JP2545140Y2 - パック装置の着脱機構 - Google Patents
パック装置の着脱機構Info
- Publication number
- JP2545140Y2 JP2545140Y2 JP7543091U JP7543091U JP2545140Y2 JP 2545140 Y2 JP2545140 Y2 JP 2545140Y2 JP 7543091 U JP7543091 U JP 7543091U JP 7543091 U JP7543091 U JP 7543091U JP 2545140 Y2 JP2545140 Y2 JP 2545140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting portion
- base shaft
- pack device
- shaft
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y02E60/12—
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- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電池パック、ハードディ
スクドライブ装置等の様に本体に着脱可能なパック装置
の着脱機構に関する。
スクドライブ装置等の様に本体に着脱可能なパック装置
の着脱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等の電子機器においては、小型軽量化が進
み、かつ回路の低消費電力化が進んだため、電池駆動に
より任意の場所に携帯して使用可能となってきた。
プロセッサ等の電子機器においては、小型軽量化が進
み、かつ回路の低消費電力化が進んだため、電池駆動に
より任意の場所に携帯して使用可能となってきた。
【0003】また、この様な装置では長時間の携帯使用
を可能とするために電池パックの着脱を可能とするだで
はなく、フロッピィディスク装置やハードディスク装置
等も着脱可能とし、不要時には更なる軽量化を計れる様
にしたものもある(例えば特願平2−320418号参
照)。
を可能とするために電池パックの着脱を可能とするだで
はなく、フロッピィディスク装置やハードディスク装置
等も着脱可能とし、不要時には更なる軽量化を計れる様
にしたものもある(例えば特願平2−320418号参
照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然るに、上記特願平2
−320418号に記載されている着脱機構は、上記電
池パック等のパック装置を本体内に係止させるための係
止機構を解除するための解除機構と、この解除機構が簡
単に解除できない様にするためのロック機構とからな
り、パック装置を本体より取外す際には上記ロック機構
と解除機構とを略同時に操作しなければならないため片
手で取出すことが困難であった。
−320418号に記載されている着脱機構は、上記電
池パック等のパック装置を本体内に係止させるための係
止機構を解除するための解除機構と、この解除機構が簡
単に解除できない様にするためのロック機構とからな
り、パック装置を本体より取外す際には上記ロック機構
と解除機構とを略同時に操作しなければならないため片
手で取出すことが困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、この点に鑑み
てなされたもので、その構成的特徴は、本体内に形成さ
れ、一端が開放端となった装着部に上記開放端を介して
装着されるパック装置の着脱を可能とするための機構で
あって、上記装着部に隣接して上記パック装置の挿入方
向と平行に延在すると共にこの延在方向に摺動可能であ
り、かつ、上記延在軸を中心に回動可能な基軸と、該基
軸の上記本体外へ突出した一端に装着されたつまみと、
上記基軸中程に固定され、この基軸の延在方向と直交す
る方向に突出した突出片と、上記装着部と基軸との間に
植設された回動軸と、該回動軸に回転自在に軸支される
と共に、上記基軸が上記つまみの回転操作により回動さ
れた際に上記突出片が嵌合する嵌合部と、上記回動軸を
狭んで上記嵌合部の反対側に位置し、上記パック装置が
上記装着部に装着された状態では上記パック装置に形成
された凹部に係止可能なフック部とを備え、かつ常に上
記フック部が上記装着部内に入り込む様に回動付勢され
た部材と、からなることにある。
てなされたもので、その構成的特徴は、本体内に形成さ
れ、一端が開放端となった装着部に上記開放端を介して
装着されるパック装置の着脱を可能とするための機構で
あって、上記装着部に隣接して上記パック装置の挿入方
向と平行に延在すると共にこの延在方向に摺動可能であ
り、かつ、上記延在軸を中心に回動可能な基軸と、該基
軸の上記本体外へ突出した一端に装着されたつまみと、
上記基軸中程に固定され、この基軸の延在方向と直交す
る方向に突出した突出片と、上記装着部と基軸との間に
植設された回動軸と、該回動軸に回転自在に軸支される
と共に、上記基軸が上記つまみの回転操作により回動さ
れた際に上記突出片が嵌合する嵌合部と、上記回動軸を
狭んで上記嵌合部の反対側に位置し、上記パック装置が
上記装着部に装着された状態では上記パック装置に形成
された凹部に係止可能なフック部とを備え、かつ常に上
記フック部が上記装着部内に入り込む様に回動付勢され
た部材と、からなることにある。
【0006】
【作用】斯る構成によれば、装着部に装着されたパック
装置の取外しは、つまみを回動し、かつその状態でつま
みを本体内方向に押込むことによりフック部とパック装
置との係止が解除され、簡単に行なえる。
装置の取外しは、つまみを回動し、かつその状態でつま
みを本体内方向に押込むことによりフック部とパック装
置との係止が解除され、簡単に行なえる。
【0007】
【実施例】図1は本考案の実施例を示す要部上面図であ
り、また、図2は更にその要部斜視図である。
り、また、図2は更にその要部斜視図である。
【0008】図1において、(1)は例えばパーソナル
コンピュータの本体を示し、この本体(1)内には例え
ば電池パック、ハードディスクドライブ装置或いはフロ
ッピィディスク装置等のパック装置(2)が着脱可能に
配される空間(以下では装着部と称す)(3)が形成さ
れている。尚、この装着部(3)へのパック装置(2)
の装着は、装着部(3)の開放端より上記パック装置
(2)を押込むことにより行なえる。また、上記パック
装置(2)と本体(1)内の回路(図示せず)との電気
的接続は、装着部(3)の最深部(図1中における着脱
部上端)壁に配されているスプリング状電極(4)を介
して行われる。
コンピュータの本体を示し、この本体(1)内には例え
ば電池パック、ハードディスクドライブ装置或いはフロ
ッピィディスク装置等のパック装置(2)が着脱可能に
配される空間(以下では装着部と称す)(3)が形成さ
れている。尚、この装着部(3)へのパック装置(2)
の装着は、装着部(3)の開放端より上記パック装置
(2)を押込むことにより行なえる。また、上記パック
装置(2)と本体(1)内の回路(図示せず)との電気
的接続は、装着部(3)の最深部(図1中における着脱
部上端)壁に配されているスプリング状電極(4)を介
して行われる。
【0009】(5)は装着部(3)側面に沿って配され
た着脱機構であり、該脱着機構は上記パック装置(2)
の装着部(3)への着脱を助けるものである。以下で
は、図1及び図2を用いて詳細に説明する。
た着脱機構であり、該脱着機構は上記パック装置(2)
の装着部(3)への着脱を助けるものである。以下で
は、図1及び図2を用いて詳細に説明する。
【0010】(6)は基軸であり、該基軸は装着部
(3)の側面に沿って延在すると共にその延在軸を中心
に回動自在である。また、その一端(図1中下方端)
は、本体(1)の外壁(100)に穿設された透孔(1
01)を挿通し、他端は上記最深部壁に隣接して一体的
に設けられた支持壁(102)を挿通している。更に、
上記他端には抜止部材(7)が装着されているので、図
1中下方側への基軸(6)の抜けが防止される。一方、
基軸(6)の一端にはラグビーボール形状のつまみ
(8)が装着され、かつ透孔(101)の形状は図1中
の紙面垂直方向に細長い形となっている。従って、つま
み(8)が図1に示す如く横長の状態(以下、単に第1
状態という)にある際には、このつまみ(8)により基
軸(6)の上方への移動が規制されるが、上記つまみ
(8)を反時計方向に、90度回動させ縦長状態(以
下、単に第2状態という)とすると、つまみ(8)が透
孔(101)を挿通可能となるため、基軸(6)も上方
に移動可能となる。(9)は基軸(6)の略中央に固定
された第1部材であり、該第1部材はつまみ(8)が第
1状態の時、図1において紙面垂直方向に突出する突出
片(91)と、図1において紙面垂直方向に垂下する係
止片(92)とを備える。(10)は第1バネ部材であ
り、該バネ部材は支持壁(102)と第1部材(9)と
の間の基軸(6)に巻回され、かつその一端は支持壁
(102)に固定され、他端は第1部材(9)の係止片
(92)に当接する。従って、第1部材(9)はつまみ
(8)が第2状態にあり、かつこの状態で基軸(6)が
本体(1)内方に移動された時、この移動力に抗して基
軸(6)(即ち、つまみ(8))を元の位置に押し戻そ
うとすると共に、基軸(6)に対して時計方向の回動力
を与えることとなる。
(3)の側面に沿って延在すると共にその延在軸を中心
に回動自在である。また、その一端(図1中下方端)
は、本体(1)の外壁(100)に穿設された透孔(1
01)を挿通し、他端は上記最深部壁に隣接して一体的
に設けられた支持壁(102)を挿通している。更に、
上記他端には抜止部材(7)が装着されているので、図
1中下方側への基軸(6)の抜けが防止される。一方、
基軸(6)の一端にはラグビーボール形状のつまみ
(8)が装着され、かつ透孔(101)の形状は図1中
の紙面垂直方向に細長い形となっている。従って、つま
み(8)が図1に示す如く横長の状態(以下、単に第1
状態という)にある際には、このつまみ(8)により基
軸(6)の上方への移動が規制されるが、上記つまみ
(8)を反時計方向に、90度回動させ縦長状態(以
下、単に第2状態という)とすると、つまみ(8)が透
孔(101)を挿通可能となるため、基軸(6)も上方
に移動可能となる。(9)は基軸(6)の略中央に固定
された第1部材であり、該第1部材はつまみ(8)が第
1状態の時、図1において紙面垂直方向に突出する突出
片(91)と、図1において紙面垂直方向に垂下する係
止片(92)とを備える。(10)は第1バネ部材であ
り、該バネ部材は支持壁(102)と第1部材(9)と
の間の基軸(6)に巻回され、かつその一端は支持壁
(102)に固定され、他端は第1部材(9)の係止片
(92)に当接する。従って、第1部材(9)はつまみ
(8)が第2状態にあり、かつこの状態で基軸(6)が
本体(1)内方に移動された時、この移動力に抗して基
軸(6)(即ち、つまみ(8))を元の位置に押し戻そ
うとすると共に、基軸(6)に対して時計方向の回動力
を与えることとなる。
【0011】(11)は装着部(3)と基軸(6)との
中間に配された第2部材であり、該第2部材は回動軸
(12)に回転自在に軸支されると共に、この軸を中心
として装着部(3)の開放端方向に延在するフック部
(111)と、その反対方向に延在する嵌合部(11
2)とを備える。(13)は回動軸(12)に巻回され
た第2バネ部材であり、該バネ部材は第2部材(11)
に図1において時計方向に回動する回動力を与えるべく
一端が第2部材(11)に当接している。尚、第2部材
(11)の上記回動は第1部材(9)が規制部材として
働くためそれ以上の回動は行われない。上記フック部
(111)はパック装置(2)が装着部(3)に完全に
装着された状態では図3に示す如くパック装置(2)の
凹部(21)に係止し、上記パック装置(21)が装着
部(3)より外れることを防止する。また、上記嵌合部
(112)は第1部材(9)の突出片(91)に隣接し
て位置し、つまみ(8)が第2状態となった時上記突出
片(91)が嵌合可能となっている。
中間に配された第2部材であり、該第2部材は回動軸
(12)に回転自在に軸支されると共に、この軸を中心
として装着部(3)の開放端方向に延在するフック部
(111)と、その反対方向に延在する嵌合部(11
2)とを備える。(13)は回動軸(12)に巻回され
た第2バネ部材であり、該バネ部材は第2部材(11)
に図1において時計方向に回動する回動力を与えるべく
一端が第2部材(11)に当接している。尚、第2部材
(11)の上記回動は第1部材(9)が規制部材として
働くためそれ以上の回動は行われない。上記フック部
(111)はパック装置(2)が装着部(3)に完全に
装着された状態では図3に示す如くパック装置(2)の
凹部(21)に係止し、上記パック装置(21)が装着
部(3)より外れることを防止する。また、上記嵌合部
(112)は第1部材(9)の突出片(91)に隣接し
て位置し、つまみ(8)が第2状態となった時上記突出
片(91)が嵌合可能となっている。
【0012】(14)は基軸(6)下方に配されたスラ
イド部材であり、該スライド部材には上記基軸(16)
の延在方向と非平行な方向に延在するスリット(14
1)が形成され、そのスリット(141)内には止め部
材(142)が本体(1)より植設されている。従っ
て、上記スライド部材(14)は上記スリット(14
1)の延在方向に摺動可能ではあるが、その範囲は上記
止め部材(142)により規制されることとなる。ま
た、上記止め部材(142)とスライド部材(14)と
は第3バネ部材(15)により連結されているので、上
記スライド部材(14)はこの第3バネ部材(15)の
バネ力により図1及び図2に示す如くスリット(14
1)の右端に止め部材(142)が当接する方向に力が
働き、これに伴なってスライド部材(14)の一端が装
着部(3)内に突出することとなる。更に、上記スライ
ド部材(14)の他端には台座部(143)が一体的に
形成されている。この台座部(143)上には後の説明
から明らかとなる様に第1部材(9)の係止片(92)
が係止される。
イド部材であり、該スライド部材には上記基軸(16)
の延在方向と非平行な方向に延在するスリット(14
1)が形成され、そのスリット(141)内には止め部
材(142)が本体(1)より植設されている。従っ
て、上記スライド部材(14)は上記スリット(14
1)の延在方向に摺動可能ではあるが、その範囲は上記
止め部材(142)により規制されることとなる。ま
た、上記止め部材(142)とスライド部材(14)と
は第3バネ部材(15)により連結されているので、上
記スライド部材(14)はこの第3バネ部材(15)の
バネ力により図1及び図2に示す如くスリット(14
1)の右端に止め部材(142)が当接する方向に力が
働き、これに伴なってスライド部材(14)の一端が装
着部(3)内に突出することとなる。更に、上記スライ
ド部材(14)の他端には台座部(143)が一体的に
形成されている。この台座部(143)上には後の説明
から明らかとなる様に第1部材(9)の係止片(92)
が係止される。
【0013】今、図1に示す状態においてパック装置
(2)を図中矢印方向に摺動させ、装着部(3)に装着
すると、図3に示す如く第2部材(11)のフック部
(111)がパック装置(2)の凹部(21)に係止さ
れ、このパック装置(2)が外れることを防止すると共
にスライド部材(14)はその一端がパック部材(2)
の側面に当接し、装着部(3)外に押出される様な力が
働くので図1の状態から右上方に摺動することとなる。
(2)を図中矢印方向に摺動させ、装着部(3)に装着
すると、図3に示す如く第2部材(11)のフック部
(111)がパック装置(2)の凹部(21)に係止さ
れ、このパック装置(2)が外れることを防止すると共
にスライド部材(14)はその一端がパック部材(2)
の側面に当接し、装着部(3)外に押出される様な力が
働くので図1の状態から右上方に摺動することとなる。
【0014】次に、装着部(3)に装着されたパック装
置(2)を取外す場合について説明する。
置(2)を取外す場合について説明する。
【0015】図3の状態において、まずつまみ(8)を
反時計方向に90°回転する。これにより、第1部材
(9)は第1バネ部材(10)のバネ力に抗して回動
し、その結果図4に示す如く突出片(91)が第2部材
(11)の嵌合部(112)に嵌合すると共に、更に係
止片(92)の端部がスライド部材(14)の台座部
(143)上に係止することとなる。従って、上記つま
み(8)は第1バネ部材(10)のバネ力に抗して反時
計方向に90°回動した位置に保持されることとなる。
尚、上記係止片(92)と台座部(143)との係止
は、上記第1部材(9)が反時計方向に回動する時、上
記係止片(92)が台座(143)の側壁に当接した状
態でスライド部材(14)を図3中右方向に摺動させる
力が働き、スライド部材(14)は図3に示した状態よ
り更に右上方に摺動する。そして、つまみ(8)が90
°回転した時点では係止片(92)は台座部(143)
上方に位置することとなる。この時点では台座(14
3)に付与されていた摺動力は解除されるため、スライ
ド部材(14)は第3バネ部材(15)の復元力により
図3に示す位置に復帰することとなる。その結果、係止
片(92)は第1バネ部材(10)のバネ力により図2
に示す様な位置に戻ろうとするが、上記台座部(14
3)によりそれが阻止され図4に示す状態に保持され
る。
反時計方向に90°回転する。これにより、第1部材
(9)は第1バネ部材(10)のバネ力に抗して回動
し、その結果図4に示す如く突出片(91)が第2部材
(11)の嵌合部(112)に嵌合すると共に、更に係
止片(92)の端部がスライド部材(14)の台座部
(143)上に係止することとなる。従って、上記つま
み(8)は第1バネ部材(10)のバネ力に抗して反時
計方向に90°回動した位置に保持されることとなる。
尚、上記係止片(92)と台座部(143)との係止
は、上記第1部材(9)が反時計方向に回動する時、上
記係止片(92)が台座(143)の側壁に当接した状
態でスライド部材(14)を図3中右方向に摺動させる
力が働き、スライド部材(14)は図3に示した状態よ
り更に右上方に摺動する。そして、つまみ(8)が90
°回転した時点では係止片(92)は台座部(143)
上方に位置することとなる。この時点では台座(14
3)に付与されていた摺動力は解除されるため、スライ
ド部材(14)は第3バネ部材(15)の復元力により
図3に示す位置に復帰することとなる。その結果、係止
片(92)は第1バネ部材(10)のバネ力により図2
に示す様な位置に戻ろうとするが、上記台座部(14
3)によりそれが阻止され図4に示す状態に保持され
る。
【0016】その後、つまみ(8)を本体(1)内方へ
押込むと、基軸(6)もその方向に摺動する。これに伴
なって、第1部材(9)の突出片(91)が摺動し、第
2部材(11)に図3中反時計方向に回動する力を与え
る。この結果、パック装置(2)の凹部(21)とフッ
ク部(111)との係止が解除される。従って、パック
装置(2)はスプリング状電極(4)のバネ力により本
体(1)外方に押し出される。また、つまみ(8)を押
込むことにより、第1部材(9)も本体(1)内方へ移
動する。従って、係止片(92)と台座部(143)と
の係止は解除され、これにより第1バネ部材(10)の
バネ力により上記係止片(92)は図2に示すように基
軸(6)より垂下する位置に戻ることが可能となる。ゆ
えに、上記つまみ(8)の本体(1)内方への押込みを
解除すると、基軸(6)は第1バネ部材(10)のバネ
力により図1及び図2に示す如き元の位置に戻ることと
なる。尚、スライド部材(14)はパック装置(2)側
面の当接が解除されると第3バネ部材(15)のバネ力
により図1に示す如き元の位置に戻る。
押込むと、基軸(6)もその方向に摺動する。これに伴
なって、第1部材(9)の突出片(91)が摺動し、第
2部材(11)に図3中反時計方向に回動する力を与え
る。この結果、パック装置(2)の凹部(21)とフッ
ク部(111)との係止が解除される。従って、パック
装置(2)はスプリング状電極(4)のバネ力により本
体(1)外方に押し出される。また、つまみ(8)を押
込むことにより、第1部材(9)も本体(1)内方へ移
動する。従って、係止片(92)と台座部(143)と
の係止は解除され、これにより第1バネ部材(10)の
バネ力により上記係止片(92)は図2に示すように基
軸(6)より垂下する位置に戻ることが可能となる。ゆ
えに、上記つまみ(8)の本体(1)内方への押込みを
解除すると、基軸(6)は第1バネ部材(10)のバネ
力により図1及び図2に示す如き元の位置に戻ることと
なる。尚、スライド部材(14)はパック装置(2)側
面の当接が解除されると第3バネ部材(15)のバネ力
により図1に示す如き元の位置に戻る。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、装着部へ装着されたパ
ック装置の取外しは、つまみを回転させ、かつその状態
で本体内方に押込むだけで行なえるので、片手で簡単に
行なえる。
ック装置の取外しは、つまみを回転させ、かつその状態
で本体内方に押込むだけで行なえるので、片手で簡単に
行なえる。
【図1】本考案の実施例を示す上面図である。
【図2】本実施例の要部拡大斜視図である。
【図3】本実施例の上面図である。
【図4】本実施例の要部拡大斜視図である。
1 本体 2 パック装置 3 装着部 6 基軸 8 つまみ 9 第1部材 11 第2部材 12 回動軸 21 凹部 91 突出片 111 フック部 112 嵌合部
Claims (1)
- 【請求項1】 本体内に形成され、一端が開放端となっ
た装着部に上記開放端を介して装着されるパック装置の
着脱を可能とするための機構であって、 上記装着部に隣接して上記パック装置の挿入方向と平行
に延在すると共にこの延在方向に摺動可能であり、か
つ、上記延在軸を中心に回動可能な基軸と、 該基軸の上記本体外へ突出した一端に装着されたつまみ
と、 上記基軸中程に固定され、この基軸の延在方向と直交す
る方向に突出した突出片と、 上記装着部と基軸との間に植設された回動軸と、 該回動軸に回転自在に軸支されると共に、上記基軸が上
記つまみの回転操作により回動された際に上記突出片が
嵌合する嵌合部と、上記回動軸を狭んで上記嵌合部の反
対側に位置し、上記パック装置が上記装着部に装着され
た状態では上記パック装置に形成された凹部に係止可能
なフック部とを備え、かつ常に上記フック部が上記装着
部内に入り込む様に回動付勢された部材と、 からなることを特徴とするパック装置の着脱機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7543091U JP2545140Y2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | パック装置の着脱機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7543091U JP2545140Y2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | パック装置の着脱機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530919U JPH0530919U (ja) | 1993-04-23 |
JP2545140Y2 true JP2545140Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13576000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7543091U Expired - Lifetime JP2545140Y2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | パック装置の着脱機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545140Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112440708B (zh) * | 2019-08-30 | 2024-06-18 | 奥动新能源汽车科技有限公司 | 电池包防脱系统及包括其的电池包托架 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP7543091U patent/JP2545140Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530919U (ja) | 1993-04-23 |
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