JP2584180Y2 - テープ印字装置 - Google Patents
テープ印字装置Info
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- JP2584180Y2 JP2584180Y2 JP1249794U JP1249794U JP2584180Y2 JP 2584180 Y2 JP2584180 Y2 JP 2584180Y2 JP 1249794 U JP1249794 U JP 1249794U JP 1249794 U JP1249794 U JP 1249794U JP 2584180 Y2 JP2584180 Y2 JP 2584180Y2
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Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は長尺状のテープ上に文字
等の印字を行なうテープ印字装置に関し、特に、テープ
上に印字された文字等の印字部分の前後に所定の余白を
設けてテープカッタによりテープを切断するテープ印字
装置に関するものである。
等の印字を行なうテープ印字装置に関し、特に、テープ
上に印字された文字等の印字部分の前後に所定の余白を
設けてテープカッタによりテープを切断するテープ印字
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種テープカッタを有する
テープ印字装置が提案されており、例えば特願平3−2
17859号には、余白設定手段によってテープにおけ
る文字等の印字部分の前後に所望の余白を形成すると共
に、文字等の印字部分の両側に所望の余白を残した状態
でテープカッタの駆動制御を行なうことにより見栄えの
良いテープを作成することができるテープ印字装置が記
載されている。
テープ印字装置が提案されており、例えば特願平3−2
17859号には、余白設定手段によってテープにおけ
る文字等の印字部分の前後に所望の余白を形成すると共
に、文字等の印字部分の両側に所望の余白を残した状態
でテープカッタの駆動制御を行なうことにより見栄えの
良いテープを作成することができるテープ印字装置が記
載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にテープ印字装置においてはその機構上、印字ヘッドと
テープカッタとの間には必然的にヘッド・カッタ間距離
が形成されてしまうところ、前記従来のテープ印字装置
においてはヘッド・カッタ間距離と同一の余白をテープ
上に印字された文字等の前後に形成することまでは意図
されていなかった。従って、前記従来のテープ印字装置
においては、ヘッド・カッタ間距離に相当する余白を簡
単に設定することができず、敢えてこれを行なおうとす
ればかなり煩雑な設定操作が必要となる問題があった。
にテープ印字装置においてはその機構上、印字ヘッドと
テープカッタとの間には必然的にヘッド・カッタ間距離
が形成されてしまうところ、前記従来のテープ印字装置
においてはヘッド・カッタ間距離と同一の余白をテープ
上に印字された文字等の前後に形成することまでは意図
されていなかった。従って、前記従来のテープ印字装置
においては、ヘッド・カッタ間距離に相当する余白を簡
単に設定することができず、敢えてこれを行なおうとす
ればかなり煩雑な設定操作が必要となる問題があった。
【0004】また、このようにヘッド・カッタ間距離に
相当する余白を設定できず、ヘッド・カッタ間距離とは
異なる余白が設定された場合には、所望の余白を形成す
べくテープの左端部においてテープカッタによるカット
動作が必ず行なわれることとなり、これに伴い再使用不
可能なテープ屑が生じてしまう。
相当する余白を設定できず、ヘッド・カッタ間距離とは
異なる余白が設定された場合には、所望の余白を形成す
べくテープの左端部においてテープカッタによるカット
動作が必ず行なわれることとなり、これに伴い再使用不
可能なテープ屑が生じてしまう。
【0005】この結果、テープを無駄に使用することと
なってランニングコストの高騰を招来し、また、前記の
ようにテープカッタにより余分のカット動作が行なわれ
ることとなってテープ印字装置のエネルギと時間の浪費
を強いるという問題があった。
なってランニングコストの高騰を招来し、また、前記の
ようにテープカッタにより余分のカット動作が行なわれ
ることとなってテープ印字装置のエネルギと時間の浪費
を強いるという問題があった。
【0006】本考案は前記従来技術の問題点を解消する
ためになされたものであり、簡単な操作によりヘッド・
カッタ間距離と同一の余白を文字等の印字部分の前後に
設定可能とすることにより、テープカッタ機構の1回の
カット動作でテープのカット及び余白の形成を同時に実
現することができ、もってテープ屑が生じることなくテ
ープの無駄な使用を防止するとともにエネルギ、時間の
節約を図り得るテープ印字装置を提供することを目的と
する。
ためになされたものであり、簡単な操作によりヘッド・
カッタ間距離と同一の余白を文字等の印字部分の前後に
設定可能とすることにより、テープカッタ機構の1回の
カット動作でテープのカット及び余白の形成を同時に実
現することができ、もってテープ屑が生じることなくテ
ープの無駄な使用を防止するとともにエネルギ、時間の
節約を図り得るテープ印字装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1記載のテープ印字装置は、テープ送り機構と、
テープ送り機構により送られたテープ上に文字等の印字
を行なう印字機構と、この印字機構のテープ送り方向の
下流側に配設され、印字機構により印字がなされたテー
プに、一面に剥離紙が貼着された両面粘着テープの他面
の粘着面を圧着する圧着機構と、前記テープ送り機構に
よるテープ送り方向に沿って印字機構から所定距離だけ
離間されるとともに前記圧着機構よりも下流側に配設さ
れ、前記テープを切断するテープカッタ機構と、前記テ
ープにおける文字等が印字された部分の前後に、前記所
定距離と同一の余白を設定する余白設定手段とを備えて
いる。
請求項1記載のテープ印字装置は、テープ送り機構と、
テープ送り機構により送られたテープ上に文字等の印字
を行なう印字機構と、この印字機構のテープ送り方向の
下流側に配設され、印字機構により印字がなされたテー
プに、一面に剥離紙が貼着された両面粘着テープの他面
の粘着面を圧着する圧着機構と、前記テープ送り機構に
よるテープ送り方向に沿って印字機構から所定距離だけ
離間されるとともに前記圧着機構よりも下流側に配設さ
れ、前記テープを切断するテープカッタ機構と、前記テ
ープにおける文字等が印字された部分の前後に、前記所
定距離と同一の余白を設定する余白設定手段とを備えて
いる。
【0008】また、請求項2記載のテープ印字装置は、
請求項1記載のものと同様の構成を有するが、さらに、
前記余白設定手段により前記余白が設定されたとき、前
記テープの端から前記所定距離を残した位置から前記印
字機構の動作と同期して前記テープの送り機構によりテ
ープを所定距離のほぼ2倍の距離を送る制御を行う制御
手段を有する。
請求項1記載のものと同様の構成を有するが、さらに、
前記余白設定手段により前記余白が設定されたとき、前
記テープの端から前記所定距離を残した位置から前記印
字機構の動作と同期して前記テープの送り機構によりテ
ープを所定距離のほぼ2倍の距離を送る制御を行う制御
手段を有する。
【0009】また、請求項3記載のテープ印字装置は、
請求項2記載のものと同様の構成を有するが、前記制御
手段は、印字開始時に、余白作成のためのテープ送りを
行うことなく前記印字機構及びテープ送り機構を作動さ
せる。
請求項2記載のものと同様の構成を有するが、前記制御
手段は、印字開始時に、余白作成のためのテープ送りを
行うことなく前記印字機構及びテープ送り機構を作動さ
せる。
【0010】また、請求項4記載のテープ印字装置は、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のものと同様の
構成を有するが、前記テープ及び両面値着テープを内部
に収納するとともに、テープ及び両面粘着テープの端部
を外部へ露出させるテープカセットであって、装置に装
着することにより、カセット外部へ露出しているテープ
を印字機構の印字位置に配置するとともに、テープ及び
両面粘着テープを圧着機構の圧着位置に配置するテープ
カセットを備え、 前記圧着機構は、テープカセットに設
けられた第1ローラと、装置側に設けられたローラであ
って、第1ローラと協働してテープに両面粘着テープの
粘着面を圧着する第2ローラとから構成される。
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のものと同様の
構成を有するが、前記テープ及び両面値着テープを内部
に収納するとともに、テープ及び両面粘着テープの端部
を外部へ露出させるテープカセットであって、装置に装
着することにより、カセット外部へ露出しているテープ
を印字機構の印字位置に配置するとともに、テープ及び
両面粘着テープを圧着機構の圧着位置に配置するテープ
カセットを備え、 前記圧着機構は、テープカセットに設
けられた第1ローラと、装置側に設けられたローラであ
って、第1ローラと協働してテープに両面粘着テープの
粘着面を圧着する第2ローラとから構成される。
【0011】
【作用】前記構成を有する請求項1記載のテープ印字装
置は、印字機構により文字等の印字が行われたテープ
に、圧着機構により両面粘着テープの粘着面を圧着し、
そのテープをテープカッタ機構により切断する。そし
て、余白設定手段により印字機構とテープカッタ機構と
の間の距離と同一の余白が文字等の印字部分の前後に設
定する。
置は、印字機構により文字等の印字が行われたテープ
に、圧着機構により両面粘着テープの粘着面を圧着し、
そのテープをテープカッタ機構により切断する。そし
て、余白設定手段により印字機構とテープカッタ機構と
の間の距離と同一の余白が文字等の印字部分の前後に設
定する。
【0012】請求項2記載のテープ印字装置は、請求項
1記載のものと同様の作用を奏するが、制御手段が、テ
ープ送り機構によりテープを送りつつ印字機構によりテ
ープ上に印字を行う。そして、文字等の印字が終了した
後、テープ送り機構によりテープを前記所定距離の2倍
だけ送る。テープ送りが終了した時点で、テープカッタ
機構が作動されることにより、文字等の印字部分の前後
に所定距離と同一の余白が形成されてなるテープが作成
される。
1記載のものと同様の作用を奏するが、制御手段が、テ
ープ送り機構によりテープを送りつつ印字機構によりテ
ープ上に印字を行う。そして、文字等の印字が終了した
後、テープ送り機構によりテープを前記所定距離の2倍
だけ送る。テープ送りが終了した時点で、テープカッタ
機構が作動されることにより、文字等の印字部分の前後
に所定距離と同一の余白が形成されてなるテープが作成
される。
【0013】請求項3記載のテープ印字装置は、請求項
2記載のものと同様の作用を奏するが、制御手段は、印
字開始時に余白作成のためのテープ送りを行わず、直ち
に印字機構及びテープ送り機構を作動させて、テープを
送りつつ印字を行う。
2記載のものと同様の作用を奏するが、制御手段は、印
字開始時に余白作成のためのテープ送りを行わず、直ち
に印字機構及びテープ送り機構を作動させて、テープを
送りつつ印字を行う。
【0014】請求項4記載のテープ印字装置は、請求項
1乃至請求項3のいずれかのものと同様の作用を奏する
が、装置にテープカセットを装着することにより、テー
プが印字機構の印字位置に配置されると共に、テープ及
び両面粘着テープが圧着機構の圧着位置に配置される。
そして、圧着機構を構成する第1ローラと第2ローラと
の協働により両面粘着テープの粘着面が圧着される。
1乃至請求項3のいずれかのものと同様の作用を奏する
が、装置にテープカセットを装着することにより、テー
プが印字機構の印字位置に配置されると共に、テープ及
び両面粘着テープが圧着機構の圧着位置に配置される。
そして、圧着機構を構成する第1ローラと第2ローラと
の協働により両面粘着テープの粘着面が圧着される。
【0015】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例に基づい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】図1はテープカセット収納部の収納カバー
を開けて示すテープ印字装置の平面図である。図1にお
いて、テープ印字装置1には文字等を入力するための文
字入力キー2、印字キー3、後述するように文字等の印
字部分の前後に余白を設定するための余白設定キー4、
改行や各種処理の実行を指令するリターンキー5等の各
種のファンクションキーが設けられたキーボード6、キ
ーボード6から入力された文字等を表示する液晶ディス
プレイ7及び後述するテープカセット30を収納するカ
セット収納部8が配設されている。
を開けて示すテープ印字装置の平面図である。図1にお
いて、テープ印字装置1には文字等を入力するための文
字入力キー2、印字キー3、後述するように文字等の印
字部分の前後に余白を設定するための余白設定キー4、
改行や各種処理の実行を指令するリターンキー5等の各
種のファンクションキーが設けられたキーボード6、キ
ーボード6から入力された文字等を表示する液晶ディス
プレイ7及び後述するテープカセット30を収納するカ
セット収納部8が配設されている。
【0017】また、カセット収納部8には、後述するパ
ルスモータ75により回転駆動され、テープカセット3
0のリボン巻取スプール38を回動してサーマルインク
リボン34を巻取るリボン巻取軸9が立設されており、
又、その斜め前方(キーボード6側)には、パルスモー
タから適宜の伝達機構を介して回転駆動され、後述する
テープ送りローラ43を回動するためのテープ送りロー
ラ軸10が立設されている。更に、カセット収納部8の
前方には、サーマルインクリボン34を介して後述する
フィルムテープ32上に印字を行うサーマルヘッド11
が固設されている。
ルスモータ75により回転駆動され、テープカセット3
0のリボン巻取スプール38を回動してサーマルインク
リボン34を巻取るリボン巻取軸9が立設されており、
又、その斜め前方(キーボード6側)には、パルスモー
タから適宜の伝達機構を介して回転駆動され、後述する
テープ送りローラ43を回動するためのテープ送りロー
ラ軸10が立設されている。更に、カセット収納部8の
前方には、サーマルインクリボン34を介して後述する
フィルムテープ32上に印字を行うサーマルヘッド11
が固設されている。
【0018】尚、かかるカセット収納部8は、テープ印
字装置1の後方に回動可能に枢支された収納カバー12
により開閉され、開状態でテープカセット30の交換等
が行われる。
字装置1の後方に回動可能に枢支された収納カバー12
により開閉され、開状態でテープカセット30の交換等
が行われる。
【0019】次に、テープカセット30の構成について
図2及び図3を参照して説明する。図2はカセット収納
部8にテープカセット30を収納した状態を示す平面図
(テープカセット30は上ケースを除いて示す)であ
り、また、図3はその一部を拡大して示す平面図であ
る。
図2及び図3を参照して説明する。図2はカセット収納
部8にテープカセット30を収納した状態を示す平面図
(テープカセット30は上ケースを除いて示す)であ
り、また、図3はその一部を拡大して示す平面図であ
る。
【0020】これらの図において、下ケース31内には
透明なフィルムテープ32が巻回されたテープスプール
33、サーマルインクリボン34が巻回されたリボンス
プール35、剥離紙付き両面粘着テープ36が剥離紙側
を外側にして巻回された粘着テープスプール37が配設
されており、これら各スプール33、35、37は図示
しない上ケースの下面に設けられた支持部との協働によ
り回転可能に支持されている。
透明なフィルムテープ32が巻回されたテープスプール
33、サーマルインクリボン34が巻回されたリボンス
プール35、剥離紙付き両面粘着テープ36が剥離紙側
を外側にして巻回された粘着テープスプール37が配設
されており、これら各スプール33、35、37は図示
しない上ケースの下面に設けられた支持部との協働によ
り回転可能に支持されている。
【0021】また、各スプール33、35、37の間に
リボン巻取スプール38が同様に回転可能に支持されて
おり、かかるリボン巻取スプール38は上記したリボン
巻取軸9に噛合されリボン巻取軸9の駆動により印字で
使用されたサーマルインクリボン34を巻取る。
リボン巻取スプール38が同様に回転可能に支持されて
おり、かかるリボン巻取スプール38は上記したリボン
巻取軸9に噛合されリボン巻取軸9の駆動により印字で
使用されたサーマルインクリボン34を巻取る。
【0022】更に、前記したサーマルヘッド11は下ケ
ース31に設けられた凹部39に配置され、このサーマ
ルヘッド11には後述するローラホルダHに回転可能に
支持されたプラテンローラ40が圧接状態で対向配置さ
れている。かかるサーマルヘッド11は多数の発熱素子
(本実施例のサーマルヘッド11では128個の発熱素
子が設けられている)を有しており、サーマルインクリ
ボン34を介してフィルムテープ32に文字等の印字を
行うものである。
ース31に設けられた凹部39に配置され、このサーマ
ルヘッド11には後述するローラホルダHに回転可能に
支持されたプラテンローラ40が圧接状態で対向配置さ
れている。かかるサーマルヘッド11は多数の発熱素子
(本実施例のサーマルヘッド11では128個の発熱素
子が設けられている)を有しており、サーマルインクリ
ボン34を介してフィルムテープ32に文字等の印字を
行うものである。
【0023】また、下ケース31のテープ排出部41
(図1、図2中左下側)の近傍にテープ圧接ローラ42
が回転可能に支持され、このテープ圧接ローラ42には
後述するローラホルダHに回転可能に支持されたテープ
送りローラ43が圧接状態で対向配置されている。
(図1、図2中左下側)の近傍にテープ圧接ローラ42
が回転可能に支持され、このテープ圧接ローラ42には
後述するローラホルダHに回転可能に支持されたテープ
送りローラ43が圧接状態で対向配置されている。
【0024】カセット収納部8において、テープカセッ
ト30の前方(図1、図2中下側)には、ローラホルダ
Hが支持軸44により回動可能に枢支され、このローラ
ホルダHは図示しない手動の切換機構により印字位置と
リリース位置とに切換可能とされている(図1、図2は
共に印字位置に切り換えられた状態を示す)。
ト30の前方(図1、図2中下側)には、ローラホルダ
Hが支持軸44により回動可能に枢支され、このローラ
ホルダHは図示しない手動の切換機構により印字位置と
リリース位置とに切換可能とされている(図1、図2は
共に印字位置に切り換えられた状態を示す)。
【0025】かかるローラホルダHには、図3に示すよ
うに上記したプラテンローラ40及びテープ送りローラ
43がそれぞれ回転可能に、且つ、サーマルヘッド11
及び圧接ローラ42に対し圧接されるように配設されて
いる。
うに上記したプラテンローラ40及びテープ送りローラ
43がそれぞれ回転可能に、且つ、サーマルヘッド11
及び圧接ローラ42に対し圧接されるように配設されて
いる。
【0026】即ち、プラテンローラ40は、ホルダ部材
45上に立設された回転軸46を中心として回転可能に
支持され、また、ホルダ部材45はこれとローラホルダ
Hの後壁Rとの間に介挿された弾性ばね47によりサー
マルヘッド11に圧接されている。
45上に立設された回転軸46を中心として回転可能に
支持され、また、ホルダ部材45はこれとローラホルダ
Hの後壁Rとの間に介挿された弾性ばね47によりサー
マルヘッド11に圧接されている。
【0027】また、テープ送りローラ43は、ホルダ部
材48上に立設された回転軸49を中心として回転可能
に支持され、また、ホルダ部材48はこれとローラホル
ダHの後壁Rとの間に介挿された弾性ばね50により圧
接ローラ42に対し圧接されるように配設されている。
尚、テープ送りローラ43は前記したテープ送りローラ
軸10により回転駆動され、同時に、圧接ローラ42は
図示しないギヤ機構でテープ送りローラ43と連動して
回転駆動される。
材48上に立設された回転軸49を中心として回転可能
に支持され、また、ホルダ部材48はこれとローラホル
ダHの後壁Rとの間に介挿された弾性ばね50により圧
接ローラ42に対し圧接されるように配設されている。
尚、テープ送りローラ43は前記したテープ送りローラ
軸10により回転駆動され、同時に、圧接ローラ42は
図示しないギヤ機構でテープ送りローラ43と連動して
回転駆動される。
【0028】更に、プラテンローラ40及びテープ送り
ローラ43の双方に接触するように中間ローラ51がホ
ルダ部材52に回転軸53を介して回転可能に支持され
ており、また、かかるホルダ部材52は前記回転軸46
を中心としてホルダ部材45と同軸的に回動可能とさ
れ、常には、ホルダ部材52の後端部とローラホルダH
との間に介挿された引きばね54の作用により図2中反
時計方向に付勢されている。これにより、中間ローラ5
1はプラテンローラ40及びテープ送りローラ43の双
方に接触されている。
ローラ43の双方に接触するように中間ローラ51がホ
ルダ部材52に回転軸53を介して回転可能に支持され
ており、また、かかるホルダ部材52は前記回転軸46
を中心としてホルダ部材45と同軸的に回動可能とさ
れ、常には、ホルダ部材52の後端部とローラホルダH
との間に介挿された引きばね54の作用により図2中反
時計方向に付勢されている。これにより、中間ローラ5
1はプラテンローラ40及びテープ送りローラ43の双
方に接触されている。
【0029】また、フィルムテープ32の送り方向に沿
ってサーマルヘッド11の下流側であるテープ排出部4
1の近傍にはカッタ機構が55が配設されている。かか
るカッタ機構55は公知のハサミと同様の構成をしてお
り、固定刃56と可動刃57とからなる。この可動刃5
7は枢支軸58を中心として回動する回動レバー59に
固着されており、また、回動レバー59はギヤ機構60
を介してDCモータ61の駆動軸61Aに固着されたピ
ニオン62と連結されている。
ってサーマルヘッド11の下流側であるテープ排出部4
1の近傍にはカッタ機構が55が配設されている。かか
るカッタ機構55は公知のハサミと同様の構成をしてお
り、固定刃56と可動刃57とからなる。この可動刃5
7は枢支軸58を中心として回動する回動レバー59に
固着されており、また、回動レバー59はギヤ機構60
を介してDCモータ61の駆動軸61Aに固着されたピ
ニオン62と連結されている。
【0030】これより、可動刃57はDCモータ61の
駆動軸61Aの正逆回転に伴いピニオン62、ギヤ機構
60、回動レバー59を介して、枢支軸58を支点とし
て開閉するものであり、かかる開閉動作に伴い固定刃5
6と協働して作成されたテープTを切断するものであ
る。
駆動軸61Aの正逆回転に伴いピニオン62、ギヤ機構
60、回動レバー59を介して、枢支軸58を支点とし
て開閉するものであり、かかる開閉動作に伴い固定刃5
6と協働して作成されたテープTを切断するものであ
る。
【0031】尚、圧接ローラ42及びテープ送りローラ
43は、これらが協働してサーマルヘッド11によりサ
ーマリルインクリボン34を介して文字等が印字された
フィルムテープ32に対し両面粘着テープ36の粘着剤
面を圧着し、最終的にテープTを作成するものである。
43は、これらが協働してサーマルヘッド11によりサ
ーマリルインクリボン34を介して文字等が印字された
フィルムテープ32に対し両面粘着テープ36の粘着剤
面を圧着し、最終的にテープTを作成するものである。
【0032】次に、テープ印字装置の制御系について図
4に基づき説明する。図4はテープ印字装置のブロック
図であり、制御装置(以下、CPUと称する)70を核
として構成されている。図4において、キーボード6が
CPU70に接続されており、CPU70はキーボード
6の文字入力キー2から入力される文字入力信号や印字
キー3、余白設定キー4、リターンキー5等のキーから
入力される各種入力信号を判別する。
4に基づき説明する。図4はテープ印字装置のブロック
図であり、制御装置(以下、CPUと称する)70を核
として構成されている。図4において、キーボード6が
CPU70に接続されており、CPU70はキーボード
6の文字入力キー2から入力される文字入力信号や印字
キー3、余白設定キー4、リターンキー5等のキーから
入力される各種入力信号を判別する。
【0033】また、CPU70にはR0M71が接続さ
れている。このROM71には、後述するテープ印字制
御プログラム、余白設定処理プログラム、印字処理プロ
グラム、キーボード6の文字入力キー2から入力された
文字等に対応するコードデータに基づいてドットパター
ンデータを発生するCGROM、その他テープ印字装置
の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。
れている。このROM71には、後述するテープ印字制
御プログラム、余白設定処理プログラム、印字処理プロ
グラム、キーボード6の文字入力キー2から入力された
文字等に対応するコードデータに基づいてドットパター
ンデータを発生するCGROM、その他テープ印字装置
の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。
【0034】更に、CPU70に接続されたRAM72
は各種データを一時的に記憶させておくものであり、キ
ーボード6の文字入力キー2から入力された文字等に対
応するコードデータを順次記憶してテキストが保存され
るテキストメモリ、前記CGROMを介してテキストメ
モリのコードデータがドットパターンデータに展開され
て記憶される展開バッファ、展開バッファのドットパタ
ーンデータが転送され前記サーマルヘッド11により印
字される印字データを記憶する印字バッファ、液晶ディ
スプレイ7に表示する表示データを記憶する表示バッフ
ァ、その他外字パターンデータを登録しておくための外
字パターンバッファ等のメモリを備えている。
は各種データを一時的に記憶させておくものであり、キ
ーボード6の文字入力キー2から入力された文字等に対
応するコードデータを順次記憶してテキストが保存され
るテキストメモリ、前記CGROMを介してテキストメ
モリのコードデータがドットパターンデータに展開され
て記憶される展開バッファ、展開バッファのドットパタ
ーンデータが転送され前記サーマルヘッド11により印
字される印字データを記憶する印字バッファ、液晶ディ
スプレイ7に表示する表示データを記憶する表示バッフ
ァ、その他外字パターンデータを登録しておくための外
字パターンバッファ等のメモリを備えている。
【0035】更に、CPU70には液晶ディスプレイ駆
動回路73を介して液晶ディスプレイ7が接続され、C
PU70はRAM72の表示バッファに記憶された表示
データに基づいて液晶ディスプレイ駆動回路73を駆動
し、液晶ディスプレイ7に入力された文字等を表示させ
る。また、CPU70はROM71に記憶されたプログ
ラムに基づいてパルスモータ駆動回路74を駆動してパ
ルスモータ75の制御を行い、これによりテープTの送
り制御を行う。同様に、CPU70はROM71に記憶
されたプログラムに基づいてDCモータ駆動回路76を
駆動することによりDCモータ61の制御を行う。
動回路73を介して液晶ディスプレイ7が接続され、C
PU70はRAM72の表示バッファに記憶された表示
データに基づいて液晶ディスプレイ駆動回路73を駆動
し、液晶ディスプレイ7に入力された文字等を表示させ
る。また、CPU70はROM71に記憶されたプログ
ラムに基づいてパルスモータ駆動回路74を駆動してパ
ルスモータ75の制御を行い、これによりテープTの送
り制御を行う。同様に、CPU70はROM71に記憶
されたプログラムに基づいてDCモータ駆動回路76を
駆動することによりDCモータ61の制御を行う。
【0036】また、CPU70にはサーマルヘッド駆動
回路77を介してサーマルヘッド11が接続されてお
り、CPU70はRAM72の印字バッファに記憶され
た印字データに基づいてサーマルヘッド駆動回路77を
駆動し、サーマルヘッド11によりフィルムテープ32
上に文字等の印字を行う。
回路77を介してサーマルヘッド11が接続されてお
り、CPU70はRAM72の印字バッファに記憶され
た印字データに基づいてサーマルヘッド駆動回路77を
駆動し、サーマルヘッド11によりフィルムテープ32
上に文字等の印字を行う。
【0037】次に、前記のように構成されたテープ印字
装置の動作について図5乃至図8を参照して説明する。
図5はテープ印字制御プログラムのフローチャートを示
し、ステップ(以下、Sと略記する)1において各種メ
モリのクリア等のイニシャライズが行なわれる。続く、
S2では、キーボード6上のいずれかのキーからキー入
力があったかどうか判断される。キー入力があった場合
(S2:YES)にはS3に移行し、一方、キー入力が
ない場合(S2:NO)にはキー入力があるまで待機す
る。
装置の動作について図5乃至図8を参照して説明する。
図5はテープ印字制御プログラムのフローチャートを示
し、ステップ(以下、Sと略記する)1において各種メ
モリのクリア等のイニシャライズが行なわれる。続く、
S2では、キーボード6上のいずれかのキーからキー入
力があったかどうか判断される。キー入力があった場合
(S2:YES)にはS3に移行し、一方、キー入力が
ない場合(S2:NO)にはキー入力があるまで待機す
る。
【0038】S3では文字入力キー2等のテキスト(文
書)の入力/編集キーからのキー入力があったかどうか
判断され、テキスト入力/編集キーからキー入力があっ
た場合(S3:YES)には、S4においてテキストの
入力/編集処理が行なわれた後S2に戻る。これに対
し、テキスト入力/編集キーからのキー入力がない場合
(S3:NO)、S5において印字キー3からのキー入
力があったかどうか判断される。
書)の入力/編集キーからのキー入力があったかどうか
判断され、テキスト入力/編集キーからキー入力があっ
た場合(S3:YES)には、S4においてテキストの
入力/編集処理が行なわれた後S2に戻る。これに対
し、テキスト入力/編集キーからのキー入力がない場合
(S3:NO)、S5において印字キー3からのキー入
力があったかどうか判断される。
【0039】印字キー3からのキー入力があった場合
(S5:YES)、S6において後述する余白設定処理
が行なわれ、続くS7で後述の印字処理が行なわれた後
S2に戻る。一方、S5において印字キー3からのキー
入力がないと判断された場合(S5:NO)、S8でそ
の操作されたキーに対応する処理が行なわれた後S2に
戻る。
(S5:YES)、S6において後述する余白設定処理
が行なわれ、続くS7で後述の印字処理が行なわれた後
S2に戻る。一方、S5において印字キー3からのキー
入力がないと判断された場合(S5:NO)、S8でそ
の操作されたキーに対応する処理が行なわれた後S2に
戻る。
【0040】続いて、前記S6において行なわれる余白
設定処理について図6に基づき説明する。図6は余白設
定処理プログラムのフローチャートであり、余白設定キ
ー4が押下されるとS9において、液晶ディスプレイ7
が図7に示す余白設定画面にセットされる。図7におい
て、3種類の余白候補が表示されており、第1番目は
「余白小」、第2番目は「余白中」、第3番目は「余白
大」である。
設定処理について図6に基づき説明する。図6は余白設
定処理プログラムのフローチャートであり、余白設定キ
ー4が押下されるとS9において、液晶ディスプレイ7
が図7に示す余白設定画面にセットされる。図7におい
て、3種類の余白候補が表示されており、第1番目は
「余白小」、第2番目は「余白中」、第3番目は「余白
大」である。
【0041】ここに、「余白小」、「余白中」、「余白
大」はいずれもキーボード6上の数字キー(1乃至3の
数字キー)により選択されるものであり、「余白小」は
フィルムテープ32上に印字された文字等の印字部分の
前後に4mmの余白を設定し、また、「余白中」は同様
に文字等の印字部分の前後に12mmの余白を設定する
ものである。更に、「余白大」は文字等の印字部分の前
後に25mmの余白を設定し、この25mmの値は前記
印字ヘッド11とカッタ機構55との間のヘッド・カッ
タ間距離n(図3参照)と同一の距離値とされている。
大」はいずれもキーボード6上の数字キー(1乃至3の
数字キー)により選択されるものであり、「余白小」は
フィルムテープ32上に印字された文字等の印字部分の
前後に4mmの余白を設定し、また、「余白中」は同様
に文字等の印字部分の前後に12mmの余白を設定する
ものである。更に、「余白大」は文字等の印字部分の前
後に25mmの余白を設定し、この25mmの値は前記
印字ヘッド11とカッタ機構55との間のヘッド・カッ
タ間距離n(図3参照)と同一の距離値とされている。
【0042】次のS10においては、余白設定処理が行
なわれる。かかる余白設定処理においては、前記したよ
うに1乃至3の数字キーにより前記3種類の余白の内か
ら1つの余白が設定され、設定された余白の種類を示す
余白データがRAM72に記憶される。これにより余白
設定処理が終了する。
なわれる。かかる余白設定処理においては、前記したよ
うに1乃至3の数字キーにより前記3種類の余白の内か
ら1つの余白が設定され、設定された余白の種類を示す
余白データがRAM72に記憶される。これにより余白
設定処理が終了する。
【0043】続いて、前記S7において行なわれる印字
処理について図8を参照して説明する。図8は印字処理
プログラムのフローチャートであり、S11においてR
AM72のテキストメモリにテキスト(文書)が記憶さ
れているかどうか判断される。テキストがある場合(S
11:YES)にはS12に移行し、一方、テキストが
ない場合(S11:NO)には、S28でブザー等が鳴
動されてアラームが行なわれた後印字処理を終了し、図
5のテープ印字制御プログラムへリターンする。
処理について図8を参照して説明する。図8は印字処理
プログラムのフローチャートであり、S11においてR
AM72のテキストメモリにテキスト(文書)が記憶さ
れているかどうか判断される。テキストがある場合(S
11:YES)にはS12に移行し、一方、テキストが
ない場合(S11:NO)には、S28でブザー等が鳴
動されてアラームが行なわれた後印字処理を終了し、図
5のテープ印字制御プログラムへリターンする。
【0044】S11でテキストメモリ中にテキストがあ
ると判断された場合(S11:YES)、S12におい
て展開バッファがクリアされ、続くS13においてその
テキストのテキスト長が計算される。
ると判断された場合(S11:YES)、S12におい
て展開バッファがクリアされ、続くS13においてその
テキストのテキスト長が計算される。
【0045】S14においては、S13にて計算された
テキスト長が25mmよりも短いかどうか判断される。
ここに、25mmの長さは、前記したようにヘッド・カ
ッタ間距離nに相当するものである。
テキスト長が25mmよりも短いかどうか判断される。
ここに、25mmの長さは、前記したようにヘッド・カ
ッタ間距離nに相当するものである。
【0046】テキスト長が25mmよりも長い場合(S
14:NO)には、直ちにS16に移行し、一方、テキ
スト長が25mmよりも短い場合(S14:YES)に
は、S15において前記RAM72の展開バッファ内で
テキスト長が25mmに不足する分の空白データが展開
される。このように、テキスト長が25mmよりも短い
場合不足分の空白データを展開するのは、前記したよう
にヘッド・カッタ間距離nが25mmに設定されている
ことから作成されたテープTをテープ印字装置1から外
部に引き出す際の便宜を考慮して最低限25mmのテー
プ長を確保するためである。
14:NO)には、直ちにS16に移行し、一方、テキ
スト長が25mmよりも短い場合(S14:YES)に
は、S15において前記RAM72の展開バッファ内で
テキスト長が25mmに不足する分の空白データが展開
される。このように、テキスト長が25mmよりも短い
場合不足分の空白データを展開するのは、前記したよう
にヘッド・カッタ間距離nが25mmに設定されている
ことから作成されたテープTをテープ印字装置1から外
部に引き出す際の便宜を考慮して最低限25mmのテー
プ長を確保するためである。
【0047】続くS16では、前記のように形成され展
開バッファに記憶されているドットパターンデータが印
字バッファに転送される。次のS17においては、前記
余白設定処理により設定されRAM72に記憶されてい
る余白データが「余白大」であるかどうか判断される。
開バッファに記憶されているドットパターンデータが印
字バッファに転送される。次のS17においては、前記
余白設定処理により設定されRAM72に記憶されてい
る余白データが「余白大」であるかどうか判断される。
【0048】「余白大」でない場合(S17:NO)、
S18で前記のように設定されている「余白中」または
「余白小」の余白設定値に従ってフィルムテープ32が
パルスモータ75等によりフィードされる。この場合、
サーマルヘッド11とカッタ機構55の間に、余白設定
値よりも大きい無印字のテープ部分が残っているが、さ
らに上記余白設定値だけ余白が追加される。続く、S1
9においては、サーマルヘッド11を介して印字バッフ
ァに記憶されているドットパターンデータの1ドット列
ずつフィルムテープ32上に文字等が印字されるととも
に、印字された分のフィルムテープ32がフィードされ
る。
S18で前記のように設定されている「余白中」または
「余白小」の余白設定値に従ってフィルムテープ32が
パルスモータ75等によりフィードされる。この場合、
サーマルヘッド11とカッタ機構55の間に、余白設定
値よりも大きい無印字のテープ部分が残っているが、さ
らに上記余白設定値だけ余白が追加される。続く、S1
9においては、サーマルヘッド11を介して印字バッフ
ァに記憶されているドットパターンデータの1ドット列
ずつフィルムテープ32上に文字等が印字されるととも
に、印字された分のフィルムテープ32がフィードされ
る。
【0049】S20では、S18におけるフィード量を
含めてフィルムテープ32が25mmフィードされたか
どうか判断される。このような判断を行なうのは、フィ
ルムテープ32が前記余白分のフィード量を含めてヘッ
ド・カッタ間距離n(25mm)フィードされたことを
確認するためである。
含めてフィルムテープ32が25mmフィードされたか
どうか判断される。このような判断を行なうのは、フィ
ルムテープ32が前記余白分のフィード量を含めてヘッ
ド・カッタ間距離n(25mm)フィードされたことを
確認するためである。
【0050】フィルムテープ32が25mmフィードさ
れていない場合(S20:NO)、25mm分フィード
されるまで待機すべくS19に戻る。フィルムテープ3
2が25mmフィードしたと判断された場合(S20:
YES)、印字開始端よりも余白設定値だけ前の位置が
カッタ機構55に達しており、その時点でカッタ機構5
5が駆動されテープTのカットが行なわれる(S2
1)。これにより、余白設定値よりも前の部分が切りす
てられ、文字等の印字部分の前方に前記のように設定さ
れた余白が設けられることとなる。
れていない場合(S20:NO)、25mm分フィード
されるまで待機すべくS19に戻る。フィルムテープ3
2が25mmフィードしたと判断された場合(S20:
YES)、印字開始端よりも余白設定値だけ前の位置が
カッタ機構55に達しており、その時点でカッタ機構5
5が駆動されテープTのカットが行なわれる(S2
1)。これにより、余白設定値よりも前の部分が切りす
てられ、文字等の印字部分の前方に前記のように設定さ
れた余白が設けられることとなる。
【0051】続くS22では、印字バッファのドットパ
ターンデータの全部がサーマルヘッド11によりフィル
ムテープ32上に印字されるとともに、これに同期して
テープフィードが行なわれ、更に、S23において前記
のように設定された余白設定値分のテープフィードが行
なわれる。
ターンデータの全部がサーマルヘッド11によりフィル
ムテープ32上に印字されるとともに、これに同期して
テープフィードが行なわれ、更に、S23において前記
のように設定された余白設定値分のテープフィードが行
なわれる。
【0052】更に、作成されたテープTは前記ヘッド・
カッタ間距離nに相当する25mmフィードされた(S
24)後、S25にてカッタ機構55によりテープカッ
トが行なわれて印字処理を終了する。これにより、テー
プTにおける文字等の印字部分の前後に、前記余白設定
処理にて設定された所望の余白を形成してなるテープT
が作成されるものである。
カッタ間距離nに相当する25mmフィードされた(S
24)後、S25にてカッタ機構55によりテープカッ
トが行なわれて印字処理を終了する。これにより、テー
プTにおける文字等の印字部分の前後に、前記余白設定
処理にて設定された所望の余白を形成してなるテープT
が作成されるものである。
【0053】これに対して、前記S17においてRAM
72に記憶されている余白データが「余白大」であると
判断された場合(S17:YES)、サーマルヘッド1
1とテープカッタ24の間に無印字のテープ部分(すな
わち25mmの長さの余白)が残っている状態で、S2
6で印字バッファに記憶されている全てのドットパター
ンデータがフィルムテープ32上に印字されるととも
に、かかる印字動作に同期してテープフィードが行なわ
れる。
72に記憶されている余白データが「余白大」であると
判断された場合(S17:YES)、サーマルヘッド1
1とテープカッタ24の間に無印字のテープ部分(すな
わち25mmの長さの余白)が残っている状態で、S2
6で印字バッファに記憶されている全てのドットパター
ンデータがフィルムテープ32上に印字されるととも
に、かかる印字動作に同期してテープフィードが行なわ
れる。
【0054】続く、S27ではヘッド・カッタ間距離n
に相当する25mmのテープフィードが行なわれた後、
前記S24に移行しさらに25mmのテープフィードが
行なわれる。このように、前記余白設定処理において
「余白大」を選択したときの余白設定値をヘッド・カッ
タ間距離n(25mm)と同一にしたので、「余白大」
が選択された場合には前記S18乃至S23の処理を行
なう必要がなく、これよりテープ屑を生じることなくカ
ッタ機構55の駆動エネルギ及び時間を節約することが
できる。
に相当する25mmのテープフィードが行なわれた後、
前記S24に移行しさらに25mmのテープフィードが
行なわれる。このように、前記余白設定処理において
「余白大」を選択したときの余白設定値をヘッド・カッ
タ間距離n(25mm)と同一にしたので、「余白大」
が選択された場合には前記S18乃至S23の処理を行
なう必要がなく、これよりテープ屑を生じることなくカ
ッタ機構55の駆動エネルギ及び時間を節約することが
できる。
【0055】以上詳細に説明した通り本実施例に係るテ
ープ印字装置では、余白設定処理において液晶ディスプ
レイに複数種類の余白候補を表示し、この中の1つを選
択する操作で、テープにおける文字等が印字される部分
の前後に同一の大きさの余白を形成することができる。
しかもその複数の余白設定値の1つをヘッド・カッタ間
距離nと同一にしたので、前側の余白=ヘッド・カッタ
間距離nに対して後側の余白の誤入力で前後の余白の大
きさが不揃いになることがなく、カッタ機構55の1回
の動作でテープTのカット及び余白の形成を同時に実現
することができ、もってテープ屑が生じることなくテー
プの無駄な使用を防止するとともにエネルギ、時間の節
約を図り得る。また複数の余白設定値の1つをヘッド・
カッタ間距離nよりも小さくし、印字動作の途中で設定
した余白に達したとき余分な部分を切りすて、さらに印
字動作後設定した余白のところで切断するので、前後の
余白が小さいすなわち全体の長さの短いテープ片を形成
することができる。したがってテープ片を貼る箇所に応
じた長さのテープを得ることができるものである。ま
た、ヘッド・カッタ間距離と同一の余白を設定した場
合、印字開始時に余白を形成するためのテープ送りを行
うことなく、印字がテープ送りを伴って開始され、印字
終了後、ヘッド・カッタ間距離の2倍の距離だけテープ
送りを行うので、印字部分の前後に所定長さの余白を容
易に作成することができ、また、その作成時間を短縮で
きる。
ープ印字装置では、余白設定処理において液晶ディスプ
レイに複数種類の余白候補を表示し、この中の1つを選
択する操作で、テープにおける文字等が印字される部分
の前後に同一の大きさの余白を形成することができる。
しかもその複数の余白設定値の1つをヘッド・カッタ間
距離nと同一にしたので、前側の余白=ヘッド・カッタ
間距離nに対して後側の余白の誤入力で前後の余白の大
きさが不揃いになることがなく、カッタ機構55の1回
の動作でテープTのカット及び余白の形成を同時に実現
することができ、もってテープ屑が生じることなくテー
プの無駄な使用を防止するとともにエネルギ、時間の節
約を図り得る。また複数の余白設定値の1つをヘッド・
カッタ間距離nよりも小さくし、印字動作の途中で設定
した余白に達したとき余分な部分を切りすて、さらに印
字動作後設定した余白のところで切断するので、前後の
余白が小さいすなわち全体の長さの短いテープ片を形成
することができる。したがってテープ片を貼る箇所に応
じた長さのテープを得ることができるものである。ま
た、ヘッド・カッタ間距離と同一の余白を設定した場
合、印字開始時に余白を形成するためのテープ送りを行
うことなく、印字がテープ送りを伴って開始され、印字
終了後、ヘッド・カッタ間距離の2倍の距離だけテープ
送りを行うので、印字部分の前後に所定長さの余白を容
易に作成することができ、また、その作成時間を短縮で
きる。
【0056】尚、本考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
形、改良が可能であることは勿論である。
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
形、改良が可能であることは勿論である。
【0057】
【考案の効果】以上説明した通り請求項1記載のテープ
印字装置によれば、簡単な操作によりヘッド・カッタ間
距離と同一の余白を文字等の印字部分の前後に設定可能
とすることにより、テープカッタ機構の1回のカット動
作によりテープのカット及び余白の形成を同時に実現す
ることができ、もってテープ屑が生じることなくテープ
の無駄な使用を防止するとともにエネルギ、時間の節約
を図り得るテープ印字装置を提供することができ、その
産業上奏する効果は大である。
印字装置によれば、簡単な操作によりヘッド・カッタ間
距離と同一の余白を文字等の印字部分の前後に設定可能
とすることにより、テープカッタ機構の1回のカット動
作によりテープのカット及び余白の形成を同時に実現す
ることができ、もってテープ屑が生じることなくテープ
の無駄な使用を防止するとともにエネルギ、時間の節約
を図り得るテープ印字装置を提供することができ、その
産業上奏する効果は大である。
【0058】また、印字がなされたテープは、剥離紙が
貼着された両面粘着テープが圧着されているので、剥離
紙を剥がすことで所望の場所へ貼り付けることができ
る。
貼着された両面粘着テープが圧着されているので、剥離
紙を剥がすことで所望の場所へ貼り付けることができ
る。
【0059】また、請求項2記載のテープ印字装置によ
れば、請求項1記載のものと同様の効果を奏するが、自
動的にテープの印字部分の前後にヘッド・カッタ間距離
とほぼ同一の余白を形成することができ、印字部分の前
後に所定長さの余白を有するテープを容易に作成するこ
とができる。
れば、請求項1記載のものと同様の効果を奏するが、自
動的にテープの印字部分の前後にヘッド・カッタ間距離
とほぼ同一の余白を形成することができ、印字部分の前
後に所定長さの余白を有するテープを容易に作成するこ
とができる。
【0060】また、請求項3記載のテープ印字装置によ
れば、請求項2記載のものと同様の効果を奏するが、印
字開始時に余白を作成するためのテープ送りが行われな
いので、テープ作成作業時間を短縮できる。
れば、請求項2記載のものと同様の効果を奏するが、印
字開始時に余白を作成するためのテープ送りが行われな
いので、テープ作成作業時間を短縮できる。
【0061】また、請求項4記載のテープ印字装置によ
れば、請求項1乃至請求項3のいずれかのものと同様の
効果を奏するが、テープカセットを装置に装着するだけ
で、テープを印字機構の印字位置に配置することができ
ると共に、テープ及び両面粘着テープを圧着機構の圧着
位置に配置することができるので、文字等が印字され、
且つ、所望の場所へ貼り付けることができるテープを容
易に作成することができる。また、圧着機構の構成も簡
素にできる。
れば、請求項1乃至請求項3のいずれかのものと同様の
効果を奏するが、テープカセットを装置に装着するだけ
で、テープを印字機構の印字位置に配置することができ
ると共に、テープ及び両面粘着テープを圧着機構の圧着
位置に配置することができるので、文字等が印字され、
且つ、所望の場所へ貼り付けることができるテープを容
易に作成することができる。また、圧着機構の構成も簡
素にできる。
【図1】テープカセット収納部の収納カバーを開けて示
すテープ印字装置の平面図である。
すテープ印字装置の平面図である。
【図2】カセット収納部にテープカセットを収納した状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図3】カセット収納部にテープカセットを収納した状
態を一部拡大して示す平面図である。
態を一部拡大して示す平面図である。
【図4】テープ印字装置の制御系を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】印字制御プログラムのフローチャートである。
【図6】余白設定処理プログラムのフローチャートであ
る。
る。
【図7】液晶ディスプレイに表示された余白設定画面を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図8】印字処理プログラムのフローチャートである。
1 テープ印字装置 2 文字入力キー 3 印字キー 4 余白設定キー 6 キーボード 7 液晶ディスプレイ 10 テープ送りローラ軸 11 サーマルヘッド 30 テープカセット 32 フィルムテープ 33 テープスプール 40 プラテンローラ 42 テープ圧接ローラ 43 テープ送りローラ 55 カッタ機構 70 CPU 71 ROM 72 RAM 74 パルスモータ駆動回路 75 パルスモータ 76 DCモータ駆動回路 77 サーマルヘッド駆動回路 T テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−115481(JP,A) 実開 平2−140545(JP,U) 特公 昭62−24239(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/66 B41J 3/36 B41J 11/70 B41J 29/52
Claims (4)
- 【請求項1】 テープ送り機構と、 テープ送り機構により送られたテープ上に文字等の印字
を行なう印字機構と、この印字機構のテープ送り方向の下流側に配設され、印
字機構により印字がなされたテープに、一面に剥離紙が
貼着された両面粘着テープの他面の粘着面を圧着する圧
着機構と、 前記 テープ送り機構によるテープ送り方向に沿って印字
機構から所定距離だけ離間されるとともに前記圧着機構
よりも下流側に配設され、前記テープを切断するテープ
カッタ機構と、 前記テープにおける文字等が印字された部分の前後に、
前記所定距離と同一の余白を設定する余白設定手段とを
備えたことを特徴とするテープ印字装置。 - 【請求項2】 前記余白設定手段により前記余白が設定
されたとき、前記テープの端から前記所定距離を残した
位置から前記印字機構の動作と同期して前記テープの送
り機構によりテープを所定距離のほぼ2倍の距離を送る
制御を行う制御手段を有することを特徴とする請求項1
記載のテープ印字装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、印字開始時に、余白作
成のためのテープ送りを行うことなく前記印字機構及び
テープ送り機構を作動させることを特徴とする請求項1
記載のテープ印字装置。 - 【請求項4】 前記テープ及び両面値着テープを内部に
収納するとともに、テープ及び両面粘着テープの端部を
外部へ露出させるテープカセットであって、装置に装着
することにより、カセット外部へ露出しているテープを
印字機構の印字位置に配置するとともに、テープ及び両
面粘着テープを圧着機構の圧着位置に配置するテープカ
セットを備え、 前記圧着機構は、テープカセットに設けられた第1ロー
ラと、装置側に設けられたローラであって、第1ローラ
と協働してテープに両面粘着テープの粘着面を圧着する
第2ローラとから構成されることを特徴とする請求項1
乃至請求項3の いずれかに記載のテープ印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1249794U JP2584180Y2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | テープ印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1249794U JP2584180Y2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | テープ印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081273U JPH081273U (ja) | 1996-08-13 |
JP2584180Y2 true JP2584180Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=11807018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1249794U Expired - Lifetime JP2584180Y2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | テープ印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584180Y2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP1249794U patent/JP2584180Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081273U (ja) | 1996-08-13 |
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Legal Events
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