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JP2563418B2 - ディジタルテレビジョン受像機 - Google Patents

ディジタルテレビジョン受像機

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Publication number
JP2563418B2
JP2563418B2 JP62334311A JP33431187A JP2563418B2 JP 2563418 B2 JP2563418 B2 JP 2563418B2 JP 62334311 A JP62334311 A JP 62334311A JP 33431187 A JP33431187 A JP 33431187A JP 2563418 B2 JP2563418 B2 JP 2563418B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
digital
clock
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62334311A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01175482A (ja
Inventor
正信 田中
博彦 坂下
南海夫 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62334311A priority Critical patent/JP2563418B2/ja
Publication of JPH01175482A publication Critical patent/JPH01175482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563418B2 publication Critical patent/JP2563418B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、NTSC方式,PAL方式の映像信号の復調等をデ
ィジタル信号処理により行うディジタルテレビジョン受
像機に関するものであり、特にNTSC方式の場合のシステ
ムロックの再生方式に関するものである。
従来の技術 近年、半導体技術の急速な進歩により半導体集積回路
の高速化・大容量化が進展し、映像信号のリアルタイム
信号処理にまで、ディジタル信号処理を利用したLSI・
メモリ等が使用されることが多くなっている。NTSC信号
処理の場合、色復調・Y/C分離の容易なことからバース
ト信号の4倍の周波数に同期したクロックで処理される
ことが多い。しかしVTR信号のような非標準信号の場合
や、走査変換のようにフレームメモリに画像を記憶して
2次元の画像処理を行う場合には、標本点が格子状に配
置されるラインロック方式のクロックを使う方が有利で
ある。
特開昭52−86722号公報、特開昭61−161902号公報等
にラインロック方式のクロックを使ったディジタルテレ
ビジョン受像機の例が示されている。
以下、図面を参照しながら、従来のディジタルテレビ
ジョン受像機の一例について説明する。
第2図は従来のディジタルテレビジョン受像機の主な
構成要素を示すブロック図である。第2図において、1
はアナログ・ディジタル(A/D)変換回路である。2は
バンドパスフィルタ、3は自動色利得制御(ACC)回路
でありバースト振幅を一定に制御している。4は乗算器
を用いた同期検波による色復調回路で、5はローパスフ
ィルタ、6はくし形フィルタ、7はバーストゲート、8
はループフィルタ、9はループ誤差と色副搬送波周波数
の設定値を加算する加算器、10はクロック変動の影響を
打ち消すための割算回路、11は与えられた設定値により
色副搬送波を発生するディジタル発振回路であり、ディ
ジタル位相同期回路(PLL)を構成している。以上が色
信号処理回路の構成である。
また12はローパスフィルタ、13は同期分離回路、14は
位相比較回路、15はループフィルタ、16はクロック周波
数を設定する加算回路、17はディジタル発振回路、18は
ディジタル発振回路17に安定なクロックを供給する水晶
発振回路、19はディジタル・アナログ(D/A)変換回
路、20はアナログ逓倍回路でありD/A変換回路19から出
力される三角波の2逓倍してクロックを発生し、全回路
にクロックを供給する。21は分周回路である。以上で水
平PLLを構成している。
以上のように構成されたディジタルテレビジョン受像
機について、以下その動作について説明する。
まずA/D変換回路1によりディジタル化された映像信
号は、ローパスフィルタ12により高域雑音を抑圧され、
同期分離回路13により黒レベルで比較され複合同期信号
成分が分離される。この信号は分周回路21によりクロッ
クをN分周した水平パルスと位相比較され、その誤差信
号成分はループフィルタ15により水平周期(H)毎に平
滑される。平滑された誤差信号はクロック周波数設定用
加算回路16で設定値NfH/(2Fx)と加算される。ここで
Nは分周回路21の分周比、FHは水平周波数、Fxは水晶発
振周波数であり、このFxはNFHよりも高い周波数であ
る。加算された値はディジタル発振回路17に与えられ、
NFH/2の周波数の鋸歯状波データを出力する。このデー
タは三角波に整形されD/A変換回路19によりNFHの周波数
のアナログ三角波となり、アナログ逓倍回路20によりNF
Hの周波数のクロックが再生される。アナログ逓倍回路2
0は例えばアナログPLL回路を利用することによって実現
できる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような水平PLLによりクロックを
形成する構成では、VTR等から入力される非標準の信号
に対応するために、クロックの制御範囲が±7%と広く
高分周比のPLLとなり、クロックの安定度の低下及びジ
ッタの発生等の問題がある。また、標準テレビ信号の場
合、クロックの制御範囲が±0.015%程度でよく、かつ
位相比較度も高いバーストロックに対して劣る結果とな
っていた。その結果、フレームくし形フィルタを構成し
た場合のY/C分離特性が劣化することがあるという問題
点を有していた。
本発明は上記問題点にかんがみ、VTR等非標準の信号
に対しては従来通り水平PLLによりクロックを再生し、
標準TV信号に対しては色幅搬送波PLLによりクロックを
再生することができるディジタルテレビジョン受像機を
提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明のディジタルテレビ
ジョン受像機は、水平位相同期回路と色副搬送波位相同
期回路を両者ともディジタル回路で構成していることを
生かし、水平位相同期回路のループフィルタ出力と、色
副搬送波位相同期回路のループフィルタ出力を選択的に
出力する選択回路を具備し、水平位相同期回路の非ロッ
ク時及び非標準信号入力時には水平位相同期回路のルー
プフィルタ出力を選択し、標準信号入力時には色副搬送
波位相同期回路のループフィルタ出力を選択するという
構成を備えたものである。
作 用 上記構成によって、水平位相同期回路の非ロック時及
び非標準信号入力時には水平位相同期回路のループフィ
ルタ出力を選択しラインロックモードでクロック再生
し、標準信号入力時には色副搬送波位相同期回路のルー
プフィルタ出力を選択してバーストロックモードでクロ
ック再生するということになる。この結果、VTR等の非
標準信号にも追従して信号のサンプル数がライン毎に一
定となり、メモリ応用が容易になる。また、標準信号に
対してはバーストロックモードとなり、ジッタの少ない
高精度なクロックが発生できる。
実施例 以下本発明の一実施例のディジタルテレビジョン受像
機について、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるディジタルテレビ
ジョン受像機の主要構成を示すブロック図である。第2
図と同じ構成については同じ符号を与えている。第1図
において、1a,1bはアナログ・ディジタル(A/D)変換回
路である。2はバンドパスフィルタ、3は自動色利得制
御(ACC)回路でありバースト振幅を一定に制御してい
る。4は乗算器を用いた同期検波による色復調回路で、
5はローパスフィルタ、6はくし形フィルタ、7はバー
ストゲート、8はループフィルタ、9はループ誤差と色
副搬送波周波数の設定値を加算する加算器、10はクロッ
ク変動の影響を打ち消すための割算回路、11は与えられ
た設定値により色副搬送波を発生するディジタル発生回
路であり、ディジタル位相同期回路(PLL)を構成して
いる。以上が色信号処理回路の構成である。
また12はローパスフィルタ、13は同期分離回路、14は
位相比較回路、15はループフィルタ、22はループフィル
タ出力を選択する選択回路、22は標準/非標準(TV/VT
R)検出回路、16はクロック周波数を設定する加算回
路、17はディジタル発振回路、18はディジタル発振回路
に安定なクロックを供給する水晶発振回路、19はディジ
タル・アナログ(D/A)変換回路、20はアナログ逓倍回
路でありD/A変換回路19から出力される三角波を2逓倍
してクロックを発生し、全回路に供給する。21は分周回
路である。以上で水平位相同期ループ(PLL)を構成し
ている。
以上のように構成された本実施例のディジタルテレビ
ジョン受像機について、以下その動作について説明す
る。
まずA/D変換回路1bによりディジタル化された映像信
号は、ローパスフィルタ12により高域雑音を抑圧され、
同期分離回路13により黒レベルで比較され複合同期信号
成分が分離される。この信号は分周回路21によりクロッ
クをN分周した水平パルスと位相比較され、その誤差信
号成分はループフィルタ15により水平周期(H)毎に平
滑される。
VTRモードの時には選択回路23により平滑された誤差
信号はそのままクロック周波数設定用加算回路16で設定
値NfH/(2Fx)と加算される。ここでNは分周回路21の
分周比、FHは水平周波数、Fxは水晶発振周波数であり、
このFxはNFHよりも高い周波数である。
TVモードの時には色副搬送波PLLのループフィルタ8
の出力が選択回路23により選択され、加算回路16に加算
される。この加算回路16において、加算された値はディ
ジタル発振回路17に与えられ、NFH/2の周波数の鋸歯状
波データを出力する。このデータは三角波に整形されD/
A変換回路19によりNFHの周波数のアナログ三角波とな
り、アナログ逓倍回路20によりNFHの周波数のクロック
が再生される。アナログ逓倍回路20は例えばアナログPL
L回路を利用することによって実現できる。
以上のように本実施例によれば、選択回路23をTV/VTR
モードにより、色副搬送波PLLからのループフィルタ出
力と、水平PLLからのループフィルタ出力とを切り換え
て出力するよう設けることにより、標準TV信号の場合に
バーストロックモードとしジッタの少ない安定したクロ
ックを再生することができる。
また、水平PLLと色副搬送波PLLを両者ともディジタル
回路で構成していることを生かし、各々のループフィル
タ出力の誤差・変動成分を測定することにより標準/非
標準(TV/VTR)モードが判定でき、TV/VTR検出回路22の
出力を選択回路23の制御入力に接続することにより、自
動的にクロックを切り換えることができる。
尚、上記実施例ではクロック周波数等を特に規定しな
かったが、これらは非常に柔軟性があり、自由に決める
ことも可能である。一例としては、クロック周波数は1
3.5MHz、分周比N=858、水晶発振周波数24.576MHzであ
り、別の例としては、クロック周波数は14.31818MHz、
分周比N=910、水晶発振周波数28.63636MHzである。
発明の効果 本発明によれば、水平位相同期回路と色副搬送波位相
同期回路を両者ともディジタル回路で構成していること
を生かし、水平位相同期回路のループフィルタ出力と色
副搬送波位相同期回路のループフィルタ出力を選択的に
出力する選択回路を設けることにより、水平位相同期回
路の非ロック時及び非標準信号入力時には水平位相同期
回路のループフィルタ出力を選択しラインロックモード
でクロック再生し、標準信号入力時には色副搬送波位相
同期回路のループフィルタ出力を選択しバーストロック
モードでクロック再生するという構成を備えて、ライン
クロックモードの柔軟性とメモリ応用の容易性、バース
トロックモードのクロックの安定度と低ジッタ特性を両
立させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるディジタルテレビジ
ョン受像機の主要構成を示すブロック図、第2図は従来
のディジタルテレビジョン受像機の主要構成を示すブロ
ック図である。 1……A/D変換回路、4……色復調回路、7……バース
トゲート、8……ループフィルタ、10……割算回路、11
……ディジタル発振回路、13……同期分離回路、14……
位相比較回路、15……ループフィルタ、17……ディジタ
ル発振回路、20……アナログ逓倍回路、22……標準/非
標準検出回路、23……選択回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された映像信号を標本化し量子化する
    アナログ/ディジタル変換装置と、量子化された映像信
    号から少なくとも第1のループフィルタとディジタル発
    振回路を含む水平位相同期回路により水平同期信号の整
    数倍の周波数に同期した少なくとも一つのクロックを再
    生するクロック再生装置と、前記クロックで動作する少
    なくとも第2のループフィルタを含む色副搬送波位相同
    期回路により色副搬送波を再生し同期検波により色復調
    を行う色信号処理装置と、前記水平位相同期回路の第1
    のループフィルタとディジタル発振回路の間にループフ
    ィルタ出力と色副搬送波位相同期回路の第2ループフィ
    ルタ出力を選択的に出力する選択回路とを具備し、水平
    位相同期回路の非ロック時及び非標準信号入力時には水
    平位相同期回路の第1のループフィルタ出力を選択しラ
    インロックモードでクロック再生し、標準信号入力時に
    は色副搬送波位相同期回路の第2のループフィルタ出力
    を選択してバーストロックモードでクロック再生するこ
    とを特徴とするディジタルテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】量子化された映像信号の高域雑音を抑圧す
    るローパスフィルタと、同期信号を分離する同期分離回
    路と、クロックを分周し水平パルスを出力する分周回路
    と、水平同期信号と前記水平パルスを位相比較する位相
    比較回路と、第1のループフィルタと、第1と第2のル
    ープフィルタ出力を選択出力する選択回路、クロック周
    波数を設定する第1の加算回路と、入力された値により
    発振周波数が制御されるディジタル発振回路と、ディジ
    タル発振回路に安定なクロックを供給する水晶発振回路
    と、前記ディジタル発振回路の出力をディジタル/アナ
    ログ変換するディジタル/アナログ変換回路と、このデ
    ィジタル/アナログ変換回路の出力を逓倍するアナログ
    逓倍回路とを具備し、前記アナログ逓倍回路の出力をラ
    インロックモードのクロックとして水平位相同期回路を
    構成するクロック再生装置と、量子化された映像信号か
    ら色信号成分を抽出するバンドパスフィルタと、ディジ
    タル的に再生された色副搬送波と乗算器による同期検波
    により色復調を行う色復調回路と、復調色信号の高域成
    分を抑圧するローパスフィルタと、復調された色差信号
    からバースト信号を抜きとるバーストゲートと、第2の
    ループフィルタと、色副搬送波周波数を設定する第2の
    加算回路と、この第2の加算回路の出力を水平位相同期
    回路の周波数制御データで割算する割算回路と、設定値
    によりディジタル的に色副搬送波を発生するディジタル
    発振回路とを具備する色副搬送位相同期回路により色復
    調を行う色信号処理装置とを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のディジタルテレビジョン受像
    機。
  3. 【請求項3】色副搬送波位相同期回路及び水平位相同期
    回回の各ループフィルタ出力から標準信号か非標準信号
    かを検出し選択回路を自動的に切り換える、標準/非標
    準検出装置を具備することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のディジタルテレビジョン受像機。
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JPH01175482A JPH01175482A (ja) 1989-07-11
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