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JP2541514B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JP2541514B2
JP2541514B2 JP7217706A JP21770695A JP2541514B2 JP 2541514 B2 JP2541514 B2 JP 2541514B2 JP 7217706 A JP7217706 A JP 7217706A JP 21770695 A JP21770695 A JP 21770695A JP 2541514 B2 JP2541514 B2 JP 2541514B2
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JP
Japan
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signal
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erasing
recording
Prior art date
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JP7217706A
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JPH0850745A (ja
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尚 浅野
克純 稲沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムの開始
を表わすプログラムスタート識別信号や不要情報部分を
スキップするためのスキップ識別信号等を消去する場合
等に用いて好適な記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号をPCM信号としてテー
プに記録するデジタルテープレコーダとして回転ヘッド
を使用したものが知られている。
【0003】これは、R−DATと呼ばれているもの
で、直径が例えば30mm程度の小型のドラムにテープ
を90゜分巻き付けるとともに、180゜隔てて配置し
たアジマスの異なる2個の回転ヘッドを交互にテープ上
を90゜ラップ各分ずつ間欠的に走査させるようにす
る。
【0004】一方、オーディオ信号を例えばサンプリン
グ周波数48kHzでサンプリングし、各サンプル値を
16ビット直線量子化してPCMオーディオ信号を生成
し、それを回転ヘッドの1/2回転時間毎に、90゜ラ
ップ角分に時間圧縮して回転ヘッドによってテープ上に
斜めの1本づつのトラックとして記録する。
【0005】そして、再生時は、2個の回転ヘッドによ
りのPCM信号をデコーダするとともに、元の時間軸に
伸長した後、アナログオーディオ信号に戻すようにする
ものである。
【0006】この場合に、各トラックには、PCMデー
タだけではなく、再生時のトラッキングサーボ用の信
号、更にタイムコードや曲の頭等に挿入されるプログラ
ムナンバー等のサブコードがPCMデータとは別の領域
に記録される。
【0007】図5は、このR−DATのテープフォーマ
ットを示すもので、PCMオーディオ信号が90゜角範
囲の各トラックTの中ほどの60゜弱の領域PCMに記
録されるとともに、この領域PCMの両側の2箇所の領
域ATF(それぞれ約2.3゜)にはトラッキングサー
ボ用のパイロット信号が記録される。更にその外側の両
側の2箇所の領域SUB(それぞれ約5゜分)にはサブ
コードが記録される。
【0008】トラッキングサーボ用のパイロット信号領
域ATF及びサブコード領域SUBがこのように各トラ
ックの上下の2箇所に設けられるのは、ドロップアウト
に対処するとともに、高速サーチ時にもできるだけサブ
コードを拾うことができるようにするためである。
【0009】なお、領域PCM、ATF及びSUB間に
はガード領域が形成されるとともに、各トラックの頭と
終わりはマージン領域とされている。
【0010】この場合、各サブコード領域SUBには、
8ブロックのサブコードブロックが書かれるが、1本の
トラックの上下の領域には同じ内容のサブコードが書か
れる。
【0011】図6はサブコードブロックのフォーマット
を示すもので、サブコードブロックの1ブロックは、P
CMデータブロックと同様に288ビットで構成されて
いる。
【0012】そして、図に示すように、1ブロックの始
めの8ビットは、ブロック同期信号、次の8ビットのデ
ータW1 はサブコードID、次の8ビットのデータW2
はサブコードIDとそのブロックのアドレス信号、次の
8ビットはデータW1 及びW 2 について生成されたエラ
ー訂正用のパリティP、残りの256ビット(8ビット
で1シンボルを形成するので32シンボルからなる)
は、サブコードデータとそれについて生成されたエラー
訂正用のパリティである。
【0013】8ビットのデータW1 及びW2 は、より詳
しくは図6に示すようなものとされている。
【0014】即ち、データW1 のMSBはそのブロック
がサブコードブロックかPCMデータブロックかを識別
するするために用いられ、サブコードブロックのとき
は、これが図のように「1」になる。また、データW2
の下位4ビットはブロックアドレスで、そのLSBが
「0」か「1」かでサブコードIDの内容が異なる。ブ
ロックアドレスのLSBが「0」のときには、データW
1 は4ビットのコントロールIDと4ビットのデータI
Dからなり、データW2 のブロックアドレスの上位3ビ
ットはフォーマットIDとされる。
【0015】ブロックアドレスのLSBが「1」のとき
には、データW1 及びデータW2 の上位3ビットはプロ
グラムナンバーを示す。この場合、プログラムナンバー
は3ディジットのBCDコードで表わされ、データW2
のブロックアドレスの上位3ビットPNO−1は最上位
桁を、データW1 の上位4ビットPNO−2は真中の桁
を、下位4ビットPNO−3は最下位の桁を、それぞれ
表わすもので、プログラムナンバーは〔001〕〜〔7
99〕まで表わされる。なお、
〔000〕はプログラム
ナンバーが記録されていないことを示し、また〔0A
A〕はプログラムナンバーが無効であることを示す。
【0016】ブロックアドレスのLSBが「0」である
サブコードブロックと「1」であるサブコードブロック
は、各サブコード領域SUBの8ブロックのうち4個ず
つ交互に記録される。
【0017】また、コントロールIDは例えば4ビット
(4種類)のID(識別信号)から成り、目次を表わす
ための目次識別信号(TOC−ID)、不要情報部分を
スキップするためのスキップ識別信号(SKIP−I
D)、プログラムの開始を表わすためのプログラムスタ
ート識別信号(START−ID)、情報の優先度を表
わすための優先度識別信号(PRIORITY−ID)
が含まれる。
【0018】ここで、プログラムスタート識別信号の記
録の仕方は特願昭60−98969号に開示され、スキ
ップ識別信号の記録の仕方は特願昭60−116213
号に開示されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
識別信号のうち、プログラムスタート識別信号及びスキ
ップ識別信号はそれぞれ例えば9秒及び1秒しか記録さ
れてなく、これらを消去しようとする場合、記録されて
いる場所をサーチするのが大変であり、また、消去する
場合、“0”データの記録であるから、どこまで消去し
たのかがわからず、しかも消去を開始するタイミングが
難しく、小さな消し残りが生ずる等の欠点があった。
【0020】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、プログラムスタート識
別信号又はスキップ識別信号の位置のサーチや消去を自
動的に行なうことにより、サーチするための煩わしさ、
消去、開始、終了のタイミングの難しさをなくし、小さ
な消し残しをなくして確実に所望の識別信号を消去する
ことができ、しかも、消去する期間にRF信号がない
(つまり無音)場合に、そのRF信号の無い期間をスキ
ップして上記識別信号の消去を再開することができる記
録再生装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録再生装
置は、情報プログラムと該情報プログラムの識別信号と
が記録された記録媒体から上記識別信号を消去する記録
再生装置において、上記記録されている識別信号の先頭
アドレスを検出する検出手段と、上記検出手段にて上記
識別信号の先頭アドレスが検出されるまでの期間、上記
記録媒体と再生ヘッドを相対的に移送する移送手段と、
上記検出手段にて検出した上記識別信号の先頭アドレス
を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶した上記識
別信号の先頭アドレスに基づいて所定時間、上記識別信
号を消去する識別信号消去手段とを備え、上記識別信号
の消去期間中にアドレス信号が存在しない場合に、上記
移送手段が、上記記録媒体と再生ヘッドをアドレス信号
が存在する領域まで相対的に移送するように構成する。
【0022】これにより、まず、記録媒体に記録された
情報プログラムの識別信号の先頭アドレスが検出手段に
て検出されるまで、移送手段が上記記録媒体と再生ヘッ
ドを相対的に移送し、上記検出手段にて情報プログラム
の識別信号の先頭アドレスが検出された段階で、記憶手
段にその検出された先頭アドレスが記憶される。
【0023】そして、識別信号消去手段によって、上記
記憶手段に記憶された上記識別信号の先頭アドレスに基
づいて所定時間、上記識別信号が消去される。
【0024】この場合、上記情報プログラムの識別信号
が自動的にかつ確実に消去されることとなり、識別信号
に関し、小さな消し残りが生ずるようなこともない。
【0025】また、この発明に係る記録再生装置では、
識別信号の消去期間中にアドレス信号が存在しない場合
に、移送手段によって、アドレス信号が存在する領域ま
で記録媒体と再生ヘッドが相対的に移送されることにな
る。
【0026】上記検出手段では、識別信号の消去期間中
に、アドレス信号がない領域をサーチする場合、識別信
号の先頭アドレスが読めず動作が続行できないという問
題が生じる可能性がある。しかし、この発明では、移送
手段によって、アドレス信号が存在する領域まで記録媒
体と再生ヘッドが相対的に移送されることになるため、
上記のような問題は生じず、確実に識別信号の消去動作
を行なうことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一つの実施の形
態を図1〜図4に基づいて詳しく説明する。
【0028】[回路構成]図1は、本実施の形態に係る
回路構成を示すもので、同図において、入力端子1から
のアナログ信号はローパスフィルタ2を通してアナログ
−デジタル変換器3に供給され、ここでアナログ信号よ
りデジタル信号に変換された後、スイッチ回路4の接点
a側を介して記録信号発生回路5に供給される。また、
スイッチ回路4を接点b側に切り換えることにより、デ
ジタル信号を記録信号発生回路5へ直接供給することも
可能である。
【0029】そして、この記録信号発生回路5では、タ
イミング発生回路7からのタイミング信号に基づいてデ
ータの誤り訂正符号の付加やインターリーブあるいは変
調を行なう等の信号処理を行なった後、スイッチ回路8
に供給する。
【0030】このスイッチ回路8は、回転磁気ヘッド1
1A,11Bを切り換えるものであって、タイミング信
号発生回路7からの切換え信号によって、ヘッド11A
のテープ当接期間を含む半回転期間とヘッド11Bのテ
ープ当接期間を含む半回転期間とで交互に切り換えられ
る。
【0031】このタイミング発生回路7は図示せずもパ
ルス発生器からの回転ヘッド11A,11Bの回転駆動
用モータの回転に同期して得られる回転ヘッド11A,
11Bの回転移送を示す30Hzのパルスが供給されて
いる。タイミング発生回路7からの切換え信号により切
り換えられたスイッチ回路8からの信号はアンプ9A,
9Bで増幅された後、それぞれスイッチ回路10A,1
0Bの接点R側を介して回転ヘッド11A,11Bに供
給され、リール12,13間に巻回された磁気テープ1
4に記録される。スイッチ回路10A及び10Bは、記
録時は接点R側に接続され、再生時には接点P側に切り
換えられる。
【0032】また、15A,15Bは、再生時にスイッ
チ回路10A,10Bが接点P側に切り換えたとき対応
する回転ヘッド11A,11Bからの再生出力が供給さ
れるアンプであって、これらのアンプ15A,15Bの
各出力は、スイッチ回路16に供給される。
【0033】スイッチ回路16は、タイミング信号発生
回路7からの30Hzの切換え信号により記録時と同様
にヘッド11Aのテープ当接期間を含む半回転期間と、
ヘッド11Bのテープ当接期間を含む半回転期間とで交
互に切り換えられる。
【0034】そして、スイッチ回路16で切り換えられ
た出力信号は電磁変換系を構成しているイコライザ1
7、比較器18及びPLL回路19を通じて誤り訂正回
路20に供給され、ここで必要に応じて誤り訂正がなさ
れる。そして、更にデジタル−アナログ変換器21に供
給され、ここでデジタル信号よりアナログ信号に変換さ
れた後、ローパスフィルタ22を通して出力端子23に
元のアナログ信号として取り出される。
【0035】また、デジタルデータを直接取り出したい
場合には、誤り訂正回路20の出力側の端子24より導
出することができる。
【0036】また、誤り訂正回路20の出力側にインタ
ーフェースとして働くサブコードマイクロコンピュータ
25が設けられ、ここで、プログラム番号やタイムコー
ド等を含むサブコード等が抜き取られてマイクロコンピ
ュータを用いたシステムコントローラ26に供給され
る。システムコントローラ26によって全体のシステム
が制御されるようになっている。
【0037】システムコントローラ26に対して操作に
必要な複数個のボタンが設けられ、ここでは代表的にプ
ログラムスタート識別信号消去用ボタン27、スキップ
識別信号消去用ボタン28のみを示す。
【0038】30は、システムコントローラ26により
制御されるドラムサーボ回路であって、このドラムサー
ボ回路30によって、回転ヘッド11A,11Bが取り
付けられているドラム(図示せず)を回転しているドラ
ムモータ31を制御するようにする。リール12,13
に対してリール駆動回路32が設けられ、このリール駆
動回路32からの駆動信号がリールモータ33,34を
介してリール12,13にそれぞれ供給される。リール
駆動回路32はシステムコントローラ26からのモード
切換信号に応じてリールモータ33,34に印加する駆
動信号のレベルを変えてやる。
【0039】35は、システムコントローラ26により
制御されるキャプスタンサーボ回路であって、このキャ
プスタンサーボ回路35によりキャプスタン36を回転
駆動するキャプスタンモータ37が制御される。また、
キャプスタン36に対して図示せずもピンチローラと、
これを弾性力に抗して制御するプランジャ回路が設けら
れる。
【0040】29は、スイッチ回路26の出力側に設け
られたRF信号のエンベロープを検出するためのRFエ
ンベロープ検波回路であって、このエンベロープ検波回
路29の出力がシステムコントローラ26に供給され
る。
【0041】[データの構成]1本のトラックに記録さ
れるデータの全体が1セグメントと称される記録データ
の単位量を1ブロックとする時に、1セグメントには、
196ブロック(7500μsec)のデータが含まれ
る。トラックの端部に相当する1セグメントの両端のそ
れぞれにマージン(11ブロック)が設けられる。この
マージンのそれぞれに隣接してサブコード1及びサブコ
ード2が記録される。この2つのサブコードは、同一の
データであって、二重記録がなされている。サブコード
は、プログラムナンバー、タイムコードである。サブコ
ードの8ブロックの記録領域の両側にPLLのラン・イ
ン区間(2ブロック)及びポスト・アンブル区間(1ブ
ロック)が配されている。
【0042】また、データの記録がなされないインター
・ブロック・ギャップが設けられ、3ブロックのインタ
ー・ブロック・ギャップに挟まれ、ATF用のパイロッ
ト信号が5ブロックにわたって記録されている。1セグ
メントの中央部の130ブロックの長さの領域内で、2
ブロックのPLLのラン・イン区間を除く128ブロッ
クの長さの領域に記録処理がなされたPCM信号が記録
される。このPCM信号は、回転ヘッドが1/2回転す
る時間のオーディオ信号と対応するデータである。
【0043】図2は、PCM信号の1ブロックのデータ
構成を示す。1ブロックの先頭に8ビット(1シンボ
ル)のブロック同期信号が付加され、次に8ビットのP
CM−IDが付加される。PCM−IDの次に、ブロッ
クアドレスが付加される。このPCM−ID及びブロッ
クアドレスの2シンボル(W1 及びW2 )に関して、単
純パリティのエラー訂正符号化の処理が行なわれ、8ビ
ットのパリティがブロックアドレスの次に付加される。
ブロックアドレスは、図3に示すように、最上位ビット
(MSB)を除く7ビットにより構成され、この最上位
ビットが“0”とされることにより、PCMブロックで
あることが示される。
【0044】7ビットのブロックアドレスが(00)〜
(7F)(16進表示)と順次変化する。ブロックアド
レスの下位3ビットが(000)(010)(100)
(110)の各ブロックに記録されるPCM−IDが定
められている。ブロックアドレスの下位3ビットが(0
01)(011)(101)(111)の各ブロックア
ドレスは、PCM−IDのオプショナルコードが記録可
能とされている。
【0045】PCM−ID中には、それぞれ2ビットの
ID1〜ID8と4ビットのフレームアドレスが含まれ
る。ID1〜ID7は、それぞれ識別情報が定義されて
いる。32個のID8により、パックが構成される。例
えば、ID1は、フォーマットIDであり、オーディオ
用か他の用途かがIDにより識別され、ID2により、
プリエンファシスのオン/オフとプリエンファシスの特
性が識別され、ID3により、サンプリング周波数が識
別される。上述のID1〜ID7とフレームアドレス
は、インターリーブペアのセグメントで同一のデータと
される。
【0046】[動作の説明]次に、図4を参照してこの
実施の形態に係る記録再生装置に動作を説明する。な
お、プログラムスタート識別信号とスキップ識別信号の
消去の動作はほぼ同一であるので、並行して説明する。
【0047】図4において、ステップ(イ)でプログラ
ムスタート識別信号消去用ボタン27又はスキップ識別
信号消去用ボタン28を押し、最初の手前の識別信号
(ID)を消す。ステップ(ロ)で3倍速又は16倍速
のリバースモードとなし、テープ14を反転し、識別信
号をサーチする。ステップ(ハ)でサブコードマイコン
25を介してシステムコントローラ26において識別信
号が“1”から“0”に変化したか否かをチェックし、
変化しなければ変化するまで待ち、変化したらステップ
(ニ)で反転した状態で0.5秒待ち、即ち0.5秒の
間にATFがロックした等のシステムの立ち上がりを確
認してステップ(ホ)でフォワードモードに入る。
【0048】ステップ(ヘ)で識別信号が“0”から
“1”に変化したか否かをシステムコントローラ26に
おいてチェックし、変化しなければ変化するまで待ち、
変化したらステップ(ト)でその変化した点でのフレー
ムアドレスをシステムコントローラ26において記憶す
る。なお、スキップ識別信号の消去の場合、フレームア
ドレスの他に他のサブコード、例えば1フレーム分のプ
ログラムスタート識別信号やプログラムナンバーあるい
はタイムコードをも記憶する。
【0049】ステップ(チ)でリバースモードに入り、
1倍速で先に記憶したフレームアドレスをチェックしな
がら戻り、ステップ(リ)で識別信号が“1”から
“0”に変化したか否か、またフレームアドレスが存在
しているか否かをシステムコントローラ26で確認し、
NOであれば動作を続行し、YESであればステップ
(ヌ)で1.5秒待ってシステムの立ち上がりを見て、
ステップ(ル)でフォワードに入る。
【0050】そして、フレームアドレスを読みながらテ
ープ14をフォワード方向に送る。そして、ステップ
(ヲ)で現在読んでいるフレームアドレスが先に記憶し
たフレームアドレスの2フレーム前か否かをシステムコ
ントローラ26でチェックする。2フレーム前でなけれ
ば2フレーム前になるまで待ち、2フレーム前になった
らステップ(ワ)に進む。
【0051】ステップ(ワ)で“0”のデータを所定時
間アフレコする。即ち、プログラムスタート識別信号消
去の場合、プリアンブル2フレーム分、プログラムスタ
ート識別信号300フレーム分、ポストアンブル30フ
レーム分の合計332フレームに対して“0”のデータ
がアフレコされる。
【0052】また、スキップ識別信号消去の場合、プリ
アンブル2フレーム分、スキップ識別信号30フレーム
分、ポストアンブル3フレーム分の合計35フレームに
対して“0”のデータがアフレコされる。また、このス
キップ識別信号消去の場合、他の識別信号は記憶したも
のがそのままアフレコされ、タイムコードは内挿でイン
クリメントされる。
【0053】ステップ(カ)でプログラムスタート識別
信号消去の場合は332フレーム、スキップ識別信号消
去の場合は35フレーム経過したか否かをシステムコン
トローラ26において判断し、経過していなければ経過
するまで待ち、経過したらステップ(ヨ)でアフレコを
中止する。そして、ステップ(タ)で停止又はフォワー
ド等任意のモードに入り、ステップ(レ)でリターンす
る。
【0054】また、消去動作中、上述の如くフレームア
ドレスを読んでいるが、信号が記録されていない部分で
はこれが読めず動作が続行できない。そこで、本実施の
形態では、無信号部に入った場合、直ちにフォワードモ
ードに入ることにより、無信号部での動作を可能にす
る。
【0055】即ち、ステップ(ソ)でシステムコントロ
ーラ26にエンベロープ検波回路29から供給されてい
るRF信号がなくなると、ステップ(ツ)で識別信号を
消去中か否かをシステムコントローラ26において確認
し、そうであればステップ(ネ)で直ちにフォワードモ
ードに入り、ステップ(ナ)でATFロックしたか否か
をシステムコントローラ26で判断し、ATFロックし
ていなければロックするまで待ち、ロックしたらステッ
プ(ワ)に進み、以後上述と同様の動作を繰り返す。ま
た、ステップ(ツ)で識別信号を消去中でなければ、直
ちにステップ(ラ)に進んでリターンする。
【0056】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る記録再生装
置によれば、情報プログラムと該情報プログラムの識別
信号とが記録された記録媒体から上記識別信号を消去す
る記録再生装置において、上記記録されている識別信号
の先頭アドレスを検出する検出手段と、上記検出手段に
て上記識別信号の先頭アドレスが検出されるまでの期
間、上記記録媒体と再生ヘッドを相対的に移送する移送
手段と、上記検出手段にて検出した上記識別信号の先頭
アドレスを記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶し
た上記識別信号の先頭アドレスに基づいて所定時間、上
記識別信号を消去する識別信号消去手段とを備え、上記
識別信号の消去期間中にアドレス信号が存在しない場合
に、上記移送手段が、上記記録媒体と再生ヘッドをアド
レス信号が存在する領域まで相対的に移送するようにし
たので、プログラムスタート識別信号又はスキップ識別
信号の位置のサーチや消去を自動的に行なうことによ
り、サーチするための煩わしさ、消去、開始、終了のタ
イミングの難しさをなくし、小さな消し残しをなくして
確実に所望の識別信号を消去することができ、しかも、
消去する期間にRF信号がない(つまり無音)の場合
に、そのRF信号の無い期間をスキップして上記識別信
号の消去を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生装置の一つの実施の形態
(以下、単に実施の形態に係る記録再生装置と記す)を
示す回路構成図である。
【図2】本実施の形態に係る記録再生装置によって磁気
テープに記録されるPCMブロクの記録フォーマットを
示す線図である。
【図3】本実施の形態に係る記録再生装置によって磁気
テープに記録されるPCMブロクの記録フォーマットの
うち、PCM−ID(W1 )とブロックアドレス
(W2)のフォーマットを示す線図である。
【図4】本実施の形態に係る記録再生装置の処理動作、
特にプログラムスタート識別信号及びスキップ識別信号
の消去動作を示すフローチャートである。
【図5】回転ヘッド式PCMオーディオ信号の記録再生
装置に用いられるテープフォーマットの一例を示す図で
ある。
【図6】記録トラックのサブコード領域に記録される構
成のフォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
5 記録信号発生回路 11A,11B 回転ヘッド 12,13 リール 14 磁気テープ 20 誤り訂正回路 25 サブコードマイクロコンピュータ 26 システムコントローラ 27 プログラムスタート識別信号消去用ボタン 28 スキップ識別信号消去用ボタン 29 RFエンベロープ検波回路 30 ドラムサーボ回路 31 ドラムモータ 32 リール駆動回路 33,34 リールモータ 35 キャプスタンサーボ回路 37 キャプスタンモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報プログラムと該情報プログラムの識
    別信号とが記録された記録媒体から上記識別信号を消去
    する記録再生装置において、 上記記録されている識別信号の先頭アドレスを検出する
    検出手段と、 上記検出手段にて上記識別信号の先頭アドレスが検出さ
    れるまでの期間、上記記録媒体と再生ヘッドを相対的に
    移送する移送手段と、 上記検出手段にて検出した上記識別信号の先頭アドレス
    を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶した上記識別信号の先頭アドレスに
    基づいて所定時間、上記識別信号を消去する識別信号消
    去手段とを備え、 上記識別信号の消去期間中にアドレス信号が存在しない
    場合、上記移送手段は、上記記録媒体と再生ヘッドをア
    ドレス信号が存在する領域まで相対的に移送することを
    特徴とする記録再生装置。
JP7217706A 1995-08-25 1995-08-25 記録再生装置 Expired - Fee Related JP2541514B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7217706A JP2541514B2 (ja) 1995-08-25 1995-08-25 記録再生装置

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JP7217706A JP2541514B2 (ja) 1995-08-25 1995-08-25 記録再生装置

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JP61142242A Division JP2550529B2 (ja) 1986-06-17 1986-06-18 記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH0850745A JPH0850745A (ja) 1996-02-20
JP2541514B2 true JP2541514B2 (ja) 1996-10-09

Family

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