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JP2567882Y2 - 手持型光学読取装置用置台 - Google Patents

手持型光学読取装置用置台

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Publication number
JP2567882Y2
JP2567882Y2 JP1991001845U JP184591U JP2567882Y2 JP 2567882 Y2 JP2567882 Y2 JP 2567882Y2 JP 1991001845 U JP1991001845 U JP 1991001845U JP 184591 U JP184591 U JP 184591U JP 2567882 Y2 JP2567882 Y2 JP 2567882Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
reading device
held optical
card
optical reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991001845U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0498770U (ja
Inventor
敦 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP1991001845U priority Critical patent/JP2567882Y2/ja
Publication of JPH0498770U publication Critical patent/JPH0498770U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567882Y2 publication Critical patent/JP2567882Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手持型光学読取装置を
載置するための置台に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】近年包
装パッケージ、値札、伝票、カードなどの被検物に記録
された文字やバーコードなどの記号を読み取り、即時に
その内容を識別する光学式読取装置として、本体を手で
持って読取口を被検物の対象面に近接させるだけで記号
を読み取ることのできる手持型光学読取装置が、商店、
スーパーマーケット、工場、事務所などで広く採用され
ている。
【0003】上記従来の手持型光学読取装置は、本体内
の処理回路などに電気を供給したり、読取口から検知し
たデータを転送したりするためのケーブルを備えている
ので、テーブルの上などにそのまま放置していると、ケ
ーブルに手を引っかけて落としてしまうことがある。そ
こで従来は、例えば実公平2−41699号公報に開示
されているように、手持型光学読取装置を載置するため
の専用置台を採用していた。
【0004】また上記従来の手持型光学読取装置で値札
やカードなどのカード型被検物に記録された記号を読み
取る場合、一方の手で読取装置を支持し、他方の手でカ
ード型被検物を支持して読取作業を行なっていたので読
取不良が発生しやすい。そこで従来はカード型被検物専
用の読取装置を採用していた。ところが光学読取装置は
高価なものなので、手持型光学読取装置の他にカード型
被検物専用の読取装置を採用することは、利用者の経済
的負担が大きくなり好ましくない。
【0005】本件請求項1記載の考案は、上記問題点に
鑑みてなされたもので、手持型光学読取装置を載置する
ための置台として使用できると共に、上記手持型光学読
取装置をカード型被検物の読取装置としても兼用可能な
手持型光学読取装置用置台を提供することを目的として
いる。さらに本件請求項2記載の考案は、請求項1記載
の考案に改良を加え、手持型光学読取装置に供給される
電気を節約することのできる手持型光学読取装置用置台
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本件請求項1記載の手持型光学読取装置用置台は、
手持型光学読取装置をカード型被検物読取用に兼用する
ための手持型光学読取装置用置台において、カード型被
検物の通過を案内するスリットと、スリットと連通して
当該スリットを通過するカード型被検物を読取可能に開
口する窓部と、上記手持型光学読取装置を着脱自在に載
置させることにより、当該手持型光学読取装置の読取口
を上記窓部に対して位置決め可能な位置決め面とを置台
本体に備えたことを特徴とするものである。
【0007】さらに本件請求項2記載の手持型光学読取
装置用置台は、請求項1の構成に加え、上記置台本体
は、上記手持型光学読取装置が載置されているか否かを
検知する着脱センサと、上記スリットにカード型被検物
が挿入されたことを検知する被検物センサと、上記着脱
センサが検知状態であって上記被検物センサが非検知状
態である場合に上記手持型光学読取装置の電源を遮断す
ると共に、上記着脱センサ及び上記被検物センサが何れ
も検知状態である場合に、上記手持型光学読取装置の電
源を入れる制御部とを備えている。
【0008】
【作用】請求項1記載の考案によると、手持型光学読取
装置を載置した状態でカード型被検物をスリットに挿入
し、上記読取口にカード型被検物の記号を対向させた状
態で上記カード型被検物を通過させることにより、スリ
ットを通過したカード型被検物の記号が、手持型光学読
取装置によって読み取られる。また、上記置台本体は、
手持型光学読取装置を着脱自在に載置させることによ
り、当該手持型光学読取装置の読取口を上記窓部に対し
て位置決め可能な位置決め面を備えたものであるから、
手持型光学読取装置を置台本体に載置するだけで、読取
口側端部を窓部に臨ませ、スリットを通過する被検物に
対する位置決めを行うことが可能になる。
【0009】請求項2記載の考案によると、請求項1記
載の作用に加え、制御部によって置台本体に手持型光学
読取装置を載置することにより、手持型光学読取装置の
電気が遮断される。そしてその状態においてカード型被
検物がスリットに挿入されると、制御部によって手持型
光学読取装置に電源が接続される。
【0010】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1及び図2に示す実施例において、置台本
体10の上には、それ自体は周知の手持型光学読取装置
11が載置されている。置台本体10の長手方向一端部
(後端部)には、手持型光学読取装置11の読取口側端
部12を受ける山形のマウント部13が一体に形成され
ている。マウント部13は傾斜前面13aと、傾斜上面
13bと、両側端面13cとを備えており、傾斜前面1
3aには、矩形の窓部14が形成されている。そしてこ
の窓部14に、手持型光学読取装置11の読取口側端部
12を臨ませている。マウント部13には、カードや伝
票などのカード型被検物を通過させるためのスリット1
5が、上記手持型光学読取装置11の読取口17(図
2)と平行に形成されている。このスリット15は、マ
ウント部13の傾斜上面13b及び両側端面13cに開
いており、一方の側端面13cに開口する部分が、カー
ド型被検物を挿入する入口16を形成している。16a
は、カード型被検物の挿入方向を示すマークである。ス
リット入口16の近傍部には、被検物センサとしての発
光素子18と受光素子19とが配置されており、これら
素子18、19は、スリット15を挾んで対向してい
る。発光素子18は例えば発光ダイオードなどで構成さ
れている。置台本体10の後端部は、後側が下方へ傾斜
する斜面20を備えており、この斜面20で手持型光学
読取装置11の把持側端部を支持している。斜面20の
概ね中央部には、レバー21が上下に移動自在に配置さ
れている。
【0011】図2に示すように、レバー21は、手持型
光学読取装置11の載置時に下方へ移動して、その直下
に配置されている着脱センサとしてのマイクロスイッチ
22を作動するように構成されている。マイクロスイッ
チ22及び受光素子19は、制御部23に電気的に接続
されている。さらに制御部23には、手持型光学読取装
置11の電気線も電気的に接続されている。制御部23
は、マイクロコンピュータやその他の電子機器で構成さ
れており、マイクロスイッチ22のみが検知状態であっ
て受光素子19が非検知状態である場合に、手持型光学
読取装置11の電源を遮断し、マイクロスイッチ22及
び受光素子19が何れも検知状態である場合には、カー
ド型被検物が通過して発光素子18の伝送光を受光素子
19が再び受光するまでの間、手持型光学読取装置11
の電源を入れるように構成されている。
【0012】上記構造によると、図1及び図2に示すよ
うに、手持型光学読取装置11の読取口側端部12を窓
部14に臨ませ、後端側を置台本体10の斜面20の上
に載置することにより、手持型光学読取装置11を安定
した状態で載置させることができる。従って手持型光学
読取装置11の落下防止を図ることができ、また手に取
るときに掴みやすくなる。
【0013】さらに本実施例においては、手持型光学読
取装置11が置台本体10上に載置され、その後端部が
斜面20のレバー21を押し下げて、マイクロスイッチ
22を作動させると、制御部23は手持型光学読取装置
11の電源を遮断する。次に手持型光学読取装置11を
載置させた状態でカード型被検物をスリット15の入口
16から挿入し、スリット15内を通過させると、発光
素子18と受光素子19との間の光路がカード型被検物
によって遮断されるので、その状態が制御部23に入力
される。その結果、制御部23は手持型光学読取装置1
1の電源を入れる。これにより手持型光学読取装置11
は、カード型被検物の記号などを全て読み取り、2値化
された電気信号に変換して図示しない本体制御部に出力
する。カード型被検物がスリット15を通り過ぎると、
受光素子9は発光素子18の伝送光を再び受光し、その
出力信号を制御部23に入力する。その結果、制御部2
3は手持型光学読取装置11の電源を遮断する。
【0014】このように本実施例においては、手持型光
学読取装置11を載置する置台本体10を採用している
ので、手持型光学読取装置11を安定した状態で載置さ
せることができる。従って読取装置11を誤って落とす
ことはなく、しかも読取装置11を手に取るときに掴み
やすくなる。また手持型光学読取装置11をカード型被
検物用読取装置として兼用することができるので、従来
採用されていたカード型被検物専用の読取装置を廃止す
ることができる。従って利用者の経済的負担が低減す
る。
【0015】さらに本実施例においては、作業に必要な
時だけ手持型光学読取装置11に電気が供給されるとい
う利点がある。従って電気を有効に節約することができ
る。なお本考案の実施例を具体化するに当たり、図1及
び図2で説明した置台から、素子18、19、レバー2
1、マイクロスイッチ22、及び制御部23を省略して
もよい。この場合にも手持型光学読取装置11をカード
型被検物用読取装置として兼用することができ、作業場
を広く使用することができる。また上述した以外にも、
実用新案登録請求の範囲内で種々の設計変更が認められ
ることはいうまでもない。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案の請求項1記
載の手持型光学読取装置用置台によると、スリットを通
過したカード型被検物の記号が、窓枠内を介して手持型
光学読取装置によって読み取られるので、手持型光学読
取装置をカード型被検物用読取装置として兼用すること
ができ、従来採用されていたカード型被検物専用の読取
装置を廃止することができる。従って利用者の経済的負
担が低減する。加えて、手持型光学読取装置を位置決め
可能な位置決め面(図示の実施例ではマウント部13の
窓部14下面および斜面20)によって、手持型光学読
取装置を置台本体に載置するだけで、読取口側端部を窓
部に臨ませ、スリットを通過する被検物に対する位置決
めを行うことが可能になることから、手持型光学読取装
置自身に何ら手を加えることなくカード型被検物用読取
装置としての使用が可能になる。従って、コンビニエン
スショップやレンタルショップ等、商品の読み取りとカ
ード型被検物の読み取りとを交互に頻繁に行う必要があ
る場合においても、迅速且つ容易に手持型光学読取装置
の兼用を行うことができる結果、利便性が高くなる。ま
た、手持型光学読取装置をカード型被検物用読取装置と
して兼用する際に、特別な補助具や補助具の装着を必要
としないので、部品点数が増加したり、手持型光学読取
装置の構造に制約が起きたりすることもなく、コスト的
に有利である。
【0017】さらに本考案の請求項2記載の手持型光学
読取装置用置台においては、上記効果に加え、作業に必
要な時だけ手持型光学読取装置に電気が供給されるとい
う利点がある。従って電気を有効に節約することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部欠截斜視図であ
る。
【図2】図1の実施例を示す一部欠截側面略図である。
【符号の説明】
10 置台本体 11 手持型光学読取装置 14 窓部 15 スリット 17 読取口 19 受光素子(被検物センサ) 22 マイクロスイッチ(着脱センサ) 23 制御部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手持型光学読取装置をカード型被検物読取
    用に兼用するための手持型光学読取装置用置台におい
    て、カード型被検物の通過を案内するスリットと、スリ
    ットと連通して当該スリットを通過するカード型被検物
    を読取可能に開口する窓部と、上記手持型光学読取装置
    を着脱自在に載置させることにより、当該手持型光学読
    取装置の読取口を上記窓部に対して位置決め可能な位置
    決め面とを置台本体に備えたことを特徴とする手持型光
    学読取装置用置台。
  2. 【請求項2】上記置台本体は、上記手持型光学読取装置
    が載置されているか否かを検知する着脱センサと、上記
    スリットにカード型被検物が挿入されたことを検知する
    被検物センサと、上記着脱センサが検知状態であって上
    記被検物センサが非検知状態である場合に上記手持型光
    学読取装置の電源を遮断すると共に、上記着脱センサ及
    び上記被検物センサが何れも検知状態である場合に、上
    記手持型光学読取装置の電源を入れる制御部とを備えた
    請求項1記載の手持型光学読取装置用置台。
JP1991001845U 1991-01-24 1991-01-24 手持型光学読取装置用置台 Expired - Lifetime JP2567882Y2 (ja)

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JPH0498770U JPH0498770U (ja) 1992-08-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5918786B2 (ja) * 1976-09-08 1984-04-28 日本電信電話株式会社 階層構成メモリ・システム
US4192587A (en) * 1978-11-13 1980-03-11 Polaroid Corporation Proportional fill flash
JPS61424A (ja) * 1984-06-12 1986-01-06 Nippon Denso Co Ltd セラミツクフイルタ

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