JP2550949B2 - 制御信号の検出方法 - Google Patents
制御信号の検出方法Info
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- G11B2220/90—Tape-like record carriers
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- G11B2220/90—Tape-like record carriers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G−1.一実施例の動作(第1図、第2図) G−2.再生系の概略構成(第3図) G−3.他の実施例(第4図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、制御信号の検出方法に関し、特に、回転ヘ
ッド方式のディジタルオーディオテープレコーダにおけ
るスタート識別信号の検出に好適な制御信号の検出方法
に関する。
ッド方式のディジタルオーディオテープレコーダにおけ
るスタート識別信号の検出に好適な制御信号の検出方法
に関する。
B.発明の概要 本発明は、記録媒体の一連の記録範囲に亘って記録さ
れた制御信号を高速で検出方法において、過去n回の制
御信号の読出結果のうち、k回(k≦n)が所定の制御
信号と正しく読み取れたとき、該信号を所定の制御信号
であると判断することにより、高速サーチ時のようなエ
ラーレートが悪い場合にも信頼性の高い制御信号検出を
可能とするものである。
れた制御信号を高速で検出方法において、過去n回の制
御信号の読出結果のうち、k回(k≦n)が所定の制御
信号と正しく読み取れたとき、該信号を所定の制御信号
であると判断することにより、高速サーチ時のようなエ
ラーレートが悪い場合にも信頼性の高い制御信号検出を
可能とするものである。
C.従来の技術 近年において、信号処理技術の進歩に伴い、記録媒体
にオーディオ信号やビデオ信号を記録する際に、記録内
容や動作条件などに関する制御信号を同時に記録するこ
とが行われている。例えば、回転ヘッド方式のディジタ
ルオーディオテープレコーダ所謂R−DATにおいては、
第5図に示すようなトラックフォーマットの記録トラッ
クTRが、記録媒体である第6図の磁気テープ1上に斜め
に記録形成されており、本来のオーディオPCMデータの
他に、サブコードと称される制御信号が1本のトラック
TR上の所定位置に記録されている。
にオーディオ信号やビデオ信号を記録する際に、記録内
容や動作条件などに関する制御信号を同時に記録するこ
とが行われている。例えば、回転ヘッド方式のディジタ
ルオーディオテープレコーダ所謂R−DATにおいては、
第5図に示すようなトラックフォーマットの記録トラッ
クTRが、記録媒体である第6図の磁気テープ1上に斜め
に記録形成されており、本来のオーディオPCMデータの
他に、サブコードと称される制御信号が1本のトラック
TR上の所定位置に記録されている。
これら第5図及び第6図において、1本の記録トラッ
ウTRはいくつかの(例えば16個の)エリア(記録領域)
から成り、オーディオPCMデータ記録領域を中心とし
て、その両側にトラッキングのためのATF(オートトラ
ッキングファインディング)用パイロット信号記録領域
が設けられ、さらにその外側に、各種制御用のサブコー
ド信号記録領域SUB−1、SUB−2が配設されて記録され
ている。第5図中の数字は各記録領域内に配されるブロ
ック数を示し、1トラックは196ブロックから成ってい
る。
ウTRはいくつかの(例えば16個の)エリア(記録領域)
から成り、オーディオPCMデータ記録領域を中心とし
て、その両側にトラッキングのためのATF(オートトラ
ッキングファインディング)用パイロット信号記録領域
が設けられ、さらにその外側に、各種制御用のサブコー
ド信号記録領域SUB−1、SUB−2が配設されて記録され
ている。第5図中の数字は各記録領域内に配されるブロ
ック数を示し、1トラックは196ブロックから成ってい
る。
第7図は、上記R−DATの回転ヘッド装置を概略的に
示すものであり、磁気テープ1は、回転ヘッド装置のド
ラムに約90゜の角度範囲で巻き付けられて走行駆動され
るようになっている。回転ヘッド装置の回転ドラム2に
は、180゜の角度差をもって1対の回転磁気ヘッド3a、3
bが設けられている。
示すものであり、磁気テープ1は、回転ヘッド装置のド
ラムに約90゜の角度範囲で巻き付けられて走行駆動され
るようになっている。回転ヘッド装置の回転ドラム2に
は、180゜の角度差をもって1対の回転磁気ヘッド3a、3
bが設けられている。
ここで、上記R−DATの規格の一例を示すと、磁気テ
ープ1の幅Wtが3.81mm、ディジタルデータの有効記録幅
Waが2.61mm、テープ速度が7.20mm、斜めの記録トラック
TRの全長が23.5mm、トラックピッチが12.0μm、記録ト
ラックTRの傾斜角θが6゜22′、アジマス角αが±20゜
となっている。また回転ドラム2の直径及び回転数は、
それぞれ例えば30mm及び2000rpmとされ、テープ1に対
する回転磁気ヘッド3の相対速度、すなわちトラックTR
上のヘッド移動速度あるいはヘッド走査速度は3.13m/s
とされている。
ープ1の幅Wtが3.81mm、ディジタルデータの有効記録幅
Waが2.61mm、テープ速度が7.20mm、斜めの記録トラック
TRの全長が23.5mm、トラックピッチが12.0μm、記録ト
ラックTRの傾斜角θが6゜22′、アジマス角αが±20゜
となっている。また回転ドラム2の直径及び回転数は、
それぞれ例えば30mm及び2000rpmとされ、テープ1に対
する回転磁気ヘッド3の相対速度、すなわちトラックTR
上のヘッド移動速度あるいはヘッド走査速度は3.13m/s
とされている。
さらに、上記1トラック196ブロックのうちの1つの
ブロックは、第8図に示すように288ビットとなってお
り、先頭から順に、8ビットのブロック同期部Sync、8
ビットの識別コード(IDコード)部W1、8ビットのブロ
ックアドレス部W2及び8ビットのパリティPが配され、
その次に256ビットのデータ(PCMデータあるいはサブコ
ードデータ)が続くようになっている。パリティPは、
IDコード部W1及びブロックアドレス部W2の排他的論路和
あるいは2を法とする加算処理により得られるものであ
る。
ブロックは、第8図に示すように288ビットとなってお
り、先頭から順に、8ビットのブロック同期部Sync、8
ビットの識別コード(IDコード)部W1、8ビットのブロ
ックアドレス部W2及び8ビットのパリティPが配され、
その次に256ビットのデータ(PCMデータあるいはサブコ
ードデータ)が続くようになっている。パリティPは、
IDコード部W1及びブロックアドレス部W2の排他的論路和
あるいは2を法とする加算処理により得られるものであ
る。
ここで、第5図のPCMデータ記録領域PCM内には、上記
のブロックが128ブロック配されるようになっており、
また、各サブコード記録領域SUB−1、SUB−2内には、
それぞれ8ブロックずつ配されるようになっている。サ
ブコード記録領域SUB−1やSUB−2内のブロックの上記
IDコード部W1及びブロックアドレス部W2については、第
8図に示すように、偶数ブロック(ブロック番号が0、
2、4、6のブロック)BLevと、奇数ブロック(ブロッ
ク番号が1、3、5、7のブロック)BLodとで内容が異
なっている。偶数ブロックBLev内では、IDコード部W1の
8ビット中に4ビットのコントロールIDと4ビットのデ
ータIDとが設けられ、ブロックアドレス部W2の8ビット
中の先頭ビットが“1"とされ、次の3ビットにフォーマ
ットIDが配され、次の4ビットにブロックアドレスが配
されている。また、奇数ブロックBLod内のIDコード部W1
及びブロックアドレス部W2には、それぞれ4ビット、4
ビット及び3ビットのプログラム番号PNO−2、、PNO−
3及びPNO−1が順次配され、PNO−3とPNO−1との間
にビット“1"が、PNO−1の後に4ビットのブロックア
ドレスがそれぞれ配されている。
のブロックが128ブロック配されるようになっており、
また、各サブコード記録領域SUB−1、SUB−2内には、
それぞれ8ブロックずつ配されるようになっている。サ
ブコード記録領域SUB−1やSUB−2内のブロックの上記
IDコード部W1及びブロックアドレス部W2については、第
8図に示すように、偶数ブロック(ブロック番号が0、
2、4、6のブロック)BLevと、奇数ブロック(ブロッ
ク番号が1、3、5、7のブロック)BLodとで内容が異
なっている。偶数ブロックBLev内では、IDコード部W1の
8ビット中に4ビットのコントロールIDと4ビットのデ
ータIDとが設けられ、ブロックアドレス部W2の8ビット
中の先頭ビットが“1"とされ、次の3ビットにフォーマ
ットIDが配され、次の4ビットにブロックアドレスが配
されている。また、奇数ブロックBLod内のIDコード部W1
及びブロックアドレス部W2には、それぞれ4ビット、4
ビット及び3ビットのプログラム番号PNO−2、、PNO−
3及びPNO−1が順次配され、PNO−3とPNO−1との間
にビット“1"が、PNO−1の後に4ビットのブロックア
ドレスがそれぞれ配されている。
さらに、偶数ブロックBLev内の4ビットのコントロー
ルID内には、第8図に示すように、スタートIDビットST
R−IDやスキップIDビットSKP−ID等が記録されるように
なっており、例えば音楽の曲等のプログラムの先頭部分
には、約9秒間だけスタートIDピッドSTR−IDが“1"と
されて記録され、曲の頭出しやプログラムのサーチを有
効に行えるようになっている。
ルID内には、第8図に示すように、スタートIDビットST
R−IDやスキップIDビットSKP−ID等が記録されるように
なっており、例えば音楽の曲等のプログラムの先頭部分
には、約9秒間だけスタートIDピッドSTR−IDが“1"と
されて記録され、曲の頭出しやプログラムのサーチを有
効に行えるようになっている。
D.発明が解決しようとする問題点 ところで、このような記録フォーマットに基づいて記
録された磁気テープ1(第6図参照)を、例えば200倍
速もの高速でサーチする場合には、エラーレートがかな
り悪く、上記スタートID等の制御信号の読み出しが極め
て困難であるが、このような悪条件下でも、上記スター
トIDを正確に読み出さなければ曲の頭出し等が有効に行
えない。
録された磁気テープ1(第6図参照)を、例えば200倍
速もの高速でサーチする場合には、エラーレートがかな
り悪く、上記スタートID等の制御信号の読み出しが極め
て困難であるが、このような悪条件下でも、上記スター
トIDを正確に読み出さなければ曲の頭出し等が有効に行
えない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、高速サーチ時のようにエラーレートが悪いときで
も、信頼性の高いスタートID等の制御信号の読み出しを
可能とするような制御信号の検出方法の提供を目的とす
る。
り、高速サーチ時のようにエラーレートが悪いときで
も、信頼性の高いスタートID等の制御信号の読み出しを
可能とするような制御信号の検出方法の提供を目的とす
る。
E.問題点を解決するための手段 本発明に係る制御信号の検出方法は、上述の問題点を
解決するために、記録媒体の一連の記録範囲に亘って記
録された制御信号を高速で検出する方法において、上記
一連の記録範囲内で読み出された制御信号が、所定の制
御信号でありかつエラー無しであるか否かを判別する判
別工程と、上記判別工程をn回(nは2以上の整数)繰
り返すときの上記判別条件を満たす回数を計数する計数
工程と、上記計数工程にて計数された回数がk回(k≦
n)以上のとき、上記所定の制御信号が確実に記録され
ていると判断する工程とを有することを特徴としてい
る。
解決するために、記録媒体の一連の記録範囲に亘って記
録された制御信号を高速で検出する方法において、上記
一連の記録範囲内で読み出された制御信号が、所定の制
御信号でありかつエラー無しであるか否かを判別する判
別工程と、上記判別工程をn回(nは2以上の整数)繰
り返すときの上記判別条件を満たす回数を計数する計数
工程と、上記計数工程にて計数された回数がk回(k≦
n)以上のとき、上記所定の制御信号が確実に記録され
ていると判断する工程とを有することを特徴としてい
る。
F.作 用 過去n回の読み出し結果のうちk回が正しく読み取れ
たときのみ、所定の制御信号、例えばスタートID信号で
あると判断しているため、高速サーチのようにエラーレ
ートが悪い場合でも、信頼性の高い制御信号検出が行え
る。
たときのみ、所定の制御信号、例えばスタートID信号で
あると判断しているため、高速サーチのようにエラーレ
ートが悪い場合でも、信頼性の高い制御信号検出が行え
る。
G.実施例 G−1.一実施例の動作(第1図、第2図) 第1図は、本発明に係る制御信号の検出方法の一実施
例についての動作を説明するためのフローチャートであ
り、特に回転ヘッド方式のディジタルオーディオテープ
レコーダ(所謂R−DAT)におけるスタートID信号を、
例えば200倍速程度の高速サーチモードで検出するため
の動作の一例を示すものである。この例においては、過
去に検出されたn回の制御信号の内のk回がスタートID
信号と判別されたときに、これを曲等のブログラムの先
頭であるとの判断を行っている。
例についての動作を説明するためのフローチャートであ
り、特に回転ヘッド方式のディジタルオーディオテープ
レコーダ(所謂R−DAT)におけるスタートID信号を、
例えば200倍速程度の高速サーチモードで検出するため
の動作の一例を示すものである。この例においては、過
去に検出されたn回の制御信号の内のk回がスタートID
信号と判別されたときに、これを曲等のブログラムの先
頭であるとの判断を行っている。
すなわちこの第1図の例において、スタートIDの検索
を開始した直後のステップS1では、スタートIDの検出回
数に応じた後述する一連の時刻を示す変数tを0とし、
次のステップS2に進んで高速サーチに伴う信号の読み出
しを行う。このステップS2においては、前述したサブコ
ード記録領域内のスタートIDビットSTR−ID及びパリテ
ィPの判別結果を表すフラグP−FLGを読み取って、配
列変数DT(t)に代入する。このときの配列変数DT
(t)のtは、上記スタートIDビットSTR−IDを有する
サブコードを検出する毎に1ずつインクリメントされる
ような時間経過に応じて歩進する一種の時刻表示値とし
て用いられる。また配列変数DT(t)の値は、例えば、
第1ビットが上記スタートIDビットSTR−ID、第2ビッ
トが上記フラグP−FLGにそれぞれ対応するような2桁
の二進数にて表される。
を開始した直後のステップS1では、スタートIDの検出回
数に応じた後述する一連の時刻を示す変数tを0とし、
次のステップS2に進んで高速サーチに伴う信号の読み出
しを行う。このステップS2においては、前述したサブコ
ード記録領域内のスタートIDビットSTR−ID及びパリテ
ィPの判別結果を表すフラグP−FLGを読み取って、配
列変数DT(t)に代入する。このときの配列変数DT
(t)のtは、上記スタートIDビットSTR−IDを有する
サブコードを検出する毎に1ずつインクリメントされる
ような時間経過に応じて歩進する一種の時刻表示値とし
て用いられる。また配列変数DT(t)の値は、例えば、
第1ビットが上記スタートIDビットSTR−ID、第2ビッ
トが上記フラグP−FLGにそれぞれ対応するような2桁
の二進数にて表される。
次に、ステップS3においては、計数用の変数Kc及び変
数iをいずれも0として、次のステップS4に進む。ステ
ップS4においては、上記配列変数DT(t−i)の値が
(1,0)か否かの判断がなされる。すなわち、上記スタ
ートIDビットSTR−IDが“1"となって曲等のプログラム
の先頭位置を示しており、かつこのとき同時に上記フラ
グP−FLGが“0"でエラー無しであるとき、ステップS4
でYESと判断され、次のステップS5に進む。これらの条
件を同時に満足しないときには、ステップS4でNOと判断
され、ステップS6に進む。ステップS5では、上記計数用
の変数Kcを1インクリメントし(Kc=Kc+1)、次のス
テップS6に進む。
数iをいずれも0として、次のステップS4に進む。ステ
ップS4においては、上記配列変数DT(t−i)の値が
(1,0)か否かの判断がなされる。すなわち、上記スタ
ートIDビットSTR−IDが“1"となって曲等のプログラム
の先頭位置を示しており、かつこのとき同時に上記フラ
グP−FLGが“0"でエラー無しであるとき、ステップS4
でYESと判断され、次のステップS5に進む。これらの条
件を同時に満足しないときには、ステップS4でNOと判断
され、ステップS6に進む。ステップS5では、上記計数用
の変数Kcを1インクリメントし(Kc=Kc+1)、次のス
テップS6に進む。
ステップS6においては、上記スタートIDビットSTR−I
Dの検出回数を示す変数iを1インクリメントし(i=
i+1)、次のステップS7に進んで、該変数iが上記所
定値nに等しいか否かを判別する。NOのときには、上記
ステップS4に戻って、配列変数DT(t−i)の値を順次
判断し、判断内容に応じて変数Kcを用いた計数動作を進
めて、iが上記nになるまで繰り返す。
Dの検出回数を示す変数iを1インクリメントし(i=
i+1)、次のステップS7に進んで、該変数iが上記所
定値nに等しいか否かを判別する。NOのときには、上記
ステップS4に戻って、配列変数DT(t−i)の値を順次
判断し、判断内容に応じて変数Kcを用いた計数動作を進
めて、iが上記nになるまで繰り返す。
ステップS7でYESと判別されたときには、次のステッ
プS8に進み、上記計数用変数Kcが上記k以上となってい
るか否かを判別する。このステップS8においてYESと判
別されたときには、ステップS9に進んで、検出された信
号が確実に上記スタートIDであると判断して、次のステ
ップS11に進む。NOのときには、ステップS10に進んで、
検出された信号はスタートIDでは無いと判断して、次の
ステップS11に進む。ステップS11においては、上記変数
tを1インクリメント(t=t+1)した後、上記ステ
ップS2に戻る。
プS8に進み、上記計数用変数Kcが上記k以上となってい
るか否かを判別する。このステップS8においてYESと判
別されたときには、ステップS9に進んで、検出された信
号が確実に上記スタートIDであると判断して、次のステ
ップS11に進む。NOのときには、ステップS10に進んで、
検出された信号はスタートIDでは無いと判断して、次の
ステップS11に進む。ステップS11においては、上記変数
tを1インクリメント(t=t+1)した後、上記ステ
ップS2に戻る。
ここで、上述のような高速サーチ動作が行われる際に
は、例えば第2図のように磁気デープ上の斜めの記録ト
ラックTRに対してヘッド軌跡HTが描かれる。この第2図
のAが早送り時、Bが巻き戻し時にそれぞれ対応してい
る。上記スタートIDビットSTR−IDが記録される前述し
たサブコード記録領域SUB−1、SUB−2は、前述した第
6図に示す磁気テープの有効記録幅Wa内のやや両側縁部
よりに配されており、ヘッドの1回の走査で、上記サブ
コード記録領域SUB−1、SIB−2に対応して2回のサプ
コード読み出しが行われる。すなわち前記第8図ととも
に説明したように、各領域SUB−1、SUB−2にはそれぞ
れ8つのブロックが設けられて偶数番の4つのブロック
にスタートIDビットSTR−IDがそれぞれ記録されている
わけであるが、これらの4つのスタートIDビットSTR−I
Dの多数決を採る等により、上記スタートID検出は、1
つのサブコード記録領域SUB−1あるいはSUB−2毎に1
回ずつ行っている。従って、2ヘッドの回転ドラムの1
回転中には、4回のスタートID検出が行われる。ただ
し、スタートIDビットSTR−IDが“1"となるのは、曲等
のプログラムの先頭部分の約9秒間であるから、N倍速
読出時には9/N秒間しか上記IDビット“1"の確認が行え
ない。ところで、本件出願人は、先に、特願昭59−2320
77号明細書において、高速サーチ等のような変速再生時
にも、磁気テープに対する回転ヘッドの相対速度が通常
(ノーマル)再生時と同じになるように回転ドラムの回
転制御を行う技術を提案している。このようなヘド−テ
ープ間の相対速度を一定にするサーボをかけることも考
慮した場合に、N倍速再生時に上記サブコード内の上記
スタートIDビットSTR−IDが“1"である間に読める回数
mは、略次の式で与えられる。
は、例えば第2図のように磁気デープ上の斜めの記録ト
ラックTRに対してヘッド軌跡HTが描かれる。この第2図
のAが早送り時、Bが巻き戻し時にそれぞれ対応してい
る。上記スタートIDビットSTR−IDが記録される前述し
たサブコード記録領域SUB−1、SUB−2は、前述した第
6図に示す磁気テープの有効記録幅Wa内のやや両側縁部
よりに配されており、ヘッドの1回の走査で、上記サブ
コード記録領域SUB−1、SIB−2に対応して2回のサプ
コード読み出しが行われる。すなわち前記第8図ととも
に説明したように、各領域SUB−1、SUB−2にはそれぞ
れ8つのブロックが設けられて偶数番の4つのブロック
にスタートIDビットSTR−IDがそれぞれ記録されている
わけであるが、これらの4つのスタートIDビットSTR−I
Dの多数決を採る等により、上記スタートID検出は、1
つのサブコード記録領域SUB−1あるいはSUB−2毎に1
回ずつ行っている。従って、2ヘッドの回転ドラムの1
回転中には、4回のスタートID検出が行われる。ただ
し、スタートIDビットSTR−IDが“1"となるのは、曲等
のプログラムの先頭部分の約9秒間であるから、N倍速
読出時には9/N秒間しか上記IDビット“1"の確認が行え
ない。ところで、本件出願人は、先に、特願昭59−2320
77号明細書において、高速サーチ等のような変速再生時
にも、磁気テープに対する回転ヘッドの相対速度が通常
(ノーマル)再生時と同じになるように回転ドラムの回
転制御を行う技術を提案している。このようなヘド−テ
ープ間の相対速度を一定にするサーボをかけることも考
慮した場合に、N倍速再生時に上記サブコード内の上記
スタートIDビットSTR−IDが“1"である間に読める回数
mは、略次の式で与えられる。
m=|3+1200/N| ただし、Nは早送り時正、巻戻し時負で、 −200≦N≦200とする。
従って、200倍速の高速サーチモードにおける早送り
時に上記読める回数mは9で、巻戻し時のmは3とな
る。また、150倍速では、早送り時のmは11、巻戻し時
のmは5となり、100倍速では、早送り時のmは15、巻
戻し時のmは9となる。このように、上記スタートIDビ
ットの“1"を読める回数mが限られており、エラーレー
トも一般に悪いことより、上述したような過去n回の読
み取りデータのうちのk回以上が有効なスタートIDと確
認できるときのみ、確実にスタートIDが記録されてお
り、曲等のプログラムの先頭部分であるとの判断を行う
ようにして、信頼性の劣化を防止している。
時に上記読める回数mは9で、巻戻し時のmは3とな
る。また、150倍速では、早送り時のmは11、巻戻し時
のmは5となり、100倍速では、早送り時のmは15、巻
戻し時のmは9となる。このように、上記スタートIDビ
ットの“1"を読める回数mが限られており、エラーレー
トも一般に悪いことより、上述したような過去n回の読
み取りデータのうちのk回以上が有効なスタートIDと確
認できるときのみ、確実にスタートIDが記録されてお
り、曲等のプログラムの先頭部分であるとの判断を行う
ようにして、信頼性の劣化を防止している。
G−2.再生系の概略構成(第3図) このような動作を行わせるための信号再生系の構成の
具体例について、第3図とともに簡単に説明する。この
第3図において、回転ヘッド装置、テープ走行系及びテ
ープカセットを含むディジタルオーディオテープレコー
ダ(DAT)の機械系11からの再生信号は、再生イコライ
ザ回路等を含む所謂ヘッドアンプ12を介し、ディジタル
信号処理回路13に送られている。また、ヘッドアンプ12
の出力信号から、PLL回路等を用いたクロック再生回路1
4によりクロック信号が取り出され、このクロック信号
は、ディジタル信号処理回路13及びサーチ制御回路15に
送られている。ディジタル信号処理回路13は、誤り訂正
処理、サブコードのデコード処理、D/A変換処理等を行
う回路部であり、出力端子16よりアナログ変換されたオ
ーディオ信号が取り出されるとともに、上記サブコード
信号がマイクロプロセッサ等を用いたシステムコントロ
ーラ17に供給されている。サーチ制御回路15には、クロ
ック再生回路14からのクロック信号のみならず、ヘッド
アンプ12からの信号が供給されており、さらにシステム
コントローラ17との間で情報の送受が行われる。そして
サーチモード時には、これらの信号に基づいてサーチ制
御回路15がDATの機械系11の回転ヘッドのドラムモータ
等のサーボ駆動回路やリールモータ制御回路等を制御す
ることによって、サーチ動作が行われる。ここで、前述
した特願昭59−232077号明細書の技術を用いる場合に
は、このサーチ制御回路15によってテープと回転ヘッド
との相対速度が通常(ノーマル)再生時と同じになるよ
うに、ドラムモータやリールモータ等が制御される。
具体例について、第3図とともに簡単に説明する。この
第3図において、回転ヘッド装置、テープ走行系及びテ
ープカセットを含むディジタルオーディオテープレコー
ダ(DAT)の機械系11からの再生信号は、再生イコライ
ザ回路等を含む所謂ヘッドアンプ12を介し、ディジタル
信号処理回路13に送られている。また、ヘッドアンプ12
の出力信号から、PLL回路等を用いたクロック再生回路1
4によりクロック信号が取り出され、このクロック信号
は、ディジタル信号処理回路13及びサーチ制御回路15に
送られている。ディジタル信号処理回路13は、誤り訂正
処理、サブコードのデコード処理、D/A変換処理等を行
う回路部であり、出力端子16よりアナログ変換されたオ
ーディオ信号が取り出されるとともに、上記サブコード
信号がマイクロプロセッサ等を用いたシステムコントロ
ーラ17に供給されている。サーチ制御回路15には、クロ
ック再生回路14からのクロック信号のみならず、ヘッド
アンプ12からの信号が供給されており、さらにシステム
コントローラ17との間で情報の送受が行われる。そして
サーチモード時には、これらの信号に基づいてサーチ制
御回路15がDATの機械系11の回転ヘッドのドラムモータ
等のサーボ駆動回路やリールモータ制御回路等を制御す
ることによって、サーチ動作が行われる。ここで、前述
した特願昭59−232077号明細書の技術を用いる場合に
は、このサーチ制御回路15によってテープと回転ヘッド
との相対速度が通常(ノーマル)再生時と同じになるよ
うに、ドラムモータやリールモータ等が制御される。
以上のようにして、高速サーチ時でもテープとヘッド
との相対速度を一定に保ちながらサブコード信号中のス
タートIDビット及びパリティチェックによるエラーフラ
グを順次読み出し、n回のうちk回が正しく読み取れた
とき、確実なスタートIDであると判断するわけである。
ここで、例えばn=5、k=3とするときに、一例とし
て次のようなデータ列が得られたものとする。
との相対速度を一定に保ちながらサブコード信号中のス
タートIDビット及びパリティチェックによるエラーフラ
グを順次読み出し、n回のうちk回が正しく読み取れた
とき、確実なスタートIDであると判断するわけである。
ここで、例えばn=5、k=3とするときに、一例とし
て次のようなデータ列が得られたものとする。
スタートIDビット・・・001100101100・・・ エラーフラグ・・・010010010110・・・ このデータ列の例において、第3回目から第7回目ま
での5回の検出結果をみると、(0,1)の組が3つある
から、これを確実にスタートIDであると判断する。な
お、第7回目から第11回目までの5回の検出結果におい
て、スタートIDビットが3回“1"となっているが、その
うちフラグが“0"、すなわちエラー無しとされたのは2
回しかないため、スタートIDとは認めない。
での5回の検出結果をみると、(0,1)の組が3つある
から、これを確実にスタートIDであると判断する。な
お、第7回目から第11回目までの5回の検出結果におい
て、スタートIDビットが3回“1"となっているが、その
うちフラグが“0"、すなわちエラー無しとされたのは2
回しかないため、スタートIDとは認めない。
このように、n回のうちk回以上が正しく読み取れた
ときのみ確実なスタートIDであるとの判断を下すことに
より、高速サーチのようにエラーレートが悪い場合で
も、高い信頼性の下にスタートIDの検出が可能となる。
例えば、エラーレートが10%以上、誤検出レートが数%
以上の悪条件下でも、スタートIDの見逃し確率は500曲
につき1回程度であり、またスタートIDの誤検出確率は
テープ1巻につき0.1回程度と、優れた結果を得ること
ができた。
ときのみ確実なスタートIDであるとの判断を下すことに
より、高速サーチのようにエラーレートが悪い場合で
も、高い信頼性の下にスタートIDの検出が可能となる。
例えば、エラーレートが10%以上、誤検出レートが数%
以上の悪条件下でも、スタートIDの見逃し確率は500曲
につき1回程度であり、またスタートIDの誤検出確率は
テープ1巻につき0.1回程度と、優れた結果を得ること
ができた。
G−3.他の実施例(第4図) 次に、本発明の制御信号の検出方法の他の実施例につ
いて、第4図を参照しながら説明する。この第4図の例
においては、上述した実施例のように、過去のn回の検
出結果のうちk回以上がスタートIDとして正しく(エラ
ーフラグが0で)検出されるのみならず、さらに、残り
の検出結果は略全てがエラー有りとされ、エラーフラグ
0(誤り無し)のものがl個以下のときのみ、確実にス
タートID有りと判別するものである。
いて、第4図を参照しながら説明する。この第4図の例
においては、上述した実施例のように、過去のn回の検
出結果のうちk回以上がスタートIDとして正しく(エラ
ーフラグが0で)検出されるのみならず、さらに、残り
の検出結果は略全てがエラー有りとされ、エラーフラグ
0(誤り無し)のものがl個以下のときのみ、確実にス
タートID有りと判別するものである。
ここで、第4図のステップS21からステップS25まで
は、前記第1図のステップS1からステップS5までに略対
応している。すなわち、ステップS21においては、前記
一種の時刻指示用の変数tを0とし、次のステップS22
にて読み取りデータ(スタートIDビットSTR−ID及びパ
リティPの判別結果を表すフラグP−FLG)を配列変数D
T(t)に入れている。次にステップS23に進んで、計数
用の変数Ka、Kb、及び変数iをいずれも0とし、次のス
テップS24に進む。ステップS24では、前記第1図のステ
ップS4と同様に、上記読み取りデータDT(t−i)の値
が(1,0)であるか否かの判別を行い、YESのとき次のス
テップS25に進んで計数用変数Kaをインクリメント(Ka
=Ka+1)して次のステップS26に進む。ステップS24で
NOと判別されたときにはステップS27に進み、上記DT
(t−i)の値が(0,0)であるか否かの判断を行う。
すなわち、スタートIDビットが“0"でエラーフラグが0
(エラー無し)であるときは、スタート位置でない可能
性が高く、この状態が多く検出されるときにはスタート
と判断しない方が良い。このため、ステップS27でYESの
ときにはステップS28に進んで計数用変数Kbをインクリ
メント(Kb=Kb+1)することにより、上記(0,0)の
検出回数をカウントした後、次のステップS26に進んで
いる。、ステップS27でNOと判別されたときにはそのま
まステップS26に進む。
は、前記第1図のステップS1からステップS5までに略対
応している。すなわち、ステップS21においては、前記
一種の時刻指示用の変数tを0とし、次のステップS22
にて読み取りデータ(スタートIDビットSTR−ID及びパ
リティPの判別結果を表すフラグP−FLG)を配列変数D
T(t)に入れている。次にステップS23に進んで、計数
用の変数Ka、Kb、及び変数iをいずれも0とし、次のス
テップS24に進む。ステップS24では、前記第1図のステ
ップS4と同様に、上記読み取りデータDT(t−i)の値
が(1,0)であるか否かの判別を行い、YESのとき次のス
テップS25に進んで計数用変数Kaをインクリメント(Ka
=Ka+1)して次のステップS26に進む。ステップS24で
NOと判別されたときにはステップS27に進み、上記DT
(t−i)の値が(0,0)であるか否かの判断を行う。
すなわち、スタートIDビットが“0"でエラーフラグが0
(エラー無し)であるときは、スタート位置でない可能
性が高く、この状態が多く検出されるときにはスタート
と判断しない方が良い。このため、ステップS27でYESの
ときにはステップS28に進んで計数用変数Kbをインクリ
メント(Kb=Kb+1)することにより、上記(0,0)の
検出回数をカウントした後、次のステップS26に進んで
いる。、ステップS27でNOと判別されたときにはそのま
まステップS26に進む。
ステップS26においては変数iを1インクリメント
(i=i+1)し、次のステップS29に進んで、該変数
iが上記所定値nに等しいか否かを判別する。NOのとき
には、上記ステップS24に戻って、配列変数DT(t−
i)の値を順次判断し、判断内容に応じて変数KaやKbに
よる計数動作を進めて、iが上記nになるまで繰り返
す。ステップS29でYESと判別されたときには、次のステ
ップS30に進み、上記計数用変数Kaが上記k以上となっ
ているか否かを判別する。このステップS30においてYES
と判別されたときには、ステップS31に進み、今度は上
記計数用変数Kbが上記所定値l以下となるか否かを判別
している。そしてステップS31でもYESとされたときの
み、ステップS32に進んで、検出された信号が確実に上
記スタートIDであると判断した後、次のステップS34に
進む。これに対して、ステップS30でNOと判別されたと
き、あるいはステップS31でNOと判別されたときには、
ステップS33に進み、読み出された信号はスタートIDで
は無いと判断して、次のステップS34に進む。ステップS
34においては、上記変数tを1インクリメント(t=t
+1)した後、上記ステップS24に戻る。
(i=i+1)し、次のステップS29に進んで、該変数
iが上記所定値nに等しいか否かを判別する。NOのとき
には、上記ステップS24に戻って、配列変数DT(t−
i)の値を順次判断し、判断内容に応じて変数KaやKbに
よる計数動作を進めて、iが上記nになるまで繰り返
す。ステップS29でYESと判別されたときには、次のステ
ップS30に進み、上記計数用変数Kaが上記k以上となっ
ているか否かを判別する。このステップS30においてYES
と判別されたときには、ステップS31に進み、今度は上
記計数用変数Kbが上記所定値l以下となるか否かを判別
している。そしてステップS31でもYESとされたときの
み、ステップS32に進んで、検出された信号が確実に上
記スタートIDであると判断した後、次のステップS34に
進む。これに対して、ステップS30でNOと判別されたと
き、あるいはステップS31でNOと判別されたときには、
ステップS33に進み、読み出された信号はスタートIDで
は無いと判断して、次のステップS34に進む。ステップS
34においては、上記変数tを1インクリメント(t=t
+1)した後、上記ステップS24に戻る。
このような動作により、過去n回の検出結果のうちk
回以上がスタートIDとして正しく(エラー無く)検出さ
れ、かつ、残りの検出結果のうちでエラー無し(フラグ
が“0")にもかかわらずスタートIDを示さない(ビット
が“0")ものがl個を越えないときのみ、確実にスター
トID有りと判別しており、さらに信頼性の高いスタート
ID検出が可能となる。これは、スタートIDの有る区間で
は、データとして(1,0)が得られるはずであるが、エ
ラーが生じた場合には、(0,1),(1,1),(0,0)も
得られることになる。ただし、エラーが生じているとき
には略確実にエラーフラグが“1"となる(エラー検出が
行われる)ため、データ(0,0)が得られる確率PMは非
常に小さい。よって、(0,0)がl個も得られた場合に
は、スタートIDの無い空間だと判断すべきである。この
方法だと、見逃しの確率は、PM Lできいてくるので、見
逃し確率が格段に減り、またこの効果により、nを小さ
くすることが可能となる。
回以上がスタートIDとして正しく(エラー無く)検出さ
れ、かつ、残りの検出結果のうちでエラー無し(フラグ
が“0")にもかかわらずスタートIDを示さない(ビット
が“0")ものがl個を越えないときのみ、確実にスター
トID有りと判別しており、さらに信頼性の高いスタート
ID検出が可能となる。これは、スタートIDの有る区間で
は、データとして(1,0)が得られるはずであるが、エ
ラーが生じた場合には、(0,1),(1,1),(0,0)も
得られることになる。ただし、エラーが生じているとき
には略確実にエラーフラグが“1"となる(エラー検出が
行われる)ため、データ(0,0)が得られる確率PMは非
常に小さい。よって、(0,0)がl個も得られた場合に
は、スタートIDの無い空間だと判断すべきである。この
方法だと、見逃しの確率は、PM Lできいてくるので、見
逃し確率が格段に減り、またこの効果により、nを小さ
くすることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施例のみに限定されるもので
はなく、例えばR−DATのスタートID検出の他にも種々
の制御信号検出に適用できる。
はなく、例えばR−DATのスタートID検出の他にも種々
の制御信号検出に適用できる。
H.発明の効果 本発明に係る制御信号の検出方法によれば、高速サー
チのようなエラーレートの悪い条件下でも高い信頼性を
保ちながらスタートID信号等の制御信号を検出すること
が可能となる。
チのようなエラーレートの悪い条件下でも高い信頼性を
保ちながらスタートID信号等の制御信号を検出すること
が可能となる。
第1図は本発明の制御信号の検出方法の一実施例による
スタートIDの検出動作を説明するためのフローチャー
ト、第2図は高速サーチ時におけるテープ上のトラック
に対するヘッド軌跡を示す平面図、第3図は上記実施例
に用いられる信号再生系の一例を示すブロック図、第4
図は本発明の他の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート、第5図及び第6図は回転ヘッド型のディジタ
ルオーディオテープレコーダにおけるトラックフォーマ
ット及びテープ記録フォーマットの例をそれぞれ示す
図、第7図は回転ヘッド装置の概略構成を示す模式図、
第8図は上記トラックフォーマットにおける1ブロック
のフォーマットを示す図である。 1……磁気テープ 2……回転ドラム 3a、3b……回転磁気ヘッド 11……DATの機械系 12……ヘッドアンプ 13……ディジタル信号処理回路 14……クロック再生回路 15……サーチ制御回路 17……システムコントローラ
スタートIDの検出動作を説明するためのフローチャー
ト、第2図は高速サーチ時におけるテープ上のトラック
に対するヘッド軌跡を示す平面図、第3図は上記実施例
に用いられる信号再生系の一例を示すブロック図、第4
図は本発明の他の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート、第5図及び第6図は回転ヘッド型のディジタ
ルオーディオテープレコーダにおけるトラックフォーマ
ット及びテープ記録フォーマットの例をそれぞれ示す
図、第7図は回転ヘッド装置の概略構成を示す模式図、
第8図は上記トラックフォーマットにおける1ブロック
のフォーマットを示す図である。 1……磁気テープ 2……回転ドラム 3a、3b……回転磁気ヘッド 11……DATの機械系 12……ヘッドアンプ 13……ディジタル信号処理回路 14……クロック再生回路 15……サーチ制御回路 17……システムコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−702(JP,A) 特開 昭50−151403(JP,A) 特開 昭51−73372(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体の一連の記録範囲に亘って記録さ
れた制御信号を高速で検出する方法において、 上記一連の記録範囲内で読み出された制御信号が、所定
の制御信号でありかつエラー無しであるか否かを判別す
る判別工程と、 上記判別工程をn回(nは2以上の整数)繰り返すとき
の上記判別条件を満たす回数を計数する計数工程と、 上記計数工程にて計数された回数がk回(k≦n)以上
のとき、上記所定の制御信号が確実に記録されていると
判断する工程とを有する ことを特徴とする制御信号の検出方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61152205A JP2550949B2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | 制御信号の検出方法 |
US07/064,829 US4837640A (en) | 1986-06-28 | 1987-06-19 | Method and apparatus for detecting a control signal |
GB8714821A GB2192089B (en) | 1986-06-28 | 1987-06-24 | Method and apparatus for detecting a control device |
FR8709087A FR2600806B1 (fr) | 1986-06-28 | 1987-06-26 | Procede et appareil de detection de signal de commande |
DE3721193A DE3721193C2 (de) | 1986-06-28 | 1987-06-26 | Verfahren zum Erfassen von Steuersignalen, die auf einem Aufzeichnungsmedium aufgezeichnet sind |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61152205A JP2550949B2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | 制御信号の検出方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7219229A Division JP2581032B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 信号検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS639052A JPS639052A (ja) | 1988-01-14 |
JP2550949B2 true JP2550949B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=15535360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61152205A Expired - Lifetime JP2550949B2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | 制御信号の検出方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4837640A (ja) |
JP (1) | JP2550949B2 (ja) |
DE (1) | DE3721193C2 (ja) |
FR (1) | FR2600806B1 (ja) |
GB (1) | GB2192089B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6419550A (en) * | 1987-07-14 | 1989-01-23 | Clarion Co Ltd | Start signal decision device in rotary head type digital regenerator |
GB8800352D0 (en) * | 1988-01-08 | 1988-02-10 | Hewlett Packard Ltd | Search method for recording medium |
GB8905435D0 (en) * | 1989-03-09 | 1989-04-19 | Hewlett Packard Ltd | Data storage apparatus |
US5218487A (en) * | 1989-11-09 | 1993-06-08 | Archive Corporation | Audio tape operation on a DAT data storage drive |
JP2681407B2 (ja) * | 1990-03-06 | 1997-11-26 | アルプス電気株式会社 | 回転ヘッド式磁気記録再生装置 |
KR910017365A (ko) * | 1990-03-27 | 1991-11-05 | 이우에 사또시 | 디지탈 오디오 테이프 레코더 |
JP2900507B2 (ja) * | 1990-04-26 | 1999-06-02 | ソニー株式会社 | デジタルデータ再生装置 |
JP2540985B2 (ja) * | 1990-05-29 | 1996-10-09 | 三菱電機株式会社 | デイジタル画面デ―タの記録方式 |
JPH04209384A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-30 | Sharp Corp | 磁気テープ記録/再生装置 |
JP2769250B2 (ja) * | 1991-06-19 | 1998-06-25 | 三菱電機株式会社 | 磁気テープ再生装置 |
US5490250A (en) * | 1991-12-31 | 1996-02-06 | Amdahl Corporation | Method and apparatus for transferring indication of control error into data path of data switcher |
JPH0969276A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-11 | Sony Corp | サーチ方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3863215A (en) * | 1973-07-03 | 1975-01-28 | Rca Corp | Detector for repetitive digital codes |
JPS5629879A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-25 | Sony Corp | Recording and reproduction method |
US4622600A (en) * | 1983-12-26 | 1986-11-11 | Hitachi, Ltd. | Rotary-head type PCM data recording/reproducing method and apparatus with a redundancy-reduced control data format |
DE3504354A1 (de) * | 1984-02-10 | 1985-08-22 | Pioneer Electronic Corp., Tokio/Tokyo | Bandpositionsdaten-aufzeichnungs- und -wiedergabeverfahren |
JPS60237692A (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デイジタルテ−プレコ−ダ |
DE3584609D1 (de) * | 1984-11-02 | 1991-12-12 | Sony Corp | Geraet zur erzeugung digitaler signale. |
-
1986
- 1986-06-28 JP JP61152205A patent/JP2550949B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-06-19 US US07/064,829 patent/US4837640A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-24 GB GB8714821A patent/GB2192089B/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-26 FR FR8709087A patent/FR2600806B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1987-06-26 DE DE3721193A patent/DE3721193C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB8714821D0 (en) | 1987-07-29 |
GB2192089B (en) | 1990-06-06 |
US4837640A (en) | 1989-06-06 |
GB2192089A (en) | 1987-12-31 |
JPS639052A (ja) | 1988-01-14 |
DE3721193C2 (de) | 1997-10-02 |
DE3721193A1 (de) | 1988-01-07 |
FR2600806B1 (fr) | 1994-02-25 |
FR2600806A1 (fr) | 1987-12-31 |
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