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JP2578462Y2 - 物干し装置 - Google Patents

物干し装置

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Publication number
JP2578462Y2
JP2578462Y2 JP1992057038U JP5703892U JP2578462Y2 JP 2578462 Y2 JP2578462 Y2 JP 2578462Y2 JP 1992057038 U JP1992057038 U JP 1992057038U JP 5703892 U JP5703892 U JP 5703892U JP 2578462 Y2 JP2578462 Y2 JP 2578462Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
holding frame
drying cabinet
cabinet main
telescopic arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992057038U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0617696U (ja
Inventor
武 安村
穣 君島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1992057038U priority Critical patent/JP2578462Y2/ja
Publication of JPH0617696U publication Critical patent/JPH0617696U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2578462Y2 publication Critical patent/JP2578462Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井裏のスペースを利
用して衣類を乾燥させることができる物干し装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内で衣類を乾燥させる装置とし
て、例えば、天井部より吊り下げられたパンタグラフ式
の伸縮アームの伸縮に伴って物干し竿を昇降させ、物干
し竿に掛けられた衣類を室内に吊り下げて乾燥させるこ
とができるようになったものが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、干している衣類が丸見えの状態とな
っており、美観上好ましくないという問題があった。こ
のため、天井裏に乾燥庫本体を収納配置するようにし、
洗濯物が吊り下げられた物干し竿を乾燥庫本体内に収納
し、物干し竿の下方に配された蓋板によって乾燥庫本体
の下面開口を閉じることで洗濯物が外観上見えないよう
にしながら乾燥庫本体内で洗濯物を乾燥させることがで
きるようになったものが提供されている。ところで、乾
燥庫本体内で洗濯物を乾燥させる場合、乾燥庫本体内は
高湿になるものであるが、蓋板と天井板との間に隙間が
形成されていると湿気が室内に洩れるという問題があ
り、また、蓋板と天井板との間の隙間が外観上見えて天
井部の見栄えが悪くなるという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、乾燥庫本体内から室内に湿気が洩れるような
ことがなく、また、天井部に隙間が形成されたりするよ
うなことのない物干し装置を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、天井裏に収納配置されると共に下面が
開口する箱状の乾燥庫本体1内に物干し竿2が設けられ
た保持枠3を収納配置し、乾燥庫本体1内の上部両端よ
り突設された伸縮アーム4の下端を保持枠3の上部両端
にそれぞれ連結し、伸縮アーム4の伸縮に伴って保持枠
3が昇降自在とされた物干し装置において、保持枠3の
下部に乾燥庫本体1の下面開口を閉塞する蓋板7を設
け、蓋板7の外周端に天井板20の内周端に当接される
パッキン材30を設け、パッキン材30の外端より外側
方に向けて天井板20の内周端下面に当接される位置決
め片30aを突設し、伸縮アーム4の側方にガイドレー
ル5を上下方向に設けると共に伸縮アーム4の伸縮に伴
ってガイドレール5を走行するガイドローラ6を伸縮ア
ーム4に設けたものである。
【0006】
【作用】しかして、伸縮アーム4を縮めて保持枠3を上
昇させて物干し竿2に洗濯物を吊り下げた状態で保持枠
3を乾燥庫本体1内に収納配置して洗濯物を乾燥庫本体
1内で乾燥させるものであり、保持枠3を乾燥庫本体1
内に収納配置すると蓋板7が乾燥庫本体1の下面開口に
配置されると共に蓋板7の外周端に設けられたパッキン
材30が天井板20の内周端に当接されることで乾燥庫
本体1の下面開口が閉塞される。そして、パッキン材3
0の位置決め片30aが天井板20の内周端下面に当接
されることでパッキン材30が保持枠3の上昇時のスト
ッパーになり隙間が形成されることなく乾燥庫本体1の
下面開口が蓋板7にて閉塞される。しかも伸縮アーム4
の側方にガイドレール5を上下方向に設けると共に伸縮
アーム4の伸縮に伴ってガイドレール5を走行するガイ
ドローラ6を伸縮アーム4に設けたので、伸縮アーム4
をガイドレール5及びガイドローラ6でガイドしながら
伸縮させることによって保持枠3及び蓋板7を振れ難く
して昇降させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。物干し装置は、図3に示されるように天井裏
に設置される乾燥庫本体1と、乾燥庫本体1内に収納配
置される保持枠3と、保持枠3を支持するパンタグラフ
式の伸縮アーム4と、乾燥庫本体1の下面開口に開閉自
在に配置される蓋板7とによって主体が構成されてい
る。
【0008】乾燥庫本体1は図4に示されるように下面
が開口する箱状に形成されており、上部には乾燥庫本体
1内の空気を乾燥庫本体1外に排出するための換気ファ
ン8が設けられている。換気ファン8からは乾燥庫本体
1外に向けてダクト9が導出されており、換気ファン8
の作動によって排出される乾燥庫本体1内の空気はダク
ト9を介して乾燥庫本体1外の天井裏または屋外に排出
されるようになっている。
【0009】乾燥庫本体1内に収納配置される保持枠3
は、コ字状の枠材3aの上部に物干し竿2を架設し、枠
材3aの下部に底板10を架設して構成されており、こ
の底板10によって蓋板7が形成されている。蓋板7の
外周端には図2に示されるようにパッキン材30が取付
けられている。このパッキン材30は弾性材にて形成さ
れており、天井板20の内周端に当接されることとなる
当接片30bの内端より一対の挟持片30cを突設し、
当接片30bの外端より位置決め片30aを突設して主
体が構成されている。そして、パッキン材30は一対の
挟持片30cにて蓋板7の外周端を挟持することで蓋板
7に取付けられている。蓋板7には乾燥庫本体1内に室
内の空気を取り入れるための吸気口13が設けられてお
り、換気ファン8が作動されて乾燥庫本体1内の空気が
排気されると室内の空気が吸気口13より乾燥庫本体1
内に吸引されるようになっている。
【0010】保持枠3の上部両端にはパンタグラフ式の
伸縮アーム4が設けられており、この伸縮アーム4の伸
縮と共に乾燥庫本体1内に収納配置されるようになって
いる。つまり、伸縮アーム4が伸張することで保持枠3
が下降して乾燥庫本体1内より引き出されるものであ
り、また、伸縮アーム4が縮小することで保持枠3が乾
燥庫本体1内に収納されるようになっている。ここで、
伸縮アーム4の伸縮に伴う保持枠3の昇降移動は、図6
に示されるように乾燥庫本体1の上部に設けられた駆動
装置11によるワイヤー12の昇降移動によって行なわ
れるようになっており、ワイヤー12の下端は伸縮アー
ム4が連結されている保持枠3の上部両端にそれぞれ連
結固定されている。保持枠3の上部には隣合うように複
数本の物干し竿2が架設されており、この物干し竿2に
衣類やタオル等を掛けることができるようになってい
る。保持枠3の底部に設けられた蓋板7は保持枠3を下
降させることで乾燥庫本体1の下面開口を開いた状態と
し、保持枠3を上昇させることで乾燥庫本体1の下面開
口を閉じた状態とするようになっている。
【0011】伸縮アーム4と近接する乾燥庫本体1の内
側壁には上下方向に沿ってガイドレール5が設けられて
おり、このガイドレール5には伸縮アーム4に設けられ
たガイドローラ6が走行自在に係止されるようになって
いる。しかして、保持枠3を室内に引き下ろした状態と
して保持枠3の物干し竿2に衣類やタオルを掛けた後に
保持枠3を上昇させて乾燥庫本体1内に収納し、換気フ
ァン8を作動させて乾燥庫本体1内に室内の空気を吸引
することで衣類は外観上見えたり邪魔になったりするよ
うなことなく乾燥されるものである。ここで、保持枠3
を上昇させて乾燥庫本体1内に配置すると乾燥庫本体1
の下面開口は蓋板7によって閉塞されることとなるもの
であり、蓋板7の外周端に取付けられたパッキン材30
の当接片30bが天井板20の内周端に当接されること
で気密性が確保され、乾燥庫本体1内の湿気が室内に洩
れるようなことがないものであり、さらに、パッキン材
30の位置決め片30aが天井板20の内周端下面に当
接されることでパッキン材30が保持枠3の上昇時のス
トッパーとして作用することとなり、保持枠3が必要以
上上昇することがないものである。そして、衣類が乾燥
すると保持枠3を下降させて乾燥庫本体1より引き出
し、物干し竿2にかけられた衣類を取り出すものであ
る。そして、保持枠3の昇降は駆動装置11を構成する
巻取りドラム11aにワイヤー12を巻き付けたり、巻
き戻したりしてワイヤー12を昇降させることによって
行なわれるものであり、ワイヤー12の昇降と共に伸縮
アーム4が伸縮することで保持枠3が昇降される。ここ
で、伸縮アーム4はガイドローラ6がガイドレール5に
沿って走行しながら伸縮することとなり、これによって
伸縮アーム4が大きく揺れたりするようなことがないも
のであり、保持枠3を揺れたりするようなことなく安全
に昇降させることができるものである。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように、天井裏に収納配
置されると共に下面が開口する箱状の乾燥庫本体内に物
干し竿が設けられた保持枠を収納配置し、乾燥庫本体内
の上部両端より突設された伸縮アームの下端を保持枠の
上部両端にそれぞれ連結し、伸縮アームの伸縮に伴って
保持枠が昇降自在とされた物干し装置において、保持枠
の下部に乾燥庫本体の下面開口を閉塞する蓋板を設け、
蓋板の外周端に天井板の内周端に当接されるパッキン材
を設け、パッキン材の外端より外側方に向けて天井板の
内周端下面に当接される位置決め片を突設してあるの
で、保持枠の上昇時に蓋板のパッキン材が天井板の内周
端に当接されることで乾燥庫本体の気密性が確保される
ものであり、乾燥庫本体内の湿気が室内に洩れたりする
ようなことがなく、また、パッキン材の位置決め片が天
井板の内周端下面に当接されることでパッキン材が保持
枠の上昇時のストッパーになるものであり、隙間が形成
されることなく乾燥庫本体の下面開口が蓋板にて閉塞さ
れるものである。しかも伸縮アームの側方にガイドレー
ルを上下方向に設けると共に伸縮アームの伸縮に伴って
ガイドレールを走行するガイドローラを伸縮アームに設
けたので、伸縮アームをガイドレール及びガイドローラ
でガイドしながら伸縮させることによって保持枠及び蓋
板を振れ難くして昇降させることができ、蓋板による乾
燥庫本体の下面開口の閉塞を確実に行なうことができて
パッキン材による乾燥庫本体の気密性を高くすることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】図1におけるA部の部分拡大断面図である。
【図3】同上の全体構成を示す斜視図である。
【図4】同上の保持枠を下降させた状態の正断面図であ
る。
【図5】同上の保持枠を上昇させた状態の正断面図であ
る。
【図6】同上の保持枠を下降させた状態の側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 乾燥庫本体 2 物干し竿 3 保持枠 4 伸縮アーム5 ガイドレール 6 ガイドローラ 7 蓋板 20 天井板 30 パッキン材 30a 位置決め片
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−5197(JP,U) 実開 平4−25694(JP,U) 実開 平3−58296(JP,U) 実開 平2−13090(JP,U) 実開 昭52−27057(JP,U) 実開 平2−71491(JP,U) 実開 昭61−92393(JP,U) 実開 昭63−189197(JP,U) 実開 平6−3295(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 57/12 D06F 58/10 - 58/12 B66C 13/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏に収納配置されると共に下面が開
    口する箱状の乾燥庫本体内に物干し竿が設けられた保持
    枠を収納配置し、乾燥庫本体内の上部両端より突設され
    た伸縮アームの下端を保持枠の上部両端にそれぞれ連結
    し、伸縮アームの伸縮に伴って保持枠が昇降自在とされ
    た物干し装置において、保持枠の下部に乾燥庫本体の下
    面開口を閉塞する蓋板を設け、蓋板の外周端に天井板の
    内周端に当接されるパッキン材を設け、パッキン材の外
    端より外側方に向けて天井板の内周端下面に当接される
    位置決め片を突設し、伸縮アームの側方にガイドレール
    を上下方向に設けると共に伸縮アームの伸縮に伴ってガ
    イドレールを走行するガイドローラを伸縮アームに設け
    て成る物干し装置。
JP1992057038U 1992-08-13 1992-08-13 物干し装置 Expired - Fee Related JP2578462Y2 (ja)

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JPH0617696U JPH0617696U (ja) 1994-03-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595197U (ja) * 1982-06-30 1984-01-13 ナショナル住宅産業株式会社 天井裏を利用する乾操装置
JP2503585Y2 (ja) * 1990-06-26 1996-07-03 松下電工株式会社 物掛け装置
JP3058296U (ja) * 1998-10-07 1999-06-18 有限会社マニコム 短い距離でも取付け可能な配管支持バンド

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JPH0617696U (ja) 1994-03-08

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