバネ95
に抗して図示右方向に保持されている。フランジ部58
cから外方に突出するピン85はスライド板89のガイ
ド溝96の下方奥に収容されている。連動アーム104
の自由端から垂下された押動ピン106はイジェクト状
態においてはロックアーム98の係合端101に軽く当
接している。
【0065】このイジェクト状態から更にカートリッジ
1を押し込むと、後述するハーフロード状態を経て、図
23ないし図26に示す装填状態に至り、この装填状態
において所期の記録再生動作が行われる。
1を押し込むと、後述するハーフロード状態を経て、図
23ないし図26に示す装填状態に至り、この装填状態
において所期の記録再生動作が行われる。
【0066】カートリッジ挿入に伴って装置がイジェク
ト状態からハーフロード状態、更に装填状態に至るに連
動して、まずシャッター開閉アーム115が作動されて
シャッター24を開披する。
ト状態からハーフロード状態、更に装填状態に至るに連
動して、まずシャッター開閉アーム115が作動されて
シャッター24を開披する。
【0067】カートリッジ1が完全に装着されると、図
23下側のシャッター開閉アーム115の作動によって
ピン118が連動アーム104bを反時計方向に押動
し、また連結ピン105によって連動アーム104aが
時計方向に回転する。これによって両側のスライド板ロ
ックアーム98が時計方向に回転されてスライド板89
に対するロックを解除し、よってスライド板89が装脱
口方向に摺動を開始する。まず、スライド板89の摺動
によってカートリッジロックレバー108を時計方向に
回転させてカートリッジ1を装填状態に保持し、ベース
板58を回転軸59を中心に回転させつつ上昇せしめ、
完全に装着されたカートリッジ1のディスク2に対する
記録再生動作を可能にする。
23下側のシャッター開閉アーム115の作動によって
ピン118が連動アーム104bを反時計方向に押動
し、また連結ピン105によって連動アーム104aが
時計方向に回転する。これによって両側のスライド板ロ
ックアーム98が時計方向に回転されてスライド板89
に対するロックを解除し、よってスライド板89が装脱
口方向に摺動を開始する。まず、スライド板89の摺動
によってカートリッジロックレバー108を時計方向に
回転させてカートリッジ1を装填状態に保持し、ベース
板58を回転軸59を中心に回転させつつ上昇せしめ、
完全に装着されたカートリッジ1のディスク2に対する
記録再生動作を可能にする。
【0068】これら一連のシャッター開披動作、ベース
板上昇動作、及びカートリッジロック動作について以下
シャッター開閉動作を中心として特に図27ないし図3
4を参照して説明する。これら図27ないし図34はイ
ジェクト状態からハーフロード状態を経て装填状態に至
る間のホルダー下面42に関連する各部材の位置をカー
トリッジ1の位置及びシャッター24の開披状態と共に
順を追って示すものである。
板上昇動作、及びカートリッジロック動作について以下
シャッター開閉動作を中心として特に図27ないし図3
4を参照して説明する。これら図27ないし図34はイ
ジェクト状態からハーフロード状態を経て装填状態に至
る間のホルダー下面42に関連する各部材の位置をカー
トリッジ1の位置及びシャッター24の開披状態と共に
順を追って示すものである。
【0069】まず図27は装置が図19ないし図22に
示すイジェクト状態にあるときの各部材の位置を示して
おり、このイジェクト状態は、上述したように、シャッ
ター開閉アーム115の一端に植立された係止ピン11
9(119A)がシャッター24の前面一側端に形成さ
れた切欠部27にちょうど嵌入するに至るまでカートリ
ッジ1が挿入された時点で形成される。
示すイジェクト状態にあるときの各部材の位置を示して
おり、このイジェクト状態は、上述したように、シャッ
ター開閉アーム115の一端に植立された係止ピン11
9(119A)がシャッター24の前面一側端に形成さ
れた切欠部27にちょうど嵌入するに至るまでカートリ
ッジ1が挿入された時点で形成される。
【0070】この時点では一方の開閉アーム115Aは
バネ120Aの付勢力によって装脱口側に引き寄せられ
た状態にあり、即ちピン117Aはスロット46Aの装
脱口側端(始端)に、ピン118Aもスロット47Aの
装脱口側の膨大部47b内にそれぞれ位置し、またスラ
イド部113Aはピン114Aに引き寄せられてそのガ
イドローラ112aもまたスロット45Aの装脱口側の
始端45aに位置している。
バネ120Aの付勢力によって装脱口側に引き寄せられ
た状態にあり、即ちピン117Aはスロット46Aの装
脱口側端(始端)に、ピン118Aもスロット47Aの
装脱口側の膨大部47b内にそれぞれ位置し、またスラ
イド部113Aはピン114Aに引き寄せられてそのガ
イドローラ112aもまたスロット45Aの装脱口側の
始端45aに位置している。
【0071】しかしながら、カートリッジ1の前端面は
既述のようにシャッター切欠部27が形成された側の面
22dよりも反対側の面22aの方が挿入方向において
前方に位置するような面構成を持っているので、この図
27に示すイジェクト状態にあっては他方の係止ピン1
19Bはこの先行面22aによって押動されており、こ
れに伴ってピン117Bはスロット46Bの第1の直線
状切り口49bに若干乗り上げた位置にあり、ピン11
8Bもスロット47B内を若干移動している。このよう
に、シャッター24の開披動作を行うのはアーム115
Aであるが、カートリッジ1の先行面22aによってこ
れとは反対のアーム115Bの方が常に先行して回転さ
れ前進されることに留意する必要がある。
既述のようにシャッター切欠部27が形成された側の面
22dよりも反対側の面22aの方が挿入方向において
前方に位置するような面構成を持っているので、この図
27に示すイジェクト状態にあっては他方の係止ピン1
19Bはこの先行面22aによって押動されており、こ
れに伴ってピン117Bはスロット46Bの第1の直線
状切り口49bに若干乗り上げた位置にあり、ピン11
8Bもスロット47B内を若干移動している。このよう
に、シャッター24の開披動作を行うのはアーム115
Aであるが、カートリッジ1の先行面22aによってこ
れとは反対のアーム115Bの方が常に先行して回転さ
れ前進されることに留意する必要がある。
【0072】イジェクト状態から更にカートリッジ1を
押し込んでいくと、アーム115Aのピン117Aは枢
軸ピン114Aのまわりを図示反時計方向に回転しつ
つ、ピン117Aがスロット46Aの第1の直線状切り
口49bに押し付けられながらバネ120Aに抗して前
進され、このアーム115Aの回転に伴ってシャッター
24がバネ30(図5)に抗して横方向(図示下方)に
徐々に摺動される。
押し込んでいくと、アーム115Aのピン117Aは枢
軸ピン114Aのまわりを図示反時計方向に回転しつ
つ、ピン117Aがスロット46Aの第1の直線状切り
口49bに押し付けられながらバネ120Aに抗して前
進され、このアーム115Aの回転に伴ってシャッター
24がバネ30(図5)に抗して横方向(図示下方)に
徐々に摺動される。
【0073】このようにして図28の状態を経て図29
の状態に移行したとき、反対側のアーム115Bの係止
ピン119Bは先行面22aから折曲部28を経てシャ
ッター24の前面に乗り上げる。折曲部28と直線状切
り口49bは概ね平行になるので、カートリッジ1の挿
入動作によるアーム115Bの回転が困難となる。この
際のアーム115Bの回転及び前進を円滑に行うために
第1の直線状切り口49bと第2の直線状切り口49c
との間に段差49dが形成されており、特に係止ピン1
19Bが折曲部28に乗り上げたときにピン117Bを
この段差49dに逃がすよう構成されている。
の状態に移行したとき、反対側のアーム115Bの係止
ピン119Bは先行面22aから折曲部28を経てシャ
ッター24の前面に乗り上げる。折曲部28と直線状切
り口49bは概ね平行になるので、カートリッジ1の挿
入動作によるアーム115Bの回転が困難となる。この
際のアーム115Bの回転及び前進を円滑に行うために
第1の直線状切り口49bと第2の直線状切り口49c
との間に段差49dが形成されており、特に係止ピン1
19Bが折曲部28に乗り上げたときにピン117Bを
この段差49dに逃がすよう構成されている。
【0074】このようにして、常にアーム115Bの作
動が先行しつつ更に図30及び図31の状態を経ると、
アーム115Aのピン117Aがスロット46Aの三日
月形開口部分49と直線状部分48との連続端48bに
到達して図32の状態となる。
動が先行しつつ更に図30及び図31の状態を経ると、
アーム115Aのピン117Aがスロット46Aの三日
月形開口部分49と直線状部分48との連続端48bに
到達して図32の状態となる。
【0075】イジェクト状態から図32の状態に至る
間、ピン117Aはスロット46Aの三日月形開口部分
49の第1の直線状切り口49b、段差49d及び第2
の直線状切り口49cに順次当接しつつ移動されるが、
この間枢軸ピン114Aはピン117Aとの一定間隔を
保持するために僅かに遊動される必要があり、これを許
容するためにこの枢軸ピン114Aに回動自在に連結さ
れたスライド部113Aがスロット45Aに沿って僅か
に摺動される。同時にピン118Aはスロット47Aの
膨大部47b内を遊動する。
間、ピン117Aはスロット46Aの三日月形開口部分
49の第1の直線状切り口49b、段差49d及び第2
の直線状切り口49cに順次当接しつつ移動されるが、
この間枢軸ピン114Aはピン117Aとの一定間隔を
保持するために僅かに遊動される必要があり、これを許
容するためにこの枢軸ピン114Aに回動自在に連結さ
れたスライド部113Aがスロット45Aに沿って僅か
に摺動される。同時にピン118Aはスロット47Aの
膨大部47b内を遊動する。
【0076】図32の状態においてシャッター24は完
全に開放され、そのシャッター窓25の位置がカートリ
ッジ1のスピンドル開口9及びピックアップ開口13の
位置と合致してディスク2を露呈させる。また、このハ
ーフロードの段階でカートリッジ1のシャッター24が
完全に開放されるので、その幅狭部26、中央部分22
cによりバイアスマグネット55を回避する凹部が形成
される。即ち、カートリッジ1はシャッター24が開放
されることで、記録再生装置のホルダに装着されたカー
トリッジ内のディスク面と約1mm程度の僅かな間隔を
置いて固定配置されたバイアスマグネット55に接触す
ることなく以後装着することが可能となる。
全に開放され、そのシャッター窓25の位置がカートリ
ッジ1のスピンドル開口9及びピックアップ開口13の
位置と合致してディスク2を露呈させる。また、このハ
ーフロードの段階でカートリッジ1のシャッター24が
完全に開放されるので、その幅狭部26、中央部分22
cによりバイアスマグネット55を回避する凹部が形成
される。即ち、カートリッジ1はシャッター24が開放
されることで、記録再生装置のホルダに装着されたカー
トリッジ内のディスク面と約1mm程度の僅かな間隔を
置いて固定配置されたバイアスマグネット55に接触す
ることなく以後装着することが可能となる。
【0077】図32のハーフロード状態から更にカート
リッジ1を押し込んでいくと、アーム115Aは、ピン
117Aがスロット46Aの直線状部分48に、ピン1
18Aがスロット47Aの直線状部分47aにそれぞれ
案内されながら、また枢軸ピン114Aがスライド部1
13Aを伴ってスロット45Aに沿って、しかも頂点1
15aとスライド部113Aの内側延長部113aとの
当接によって、アーム115Aはその角度を規制されな
がら、カートリッジ挿入方向に沿って平行に移動され
る。かくして図33の状態を経て図34の状態に至る。
リッジ1を押し込んでいくと、アーム115Aは、ピン
117Aがスロット46Aの直線状部分48に、ピン1
18Aがスロット47Aの直線状部分47aにそれぞれ
案内されながら、また枢軸ピン114Aがスライド部1
13Aを伴ってスロット45Aに沿って、しかも頂点1
15aとスライド部113Aの内側延長部113aとの
当接によって、アーム115Aはその角度を規制されな
がら、カートリッジ挿入方向に沿って平行に移動され
る。かくして図33の状態を経て図34の状態に至る。
【0078】シャッター開披動作を行うアーム115A
と反対側のアーム115Bは、上記したアーム115A
と同様の動きを常に先行して行っている。図34の状態
において、アーム115Aのピン118Aはスロット4
7Aの終端に到達していないが、これよりも先行して作
動されるアーム115Bのピン118Bはスロット47
Bの終端近くに既に到達して、一方の連動アーム104
bの先端をカートリッジ挿入方向に押動せしめる。他方
の連動アーム104aはピン117Aによって直接作動
されるものではないが、ピン103a、103b及び連
結ピン105より構成される連動機構によってアーム1
04bの作動に連動して同じ角度だけ反対方向に回転す
る。
と反対側のアーム115Bは、上記したアーム115A
と同様の動きを常に先行して行っている。図34の状態
において、アーム115Aのピン118Aはスロット4
7Aの終端に到達していないが、これよりも先行して作
動されるアーム115Bのピン118Bはスロット47
Bの終端近くに既に到達して、一方の連動アーム104
bの先端をカートリッジ挿入方向に押動せしめる。他方
の連動アーム104aはピン117Aによって直接作動
されるものではないが、ピン103a、103b及び連
結ピン105より構成される連動機構によってアーム1
04bの作動に連動して同じ角度だけ反対方向に回転す
る。
【0079】これによって連動アーム104a、104
bのそれぞれ先端に垂下植設された押動ピン106が同
一ストロークだけ僅かにカートリッジ挿入方向に移動さ
れ、これがスライド板ロックアーム98の係合端101
を押してロックアーム98をイジェクト状態における図
20の状態からバネ102に抗して図示時計方向に回転
させるため、その係合ピン100がスライド板89の係
合切欠部97から外れ、スライド板89に対するロック
が解除される。
bのそれぞれ先端に垂下植設された押動ピン106が同
一ストロークだけ僅かにカートリッジ挿入方向に移動さ
れ、これがスライド板ロックアーム98の係合端101
を押してロックアーム98をイジェクト状態における図
20の状態からバネ102に抗して図示時計方向に回転
させるため、その係合ピン100がスライド板89の係
合切欠部97から外れ、スライド板89に対するロック
が解除される。
【0080】そしてスライド板89はバネ95の付勢力
によって、その底面89aにおいて固定ピン90を受容
するスロット91とその側面89cにおいて固定ピン9
2を受容するスロット93とに案内されながら、カート
リッジ装着方向と逆方向に水平に摺動される(図11及
び図12を特に参照)。スライド板89がこの方向に摺
動されるに伴い、そのガイド溝96内にピン85が奥深
く収容されて動きを規制され下方待機位置に退避せしめ
られていたベース板58(図20参照)が、ガイド溝9
6の傾斜面に沿って軸59を中心として時計方向に回転
されつつ上昇移動されて、図23及び図26に明示され
るような作動位置に至る。この作動位置において所期の
記録再生動作が可能となる。
によって、その底面89aにおいて固定ピン90を受容
するスロット91とその側面89cにおいて固定ピン9
2を受容するスロット93とに案内されながら、カート
リッジ装着方向と逆方向に水平に摺動される(図11及
び図12を特に参照)。スライド板89がこの方向に摺
動されるに伴い、そのガイド溝96内にピン85が奥深
く収容されて動きを規制され下方待機位置に退避せしめ
られていたベース板58(図20参照)が、ガイド溝9
6の傾斜面に沿って軸59を中心として時計方向に回転
されつつ上昇移動されて、図23及び図26に明示され
るような作動位置に至る。この作動位置において所期の
記録再生動作が可能となる。
【0081】スライド板89が上記した要領でロック解
除されてカートリッジ挿入方向と逆方向に摺動されるに
伴って、カートリッジロック動作が行われる。即ち、ス
ライド板89がロックされているときは、図19及び図
20に明示されるように、カートリッジロックレバー1
08は、スライド板の内側当接面111に係合ピン10
9が係接されていてその先端係合部108bがカートリ
ッジ側面よりも外方に逃げた状態にあるが、スライド板
89に対するロックが解除されてカートリッジ挿入方向
と逆方向に摺動すると、バネ110の付勢力に抗して、
当接面111から側面部89cの前端に係合ピン109
が当接することとなり、その移動分だけ軸107を中心
として時計方向に回転し、先端係合部108bがカート
リッジ1の後側端に形成された切欠部21に入り込み、
カートリッジ1を装着状態に保持せしめる。
除されてカートリッジ挿入方向と逆方向に摺動されるに
伴って、カートリッジロック動作が行われる。即ち、ス
ライド板89がロックされているときは、図19及び図
20に明示されるように、カートリッジロックレバー1
08は、スライド板の内側当接面111に係合ピン10
9が係接されていてその先端係合部108bがカートリ
ッジ側面よりも外方に逃げた状態にあるが、スライド板
89に対するロックが解除されてカートリッジ挿入方向
と逆方向に摺動すると、バネ110の付勢力に抗して、
当接面111から側面部89cの前端に係合ピン109
が当接することとなり、その移動分だけ軸107を中心
として時計方向に回転し、先端係合部108bがカート
リッジ1の後側端に形成された切欠部21に入り込み、
カートリッジ1を装着状態に保持せしめる。
【0082】なお、カートリッジ1の保持動作に若干遅
れて、ベース板上昇動作が行われる。即ち、スライド板
89が更に摺動されるに伴い、そのガイド溝96内にピ
ン85が奥深く収容されて動きを規制され下方待機位置
に退避せしめられていたベース板58が、ガイド溝96
の傾斜面に沿って軸59を中心として時計方向に回転さ
れつつ上昇移動されて、図23及び図26に示されるよ
うな作動位置に至る。この作動位置において所期の記録
再生動作が可能となる。
れて、ベース板上昇動作が行われる。即ち、スライド板
89が更に摺動されるに伴い、そのガイド溝96内にピ
ン85が奥深く収容されて動きを規制され下方待機位置
に退避せしめられていたベース板58が、ガイド溝96
の傾斜面に沿って軸59を中心として時計方向に回転さ
れつつ上昇移動されて、図23及び図26に示されるよ
うな作動位置に至る。この作動位置において所期の記録
再生動作が可能となる。
【0083】以上のようにして挿入途中でシャッター開
披動作が完了し、更にカートリッジを挿入して完全に装
着位置にまで押し込んだときにカートリッジロック動作
が行われ、これが完了した直後にベース板上昇移動が行
われて、図23ないし図26に示す装填状態が形成され
るものである。
披動作が完了し、更にカートリッジを挿入して完全に装
着位置にまで押し込んだときにカートリッジロック動作
が行われ、これが完了した直後にベース板上昇移動が行
われて、図23ないし図26に示す装填状態が形成され
るものである。
【0084】装填状態において所望の記録再生動作を行
った後カートリッジ1をイジェクトさせる動作は、装置
外に突出しているスライド板89の操作部89bを手で
押し込んで、バネ95に抗してスライド板89をカート
リッジ挿入方向に摺動させることによって行われる。
った後カートリッジ1をイジェクトさせる動作は、装置
外に突出しているスライド板89の操作部89bを手で
押し込んで、バネ95に抗してスライド板89をカート
リッジ挿入方向に摺動させることによって行われる。
【0085】これによってまずベース板58のフランジ
部58cのピン85(ガイドローラ88)がスライド板
89のガイド溝96の傾斜面に沿って斜め下方に押さえ
込まれながら移動され、よってバネ87に抗してベース
板58を反時計方向に回転させて待機位置に退避させ
る。
部58cのピン85(ガイドローラ88)がスライド板
89のガイド溝96の傾斜面に沿って斜め下方に押さえ
込まれながら移動され、よってバネ87に抗してベース
板58を反時計方向に回転させて待機位置に退避させ
る。
【0086】更にスライド板89が摺動すると、カート
リッジロックレバー108に関して上述した動作と反対
の動作が行われ、先端係合部108bのカートリッジ切
欠部21に対する係合が解除され、カートリッジロック
を解除する。またスライド板89の摺動はその係合切欠
部97にロックアーム98の係合ピン100が嵌合せし
められるまで継続され、これによってスライド板89は
ロックアーム98によって不作動位置にロックされる。
リッジロックレバー108に関して上述した動作と反対
の動作が行われ、先端係合部108bのカートリッジ切
欠部21に対する係合が解除され、カートリッジロック
を解除する。またスライド板89の摺動はその係合切欠
部97にロックアーム98の係合ピン100が嵌合せし
められるまで継続され、これによってスライド板89は
ロックアーム98によって不作動位置にロックされる。
【0087】またカートリッジロックが解除されると、
シャッター開閉アーム115のピン118とホルダー下
板42との間に張架されたバネ120によってアーム1
15がカートリッジ挿入方向と逆方向に引き戻され、カ
ートリッジ1がイジェクトされ、かつ係止ピン119の
回動によってシャッターが閉止される。
シャッター開閉アーム115のピン118とホルダー下
板42との間に張架されたバネ120によってアーム1
15がカートリッジ挿入方向と逆方向に引き戻され、カ
ートリッジ1がイジェクトされ、かつ係止ピン119の
回動によってシャッターが閉止される。
【0088】このカートリッジイジェクト時のアーム1
15は、図34の装着状態から図32のハーフロード状
態までは、上述した挿入時の動作を逆進行させたもので
あって、スロット45、46、47に案内されて平行移
動する。
15は、図34の装着状態から図32のハーフロード状
態までは、上述した挿入時の動作を逆進行させたもので
あって、スロット45、46、47に案内されて平行移
動する。
【0089】しかし図32のハーフロード状態からは、
図31ないし図28のような位置を取ることなく、バネ
120の付勢力によって枢軸ピン114を中心として一
挙にアーム115Aは時計方向に、またアーム115B
は反時計方向に回転して図27のイジェクト状態に復帰
する。これは図32のハーフロード状態において枢軸ピ
ン114がその移動経路中最左端にて動き得ない状態に
あるため、ピン117は挿入時のように直線状切り口4
9b、49c及び段差49dに当接することなく、単に
円弧状切り口49aに沿って当接することなく、ピン1
14を中心に回転されるだけだからである。
図31ないし図28のような位置を取ることなく、バネ
120の付勢力によって枢軸ピン114を中心として一
挙にアーム115Aは時計方向に、またアーム115B
は反時計方向に回転して図27のイジェクト状態に復帰
する。これは図32のハーフロード状態において枢軸ピ
ン114がその移動経路中最左端にて動き得ない状態に
あるため、ピン117は挿入時のように直線状切り口4
9b、49c及び段差49dに当接することなく、単に
円弧状切り口49aに沿って当接することなく、ピン1
14を中心に回転されるだけだからである。
【0090】以上の説明はカートリッジの片面を使用す
る場合について行ったが、本実施例におけるカートリッ
ジは両面利用可能であり、それに対応する構成を持って
いることに留意すべきである。例えばシャッター自動開
閉機構は装置上部においてカートリッジ挿入方向の中心
線について完全に対称に構成されている。従って、図2
7ないし図34に示したと反対のディスク面を利用すべ
くカートリッジを裏返して挿入される場合は、シャッタ
ー切欠部27はアーム115Bの係止ピン119Bと係
合し、他方のアーム115Aの動きの方が先行すること
となる。
る場合について行ったが、本実施例におけるカートリッ
ジは両面利用可能であり、それに対応する構成を持って
いることに留意すべきである。例えばシャッター自動開
閉機構は装置上部においてカートリッジ挿入方向の中心
線について完全に対称に構成されている。従って、図2
7ないし図34に示したと反対のディスク面を利用すべ
くカートリッジを裏返して挿入される場合は、シャッタ
ー切欠部27はアーム115Bの係止ピン119Bと係
合し、他方のアーム115Aの動きの方が先行すること
となる。
【0091】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく種々の態様を取得る。例えば、第2のスロット4
6の三日月形部分49の円弧状の切り口49aと直線状
部分48はピン117の移動軌跡に対する逃げ、第3の
スロット47はピン118の移動軌跡に対する逃げにな
っているので、必ずしもこの形状に限定されない。また
係止ピン119(第1の係合部)とピン117(第2の
係合部)は同一のピンで兼用が可能なことは明らかであ
る。
となく種々の態様を取得る。例えば、第2のスロット4
6の三日月形部分49の円弧状の切り口49aと直線状
部分48はピン117の移動軌跡に対する逃げ、第3の
スロット47はピン118の移動軌跡に対する逃げにな
っているので、必ずしもこの形状に限定されない。また
係止ピン119(第1の係合部)とピン117(第2の
係合部)は同一のピンで兼用が可能なことは明らかであ
る。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、光磁気ディスクカート
リッジのシャッターがハーフロード位置において全開と
なり、その後完全に装着位置に至るまでシャッター全開
状態が維持されるので、バイアスマグネットをホルダー
に固定配置することができ、装置の構成を簡単にし、コ
ンパクトにすることができる。
リッジのシャッターがハーフロード位置において全開と
なり、その後完全に装着位置に至るまでシャッター全開
状態が維持されるので、バイアスマグネットをホルダー
に固定配置することができ、装置の構成を簡単にし、コ
ンパクトにすることができる。
【図1】本発明の一実施例において用いられ得る光磁気
ディスクカートリッジの構成であって、シャッターを取
り外した状態を示す上面図である。
ディスクカートリッジの構成であって、シャッターを取
り外した状態を示す上面図である。
【図2】シャッターを取り外した状態のディスクカート
リッジを示す前面図である。
リッジを示す前面図である。
【図3】シャッターを取り外した状態のディスクカート
リッジを示す下面図である。
リッジを示す下面図である。
【図4】シャッターを取り外した状態のディスクカート
リッジを示す下面斜視図である。
リッジを示す下面斜視図である。
【図5】シャッタークローズ時のディスクカートリッジ
を示す上面図である。
を示す上面図である。
【図6】シャッタークローズ時のディスクカートリッジ
を示す前面図である。
を示す前面図である。
【図7】シャッターオープン時のディスクカートリッジ
を示す上面図である。
を示す上面図である。
【図8】シャッターオープン時のディスクカートリッジ
を示す前面図である。
を示す前面図である。
【図9】シャッターオープン時のディスクカートリッジ
を示す下面図である。
を示す下面図である。
【図10】シャッターオープン時のディスクカートリッ
ジを示す下面斜視図である。
ジを示す下面斜視図である。
【図11】図1ないし図10のディスクカートリッジと
関連して用いられる本発明の一実施例による光磁気ディ
スク記録再生装置の構成であって、カートリッジ装填位
置における装置のメインシャーシ、スライド板、ベース
板及びこれらに関連した部材を示す上面図である。
関連して用いられる本発明の一実施例による光磁気ディ
スク記録再生装置の構成であって、カートリッジ装填位
置における装置のメインシャーシ、スライド板、ベース
板及びこれらに関連した部材を示す上面図である。
【図12】図11と同様の部材を示す一部を断面にした
側面図である。
側面図である。
【図13】図11及び図12と同様の部材を示す前面図
である。
である。
【図14】当該実施例による光磁気ディスク記録再生装
置におけるカートリッジホルダー、シャッター自動開閉
機構、カートリッジロック機構等を示す上面図である。
置におけるカートリッジホルダー、シャッター自動開閉
機構、カートリッジロック機構等を示す上面図である。
【図15】図14と同様の部材を示す一部を断面にした
側面図である。
側面図である。
【図16】図14及び図15と同様の部材を示す前面図
である。
である。
【図17】当該実施例による光磁気ディスク記録再生装
置のカートリッジ装填位置におけるカートリッジと共に
ベース板及びこの上に配置されるモータ及びピックアッ
プ機構を独立して示す上面図である。
置のカートリッジ装填位置におけるカートリッジと共に
ベース板及びこの上に配置されるモータ及びピックアッ
プ機構を独立して示す上面図である。
【図18】図17と同様の部材を示す側面図である。
【図19】イジェクト状態にある当該光磁気ディスク記
録再生装置を、モータとピックアップ機構を取り除いた
ものとして、カートリッジと共に示す上面図である。
録再生装置を、モータとピックアップ機構を取り除いた
ものとして、カートリッジと共に示す上面図である。
【図20】図19と同様の状態を示す側面図である。
【図21】イジェクト状態にある当該光磁気ディスク記
録再生装置を、更にスライド板、スライド板ロック機構
及びピックアップ機構を取り除いたものとして、カート
リッジと共に示す上面図である。
録再生装置を、更にスライド板、スライド板ロック機構
及びピックアップ機構を取り除いたものとして、カート
リッジと共に示す上面図である。
【図22】図21と同様の状態を示す側面図である。
【図23】カートリッジ装填状態にある当該光磁気ディ
スク記録再生装置を、モータとピックアップ機構を取り
除いたものとして、カートリッジと共に示す上面図であ
る。
スク記録再生装置を、モータとピックアップ機構を取り
除いたものとして、カートリッジと共に示す上面図であ
る。
【図24】図19と同様の状態を示す側面図である。
【図25】カートリッジ装填状態にある当該光磁気ディ
スク記録再生装置を、更にスライド板、スライド板ロッ
ク機構及びピックアップ機構を取り除いたものとして、
カートリッジと共に示す上面図である。
スク記録再生装置を、更にスライド板、スライド板ロッ
ク機構及びピックアップ機構を取り除いたものとして、
カートリッジと共に示す上面図である。
【図26】図21と同様の状態を示す側面図である。
【図27】当該光磁気ディスク記録再生装置におけるカ
ートリッジ挿入に伴うシャッター自動開閉機構の動作を
段階的に示し、シャッタークローズ状態を示す上面図で
ある。
ートリッジ挿入に伴うシャッター自動開閉機構の動作を
段階的に示し、シャッタークローズ状態を示す上面図で
ある。
【図28】シャッターが図27のクローズ状態から若干
開いた状態を示す上面図である。
開いた状態を示す上面図である。
【図29】シャッターが図28の状態から更に若干開い
た状態を示す上面図である。
た状態を示す上面図である。
【図30】シャッターが図29の状態から更に若干開い
た状態を示す上面図である。
た状態を示す上面図である。
【図31】シャッターが図30の状態から更に若干開い
た状態を示す上面図である。
た状態を示す上面図である。
【図32】シャッターが図31の状態から更に開いて完
全に開放されたカートリッジハーフロード時の状態を示
す上面図である。
全に開放されたカートリッジハーフロード時の状態を示
す上面図である。
【図33】図32の状態からカートリッジが更に挿入さ
れた状態を示す上面図である。
れた状態を示す上面図である。
【図34】図33の状態からカートリッジが更に挿入さ
れた装填状態を示す上面図である。
れた装填状態を示す上面図である。
1 光磁気ディスクカートリッジ 2 光磁気ディスク 24 シャッター 40 メインシャーシ 55 バイアスマグネット 56 スピンドルモータ 57 ピックアップ機構 58 ベース板 89 スライド板
Claims (1)
- 【請求項1】 その内部に光磁気ディスクを収納し、
該光磁気ディスクを外部に露呈する開口を閉鎖すべく移
動可能なシャッターを備えたディスクカートリッジを装
脱可能なホルダーと、 上記ホルダーに固定的に配置され、上記ホルダーに装着
された上記ディスクカートリッジの一方の面側に形成さ
れた開口内に臨み、上記ディスクカートリッジ内の光磁
気ディスクの一方の面側に近接配置されるバイアスマグ
ネットと、 上記ホルダーに挿入された上記ディスクカートリッジが
上記バイアスマグネットに近接するハーフロード位置に
至るまでの挿入ストロークによって上記シャッターを完
全に開放し、引き続いて上記ディスクカートリッジが上
記ホルダーに完全に装着される装着位置に至るまでの挿
入ストロークの間上記シャッターを完全に開放した状態
に保つシャッター開閉機構と、 上記ホルダーに装着された上記ディスクカートリッジ内
の光磁気ディスクの他方の面側にあり、上記光磁気ディ
スクを挟んで上記バイアスマグネットと対向配置される
光学ヘッドと、上記光磁気ディスクを回転駆動するスピ
ンドルモータとを載置するベースと、 上記ディスクカートリッジが上記ホルダーに完全に装着
されたとき、上記ホルダーと上記ベースとを相対的に近
接移動させる移動機構と、を有してなることを特徴とす
る光磁気ディスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028605A JP2585176B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 光磁気ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028605A JP2585176B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 光磁気ディスク記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62276778A Division JPH01119952A (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | ディスクカートリッジのシャッター開閉機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250787A JPH05250787A (ja) | 1993-09-28 |
JP2585176B2 true JP2585176B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=12253216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5028605A Expired - Lifetime JP2585176B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 光磁気ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585176B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP5028605A patent/JP2585176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05250787A (ja) | 1993-09-28 |
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