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JP2001291357A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

Info

Publication number
JP2001291357A
JP2001291357A JP2001078921A JP2001078921A JP2001291357A JP 2001291357 A JP2001291357 A JP 2001291357A JP 2001078921 A JP2001078921 A JP 2001078921A JP 2001078921 A JP2001078921 A JP 2001078921A JP 2001291357 A JP2001291357 A JP 2001291357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
disk
optical disk
magneto
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001078921A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Fujisawa
裕利 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001078921A priority Critical patent/JP2001291357A/ja
Publication of JP2001291357A publication Critical patent/JP2001291357A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納されたディスクの種類を容易に識別す
る。 【解決手段】 ディスク2を収納したカートリッジ本体
5と、このカートリッジ本体5に設けられた一対の位置
決め穴27,27と、カートリッジ本体5に移動自在に
設けられ、カートリッジ本体5に記録再生用の開口部
8,9を開閉するシャッタ13と、一対の位置決め穴2
7,27のうちの一方の位置決め穴27の近傍のカート
リッジ本体5の一側面部にカートリッジ本体5に収納さ
れているディスクに応じてカートリッジ本体5の厚み方
向に形成され、カートリッジ本体5に収納されているデ
ィスクが光磁気ディスク2であるか否かを示す識別凹部
31とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク等のデ
ィスクを収納したディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、楽音情報や映像情報、その他の情
報信号の光記録媒体として、あらかじめ所望の楽音情報
信号を記録しておき、ユーザーが再生装置に装着するこ
とによって楽音情報信号の再生を行う読み出し専用、す
なわち再生専用型の光ディスクが用いられている。
【0003】また、一旦記録した記録信号の消去及び再
記録を可能とした光記録媒体として、記録層に磁性薄膜
を用いた記録型の光磁気ディスクが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、再生専用型
の光ディスクと記録型の光磁気ディスクは、共通のディ
スク記録再生装置を用いて情報信号の記録及び/又は再
生を可能となすため、共通の大きさに形成され、これら
ディスクを収納するディスクカートリッジも共通の大き
さを有し、略々共通の形態をもって構成されている。
【0005】このような共通の大きさ及び略々共通の形
態を有するディスクカートリッジにあっては、外観の形
態によって収納されたディスクが再生専用型の光ディス
クであるか記録型の光磁気ディスクであるかを容易に識
別することができない。
【0006】そこで、本発明の目的は、ディスクを収納
するカートリッジ本体に、収納したディスクの種類を識
別する識別部を設けることによって、収納されたディス
クの種類を容易に識別することを可能となすディスクカ
ートリッジを提供することにある。
【0007】さらに、本発明の目的は、記録装置への装
着により自動的にカートリッジ本体に収納したディスク
の種類の識別を可能となすディスクカートリッジを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するため、本発明に係るディスクカートリッジは、ディ
スクを収納し、収納されたディスクの一部を外部に露出
させる開口部を有するカートリッジ本体と、このカート
リッジ本体に設けられた一対の位置決め穴と、上記カー
トリッジ本体に移動自在に設けられ、上記開口部を開閉
するシャッタと、上記一対の位置決め穴のうちの一方の
位置決め穴の近傍の上記カートリッジ本体の一側面部に
上記カートリッジ本体に収納されているディスクに応じ
て上記カートリッジ本体の厚み方向に形成され、上記カ
ートリッジ本体に収納されているディスクが光磁気ディ
スクであるか否かを示す識別凹部とを備えるものであ
る。
【0009】本発明に係るディスクカートリッジにおい
て、上記識別凹部は、上記カートリッジ本体の装置への
挿入方向前端側の一側面部に形成されている。
【0010】
【作用】本発明に係るディスクカートリッジは、一対の
位置決め穴のうちの一方の位置決め穴の近傍のカートリ
ッジ本体の一側面部に設けた識別凹部を記録及び/又は
再生装置側に設けた検出機構によって検出されることに
より、カートリッジ本体に収納されたディスクが光磁気
ディスクであるか否かの識別が行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るディスクカートリッジ及
びこのディスクカートリッジを用いる光ディスク記録及
び/又は再生装置を図面を参照して説明する。
【0012】まず、本発明に係る光ディスクの記録装置
に用いられるディスクカートリッジを説明する。
【0013】本発明に係るディスクカートリッジ1は、
図1に示すように、直径(R1)を略64mmとしなが
ら従来用いられている直径を略120mmの光ディスク
であるいわゆるコンパクトディスク(CD)と同等の情
報信号に記録を可能となす高密度記録を達成した光ディ
スクを収納したものである。この光ディスクは、ディス
ク基板の厚さを1.2mmとなし、トラックピッチを
1.6μmとなし、楽音信号で略60分以上の情報量に
相当する記録を可能したものである。また、この光ディ
スクは、記録層に光磁気記録膜を用い一旦記録した記録
信号の消去及び再記録を可能とした繰り返し記録を可能
とした光磁気ディスク2として構成されている。 そ
して、ディスクカートリッジ1は、図1及び図2に示す
ように、方形状をなす上下一対の上ハーフ3及び下ハー
フ4を突き合わせ結合してなるカートリッジ本体5を有
し、このカートリッジ本体5内に光磁気ディスク2を回
転自在に収納して構成されている。
【0014】カートリッジ本体5を構成する下ハーフ3
の略中央部には、図2に示すように、光磁気ディスク2
のセンター孔6の周縁を外方に臨ませるとともに、この
ディスクカートリッジ1が記録及び/又は再生装置に装
着されたとき光ディスク2を回転操作するディスク回転
駆動装置のディスクテーブルが挿入されるディスクテー
ブル用開口部7が開設されている。さらに、下ハーフ4
には、光ディスク5の信号記録面の一部を径方向に亘っ
て外方に臨まされて光学ピックアップ装置が臨む光学ピ
ックアップ装置用開口部8が設けられている。また、上
ハーフ3側には、磁気ヘッドが進入される磁気ヘッド用
開口部9が開設されている。各開口部8,9は、相対向
するようにして、カートリッジ本体5の一側面部10側
と他側面11側の左右方向の中央部であって、カートリ
ッジ本体4の前面部12側に寄った位置に設けられ、光
磁気ディスク2の信号記録面の一部を径方向の内外周に
亘って外方に臨まされるに足る大きさの長方形状に形成
されてなる。
【0015】そして、カートリッジ本体5には、各開口
部8,9を閉塞するシャッタ13が移動可能に取り付け
られている。このシャッタ13は、薄い金属板や合成樹
脂板を折曲し、あるいは合成樹脂をモールド成形して断
面コ字状をなすように形成されている。すなわち、シャ
ッタ13は、連結片部14を介して一対のシャッタ部1
5,16を相対向するように連設し断面コ字状をなすよ
うに形成されてなるものである。このシャッタ13は、
各シャッタ部15,16を各開口部8,9上にそれぞれ
延在させるようにしてカートリッジ本体5の前面部12
側を挟持するようにカートリッジ本体4に移動可能に取
り付けられる。また、シャッタ13の光学ピックアップ
装置用開口部8を閉塞するシャッタ部15の連結片部1
4への連結部近傍には、下ハーフ4に形成された係合溝
17に係合する一対の係合片18,19が折曲形成され
ている。そして、シャッタ13は、これら係合片18,
19を係合溝17に係合することにより移動方向の規制
が図られるとともに抜け止めが図られてカートリッジ本
体5に移動可能に取り付けられる。
【0016】また、カートリッジ本体5内には、シャッ
タ13を常時各開口部8,9を閉塞する方向に移動付勢
する付勢手段としての捩りコイルバネ20が配設されて
いる。この捩りコイルバネ20は、一端をカートリッジ
本体5の前面部12側コーナ部に係止させ、他端をシャ
ッタ13の連結片部14に折曲形成したバネ係止片21
に係止させて配設されることによりシャッタ13を図1
及び図2中矢印A方向の各開口部8,9を閉塞する方向
に移動付勢している。
【0017】さらに、カートリッジ本体4の前面部12
側の他方のコーナ部には、シャッタ13が各開口部8,
9を閉塞する位置にあるとき、このシャッタ13を閉塞
位置にロックするシャッタロック部材22が配設されて
いる。このシャッタロック部材22は、合成樹脂等によ
って形成されて弾性変位可能となされている。そして、
シャッタロック部材22は、一側面に係合凹部23を形
成したロック部24をカートリッジ本体5の前面部12
側に形成される後述するシャッタ開閉部材挿入溝25内
に突出するようにカートリッジ本体5内に取り付けられ
ている。このように取り付けられたシャッタロック部材
22は、シャッタ13が図1及び図2に示すように各開
口部8,9を閉塞する位置に至ると、このシャッタ13
の連結片部14に折曲形成したロック片26が係合凹部
23に係合させられてシャッタ13を閉塞位置にロック
させる。
【0018】そして、カートリッジ本体5の前面部12
には、シャッタ13のシャッタロック部材22へのロッ
クを解除するとともに、シャッタ13を捩りコイルバネ
20の付勢力に抗して、図1及び図2中矢印B方向に移
動操作する記録及び/又は再生装置側に配設されるシャ
ッタ開閉部材と係合するシャッタ開閉部材挿入溝25が
形成されている。このシャッタ開閉部材挿入溝25は、
カートリッジ本体5のシャッタ13の移動方向と直交す
るカートリッジ本体5の一側面部10側からシャッタ1
3の移動可能な範囲に亘って形成されている。そして、
シャッタ開閉部材挿入溝25のカートリッジ本体5の一
側面部10側に臨む部分は開口端25aとなされ、この
開口端25aを介して記録及び/又は再生装置側に配設
されるシャッタ開閉部材が挿入係合されるように形成さ
れてなる。
【0019】また、カートリッジ本体5を構成する下ハ
ーフ4側には、このディスクカートリッジ1を記録及び
/又は再生装置に装着したときディスクカートリッジ1
の水平方向の装着位置を位置決めする位置決めピンが係
合する一対の位置決めピン係合孔27,27が設けられ
ている。これら位置決めピン係合孔27,27は、装置
側の位置決めピンが係合することにより、装置への装着
位置の位決めを図る位置決め孔となる。
【0020】さらにまた、下ハーフ4には、このディス
クカートリッジ1に収納された光ディスクの種類等を判
別するためのディスク判別孔28,29及び誤記録防止
部材30が設けられている。
【0021】このように構成されてなるディスクカート
リッジ1のカートリッジ本体5は、前述したように略6
4mmの直径(R1)を有する光磁気ディスク2を収納
し得る大きさを有するものであれば十分である。そこ
で、カートリッジ本体5は、シャッタ13の移動方向の
幅(W)を68mmとなし、シャッタ13の移動方向
と直交する方向の幅(W)を72mmとなし、その厚
さ(D)を5mmとなして形成されいる。なお、カート
リッジ本体5のシャッタ13の移動方向と直交する方向
の幅(W)を、シャッタ12の移動方向の幅(W
に比し大きくしたのは、カートリッジ本体5の前面部1
2側に捩りコイルバネ20及びシャッタロック部材22
の収納空間を設けるためである。
【0022】なお、このディスクカートリッジ1は、記
録された信号の書換えが可能な光磁気ディスク2が収納
されてなるので、磁気ヘッド用開口部9を介して磁気ヘ
ッドをカートリッジ本体5内に移動させる必要がある。
そこで、このディスクカートリッジ1を構成するカート
リッジ本体5には、収納されたディスクが信号の書換え
が可能な光磁気ディスク2であることを表示する識別凹
部31が設けられている。光磁気ディスク2を収納した
ディスクカートリッジ1に設けられる識別凹部31は、
カートリッジ本体5の厚み方向の深さが、後述するよう
に、磁気ヘッドをカートリッジ本体5内へ進入すること
を可能とする深さに形成されている。ディスクカートリ
ッジ1に収納されるディスクの種類を識別するための識
別凹部31は、図1及び図2に示すように、カートリッ
ジ本体5の一側面部10側に形成されている。
【0023】また、本発明に係る光ディスク記録及び/
又は再生装置は、後述するように光学ピックアップ装置
を備えてなるので、読み出し再生専用の光ディスクも記
録媒体として用いることができる。
【0024】この読み出し再生専用の光ディスク20
2、すなわち、光磁気ディスク2のように情報信号の記
録のためのガイドとなるプリグルーブ付きの光ディスク
基板上に光磁気記録膜を設ける構成に代えて、予め記録
すべき情報に基づいて凹凸パターンがスパイラル状又は
同心円状に設けられた光ディスク基板にアルミニウム、
銀等の高反射率を有する反射膜が設けられた光ディスク
若しくは前述の光磁気ディスクに所定の情報が予め記録
された光ディスク202を収納したディスクカートリッ
ジ200は、前述の光磁気ディスク2を収納したディス
クカートリッジ1と異なり、光磁気ディスクに情報信号
の記録を行うための外部磁界発生用の磁気ヘッドを用い
る必要がないので、図3に示すように、上ハーフ3側に
は一切の開口部が設けられることなく閉塞されている。
上ハーフ3の主面の中央部3aは、周縁部3bより低い
凹部とされ、この中央部3aはレーベル等が貼られる領
域として用いられる。そして、下ハーフ4側に、図4に
示すように、光学ピックアップ装置が臨む開口部8のみ
が設けられている。また、このディスクカートリッジ2
00に取り付けられるシャッタ203は、カートリッジ
本体205の上ハーフ3側を閉塞する必要がないので、
図3に示すように、カートリッジ本体205の上ハーフ
3側に延在する部分は削除されている。但し、シャッタ
203のカートリッジ本体205に対する確実な移動を
保証するとともに、カートリッジ本体205からの抜け
落ちを防止するため、上ハーフ3の前面側の一部を支持
する支持突片206が突設されている。
【0025】また、このディスクカートリッジ200
は、光磁気ディスク2を収納したディスクカートリッジ
1との識別を可能となすため、光磁気で2を収納したデ
ィスクカートリッジ1に設けられる識別凹部31とはカ
ートリッジ本体205の厚さ方向の深さを異にして形成
されている。具体的には、光磁気ディスク2を収納した
ディスクカートリッジ1のカートリッジ本体5に識別凹
部31が設けられる部分がカートリッジ本体205の主
面と連続する閉塞された状態にある。
【0026】なお、この光ディスク202を収納したデ
ィスクカートリッジ200は、前述した構成上の差異の
他、大きさ及びその他のシャッタ203の閉塞及びロッ
クの機構やシャッタ203を開放させるためのシャッタ
開閉部材が係合されるシャッタ開閉部材挿入溝25の構
成等を前記ディスクカートリッジ1と全く同一となすの
で、同一構成部材には同一符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0027】また、ディスクカートリッジ1及び200
に収納される光磁気ディスク2あるいは光ディスク20
2には、センター孔6を閉塞するようにしてで回転駆動
装置に設けられた永久磁石等の磁気吸引手段の周部に
は、磁気吸引力を利用してディスク回転駆動装置のディ
スクテーブル上に装着され得るように磁性板6aが設け
られる。
【0028】次に、上述したように構成された本発明に
係るディスクカートリッジ1及び200を記録媒体に用
いる光ディスク記録及び/又は再生装置を説明する。
【0029】この光ディスク記録及び/又は再生装置
は、ディスクカートリッジ1又は200を内部に収納す
るようにして装着し、光磁気ディスク2への情報信号の
記録及びこの記録された情報信号の再生並びに光ディス
ク202に記録された情報信号の再生を行うに足る機構
及び手段を備えて構成されている。
【0030】この光ディスク記録及び/又は再生装置
は、図5に示すように、ディスクカートリッジ1又は2
00を内部に収納する如く装着可能であって、手で把持
しあるいは身体に装着する等携帯して使用可能となす大
きさに形成されてなるものである。そこで、この装置本
体を構成する外筺50は、長さ(L)を112mm以下
となし、幅(W)を89mm以下となし、高さ(H)を
31mm以下の大きさに形成される。この例にあって
は、外筺50は、長さ(L)を112mm、幅(W)を
89mm、高さ(H)を31mmとして形成されてい
る。
【0031】このような大きさに形成された外筺50の
前面には、前述したディスクカートリッジ1又は200
の挿脱を行うカートリッジ挿脱口51が設けられてい
る。このカートリッジ挿脱口51は、ディスクカートリ
ッジ1又は200をシャッタ13,203の移動方向を
挿入方向として挿脱を行うに足る大きさに形成されてい
る。また、外筺50の上面側には、再生開始釦52、記
録釦53、停止釦54、記録信号や再生信号の出力調整
釦55等の記録再生動作を制御する釦群、光磁気ディス
ク2や光ディスク202に記録された情報信号の選択指
定釦群56が配設されるとともに、当該装置の操作モー
ド状態や記録及び/又は再生中の情報信号に施された表
示情報を表示する表示部57が配設されている。さら
に、外筺50のカートリッジ挿脱口51が設けられた面
に直交する一側面には、マイクロホン接続用ジャック、
イヤホン接続用ジャック等のジャック58が配設されて
いる。さらにまた、カートリッジ挿脱口51が設けられ
た前面側には、この装置内に装着されてディスクカート
リッジ1又は200を排出操作するイジェクト操作釦5
9が設けられている。
【0032】なお、カートリッジ挿脱口51には、外筺
50内部への塵芥等の侵入を防止するための開閉蓋が設
けられる。
【0033】上述のように構成された外筺50内には、
図6及び図7に示すように、この外筺50内に挿入され
たディスクカートリッジ1又は200を所定のカートリ
ッジ装着部60に装着させるとともに光磁気ディスク2
又は光ディスク202をディスク回転駆動装置61のデ
ィスクテーブル62上に装着させるディスクローディン
グ機構63、ディスクテーブル62に装着されて回転操
作される光磁気ディスク2又は光ディスク202の内外
周に亘って移送操作されて光磁気ディスク2に対し情報
信号の記録を行いあるいは光磁気ディスク2又は光ディ
スク202に記録された情報信号の再生を行う光学ピッ
クアップ装置64、光磁気ディスク2に情報信号の記録
を行う際に外部磁界を供給する磁気ヘッド装置65等の
光磁気ディスク2又は光ディスク202に対し情報信号
の記録及び/又は再生を行うに足る機構が配設されてい
る。
【0034】そして、外筺50内に構成されるカートリ
ッジ装着部60は、ディスク回転駆動装置61や光学ピ
ックアップ装置64の移送機構等の機構部が配設される
シャーシ基板66上に構成されてなる。すなわち、カー
トリッジ装着部60は、シャーシ基板66の上面側にデ
ィスクカートリッジ1又は200が装着されるに足る空
間を形成することによって構成されてなる。このカート
リッジ装着部60には、ディスクカートリッジ1又は2
00に設けた位置決めピン係合孔27,27に係合する
位置決めピン67,68が植立されている。ディスクカ
ートリッジ1又は200はカートリッジ装着部60に装
着された時、位置決めピン67,68が位置決めピン係
合孔27,27に係合することにより、カートリッジ装
着部60に対し装着位置が位置決めされて装着される。
【0035】このカートリッジ装着部60が構成されて
なるシャーシ基板66の略中央部には、カートリッジ装
着部60に装着されたディスクカートリッジ1又は20
0の光磁気ディスク2又は光ディスク202を回転操作
するディスク回転駆動装置61が配設されている。この
ディスク回転駆動装置61は、駆動モータ69をシャー
シ基板66の下面に取り付け、スピンドル軸70をカー
トリッジ装着部60側に突出させて配設されている。ス
ピンドル軸70の先端側には、光磁気ディスク2又は光
ディスク202を回転操作するディスクテーブル62が
一体に取り付けられている。このディスクテーブル62
は、光磁気ディスク2又は光ディスク202を一体化し
て回転操作する機能を備えてなるものであるので、例え
ば光磁気ディスク2又は光ディスク202を磁気吸引に
よって一体化し得るようになすため、ディスク吸引用の
マグネットが配設される。
【0036】また、シャーシ基板66には、光学ピック
アップ装置64が支持されている。この光学ピックアッ
プ装置64は、ディスクテーブル62上に装着された光
磁気ディスク2又は光ディスク202の信号記録面に光
ビームを集光させる対物レンズ71を対向させるように
して、シャーシ基板66の下面側に取り付けられた送り
ネジ72及び送りガイド軸73を介して支持されてい
る。このように支持された光学ピックアップ装置64
は、ピックアップ送りモータ74が駆動されて送りネジ
71が回転駆動されることにより光磁気ディスク2又は
光ディスク202の内外周に亘って移送操作される。
【0037】なお、ピックアップ送りモータ74と送り
ネジ71は、減速連結ギヤ機構75を介して連結されて
いる。
【0038】そして、光学ピックアップ装置64には、
この光学ピックアップ装置64と同期して光磁気ディス
ク2の内外周に移送操作されるように磁気ヘッド装置6
5が連結されている。この磁気ヘッド装置65は、図9
に示すように、光学ピックアップ装置64の光学系を内
蔵したハウジング64aに一端を連結した連結アーム7
6の先端側に立ち上り形成した支持片76aの先端に磁
気ヘッド支持アーム77の基端を支持させて光学ピック
アップ装置64に連結されている。磁気ヘッド支持アー
ム77は、枢軸78を介して支持片76aに対し回動可
能に支持されることにより、先端に取り付けた磁気ヘッ
ド79をディスクテーブル62上に装着された光磁気デ
ィスク2に対し接離可能としている。
【0039】なお、磁気ヘッド支持アーム77は、先端
に取り付けた磁気ヘッド79がディスクテーブル62上
に装着された光磁気ディスク2側に摺接する方向に所定
の付勢手段を介して回動付勢され、光磁気ディスク2に
対し略2〜3gの接触圧をもって接触する。このために
前述の光磁気ディスク2の磁気ヘッドと相対向する面側
には、この光磁気ディスク2と一体に表面の摩擦係数が
小さい部材が設けられている。
【0040】ところで、磁気ヘッド装置64は、ディス
ク装着部60に光磁気ディスク2を収納したディスクカ
ートリッジ1が装着されたとき、磁気ヘッド用開口部9
を介して磁気ヘッド79をカートリッジ本体5内に進入
させて光磁気ディスク2に摺接させるように動作し、読
み出し再生専用の光ディスク20が収納された磁気ヘッ
ド用開口部9を備えることのないディスクカートリッジ
200が装着された場合には、磁気ヘッド79がディス
クカートリッジ200の表面と接することによって損傷
を受けてしまうことを防止して磁気ヘッド79の保護を
図るため、ディスクカートリッジ200に対し摺接しな
いように離間した位置に保持される必要がある。そこ
で、情報信号の記録を可能とした光磁気ディスク2を収
納したディスクカートリッジ1及び読み出し再生専用の
光ディスク202を収納したディスクカートリッジ20
0が選択的に装着可能となされた本発明に係る装置にあ
っては、装着されるディスクカートリッジ1又は200
の判別を行い、装着されたディスクカートリッジ1又は
200に応じて磁気ヘッド79の光磁気ディスク2又は
光ディスク200に対する接離を制御する磁気ヘッド接
離制御機構80が設けられている。
【0041】この磁気ヘッド接離制御機構80は、図6
及び図7に示すように、カートリッジ装着部60の内方
側であって、ディスクカートリッジ1又は200の挿入
方向と対向する位置に配設されている。そして、磁気ヘ
ッド接離制御機構80は、図8及び図9に示すように、
磁気ヘッド装置64の磁気ヘッド支持アーム77を回動
制御して前端の磁気ヘッド79をディスクテーブル62
上の光磁気ディスク2又は光ディスク202に対し接離
制御する回動制御板81と、カートリッジ装着部60に
装着されるディスクカートリッジ1又は200に設けら
れる識別凹部31を検出して回動制御板81を回動制御
するカートリッジ判別片82を備えている。この回動制
御板81は、シャーシ基板66に植立された支持片86
aを介して支持された回動軸84に回動可能に支持され
ている。そして、カートリッジ判別片82は、回動制御
板81の内側面に直交するように取り付けられている。
このカートリッジ判別片82は、カートリッジ装着部6
0に装着されるディスクカートリッジ1の識別凹部31
が臨む位置に取り付けられるものである。さらに、回動
軸84には、カートリッジ判別片82を挟むようにして
回動付勢板83が回動可能に取り付けられている。この
回動付勢板83とカートリッジ判別片82を取り付けた
回動制御板81とは、回動軸84に巻装された回動付勢
バネ85によって、一体化されている。このように回動
付勢バネ85によって一体化された回動制御板81と回
動付勢板83とは、さらに回動軸84に巻装された捩り
コイルバネ86によって図8及び図9中矢印O方向のカ
ートリッジ装着部60に装着されるディスクカートリッ
ジ1又は200の厚さ方向に回動付勢されて回動制御板
81上に載置された磁気ヘッド支持アーム77をディス
クテーブル62上の光磁気ディスク2又は光ディスク2
02から離間させる方向に回動規制している。このよう
に回動制御板81を回動付勢する捩りコイルバネ86
は、一端側の一方のアーム部86aを回動付勢板83に
係止させ、他端側の他方のアーム部86bをシャーシ基
板66に設けた係止片87に係止させて回動軸84に取
り付けられることによって、上述のように回動付勢板8
3と一体に回動制御板81を図8及び図9中矢印O方向
に回動付勢している。
【0042】なお、回動付勢板83は、後述するカート
リッジホルダ90若しくはこのカートリッジホルダ90
に挿入されるディスクカートリッジ1又は200によっ
て押圧操作されて捩りコイルバネ86の付勢力に抗して
回動操作される。
【0043】また、外筺50の設けたカートリッジ挿脱
口51を介して挿入操作されたディスクカートリッジ1
又は200をカートリッジ装着部60にローディング操
作するディスクローディング機構63は、この光ディス
ク記録及び/又は再生装置に装着される前述のディスク
カートリッジ1又は200が挿入保持されるカートリッ
ジホルダ90と、このカートリッジホルダ90をカート
リッジ装着部60に対し上下動操作させるとともにディ
スクカートリッジ1又は200を外筺50の外方へ排出
操作するイジェクト位置に移動操作させるイジェクト板
91と、このイジェクト板91をスライド操作させるイ
ジェクト板スライド駆動機構92と、カートリッジホル
ダ90に挿入保持されたディスクカートリッジ1又は2
00を外筺50の外方へ排出操作するカートリッジ排出
操作レバー93とを備えて構成されている。
【0044】そして、カートリッジホルダ90は、ディ
スクカートリッジ1又は200が挿入保持されるに足る
大きさの略平板状に形成され、相対向する両側にはディ
スクカートリッジ1又は200を保持する断面コ字状を
なすカートリッジ保持部94,95が形成されている。
このカートリッジホルダ90のカートリッジ挿脱口51
と対向する側は開放され、カートリッジ受入れ口96と
なされている。また、カートリッジホルダ90の底板部
97には、シャーシ基板66側に配設されるディスクテ
ーブル62及び光学ピックアップ装置64が臨む切欠部
98が形成されている。さらに、カートリッジ保持部9
4,95の外側面側には、一対ずつ上下動ガイドピン9
8,99及び100,101が突設されている。このカ
ートリッジホルダ90は、シャーシ基板66の相対向す
る両側に立ち上り形成した立ち上り壁102,103に
穿設した上下動ガイド溝104,105及び106,1
07にそれぞれ挿通係合させて支持されている。これら
上下動ガイド溝104,105及び106,107は、
図6に示すようにディスク回転駆動装置61のスピンド
ル軸70と平行な垂直部104aと、この垂直部104
aからカートリッジ挿脱口51側に延長して形成された
ディスクカートリッジ1又は200の挿脱方向と平行な
水平部104bとから構成されている。このように形成
された上下動ガイド溝104,105及び106,10
7に上下動ガイドピン98,99及び100,101を
挿通させてシャーシ基板66に支持されたカートリッジ
ホルダ91は、上下動ガイド溝104,105及び10
6,107によって上下動ガイドピン98,99及び1
00,101がガイドされることにより、ディスク回転
駆動装置61のスピンドル軸70の軸方向に上下動操作
されるとともにディスクカートリッジ1又は200の挿
脱方向に移動操作される。
【0045】ところで、カートリッジホルダ90の一方
のカートリッジ保持部94の内側面には、このカートリ
ッジホルダ90に挿入されるディスクカートリッジ1又
は200のシャッタ開閉部材挿入溝25に挿入係合して
シャッタ13のロックを解除させるとともにシャッタ1
3を開放操作するシャッタ開閉ピン89が突設されてい
る。
【0046】また、イジェクト板91は、相対向する両
側に一対の立ち上り壁108,109を立ち上り形成し
た平板状体として形成されている。これら立ち上り壁1
08,109には、カートリッジホルダ91に設けた上
下動ガイドピン98,99及び100,101がそれぞ
れ挿通係合する傾斜ガイド溝110,111及び11
2,113が穿設されている。これら傾斜ガイド溝11
0,111及び112,113は、カートリッジ挿脱口
51から後方側に向かって立ち上がるように傾斜して形
成されている。このイジェクト板91には、シャーシ基
板66側に配設されるディスクテーブル62及び光学ピ
ックアップ装置64が臨む切欠部114が形成されてい
る。そして、イジェクト板91は、シャーシ基板66上
にスライド可能となすように配設されるとともに、シャ
ーシ基板66との間に張設された引っ張りバネ114に
よって図6中矢印E方向の内方側に移動付勢されて支持
されている。このようにイジェクト板91を付勢するこ
とによって傾斜ガイド溝110,111及び112,1
13に上下動ガイドピン98,99及び100,101
を挿通係合させたカートリッジホルダ90は、ディスク
テーブル62に近接する方向に移動付勢される。
【0047】上述のように引っ張りバネ114によって
移動付勢されたイジェクト板91は、イジェクト板スラ
イド駆動機構92によって引っ張りバネ114の付勢力
に抗してスライド操作され、カートリッジホルダ90を
ディスクテーブル62から離間した上昇位置に移動操作
させるとともにイジェクト位置に水平移動操作させる。
イジェクト板スライド駆動機構92は、イジェクト用モ
ータ115とこのモータ115によって回転駆動される
イジェクト板操作ギヤ116とを備えている。イジェク
ト用モータ115とイジェクト板操作ギヤ116間は、
連結ギヤ機構117によって連結されている。そして、
イジェクト板操作ギヤ116の偏心した位置には、イジ
ェクト板91の前端側に折曲形成した係止片118に当
接係合するスライド操作ピン119が植立されている。
そして、イジェクト板91が引っ張りバネ114の付勢
力を受けて引込み操作され、ディスクカートリッジ1又
は200をカートリッジ装着部60に装着させた状態に
ある状態で、イジェクト操作釦59が操作されてイジェ
クト用モータ115が駆動されてイジェクト板操作ギヤ
116が回転駆動されると、スライド操作ピン119が
係止片118に当接係合してこれを押圧操作し、イジェ
クト板91を引っ張りバネ114の付勢力に抗してスラ
イド操作させ、イジェクト位置に移動操作する。イジェ
クト板91がイジェクト位置にスライド操作されると、
カートリッジホルダ90は、図7に示すように、ディス
クテーブル62から離間した上昇位置に移動操作される
とともにイジェクト位置に水平移動操作される。
【0048】上述のようにイジェクト位置にスライド操
作されたイジェクト板91は、カートリッジ排出操作レ
バー93によって回動操作されるロックレバー120に
よってロックされてイジェクト位置に保持される。ロッ
クレバー120は、シャーシ基板66の後端側に一側に
バネで回動付勢されて取り付けられ、イジェクト板91
がイジェクト位置にあるときに、イジェクト板91に形
成したロック片121に係合してイジェクト位置にロッ
クする。
【0049】また、カートリッジ排出操作レバー93
は、シャーシ基板66の後端側に一側に植立された支持
軸122を介して回動可能に支持され、先端側のカート
リッジ押圧操作部93aを図7に示すようにカートリッ
ジホルダ90の後端面側に臨ませるるようにして取り付
けられている。このカートリッジ排出操作レバー93
は、シャーシ基板66の他方の立ち上り壁103との間
に張設された引っ張りバネ123によってカートリッジ
押圧操作部93aがカートリッジホルダ90の内方に突
出する図6及び図7中矢印F方向に回動付勢されてい
る。
【0050】上述のようにシャーシ基板66を介してデ
ィスク回転駆動機構61、光学ピックアップ装置64、
カートリッジローディング機構63を一体的に組み付け
て構成された機構部ブロックは、図7に示すように、ダ
ンパー125を介して外筺50を構成する底板126上
に固定支持される。
【0051】また、上述のように構成された機構部ブロ
ックを収納した外筺50内の後方側には、この装置を駆
動させるに必要な電源を供給する電池等が収納される電
池収納部127が底板126上に載置されるようにして
収納配置されている。
【0052】上述のように構成された光ディスク記録及
び/又は再生装置に前述したディスクカートリッジ1又
は200を装着操作する状態について説明する。
【0053】まず、光磁気ディスク2を収納したディス
クカートリッジ1を装着操作する状態について説明す
る。
【0054】ディスクカートリッジ1を装着するには、
イジェクト操作釦59を操作し、図7に示すようにイジ
ェクト板91をイジェクト位置に移動操作し、カートリ
ッジホルダ90をディスク回転駆動装置61のディスク
テーブル62から離間した上昇位置に移動させるととも
にカートリッジ挿脱口51側に移動操作させる。
【0055】この状態でディスクカートリッジ1をシャ
ッタ13の移動方向を挿入方向となし、一側面部10側
を挿入端としてカートリッジ挿脱口51から外筺50内
のカートリッジホルダ90に挿入する。このカートリッ
ジホルダ90内に挿入されると、一方のカートリッジ保
持部94側に設けたシャッタ開閉ピン89が開口端25
aを介してシャッタ開閉部材挿入溝25に進入係合す
る。この状態からさらにディスクカートリッジ1をカー
トリッジホルダ90内に挿入すると、シャッタロック部
材22がシャッタ開閉ピン89によって弾性変位されて
シャッタ13のロックが解除される。そして、シャッタ
開閉ピン89にシャッタ13の一端側が当接させられ
る。そして、ここからさらにディスクカートリッジ1を
カートリッジホルダ90内に挿入すると、シャッタ13
はシャッタ開閉ピン89により捩りコイルバネ20の付
勢力に抗して各開口部8,9を開放するように相対移動
操作される。これに続いてディスクカートリッジ1の一
側面部10によってカートリッジ押圧操作部93aが押
圧操作され、シャッタ基板66の後方側に配設されたカ
ートリッジ排出レバー93が引っ張りバネ123の付勢
力に抗して図7中反矢印F方向に回動操作される。
【0056】このようにカートリッジ排出レバー93が
回動操作されると、イジェクト板91のロックレバー1
20が回動操作され、イジェクト板91のロックが解除
される。そして、イジェクト板91は、引っ張りバネ1
14によって図7中矢印E方向にスライド操作される。
このとき上下動ガイドピン98,99及び100,10
1が傾斜ガイド溝110,111及び112,113に
沿ってガイドされ、カートリッジホルダ90も同方向に
移動操作される。そして、カートリッジホルダ90は、
上記移動に伴って上下動ガイドピン98,99及び10
0,101を上下動ガイド溝104,105及び10
6,107にガイドされることにより、ディスク回転駆
動装置61のスピンドル軸70の軸方向に下降操作さ
れ、カートリッジ装着部60にディスクカートリッジ1
を位置決め装着させる。また、同時に光磁気ディスク2
をディスクテーブル62上に装着させる。
【0057】ところで、上述したようにディスクカート
リッジ1がカートリッジホルダ90内に挿入されていく
と、ディスクカートリッジ1の一側面部10側が磁気ヘ
ッド接離制御機構80のカートリッジ判別片82に対向
する。ここからさらにディスクカートリッジ1がカート
リッジホルダ90内に挿入されると、ディスクカートリ
ッジ1の一側面部10がカートリッジ判別片82に当接
するとともに、回動付勢板83に当接してこの回動付勢
板83を捩りコイルバネ86の付勢力に抗して図11中
矢印P方向に回動させる。このとき、装着されるディ
スクカートリッジ1が光磁気ディスク2を収納したもの
であると、カートリッジ判別片82がディスクカートリ
ッジ1に形成された識別凹部31に、カートリッジ本体
5の主面側か進入していく。カートリッジ判別片82が
識別凹部31に進入すると、回動制御板81は回動付勢
バネ85の付勢力によって回動付勢板83と一体に図1
1中矢印P方向に回動される。その結果、回動制御板
81に支持されていた磁気ヘッド装置64の磁気ヘッド
支持アーム77は支持を失い、図11中矢印Q方向のデ
ィスクカートリッジ1側に回動される。そして、磁気ヘ
ッド用開口部9を介して先端の磁気ヘッド79をカート
リッジ本体5内に進入させて、図10に示すように光磁
気ディスク2に接触させる。この状態で光学ピックアッ
プ装置64より光磁気ディスク2に記録パワーレベルの
光ビームが照射されるとともに、磁気ヘッド装置65に
より情報信号に基づいて変調された外部磁界が光磁気デ
ィスク2に印加され、磁気ヘッド装置65によって印加
される外部磁界の方向に従って情報信号が光磁気ディス
ク2の記録膜に記録される。
【0058】なお、カートリッジホルダ90に挿入され
たディスクカートリッジが再生専用の光ディスク202
を収納したディスクカートリッジ200であると、この
ディスクカートリッジ200には、光磁気ディスク2を
収納したディスクカートリッジ1のようにカートリッジ
本体5の厚み方向に深い識別凹部31が設けられること
なくカートリッジ本5の主面と面一をなすような平坦な
面となされているので、ディスクカートリッジ200の
主面によってカートリッジ判別片82が支持され、ある
いは押圧操作されることによって、回動制御板81は図
12中矢印P方向に回動され、磁気ヘッド支持アーム
77をディスクカートリッジ200から逃がす方向に回
動させ、図12に示すように先端の磁気ヘッド79がカ
ートリッジ本体5に接触しないように逃がす。
【0059】上述した光ディスク記録及び/又は再生装
置は、光磁気ディスク2を収納したディスクカートリッ
ジ1及び光ディスク1を収納したディスクカートリッジ
200のいずれかが装着されたことを判別してディスク
カートリッジの装着状態を選択する。そして、光磁気デ
ィスク2を収納したディスクカートリッジ1が装着され
た場合には、図10に示すように、光学ピックアップ装
置64及び磁気ヘッド装置65の双方を光磁気ディスク
2に対向接触させるようにして、情報信号の記録再生を
可能となす状態となす。また、光ディスク1を収納した
ディスクカートリッジ200が装着された場合には、磁
気ヘッド装置65をディスクカートリッジ200から大
きく離間させて磁気ヘッド79の光ディスク202の接
触を回避し光学ピックアップ装置64のみを近接対向さ
せるようになすことによって、情報信号の再生を可能と
する状態となす。
【0060】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るディスク
カートリッジは、カートリッジ本体に収納されているデ
ィスクが光磁気ディスクであるか否かを示す識別凹部
を、カートリッジ本体に設けられた一対の位置決め孔の
うちの一方の位置決め孔の近傍のカートリッジ本体の一
側面部に設けてなるので、正確に識別凹部の検出を行う
ことができる。すなわち、本発明に係るディスクカート
リッジは、ディスク記録及び/又は再生装置に装着され
たとき、各位置決め孔に装置側に設けた位置決めピンが
係合することによってディスクカートリッジの装置に対
する装着位置の位置決めが図られた状態となりる。そし
て、識別凹部は、位置決めピンによって位置決めされる
位置決め孔の近傍に位置されるので、装置側に設けた検
出スイッチ等の検出手段により正確な検出を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された記録及び/又は再生装置に
装着されるディスクカートリッジを示すものであって、
光磁気ディスクを収納したディスクカートリッジの上面
側の斜視図である。
【図2】図1に示すディスクカートリッジの下面側の斜
視図である。
【図3】本発明が適用された記録及び/又は再生装置に
装着されるディスクカートリッジを示すものであって、
光ディスクを収納したディスクカートリッジの上面側の
斜視図である。
【図4】図3に示すディスクカートリッジの下面側の斜
視図である。
【図5】本発明が適用された光ディスク記録及び/又は
再生装置の外観を示す斜視図である。
【図6】外筺内に配設される機構部ブロックを示す分解
斜視図である。
【図7】外筺内部を示す斜視図である。
【図8】磁気ヘッド接離制御機構を示す斜視図である。
【図9】磁気ヘッド接離制御機構と磁気ヘッド装置部分
を示す側面図である。
【図10】ディスクカートリッジを装着した状態を示す
斜視図である。
【図11】光磁気ディスクを収納したディスクカートリ
ッジを装着したときの磁気ヘッド接離制御機構と磁気ヘ
ッド装置の関係を示す側面図である。
【図12】光ディスクを収納したディスクカートリッジ
を装着したときの磁気ヘッド接離制御機構と磁気ヘッド
装置の関係を示す側面図である。
【符号の説明】
1,200 ディスクカートリッジ、 2 光磁気ディ
スク、 202 光ディスク、 5 カートリッジ本
体、 8,9 開口部、 10 カートリッジ本体の一
側面部、 13 シャッタ、 27,27 位置決めピ
ン係合孔、 31識別凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収納し、収納されたディスク
    の一部を外部に露出させる開口部を有するカートリッジ
    本体と、 上記カートリッジ本体に設けられた一対の位置決め孔
    と、 上記カートリッジ本体に移動自在に設けられ、上記開口
    部を開閉するシャッタと、 上記一対の位置決め穴のうちの一方の位置決め孔の近傍
    の上記カートリッジ本体の一側面部に上記カートリッジ
    本体に収納されているディスクに応じて上記カートリッ
    ジ本体の厚み方向に形成され、上記カートリッジ本体に
    収納されているディスクが光磁気ディスクであるか否か
    を示す識別凹部とを備えるディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記識別凹部は、上記カートリッジ本体
    の装置への挿入方向前端側の一側面部に形成されている
    請求項1記載のディスクカートリッジ。
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JP2004310829A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Sony Corp ディスクカートリッジ
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