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JP2562473Y2 - 通信ケーブル心線編み出し器 - Google Patents

通信ケーブル心線編み出し器

Info

Publication number
JP2562473Y2
JP2562473Y2 JP1990075663U JP7566390U JP2562473Y2 JP 2562473 Y2 JP2562473 Y2 JP 2562473Y2 JP 1990075663 U JP1990075663 U JP 1990075663U JP 7566390 U JP7566390 U JP 7566390U JP 2562473 Y2 JP2562473 Y2 JP 2562473Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core wire
wire holding
substrate
core
holding hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990075663U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0433214U (ja
Inventor
貞亮 中山
Original Assignee
株式会社 協和エクシオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 協和エクシオ filed Critical 株式会社 協和エクシオ
Priority to JP1990075663U priority Critical patent/JP2562473Y2/ja
Publication of JPH0433214U publication Critical patent/JPH0433214U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2562473Y2 publication Critical patent/JP2562473Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Machines (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は通信ケーブル心線編み出し器に係り、特に多
数の心線をコネクタに接続する際に、心線をコネクタ端
子の配列順に並べて保持し、接続する心線とこれに対応
する端子との誤接続が生じないようにする器具に関す
る。
【従来の技術】
一般に、ケーブル心線をコネクタ端子に接続する場
合、心線数が多いと誤接続が生じる虞がある。このた
め、従来からケーブル心線の屑線を利用し、第4図に示
すように、まず屑線1を二つ折りにし、先頭あるいは最
終の心線21を屑線1に挟み込んで手で捻り、次の順位
の心線22をその隣に挟み込んで屑線1を捻って保持
し、これを順次接続番号順に続けて編み込むようにして
いた。これにより接続番号順に配列した心線コネクタ端
子に順番に接続することで誤接続を防止している。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の心線編み出し方法では、心線を
番号順に選択する作業とこれを屑線により手捻りして編
み込む作業を交互に行なうため、作業効率が悪いばかり
でなく、編み込み作業時に混乱して編み込み順位を間違
ったり、心線の引張りによる断線を引起こしてしまう問
題があった。また、一度編み込み順位を間違ってしまう
と、再編み込みに非常に手数が掛かり、煩雑な作業とな
る問題があった。 本考案は、上記従来の問題点に着目し、簡便にケーブ
ル心線を接続順に編み込むことができ、作業効率を大幅
に改善することができる通信ケーブル心線編み出し器を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る通信ケーブ
ル心線編み出し器は、基板に複数の心線保持孔を一定間
隔に配列して貫通形成するとともに、前記基板はその端
面に前記各心線保持孔に対応して当該心線保持孔に拡開
連通可能なV字状の挿入ガイドを設けたくし状に形成さ
れ、前記心線保持孔は収容した心線を圧迫保持可能であ
って天端面が平坦に形成されるとともに、前記心線保持
孔の天端面を前記挿入ガイドを形成している拡開可能な
一対の爪を突き合わせて形成し、前記基板には対となる
心線保持孔を一組として連続番号を付したものである。
【作用】
上記構成によれば、ケーブル心線を接続順位の先頭あ
るいは最終順位から順次選択し、これを基板の端部側の
挿入ガイドに沿わせて押込むようにすることにより、ガ
イドが拡開し、心線が心線保持孔内に収容される。した
がって、心線の選択し、これを単に心線保持孔に挿入さ
せるだけの作業となり、屑線の手捻り作業が付帯しない
ので、簡便かつ迅速に編み込み作業を行なうことができ
る。そして、基板がくし状に形成されているので、コネ
クタの端子ピッチに合せることが容易で、誤接続の可能
性を大幅に低減することができる。したがって、心線保
持孔の間隔をコネクタピッチに一致させれば、より正確
な接続作業形態にすることができる。このとき、心線保
持孔の大きさを保持させる心線サイズに合せておくこと
により心線保持孔内への収容保持が確実に行なわれて脱
落することがない。
【実施例】
以下に、本考案に係る通信ケーブル心線編み出し器の
具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。 第1図〜第2図は実施例に係る編み出し器の正面図と
平面図である。これらの図に示すように、この編み出し
器10はプラスチック材料からなる帯板状の基板12によっ
て形成されている。この基板12の中央部には、その長手
方向に沿って一定間隔に複数の心線保持孔14を貫通穿設
している。この心線保持孔14はU字状の貫通断面とさ
れ、特にその天端面は基板12の上縁と平行に形成されて
いる。心線保持孔14の断面積の大きさは、これに収容す
べき心線16のサイズに合せて形成されており、心線16の
収容状態で心線16が滑動しないような大きさに設定され
ている。 このような複数の心線保持孔14を等間隔で形成した基
板12には、その側端縁から各心線保持孔14の天端面側に
向けてV字状に切り欠かれた心線16の挿入ガイド18が形
成されている。この挿入ガイド18は切込みの先端を前記
天端面の中央に向けており、ここで天端面を分離して拡
開できるようになっている。すなわち、心線保持孔14の
天端部は一対の爪20を突き合わせて形成されたもので、
心線16を挿入ガイド18に沿わせて嵌入させることによ
り、基板12の素材による弾性を利用して押し開かれるよ
うにしている。斯かるV字状の挿入ガイド18は各心線保
持孔14の各々に対応して、基板12の一側縁に沿って連結
して形成されているので、くし歯状になっている。 また、上記基板12には、心線保持孔14の配列順序にし
たがって一方の端部側から配列番号が付されている。こ
の実施例では隣接する一対の心線保持孔14を一組として
連続番号が付され、各番号では色別(例えば赤白)を対
とする心線16を番号順に整列させることができるように
なっている。 このように構成された心線編み出し器10によれば、第
3図に示すように、ケーブル22の各心線16を整列番号順
に引出し、これを順番に編み出し器10の心線保持孔14に
嵌入させればよい。この嵌入作業は単に各心線16を挿入
ガイド18に沿わせて爪20を通過させればよい。爪20は心
線16により押し開かれ、心線保持孔14の天端部を開口さ
せるので、簡単に挿入できる。挿入された心線16はその
サイズに見合った貫通断面とされている保持孔14にて軽
い圧迫状態で保持され、脱落することがない。これによ
り、作業者は心線16を番号順に引出し、編み出し器10に
次々に整列番号だけに集中して編み出し作業を行なうこ
とができる。 このような実施例によれば、ケーブル心線16が等間隔
に整列して当該編み出し器10に保持されるため、コネク
タへの接続作業は正確に行なうことができる。また、基
板12がくし状になっているために、ケーブル心線16の配
列の誤りを発見した場合には、簡単迅速に配列変更する
ことができる。 なお、上記実施例では、基板12を一枚板により形成し
たが、これは折畳み形式にし、あるいは円盤形状にし
て、それらの縁辺に心線保持孔やこれに案内する挿入ガ
イドを設けるようにすることも可能である。このように
することにより、持運びが簡便になる。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る通信ケーブル心線
編み出し器によれば、基板に複数の心線保持孔を一定間
隔に配列して貫通形成するとともに、前記基板はその端
面に前記各心線保持孔に対応して当該心線保持孔に拡開
連通可能なV字状の挿入ガイドを設けたくし状に形成さ
れ、前記心線保持孔は収容した心線を圧迫保持可能であ
って天端面が平坦に形成されるとともに、前記心線保持
孔の天端面を前記挿入ガイドを形成している拡開可能な
一対の爪を突き合わせて形成し、前記基板には対となる
心線保持孔を一組として連続番号を付したので、簡便に
ケーブル心線を接続順に編み込むことができ、作業効率
を大幅に改善することができるという優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例に係る通信ケーブル心線編み出し器の正
面図、第2図は同平面図、第3図は編み出し器の使用状
態の斜視図、第4図は従来の心線編み出し方法の説明図
である。 10……編み出し器、12……基板、14……心線保持孔、16
……ケーブル心線、18……挿入ガイド、20……爪、22…
…ケーブル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に複数の心線保持孔を一定間隔に配列
    して貫通形成するとともに、前記基板はその端面に前記
    各心線保持孔に対応して当該心線保持孔に拡開連通可能
    なV字状の挿入ガイドを設けたくし状に形成され、前記
    心線保持孔は収容した心線を圧迫保持可能であって天端
    面が平坦に形成されるとともに、前記心線保持孔の天端
    面を前記挿入ガイドを形成している拡開可能な一対の爪
    を突き合わせて形成し、前記基板には対となる心線保持
    孔を一組として連続番号を付したことを特徴とする通信
    ケーブル心線編み出し器。
JP1990075663U 1990-07-17 1990-07-17 通信ケーブル心線編み出し器 Expired - Lifetime JP2562473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990075663U JP2562473Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 通信ケーブル心線編み出し器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990075663U JP2562473Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 通信ケーブル心線編み出し器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0433214U JPH0433214U (ja) 1992-03-18
JP2562473Y2 true JP2562473Y2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=31616438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990075663U Expired - Lifetime JP2562473Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 通信ケーブル心線編み出し器

Country Status (1)

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52144382U (ja) * 1976-04-28 1977-11-01
JPS5794122U (ja) * 1980-12-01 1982-06-10
JPS6231325U (ja) * 1985-08-08 1987-02-25
JP2683702B2 (ja) * 1988-06-10 1997-12-03 日本エー・エム・ピー株式会社 ハーネス製造方法、ハーネス製造装置及びそれに用いられるワイヤセット治具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0433214U (ja) 1992-03-18

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