[go: up one dir, main page]

JP2577984B2 - 血圧測定装置 - Google Patents

血圧測定装置

Info

Publication number
JP2577984B2
JP2577984B2 JP63501186A JP50118688A JP2577984B2 JP 2577984 B2 JP2577984 B2 JP 2577984B2 JP 63501186 A JP63501186 A JP 63501186A JP 50118688 A JP50118688 A JP 50118688A JP 2577984 B2 JP2577984 B2 JP 2577984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood pressure
array
artery
underlying
elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63501186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01502001A (ja
Inventor
エツカーレ、ジヨセフ・エス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SRI International Inc
Original Assignee
Stanford Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanford Research Institute filed Critical Stanford Research Institute
Publication of JPH01502001A publication Critical patent/JPH01502001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577984B2 publication Critical patent/JP2577984B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording for evaluating the cardiovascular system, e.g. pulse, heart rate, blood pressure or blood flow
    • A61B5/02007Evaluating blood vessel condition, e.g. elasticity, compliance
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording for evaluating the cardiovascular system, e.g. pulse, heart rate, blood pressure or blood flow
    • A61B5/021Measuring pressure in heart or blood vessels
    • A61B5/022Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の起源 ここに記載された発明は、保険厚生省(Department o
f Health and Human Services)からの補助金または奨
学金のもとで正規の課程を経て行なわれたものである。
関連出願 この出願は、1986年11月6日付出願番号第927,843号
血圧監視方法および装置の係属出願である。
技術分野 この発明は、個々の圧力または力を感知する素子から
なる変換器配列を使用することにより、健康な組織をお
かさずに血圧を監視する方法および装置に関するもので
あり、そして正確な血圧波形を最も厳密に追尾し、かつ
最も正確な血圧測定値を与える1個の圧力感知素子を選
択する方法と手段に関するものである。
本発明の背景 動脈の圧力変換器を使用する血圧の連続測定について
は、アール・ピー・ビグリアノ(R.P.Bigliano)の米国
特許番号第3,123,068号、ジー・エル・プレスマン(G.
L.Pressman)ピー・エム・ニユガード(P.M.Newgard)
およびジヨン・ジエイ・アイゲ(John J.Eige)の第3,2
19,035号、イー・エフ・ブリツク(E.F.Blick)の第3,8
80,145号、この発明の発明者の第4,269,193号、および
ピー・エム・ニユガード(P.M.Newgard)の第4,423,738
号に示され、またジー・エル・プレスマン(G.L.Pressm
an)およびピー・エム・ニユガード(P.M.Newgard)に
よる「動脈血圧の連続外部測定用変換器」(A Transduc
er for the Continuous External Measurement of Arte
rial Blood Pressure)米国電子電気技術者協会バイオ
−メデイカルエレクトリツク,1963年4月pp73−81(IEE
E Trans.Bio−Med.Elec.,April 1963,pp.73−81)と題
する論文で公知である。
血圧監視のための代表的血圧測定技術においては、圧
力感知素子の配列を含む変換器が浅在性動脈の上方に配
置され、そして動脈を閉塞することなく、下に横たわる
動脈の壁を扁平にするために、押圧力(holddown forc
e)が変換器に印加される。上記配列内の圧力感知素子
は、血圧が測定される下に横たわる動脈の管腔より少な
くとも1まわり小さく、かつ上記変換器は個々の圧力感
知素子の2個以上が下に横たわる動脈の少なくとも1部
分上にあるように配置される。上記圧力感知素子の1つ
からの出力は血圧監視用に選択される。動脈上方の事実
上中央部に配置される素子は、動脈内血圧の正確な測定
値を提供する信号出力を有する。しかし他の変換素子に
関してその信号出力は、中央部に配置された素子の出力
ほどに正確な動脈内血圧の測定値を通常提供しない。一
般に、収縮期血圧と拡張期血圧とに依存する差引値(of
fset)は、動脈上中央部に配置されていない変換素子を
用いては正確に測定されない。従来型のある装置では、
最大脈拍振幅出力を有する圧力感知素子が選択され、ま
た他の装置では、局所最小拡張期血圧または収縮期血圧
を有する素子が選択され、この素子は1本の動脈の直径
の範囲内にあり最大脈拍振幅の波形を生じるものであ
る。後者の方法は上記ジエイ・エス・エカール(J.S.Ee
kerle)の特許第4,269,193号に記載されている。上記特
許第4,269,193号に開示された選択方法は、通常用いら
れるべき正確な変換素子を見分けるのに役立つ。しか
し、変換器配列の各素子によつて提供される圧力の読出
しは、多くの因子によつて完全には正確でないかも知れ
ない。圧力の読出しの小誤差といえども、特許第4,269,
193号に開示された装置を用いる間違つた変換素子を選
択する結果、この場合圧力測定値は不正確である。
発明の要約および目的 本発明の目的は、高い精度をもつて健康な組織をおか
さずに血圧を監視する改良された圧力測定方法と装置を
提供することにある。
本発明の他の目的は、個々の動脈上に置く変換ライダ
(圧力感知素子)の配列を有する変換器の使用を含み、
かつ最も正確に実際の血圧波形を再生する素子を選択す
る手段が設けられるような、血圧測定方法と装置を提供
することにある。
本発明は個々の圧力感知素子の配列を含み、これら素
子のおのおのは、血圧が測定される下に横たわる動脈の
管腔よりも少なくとも1まわり小さくなつている。上記
素子は十分に寸法が小さいので、配列は動脈を横切つて
延び出るように配置され、上記動脈上に多数の素子が配
置される。勿論、動脈上に配置される素子の数は、動脈
の直径による。一般に動脈の直径は、被検者の性別、身
長、体重、年齢、腕および/または手首の寸法、または
被検者の解剖学的または生理学的な特質等に関連するも
のである。例えば、小児の動脈の直径は一般に成人のも
のよりも小さく、また女性の動脈は一般に男性のものよ
りも小さい。
本発明によると、全変換器の出力は、探索領域の中心
部に配置するのに使われ、理想的には上記動脈上方中央
部に配置される。以下記載する新規な手段は、探索領域
の中央部として用いられるべき変換素子を配置するのに
用いられる。次に、限定された数の変換素子からの出力
は、血圧測定値を得るのに用いられる限定された数のグ
ループ内の上記素子を選択するのに用いられる。探索さ
れるべき素子のグループ内の変換素子の数は、上に述べ
たような被検者の1または2以上の解剖学的または生理
学的な特質によるものである。拡張期血圧および収縮期
血圧の少なくとも1つの局所最小値を有する、限定され
た数のグループ内の圧力感知素子は、血圧監視に使用す
る素子として選択される。
上記探索領域の中心部に配置するための新規な方法
は、脈拍振幅の測定値の使用を含む。収縮期血圧値と拡
張期血圧値との差は、ここでは血圧波形の脈拍振幅とし
て定義される。多くの被検者に関して、脈拍振幅対(変
換素子配列中の)変換素子のグラフは、動脈の両へり上
に横たわる変換素子において、ほぼ等しい大きさを有す
る、2個の山(hump)またはピークを含む。この発明の
新規な1方法は2個の山の中間に上記変換素子を配置す
ることを含み、次いですぐに素子が探索領域の中央部に
あるとみなされる。1対の局所最大値は、上記変換器配
列の変換素子からの出力から導かれた脈拍振幅から得ら
れよう。従つて、局所最大値を有する素子間に中央部を
置いた変換素子は、探索領域の中央にある素子として見
分けられる。
上記探索領域の中央部に配置する他の新規な手段は、
少なくとも2次の多項式を、配列の素子から脈拍振幅値
へ適合させることを含む。脈拍振幅曲線が最大である素
子は、探索領域の中央部にある素子として選択される。
上記探索領域の中央部に配置する新規な手段は、脈拍振
幅対変換素子のグラフの重心を計算することを含み、重
心点に素子があることにより探索領域の中央部に素子が
あるものとして選択される。
図面の簡単な説明 本発明は、上記およびその他の目的および利点と共に
添付図面を参照し下記説明から理解されるであろう。し
かし、説明された本発明の実施例は例示したのみであつ
て、本発明がこれに限定されるものでないことが理解さ
れよう。本発明の特徴として信じられる新規な特性は特
に添付した請求項に記載されている。図面において、各
図の同一部品には同一の参照数字を用いる: 第1図は、動脈上に典型的に置かれ、動脈血圧の連続
外部測定を行なう血圧変換器ケースの外観を示し; 第2図は、正確な血圧の読出しを与えるため、動脈壁
が適正に押圧された、動脈と複数の変換素子(動脈上に
置くライダ)間の力の平衡を示す略示図であり; 第3図は、第1図の変換器ケースを通して得られる簡
易化された垂直断面図と、本発明の実施に共に使用され
る装置のブロツク図との組合せであり; 第4図は、血圧波の収縮期と拡張期の血圧および脈拍
振幅を説明するための、本発明を用いて得られる形式
の、人体血圧の波形対時間を示し; 第5A図および第5B図は、共に本発明の全作動を説明す
るのに用いるフローチヤートを示し; 第6図は、理想的な状態下にある被検者から得られ
た、拡張期血圧および脈拍振幅対変換器素子のプロツト
を示し; 第7図は、理想的な状態下にない同一の被験者から得
られた、第6図のものに類似する圧力分布を示し; 第8図は、血圧監視のために用いられる変換素子の選
択の詳細を示すフローチヤートであり;そして 第9図は、第2図のものに類似するが、変換器配列と
成人男性の動脈のような下に横たわる大きな動脈とを単
に示す略示図である。
動脈圧力測定用の変換器配列の代表的適用が第1図に
示され、ここで普通の腕時計ケースの外観をした変換器
ハウジング、すなわちケース10が、バンド14によつて手
首12の橈骨動脈上の適正位置に保持される。上記変換器
ハウジング10からコード16が延び出し、上記ハウジング
内の変換器配列用の電線が貫通し、これと共に上記ハウ
ジングを空圧源に連結する小管が延び出している。電線
18および管20は第3図に示されているが、第1図には示
されていない。
ここで第2図について説明すると、略示機械的模型が
示され、これが物理的装置において考慮されるべき因子
を代表するものである。上記図示模型は、「動脈血圧の
連続外部測定用変換器」(A Transducer for the Conti
nuous External Measurement of Arterial Blood Press
ure)と題するジー・エル・プレスマン(G.L.Pressma
n)およびピー・エム・ニユガード(P.M.Newgard)の論
文から改造された、上記ジエイ・エス・エカール(J.S.
Eckerle)の特許第4,269,193号に示されているものであ
る。要するに、上記動脈ライダを構成する個々の圧力感
知素子、すなわち変換器22−1から22−19までの配列22
は、上記ライダの1個または2個以上が完全に動脈24を
おおつて配置される。個々のライダ22−1から22−19ま
では動脈24の直径に対しては小さいので、複数のライダ
が動脈上にあることを確保する。皮膚表面26と上記変換
器の下に横たわる動脈は、上記変換器に対する押圧圧力
(hold−down pressure)の印加により扁平にされねば
ならない。上記動脈の中央部上に横たわる1個のライダ
は、「中央部に配置された」ライダとして識別され、こ
れから監視血圧用ライダ圧力読出しが得られる。本発明
は上記「中央部に配置された」ライダを選択するための
新規な方法と装置を目的とするもので、以下詳細に記載
される。この目的に対して、本発明のライダ選択手段を
用いることにより、多数ライダ中の1個、例えばライダ
22−10が、「中央部に配置された」ライダとして選択さ
れ、この場合多数ライダの残余のライダ22−1から22−
9までならびに22−11から22−19までが「側部プレー
ト」を構成して下に横たわる皮膚と動脈を扁平にするの
に役立つ。被検者に対する変換器の位置決めによつて
は、異なる変換素子が動脈の中央部上方に配置されるこ
ともあり、「中央部に配置された」ライダとして選択さ
れる。
橈骨動脈のような浅在性動脈は、第2図において動脈
下の基盤シンボル28によつて示される骨によつて下方か
ら支持される。動脈24の壁は、その中に引張力を伝送す
るが曲げモーメントは伝送しない事実上膜のような作用
をする。上記動脈の壁は変換器配列の負荷力に応答し、
かつ血圧測定中は上記固定した基盤28上に載つているか
のように作動する。動脈壁の有効こわさ(stiffness)
は小さくかつ被検者によつて異なる。従来の物理的装置
の機械的模型においては、動脈壁の有効こわさは零と見
なされ、この場合に使用される実際の押圧圧力は、十分
な力で変換器が皮膚表面に押し付けられて、下に横たわ
る動脈を圧縮はするが閉塞しない限りにおいては、血圧
読出しの正確さに影響を及ぼすものとは考えられていな
かつた。本出願人は血圧の読出しが、動脈の扁平にされ
るけれども、閉塞はされない押圧圧力の範囲内の押圧圧
力によるばかりでなく、最も正確な血圧の読出しは、動
脈の扁平化開始圧力と動脈閉塞に必要な最小圧力との事
実上中間に押圧圧力が選択される時に得られることを発
見した。上記の正確な押圧圧力の計算に関連する新規な
過程は、前記米国特許出願番号第927,843号に詳記され
ている。
上記の図示された装置に関して、変換器ケース10およ
びバンドすなわち装着帯14、ならびにベロー54に印加さ
れる空気圧力は、動脈圧力の変化が動脈24上に横たわる
複数のライダに伝送されるように、所要の圧縮力を供給
し、かつライダ22−1から22−19までを保持する。この
ことは第2図において図式的に、それぞれライダばね部
材30−1から30−19までによつて支持される個々のライ
ダ22−1から22−19まで、剛性ばね支持板32、および上
記支持板32と装着帯装置38との間の押圧力発生器36を示
すことにより説明される。
もしも押圧力発生器36がなければ、装着帯装置38とば
ね支持板32との間の連結は、無限剛性のものとなり、骨
構造28に対してライダ22−1から22−19までをかたく拘
束し、これら複数のライダは動脈に対して固定位置に維
持されよう。しかし実際問題としてこのような装置は実
用的ではなく、(この例においては)空気負荷装置を含
む押圧力発生器36が、上記装着帯装置38によりライダ22
−1から22−19までに印加される力を一定に保持するた
めに包含される。上記機械的模型において、押圧力発生
器36のばね定数、k(撓みの単位あたり方)はほぼ零で
ある。適当な空気負荷装置については、上記引用米国特
許第3,219,035号および第4,269,193号ならびにプレスマ
ンとニユガード(Pressman−Newgard)による米国電子
電気技術者協会(IEEE)の論文に図示され、記載されて
いる。
上記ライダ22−1から22−19までが動脈を扁平化しか
つ正確な血圧測定を与えるのを保証するために、複数の
ライダはばね支持板32にかたく装着されねばならない。
従つて、上記装置のライダばね部材30−1から30−19ま
では理論上では無限剛性(ばね定数k=∞)である。上
記様式で装置が操作される限り、動脈−皮膚装置用の対
応定数の約10倍のオーダのばね定数を有するライダばね
部材30−1から30−19までにより模擬実験されることが
解り、従つてライダ22−1から22−19までの撓みは小さ
く;正確な血圧測定は正しい押圧圧力が用いられる時に
得られる。
本発明装置の変換器配列22用に使用される形式の実用
的な変換器の実際の物理的構造は、上記記載のジエー・
エス・エカールの特許第4,269,193号に示されている。
そこでは、変換器配列が示され、個々の変換器(ライ
ダ)は集積回路製造技術を用いられる薄いモノクリスタ
ルのシリコン基体に形成されている。第3図について説
明すると、個々には図示していない変換器の配列を含む
チツプ40を備えた、簡易表示された変換器22が示され
る。導線42は個々の変換器をマルチプレクサ43に接続す
るため、配線18に接続する。
第3図に示されるように、ケース10は背壁44と側壁46
とを有する全体が円筒形をした中空容器を含む。シリコ
ン変換器チツプ40は、円筒形カツプ状変換器ハウジング
50内のケースの(前面すなわち作用面として示された)
面48内に装着する。上記作用面48は、包含された個々の
変換器と動脈ライダと一緒にシリコン変換器チツプ40を
含む。チツプ40は、両方とも図示されないが関連する二
重インライン・ソケツトにプラグインされる。従来形セ
ラミツク二重インライン・パツケージに貼付けられる。
シリコーンゴム充填材52は、上記ハウジング50の内部で
かつ二重インライン・パツケージとソケツトの周りに設
けられて、良好な密封を施し、変換器回路とハウジング
50との間の漏電を防止し、かつ被検者に対して押圧する
扁平面を提供する。変換器の前面48は、ハウジング50と
充填材52の下面を含む。
変換器ハウジング50は、カツプ状変換器ハウジング50
の下方外側リツプの周りで密封される、カツプ状シリコ
ーンゴム袋54により変換器ケース10の内側に固着され、
上記袋54は変換器ケース10の外壁内部を上方に延び出し
リング56で密封され、次いで変換器ケース10の内側背面
に固着かつ密封される。上記袋の内側には管20を介して
空気圧力源58に連結されるチヤンバが形成される。圧力
制御装置58Aは上記圧力源に包含される。可撓性の袋54
は、変換器ハウジング50と変換器ケース10の内側との両
方で密封されるので、空気圧力源58からの加圧空気は作
用面48に気圧負荷をかける。被検者の手首に変換器を装
着することにより、被検者の皮膚に対して変換器配列に
より加えられる押圧力F1は、空気圧力の制御によつて調
整される。(第2図に示される略示機械的模型において
は、押圧力F1は押圧力発生器36によつて発生される。) 上記のように、変換器22の個々の変換器22−1から22
−19までにより感知された圧力に関する電気信号は、ア
ナログ・マルチプレクサ43に入力として供給される。こ
のマルチプレクサからの信号はアナログ・デジタル(A
−D)変換器60によつてデジタル化された後、このデジ
タル化信号がメモリ62Aおよびクロツク62Bを有するデジ
タル・コンピユータ62に供給される。その他の情報、例
えば被検者の名前、性別、体重、身長、年齢、腕および
手首の寸法等は、キーボード64を通してコンピユータに
供給される。以下記載されるように、この情報は上記被
検者の動脈の直径の見積りを作るのに用いられ、やがて
探索領域の中心部が確定された後、「中央部に配置され
た」ライダを選択するのに用いられる変換素子の範囲を
確立するのに用いられる。
上記コンピユータの出力は、記録器、陰極線管モニ
タ、固体素子表示等を含むデータ表示−記録装置66に供
給される。必要ならば、少なくとも表示装置の一部は、
変換器ケース10に含めることもできる。明らかに、上記
コンピユータの出力は、必要に応じてプリンタ、可聴警
報器等に供給することもできる。また上記コンピユータ
の出力は線68を通り、変換器押圧圧力の制御のため圧力
制御装置へ供給される。
第4図について説明すると、動脈24の上方に横たわる
圧力感知素子22−1から22−19までの中の1個からの信
号の出力波形が示されている。上記動脈上方に横たわる
他の圧力感知素子も同様な波形を有している。正しい押
圧圧力と「中央部に配置された」動脈ライダ(すなわ
ち、動脈上方ほぼ中央部に配置されたライダ)の正確な
選択によつて、上記波形は、下方に横たわる動脈内の被
検者の血圧を代表するものである。収縮期血圧、拡張期
血圧および脈拍振幅が波形上に示され、ここで脈拍振幅
は与えられた心拍の収縮期血圧と拡張期血圧との差であ
る。
全装置の動作 第5A図と第5B図は、ともに血圧監視装置の全体的、全
装置の動作のアルゴリズムすなわち算法のフローチヤー
トを示す。その中に示された若干の動作は、メモリユニ
ツト62Aに含まれたプログラミング命令に応答し、コン
ピユータ62の制御下にある。明らかに数個のプログラミ
ングステツプが示された動作の実行に含まれる。上記ス
テツプのプログラミングは平均プログラマの技術範囲内
に十分入るため、完全なプログラムリストの必要はない
ので、ここには含まれていない。
監視のための準備は、第100段のSTARTで開始され、こ
の時装置電源をオンとし、または図示しない手段により
リセツト動作が行なわれ、コンピユータ62のカウンタ、
レジスタ、タイマ等が初期設定される。第102段におい
ては、被検者に関する情報、例えば、被検者の名前、性
別、体重、身長、年齢、腕及び/又は手首の寸法等がキ
ーボード64の使用によつてコンピユータメモリに入力さ
れる。次に第104段において、公称押圧圧力(H−D.
P.)が印加され、その時に圧力源58からの圧力下の空気
が変換器に供給されるとすれば、この圧力はゴム袋54を
延ばすことにより作用面48は、変換器ケース10の底面か
ら短い距離外方に延び出る。第106段で変換器が一位置
で被検者に取り付けられ、この位置で変換器配列22の素
子22−10のような中央に配置された変換素子が、動脈24
の中心上に横たわる。勿論、下に横たわる動脈に対する
変換器配列の正確な位置は、被検者または操作者にも通
常明確に見えないので、上記変換器配列を適正に配置す
るため変換器の位置変更を要求されることもある。
被検者に変換器が取り付けられると同時に、第108段
に入り、ここで各変換素子の出力から、収縮期および拡
張期の血圧が測定され、そして脈拍振幅値は上記収縮期
血圧値から拡張期血圧値を減算することにより測定され
る。次に第110段に入り、ここで血圧監視に用いられる
変換素子が選択される。適正な変換素子を選択するのに
用いられる新規なアルゴリズムすなわち算法は、以下詳
細に記載される。この目的のために、監視のために選択
される変換素子は、配列の中央部付近にあり、かつ下に
横たわる動脈のほぼ中央部上方にあることが理解されよ
う。下記記載から明らかなように、第110段は下方に横
たわる動脈に対して変換器を適正に配置するため、変換
器の位置変更を必要とすることもある。
第110段に次いで、正確な血圧測定値を得るために用
いられる押圧圧力が第116段で計算される。正確な押圧
圧力の計算に用いられるアルゴリズムは前記1986年11月
6日出願の米国特許出願番号第927,843号に開示されて
いる。本出願のために、正確な血圧監視のための正しい
押圧圧力が第116段で計算され、続いて第118段で計算さ
れた押圧圧力がコンピユータ62による圧力制御装置58A
の制御によつてセツトされることが理解されよう。
被検者に変換器を適正に配置することによつて、正確
な押圧圧力が被検者に供給され、監視装置は正確な血圧
の読出しを得る状態になる。第120段で装置が動作して
いることの表示は、「読取り有効」(Readings Valid)
の語の表示により与えられる。明らかに、緑表示などの
他の表示を、装置の動作状態を表示するのに用いること
もできる。
上記の選択された変換素子の出力から、収縮期血圧値
と、拡張期血圧値が脈拍振幅値とともに第122段で容易
に決定される。また、連続する拡張期血圧または収縮期
血圧間の時間を決定することによつて、脈拍数が容易に
計算される。第124段においては、第122段で計算されか
つ決定された値が、実際の波形とともに表示および/ま
たは記録される。明らかに、計算されかつ表示される値
は血圧監視を実施するための使用に依存し、これらのす
べての値の表示は、多くの場合に必要とはされない。例
えば、血圧波形は第122段で確認されたどんな値も計算
および表示することなく記録される。
第122段で収縮期血圧および/または拡張期血圧等の
確認された1または2以上の値が決定された後、第126
段に入り装置は次の心拍サイクルを待つ。拡張血圧点ま
たは収縮血圧点は心拍サイクルにおける基準点を確認す
るのに用いられる。次に判断の第128段に入り、この時
にコンピユータ62のタイマは予め決められた時間
「M」、ここでMは、たとえば30分の期間として、
「M」に到達したか否かを決定するためにテストされ
る。もしも経過時間が予め決められた期間Mを超過すれ
ば、判断は肯定的であり、上記タイマは第130段でリセ
ツトされ、押圧圧力は第131段でほぼ120mmHgまで下げら
れ、そして必要ならば正確な押圧圧力の再計算とそのリ
セツトのために、第116段に再入される。押圧圧力の周
期的検査とリセツトとは、血圧読出しの継続した精度を
確保するのに役立つ。
もしも予め決められた期間を超過していないならば、
監視に用いらるべき変換素子の選択のため第132段に入
り、この段は上記第108段と事実上同一である。次に判
断の第134段に入り、ここで第108段で決定され(または
第132段のさきの選択になるもの)選択された(「中央
部に配置された」)変換素子が、第132段において決定
された素子と比較される。もしも選択された変換素子に
変更がなければ、第120段が再入され読取り有効が表示
される。しかし、もしも選択された変換素子に変更があ
れば、判断の第134段が肯定的となり、次いで第138段
で、被検者または操作者に対して、脈動に関して変換器
の移動が生じたことを知らせる警報が発せられる。必要
に応じて、変換器は位置を変更されて処理が再開され
る。もしも変換器が位置を変更されず、処理が終了も再
開もされないならば、第120段が監視処理の継続のため
再入されるが、この時には新らしく選択された「中央部
に配置された」変換素子からの出力を用いる。
監視用変換素子の選択 A.全般 第6図について説明すると、浅在性動脈24上に置かれ
た変換器配列22の変換素子22−1〜22−19の出力から得
られる、代表的圧力分布が示される。第6図において
は、拡張期血圧と脈拍振幅の両方が示される。前記のよ
うに、収縮期血圧分布は、拡張期血圧分布と非常に似て
おり、垂直方向に約40mmHgだけ変位されている。平易に
するため、拡張期血圧と脈拍振幅の分布が示されかつ記
載されている。しかし、拡張期血圧に関して書かれた各
記載に対して、同様な記載が収縮期血圧に関して作成さ
れる。第6図および第7図の例において、下に横たわる
動脈の中心部は変換素子のナンバ10に最も近いところに
ある。
条件が良好でかつ血圧変換器が極めて正確なときに
は、第6図に示されるような圧力分布は大多数の被検者
から通常得られる。これらの場合、ジエイ・エス・エカ
ール(J.S.Eckerle)の特許第4,269,193号に示されたア
ルゴリズムは、下に横たわる動脈の中央部に最も近くに
配置された変換素子を正確に識別しかつ選択する。上記
のように、米国特許第4,269,193号に示される装置にお
いては、最大脈拍振幅の波形を最初に発生する変換素子
が確認される。第6図においては、変換素子22−10(第
6図の素子10)が最大脈拍振幅出力を有することが解ろ
う。変換素子の事実上1動脈直径以内にある局所最小拡
張期血圧(または収縮期血圧)と最大脈拍振幅を有する
変換素子は、そこで(上記特許第4,269,193号の教示に
従い、血圧測定値を得るための正しい素子として選択さ
れる。第6図においては、拡張期血圧の局所最小値が、
変換素子22−10(第6図の素子10)で作られることが解
ろう。米国特許第4,269,193号に示された装置では、極
めて正確な圧力分布が血圧変換器によつて与えられる時
には、下に横たわる動脈の中央部に最も近く配置された
変換素子を正確に確認して選択することが解ろう。
あいにく、血圧変換器は完全には正確でなく、また電
子雑音、丸め誤差または切捨て誤差、被検体の動きおよ
び変換器の下手な位置決め等のその他各種フアクタが実
際問題として経験されている。これらのフアクタは第6
図に示される「理想」から圧力分布の小偏差を生じる結
果となる。小さいとはいいながら、これらの偏差は上記
米国特許第4,269,193号アルゴリズムに、不正確な血圧
測定値へと導く、誤つた変換素子を選択させるもとにな
る。下記記載の改良されたアルゴリズムは、たとえ完全
に正確な圧力分布が変換器配列から得られなくても、下
に横たわる動脈の中心上にある変換素子を正確に確認で
きるように工夫されている。
ここで第7図について説明すると、第6図とは異な
り、圧力分布が「理想」でないものが示され、この分布
は上記各種フアクタによるむしろ共通のものである。第
6図と第7図に示す圧力分布がともに同一被検者からの
ものであることに、ここで注意されたい。また、被検者
の年齢、性別、手首寸法またはその他同種のものに基づ
き、下に横たわる動脈の直径がほぼ6個の変換素子に等
しいものと仮定され、または概算される。脈拍振幅の圧
力分布において、最大脈拍振幅は第6図においては素子
10において生じ、そして第7図においては素子7におい
て生じることが理解されよう。第7図の圧力分布および
米国特許第4,269,193号のアルゴリズムを用いることに
より、素子7が最大脈拍振幅を有するものとして確認さ
れ、また素子5が拡張期血圧の局所最小値を有する変換
素子として確認されよう。結果として、変換素子5が
「中央部に配置された」変換素子であるとして不正確に
識別され、ところが実際「中央部に配置された」変換素
子は現実に素子10である。従つて、米国特許第4,269,19
3号のアルゴリズムは、間違つた変換素子選択そして従
つて、不正確な血圧測定値へと導くかも知れないという
ことが解ろう。小さいながらも脈拍振幅の圧力分布にお
いてむしろ共通の誤差の存在する米国特許第4,269,193
号のアルゴリズムの欠点を避ける、探索領域の中央部を
正確に見つけ出す新規な方法を次に記載する。
B.探索領域の中央部の位置選定 1.全般的考察 第5A図にみられるように、監視用変換素子の選択(第
110段)は、変換器を被検者に取り付け(第106段)かつ
被検者に供給された、例えば120mmHgの公称押圧圧力で
起こる。ここで、血圧監視中は第116段において決定さ
れたような、しばしば150−220mmHgの範囲内の、はるか
に高い押圧圧力が通常使用される。
第8図について説明すると、血圧監視に使われる変換
素子を選択するため、ここでは第5A図の第110段の詳細
図と共に第108段が示される。第150段において探索領域
の中央部は、変換器配列の全変換素子からの脈拍振幅デ
ータを用いて見つけ出す。探索領域の中央部を見つけ出
すために多数の異なる方法が用いられるが、これらの方
法は、1).「重心」法、2.「ふた山」法、3).「曲
線適合」法、および4).上記1),2),3)法の組合わ
せが用いられる。これらの方法について以下詳細に述べ
る。
2.重心法 探索領域の中央部を見つけ出す重心法に関して、変換
器配列内の全変換素子に対する脈拍振幅値の重心が決定
され、そして重心における変換素子が探索領域の中央部
のために選択される。重心の計算は、コンピユータ62に
よつて容易に実行される周知の手続きである。
脈拍振幅分布の「重心」に相応する素子ナンバnCG
周知の式で表わされ: ここでnは変換素子ナンバを代表する変数であり(素
子は等間隔配置されているものと仮定)、Nは血圧変換
器における全変換素子数であり、そしてAnは変換素子n
thによつて測定される脈拍振幅である。第7図のデータ
を使用してnCGの計算値は9.94である。この値は最も近
い整数10に丸められ、変換素子10が探索領域の中央部に
ある素子であることを表わす。
3.ふた山法 ふた山法は、最大値、これに次ぐ2番目に大きな局所
最大値を確認するため、脈拍振幅値の分布を探索するこ
とを含む。上記記載のように、脈拍振幅の局所最大値は
しばしば下に横たわる動脈のへり上方で捜し出される。
2個の局所最大値間の中間にある変換素子は、上記探索
領域の中央部と見なされる。もしも偶数ナンバの変換素
子が、2個の局所最大値を有する素子間に含まれるなら
ば、これら2個の間の中間点は、2個の隣接素子間の中
間にある。隣接素子の両方が探察領域の中央部における
素子として選択される。第7図において、脈拍振幅分布
内の2個の局所最大値が素子7と12にあることが検査に
よつて理解される。これらの間にある中間点は、素子9
と10間の中間にあり、便宜上「素子9.5」と呼ばれる。
この状態において、用いられた丸め規則に依存して、探
索領域の中央部における素子として、素子9か素子10の
いずれかが選択される。上記記載のように、すべての被
検者が2個の山の脈拍振幅分布を示すものではなく、こ
の場合にはふた山法は使用されない。しかし、2個の山
が存在する時には、通常これらの山が動脈の2個のへり
を識別し、探索領域の中央部を確認するのに上記ふた山
法は好結果をもたらす。上記脈拍振幅分布の2個の最大
の局所最大値の中間の変換素子を確認するこの方法は、
コンピユータ62を用いることによつて容易に実行され
る。
4.曲線適合法 探索領域の中央部を見つけ出す曲線適合法は、少なく
とも2次の多項式を、脈拍振幅対変換素子ナンバ値の全
組に適合させることを含む。好適な方法は2次多項式を
脈拍振幅データに適合させるが、3次多項式およびさら
に高次多項式が本発明の教示するところから逸脱するこ
となく用いられる。第7図において破線で示した「多項
式」は、脈拍振幅データに適合する2次多項式から作ら
れた近似曲線を示す。脈拍振幅が最大となる上記多項式
のグラフ上の点は、探索領域の中央部と見なされる。
測定された脈拍振幅圧力値に適合する2次多項式は次
のように表わされる: Pm=a0+a1n+a2n2 (2) ここでPm=測定脈拍振幅、 n=変換素子ナンバ、および a0,a1,およびa2は多項式の係数とする。
素子ナンバnPOLYにおいて生じるこの多項式の最大値
は次式により与えられる ここでa1およびa2は上記多項式の係数である。計算後
にnPOLYは上記のように整数に丸めることができる。こ
の操作を第7図のデータに適用する結果、探索領域の中
央部の素子として変換素子10の確認をする。上記探索領
域の中央部を見つけ出すこの曲線適合法は、また容易に
デジタル・コンピユータ62によつて実行される。
5.上記各法の組合わせ 必要に応じて上記各法の組合わせが、探索領域の中央
部を見つけ出すのに用いられる。例えば、最初にふた山
法が用いられ、もしも脈拍振幅分布が1対の局所最大値
を含んでおれば、両者中間の素子が用いられる。もしも
脈拍振幅分布が1対の局所最大値を含んでおらずに、比
較的に大きく(例えば、第2の最大値が第1の最大値の
ある大きな端数、ほぼ70%よりも大きければ)、その時
には1つまたは2以上の他の方法を用いることができ
る。
また、2または3以上の上記方法を用いることができ
て、それらの結果が比較された。もしも異なる方法を用
いて、同一の変換素子が確認されるならば、その変換素
子が探索領域の中央部として選択される。もしも隣接す
る複数の素子が確認されるならば、その中の1つが選択
され、そしてもしも素子が広い間隔をおいて配置されて
おれば、どの素子も選択されず、操作は次の心拍に関し
て繰返されおよび/または誤差信号か警報信号がコンピ
ユータ62により発せられよう。
第150段から次いで判断の第152段に入り、探索領域の
中央部として選択された素子が、変換器配列の中央部の
十分近くにあるか否かを決定する。もしも近くになけれ
ば、変換器は第154段で被検者上の位置を変更された後
第108段に再入される。この操作は変換器が被検者上に
適正に配置されるまで繰返される。下に横たわる動脈に
対する変換器の位置決めを容易にするため、変換器配列
の探索領域の中央部として選択された変換素子の位置が
表示される。必要に応じて、第150段において選択され
た、22−1から22−19までの的確な変換素子が第152段
において表示される。また、例えば3個の光源の直線配
列が設けられ、中央の光源の付勢は、中央部に配置され
た変換素子が第150段において選択されたことを示すよ
うにすることができる。両端の光源のうちどちらかの点
灯は、下に横たわる動脈に対し変換器配列の適正位置に
対して、右または左への変換器の移動が必要なことを示
すものである。
C.探索領域の大きさ、すなわち範囲の決定 第152段の決定が肯定的である時には、探索領域の大
きさ、すなわち範囲が決められる第156段に入る。この
段は変換器の圧力感知素子の寸法の知識および被検者の
動脈の直径の知識の両方を包含している。被検者の動脈
の直径の知識は直接知る必要はない。その代りとして、
動脈の大きさは、他のフアクタ、すなわち被検者の年
齢、性別、身長、体重、腕または手首の寸法またはその
他同種のもの、身体の解剖学的または生理学的情報から
推定される。上記記載のように、これらの既知フアクタ
はキーボード64を使用しながらコンピユータ62内に入れ
られる。
一例として、成人男性の動脈の直径は、通常成人女性
の動脈直径よりも大きく、順に、成人女性のものは通常
小児のものよりも大きくなつている。成人男性、成人女
性および小児に対して、それぞれ1.5mm,1.1mmおよび0.7
mmのオーダの動脈直径が、ある人数の集団において、与
えられた下に横たわる動脈に対する代表的なものであ
る。体重、身長、および手首または腕の直径が、また動
脈直径の表示を与える。
ここで第9図について説明すると、変換器配列22が成
人男性の動脈である動脈24A上に横たわつているのを示
し、上記男性動脈は第2図に示される動脈24よりも事実
上大きい直径を有する。第2図において、動脈はほぼ12
才の小児の動脈で、上記情報に基づき、0.7mmの直径の
オーダにあるものと仮定される。第9図に示される成人
男性の大直径動脈は1.5mmの直径を有するものと推定さ
れる。
探索領域の中心と範囲が上記のように決定された後、
上記領域の探索に着手される。この探索に用いられる変
換素子の数は、上記変換器の圧力変換素子の有効間隔に
依存する。例えば、もしも動脈を横切る変換素子の中心
から中心までの有効間隔が0.1mmであれば、成人男性の
1.5mm範囲をおおうには15個の変換素子を必要とし、成
人女性の1.1mm範囲をおおうには11個の変換素子を必要
とし、さらに小児の0.7mm範囲をおおうには7個の変換
素子を必要とする。この例において、探索すべき領域は
第150段において見つけ出された中央部素子および、成
人男性、成人女性および小児のそれぞれに対してその左
右側に7個,5個および3個の変換素子を含む。上記変換
素子は単一直線に配置される必要はなく、しかし例え
ば、動脈を横切る変換素子の密接した中心から中心まで
の「有効」間隔を与えるために、平行線に沿つた食違い
位置に配置されうることが理解されるであろう。
D.探索領域内での監視用変換素子の選択 探索領域の中央部が確定され(上記B項;第150段お
よび第152段)そして上記探索領域の範囲が確定(上記
C項;第156段)された後、血圧監視のため用いられる
変換素子は第158段において選択される。この段におい
て、探索領域内にある変換素子だけが、監視に用いられ
るべき素子の選択において審査される。
この段において、収縮期および拡張期血圧の少なくと
も1つの局所最小値を有する信号を発生する、選択され
た領域内の圧力感知素子が監視のために選択される。
(ここで「局所最小値」)とは収縮期、または拡張期圧
力対変換素子ナンバのプロツトの局所最小値をいう。)
上記記載のように、第7図の被検者に対して、重心法お
よび曲線適合法(上記方法B2およびB4)を用いて、変換
素子10が中央部素子として確認され、そして用いられた
丸め規則に依存して、ふた山法(上記方法B3)を用い
て、素子9または素子10のどちらかが選択される。あら
ゆる場合において、拡張期血圧の局所最小値を有する、
中央素子として確認した素子(素子9が素子10のどちら
か)の1動脈半径内の素子は素子10である。要するに、
素子10は下に横たわる動脈上中央部に配置された素子で
ある。必要に応じて、収縮期血圧と拡張期血圧と両方の
局所最小値が検査され、その場合通常同一素子が確認さ
れる。次いでこの素子は血圧測定に使用するために選択
される。しかし、もしも異なる素子が確認されるなら
ば、その時には用いられるべき素子を見つけ出す操作
が、後続の心拍に関いて単一の素子が確認されるまで繰
返される。あるいは、収縮期および拡張期の局所最小値
が同一素子に生じない時には、警報信号または誤差信号
がコンピユータ62によつて発生される。
本発明は特許制定法の要求どおり詳細に説明したもの
で、それ自体当業者に対して、他の各種変更と変型ので
きることを示唆している。例えば、アナログまたはデジ
タル回路手段またはそれらの組合わせが、説明したデジ
タル・コンピユータの代りに、血圧波形を処理するため
に用いることができる。上記およびその他の変更と変型
は、添付された請求の範囲に限定された本発明の精神と
範囲内に包含されるものである。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外
    部測定のための装置で、個々の圧力感知素子の配列は、
    その配列の長さが上記下に横たわる動脈の直径を越える
    ようにした個々の圧力感知素子の配列、 該配列の全素子からの出力を使用し、探索すべき領域の
    中央部の1素子を確認する手段、 上記下に横たわる動脈の直径に対し上記被検者に関する
    情報を使用し、探索すべき領域の範囲を推定する手段、
    および 上記探索すべき領域内にある複数の素子だけからの出力
    に応答し、拡張期または収縮期血圧対変換素子ナンバの
    プロットに関し、上記拡張期および収縮期血圧の少なく
    とも1つの局所最小値を有する1素子を選択する手段、 を含む被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外部測定
    装置であって、探索すべき領域の中央部における1素子
    を確認する上記手段が、 上記配列内の変換素子に対する脈拍振幅値の重心を見つ
    け出す手段を含む、前記装置。
  2. 【請求項2】上記選択する手段が、拡張期血圧の局所最
    小値を有する1素子を選択する手段からなる請求の範囲
    第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】上記選択する手段が、収縮期血圧の局所最
    小値を有する1素子を選択する手段からなる請求の範囲
    第1項記載の装置。
  4. 【請求項4】上記選択する手段が、拡張期血圧の局所最
    小値と収縮期血圧の局所最小値の両方を有している1素
    子を選択する手段を含む請求の範囲第1項記載の装置。
  5. 【請求項5】被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外
    部測定のための装置で、個々の圧力感知素子の配列は、
    その配列の長さが上記下に横たわる動脈の直径を越える
    ようにした個々の圧力感知素子の配列、 該配列の全素子からの出力を使用し、探索すべき領域の
    中央部の1素子を確認する手段、 上記下に横たわる動脈の直径に対し上記被検者に関する
    情報を使用し、探索すべき領域の範囲を推定する手段、
    および 上記探索すべき領域内にある複数の素子だけからの出力
    に応答し、拡張期または収縮期血圧対変換素子ナンバの
    プロットに関し、上記拡張期および収縮期血圧の少なく
    とも1つの局所最小値を有する1素子を選択する手段、 を含む被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外部測定
    装置であって、探索すべき領域の中央部における1素子
    を確認する上記手段が、 上記脈拍振幅値の2個の局所最大値を確認する手段を含
    み、上記2個の局所最大値の間の事実上中間の素子が、
    上記領域の中央部における素子として選択される、前記
    装置。
  6. 【請求項6】被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外
    部測定のための装置で、個々の圧力感知素子の配列は、
    その配列の長さが上記下に横たわる動脈の直径を越える
    ようにした個々の圧力感知素子の配列、 該配列の全素子からの出力を使用し、探索すべき領域の
    中央部の1素子を確認する手段、 上記下に横たわる動脈の直径に対し上記被検者に関する
    情報を使用し、探索すべき領域の範囲を推定する手段、
    および 上記探索すべき領域内にある複数の素子だけからの出力
    に応答し、拡張期または収縮期血圧対変換素子ナンバの
    プロットに関し、上記拡張期および収縮期血圧の少なく
    とも1つの局所最小値を有する1素子を選択する手段、 を含む被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外部測定
    装置であって、探索すべき領域の中央部における1素子
    を確認する上記手段が、 少なくとも2次の多項式を、上記脈拍振幅対変換素子値
    に適合させる手段、および 上記探索領域の中央部における素子の位置として最大値
    である多項式のグラフ上の点を確認する手段、を含む、
    前記装置。
  7. 【請求項7】被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外
    部測定のための装置で、個々の圧力感知素子の配列は、
    その配列の長さが上記下に横たわる動脈の直径を越える
    ようにした個々の圧力感知素子の配列、 該配列の全素子からの出力を使用し、探索すべき領域の
    中央部の1素子を確認する手段、 上記下に横たわる動脈の直径に対し上記被検者に関する
    情報を使用し、探索すべき領域の範囲を推定する手段、
    および 上記探索すべき領域内にある複数の素子だけからの出力
    に応答し、拡張期または収縮期血圧対変換素子ナンバの
    プロットに関し、上記拡張期および収縮期血圧の少なく
    とも1つの局所最小値を有する1素子を選択する手段、 を含む被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外部測定
    装置であって、下に横たわる動脈の直径に対し被検者に
    関する情報が、上記被検者の性別、年齢、身長、体重、
    腕の直径および手首の直径のうちの少なくとも1つを含
    む、前記装置。
  8. 【請求項8】被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外
    部測定のための装置で、 圧力感知素子の配列、動脈上に横たわりかつ動脈の両へ
    りを越えて延び出す感知素子を有する上記感知素子のグ
    ループ、下に横たわる動脈内血圧の関数である連続波形
    を生じる配列の複数の素子、を含む圧力感知変換器、 上記配列からの出力に応答し、配列の複数の素子に対す
    る脈拍振幅値の一組を得る手段、および 下に横たわる動脈の中央部に事実上隣接配置される1素
    子を選択する手段で、該選択手段が脈拍振幅値の組の重
    心を見つけ出す手段を含む上記1素子を選択する手段、 からなる被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外部測
    定装置。
  9. 【請求項9】被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外
    部測定のための装置で、 圧力感知素子の配列、動脈上に横たわりかつ動脈の両へ
    りを越えて延び出す感知素子を有する上記感知素子のグ
    ループ、下に横たわる動脈内血圧の関数である連続波形
    を生じる配列の複数の素子、を含む圧力感知変換器、 上記配列からの出力に応答し、配列の複数の素子に対す
    る脈拍振幅値の一組を得る手段、および 下に横たわる動脈の中央部に事実上隣接配置される1素
    子を選択する手段で、該選択手段が脈拍振幅値の組の2
    個の最大の局所最大値を確認する手段を含み、上記2個
    の局所最大値間の事実上中間の素子が、下に横たわる動
    脈の中央部に事実上隣接配置される素子として選択され
    るようになっている上記1素子を選択する手段、 からなる被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外部測
    定装置。
  10. 【請求項10】被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続
    外部測定のための装置で、 圧力感知素子の配列、動脈上に横たわりかつ動脈の両へ
    りを越えて延び出す感知素子を有する上記感知素子のグ
    ループ、下に横たわる動脈内血圧の関数である連続波形
    を生じる配列の複数の素子、を含む圧力感知変換器、 上記配列からの出力に応答し、配列の複数の素子に対す
    る脈拍振幅値の一組を得る手段、および 下に横たわる動脈の中央部に事実上隣接配置される1素
    子を選択する手段で、該選択手段が少なくとも2次の多
    項式を脈拍振幅値の組に適合させる手段、および下に横
    たわる動脈の中央部に事実上隣接配置される素子の位置
    として最大である、多項式のグラフ上の点を選択する手
    段を含んでいる上記1素子を選択する手段、 からなる被検者の下に横たわる動脈内血圧の連続外部測
    定装置。
JP63501186A 1987-01-27 1987-12-09 血圧測定装置 Expired - Fee Related JP2577984B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7038 1987-01-27
US007038 1987-01-27
US07/007,038 US4802488A (en) 1986-11-06 1987-01-27 Blood pressure monitoring method and apparatus
PCT/US1987/003266 WO1988005283A1 (en) 1987-01-27 1987-12-09 Blood pressure monitoring method and apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01502001A JPH01502001A (ja) 1989-07-13
JP2577984B2 true JP2577984B2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=21723861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63501186A Expired - Fee Related JP2577984B2 (ja) 1987-01-27 1987-12-09 血圧測定装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4802488A (ja)
EP (1) EP0299992B1 (ja)
JP (1) JP2577984B2 (ja)
CA (1) CA1323075C (ja)
DE (1) DE3790884T1 (ja)
GB (2) GB2228089B (ja)
WO (1) WO1988005283A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015115236A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 オムロンヘルスケア株式会社 脈波検出装置

Families Citing this family (87)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428562Y2 (ja) * 1988-02-23 1992-07-10
US4960128A (en) * 1988-11-14 1990-10-02 Paramed Technology Incorporated Method and apparatus for continuously and non-invasively measuring the blood pressure of a patient
JPH0511845Y2 (ja) * 1988-12-12 1993-03-25
US4947855A (en) * 1989-02-20 1990-08-14 Colin Electronics Co., Ltd. Blood pressure measuring apparatus
SE466884B (sv) * 1989-05-23 1992-04-27 Goeran Sjoenell Foerfarande vid blodtrycksmaetning samt en blodtrycksmaetare foer utfoerande av foerfarandet
US5065765A (en) * 1989-06-23 1991-11-19 Colin Electronics Co., Ltd. Compensation for tonometer sensor crosstalk and element spacing
JP2798764B2 (ja) * 1990-01-09 1998-09-17 コーリン電子株式会社 半導体圧脈波センサ
US5086776A (en) * 1990-03-06 1992-02-11 Precision Diagnostics, Inc. Apparatus and method for sensing cardiac performance
US5154680A (en) * 1990-03-27 1992-10-13 Rutgers University Pressure waveform monitor
US5243992A (en) * 1990-03-30 1993-09-14 Colin Electronics Co., Ltd. Pulse rate sensor system
JP2524278Y2 (ja) * 1990-09-10 1997-01-29 コーリン電子株式会社 脈波検出装置
US5158091A (en) * 1990-11-30 1992-10-27 Ivac Corporation Tonometry system for determining blood pressure
US5485848A (en) * 1991-01-31 1996-01-23 Jackson; Sandra R. Portable blood pressure measuring device and method of measuring blood pressure
DE4134960A1 (de) * 1991-10-23 1993-04-29 Popp Fritz Albert Dr Verfahren zur ganzheitlichen analyse des gesundheitszustandes
US5289824A (en) * 1991-12-26 1994-03-01 Instromedix, Inc. Wrist-worn ECG monitor
US5263484A (en) * 1992-02-13 1993-11-23 Ivac Corporation Method of determining which portion of a stress sensor is best positioned for use in determining intra-arterial blood pressure
US5273046A (en) * 1992-04-15 1993-12-28 Ivac Corporation Method of determining optimum artery applanation
US5289823A (en) * 1992-05-12 1994-03-01 Colin Electronics Co., Ltd. Non-invasive aortic blood flow sensor and method for non-invasively measuring aortic blood flow
US5261412A (en) * 1992-11-20 1993-11-16 Ivac Corporation Method of continuously monitoring blood pressure
WO1994013207A1 (de) * 1992-12-05 1994-06-23 Avl Medical Instruments Ag Sensor, einrichtung und verfahren zum messen des blutdruckes
US5785663A (en) * 1992-12-21 1998-07-28 Artann Corporation Method and device for mechanical imaging of prostate
US5678565A (en) * 1992-12-21 1997-10-21 Artann Corporation Ultrasonic elasticity imaging method and device
US5860934A (en) * 1992-12-21 1999-01-19 Artann Corporation Method and device for mechanical imaging of breast
DE69410774T2 (de) * 1993-08-11 1998-09-24 Seiko Epson Corp Druckfühler, vorrichtung zur messung von druckschwingungen ausgerüstet mit einemderartigen fühler und gerät zur feststellung von pulswellen
US5533511A (en) * 1994-01-05 1996-07-09 Vital Insite, Incorporated Apparatus and method for noninvasive blood pressure measurement
US6371921B1 (en) * 1994-04-15 2002-04-16 Masimo Corporation System and method of determining whether to recalibrate a blood pressure monitor
US5908027A (en) 1994-08-22 1999-06-01 Alaris Medical Systems, Inc. Tonometry system for monitoring blood pressure
US5617869A (en) * 1995-06-16 1997-04-08 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Device and method for locating flow blockage in a three-dimensional object
JP3492086B2 (ja) * 1995-06-30 2004-02-03 セイコーエプソン株式会社 腕装着型脈波計測機器および脈波情報処理装置
FI101191B (fi) * 1996-06-20 1998-05-15 Polar Electro Oy Menetelmä ja laite sydämen sykkeen tunnistamiseksi
US6027452A (en) * 1996-06-26 2000-02-22 Vital Insite, Inc. Rapid non-invasive blood pressure measuring device
US5984874A (en) * 1997-08-14 1999-11-16 Southwest Research Institute Pressure and temperature sensor transducer array
US5897506A (en) * 1997-09-19 1999-04-27 Cohn; Lipe Pulse rate monitor for allergy detection and control
US5931791A (en) * 1997-11-05 1999-08-03 Instromedix, Inc. Medical patient vital signs-monitoring apparatus
WO2000017615A2 (en) 1998-09-23 2000-03-30 Keith Bridger Physiological sensing device
US6106477A (en) * 1998-12-28 2000-08-22 Medtronic, Inc. Chronically implantable blood vessel cuff with sensor
US6077227A (en) * 1998-12-28 2000-06-20 Medtronic, Inc. Method for manufacture and implant of an implantable blood vessel cuff
EP1021998A3 (en) 1999-01-21 2003-01-02 Alessandro Cattaneo Connection for dental prostheses
US6471655B1 (en) * 1999-06-29 2002-10-29 Vitalwave Corporation Method and apparatus for the noninvasive determination of arterial blood pressure
US6280390B1 (en) 1999-12-29 2001-08-28 Ramot University Authority For Applied Research And Industrial Development Ltd. System and method for non-invasively monitoring hemodynamic parameters
CN100398058C (zh) * 2000-04-21 2008-07-02 陆渭明 无创伤测量血压的装置
US6533729B1 (en) 2000-05-10 2003-03-18 Motorola Inc. Optical noninvasive blood pressure sensor and method
US6475153B1 (en) 2000-05-10 2002-11-05 Motorola Inc. Method for obtaining blood pressure data from optical sensor
US20060100530A1 (en) * 2000-11-28 2006-05-11 Allez Physionix Limited Systems and methods for non-invasive detection and monitoring of cardiac and blood parameters
US20040064056A1 (en) 2001-02-07 2004-04-01 Colin Corporation Heart-sound detecting apparatus and heart-sound detecting method
JP2002224065A (ja) * 2001-02-07 2002-08-13 Nippon Colin Co Ltd 心音検出装置および心音検出方法
US6569108B2 (en) 2001-03-28 2003-05-27 Profile, Llc Real time mechanical imaging of the prostate
WO2002094093A1 (en) * 2001-05-19 2002-11-28 Medicus Engineering Aps A method and an apparatus for localizing pulse
JP3972141B2 (ja) * 2002-05-09 2007-09-05 オムロンヘルスケア株式会社 脈波計
FR2851449B1 (fr) * 2003-02-26 2005-12-02 Commissariat Energie Atomique Microcapteur de pression arterielle et appareil de mesure l'utilisant
US7341561B2 (en) * 2003-05-30 2008-03-11 Casio Computer Co., Ltd. Wrist-worn high-accuracy pulsation measuring apparatus
WO2004107971A2 (en) * 2003-06-09 2004-12-16 Glucon Inc. Wearable glucometer
US7729748B2 (en) * 2004-02-17 2010-06-01 Joseph Florian Optical in-vivo monitoring systems
US7120480B2 (en) * 2004-02-25 2006-10-10 Nellcor Puritan Bennett Inc. LED forward voltage estimation in pulse oximeter
US7190985B2 (en) * 2004-02-25 2007-03-13 Nellcor Puritan Bennett Inc. Oximeter ambient light cancellation
US7162288B2 (en) * 2004-02-25 2007-01-09 Nellcor Purtain Bennett Incorporated Techniques for detecting heart pulses and reducing power consumption in sensors
US7946994B2 (en) * 2004-10-07 2011-05-24 Tensys Medical, Inc. Compact apparatus and methods for non-invasively measuring hemodynamic parameters
US7775966B2 (en) 2005-02-24 2010-08-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Non-invasive pressure measurement in a fluid adjustable restrictive device
US7699770B2 (en) 2005-02-24 2010-04-20 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Device for non-invasive measurement of fluid pressure in an adjustable restriction device
US8016744B2 (en) 2005-02-24 2011-09-13 Ethicon Endo-Surgery, Inc. External pressure-based gastric band adjustment system and method
US7658196B2 (en) 2005-02-24 2010-02-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. System and method for determining implanted device orientation
US8066629B2 (en) 2005-02-24 2011-11-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for adjustment and sensing of gastric band pressure
US7927270B2 (en) 2005-02-24 2011-04-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. External mechanical pressure sensor for gastric band pressure measurements
US7775215B2 (en) 2005-02-24 2010-08-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. System and method for determining implanted device positioning and obtaining pressure data
US8870742B2 (en) 2006-04-06 2014-10-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. GUI for an implantable restriction device and a data logger
US8152710B2 (en) 2006-04-06 2012-04-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Physiological parameter analysis for an implantable restriction device and a data logger
EP2020911A4 (en) 2006-05-13 2011-07-27 Tensys Medical Inc CONTINUOUS POSITIONING DEVICE AND METHOD
CN101896117B (zh) 2007-10-12 2015-03-04 坦西斯医药股份有限公司 用于非侵入式测量病人动脉血压的设备和方法
US8187163B2 (en) 2007-12-10 2012-05-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Methods for implanting a gastric restriction device
US8100870B2 (en) 2007-12-14 2012-01-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Adjustable height gastric restriction devices and methods
US8377079B2 (en) 2007-12-27 2013-02-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Constant force mechanisms for regulating restriction devices
US8142452B2 (en) 2007-12-27 2012-03-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Controlling pressure in adjustable restriction devices
US8591395B2 (en) 2008-01-28 2013-11-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Gastric restriction device data handling devices and methods
US8337389B2 (en) 2008-01-28 2012-12-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Methods and devices for diagnosing performance of a gastric restriction system
US8192350B2 (en) 2008-01-28 2012-06-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Methods and devices for measuring impedance in a gastric restriction system
US7844342B2 (en) 2008-02-07 2010-11-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Powering implantable restriction systems using light
US8221439B2 (en) 2008-02-07 2012-07-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Powering implantable restriction systems using kinetic motion
US8114345B2 (en) 2008-02-08 2012-02-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. System and method of sterilizing an implantable medical device
US8591532B2 (en) 2008-02-12 2013-11-26 Ethicon Endo-Sugery, Inc. Automatically adjusting band system
US8057492B2 (en) 2008-02-12 2011-11-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Automatically adjusting band system with MEMS pump
US8034065B2 (en) 2008-02-26 2011-10-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Controlling pressure in adjustable restriction devices
US8233995B2 (en) 2008-03-06 2012-07-31 Ethicon Endo-Surgery, Inc. System and method of aligning an implantable antenna
US8187162B2 (en) 2008-03-06 2012-05-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Reorientation port
JP5607204B2 (ja) * 2013-04-09 2014-10-15 株式会社東芝 Mems圧力センサシステムおよびmems圧力センサ
US10588521B2 (en) * 2013-07-10 2020-03-17 Hitachi, Ltd. Sphygmomanometer system
US10709383B2 (en) 2015-04-02 2020-07-14 Microsoft Technology Licnesing, Llc Wrist-worn pulse transit time sensor
US20190160231A1 (en) * 2016-04-01 2019-05-30 Jae S. Son Devices and methods to assist in locating an artery and gaining percutaneous access thereto

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61256330A (ja) * 1985-05-07 1986-11-13 コミサリヤ・ア・レネルジ・アトミク 画像点毎に2グル−プの行電極と2グル−プの列電極とを有する能動マトリクス形集中制御式デイスプレイ装置及びその制御法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3123068A (en) * 1964-03-03 bigliano
US3219035A (en) * 1963-05-06 1965-11-23 Stanford Research Inst Blood pressure measuring transducer
US3880145A (en) * 1972-10-02 1975-04-29 Stein Paul D Method and apparatus for continuously monitoring blood pressure
US4269193A (en) * 1977-11-04 1981-05-26 Sri International Noninvasive blood pressure monitoring transducer
US4423738A (en) * 1977-11-04 1984-01-03 Sri International Noninvasive blood pressure monitoring transducer
JPS5477148A (en) * 1977-11-30 1979-06-20 Sharp Corp Haemadynamometer of digital type
US4271843A (en) * 1978-10-10 1981-06-09 Flynn George J Method and apparatus for diastolic pressure measurement
US4409983A (en) * 1981-08-20 1983-10-18 Albert David E Pulse measuring device
US4669485A (en) * 1984-02-17 1987-06-02 Cortronic Corporation Apparatus and method for continuous non-invasive cardiovascular monitoring
US4638810A (en) * 1985-07-05 1987-01-27 Critikon, Inc. Automated diastolic blood pressure monitor with data enhancement

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61256330A (ja) * 1985-05-07 1986-11-13 コミサリヤ・ア・レネルジ・アトミク 画像点毎に2グル−プの行電極と2グル−プの列電極とを有する能動マトリクス形集中制御式デイスプレイ装置及びその制御法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015115236A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 オムロンヘルスケア株式会社 脈波検出装置
JP2015144628A (ja) * 2014-01-31 2015-08-13 オムロンヘルスケア株式会社 脈波検出装置
US10251572B2 (en) 2014-01-31 2019-04-09 Omron Healthcare Co., Ltd. Pulse wave detection apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US4802488A (en) 1989-02-07
WO1988005283A1 (en) 1988-07-28
GB2228089A (en) 1990-08-15
GB2240399A (en) 1991-07-31
EP0299992A1 (en) 1989-01-25
GB2228089B (en) 1991-08-21
JPH01502001A (ja) 1989-07-13
CA1323075C (en) 1993-10-12
DE3790884T1 (ja) 1988-11-17
GB8821381D0 (en) 1988-11-02
GB9104181D0 (en) 1991-04-17
GB2240399B (en) 1991-10-23
EP0299992B1 (en) 1994-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2577984B2 (ja) 血圧測定装置
JP2618702B2 (ja) 血圧監視方法および装置
US4873987A (en) Noninvasive continuous monitor of arterial blood pressure waveform
KR101068116B1 (ko) 비침습적 연속 혈압 및 동맥 탄성도 측정을 위한 요골 맥파센싱 장치 및 방법
EP0365614B1 (en) Cardiovascular pressure and condition method and apparatus
US6730038B2 (en) Method and apparatus for non-invasively measuring hemodynamic parameters using parametrics
US6254544B1 (en) Heart-function monitor apparatus
US6558335B1 (en) Wrist-mounted blood pressure measurement device
US6334849B1 (en) Heart-function monitor apparatus
CN103648376B (zh) 无损血压监测系统
JP2005052665A (ja) 手首搭載型血圧センサ
WO1991013589A1 (en) Apparatus and method for sensing cardiac performance
WO2017092020A1 (zh) 一种血压测量方法及装置
CA2604337A1 (en) System and method for non-invasive cardiovascular assessment from supra-systolic signals obtained with a wideband external pulse transducer in a blood pressure cuff
KR101327229B1 (ko) 듀얼 센서와 탄성 밴드를 이용한 유 헬스 케어용 맥파전달속도 측정시스템 및 방법
TW201521683A (zh) 心臟資訊分析方法及心臟資訊分析系統
Neuman Measurement of blood pressure [tutorial]
CN115316968A (zh) 基于实时脉搏波信号的收缩压测量装置及方法
RU220737U1 (ru) Прибор диагностический для оценки эндотелиальной функции периферических артерий и артериальной жесткости
L. Antonova Recent patents on accuracy of blood pressure measurement
Vachtsevanos et al. Design and development of a new electronic sphygmomanometer
Dubey Non Invasive Blood Pressure Measurement Techniques: A Survey
JPS625618B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees