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JP2572896Y2 - 小型ケース保管庫 - Google Patents

小型ケース保管庫

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Publication number
JP2572896Y2
JP2572896Y2 JP1992041114U JP4111492U JP2572896Y2 JP 2572896 Y2 JP2572896 Y2 JP 2572896Y2 JP 1992041114 U JP1992041114 U JP 1992041114U JP 4111492 U JP4111492 U JP 4111492U JP 2572896 Y2 JP2572896 Y2 JP 2572896Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
plate
sub
shelf
small case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992041114U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0593278U (ja
Inventor
伸一 長谷川
Original Assignee
株式会社日生技研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日生技研 filed Critical 株式会社日生技研
Priority to JP1992041114U priority Critical patent/JP2572896Y2/ja
Publication of JPH0593278U publication Critical patent/JPH0593278U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2572896Y2 publication Critical patent/JP2572896Y2/ja
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  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ビデオテープなどの
小型ケースを保管する小型ケース保管庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープなどの小型ケースを
保管する場合には、テレビ置台に設けた開閉戸のついた
棚などに収納したり、別途の収納棚に収納したりしてい
た。この収納台も単に複数段の棚を具備し且つ開閉戸の
ついたものが主である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、開閉戸を開けると一見して全てのビデ
オテープなどの小型ケースが見えるために、他人に知ら
れたくないもの、大切なものを同時に保管するのには適
さないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記事情に鑑
み、他人に知られたくないものや大切なものを別途同時
に保管することができるようにしたものであって、その
手段とするところは、前方から出し入れ自在な棚を具備
する主保管庫と、該主保管庫の棚の後方に設けた空間部
に上下方向に移動自在となるように収納されその前方に
収納部を具備した副保管庫とからなり、前記主保管庫の
上方には前記空間部の上方を開放及び閉鎖するように前
後方向に移動自在な引出し板を具備すると共に、前記副
保管庫の前方に該引出し板の後方端が挿入する差し込み
凹部を形成したところにある。
【0005】
【作用】上記手段によると、通常の使用に際しては、主
保管庫の前方から棚に小型ケース等を出し入れ自在に収
納できる。他人に知られたくないものや特に大切なもの
は、副保管庫の前方に設けた収納部に出し入れ自在に収
納する。この副保管庫への小型ケースの収納又は取り出
し時には、引出し板を前方へ引き出して空間部の上方を
開放し、次に副保管庫を上方へ持ち上げてから副保管庫
に形成した差し込み凹部に引出し板を後方へ押してその
後方端を挿入することによって、副保管庫を持ち上げた
ままの状態で係止する。これによって、副保管庫の収納
部は引出し板よりも上方に位置するので小型ケースを自
由に出し入れできると共に引出し板の上面をテーブルと
しても利用できる。元の状態に戻す場合には、副保管庫
を持った状態で引出し板を前方へ引いて差し込み凹部か
ら抜き出してから、副保管庫を空間部内へ下げ降ろして
収納し、その後、引出し板を更に後方へ押して空間部の
上方を閉鎖する。これによって、主保管庫の上面はテー
ブルとして使用できることに加えて外部から一見したと
ころ主保管庫の前方の棚のみしか見えないので副保管庫
の存在に気づくことがなく、他人に知られたくないもの
や大切なものは安全に保管することができる。
【0006】
【実施例】この考案の小型ケース保管庫の実施例につい
て、以下図1乃至図10に基づいて説明する。
【0007】この実施例の小型ケース保管庫1は、図
1,図2によく現われているように、主保管庫2と副保
管庫3を主構成要件としている。主保管庫2は、2つの
側板4の間の上方に設けられ主保管庫2の前方の約半分
のみに位置する上板5、2つの側板4の間の下方に設け
られ主保管庫2の前方から後方に位置する下板6、その
後方を塞ぐようにして設けた後方板7、前記上板5と下
板6の間に設けられ且つ両横を側板4で支持された上棚
8と下棚9及び該2つの棚8,9を開閉する2つの開き
戸10とからなる。前記下棚9は、主保管庫2の内部の
前方から後方に位置し、前記上棚8は前方の約半分のみ
に位置することによって、下板6を含めて小型ケースA
を上下方向に3段に収納できるようになっている。そし
て、上板5及び上棚8の後方端に接し且つ下棚9の上面
に位置する仕切板11、後方板7及び2つの側板4によ
って、主保管庫2の内部上方後方に空間部12を形成し
ており、この空間部12内に前記副保管庫3が収納され
ている。
【0008】前記副保管庫3は、図7に詳しく例示され
ているように、2つの縦板13の間の上方と略中央部に
それぞれ天板14と載板15が介在すると共に、天板1
4の上方には手持部16が設けられ、更に、載板15の
下方に位置する縦板13の前方端には差し込み凹部17
が形成され、更に又、2つの縦板13の外側面の中央の
縦方向には主保管庫2の2つの側板4の相向い合う内側
面に設けたガイド18に噛み合うガイド溝19が形成さ
れており、これによって副保管庫3が上下方向に真直ぐ
移動できる。又、天板14と載板15と2つの縦板13
によって形成される収納部20の後方には、前方から載
板15上に載せた小型ケースAを止める止板21が設け
られている。更に、前記収納部20の一側方には、扉2
2が設けられその内部に小型ケースAを収納できるよう
になっている。
【0009】前記主保管庫2の上板5よりも上方の2つ
の側板4の相向い合う内側面には、図6、図8に示すよ
うに、ガイド23が設けられると共に、このガイド23
に噛み合うガイド溝24を両側端に形成した引出し板2
5が上板5の上方で前後方向に移動自在に設けられてお
り、この引出し板25を後方へ押し込んだ時には、前記
空間部12を閉鎖して主保管庫2の上面を形成し、前方
へ引き出した時には、前記空間部12の上方を開放し、
副保管庫3を上方へ持ち上げることができるようになっ
ている。
【0010】前記主保管庫2の上板5の前方上面の中央
部には、図8乃至図10に示すように、少し凹んだ位置
に後方が上方へ折れ曲ったばね板26が設けられると共
に、このばね板26の上方に位置する引出し板25の下
面には鉤部27が形成されているので、引出し板25を
後方へ押し込んだ時には、図9に示すように、ばね板2
6が鉤部27に引掛かって前方へ引き出せないようにな
っている。引き出す場合には、図10に示すように、平
板からなるキー28を上板5と引出し板25の間の間隙
29に差し込むことによってばね板26の上方へ折れ曲
った部分が下方へ倒れるので引掛かりが解除され、これ
によって引出し板25が前方へ引き出せるようになって
いる。
【0011】上記構成からなるこの実施例の小型ケース
保管庫1を使用して、ビデオテープなどの小型ケースA
を保管する場合について説明する。まず、通常の使用に
際しては、主保管庫2の開き戸10を開閉して小型ケー
スAを出入れする。このとき、この実施例では上棚8、
下棚9及び下板6の3段に収納できるが、上棚8及び下
棚9は前方の約半分の奥行きしかないので、下板6と比
較して約半分の収納割合となる。
【0012】他人に知られたくないものや大切なものを
保管する場合には、副保管庫3へ収納するが、この場合
の手順としては、まず、キー28を隙間29に差し込む
ことによって、ばね板26の鉤部27に対する解除を行
った後に、引出し板25を前方へ引き出す。すると、空
間部12の上方が開放されるので、手を入れて手持部1
6をもって副保管庫3を上方へ引き上げる。差し込み凹
部17が引出し板25の位置まで上昇した時点で引き上
げを止めて、引出し板25を後方へ押してその後方端を
差し込み凹部17へ挿入して副保管庫3を係止固定す
る。この状態は、図1及び図2に示される。そして、そ
の収納部20の前方から小型ケースAを出入れする。こ
のとき、引出し板25の上面はテーブルとして使用でき
る。
【0013】図3、図4に示すような元の状態に戻す場
合には、副保管庫3の手持部16を持って、引出し板2
5を前方へ引き出してその後方端を差し込み凹部17か
ら抜いてから、副保管庫3を下棚9の上面に載置するこ
とによって空間部12内へ収納し、その後、引出し板2
5を後方へ押して空間部12の上方を閉鎖する。このと
き、ばね板26が上方へ折れ曲っていることからその先
端が引出し板25の下面の鉤部27に引掛かってロック
されるので、キー28がないと引き出せなくなり、副保
管庫3に収納された小型ケースAの安全性が図られる。
又、引出し板25の上面はテーブルとして使用できる。
【0014】以上の実施例においては、棚の数を上棚8
と下棚9の2種類としたが、1又は3以上であってもよ
く、これに限定されるものではない。更に、この実施例
においては、引出し板25は、ばね板26によってロッ
クする機構のものについて述べたが、他の形式によるロ
ック機構であってもよく、又、ロック機構を備えていな
いものであっても、引出し板25が前方へ引き出せるこ
とが一見して不明のものであればとくに設ける必要はな
く、従って、ロック機構の有無及びその形式については
自由に選択できるものである。又、上板5は主保管庫2
の強度を得るためには必要ではあるが、他の手段によっ
てこの強度を補うことができれば、引出し板25と兼用
できるために、省いてもよい。更に又、小型ケースAの
他にも同程度の大きさのものであれば、同じように収納
できることは勿論であるので、収納物品については本考
案の名称にかかわらず限定されるものではない。
【0015】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように、この
考案の小型ケース保管庫によると、主保管庫で収納した
小型ケースの他に、他の人が気付き難いところの主保管
庫の後方に設けた空間部に別途の副保管庫を出し入れ自
在に設けて、保管するようにしたので、他人に知られた
くないものや大切なものを安心して保管することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の副保管庫の引き上げ時の全
体斜視図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【図3】この考案の実施例の副保管庫の収納時の全体斜
視図。
【図4】図3のY−Y線断面図。
【図5】図3の実施例の側面図。
【図6】図5のZ−Z線断面図。
【図7】副保管庫の全体斜視図。
【図8】主保管庫の平面図。
【図9】ロック機構のロック時の断面説明図。
【図10】ロック機構のロック解除時の断面説明図。
【符号の説明】
1 小型ケース保管庫 2 主保管庫 3 副保管庫 8 上棚(棚) 9 下棚(棚) 12 空間部 17 差し込み凹部 25 引出し板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方から出し入れ自在な棚を具備する主保
    管庫と、該主保管庫の棚の後方に設けた空間部に上下方
    向に移動自在となるように収納されその前方に収納部を
    具備した副保管庫とからなり、前記主保管庫の上方には
    前記空間部の上方を開放及び閉鎖するように前後方向に
    移動自在な引出し板を具備すると共に、前記副保管庫の
    前方に該引出し板の後方端が挿入する差し込み凹部を形
    成したことを特徴とする小型ケース保管庫。
JP1992041114U 1992-05-22 1992-05-22 小型ケース保管庫 Expired - Fee Related JP2572896Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0593278U JPH0593278U (ja) 1993-12-21
JP2572896Y2 true JP2572896Y2 (ja) 1998-05-25

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