JP2575471B2 - 立軸回転電機のセンタリング方法 - Google Patents
立軸回転電機のセンタリング方法Info
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- JP2575471B2 JP2575471B2 JP18690888A JP18690888A JP2575471B2 JP 2575471 B2 JP2575471 B2 JP 2575471B2 JP 18690888 A JP18690888 A JP 18690888A JP 18690888 A JP18690888 A JP 18690888A JP 2575471 B2 JP2575471 B2 JP 2575471B2
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- Japan
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- centering
- bearing bracket
- electric machine
- rotating electric
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野〕 本発明は立軸回転電機等のセンタリングを行う方法に
関する。
関する。
(従来の技術) 一般に立軸回転電機、例えば普通形水車発電機の組立
時に行われる上部ベアリングブラケットのセンタリング
は、上部ベアリングブラケットのアームブラケットに取
り付けられた押しネジ用座と押しネジによりステーター
フレームを押し付けることにより行っていた。
時に行われる上部ベアリングブラケットのセンタリング
は、上部ベアリングブラケットのアームブラケットに取
り付けられた押しネジ用座と押しネジによりステーター
フレームを押し付けることにより行っていた。
第3図および第4図によりセンタリング装置を備えた
水車発電機のセンタリング方法について説明する。
水車発電機のセンタリング方法について説明する。
第3図において、上部ベアリングブラケット1のセン
タリングは上部ベアリングブラケット1のアーム部に設
けられた押しネジ用座10とこの座に取り付けられた押し
ネジ9を使用しステーターフレーム5を押し付け移動さ
せることにより行っていた。
タリングは上部ベアリングブラケット1のアーム部に設
けられた押しネジ用座10とこの座に取り付けられた押し
ネジ9を使用しステーターフレーム5を押し付け移動さ
せることにより行っていた。
(発明が解決しようとする課題) この押しネジ9および座10は発電機設計時にあらかじ
め考慮に入れておく必要があり、また上部ベアリングブ
ラケット1とステーターフレーム5の間に押しネジを設
けるための必要以上のスペースを設けたり、保護カバー
8等の設計においても上部保護カバーに押しネジ9や座
10用の穴を設ける等の考慮が必要であった。さらに軸受
間の距離も伸ばさざるを得ずこれらは発電機の性能にも
悪影響を及ぼす要因となっていた。
め考慮に入れておく必要があり、また上部ベアリングブ
ラケット1とステーターフレーム5の間に押しネジを設
けるための必要以上のスペースを設けたり、保護カバー
8等の設計においても上部保護カバーに押しネジ9や座
10用の穴を設ける等の考慮が必要であった。さらに軸受
間の距離も伸ばさざるを得ずこれらは発電機の性能にも
悪影響を及ぼす要因となっていた。
本発明は上記の欠点に鑑みなされたものであり、上記
ベアンリングブラケットのアーム部にセンタリング用の
部品を取り付ける必要性から従来は不可能であった立軸
回転電機のコンパクト化及び設計の自由度を高め、立軸
回転電機の分解組立及びセンタリングを容易に行うこと
ができるセンタリング方法を提供することを目的とす
る。
ベアンリングブラケットのアーム部にセンタリング用の
部品を取り付ける必要性から従来は不可能であった立軸
回転電機のコンパクト化及び設計の自由度を高め、立軸
回転電機の分解組立及びセンタリングを容易に行うこと
ができるセンタリング方法を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記の問題を解決するため本発明は、上部ベアリング
ブラケット固定用ボルトの頭部への引掛け穴を有し、前
記ベアリングブラケット側面を押しつける押しネジと、
ステータ側面を押しつける押しネジとを備えたセンタリ
ング工具の引掛け穴部を、緩く締付けられた上部ブアリ
ングブラケット固定用ボルトの頭部に引掛けた後、上部
ベアリングブラケット側面とステータ側面をセンタリン
グ工具に設けられた押しネジを調整して、前記ベアリン
グブラケットまたはステータフレームを移動させて立軸
回転電機のセンタリングを行うことを特徴とする。
ブラケット固定用ボルトの頭部への引掛け穴を有し、前
記ベアリングブラケット側面を押しつける押しネジと、
ステータ側面を押しつける押しネジとを備えたセンタリ
ング工具の引掛け穴部を、緩く締付けられた上部ブアリ
ングブラケット固定用ボルトの頭部に引掛けた後、上部
ベアリングブラケット側面とステータ側面をセンタリン
グ工具に設けられた押しネジを調整して、前記ベアリン
グブラケットまたはステータフレームを移動させて立軸
回転電機のセンタリングを行うことを特徴とする。
(作用) 本発明は以上のように構成されているので上部ベアリ
ングブラケットのアーム部に押しネジ用の座及び押しネ
ジを設ける必要がなく、また、センタリング工具はセン
タリング完了後に取りはずすことができるので立軸回転
電機の組立時においてセンタリングを容易に行うことが
でき、上部ベアリングブラケットとステータフレーム間
のセンタリング用のスペースが不要となる。
ングブラケットのアーム部に押しネジ用の座及び押しネ
ジを設ける必要がなく、また、センタリング工具はセン
タリング完了後に取りはずすことができるので立軸回転
電機の組立時においてセンタリングを容易に行うことが
でき、上部ベアリングブラケットとステータフレーム間
のセンタリング用のスペースが不要となる。
(実施例) 以下本発明の一実施例について図を用いて説明する。
第1図は本発明に係るセンタリング工具を装着した状
態の普通形水車発電機の上部ベアリングブラケット取付
部まわりの構成図であり、第2図は第1図の側面図であ
る。発電機主機の組立時において、ステータフレーム2
の上に上部ベアリングブラケット1を載せボルト3及び
バネ座金によりかるく締め付けられている。ボルト3の
頭部に引掛け穴を有し上部ベアリングブラケット1の押
しつけ用の押しネジ6とステータフレーム2の押しつけ
用の押しネジ7を有するセンタリング工具5がボルト3
の頭部に引掛けられて上部ベアリングブラケット1の上
に置かれている。ここで押しネジ6と押しネジ7は、そ
れぞれ上部ベアリングブラケット1及びステータフレー
ム2の外周面に接触するまでねじ込んでおく。センタリ
ング作業において、上部ベアリングブラケット1を移動
する必要があるときはセンタリング工具5の押しネジ6
を必要な量だけねじ込んでやればよい。又、ボルト3は
ステータフレーム2にねじ込まれているため、押しネジ
6をねじ込んだ時センタリング工具5に伝達された反力
を受けると同時にセンタリング工具5の押しネジ7も反
力を受けることになる。このため上部ベアリングブラケ
ット1は、ステータフレーム2の上の取付面で半径方向
に横すべりを生じ移動しセンタリングを行うことができ
る。ステータフレーム1を移動させる必要がある場合に
は押しネジ7をねじ込むことにより上記と同様にして移
動させることができる。まと、センタリング作業が完了
した後はセンタリング工具5の押しネジ6,7をゆるめボ
ルト3への引掛け部をはずせば容易にセンタリング工具
5を取りはずすことができる。
態の普通形水車発電機の上部ベアリングブラケット取付
部まわりの構成図であり、第2図は第1図の側面図であ
る。発電機主機の組立時において、ステータフレーム2
の上に上部ベアリングブラケット1を載せボルト3及び
バネ座金によりかるく締め付けられている。ボルト3の
頭部に引掛け穴を有し上部ベアリングブラケット1の押
しつけ用の押しネジ6とステータフレーム2の押しつけ
用の押しネジ7を有するセンタリング工具5がボルト3
の頭部に引掛けられて上部ベアリングブラケット1の上
に置かれている。ここで押しネジ6と押しネジ7は、そ
れぞれ上部ベアリングブラケット1及びステータフレー
ム2の外周面に接触するまでねじ込んでおく。センタリ
ング作業において、上部ベアリングブラケット1を移動
する必要があるときはセンタリング工具5の押しネジ6
を必要な量だけねじ込んでやればよい。又、ボルト3は
ステータフレーム2にねじ込まれているため、押しネジ
6をねじ込んだ時センタリング工具5に伝達された反力
を受けると同時にセンタリング工具5の押しネジ7も反
力を受けることになる。このため上部ベアリングブラケ
ット1は、ステータフレーム2の上の取付面で半径方向
に横すべりを生じ移動しセンタリングを行うことができ
る。ステータフレーム1を移動させる必要がある場合に
は押しネジ7をねじ込むことにより上記と同様にして移
動させることができる。まと、センタリング作業が完了
した後はセンタリング工具5の押しネジ6,7をゆるめボ
ルト3への引掛け部をはずせば容易にセンタリング工具
5を取りはずすことができる。
このようにセンタリング工具5はセンタリング時にの
み発電機本体に装着することにより容易にセンタリング
を行うことができ、センタリング完了後も容易に取りは
ずすことができるので、従来上部ベアリングブラケット
1のステータフレーム2間に溶接等で取り付けられてい
た座や押しネジ用のスペース及びセンタリング作業に必
要なスペースが不要となり、発電機本体をコンパクトに
することができ、さらに軸受間の距離も短縮できること
から発電機の性能向上につながる。
み発電機本体に装着することにより容易にセンタリング
を行うことができ、センタリング完了後も容易に取りは
ずすことができるので、従来上部ベアリングブラケット
1のステータフレーム2間に溶接等で取り付けられてい
た座や押しネジ用のスペース及びセンタリング作業に必
要なスペースが不要となり、発電機本体をコンパクトに
することができ、さらに軸受間の距離も短縮できること
から発電機の性能向上につながる。
以上説明したように本発明によれば、取付け、取りは
ずしが容易に行えるセンタリング工具によりセンタリン
グを行うことができるので上部ベアリングブラケットと
ステータフレーム間にセンタリング用の部品を設置する
スペース及びセンタリング作業に必要なスペースが不要
となりまた軸受間の距離も短縮できることから、コンパ
クトで高性能の立軸回転電機を提供することができる。
ずしが容易に行えるセンタリング工具によりセンタリン
グを行うことができるので上部ベアリングブラケットと
ステータフレーム間にセンタリング用の部品を設置する
スペース及びセンタリング作業に必要なスペースが不要
となりまた軸受間の距離も短縮できることから、コンパ
クトで高性能の立軸回転電機を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例に係るセンタリング工具を装
着した立軸回転電機のセンタリング方法を説明するため
の要部構成図、第2図は第1図の側面図、第3図は従来
のセンタリング装置を備えた立軸回転電機の側面図、第
4図は第3図の要部拡大図である。 1……上部ベアリングブラケット、 2……ステータフレーム、 3……ベアリングブラケット固定用ボルト、 4……バネ座金、5……センタリング工具、 6,7……押しネジ。
着した立軸回転電機のセンタリング方法を説明するため
の要部構成図、第2図は第1図の側面図、第3図は従来
のセンタリング装置を備えた立軸回転電機の側面図、第
4図は第3図の要部拡大図である。 1……上部ベアリングブラケット、 2……ステータフレーム、 3……ベアリングブラケット固定用ボルト、 4……バネ座金、5……センタリング工具、 6,7……押しネジ。
Claims (1)
- 【請求項1】上記ベアリングブラケットとステータフレ
ームの固定用ボルトの頭部への引掛け穴を有し、前記ベ
アリングブラケットの側面を押しつける押しネジと、ス
テータフレーム側面を押しつける押しネジとを備えたセ
ンタリング工具の前記引掛け穴部を、緩く締付けた状態
の前記ボルトの頭部に引掛けて、センタリング工具に設
けられた前記各押しネジを調整しセンタリングを行うこ
とを特徴とする立軸回転電機のセンタリング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18690888A JP2575471B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 立軸回転電機のセンタリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18690888A JP2575471B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 立軸回転電機のセンタリング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241644A JPH0241644A (ja) | 1990-02-09 |
JP2575471B2 true JP2575471B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=16196790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18690888A Expired - Lifetime JP2575471B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 立軸回転電機のセンタリング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575471B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0497474U (ja) * | 1991-01-19 | 1992-08-24 |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP18690888A patent/JP2575471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0241644A (ja) | 1990-02-09 |
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Date | Code | Title | Description |
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