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JP2583978Y2 - 回路基板の収納ハウジングの構造 - Google Patents

回路基板の収納ハウジングの構造

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Publication number
JP2583978Y2
JP2583978Y2 JP4079393U JP4079393U JP2583978Y2 JP 2583978 Y2 JP2583978 Y2 JP 2583978Y2 JP 4079393 U JP4079393 U JP 4079393U JP 4079393 U JP4079393 U JP 4079393U JP 2583978 Y2 JP2583978 Y2 JP 2583978Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
lid
case
connector
groove
Prior art date
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Application number
JP4079393U
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English (en)
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JPH077184U (ja
Inventor
新一 原田
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ナイルス部品株式会社 filed Critical ナイルス部品株式会社
Priority to JP4079393U priority Critical patent/JP2583978Y2/ja
Publication of JPH077184U publication Critical patent/JPH077184U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回路基板の収納ハウジ
ングの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば実公平1−10944号公報に開示された技術があ
る。該技術は、回路基板を蓋体の支承面と基板係止片と
で固定し、かつ蓋体の基板係止片をケースの組付係止片
に係合して、前記回路基板の脱落を防止するものであ
る。回路基板は、周囲を蓋体及びケースの各開口端で挟
持し、中央にF接栓を配設している。F接栓は、ケース
の上面中央から突出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術は、回路基板を支承面と基板係止片、及び側
壁とで挟持する構造であるが、寸法の誤差等で回路基板
がガタ付き易いという問題がある。また、該従来技術
は、回路基板の周囲を蓋体の開口端とケースの開口端と
で挟持し、該回路基板の中央でF接栓により、他の電気
回路に接続するものである。このため、該従来技術は、
端子を多数備えた電気回路の接続が困難であり、利用範
囲が限定されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る回路基板の
固定構造は、前述した従来技術の問題点を解消すべく考
案したものであり、開口部を有するケースと、前記開口
部を閉塞する蓋体と、該蓋体と前記ケースとで成るハウ
ジングに内設した回路基板とを備えた回路基板の収納ハ
ウジングにおいて、前記ケースは、内壁に、前記回路基
板を挿入する溝を形成し、前記蓋体は、長孔を内底に穿
設したコネクタと、側壁に形成した支持溝と、前記回路
基板が係止する弾性片とを備え、前記回路基板は、前記
長孔に挿通する端子設置片を備えて成る。
【0005】
【実施例】以下、図1、図2、及び図3に基づき本考案
に係る回路基板の収納ハウジングの構造の一実施例を詳
述する。1は、樹脂製のケースであり、開口部1aに蓋
体2の基板ホルダー2bを嵌着している。開口部1aの
開口端は、上下段違いに形成して、ケース1と蓋体2と
で上下逆に嵌合することを防止する。前記ケース1は、
左右の内壁1bに、2つのレール状突起1cで成る溝1
dを形成している。レール状突起1cは、ケース1に挿
設した回路基板3を保持するためのものであり、開口部
1a側の内面に傾斜面1eを形成している。尚、レール
状突起1cは、溝1dを形成するものであれば、突起形
状以外のものでもよい。例えば、前記溝1dは、ケース
1の内壁1bに穿設したものでもよい。前記ケース1
は、開口部1aの側壁に、蓋体2の凸部2aに嵌合する
孔1fを穿設している。尚、ケース1の孔1fと、蓋体
2の凸部2aは、相互反対に形成してもよい。
【0006】蓋体2は、ケース1とで、回路基板3の収
納ハウジングを構成する。蓋体2は、一方に、開口部1
aに挿嵌する筒状の基板ホルダー2bと、回路基板3に
係合する弾性片2cとを有し、他方にコネクタ2dを有
し、中央部に回路基板3の端子設置片3bが挿通する長
孔2eを穿設した境界壁2lを有する。基板ホルダー2
bは、左右側壁2mの外面に前記凸部2a、左右側壁2
mの内面に回路基板3が係合する支持溝2f、側壁2m
の左右端部に前記弾性片2cを形成している。弾性片2
cは、前記支持溝2fを構成するレール状突起2jに連
続して形成する。該弾性片2cは、回路基板3の両側に
形成した突片3aに係止する爪2gと、前記突片3aに
係合する切欠溝2hを有する。該切欠溝2hは、爪2g
に隣設している。
【0007】コネクタ2dは、相手側コネクタに電気接
続するものであり、内底の境界壁2lに前記基板ホルダ
ー2b内に通じる長孔2eを穿設している。長孔2e
は、位置決め柱2kの左右に穿設した2つの孔から成
る。支持溝2f、長孔2e、及び前記ケース1の溝1d
は、同一平面上に形成して、回路基板3を挿入してい
る。該支持溝2fは、爪2g側の内面に斜面2iを形成
している。レール状突起2jは、支持溝2fを形成する
ものであれば、突起形状でなくてもよい。例えば、支持
溝2fは、蓋体2の基板ホルダー2bの側壁2mに穿設
したものでもよい。
【0008】回路基板3は、プリント基板等から成り、
電気部品(図示せず)を有する。該回路基板3は、周囲
に、前記突片3aと、長孔2eを挿通してコネクタ2d
間に配設する端子設定片3bを形成している。端子設置
片3bは、上下面に複数の端子3cを印刷し、並設して
いる。3dは、位置決め柱2kが係合するスリットであ
る。該スリット3dは、端子3cが相手側コネクタの接
続端子(図示せず)に正確に接続するように、端子設置
片3bをコネクタ2d内の所定位置に位置合わせする役
目と、相手側コネクタ、及び回路基板3がコネクタ2d
に裏表反対に配設されることを防止する役目を備えてい
る。
【0009】本考案に係る回路基板の収納ハウジングの
構造は、以上のような構成であり、次に、組付手順と共
に作用を詳述する。まず、回路基板3の両側を蓋部材2
の支持溝2fに挿入すると共に、端子設置片3bを長孔
2eに挿入する。このとき、回路基板3は、支持溝2f
の端部に斜面2iがあるので、該斜面2iに案内されて
支持溝2f内にスムーズに挿入する。該回路基板3の端
子設置片3bは、長孔2eが支持溝2fと同一平面上に
形成しているので、回路基板3を支持溝2fに挿入する
と該支持溝2fに案内されて、前記長孔2eにスムーズ
に挿入する。回路基板3は、スリット3dが位置決め柱
2kに嵌入することで、端子設置片3bをコネクタ2d
の所望位置に位置決めすると共に、該回路基板3が表裏
反対に配設されることを防止する。そして、該回路基板
3は、突片3aが爪2gに圧接して弾性片2cを外側に
湾曲させ、該突片3aが切欠溝2hに係合する。
【0010】これにより、回路基板3が蓋体2に固定さ
れる。回路基板3は、両側を支持溝2fに、端子設置片
3bを長孔2eに、スリット3dを位置決め柱2kに、
それぞれ挿入し、かつ突片3aを爪2gで係止したこと
で、ガタ付きなく蓋体2に固定される。
【0011】蓋体2は、コネクタ2dを有し、回路基板
3を固定したので、該蓋体2に回路基板3を組付けたと
きに、相手コネクタをコネクタ2dに嵌合して回路基板
3の点検ができる。このため、回路基板3は、ケース1
を蓋体2に組付ける前に電気回路の点検ができるので、
点検時にケース1と蓋体2の着脱作業が不要となり、便
利である。
【0012】次に、ケース1の開口部1aを基板ホルダ
ー2bに挿嵌すると共に、回路基板3の両側を溝1dに
挿入する。回路基板3は、溝1dの端部に斜面1eがあ
るので、該斜面1eに案内されて溝1d内にスムーズに
挿入する。そして、ケース1の開口部1aが蓋体2の基
板ホルダー2bに合致すると、凸部2aが孔1fに係合
する。そして、弾性片2cは、ケース1の内壁1bに隣
接して配置される。該弾性片2cは、外側に湾曲するこ
とを、ケース1の内壁1bで阻止するので、爪2gから
突片3aが離脱することを防止する。また、回路基板3
は、ケース1内の溝1dに挿入したことで、ガタ付きを
防止する。
【0013】
【考案の効果】本考案に係る回路基板の収納ハウジング
の構造は、次の効果がある。 (1)回路基板をケースの溝と、蓋体の支持溝とで保持
するので、回路基板のガタ付きを解消することができ
る。 (2)回路基板に端子設置片を形成し、該端子設置片を
蓋体のコネクタに挿設したので、多数の端子の電気接続
が容易にできる。 (3)蓋体は、長孔を有するコネクタと、支持溝と、弾
性片とを有し、該蓋体だけで回路基板を保持できるの
で、蓋体にケースを組付ける前に、相手コネクタをコネ
クタに嵌合して、回路基板の点検ができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例を示す断面を有する平面
図である。
【図2】図1の矢視A−A線方向断面図である。
【図3】本考案の好適な一実施例を示す図面であり、ケ
ースに蓋体を組付けたときの一部断面を有する斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ケース 1a 開口部 1b 内壁 1d 溝 2 蓋体 2c 弾性片 2d コネクタ 2e 長孔 2f 支持溝 2m 側壁 3 回路基板 3b 端子設置片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有するケースと、前記開口部を
    閉塞する蓋体と、該蓋体と前記ケースとで成るハウジン
    グに内設した回路基板とを備えた回路基板の収納ハウジ
    ングにおいて、 前記ケースは、内壁に、前記回路基板を挿入する溝を形
    成し、 前記蓋体は、長孔を内底に穿設したコネクタと、側壁に
    形成した支持溝と、前記回路基板が係止する弾性片とを
    備え、 前記回路基板は、前記長孔に挿通する端子設置片を備え
    たことを特徴とする回路基板の収納ハウジングの構造。
JP4079393U 1993-06-29 1993-06-29 回路基板の収納ハウジングの構造 Expired - Fee Related JP2583978Y2 (ja)

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JP4764176B2 (ja) * 2006-01-16 2011-08-31 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続箱
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JP6278997B2 (ja) 2016-03-22 2018-02-14 三菱電機株式会社 電子機器ユニット

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